JPH0550793B2 - - Google Patents

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JPH0550793B2
JPH0550793B2 JP62189525A JP18952587A JPH0550793B2 JP H0550793 B2 JPH0550793 B2 JP H0550793B2 JP 62189525 A JP62189525 A JP 62189525A JP 18952587 A JP18952587 A JP 18952587A JP H0550793 B2 JPH0550793 B2 JP H0550793B2
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JP
Japan
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route
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banknote
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JP62189525A
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English (en)
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JPS6432398A (en
Inventor
Akira Hirata
Eiichi Yoshikawa
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
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Priority to US07/223,810 priority patent/US4905841A/en
Priority to DE3825353A priority patent/DE3825353A1/de
Priority to GB8818142A priority patent/GB2208328B/en
Publication of JPS6432398A publication Critical patent/JPS6432398A/ja
Publication of JPH0550793B2 publication Critical patent/JPH0550793B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/40Device architecture, e.g. modular construction

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は紙幣入出金機に係り、特に、入金紙幣
のうち一金種の紙幣のみ出金紙幣として再利用す
る一金種循環型の紙幣入出金機に関する。
「従来の技術」 紙幣の入出金を効率良く行なうために、入金紙
幣を出金紙幣として再利用する、いわゆる循環型
の紙幣入出金機がある。
従来、このような循環型の紙幣入出金機とし
て、例えば、特開昭60−100283号公報に記載され
たものがあり、入金時には、入金紙幣を鑑別し
て、分配ルートによつて入金分配ボツクスに貯留
し、その後、該入金分配ボツクスから一枚ずつ繰
り出して金種毎に万券ボツクス、五千券ボツク
ス、千券ボツクスに分配収納するとともに、出金
時には、支払い指示金額に応じて各ボツクスから
紙幣を一枚ずつ繰り出し、出金処理ルートを介し
て取引口に払い出すようになつている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような紙幣入出金機である
と、出金処理ルートに金種毎の各ボツクスを相互
に干渉しないように接続する必要があるととも
に、該金種毎の各ボツクスの配設位置を避けて入
金分配ボツクスを配設し、さらに、これら金種毎
の各ボツクスと入金分配ボツクスとに集積車およ
び繰り出し機構等をそれぞれ連設するという複雑
な構成となる。したがつて、装置の大型化を招き
易いとともに、入出金処理時に騒音を発生し易
い。
また、出金される紙幣の金種にはばらつきがあ
つて、一部の金種のみボツクス内の残留量が減つ
てしまう場合が生じるとともに、その場合でも、
入出金処理を停止して紙幣の補充を行なう必要が
あり、その管理が繁雑になり易い。
さらに、出金紙幣の搬送異常が生じた場合に
は、該異常紙幣を前記分配ルートに転送するよう
になつているが、該分配ルートが入金紙幣の分配
処理を実施している場合であると、出金紙幣を混
入させることはできず、このため、入金分配処理
が終了するまでは出金処理を開始することができ
ないという問題点も生じる。
本発明は前記問題点を有効に解決するもので、
一金種の紙幣のみ循環させて、装置の小型化およ
び騒音の低減を図るとともに、紙幣残留量等の管
理を容易にし、さらに、入金紙幣の分配処理中で
あつても出金処理が可能な紙幣入出金機の提供を
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、機外に連通させられた取引口装置
と、入金紙幣を鑑別する鑑別ルートと、該鑑別ル
ートの下方かつ機内中央に設けられ、入金紙幣の
うち出金紙幣として利用される一金種の還流紙幣
と同一金種の紙幣を貯留する還流紙幣貯留部と、
該還流紙幣貯留部に対して並列かつ前方に設けら
れ、還流紙幣以外の金種の入金紙幣を貯留する入
金紙幣収納装置と、前記鑑別ルートを前記還流紙
幣貯留部および入金紙幣収納装置に接続する分配
ルートと、前記鑑別ルートに前記分配ルートと択
一的に切り替え可能に接続される共通ルートと、
該共通ルートに接続可能で、前記取引口装置に投
入された入金紙幣の鑑別処理完了まで該紙幣を一
時貯留するとともに貯留した紙幣を前記取引口装
置に再び送り出す紙幣受け渡し装置とを備え、前
記還流紙幣以外の金種の出金紙幣を貯留する出金
紙幣収納装置が前記還流紙幣貯留部および入金紙
幣収納装置の下方に機体に対して傾斜状態で設け
られ、前記還流紙幣貯留部および出金紙幣収納装
置に、紙幣を一枚ずつ送り出す繰り出し機構を介
して出金ルートが連設され、該出金ルートが前記
共通ルートに接続され、これら出金ルートから共
通ルートまでの間に、出金紙幣の搬送異常を検出
する出金紙幣検出部と、該出金紙幣検出部の検出
結果に基づき搬送異常紙幣を出金リジエクトルー
トに振り分けるリジエクト用フオークと、該出金
リジエクトルートを経由した搬送異常紙幣を貯留
するリジエクトボツクスとが設けられていること
を特徴とするものである。
「作用」 本発明の紙幣入出金機は、入金紙幣のうち出金
紙幣として再利用される一金種の紙幣のみ還流紙
幣貯留部を介して循環させるとともに、その他の
金種の入金紙幣を全て入金紙幣収納装置に入金
し、かつ、還流紙幣以外の出金紙幣を出金紙幣収
納装置から出金するものである。そして、入金処
理においては、入金紙幣が取引口装置に投入され
ると、鑑別後、共通ルートを経由して収納受け渡
し装置に一時貯留されて、全紙幣の鑑別処理完了
後に受け渡し装置から取引口装置に再び受け渡さ
れ、鑑別ルートおよび分配ルートを経由して、金
種に応じて還流紙幣貯留部または入金紙幣収納装
置に貯留される。また、出金処理においては、支
払い指示金額に応じて還流紙幣貯留部または出金
紙幣収納装置内の紙幣が繰り出され、出金ルート
から前記共通ルートに送られて、紙幣受け渡し装
置に貯留され、該紙幣受け渡し装置から取引口装
置に払い出される。この場合、搬送異常が検出さ
れると、該搬送異常紙幣は、共通ルートから出金
リジエクトルートを経由してリジエクトボツクス
に貯留される。
「実施例」 以下、本発明の紙幣入出金機の実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図ないし第12図はその一実施例を示し、
この一実施例の紙幣入出金機は、入金紙幣のうち
[万円券]のみを出金紙幣として再利用して循環
させるようにしている。
まず、第1図および第2図に基づいて、紙幣入
出金機全体の概略を説明する。
入金指令があつた場合は、機体1に設けられた
取引口装置2のシヤツタ3が作動して、入出金口
4を開放する。入金があると、第1図および第2
図には図示略の紙幣押さえ機構5により紙幣を押
さえて適当な圧力を加えた状態で、入金紙幣用繰
り出し機構6によつて紙幣を一枚ずつ繰り出し、
入金紙幣が鑑別ルート7により鑑別部8に搬送さ
れる。鑑別された紙幣は、第1フオーク9によつ
て共通ルート10へ送られた後、第2フオーク1
1によつて機体上部の水平搬送部91へ案内され
る。鑑別部8において[真]と鑑別された紙幣
は、水平搬送部91から第3フオーク92によつ
て集積ルート12に案内されて、紙幣受け渡し装
置14における一時貯留用集積車15によつて、
集積移送機構16の一部をなす載置板17の上に
次々に集積され、また、[偽]と鑑別された紙幣
は、前記第3フオーク92によつて入金リジエク
トルート13へ案内されて、リジエクト口18に
送り込まれる。
そして、紙幣受け渡し装置14の載置板17上
に集積された紙幣は、入出金口4の上方まで移送
された後、再び入出金口4の上に落とされ、入金
紙幣用繰り出し機構6によつて、鑑別ルート7へ
と搬送される。鑑別部8において[万円券]と鑑
別された紙幣は、第1フオーク9によつて分配ル
ート19へ案内され、第4フオーク20によつて
還流紙幣用集積車21を経由して還流紙幣貯留部
22へ送り込まれる。また、[万円券]以外の紙
幣は、第4フオーク20によつて入金紙幣収納装
置23に案内され、入金紙幣収納用集積車24に
より入金ボツクス25に収納される。
一方、出金指令があつた場合は、[万円券]に
ついては、前記還流紙幣貯留部22から還流紙幣
用繰り出し装置26によつて出金ルート27に送
り出され、[万円券]以外の紙幣(例えば千円券)
は、予め出金紙幣収納装置28に準備しておい
て、出金紙幣用繰り出し機構29によつて出金ル
ート27に送り出される。
これらの出金用紙幣は、第5フオーク30から
共通ルート10へ搬送され、さらに前記第2フオ
ーク11および第3フオーク92によつて水平搬
送部91を経由して集積ルート12に案内され、
紙幣受け渡し装置14における一時貯留用集積車
15によつて、集積移送機構16の載置板17の
上に次々に集積され、所要金額の集積完了後に集
積移送機構16を作動させて入出金口4に落とさ
れる。そして、シヤツタ3を開放することによ
り、出金紙幣を取り出し可能とするものである。
また、出金途中に出金紙幣検出部93によつて二
重送り等が検出されて、異常が認められる場合、
前記分配ルート19によつて入金紙幣の分配処理
が行われているときは、共通ルート10かリジエ
クト用の前記第2フオーク11によつて出金リジ
エクトルート94へ送られ、機体1上部のリジエ
クトボツクス95に貯留され、また、分配処理が
行われていないときは、ルート切り替え用の第5
フオーク30によつて搬送ルートを切り替え、分
配ルート19、第4フオーク20によつて入金紙
幣収納装置23における入金ボツクス25に戻さ
れる。
これらの詳細について説明すると、前記取引口
装置2は、シヤツタ3に対して下り勾配に傾斜し
た載置板4aと、縦板4bとによつて前記入出金
口4が構成されて、載置板4a上に乗せられた集
積紙幣の端部を縦板4bによつて揃えるようにな
つており、これら載置板4aと縦板4bとの間に
は、紙幣を送り出す開口4cが形成されている。
また、前記入金紙幣用繰り出し機構6は、第3
図に示すように、入出金口4の開口4cから集積
紙幣を最下層から一枚ずつ蹴り出す蹴り出しロー
ラ31と、蹴り出された紙幣の裏面に接触して摩
擦力によつて紙幣を機内に取り込む繰り出しロー
ラ32と、該繰り出しローラ32に対して固定状
態あるいは同一方向(紙幣の繰り出し方向に対し
ては逆方向)に回転駆動状態に対向配設されて二
枚重ね送り等を規制する摩擦分離ローラ33と、
常時は入出金口4の開口4cを閉塞して集積紙幣
の最下層付近の先端を取り揃えるとともに繰り出
し動作時は支軸34aを中心に回動して開口4c
を開放する紙幣取り揃え部材34とから構成され
ている。
また、該取引口装置2において繰り出し操作を
補助するための前記紙幣押さえ機構5は、第3図
に示すように、紙幣の上面に接触される押圧板3
5が支持部材36に回動自在に吊持されるととも
に、該支持部材36が上下方向に移動自在な軸3
6aに取り付けられた構成とされて、該軸36a
を移動させることにより押圧板35を下降させて
紙幣の上面を押さえようになつている。そして、
紙幣繰り出し時以外は、押圧板35を入出金口4
から離間した上方に待機させるようになつてお
り、該待機状態においては、前記紙幣受け渡し装
置14の後述する移送動作に干渉しないように押
圧板35が位置決め部材37によつて傾斜した状
態に保持される。
前記鑑別ルート7は、入金紙幣用繰り出し機構
6の後方に、一枚ずつ取り込まれた紙幣を受け取
り搬送する導入部38を介して連設されており、
紙幣を一枚ずつ搬送ベルト39A,39Bによつ
て挾持した状態で水平に搬送しながら鑑別部8に
よつて真偽、金種等の鑑別、および計数を行なう
構成とされている。
前記共通ルート10は、鑑別ルート7を延長す
るように水平に設けられた引き込み部40と、該
引き込み部40によつて水平状態に取り込まれた
紙幣を機体1上部に向けて案内する上昇搬送部4
1とから構成され、該上昇搬送部41の後方(上
方)に、リジエクト用の前記第2フオーク11を
介して前記水平搬送部91が連設されている。
該水平搬送部91には、第3フオーク92によ
つて集積ルート12と入金リジエクトルート13
とが上下に分岐するように連設されており、集積
ルート12には前記紙幣受け渡し装置14が、ま
た、入金リジエクトルート13には、機体1前方
に開放されるリジエクト口18がそれぞれ連設さ
れている。
そして、集積ルート12に連設されている前記
紙幣受け渡し装置14は、前記取引口装置2の斜
め上方に配置させられており、集積ルート14か
ら送り出される紙幣を羽根15aの間に一枚ずつ
受け取りながら回転する前記一時貯留用集積車1
5と、該一時貯留用集積車15から受け取つた紙
幣を集積した後水平方向に移動させて前記取引口
装置2の入出金口4に落とし込む集積移送機構1
6とから構成されている。
該集積移送機構16は、一時貯留用集積車15
の両側方に垂直に配設されて羽根15aの間の紙
幣をかき落とすかき落とし部材42と、かき落と
された紙幣を集積状態に載置する前記載置板17
とを有しており、これらかき落とし部材42およ
び載置板17を水平方向に移動させるもので、次
のような構成とされている。
すなわち、第3図および第4図に示すように、
前記かき落とし部材42の背面部の両側には側板
43が一体に形成されるとともに、これら側板4
3の下部を一体に支持する水平な取付板44が、
その支持枠45に形成した水平方向に延びる長穴
45aと機内に設けた水平軸46との間にかけわ
たされて、ローラ47等によつて移動自在に支持
され、該取付板44に駆動ブロツク48が一体に
固定されて、該駆動ブロツク48に正転、逆転可
能なリバーシブルタイプの駆動モータ(図示略)
が駆動ベルト49を介して連設され、前記長穴4
5aに沿つて取付板44が水平に移動させられる
ようになつている。また、取付板44上には、横
断面コ字状に形成された一対の水平なスライドレ
ール50が、そのコの字の向きを内向させた状態
で一体に配設されており、これらスライドレール
50の先端部には、上方に傾斜状態の屈曲片50
aが形成され、さらに、両スライドレール50の
内側には、機体1に固定状態のストツパ51が突
出状態に臨ませられている。そして、前記載置板
17は、第4図に示すように紙幣を載置する先端
部分が複数に分割されて、かき落とし部材42に
形成した切欠(図示略)に移動自在に挿通される
とともに、基端部には前記スライドレール50に
接触されるガイドローラ52が配設され、該基端
部と一体の支持片53が機体1に固定状態のばね
54によつて引つ張られることにより、前記ガイ
ドローラ52がスライドレール50の屈曲片50
aおよびストツパ51に当接して、第3図に示す
ように全体として上向きに傾斜した状態に支持さ
れているものである。また、前記両側板43に
は、支持軸55によつて垂直回動自在に押し出し
片56が配設され、これら押し出し片56には、
その回動によつて両スライドレール50の間に出
没させられる押し出しローラ57と、前記側板4
3に形成した切欠58に係合させられる係合軸5
9とが配設されている。そして、該押し出し片5
6は、図示略のばねによつて支持軸55を中心に
第3図の時計方向に付勢された状態とされ、該第
3図に示す状態においては、係合軸59が側板4
3の前記切欠58に係合して、押し出しローラ5
7を前記ストツパ51よりも後方(第3図右方)
位置で両スライドレール50の間に突出させるよ
うに臨ませた状態としている。また、第3図に示
すように切欠58に係合した状態の係合軸59に
対して左方に水平に離間する位置には、機体1に
固定状態の係合部材60が突設されており、後述
するようにかき落とし部材42等と一体に押し出
し片56を第2図左方に水平移動させたときに、
係合部材60が係合軸59に当接して押し出し片
56を反時計方向に回動させ、その押し出しロー
ラ57を両スライドレール50の間から退避させ
るようにようになつている。
一方、前記分配ルート19は、鑑別ルート7を
構成している搬送ベルト39A,39Bのうちの
下側搬送ベルト39Aを利用して構成されてお
り、該搬送ベルト39Aと対峙して搬送ベルト6
1が設けられ、これらの間に紙幣を挾持して鑑別
ルート7とは逆方向に搬送するようになつてい
る。
また、該分配ルート19の後方で第4フオーク
20によつて振り分けられた紙幣を金種毎にそれ
ぞれ貯留する還流紙幣貯留部22と入金紙幣収納
装置23とは、機体1の中央部と前部とに配置さ
れるように第1図に示す如く並列状態に設けられ
ている。
そのうち還流紙幣貯留部22は、第6図に示す
ように、羽根21aの間に紙幣を一枚ずつ受け取
る前記還流紙幣用集積車21と、該還流紙幣用集
積車21の両側方に配置させられるかき落とし部
材62と、該かき落とし部材62に端部を当接さ
せた状態の紙幣を重積状態に載置させる載置板6
3と、該載置板63上の紙幣の量を検出するセン
サ64と、該センサ64によつて紙幣が一定枚数
以下となつたことを検出したときに紙幣の上面を
押さえる押さえ板65とを有している。該押さえ
板65は、その背部に固定したアーム66を図示
略の駆動機構によつて回動させるようになつてお
り、紙幣の集積時等の常時は第6図に示すように
載置板63の上方から退避させらるようになつて
いる。また、該還流紙幣貯留部22の機体前面側
(第6図左側)を閉塞している縦板67には、載
置板63上に紙幣を投入し得る開口(図示略)が
開閉可能に設けられる。
前記入金紙幣収納装置23は、第7図に示すよ
うに、紙幣を羽根24aの間に一枚ずつ受け取る
入金紙幣用集積車24および該紙幣を収納する入
金ボツクス25等が機体1の前方を開閉する扉6
8に取り付けられており、該扉68を開けること
により、扉68とともに入金紙幣用集積車24お
よび入金ボツクス25等を機体1の前方に引き出
すことができるようになつている。すなわち、扉
68には、入金紙幣用集積車24の回転軸69を
回転自在に支持する支持片70が一体に配設され
るとともに、該支持片70よりも下方位置にブラ
ケツト71が突設され、該ブラケツト71に配設
した切欠72に、入金ボツクス25側部に支持ピ
ン73を係合させることにより、これら扉68、
入金紙幣用集積車24および入金ボツクス25を
一体的に結合するようになつているものである。
そして、これら入金紙幣用集積車24および入金
ボツクス25とともに扉68を開けることによ
り、前記還流紙幣貯留部22を機体1の前方に開
放状態とすることができるものである。
また、入金紙幣用集積車24の駆動部は、機体
1に固定状態に取り付けられて、第8図に示すよ
うにタイミングベルト74を駆動する構成とされ
るとともに、該タイミングベルト74を巻回して
いる一つのプーリ75が移動自在に支持されて、
ばね76によつてタイミングベルト74に張力を
作用させる方向に付勢されている。そして、入金
紙幣用集積車24を機体1に装着したときに、該
入金紙幣用集積車24の前記回転軸69と一体の
駆動ローラ77がタイミングベルト74に押圧状
態に接触して、該タイミングベルト74の駆動力
が前記回転軸69に伝達されるようになつている
ものである。なお、前記入金ボツクス25は、扉
68に着脱可能に取り付けられているとともに、
取つ手78が設けられており、扉68を開けた後
に、さらに入金ボツクス25のみ扉68から外し
て持ち運びできるようになつている。
また、前記出金紙幣収納装置28は、前記入金
ボツクス25の下方に配置させられており、出金
紙幣を収納する出金ボツクス79が機体1に対し
て傾斜した状態に設けられている。該出金ボツク
ス79は、その両側部に、コ字状をなす一対の係
合レバー80が固定状態に取り付けられて、第9
図に示すように、該係合レバー80を垂直に配置
させたときに出金ボツクス79が傾斜状態となる
ように設定されている。そして、該出金ボツクス
79の両側方の配設した支持枠81に、垂直に離
間して一組の切欠82が形成され、これら切欠8
2に係合レバー80の上部および下部を係合させ
ることにより、出金ボツクス79が機体1に対し
て傾斜状態に取り付けられるようになつているも
のである。なお、各切欠82の近傍には、係合レ
バー80を係脱可能に嵌合して出金ボツクス79
の傾斜状態を保持するためのばね材等からなるジ
ヨイント部材83が配設されている。
また、この出金ボツクス79は、機体1の前方
に露出状態とされているとともに、第10図に示
すように、その後方および上方の一部を開放状態
とする開口84を有しており、出金ボツクス79
を係合レバー80の下部を中心として該第10図
の反時計方向に倒すことにより、開口84を機外
に開放状態とすることができるようになつてい
る。なお、出金ボツクス79の内部には、その深
さ方向に沿う支持軸85が固定されるとともに、
該支持軸80に紙幣Mの上面を押圧する押圧板8
6が移動自在に支持されて、収納した出金紙幣M
の量の減少に応じて自重によつて下降させられる
ようになつている。
前記出金ルート27は、第1図に示すように、
その前端に、前記還流紙幣貯留部22および出金
紙幣収納装置23に設けられている還流紙幣用繰
り出し機構26および出金紙幣用繰り出し機構2
9が設けられるとともに、その後端には振り分け
搬送部87が接続されている。
この振り分け搬送部87は、前記共通ルート1
0における上昇搬送部41の前端および前記分配
ルート19の前端にそれぞれ接続されており、こ
れらの接続部に設けられているルート切り替え用
の前記第5フオーク30によつて出金紙幣が両ル
ート10,19のいずれかに振り分けられて送り
出されるようになつている。
そして、前記出金ルート27と振り分け搬送部
87との間に前記出金紙幣検出部93が設けら
れ、該出金紙幣検出部93によつて出金紙幣の二
枚重ね送り、斜め送り等の異常を検出するととも
に、鑑別計数を行うことで、異金種券等も搬送異
常紙幣として検出するようになされている。
前記出金リジエクトルート94は、共通ルート
10を延長するように設けられて、該共通ルート
10に対してリジエクト用の前記第2フオーク1
1によつて前記水平搬送部91と択一的に接続さ
れるようになつており、該水平搬送部91の上方
に配置されているリジエクトボツクス95に紙幣
を繰り込むものである。
なお、第1図中符号88は機体1を移動自在に
支持するキヤスター、符号89は各フオーク、繰
り出し機構等に連設されてこれらの作動を制御す
るとともに各機構への配電を行う制御部を示す。
このように構成した紙幣入出金機の作用を以下
説明する。
最初に、紙幣受け渡し装置14の動作を主とし
て第5図イないし第5図ホの工程図を参照しなが
ら説明しておく。
この紙幣受け渡し装置14は、一時貯留用集積
車15によつて受け取つた紙幣Mを載置板17上
に載置すると、その集積量に応じた荷重によつ
て、第5図イに示すように、載置板17がストツ
パ51と当接しているガイドローラ52を中心と
して反時計方向に回動する。そして、集積動作が
完了した場合には、その完了の指示によつて図示
略の駆動モータが運転状態とされ、前記長穴45
aおよび水平軸46に沿つてスライドレール50
を左方に移動させる。この移動によつて、載置板
17は、第5図ロに示すように、前記ばね54の
付勢力によつてスライドレール50に対して相対
移動させられて押し出し片56の押し出しローラ
57に当接し、スライドレール50を延長するよ
うに水平に支持される。
そして、第5図ハに示すように、取引口装置2
の入出金口4上方に載置板17を配置させるまで
押し出しローラ57により載置板17を押しなが
らスライドレール50を移動させると、前記係合
部材60が押し出し片56の係合軸59に当接し
て、該押し出し片56が支持軸55を中心として
反時計方向に回動させられる。この押し出し片5
6が回動させられると、載置板17が押し出しロ
ーラ57の支持を失つて、前記ばね54の付勢力
によつて、スライドレール50に沿つてガイドロ
ーラ52がストツパ51によつてその移動が停止
されるまで引き戻されることにより、第5図ニに
示すように、取引口装置2の入出金口4上方から
水平に退避させられて、その上に集積されていた
紙幣Mが入出金口4に落とし込まれる。次いで、
駆動モータを逆転運転させることにより、スライ
ドレール50を右方に移動させて元の位置に戻す
と、第5図ホに示すように、載置板17が傾斜状
態に復帰させられるものである。なお、この第5
図ホの状態は、入金処理時の動作を示しており、
取引口装置2に紙幣Mが受け渡された後に駆動さ
れる紙幣押さえ機構5の押圧板35によつて紙幣
Mの上面が押さえられた状態となつている。
次に、入金および金種分配処理と出金処理との
両動作について第11図および第12図イないし
第12図ハのフローチヤートを参照しながら説明
する。以下の説明では、出金紙幣として[万円
券]と[千円券]とを使用するものとする。
『入金分配処理』 S1:入金指示がなされると、シヤツタ3が開か
れる。
S2:操作者の投入完了の指示によつて、取引口
装置2の入出金口4に紙幣が投入されたか否
かを判断し、投入を完了したことが確認され
た場合に、次のステツプ(S3)に進む。
S3:シヤツタ3を閉じる。
S4:入金紙幣用繰り出し機構6によつて紙幣を
一枚ずつ分離して導入部38に送り込む。
S5:導入部38から受け取つた紙幣を鑑別ルー
ト7によつて搬送する。
S6:紙幣を一枚ずつ搬送しながら、真偽、金種
等の鑑別および[真]と鑑別された紙幣の計
数を行なう。
S7:共通ルート10を第1フオーク9および第
2フオーク11によつて鑑別ルート7と水平
搬送部91とに接続した状態としておき、鑑
別後の紙幣を共通ルート10に経由させなが
ら水平搬送部91に送り込む。
S8:前記S6における鑑別結果が[真]紙幣であ
るか否かを判断して、[真]紙幣でないと判
断された場合はS9に、[真]紙幣と判断され
た場合はS11にそれぞれ進む。
S9:[真]紙幣でない、つまり[偽]と判断され
た場合に、第3フオーク92によつて水平搬
送部91と入金リジエクトルート13とを接
続し、該入金リジエクトルート13によつて
その[偽]紙幣を搬送する。
S10:入金リジエクトルート13によつて搬送さ
れる[偽]紙幣をリジエクト口18に送り出
す。
S11:前記S8において[真]紙幣と判断された場
合に、第3フオーク92によつて水平搬送部
91と集積ルート12とを接続し、該集積ル
ート12によつてその[真]紙幣を搬送す
る。
S12:集積ルート12を搬送される[真]紙幣を
紙幣受け渡し装置14に送り込む。
S13:入金計数処理が完了したか否かを判断し、
完了したと判断された場合に次のステツプ
(S14)に進む。
S14:紙幣受け渡し装置14の集積移送機構16
を駆動状態として、スライドレール50とと
もに載置板17およびかき落とし部材42等
を移動させる。
S15:載置板17およびかき落とし部材42等の
移動が完了するまで、すなわち載置板17が
入出金口4の上方に達するまで前記集積移送
機構16を駆動させ、移動完了と判断された
場合に次のステツプ(S16)に進む。
S16:前記S15における移動完了と同時に係合部
材60に当接した押し出し片56が回動する
ことによつて、載置板17が押し出しローラ
57の支持を失つてばね54によつて引つ張
られることにより、取引口装置2の入出金口
4上方から退避させられ、その上に集積され
ていた紙幣が入出金口4に落とし込まれる。
そして、集積移送機構16の駆動モータを逆
転運転して取付板44を元の位置に引き戻
す。
S17:取引口装置2の入出金口4に落とし込まれ
た紙幣を入金紙幣用繰り出し機構6によつて
一枚ずつ送り出す。
S18:紙幣を鑑別ルート7に経由させて搬送す
る。
S19:紙幣の金種を鑑別する。
S20:第1フオーク9によつて鑑別ルート7と分
配ルート19とを接続した状態としておき、
紙幣を分配ルート19によつて搬送する。
S21:前記S19の鑑別結果により分配ルート19
を搬送される紙幣が[万円券]であるか否か
を判断し、[万円券]と判断された場合は
S22に、[万円券]でないと判断された場合
はS23に進む。
S22:[万円券]と還流紙幣貯留部22に貯留す
る。
S23:[万円券]以外の紙幣を入金紙幣収納装置
23の入金ボツクス25に貯留する。
以上で入金分配処理が終了する。
『出金処理』 S31:出金指示がなされると、その指示に[万円
券]の出金指示が有るか否かを判断し、該出
金指示が有ると判断された場合はS32に、な
いと判断された場合はS46にそれぞれ進む。
S32:還流紙幣貯留部22における還流紙幣用繰
り出し機構26を駆動して、出金指示に応じ
た[万円券]の紙幣を一枚ずつ繰り出す。
S33:還流紙幣貯留部22から送り出される紙幣
を出金ルート27によつて搬送する。
S34:出金ルート27の後端で出金紙幣検出部9
3によつて搬送紙幣の計数を行なうととも
に、二枚重ね送り等の搬送異常をチエツクす
る。
S35:二枚重ね送り等の搬送異常が検出されたか
否かを判断し、搬送異常が検出されたと判断
された場合はS36に、搬送異常が検出されな
かつたと判断された場合はS42にそれぞれ進
む。
S36:搬送異常が検出されたと判断された場合、
分配ルート19が分配処理中であるか否かを
判断し、勾配処理中の場合はS37に、分配処
理が実施されていない場合はS40にそれぞれ
進む。
S37:ルート切り替え用の第5フオーク30によ
つて振り分け搬送部87と共通ルート10と
を接続状態として、該共通ルート10に搬送
異常紙幣を搬送する。
S38:リジエクト用の第2フオーク11によつて
共通ルート10と出金リジエクトルート94
とを接続状態としておき、搬送異常紙幣を出
金リジエクトルート94に送り込む。
S39:搬送異常紙幣をリジエクトボツクス95に
貯留し、S45に進む。
S40:分配ルート19が分配処理を実施していな
い場合は、第5フオーク20によつて振り分
け搬送部87と分配ルート19とを接続し
て、搬送異常紙幣を分配ルート19に送り込
む。
S41:第4フオーク20によつて分配ルート19
と入金紙幣収納装置23とを接続した状態と
しておき、前記搬送異常紙幣を入金紙幣用集
積車24を介して入金ボツクス25に収納
し、S45に進む。
S42:前記S35によつて搬送異常が検出れなかつ
たと判断された場合に、第5フオーク30に
よつて振り分け搬送部87と共通ルート10
とを接続した状態とし、紙幣を共通ルート1
0によつて搬送する。
S43:第2フオーク11によつて共通ルート10
と集積ルート12とを接続した状態としてお
き、紙幣を集積ルート12によつて搬送す
る。
S44:集積ルート12を搬送された紙幣を紙幣受
け渡し装置14の載置板17上に集積する。
S45:出金指示に応じた[万円券]の出金が完了
したか否かを判断し、完了したと判断された
場合に次のステツプ(S46)に進む。
S46:出金指示に[千円券]の出金指示が有るか
否かを判断し、該出金指示が有ると判断され
た場合はS47に、ないと判断された場合は
S53にそれぞれ進む。
S47:出金紙幣収納装置28における出金紙幣用
繰り出し機構29を駆動して、出金指示に応
じた[千円券]の紙幣を出金ボツクス79か
ら一枚ずつ繰り出す。
S48:出金ボツクス79から送り出される紙幣を
出金ルート27によつて搬送する。
S49:出金ルート27の後端で出金紙幣検出部9
3によつて搬送紙幣の計数を行なうととも
に、二枚重ね送り等の搬送異常をチエツクす
る。
S50:二枚重ね送り等の搬送異常が検出されたか
否かを判断し、搬送異常が検出されたと判断
された場合はS51に、搬送異常が検出されな
かつたと判断された場合はS57にそれぞれ進
む。
S51:搬送異常が検出されたと判断された場合、
分配ルート19が分配処理中であるか否かを
判断し、分配処理中の場合はS52に、分配処
理が実施されていない場合はS55にそれぞれ
進む。
S52:ルート切り替え用の第5フオーク30によ
つて振り分け搬送部87と共通ルート10と
を接続状態として、該共通ルート10に搬送
異常紙幣を搬送する。
S53:リジエクト用の第2フオーク11によつて
共通ルート10と出金リジエクトルート94
とを接続状態としておき、搬送異常紙幣を出
金リジエクトルート94に送り込む。
S54:搬送異常紙幣をリジエクトボツクス95に
貯留し、S60に進む。
S55:分配ルート19が分配処理を実施していな
い場合は、第5フオーク20によつて振り分
け搬送部87と分配ルート19とを接続し
て、搬送異常紙幣を分配ルート19に送り込
む。
S56:第4フオーク20によつて分配ルート19
と入金紙幣収納装置23とを接続した状態と
しておき、前記搬送異常紙幣を入金紙幣用集
積車24を介して入金ボツクス25に収納
し、S60に進む。
S57:前記S50によつて搬送異常が検出されなか
つたと判断された場合に、第5フオーク30
によつて振り分け搬送部87と共通ルート1
0とを接続した状態とし、紙幣を共通ルート
10によつて搬送する。
S58:第2図フオーク11によつて共通ルート1
0と集積ルート12とを接続した状態として
おき、紙幣を集積ルート12によつて搬送す
る。
S59:集積ルート12を搬送された紙幣を紙幣受
け渡し装置14の載置板17上に集積する。
S60:出金指示に応じた[万円券]の出金が完了
したか否かを判断し、完了したと判断された
場合に次のステツプ(S61)に進む。
S61:紙幣受け渡し装置14の集積移送機構16
を駆動して、載置板17およびかき落とし部
材42等を移動させる。
S62:載置板17およびかき落とし部材42等の
移動が完了するまで、すなわち載置板17が
入出金口4の上方に達するまで前記集積移送
機構16を駆動させ、移動完了と判断された
場合に次のステツプ(S63)に進む。
S63:前記S62における移動完了と同時に係合部
材60に当接した押し出し片56が回動する
ことによつて、載置板17が押し出しローラ
57の支持を失つてばね54によつて引つ張
られることにより、取引口装置2の入出金口
4上方から退避させられ、その上に集積され
ていた紙幣が入出金口4に落とし込まれる。
そして、集積移送機構16の駆動モータを逆
転運転して、取付板44を元の位置に引き戻
す。
S64:取引口装置2のシヤツタ3を開放する。
S65:取引口装置2の入出金口4に集積されてい
る紙幣を操作者が取り出したか否かを判断
し、取り出したと判断された場合に次のステ
ツプ(S66)に進む。
S66:シヤツタ3を閉じる。
以上で出金処理が完了する。
次に、出金用紙幣の補充操作および機体1内の
紙幣の回収操作について説明する。
『補充操作』 [万円券]の補充は、入金紙幣収納装置23を
支持する扉68を開けて、その奥の還流紙幣貯留
部22を機体1前方に露出させた状態とし、該還
流紙幣貯留部22における図示略の前記開口を開
放して、機体1の外から紙幣を装填することによ
り行なうことができ、また、別の方法として、前
記入金分配処理のモードによつて取引口装置2か
ら補充することも可能で、この場合、補充紙幣の
計数も合わせて行なうことができる。
[千円券]の補充は、出金紙幣収納装置28に
おける出金ボツクス79の係合レバー80の上部
とジヨイント部材83との嵌合状態を解除して、
該係合レバー80の上部を切欠82から外しなが
ら係合レバー80の下部を中心に第8図の反時計
方向に出金ボツクス79を倒すと、該出金ボツク
ス79の開口84が機体1の外に開放状態とな
り、該開口84から出金ボツクス79内に紙幣を
装填することにより行なわれる。
『回収操作』 [万円券]の回収は、第4フオーク20および
第5フオーク30によつて、出金ルート27、振
り分け搬送部87および入金紙幣収納装置23を
接続状態としておき、還流紙幣貯留部22の還流
紙幣用繰り出し機構26を駆動して、紙幣を一枚
ずつ繰り出し、入金紙幣収納装置23の入金ボツ
クス25に収納した後、扉68を開けて、その扉
68と入金ボツクス25とを分離し、該入金ボツ
クス25から回収することにより行なわれる。
[千円券]の回収は、その補充操作と同様、出
金ボツクス79を倒して、該出金ボツクス79か
ら回収することにより行なうことができ、また、
別の方法として、[万円券]の回収操作と同様、
出金ルート27、振り分け搬送部87および入金
紙幣収納装置23を接続状態として、出金ボツク
ス79から出金紙幣用繰り出し機構29によつて
紙幣を一枚ずつ繰り出し、入金紙幣収納装置23
の入金ボツクス25に収納して、該入金ボツクス
25から回収することも可能である。
以上のように、この紙幣入出金機は、入金紙幣
のうち[万円券]のみ出金紙幣として再利用し
て、還流紙幣貯留部22を介して循環させるとと
もに、その他の金種の入金紙幣を全て入金紙幣収
納装置23の入金ボツクス25に収納し、また、
出金用の[千円券]を出金ボツクス79に収納し
ておくとともに、出金処理中の搬送異常紙幣をリ
ジエクトボツクス95あるいは前記入金紙幣収納
装置23に貯留するようにしているものである。
そして、入金分配処理においては、鑑別後の
[真]紙幣を共通ルート10、集積ルート12を
経由して紙幣受け渡し装置14に集積した後、取
引口装置2に受け渡して、分配ルート19によつ
て入金し、また、出金処理においては、出金ルー
ト27によつて搬送させられてくる出金紙幣を共
通ルート10、集積ルート12を経由して紙幣受
け渡し装置14に集積した後、取引口装置2に受
け渡して、払い出すようにしており、これら入金
分配処理および出金処理の両モードにおいて、共
通ルート10、集積ルート12、紙幣受け渡し装
置14および取引口装置2を共用するものであ
る。
すなわち、この紙幣入出金機は、入金紙幣およ
び出金紙幣が貯留される箇所としては、還流紙幣
貯留部22、入金紙幣収納装置23、出金紙幣収
納装置28およびリジエクトボツクス95の四箇
所とされるとともに、そのうち入金紙幣収納装置
23およびリジエクトボツクス95は紙幣を収納
するのみで、繰り出し動作は行なわれず、したが
つて、前記従来例に比べて、紙幣の貯留部および
繰り出し機構を削減することができるとともに、
前記した共用部分によつて機体1内スペースの有
効利用を図り、もつて、機体1の小型化を達成す
ることができるものである。この場合、出金紙幣
収納装置28の出金ボツクス79は、機体1に対
して傾斜した状態とされて、機体1の特に上下方
向の寸法を縮小することができる。
一方、入金紙幣の鑑別完了後、あるいは出金紙
幣の払い出し時に、紙幣受け渡し装置14に集積
した紙幣を取引口装置2に受け渡す際には、紙幣
を落とし込むという操作によつて、該紙幣を集積
状態のまま受け渡し得るようになつており、集積
状態をクランプ等により保持して搬送するという
特別な搬送機構を必要とせず、簡便かつ確実に紙
幣の受け渡しを行なうことができる。
また、入金処理によつて自動的に紙幣の補充が
なされる還流紙幣貯留部22を機体1の中央部に
配設するとともに、紙幣の収納処理のみが行なわ
れる入金紙幣収納装置23と出金処理のみが行な
われる出金紙幣収納装置28とを機体1の前面側
に配設しているので、入金紙幣収納装置23に対
する紙幣回収操作および出金紙幣収納装置28に
対する補充操作を容易にすることができる。
さらに、出金処理中に該出金紙幣の搬送異常が
検出された場合、分配ルート19が作動中である
か否かにより、入金紙幣収納装置23とリジエク
トボツクス95とを選択して搬送異常紙幣を貯留
するようにしているから、分配ルート19が作動
中であつても出金処理を行うことができる。つま
り、入金分配処理が行われていないときには、搬
送異常紙幣を機体1の前面側の入金紙幣収納装置
23に貯留して問題ないが、顧客との間の入金取
引が終了した直後(第11図のS13以降)におい
ては、機体1内では入金紙幣の分配処理が継続さ
れて、その処理に分配ルート19が占有されるこ
とになる。このため、該分配処理中に出金紙幣の
搬送異常が生じたとしても、分配ルート19に混
入させることはできないのであるが、リジエクト
ルート94を選択することによつて、前記リジエ
クトボツクス95に搬送異常紙幣を貯留すること
ができるものである。したがつて、入金取引の直
後であつても出金取引を開始することができ、顧
客を持たせることがなくなるものである。
一方、第13図および第14図は本発明の他の
実施例を示している。この紙幣入出金機において
は、出金ルート27と共通ルート10との間が連
結搬送部101によつて直接的に連結されている
とともに、前記一実施例におけるルート切り替え
用の第5フオーク30が廃止されていて、出金処
理中の搬送異常紙幣がリジエクト用の第2フオー
ク11によつてすべてリジエクトルート94を介
してリジエクトボツクス95に貯留されるように
なつている。このような構成の紙幣入出金機は、
入金紙幣と出金用紙幣とを混入させたくない場合
などに好適である。
なお、前記各実施例において、出金リジエクト
ルートは、出金ルートから分岐するように設けて
もよく、この場合、第1図ないし第12図の一実
施例においては、ルート切り替え用の第5フオー
クよりも前段にリジエクト用の第2フオークが配
置されることになるが、入金分配処理の実行中に
は、出金紙幣の搬送異常紙幣を出金ルートからリ
ジエクトルートに送り出し、また、入金分配処理
の実行されていないときは、第2フオークを通過
させて第5フオークによつて分配ルートに送り出
すように制御すればよい。
さらに、前記各実施例において、入金分配処理
の実施されていないときであつて、出金ルートを
分配ルートに接続させた場合、搬送異常紙幣のう
ち、還流紙幣を還流紙幣貯留部に、還流紙幣以外
の出金紙幣は入金紙幣収納装置に第4フオークに
よつて分配させ、より効率的な還流紙幣の運用を
行わせてもよい。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明の紙幣入
出金機によれば、次のような効果を奏することが
できる。
(i) 入金紙幣のうち出金紙幣として再利用される
一金種の紙幣のみ還流紙幣貯留部を介して循環
させて、その他の金種の入金紙幣を全て入金紙
幣収納装置に収納するとともに、還流紙幣以外
の出金紙幣を出金紙幣収納装置に収納し、か
つ、出金紙幣のうちの搬送異常紙幣をリジエク
トボツクスに収納するようにしており、紙幣が
貯留される箇所が四箇所に限定されるととも
に、そのうち入金紙幣収納装置およびリジエク
トボツクスは紙幣を収納するのみで、繰り出し
動作は行なわれず、したがつて、従来例に比べ
て、紙幣の貯留部および繰り出し機構を削減す
ることができる。
(ii) 入金分配処理においては、鑑別後の紙幣を共
通ルートを経由して紙幣受け渡し装置に送り、
鑑別処理完了まで一時貯留した後、取引口装置
に受け渡して入金するようにしているととも
に、その共通ルートに出金ルートを接続して、
出金処理においても、共通ルート、紙幣受け渡
し装置および取引口装置を利用するようにした
から、機体内スペースの有効利用を図ることが
できる。
(iii) 出金紙幣収納装置が機体に対して傾斜状態に
設けられているから、機体の特に上下方向の寸
法を縮小することができる。
(iv) 上記()()()により、機体の小型化
を達成することができるとともに、貯留部およ
び繰り出し機構の削減により騒音発生も少なく
することができる。
(v) 出金処理中の搬送異常紙幣を共通ルートから
出金リジエクトルートに送り出し得るようにし
ているから、入金処理後の分配処理中であつて
も出金処理を開始することができ、顧客を待た
せることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明の紙幣入出金機
の一実施例を示すもので、第1図は全体構成図、
第2図は紙幣の流れを説明するルート図、第3図
は取引口装置および紙幣受け渡し装置の縦断面
図、第4図は紙幣受け渡し装置の平面図、第5図
イないし第5図ホは紙幣受け渡し装置の動作を順
に示す工程図、第6図は還流紙幣貯留部の縦断面
図、第7図は入金紙幣収納装置の側面図、第8図
は入金紙幣収納装置における入金紙幣用集積車と
その駆動部との連結状態を示す側面図、第9図は
出金ボツクスを機体に取り付けた状態の出金収納
装置の側面図、第10図は出金紙幣収納装置付近
の縦断面図、第11図は入金分配処理時のフロー
チヤート、第12図イないし第12図ハは出金処
理時のフローチヤート、第13図は本発明の他の
実施例を示す全体構成図、第14図は第13図の
紙幣入出金機における紙幣の流れを示すルート図
である。 1……機体、2……取引口装置、3……シヤツ
タ、4……入出金口、5……紙幣押さえ機構、6
……入金紙幣用繰り出し機構、7……鑑別ルー
ト、8……鑑別部、9……第1フオーク、10…
…共通ルート、11……第2フオーク、12……
集積ルート、13……入金リジエクトルート、1
4……紙幣受け渡し装置、15……一時貯留用集
積車、16……集積移送機構、17……載置板、
18……リジエクト口、19……分配ルート、2
0……第4フオーク、21……還流紙幣用集積
車、22……還流紙幣貯留部、23……入金紙幣
収納装置、24……入金紙幣用集積車、25……
入金ボツクス、26……還流紙幣用繰り出し機
構、27……出金ルート、28……出金紙幣収納
装置、29……出金紙幣用繰り出し機構、30…
…第5フオーク、40……引き込み部、41……
上昇搬送部、42……かき落とし部材、50……
スライドレール、50a……屈曲片、51……ス
トツパ、52……ガイドローラ、54……引つ張
りばね、56……押し出し片、59……係合軸、
60……係合部材、64……センサ、65……押
さえ板、68……扉、74……タイミングベル
ト、77……駆動ローラ、79……出金ボツク
ス、80……係合レバー、82……切欠、86…
…押圧板、87……振り分け搬送部、91……水
平搬送部、92……第3フオーク、93……出金
紙幣検出部、94……出金リジエクトルート、9
5……リジエクトボツクス、101……連結搬送
部、M……紙幣。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機外に連通させられて入金紙幣または出金紙
    幣を貯留するとともに入金紙幣を一枚ずつ機内に
    取り込む入金紙幣用繰り出し機構を有する取引口
    装置と、該取引口装置から一枚ずつ送り出された
    入金紙幣を鑑別する鑑別ルートと、該鑑別ルート
    の下方かつ機内中央に設けられ、入金紙幣のうち
    出金紙幣として利用される一金種の還流紙幣と同
    一金種の紙幣を貯留する還流紙幣貯留部と、該還
    流紙幣貯留部に対して並列かつ前方に設けられ、
    前記還流紙幣以外の金種の入金紙幣を貯留する入
    金紙幣収納装置と、前記鑑別ルートを前記還流紙
    幣貯留部および入金紙幣収納装置に接続する分配
    ルートと、前記鑑別ルートに前記分配ルートと択
    一的に切り替え可能に接続される共通ルートと、
    該共通ルートに接続可能で、前記取引口装置に投
    入された入金紙幣の鑑別処理完了まで該紙幣を一
    時貯留するとともに貯留した紙幣を前記取引口装
    置に再び送り出す紙幣受け渡し装置とを備え、前
    記還流紙幣以外の金種の出金紙幣を貯留する出金
    紙幣収納装置が前記還流紙幣貯留部および入金紙
    幣収納装置の下方に機体に対して傾斜状態で設け
    られ、前記還流紙幣貯留部および出金紙幣収納装
    置に、紙幣を一枚ずつ送り出す繰り出し機構を介
    して出金ルートが連設され、該出金ルートが前記
    共通ルートに接続され、これら出金ルートから共
    通ルートまでの間に、出金紙幣の搬送異常を検出
    する出金紙幣検出部と、該出金紙幣検出部の検出
    結果に基づき搬送異常紙幣を出金リジエクトルー
    トに振り分けるリジエクト用フオークと、該出金
    リジエクトルートを経由した搬送異常紙幣を貯留
    するリジエクトボツクスとが設けられていること
    を特徴とする紙幣入出金機。 2 前記出金紙幣検出部は出金ルートに設けられ
    るとともに、該出金紙幣検出部よりも後段に、出
    金ルートを共通ルートと分配ルートとにそれぞれ
    接続する振り分け搬送部が設けられ、該振り分け
    搬送部に、その接続を共通ルートと分配ルートと
    のいずれかに切り替えるルート切り替え用フオー
    クが設けられ、該ルート切り替え用フオークと前
    記リジエクト用フオークとに、これらの作動を制
    御して前記搬送異常紙幣を前記出金リジエクトル
    ートと分配ルートとに択一的に振り分ける制御部
    が連設されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の紙幣入出金機。
JP62189525A 1987-07-29 1987-07-29 Paper money teller machine Granted JPS6432398A (en)

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