JPH03227119A - Ecl論理回路 - Google Patents

Ecl論理回路

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JPH03227119A
JPH03227119A JP2021557A JP2155790A JPH03227119A JP H03227119 A JPH03227119 A JP H03227119A JP 2021557 A JP2021557 A JP 2021557A JP 2155790 A JP2155790 A JP 2155790A JP H03227119 A JPH03227119 A JP H03227119A
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毅 菅生
Yasuhiro Sugimoto
泰博 杉本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はE CL (Emitter Couple
d Logic)論理回路の改良に関する。
(従来の技術) 非飽和型論理回路としてECL論理回路が知られている
。ECL論理回路は、エミッタが結合されたトランジス
タ差動対のエミッタ電流を2つのトランジスタのベース
電位を切換えることで論理機能を実現する。このECL
論理回路は、トランジスタのスイッチングを非飽和状態
で行えるため、高速スイッチングが可能である。
第2図は従来のECL論理回路の構成を示す回路図であ
り、ECL論理回路によってインバータ回路を構成した
ものである。差動対を構成するNPN )ランジスタ2
1.22の両エミッタは共通に接続され、定電流源23
及び定電圧源24を介して接地電圧VSSに接続されて
いる。上記トランジスタ21のベースは入力端子INに
接続され、コレクタは抵抗25を介して接地電圧VSS
に接続されている。
上記トランジスタ22のベースと接地電圧VSSとの間
には定電圧源26が挿入され、このトランジスタ22の
コレクタは抵抗27を介して接地電圧VSSに接続され
ている。
上記トランジスタ21のコレクタには出力用のNPN 
)ランジスタ28のベースが接続されている。
このトランジスタ28のコレクタは接地電圧VSSに接
続され、エミッタは抵抗29及び定電圧源30を介して
接地電圧VSSに接続されている。前記抵抗29の一端
とトランジスタ28のエミッタ接続点は、出力端子OU
 T’lに接続され、この出力端子0UT1には、負荷
容量31で表す例えば外部回路32の入力端が接続され
ている。
上記構成の回路において、出力端子0UT1における出
力波形の立上がりの速度は、負荷容量31へのエミッタ
ホロワからの電流の流し込みによって決定される。つま
り、出力用トランジスタ28のベースに流す電流を増大
させることにより、その速度を速めることができる。
一方、出力端子0UT1における出力波形の立下がりの
速度は、負荷容量31の放電速度、すなわち、負荷容量
31と抵抗29で決定される時定数によって規定される
従って、出力波形の応答速度を速めるためには、抵抗2
9の抵抗値を小さくして、時定数を小さくすればよい。
しかしながら、抵抗29の抵抗値を小さくすると、トラ
ンジスタ28におけるエミッタフォロワの電流が増大し
、消費電力が大きくなる。このため、従来回路では、消
費電力を増大させずに出力の立下がりの速度を高速化す
ることができないものであった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来のECL論理回路では、消費電力を増大
させずに応答速度を高速化することが困難であるという
欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、高速動作及び低消費電力を実現でき
るECL論理回路を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明のECL論理回路は、エミッタが結合され差動
対を構成する第1、第2のトランジスタと、前記第1の
トランジスタのベースに接続された入力端子と、前記第
1のトランジスタのコレクタにベースが接続され、エミ
ッタが出力端子に接続された第3のトランジスタと、前
記第2のトランジスタのコレクタにダイオードを介して
ベースが接続され、コレクタが前記出力端子に接続され
た第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタのコ
レクタ電流に応じて前記第2のトランジスタのコレクタ
電流を制限する制限回路とを具備していることを特徴と
している。
(作 用) この発明では出力の立下がり時において、第4のトラン
ジスタにより瞬時に、出力端子に接続される負荷容量を
放電させる。その後、制限回路の動作によって、出力端
子を直接放電させる第4のトランジスタのコレクタ電流
が制限され、無駄な消費電力を削減する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
第1図はこの発明に係るECL論理回路の一実施例によ
る構成を示す回路図であり、ECL論理回路によってイ
ンバータ回路を構成したものである。
差動対を構成するNPNトランジスタ1.2の両エミッ
タは共通に接続され、定電流源3及び定電圧源4を介し
て接地電圧Vssに接続されている。
上記トランジスタ1のベースは入力端子INが接続され
、コレクタは抵抗5を介して接地電圧Vssに接続され
ている。上記トランジスタ2のベースと接地電圧Vss
との間には定電圧源6が挿入されている。このトランジ
スタ2のコレクタは抵抗7゜8を直列に介して接地電圧
Vssに接続されている。
上記トランジスタ1のコレクタには出力用のNPN)ラ
ンジスタ9のベースが接続されている。
このトランジスタ9のコレクタは接地電圧VSSに接続
され、エミッタは出力端子OUTに接続されている。
上記抵抗8と7との接続点には、NPN )ランジスタ
10のコレクタが接続されている。このトランジスタ1
0のエミッタは出力端子OUTに接続され、ベースは定
電圧源11を介して接地電圧Vssに接続されている。
上記トランジスタ2のコレクタには、ダイオード12の
アノードが接続され、このダイオード12のカソードは
NPN )ランジスタ13のベースに接続されている。
このトランジスタ13のコレクタは前記出力端子OUT
に接続され、エミッタは抵抗14を介してベースに接続
されると共に定電圧源15を介して接地電圧VSSに接
続されている。
上記構成において回路の動作を説明する。入力端子IN
に立上がりの信号が入力されると、差動対のトランジス
タ1がオン状態となり、トランジスタ2のコレクタの電
位は上昇する。すると、このコレクタ電位に応じてダイ
オード12に電流が流れてトランジスタ13がオン状態
となり、このトランジスタ13のコレクタ電位は低下す
る。従って、このトランジスタ13のコレクタにエミッ
タが接続されたトランジスタ10がオン状態になる。こ
の結果、トランジスタ2のコレクタ電位が低下するので
、トランジスタ13のベース電位が低下する。よって、
出力OUTのレベルは立下がり状態に保持される。
このように動作することにより、トランジスタ13のベ
ースには微分パルスが入力されたことになり、瞬間的に
大電流をトランジスタ13のコレクタに流し、定常的に
トランジスタ13のコレクタに大電流を流し続けること
はない。従って、消費電力を低減することができる。し
かも、出力の立下がり始めはトランジスタ13のオンに
より、急速に出力端子OUT側の電流を引き始めるため
、高速動作が可能である。
なお、トランジスタ10がオン、オフするタイミングは
抵抗7.8の分割抵抗の値及び定電圧源10によって決
定される。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、高速動作及び低
消費電力が実現されるECL論理回路を提供することが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による構成の回路図、第2
図は従来のECL回路の構成を示す回路図である。 1、 2. 9.10.13・・・NPN トランジス
タ、3・・・定電流源、4.6.11.15・・・低電
圧源、5゜7、8.14・・・抵抗、12・・・ダイオ
ード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エミッタが結合され差動対を構成する第1、第2
    のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのベースに接続された入力端子
    と、 前記第1のトランジスタのコレクタにベースが接続され
    、エミッタが出力端子に接続された第3のトランジスタ
    と、 前記第2のトランジスタのコレクタにダイオードを介し
    てベースが接続され、コレクタが前記出力端子に接続さ
    れた第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタの
    コレクタ電流に応じて前記第2のトランジスタのコレク
    タ電流を制限する制限回路と を具備したことを特徴とするECL論理回路。
  2. (2)前記制限回路は、前記第2のトランジスタの負荷
    抵抗素子を分割して決定する所定の電位点と前記出力端
    子との間にコレクタ、エミッタ間が挿入接続され、所定
    のベース電位でバイアスされる第5のトランジスタで構
    成されていることを特徴とした請求項1記載のECL論
    理回路。
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