JP2805949B2 - スイッチング出力回路 - Google Patents

スイッチング出力回路

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JP2805949B2
JP2805949B2 JP2011325A JP1132590A JP2805949B2 JP 2805949 B2 JP2805949 B2 JP 2805949B2 JP 2011325 A JP2011325 A JP 2011325A JP 1132590 A JP1132590 A JP 1132590A JP 2805949 B2 JP2805949 B2 JP 2805949B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主としてゲート回路の駆動及びパワー電界効
果型トランジスタの駆動等パルス出力を得るためのスイ
ッチング出力回路に関するものである。
従来の技術 第8図は、従来のTTL出力段に用いられているスイッ
チング出力回路である。NPN型トランジスタ1のエミッ
タは抵抗2を介して直流電源3の一端に接続され、トラ
ンジスタ1のコレクタは抵抗4を介して直流電源3の他
端に接続され、NPN型のトランジスタ5のベースはトラ
ンジスタ1のコレクタに接続されている。この場合の抵
抗4は、トランジスタ5のベースに電流を供給するため
の電流供給手段となる。トランジスタ5のコレクタは直
流電源3の他端に接続され、エミッタは抵抗6を介して
直流電源3の一端に接続されている。NPN型のトランジ
スタ7のベースはトランジスタ5のエミッタに、コレク
タは直流電源3の他端に接続されている。NPN型のトラ
ンジスタ8のベースはトランジスタ1のエミッタに、エ
ミッタは直流電源3の一端に、コレクタはトランジスタ
7のエミッタに接続され、トランジスタ7のエミッタと
トランジスタ8のコレクタの共通点より出力が取り出さ
れる。
次に動作について説明する。まず、トランジスタ1の
ベースに電圧VBOFF(トランジスタがオフとなるベース
・VEE間電圧)が印加された場合、トランジスタ1、8
はオフ状態、トランジスタ5、7はオン状態となり出力
はハイレベル(H)状態となる。
次にトランジスタ1のベースに電圧VBON(トランジス
タがオンとなるベース・VEE間電圧)が印加された場
合、トランジスタ1、8はオン状態、トランジスタ5、
7はオフ状態となり出力ローレベル(L)状態となる。
トランジスタ1のベースに電圧VBON、電圧VBOFFを交
互に印加したすなわちパルスを印加した場合のトランジ
スタ1のオン、オフ状態、トランジスタ8のオン、オフ
状態、トランジスタ7のオン、オフ状態、出力電圧V
O(Hレベル、Lレベル)VCCからトランジスタ7、8を
経て直流電源3の一端VEEへ流れる貫流電流ITの波形を
それぞれ第9図のタイミングチャートに示す。
一般にトランジスタがオンからオフに変化するすなわ
ちターンオフする場合、ベース蓄積電荷のために遅延時
間(以後蓄積効果と言う)を生じるが、オフからオンに
変化するすなわちターンオンする場合には、トランジス
タの遅延時間は非常に短かいが、ベース・エミッタ間に
は無視できない程度の大きなジャンクション容量が存在
し、その容量を充電するための時間は無視できない程度
で、ターンオフする場合の遅延時間(以後ベース充電効
果と言う)となる。
ベース蓄積電荷を放電するために付けられたのが抵抗
2、6で、蓄積効果を小さくするため、抵抗6を小さく
すると消費電力が増大し、又、抵抗2を小さくするとト
ランジスタ1のコレクタ電流を大きくする必要があるの
でやはり消費電力が増大する。抵抗2、6を小さくする
には限度があり、やはり大きな蓄積効果を生じてしま
う。
第9図のタイミングチャートにおいて、トランジスタ
1のベース電圧がVB1OFFからVB1ONに変化しトランジス
タ1が時刻TSにおいてターンオンした場合、トランジス
タ8はベース充電効果のため時間TC4だけ遅れてオンと
なる。一方トランジスタ7はトランジスタ5、7両者の
蓄積効果のため相当の遅延時間TF3を経過してオフとな
る。よってTF3-TC4の時間帯ではトランジスタ7、8が
同時オンとなり直流電源3のVCCからVEEへトランジスタ
7、8を過て貫通電流TTが流れる。又、トランジスタ1
のベース電圧がVBONからVBOFFに変化して時刻TFにおい
てトランジスタ1がターンオフした場合、トランジスタ
8は同様に蓄積効果のため遅延時間TF4だけ遅れてオフ
となる。一方トランジスタ7はトランジスタ5、7のベ
ース充電効果による遅延時間TC3だけ遅れてオンとな
る。よってTF4-TC3の時間帯では同様にトランジスタ
7、8が同時オンとなり貫通電流IT流れ、第9図ITの波
形となる。
発明が解決しようとする課題 この貫通電流は消費電力の増大をまねき、IC化した場
合等、パッケージの大型化等の問題となったり又、この
貫通電流はスイッチング周波数に比例するので高速化が
できなくなる等の問題があった。特に本スイッチング出
力回路でパワー電界効果型トランジスタを駆動する場合
には、電界効果型トランジスタのゲート静電容量が大き
いのでトランジスタ7、8をエミッタ面積の大きいトラ
ンジスタにする必要がある。このような場合には貫通電
流のピーク値が増々大きくなり、(数百mA〜数A程度)
暴大な消費電力となるので、とても普通のパッケージの
ICに実装することは不可能である。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので高周波でスイッチング動作をしても貫通電流が
ほとんどなく消費電力を抑えたスイッチング出力回路を
得ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、直流電源と、ト
ランジスタのベースに電流を供給するための電流供給手
段と、コレクタが前記電流供給手段に接続され、ベース
に入力されるパルス信号により導通、非導通となる第1
のトランジスタと、ベースが前記第1のトランジスタの
コレクタと前記電流供給手段に、コレクタが前記直流電
源の一端に接続された第2のトランジスタと、ベースが
前記第2のトランジスタのエミッタにコレクタが前記直
流電源の一端に接続された第3のトランジスタと、ベー
スが前記第1のトランジスタのエミッタに、エミッタが
前記直流電源の他端に接続された第4のトランジスタを
有し、前記第3のトランジスタのエミッタと前記第4の
トランジスタのコレクタの共通点より出力を得るととも
に、前記第3のトランジスタのベースと前記直流電源の
他端間に接続された、電圧降下素子と第5のトランジス
タのコレクタ、エミッタとの直列回路で構成される第3
のトランジスタのベース蓄積電荷放電回路と前記第4の
トランジスタのベース、エミッタ間にコレクタ、エミッ
タが接続された第6のトランジスタで構成される第4の
トランジスタのベース蓄積電荷放電素子を有し、前記第
5のトランジスタには、前記第2のトランジスタに対し
て同位相、前記第6のトランジスタには、前記第1のト
ランジスタに対して逆位相のパルスをそれぞれのベース
に入力するように構成したものである。
作用 本発明の第5のトランジスタ電圧降下素子及び第6の
トランジスタによる構成により第3のトランジスタ及び
第4のトランジスタのベース蓄積電荷の放電を行い、蓄
積効果による遅延時間を低減させるので、貫通電流を低
減することとなる。
又、本発明の構成により第3及び第4のトランジスタ
のオン、オフのタイミングを所望時間だけずらせ、第3
及び第4のトランジスタの同時導通時間を低減させるの
で、貫通電流を低減又は極小にすることが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例の構成について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例によるスイッチング出
力回路を示す回路図である。10、11、12、13はNPN型の
第1、第2、第3、第4のトランジスタで従来例と同様
の構成である。14はNPN型の第5のトランジスタ、15は
ダイオードであり、電圧降下素子として使っている。16
はNPN型の第6のトランジスタで、第5のトランジスタ1
4は第1のトランジスタ10と同位相でオン、オフするの
に対し第6のトランジスタ16はそれと逆位相でオン、オ
フするようにベースにパルスが印加される。又、17は直
流電源、18は第2のトランジスタ11のベース(第4のト
ランジスタ13のベース)に電流を供給するための電流源
として働く電流供給手段である。
次に動作について説明する。第2図は第1図の回路の
動作を説明したタイムチャートであり、トランジスタ10
〜14、16についてはそれぞれのトランジスタのオン、オ
フ状態の変化を示し、出力電圧VO及び貫通電流ITについ
ては電圧及び電流の変化を示している。尚、第1、第5
のトランジスタ10,14と第6のトランジスタ16について
は実際にはベース充電効果による遅れと蓄積効果による
遅れ時間が存在するが、それらが一応等しくなると仮定
するとその遅れは相殺されるので第2図では無視してい
る。
第1〜第4のトランジスタ10〜13の基本的な動作につ
いては省略し、異なる点のみ説明をする。まず第1のト
ランジスタ10のベースに印加される電圧がVBOFFからVBO
Nに変化して時刻TSにおいて第1のトランジスタ10がタ
ーンオフとなり、次段に接続された第4のトランジスタ
13はベース充電効果のため時間TC4だけ遅れてターンオ
ンとなる。尚この場合の遅れ時間は従来例と同じであ
る。一方第3のトランジスタ12は第2、第3のトランジ
スタ11、12蓄積効果のため時間TF3だけ遅れてオフとな
る。
従来例のTF3に比べて第1図、第2図の実施例のTF3
非常に短かくなっている理由を以下に述べる。従来例の
場合、第8図のトランジスタ7のベース、VEE間には抵
抗6が接続されているだけなのでトランジスタ7の蓄積
効果は大きくなる。それに対し第1図の実施例では、第
2のトランジスタ11が完全にオフになる以前に第5のト
ランジスタ14によってVEEレベル+VD1(ダイオード15の
順方向降下電圧)の電位に強制的に落とし、かつ第4の
トランジスタ13のコレクタVEE間に存在するジャンクシ
ョン容量及び出力に接続される負荷容量(普通この種の
出力端子には次段にゲート回路や電界効果型トランジス
タのスイッチング素子が接続されるがその入力には必ず
入力容量が存在する。特に電界効果型トランジスタの場
合かなり大きなものとなる。)に充電された電圧(第3
のトランジスタ12がオフする前の状態は出力はHレベル
となっている。)により第3のトランジスタ12のベー
ス、エミッタ間に逆バイアスがかかり、かつベース、エ
ミッタ間は低インピーダンスで結ばれるので第3のトラ
ンジスタ12の蓄積効果は非常に小さくなる。
一方第2のトランジスタ11においては、従来例では、
トランジスタ5のベースはトランジスタ1によってVEE
レベルに強制的にショートされる(トランジスタ1のエ
ミッタ電位はトランジスタ1がオンになったばかりの瞬
間ではトランジスタ8のベース充電効果が大きいので、
またVEE電位である)がトランジスタ5のエミッタには
抵抗6があるだけで、トランジスタ5のエミッタ、トラ
ンジスタ7のベースにはVEEに対して大きなジャンクシ
ョン容量がなく、ベース、エミッタ間に逆バイアスがか
かりにくい。それに対し第1図の実施例では、ダイオー
ド15のアノード側(ダイオード15を構成しているトラン
ジスタのコレクタ)、VEE間及び第5のトランジスタ14
のコレクタ、VEE間とダイオード15の両端子間には比較
的大きなジャンクション容量が存在し、ベース、エミッ
タ間に強い逆バイアスをかけることができ、第2のトラ
ンジスタ11の蓄積効果も非常に小さくなる。これらの理
由により第1の実施例のTF3は非常に短かくなるのであ
る。
次に第2図の時刻TFにおいて第1のトランジスタ10の
ベースに印加される電圧がVBONからVBOFFに変化して第
1のトランジスタ10がターンオフになり、次段に接続さ
れた第2、第3のトランジスタ11、12がターンオフとな
る。この際充電効果によりTC3の遅れが生じるがこれは
従来例と全く変わりはない。第1のトランジスタ10がオ
フすると第4のトランジスタ13のベース電流は供給され
なくなり、第4のトランジスタ13は蓄積効果のため長い
遅れ時間の後ターンオフとなるはずであるが、第1図の
回路では第4のトランジスタ13のベース、エミッタ間に
第6のトランジスタ16が接続され、第1のトランジスタ
10がターンオフとなると同時に第6のトランジスタ16が
ターンオンとなるので、第4のトランジスタ13のベー
ス、エミッタ間は低インピーダンスでショート状態とな
り蓄積効果は非常に小さくなり、従来例のTF4に対し実
施例(第1図)のTF4は非常に短かくなる。
一方貫通電流は第3、第4のトランジスタ12、13が同
時オンしている時、すなわち第2図のTF3-TC4、TF4-TC3
の時間に流れ、第2図のITで示す波形となり、従来例の
第9図と比較すると、貫通電流の流れている時間及びそ
のピーク電流が非常に小さくなり、それによるパワーロ
スが軽減されていることがわかる。尚、貫通電流が流れ
ている時間に比例してピーク電流が小さくなるのは、実
際には第3、第4のトランジスタ12、13のオン、オフが
瞬時に起こるのではなく、ある時間を要して、能動領域
を通過してオン、オフが起こることに起因する。
第3図は第1図の実施例のダイオード15を除いた回路
図である。次にダイオード15(電圧降下素子)の役割に
ついて説明する。第1、第5のトランジスタ10、14がオ
ン、第6のトランジスタ16がオフの状態(出力電圧VO
Lレベルの状態)では当然第2、第3のトランジスタ1
1、12はオフ、第4のトランジスタ13はオンとなる。そ
して第4のトランジスタ13のベース、エミッタ間にはV
BE4なる順方向降下電圧(約0.7V)が、又第1のトラン
ジスタ10のコレクタ、エミッタ間には、VCE1なるコレク
タ、エミッタ間飽和電圧が存在するので、第2のトラン
ジスタ11のベース電位はVEEを基準に考えるとVBE4+V
CE1となる。そして、第5のトランジスタ14のコレク
タ、エミッタ間にはVCE5なるコレクタ、エミッタ間飽和
電圧が存在するので第2のトランジスタ11のエミッタ電
位はVCE5となる。従って第2のトランジスタ11のベー
ス、エミッタ間には、VBE4+VCE1−VCE5なる電圧が印加
されることになる。第1、第5のトランジスタ10、14の
VCE1とVCE5がほぼ同じ電圧であると仮定すると、第2の
トランジスタ11のベース、エミッタ間にはVBE4(0.7V)
と等しい電圧が印加され、トランジスタ11は順バイアス
となる。その結果第1、第5のトランジスタ10、14がオ
ン、第6のトランジスタ16がオフすなわち出力がLレベ
ルの状態では常時第2のトランジスタ11のコレクタ電流
が第5のトランジスタ14を介してVEEに流れ、貫通電流I
T2として消費される。
第3図のダイオード15のない回路では、第1図の回路
と同様に第3、第4のトランジスタ12、13を通って流れ
る貫通電流を抑えることはできるが、それと裏腹に第
2、第5のトランジスタ11、14を通って貫通電流が流れ
るという新しい問題を持つことになる。
第4図は、第2の実施例であり、第6のトランジスタ
16の動作に対し第1、第5のトランジスタ10、14の動作
を若干遅らせたものであり、第7、第8のトランジスタ
19、20は若干の遅れ時間を持たせるためと、第1、第5
のトランジスタ10、14のベースに印加するパルスを第6
のトランジスタ16のベースに対し逆位相にする位相反転
機能を持たせるために追加した。又、電流供給手段21、
22をそれぞれ第1、第5のトランジスタ10、14のベース
電流の供給源として設けたものであり、第6、第7、第
8のトランジスタ16、19、20のベースに共通にパルスを
印加する構成としたものである。
まず時刻TSにおいて第7、第8、第6のトランジスタ
19、20、16のベース電圧がVBONからVBOFFに変化して第
7、第8、第6のトランジスタ19、20、16がターンオフ
となる動作から説明する。第1、第5のトランジスタ1
0,14は時刻TSよりベース充電効果によるTC1、TC5なる時
間遅れてオンとなる。又、第2のトランジスタ11は第1
のトランジスタ10がオンした後、蓄積効果による遅れの
後、オフとなり第3のトランジスタ12は第5のトランジ
スタ14がオンした後蓄積効果によるTF3なる時間遅れて
オフとなる。第4のトランジスタ13は第1のトランジス
タ10がオンになってからベース充電効果によるTC4なる
時間遅れてオンとなる。従って、貫通電流ITは第3、第
4のトランジスタ12、13が共にオンの時間、すなわちT
C5+TF3−TC1−TC4なる時間のみ流れることになる。こ
れは、第1図、第2図の場合と比較するとTC5とTC1が同
じ遅れ時間であると仮定するとTC1及びTC5の遅れ時間分
全体に遅れているだけで貫通電流としては全く差はな
い。
次に時刻TFにおいて第7、第8、第6のトランジスタ
19、20、16のベース電圧がVBOFFからVBONに変化して第
7、第8、第6のトランジスタ19、20、16がターンオフ
となる動作を説明する。第1、第5のトランジスタ10,1
4は時刻TFより蓄積効果によるTF1、TF5なる時間遅れて
オフとなる。又、第3のトランジスタ12は第2、第3の
トランジスタ11、12のベース充電効果によるTF1又はTF5
のいずれか大きい方よりさらにTC3なる時間遅れてオン
となる。(第1、第5のトランジスタ10、14共にオフに
なるまで第3のトランジスタ12はオンしないから)時刻
TFにおいて、第1のトランジスタ10はまだオフしていな
いので第4のトランジスタ13はベース電流の供給を受け
ようとするが、時刻TFにおいて第6のトランジスタ16が
オンとなるので、第1のトランジスタ10のエミッタ電流
は第6のトランジスタ16の方に流れて第4のトランジス
タ13のベースへは供給されなくなり、時刻TFより第4の
トランジスタ13の蓄積効果によるTF4なる時間遅れてト
ランジスタ13はオフとなる。従って貫通電流ITは第3、
第4のトランジスタ12、13が共にオンの時間、すなわち
TF4-TF1又はTF5のいずれか大きい方−TC3なる時間のみ
流れることになる。これは第1図、第2図の場合に比較
するとさらに貫通電流の流れている時間も短かくなり、
又、そのピーク電流もさらに小さくなる。
次に第3の実施例について説明する。回路は第4図と
同様の構成とし、電流供給手段21、22の電流値を、第1
のトランジスタ10及び第5のトランジスタ14を駆動する
ために必要なベース電流に対して必要以上に増加させる
ことにより貫通電流の低減を図ったものである。
先ず電流供給手段22の電流値を増加させた場合、第5
のトランジスタ14のベース電流が大きくなり、第5のト
ランジスタ14の飽和度が上がるので、第5のトランジス
タ14の蓄積効果が大きくなり、第5のトランジスタ14の
ターンオフ時(出力電圧VOの立上り時)の貫通電流の流
れる時間はTF4-TF1又はTF5のいずれか大きい方−TC3
あるから貫通電流の流れる時間は第2の実施例よりさら
に短かくなることがわかる。
一方、第5のトランジスタ14のターンオフ時において
は電流供給手段22の電流値を上げた場合、第5のトラン
ジスタ14のベース電流は大きくなり、第5のトランジス
タ14のベース充電効果による遅れ時間TC5は小さくな
る。第5のトランジスタ14のターンオフ時(出力電圧VO
の立下り時)の貫通電流の流れる時間はTC5+TF3−TC1
−TC4であるから、貫通電流の流れる時間は第2の実施
例よりさらに短かくなることがわかる。
次に電流供給手段21の電流値を上げた場合も第1のト
ランジスタ10のターンオフ時(出力電圧VOの立上り時)
において前途の第5のトランジスタ14と同様のように第
2の実施例よりもさらに貫通電流の流れる時間を小さく
することができる。尚貫通電流の流れる時間が小さくな
れば貫通電流のピーク値も小さくなることは言うまでも
ない。
又、電流供給手段21、22の両者の電流値を上げた場合
も同様の動作となり同様の効果を得ることができる。
次に第4の実施例について説明する。回路は第4図と
同様の構成とし、第1、第5、第6のトランジスタ10、
14、16のエミッタ面積第5、第6のトランジスタ10、1
4、16に流すエミッタ電流に必要なエミッタ面積に対し
て必要以上に大きくし、貫通電流の低減を図ったもので
ある。
先ず第1のトランジスタ10のエミッタ面積を大きくす
る。第1のトランジスタ10のターンオフ時(出力電圧VO
の立上り時)には、前述の電流供給手段21の電流値を上
げた時と同様に第1のトランジスタ10の蓄積効果が大き
くなり、貫通電流の低減を図ることができる。
一方第1のトランジスタ10のターンオフ時(出力電圧
VOの立下り時)には、エミッタ面積が大きくなっている
ことから、ベース充電効果が大きくなり、第5図のTC1
が大きくなる。貫通電流が流れる時間はTC5+TF3−TC1
−TC4となるので、貫通電流が流れる時間が短かくな
り、貫通電流の低減を図ることができる。
次に第5のトランジスタ14のエミッタ面積を大きくす
る。第5のトランジスタ14のターンオフ時(出力電圧VO
の立上り時)には、前述の電流供給手段22の電流値を上
げた時と同様に第5のトランジスタ14の蓄積効果が大き
くなり、貫通電流の低減を図ることができる。以上の構
成により第3の実施例と同様の効果を発揮することがで
きるが、第4の実施例は電流供給手段の電流値を上げな
くても良いので消費電力の低減としては、第3の実施例
より効果が大きい。
次に第6のトランジスタ16のエミッタ面積を大きくす
る。この場合の動作を第6図に従って説明する。第6の
トランジスタ16がターンオフとなる時(出力電圧VOの立
下り時)において、大きなエミッタ面積を有する第6の
トランジスタ16は大きな蓄積効果を持つので、第6図の
TF6なる遅れ時間の後オフとなる。そのために、その時
点では第1のトランジスタ10は既にオンになっており第
4のトランジスタ13のベース電流を供給しようとする
が、第6のトランジスタ16がその時点までオンになって
おり、第4のトランジスタ13のベース、エミッタ間をシ
ョートしているので、第4のトランジスタ13はオンしな
い。TSより蓄積効果によるTF6なる時間遅れた後第6の
トランジスタ16がオフになり第4のトランジスタ13のベ
ース電流の供給が開始され、さらにベース充電効果によ
るTC4なる遅れ時間の後第4のトランジスタ13はオンと
なる。従って貫通電流の流れる時間は、TC5+TF3−TF6
−TC4となり、TF6が大きい場合には貫通電流の流れる時
間は非常に短かくなることがわかる。
尚、当然のことではあるが、第4の実施例は説明がし
やすいので第4図の回路を中心に説明を行ったが、第1
図の回路でも全く同様に適用できることは言うまでもな
い。
次に第5の実施例について説明する。第7図は集積回
路の一部のNPN型のトランジスタの構造の一例を示す断
面図である。図において基板23、分離領域24、コレクタ
層25、ベース領域26、エミッタ領域27、コレクタ拡散層
28、コレクタ電極29、ベース電極30、エミッタ電極31、
基板、コレクタ層間埋込形高不純物濃度層32は通常のNP
Nトランジスタを構成している。この構成にさらに高不
純物濃度層32とコレクタ拡散層28をコレクタ層25より不
純物濃度の高い層(コレクタウォール拡散層33)で接続
する。この構成のトランジスタを以後コレクタウォール
型トランジスタと呼ぶことにする。この構成のトランジ
スタは通常のトランジスタよりも飽和度が非常に高く、
蓄積効果が非常に大きい特性を有する。この構成のトラ
ンジスタはエミッタ面積を変えずに蓄積効果を大きくす
ることができるので、ベース充電効果に影響を与えずに
蓄積効果のみを大きくすることができるのもこの構成の
トランジスタの特質である。
第5の実施例はこのコレクタクォール型トランジスタ
を第4図の第1、第5、第6のトランジスタ10、14、16
に応用したものである。
先ず、第1のトランジスタ10にコレクタウォール型ト
ランジスタを用いた場合、蓄積効果が大きいので第1の
トランジスタ10のターンオフ時(出力電圧VO立上り時)
において遅れ時間(第6図のTF1)が長くなる。貫通電
流が流れる時間はTF4-TF1又はTF5のいずれか大きい方−
TC3であるから、貫通電流の流れる時間をさらに短かく
することができ、貫通電流ITの低減を図ることができ
る。
次に第5のトランジスタ14にコレクタウォール型トラ
ンジスタを用いた場合においても、第1のトランジスタ
10に用いた場合と同様に貫通電流ITの低減を図ることが
できる。
次に第6のトランジスタ16にコレクタウォール型トラ
ンジスタを用いた場合においても、前述の第6のトラン
ジスタ16のエミッタ面積を大きくした場合と同様に第6
のトランジスタ16のターンオフ時(出力電圧VO立下り
時)において貫通電流ITの低減を図ることができる。
尚、当然のことではあるが第5の実施例は説明しやす
いので第4図の回路を中心に説明を行ったが、第1図の
回路でも全く同様に適用できることは言うまでもない。
又、コレクタウォール型トランジスタを用いた場合に
は、用いたトランジスタのターンオフのみに作用し、タ
ーンオフには作用しない。
第4及び第5の実施例に用いたエミッタ面積を大きく
したり、コレクタウォールを施したりすることはコレク
タ、エミッタ間等価抵抗が減少するので、次段に接続さ
れるトランジスタのターンオフ時の蓄積効果を軽減する
働きがある。例えば第5のトランジスタ14にこれを適用
した場合、その次の段の第3のトランジスタ12のターン
オフ時の蓄積効果が軽減され、第6図のTF3が短かくな
り、貫通電流がさらに軽減されるように働く。又、第6
のトランジスタ16にこれを適用した場合、その次の段の
第4のトランジスタ13のターンオフ時の蓄積効果が軽減
され、第6図のTF4が短かくなり、貫通電流がさらに短
かくなるように働く。
以上のように、電流供給手段21、22の電流値を増加分
を調整したり、NPN型の第1、第5、第6のトランジス
タ10、14、16のエミッタ面積の増加分を調整したり、第
1、第5、第6のトランジスタ10、14、16にコレクタウ
ォールを施したりすることによって、貫通電流を軽減す
ることができ、又、これらの調整を単独又は任意の組合
せを行うことによって貫通電流極小状態(ほとんど第
3、第4のトランジスタ12、13の同時オンがない状態)
を実現することができる。(この調整を単独で行うか組
合せで行うかどういう組合せにするかは使用するトラン
ジスタのスピードによって決めてやれば良い。) 又、それぞれの調整は、コレクタウォールのように、
蓄積効果だけに効くものと、電流値やエミッタ面積のよ
うに蓄積効果とベース充電効果の両方に効くものとがあ
り、又、それぞれのトランジスタに独立で調整ができる
ので微妙な調整が可能である。
実際の調整では、貫通電流が極小であれば良いと言っ
て第3、第4のトランジスタ12、13が共にオフする期間
を長くし過ぎて良くない結果となる。それは、出力電力
がHからLへ、LからHに変化する過程で、第3、第4
のトランジスタ12、13の両方がオフとなるのでその間、
出力端子のインピーダンスが無限大になり、出力電圧VO
の立上り、立下りの波形が悪くなることである。しか
し、上述したような調整を行うことにより、この期間を
最適化し、貫通電流の極小にし、かつ、良好な出力波形
を得ることができる。
本発明のような貫通電流軽減方法では、トランジスタ
のジャンクション温度が上昇すると蓄積効果は増大し、
下降すると減少する。又、ベース充電効果はベース、エ
ミッタ間電圧が減少するのでその逆となるので、温度が
上昇すると、第1、第5、第6のトランジスタ10、14、
16のオフになるタイミングが遅く、オンになるタイミン
グは早くなる。そのため貫通電流は、温度が上がれば減
少する方向になるのでジャンクションの温度上昇を抑制
する方向に働く利点がある。
尚、上記実施例では、NPN型トランジスタによって回
路を構成したが、PNP型トランジスタあるいは両者の組
合せによっても同様に実施できることは言うまでもな
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば以下の効果を奏すること
ができる。
第1〜第5の実施例によれば第3、第4のトランジス
タが同時オンする時間を低減、又は極小とし、パワー電
界効果型トランジスタを駆動する場合等、大電流の駆動
が必要で第3、第4のトランジスタのエミッタ面積が大
きい場合でも貫通電流による消費電力を軽減又は極小と
することができる。尚この効果は直流電源のVCC、VEE
の電位差(電源電圧)が高い程スイッチング周波数が上
がる程顕著な効果を発揮する。従って電源電圧が高い場
合でも、スイッチング周波数の高周波化、パッケージの
小型化、高集積化が可能となる。(電源電圧が比較的低
く、集積度が高くなく、消費電力がある程度許容できる
TTLでは従来例の回路が使用されているのはこのためで
ある。) 第1〜第5の実施例で使用される電圧降下素子は、出
力電圧VOが(L)レベルにおける、第2、第5トランジ
スタの同時導通を防ぎ、消費電力の第2、第5トランジ
スタを通る貫通電流を零にすることができる。尚この効
果は電源電圧が高い程顕著な効果を発揮する。
電流供給手段の電流値の増加分を調整したり第1、第
5、第6のトランジスタのエミッタ面積の増加分を調整
したり、第1、第5、第6のトランジスタにコレクタウ
ォールを施したり、これらの調整を単独又はその組合
せ、又、第1及び第2の実施例との組合せを行いそれぞ
れの特質を生かせることにより第3、第4のトランジス
タのオン、オフのタイミングを微妙に調整でき、貫通電
流の低減あるいは極小状態を実現でき、かつ良好な出力
波形を得ることができる。
トランジスタのジャンクション温度が上昇すると消費
電力が下がる方向に変化するので、ジャンクション温度
の上昇が抑制される方向に働き、熱暴走等の危険が全く
なく、安全性が高い、以上のように本発明は工業的価値
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるスイッチング出力回路
を示す回路図、第2図は第1図に示すスイッチング出力
回路各部の波形を示すタイミングチャート、第3図は、
電圧降下素子がない場合のスイッチング出力回路を示す
回路図、第4図は他の実施例によるスイッチング出力回
路を示す回路図、第5図、第6図は第4図に示すスイッ
チング出力回路各部の波形を示すタイミングチャート、
第7図はコレクタウォールを施したトランジスタの構造
を示す断面図、第8図は従来のスイッチング出力回路を
示す回路図、第9図は第8図に示すスイッチング出力回
路各部の波形を示すタイミングチャートである。 図において、10、11、12、13、14、16、19、20……NPN
型のトランジスタ、15……電圧降下素子としてのダイオ
ード、17……直流電源、18、21、22……電流供給手段。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、トランジスタのベースに電流
    を供給するための電流供給手段と、コレクタが前記電流
    供給手段に接続され、ベースに入力されるパルス信号に
    より導通、非導通となる第1のトランジスタと、ベース
    が前記第1のトランジスタのコレクタと前記電流供給手
    段に、コレクタが前記直流電源の一端に接続された第2
    のトランジスタと、ベースが前記第2のトランジスタの
    エミッタに、コレクタが前記直流電源の一端に接続され
    た第3のトランジスタと、ベースが前記第1のトランジ
    スタのエミッタに、エミッタが前記直流電源の他端に接
    続された第4のトランジスタを有し、前記第3のトラン
    ジスタのエミッタと前記第4のトランジスタのコレクタ
    との共通点より出力を得るとともに前記第3のトランジ
    スタのベースと前記直流電源の他端間に接続された、電
    圧降下素子と第5のトランジスタのコレクタ、エミッタ
    との直列回路で構成される第3のトランジスタのベース
    蓄積電荷放電回路と、前記第4のトランジスタのベー
    ス、エミッタ間にコレクタ、エミッタが接続された第6
    のトランジスタで構成される第4のトランジスタのベー
    ス蓄積電荷放電素子を有し、前記第5のトランジスタに
    は、前記第1のトランジスタに対して同位相、前記第6
    のトランジスタには、前記第1のトランジスタに対して
    逆位相のパルスをそれぞれのベースに入力するように構
    成したスイッチング出力回路。
  2. 【請求項2】第1及び第5のトランジスタのベースに電
    流を供給するために設けられた第2及び第3の電流供給
    手段と、前記第6のトランジスタのベースに印加するパ
    ルスに対して、逆位相のパルスを作り、前記第1及び第
    5のトランジスタのベースに印加する第1及び第2の位
    相反転手段を有し、位相反転をすると同時に若干の時間
    遅れを持たせた請求項1記載のスイッチング出力回路。
  3. 【請求項3】第2及び第3の電流供給手段の少なくとも
    一個の電流値を前記第1及び第5のトランジスタを駆動
    するために必要なベース電流に対して、必要以上に増加
    させ前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタ
    の同時導通時間を低減させた請求項2記載のスイッチン
    グ出力回路。
  4. 【請求項4】第1及び第5及び第6のトランジスタの少
    なくとも一個のエミッタ面積を、前記第1及び第5及び
    第6のトランジスタに流すエミッタ電流に必要なエミッ
    タ面積に対して、必要以上に大きくさせ前記第3のトラ
    ンジスタと前記第4のトランジスタの同時導通時間を低
    減させた請求項1記載のスイッチング出力回路。
  5. 【請求項5】第1及び第5及び第6のトランジスタの少
    なくとも一個に対しコレクタウォールを施こし、前記第
    3のトランジスタと前記第4のトランジスタの同時導通
    時間を低減させた請求項1記載のスイッチング出力回
    路。
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