JPS6367226B2 - - Google Patents
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- JPS6367226B2 JPS6367226B2 JP15574879A JP15574879A JPS6367226B2 JP S6367226 B2 JPS6367226 B2 JP S6367226B2 JP 15574879 A JP15574879 A JP 15574879A JP 15574879 A JP15574879 A JP 15574879A JP S6367226 B2 JPS6367226 B2 JP S6367226B2
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 10
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 8
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
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- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、例えば、銀行業務における自動預
金・支払機、あるいは入出金機のように、預金
(入金)のために投入した入金紙幣を、各金種毎
に設けた金種別収納箱に収納し、これら収納箱の
紙幣を支払(出金)のための出金紙幣として繰出
す循環式入出金装置に関する。
金・支払機、あるいは入出金機のように、預金
(入金)のために投入した入金紙幣を、各金種毎
に設けた金種別収納箱に収納し、これら収納箱の
紙幣を支払(出金)のための出金紙幣として繰出
す循環式入出金装置に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、上述の循環式入出金装置としては、例え
ば、特開昭52−136690号公報に開示の装置があ
り、また入出金装置としては実開昭52−144796号
公報に開示の装置がある。
ば、特開昭52−136690号公報に開示の装置があ
り、また入出金装置としては実開昭52−144796号
公報に開示の装置がある。
これらの装置には、金種別収納箱を備えて、そ
れぞれの金種に対応する金種の紙幣を収納した
り、繰出したりしている。
れぞれの金種に対応する金種の紙幣を収納した
り、繰出したりしている。
しかし、入出金装置の始業時には、これらの金
種別収納箱に準備金が、係員の手によつて装填さ
れ、また、終業時にも各金種別収納箱から紙幣は
係員の手によつて回収される。
種別収納箱に準備金が、係員の手によつて装填さ
れ、また、終業時にも各金種別収納箱から紙幣は
係員の手によつて回収される。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
上述のように係員の手作業によつて、紙幣の装
填や回収を行なうと、手数と時間を要し、現金の
厳重な管理も必要となるので、大変な労働とな
る。
填や回収を行なうと、手数と時間を要し、現金の
厳重な管理も必要となるので、大変な労働とな
る。
そこで、各金種別収納箱を着脱可能なカートリ
ツジタイプに構成することが考えられるが、しか
しこの場合においても、取扱い金種が多いほど、
また循環式入出金装置が多いほど、金種別収納箱
が多くなり、その運搬、着脱作業、管理等の取扱
いが極めて大変となる問題点を有する。
ツジタイプに構成することが考えられるが、しか
しこの場合においても、取扱い金種が多いほど、
また循環式入出金装置が多いほど、金種別収納箱
が多くなり、その運搬、着脱作業、管理等の取扱
いが極めて大変となる問題点を有する。
この発明は、1つの入出金収納箱を特定して、
この特定収納箱を介して紙幣の装填および回収を
行なう特異な構成にすることで、各金種の紙幣の
装填および回収の作業が簡単で現金管理も容易と
なり、そして、金種別収納箱の数も減ずることが
できる循環式入出金装置の提供を目的とする。
この特定収納箱を介して紙幣の装填および回収を
行なう特異な構成にすることで、各金種の紙幣の
装填および回収の作業が簡単で現金管理も容易と
なり、そして、金種別収納箱の数も減ずることが
できる循環式入出金装置の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この発明は、入金口から受入れた入金紙幣を搬
送路中に介設した判別手段で金種判別して、搬送
路に沿設した金種毎に対応する複数の金種別収納
箱のそれぞれに金種判明に基づく振分け手段の振
分け制御を介して金種毎に収納し、各金種別収納
箱に収納の紙幣を出金紙幣として搬送路を介して
出金口に放出する循環式入出金装置であつて、前
記複数の金種別収納箱の内、特定される収納箱を
着脱可能に装着し、上記特定収納箱と他の金種別
収納箱との相互の繰出し側を相互の収納側に前記
搬送路および振分け手段を介して接続し、前記特
定収納箱から繰出される紙幣の搬送路中に、該紙
幣の金種を鑑別する鑑別手段を設け、前記特定収
納箱に収納した装填用紙幣を繰出して上記鑑別手
段で金種を鑑別し、振分け手段で金種別に振分け
て、該当金種の金種別収納箱および特定収納箱に
収納制御し、各金種別収納箱から繰出される紙幣
を振分け手段を介して特定収納箱に回収制御する
装填回収制御手段を設けた循環式入出金装置であ
ることを特徴とする。
送路中に介設した判別手段で金種判別して、搬送
路に沿設した金種毎に対応する複数の金種別収納
箱のそれぞれに金種判明に基づく振分け手段の振
分け制御を介して金種毎に収納し、各金種別収納
箱に収納の紙幣を出金紙幣として搬送路を介して
出金口に放出する循環式入出金装置であつて、前
記複数の金種別収納箱の内、特定される収納箱を
着脱可能に装着し、上記特定収納箱と他の金種別
収納箱との相互の繰出し側を相互の収納側に前記
搬送路および振分け手段を介して接続し、前記特
定収納箱から繰出される紙幣の搬送路中に、該紙
幣の金種を鑑別する鑑別手段を設け、前記特定収
納箱に収納した装填用紙幣を繰出して上記鑑別手
段で金種を鑑別し、振分け手段で金種別に振分け
て、該当金種の金種別収納箱および特定収納箱に
収納制御し、各金種別収納箱から繰出される紙幣
を振分け手段を介して特定収納箱に回収制御する
装填回収制御手段を設けた循環式入出金装置であ
ることを特徴とする。
(ホ) 作 用
この発明の循環式入出金装置は、各金種別収納
箱に紙幣を装填する場合、特定した金種別収納箱
に各金種の紙幣を装填して入出金装置に装填し、
この特定収納箱から繰出される紙幣を鑑別して、
この鑑別に基づいて金種に対応した金種別収納箱
に収納すると共に、この特定収納箱自体にも金種
に対応した紙幣を収納する。
箱に紙幣を装填する場合、特定した金種別収納箱
に各金種の紙幣を装填して入出金装置に装填し、
この特定収納箱から繰出される紙幣を鑑別して、
この鑑別に基づいて金種に対応した金種別収納箱
に収納すると共に、この特定収納箱自体にも金種
に対応した紙幣を収納する。
また、各金種別収納箱から紙幣を回収する場合
は、特定収納箱以外の金種別収納箱から該特定収
納箱に紙幣を回収し、その後、この特定収納箱を
外して紙幣を回収する。
は、特定収納箱以外の金種別収納箱から該特定収
納箱に紙幣を回収し、その後、この特定収納箱を
外して紙幣を回収する。
(ヘ) 発明の効果
上述の結果、この発明によれば、係員の手作業
は、1つの特定収納箱に紙幣を装填したり、ある
いは回収したりすればよいので、循環式入出金装
置が複数台併設されていても、作業が簡単化さ
れ、その運搬、着脱作業、現金管理等の取扱いが
極めて容易となり、また、特定収納箱自体も金種
別収納箱として使用するので、特別に専用の収納
箱を設置する必要なく、収納箱を必要最小限度で
済すことができる。
は、1つの特定収納箱に紙幣を装填したり、ある
いは回収したりすればよいので、循環式入出金装
置が複数台併設されていても、作業が簡単化さ
れ、その運搬、着脱作業、現金管理等の取扱いが
極めて容易となり、また、特定収納箱自体も金種
別収納箱として使用するので、特別に専用の収納
箱を設置する必要なく、収納箱を必要最小限度で
済すことができる。
(ト) 発明の実施例
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は銀行業務で使用される自動預金・支払機
の循環式入出金装置を示し、この装置は預金のた
めに投入された紙幣の入金処理と、支払いのため
に繰出す紙幣の出金処理とを行ない、入金された
紙幣は出金時の紙幣として循環使用する。
の循環式入出金装置を示し、この装置は預金のた
めに投入された紙幣の入金処理と、支払いのため
に繰出す紙幣の出金処理とを行ない、入金された
紙幣は出金時の紙幣として循環使用する。
第1図において、この循環式入出金装置が取扱
う紙幣1の金種はA金種、たとえば万円札、B金
種たとえば千円札、C金種たとえば五千円札の三
金種である。なおこれら金種A、B、Cの混合金
種をDとする。
う紙幣1の金種はA金種、たとえば万円札、B金
種たとえば千円札、C金種たとえば五千円札の三
金種である。なおこれら金種A、B、Cの混合金
種をDとする。
上述の循環式入出金装置には4個の紙幣を収納
する収納箱2を有し、2A,2Bはそれぞれ金種
A、Bを収納する金種別収納箱であり、2Cは金
種Cまたは混合金種Dを収納する一括収納箱であ
り、2Dは各金種A、B、Cを回収する回収収納
箱である。
する収納箱2を有し、2A,2Bはそれぞれ金種
A、Bを収納する金種別収納箱であり、2Cは金
種Cまたは混合金種Dを収納する一括収納箱であ
り、2Dは各金種A、B、Cを回収する回収収納
箱である。
なお、上述の一括収納箱2Cは装着本体に対し
て後述する手段により着脱可能に設けられ、他の
収納箱2A,2B,2Dは固定式に設けられてい
るが、これらも着脱可能に設けるもよい。
て後述する手段により着脱可能に設けられ、他の
収納箱2A,2B,2Dは固定式に設けられてい
るが、これらも着脱可能に設けるもよい。
入金口3は預金のための紙幣を投入し、内部に
は紙幣取込み部を構成している。この紙幣取込み
部は投入される紙幣1の一方の面に対向して偏心
ローラ4とその下部に取込みローラ5とを有し、
さらに他方の面に対向して押え板6を有し、そし
て底面には底板7を有している。
は紙幣取込み部を構成している。この紙幣取込み
部は投入される紙幣1の一方の面に対向して偏心
ローラ4とその下部に取込みローラ5とを有し、
さらに他方の面に対向して押え板6を有し、そし
て底面には底板7を有している。
上述の押え板6はローラ4,5側に紙幣1を押
圧するが、紙幣1を受入れるときは適宜のカム機
構により後退されて受入れを可能にする。そして
紙幣1の受入れを検知することによつて押圧姿勢
にもどされる。
圧するが、紙幣1を受入れるときは適宜のカム機
構により後退されて受入れを可能にする。そして
紙幣1の受入れを検知することによつて押圧姿勢
にもどされる。
なお8は摩擦ローラである。
前述の偏心ローラ4、取込みローラ5は適宜の
駆動源により駆動制御され、偏心ローラ4は回動
されることによつて振動を付与し、取込みローラ
5は紙幣1を一枚ずつ内部に取込む。
駆動源により駆動制御され、偏心ローラ4は回動
されることによつて振動を付与し、取込みローラ
5は紙幣1を一枚ずつ内部に取込む。
なお、65は取込み空センサであつて光電セン
サにより構成され、入金口3の紙幣1が順次取込
まれて空になつたことを検知する。
サにより構成され、入金口3の紙幣1が順次取込
まれて空になつたことを検知する。
前述の取込みローラ5の後段には第1、第2の
搬送ベルト9,10が対設され、これらの搬送ベ
ルト9,10は取込みローラ5の取込み速度より
速い速度で紙幣を搬送する。
搬送ベルト9,10が対設され、これらの搬送ベ
ルト9,10は取込みローラ5の取込み速度より
速い速度で紙幣を搬送する。
上述の搬送ベルト9,10の搬送径路中には長
さ異常検知器11と二枚重なり検知器12とが設
けられ、検知器11は光電センサにより構成さ
れ、そして検知器11は紙幣1の通過時間を計時
して二枚連れ出しか否かをチエツクし、検知器1
2はカムと、これと紙幣1の厚み一枚半分の間隙
を形成したローラとの対設によつて構成し、カム
とローラ間に紙幣を通過させることによつて紙幣
の二枚重なりをチエツクする。なお、この構成自
体は周知である。
さ異常検知器11と二枚重なり検知器12とが設
けられ、検知器11は光電センサにより構成さ
れ、そして検知器11は紙幣1の通過時間を計時
して二枚連れ出しか否かをチエツクし、検知器1
2はカムと、これと紙幣1の厚み一枚半分の間隙
を形成したローラとの対設によつて構成し、カム
とローラ間に紙幣を通過させることによつて紙幣
の二枚重なりをチエツクする。なお、この構成自
体は周知である。
前述の第1、第2の搬送ベルト9,10の後段
には第3、第4の搬送ベルト13,14が対設さ
れ、これら搬送ベルト13,14の搬送径路中に
は紙幣判別部15が設けられ、この紙幣判別部1
5はたとえば磁気ヘツドにより構成されて、紙幣
1の印刷パターンを読取つて真偽判別、金種判別
を行なう。
には第3、第4の搬送ベルト13,14が対設さ
れ、これら搬送ベルト13,14の搬送径路中に
は紙幣判別部15が設けられ、この紙幣判別部1
5はたとえば磁気ヘツドにより構成されて、紙幣
1の印刷パターンを読取つて真偽判別、金種判別
を行なう。
前述の第3搬送ベルト13の搬送後端側は一括
収納箱2C側に向い、この部分には補助ベルト1
6が対設され、また第4搬送ベルト14との分岐
点には第3の振分け板17Cが設けられ、第3振
分け板17Cが振分け制御されることによつて金
種Cまたは混合金種Dを一括収納箱2C側に振分
け、そして振分けられた紙幣1は一旦プール枠1
8Cにプールされる。
収納箱2C側に向い、この部分には補助ベルト1
6が対設され、また第4搬送ベルト14との分岐
点には第3の振分け板17Cが設けられ、第3振
分け板17Cが振分け制御されることによつて金
種Cまたは混合金種Dを一括収納箱2C側に振分
け、そして振分けられた紙幣1は一旦プール枠1
8Cにプールされる。
前述の第4搬送ベルト14には補助ベルト1
9、第5搬送ベルト20、第6搬送ベルト21が
対設され、これらベルトと第4振分け板17Dと
によつて回帰搬送径路を構成している。そしてこ
の回帰搬送径路は紙幣判別部15が読取り不良を
生じたとき紙幣を回帰搬送する他に、金種別収納
箱2A,2Bおよび回収収納箱2Dの紙幣を一括
収納箱2Cに回収するときにも使用される。
9、第5搬送ベルト20、第6搬送ベルト21が
対設され、これらベルトと第4振分け板17Dと
によつて回帰搬送径路を構成している。そしてこ
の回帰搬送径路は紙幣判別部15が読取り不良を
生じたとき紙幣を回帰搬送する他に、金種別収納
箱2A,2Bおよび回収収納箱2Dの紙幣を一括
収納箱2Cに回収するときにも使用される。
前述の第4振分け板17Dは通常金種振分け位
置にあつて回帰搬送時に振分け制御されて回帰搬
送径路を構成する。
置にあつて回帰搬送時に振分け制御されて回帰搬
送径路を構成する。
第3、第5の搬送ベルト13,20の接する部
分の後段には第2振分け板17B、第1振分け板
17A、ガイドローラ22,22、第7、第8搬
送ベルト23,24が設けられていて、第2振分
け板17B、第1振分け板17Aは振分け制御さ
れることによつてそれぞれ金種B、Aを振分けそ
してこれらの紙幣はガイドローラ25………を介
して対応する一旦プール枠18B,18Aにプー
ルされる。また第7、第8搬送ベルト23,24
の搬送後端は一旦プール枠18Dに臨ませて設け
られ、繰出し紙幣、回収紙幣、返却紙幣を搬送す
る。
分の後段には第2振分け板17B、第1振分け板
17A、ガイドローラ22,22、第7、第8搬
送ベルト23,24が設けられていて、第2振分
け板17B、第1振分け板17Aは振分け制御さ
れることによつてそれぞれ金種B、Aを振分けそ
してこれらの紙幣はガイドローラ25………を介
して対応する一旦プール枠18B,18Aにプー
ルされる。また第7、第8搬送ベルト23,24
の搬送後端は一旦プール枠18Dに臨ませて設け
られ、繰出し紙幣、回収紙幣、返却紙幣を搬送す
る。
上述の一旦プール枠18Dの上方には出金口2
6が形成され、この一旦プール枠18Dは適宜の
リフト機構によつて、上述の出金口26と下部の
紙幣受入れ位置の間を上下動するように設けら
れ、繰出し紙幣や返却紙幣を放出するとき出金口
26側に上動して紙幣の取出しを許容する。
6が形成され、この一旦プール枠18Dは適宜の
リフト機構によつて、上述の出金口26と下部の
紙幣受入れ位置の間を上下動するように設けら
れ、繰出し紙幣や返却紙幣を放出するとき出金口
26側に上動して紙幣の取出しを許容する。
前述の各収納箱2A〜2Dの下部にはこれらの
収納紙幣を繰出すための繰出しローラ27………
を有し、これが回動制御されることによつて紙幣
は繰出される。
収納紙幣を繰出すための繰出しローラ27………
を有し、これが回動制御されることによつて紙幣
は繰出される。
なお、28………は偏心ローラで紙幣の重なり
を振動によつてほぐし、29………は摩擦ローラ
で繰出しローラ27………と対設され、紙幣の重
なりを一枚ごとに分離する。
を振動によつてほぐし、29………は摩擦ローラ
で繰出しローラ27………と対設され、紙幣の重
なりを一枚ごとに分離する。
前述の収納箱2A,2B,2Dの下部には第9
搬送ベルト30が設けられ、このベルト30の搬
送始端部には第10搬送ベルト31が対設され、収
納箱2Dから繰出される紙幣を搬送する。
搬送ベルト30が設けられ、このベルト30の搬
送始端部には第10搬送ベルト31が対設され、収
納箱2Dから繰出される紙幣を搬送する。
上述の第9搬送ベルト30の中間部には第11搬
送ベルト32が対設され、またこのベルト32に
は補助ベルト33が対設されていて、収納箱2A
から繰出される紙幣を搬送する。
送ベルト32が対設され、またこのベルト32に
は補助ベルト33が対設されていて、収納箱2A
から繰出される紙幣を搬送する。
前述の第9搬送ベルト30の搬送後端には第5
搬送ベルト20の下端部が対設され、またこのベ
ルト20の背面側には補助ベルト34が対設され
て収納箱2Bから繰出される紙幣を搬送する。
搬送ベルト20の下端部が対設され、またこのベ
ルト20の背面側には補助ベルト34が対設され
て収納箱2Bから繰出される紙幣を搬送する。
上述の第5搬送ベルト20には第12搬送ベルト
35が対設され、このベルト35下端背面側には
第13搬送ベルト36が対設されて、収納箱2Cか
ら繰出される紙幣を搬送する。
35が対設され、このベルト35下端背面側には
第13搬送ベルト36が対設されて、収納箱2Cか
ら繰出される紙幣を搬送する。
そして各収納箱2A〜2Dより繰出された各金
種の紙幣は第5、第12の搬送ベルト20,35に
よつて上方に搬送され、第4、第5の搬送ベルト
14,20が対接する部分に供給されて振分け処
理、放出処理、または回収処理される。
種の紙幣は第5、第12の搬送ベルト20,35に
よつて上方に搬送され、第4、第5の搬送ベルト
14,20が対接する部分に供給されて振分け処
理、放出処理、または回収処理される。
前述の第5、第12の搬送ベルト30,35の対
設部分には紙幣再鑑部37と二枚重なり検知器3
8とが設けられ、紙幣再鑑部37はたとえば磁気
ヘツドあるいは光電ヘツドで構成されて、繰出さ
れた紙幣の印刷パターンを読取つて金種を再鑑
し、二枚重なり検知器38は前述した二枚重なり
検知器12と同様に構成されている。
設部分には紙幣再鑑部37と二枚重なり検知器3
8とが設けられ、紙幣再鑑部37はたとえば磁気
ヘツドあるいは光電ヘツドで構成されて、繰出さ
れた紙幣の印刷パターンを読取つて金種を再鑑
し、二枚重なり検知器38は前述した二枚重なり
検知器12と同様に構成されている。
各収納箱2A〜2Dが繰出される紙幣の繰出し
径路には紙幣の異常長さを検知すると共に繰出し
枚数の計数にも兼用される長さ異常検知器39A
〜39Dが設けられ、これらの検知器は前述した
長さ異常検知器11と同様に構成されている。
径路には紙幣の異常長さを検知すると共に繰出し
枚数の計数にも兼用される長さ異常検知器39A
〜39Dが設けられ、これらの検知器は前述した
長さ異常検知器11と同様に構成されている。
前述の各一旦プール枠18A〜18Dにはプー
ル枠空センサ40A〜40Dがそれぞれ設けら
れ、各プール枠内の紙幣が空になつたことを検知
する。
ル枠空センサ40A〜40Dがそれぞれ設けら
れ、各プール枠内の紙幣が空になつたことを検知
する。
また各収納箱2A〜2Dには満杯センサ41A
〜41D、残少センサ42A〜42D、空センサ
43A〜43Dがそれぞれ設けられていて、それ
ぞれ収納紙幣の満杯、残少、空を検知する。なお
65は取込み空センサであつて、入金口3に投入
された紙幣1が空になつたことを検知する。
〜41D、残少センサ42A〜42D、空センサ
43A〜43Dがそれぞれ設けられていて、それ
ぞれ収納紙幣の満杯、残少、空を検知する。なお
65は取込み空センサであつて、入金口3に投入
された紙幣1が空になつたことを検知する。
そして上述の各センサ40,41,42,4
3,65はたとえば光電センサで構成されてい
る。
3,65はたとえば光電センサで構成されてい
る。
第2図は前述の一括収納箱2Cの着脱手段を示
し、第2図イにおいて、装置本体側には傾斜線上
に二本の係止ピン44,44を設け、一方収納箱
2Cの側面部には傾斜した長孔の係止孔45,4
5を上述の係止ピン44,44に対応する位置に
設け、これらを係合して装着することによつて、
収納箱2Cを本体後方から、一旦プール枠18C
に阻害されることなく装着することができる。
し、第2図イにおいて、装置本体側には傾斜線上
に二本の係止ピン44,44を設け、一方収納箱
2Cの側面部には傾斜した長孔の係止孔45,4
5を上述の係止ピン44,44に対応する位置に
設け、これらを係合して装着することによつて、
収納箱2Cを本体後方から、一旦プール枠18C
に阻害されることなく装着することができる。
第2図ロは他の着脱手段を示し、装置本体側に
は下部に係止ピン44と上部にストツパ46とを
設け、収納箱2Cの側面部には下部一側に係止孔
45を設け、装着時には収納箱2Cを斜めにして
係止孔45を係止ピン44に係合させた後、これ
を回動させてストツパ46で支持することによ
り、収納箱2Cを本体後方から装着することがで
きる。
は下部に係止ピン44と上部にストツパ46とを
設け、収納箱2Cの側面部には下部一側に係止孔
45を設け、装着時には収納箱2Cを斜めにして
係止孔45を係止ピン44に係合させた後、これ
を回動させてストツパ46で支持することによ
り、収納箱2Cを本体後方から装着することがで
きる。
第2図ハはさらに他の着脱手段を示し、この場
合は収納箱2Cには繰出しローラ27、偏心ロー
ラ28、摩擦ローラ29を構成している。これに
よると、収納箱2Cは水平方向にスライドさせ得
るので、本体後方から容易に装着することができ
る。なお繰出しローラ27に対する動力の伝導は
ギヤーの噛合によつて本体側より入力される。
合は収納箱2Cには繰出しローラ27、偏心ロー
ラ28、摩擦ローラ29を構成している。これに
よると、収納箱2Cは水平方向にスライドさせ得
るので、本体後方から容易に装着することができ
る。なお繰出しローラ27に対する動力の伝導は
ギヤーの噛合によつて本体側より入力される。
第3図、第4図は紙幣循環可能な収納箱2の一
つを示す。各収納箱2A〜2Dは同一の構成より
なるため、その一つについて説明する。また一旦
プール枠18A〜18Dは18Dの上下動の構成
を除いて同一の構成故にその一つを関連させて説
明する。
つを示す。各収納箱2A〜2Dは同一の構成より
なるため、その一つについて説明する。また一旦
プール枠18A〜18Dは18Dの上下動の構成
を除いて同一の構成故にその一つを関連させて説
明する。
なお、紙幣循環可能な収納機構自体は公知であ
り、したがつてこの実施例以外にも種々の循環機
構を採用し得る。
り、したがつてこの実施例以外にも種々の循環機
構を採用し得る。
一旦プール枠18の底板47,47は二分割に
構成されて、左右が下方に開くように設けられ、
これらの開閉は適宜のソレノイドあるいはカム駆
動機構により行なわれる。しかもそれぞれの底板
47,47は櫛歯状に形成され、開放されたと
き、下部の収納箱2の側壁に形成された切欠き
(図外)を利用して側壁外に出るように設けられ、
その結果、一旦プール枠18でプールされた紙幣
は底板47,47が開放されることによつて、重
なつた状態のままで落下される。
構成されて、左右が下方に開くように設けられ、
これらの開閉は適宜のソレノイドあるいはカム駆
動機構により行なわれる。しかもそれぞれの底板
47,47は櫛歯状に形成され、開放されたと
き、下部の収納箱2の側壁に形成された切欠き
(図外)を利用して側壁外に出るように設けられ、
その結果、一旦プール枠18でプールされた紙幣
は底板47,47が開放されることによつて、重
なつた状態のままで落下される。
収納箱2は繰出す紙幣1の繰出し端縁が傾斜下
方になるように紙幣1を傾斜して収納し、内部に
は上述の傾斜方向側に支えレバー48と、これに
対向させて押えレバー49とを突入させている。
方になるように紙幣1を傾斜して収納し、内部に
は上述の傾斜方向側に支えレバー48と、これに
対向させて押えレバー49とを突入させている。
上述の支えレバー48および押えレバー49は
共に左右一対に形成され、かつ上下動できるよう
に長孔を介して内部に突入される。
共に左右一対に形成され、かつ上下動できるよう
に長孔を介して内部に突入される。
支えレバー48はその基端部が上下動する可動
枠50に軸支された軸51に固定され、またこの
軸51にはピニオン52が固定されていて、この
ピニオン52が正逆に回転されることによつて前
述の支えレバー48は収納箱2内の支える位置
と、収納箱2の外部の位置とに可動される。
枠50に軸支された軸51に固定され、またこの
軸51にはピニオン52が固定されていて、この
ピニオン52が正逆に回転されることによつて前
述の支えレバー48は収納箱2内の支える位置
と、収納箱2の外部の位置とに可動される。
そして前述のピニオン52にはラツク53が適
宜のソレノイド(図外)によつて係脱自在に設け
られ、ラツク53がピニオン52に噛合した状態
で、前述の可動枠50の上下動によりピニオン5
2は正逆に回転される。
宜のソレノイド(図外)によつて係脱自在に設け
られ、ラツク53がピニオン52に噛合した状態
で、前述の可動枠50の上下動によりピニオン5
2は正逆に回転される。
上述の可動枠50はガイド枠54によつて上下
動が案内され、さらに正逆転モータ55により駆
動されるベルト56が固定されていて、前述のモ
ータ55が正逆転制御されることにより上下動が
行なわれる。
動が案内され、さらに正逆転モータ55により駆
動されるベルト56が固定されていて、前述のモ
ータ55が正逆転制御されることにより上下動が
行なわれる。
なおスイツチ57,58は可動枠50に作用
し、スイツチ57は上限、スイツチ58は下限を
検知して前述のモータ55を制御する。
し、スイツチ57は上限、スイツチ58は下限を
検知して前述のモータ55を制御する。
前述の押えレバー49は保持枠59に固定さ
れ、またこの保持枠59はガイド杆60によつて
上下動がガイドされると共に、この保持枠59に
はスプリング61が係止されて下方に付勢されて
いる。
れ、またこの保持枠59はガイド杆60によつて
上下動がガイドされると共に、この保持枠59に
はスプリング61が係止されて下方に付勢されて
いる。
そして上述の保持枠59に形成された突出端6
2が前述の可動枠50の突出端63の上面に係止
されて、スプリング61による下動が規制されて
いる。
2が前述の可動枠50の突出端63の上面に係止
されて、スプリング61による下動が規制されて
いる。
そのために可動枠50が下動されると保持枠5
9はスプリング61の作用力により下動し、下動
途中で保持枠59の押えレバー49が収納紙幣の
上面に接すると、この保持枠59は下動が阻止さ
れて、可動枠50と離れる。
9はスプリング61の作用力により下動し、下動
途中で保持枠59の押えレバー49が収納紙幣の
上面に接すると、この保持枠59は下動が阻止さ
れて、可動枠50と離れる。
スイツチ64は上述の分離を検知するものであ
つて、この検知信号に基づいて前述のラツク53
が操作される。
つて、この検知信号に基づいて前述のラツク53
が操作される。
すなわち、一旦プール枠18より収納箱2に紙
幣を受入れるときは、支えレバー48と押えレバ
ー49とは上方位置にあつて、一旦プール枠18
からの紙幣を受入れる。このとき紙幣は傾斜状に
受入れられて、傾斜下端縁は支えレバー48で支
えられる。
幣を受入れるときは、支えレバー48と押えレバ
ー49とは上方位置にあつて、一旦プール枠18
からの紙幣を受入れる。このとき紙幣は傾斜状に
受入れられて、傾斜下端縁は支えレバー48で支
えられる。
モータ55が正転して可動枠50が下動するこ
とにより支えレバー48は下動し、また押えレバ
ー49も下動し、紙幣は収納箱2に収納される。
とにより支えレバー48は下動し、また押えレバ
ー49も下動し、紙幣は収納箱2に収納される。
押えレバー49が既に収納された紙幣の上面に
接当すると、その下動が阻止され、可動枠50の
突出端63は保持枠59の突出端62と離れ、こ
れをスイツチ64が検知し、その信号に基づいて
ラツク53がピニオン52と接するように可動さ
れる。
接当すると、その下動が阻止され、可動枠50の
突出端63は保持枠59の突出端62と離れ、こ
れをスイツチ64が検知し、その信号に基づいて
ラツク53がピニオン52と接するように可動さ
れる。
可動枠50は上述の信号出力後、適宜のタイマ
で設定された時間下動される。この下動によつて
ピニオン52が回転されるために支えレバー48
は側壁外に退出し、退出を維持して、ラツク53
はピニオン52より離される。
で設定された時間下動される。この下動によつて
ピニオン52が回転されるために支えレバー48
は側壁外に退出し、退出を維持して、ラツク53
はピニオン52より離される。
そのため支えレバー48で支えられた紙幣は既
収納紙幣の上面に載置される。
収納紙幣の上面に載置される。
その後モータ55は一定時間逆転されて可動枠
50は上動し、これによつて押えレバー49は上
動して、覆つた紙幣を滑らせて下部に移し、さら
にモータ55は一定時間逆転されて可動枠50は
下動して、今収納した紙幣の上面を押下すること
になる。
50は上動し、これによつて押えレバー49は上
動して、覆つた紙幣を滑らせて下部に移し、さら
にモータ55は一定時間逆転されて可動枠50は
下動して、今収納した紙幣の上面を押下すること
になる。
そしてこの押下した姿勢が紙幣の繰出し姿勢と
なる。
なる。
この繰出し姿勢より上部の収納姿勢に至るに
は、まずモータ55が逆転されることにより可動
枠50が上動し、これに伴なつて保持枠59も上
動するので、支えレバー48と押えレバー49は
上動する。
は、まずモータ55が逆転されることにより可動
枠50が上動し、これに伴なつて保持枠59も上
動するので、支えレバー48と押えレバー49は
上動する。
スイツチ57が可動枠50の上動を検知する
と、その信号に基づいてラツク53がピニオン5
2に噛合され、信号出力後設定時間引き続いて上
動されることにより支えレバー48は収納箱2内
に突入し、ラツク53が離される。
と、その信号に基づいてラツク53がピニオン5
2に噛合され、信号出力後設定時間引き続いて上
動されることにより支えレバー48は収納箱2内
に突入し、ラツク53が離される。
これによつて支えレバー48および押えレバー
49が収納姿勢となる。
49が収納姿勢となる。
このように構成した循環式入出金装置の動作を
説明すると、先ず始業時に各金種A、B、Cの紙
幣を装置に装填する場合、予め一括収納箱2Cに
各金種の必要枚数を収納する。なおこの収納は各
金種が混合状態であるも、また各金種のブロツク
毎であるもよい。
説明すると、先ず始業時に各金種A、B、Cの紙
幣を装置に装填する場合、予め一括収納箱2Cに
各金種の必要枚数を収納する。なおこの収納は各
金種が混合状態であるも、また各金種のブロツク
毎であるもよい。
紙幣を収納した一括収納箱2Cを装置本体に装
置するとき、前もつて他の収納箱2A,2B,2
Dおよび各一旦プール枠18A〜18Dが空にな
つているかを確認した後、この一括収納箱2Cは
装置本体の後部より装着される。
置するとき、前もつて他の収納箱2A,2B,2
Dおよび各一旦プール枠18A〜18Dが空にな
つているかを確認した後、この一括収納箱2Cは
装置本体の後部より装着される。
各搬送ベルトが適宜の駆動源により搬送方向に
駆動され、一括収納箱2Cの繰出しローラ27が
駆動されることにより、収納紙幣が繰出され、そ
の繰出し枚数は検知器39Cに基づいて計数され
る。
駆動され、一括収納箱2Cの繰出しローラ27が
駆動されることにより、収納紙幣が繰出され、そ
の繰出し枚数は検知器39Cに基づいて計数され
る。
繰出された紙幣は長さ異常検知器39Cで二枚
連れ出しがチエツクされ、また二枚重なり検知器
38で二枚重なりがチエツクされ、さらに紙幣再
鑑部37で金種が判定される。
連れ出しがチエツクされ、また二枚重なり検知器
38で二枚重なりがチエツクされ、さらに紙幣再
鑑部37で金種が判定される。
上述の検知器38,37で異常が認められた場
合、および紙幣再鑑部37で再鑑不要が生じた場
合は回収収納箱2Dに回収すべく一旦プール枠1
8Dにプールされる。なお、この場合一括収納箱
2Cに回収して再度繰出すべく一旦プール枠18
Cにプールしてもよい。
合、および紙幣再鑑部37で再鑑不要が生じた場
合は回収収納箱2Dに回収すべく一旦プール枠1
8Dにプールされる。なお、この場合一括収納箱
2Cに回収して再度繰出すべく一旦プール枠18
Cにプールしてもよい。
紙幣が正常に繰出され、正常に再鑑されて金種
が判定されると、その判定に基づいて金種別収納
箱2A,2B、および2Cに振分けられる。
が判定されると、その判定に基づいて金種別収納
箱2A,2B、および2Cに振分けられる。
すなわちその繰出し紙幣が金種Aであれば、第
1振分け板17Aが振分け駆動されて収納箱2A
に収納すべく一旦プール枠18Aにプールされ、
金種Bであれば第2振分け板17Bが振分け駆動
されて収納箱2Bに収納すべく一旦プール枠18
Bにプールされる。
1振分け板17Aが振分け駆動されて収納箱2A
に収納すべく一旦プール枠18Aにプールされ、
金種Bであれば第2振分け板17Bが振分け駆動
されて収納箱2Bに収納すべく一旦プール枠18
Bにプールされる。
ただし金種Cに対しては一括収納箱2Cに収納
される。そのために第4振分け板17D、第3振
分け板17Cが振分け駆動されて金種Cの紙幣は
第4搬送ベルト14による回帰搬送径路を介して
一旦プール枠18Cにプールされる。
される。そのために第4振分け板17D、第3振
分け板17Cが振分け駆動されて金種Cの紙幣は
第4搬送ベルト14による回帰搬送径路を介して
一旦プール枠18Cにプールされる。
なお、各プール枠18A〜18Dにプールされ
る枚数は検知器39Cおよび紙幣再鑑部37の計
数値と金種とに基づいて計数され、各プール枚数
がプール限度枚数になれば、一括収納箱2Cから
の繰出しを一旦中止してプール紙幣を収納箱2A
〜2Dに収納した後、再び紙幣の繰出しが行なわ
れる。
る枚数は検知器39Cおよび紙幣再鑑部37の計
数値と金種とに基づいて計数され、各プール枚数
がプール限度枚数になれば、一括収納箱2Cから
の繰出しを一旦中止してプール紙幣を収納箱2A
〜2Dに収納した後、再び紙幣の繰出しが行なわ
れる。
このようにして各金種A、B、Cの紙幣は収納
箱2A,2B,2Cに収納される。
箱2A,2B,2Cに収納される。
なお、金種Cは一括収納箱2Cに最初装填する
とき、金種Cの紙幣ブロツクを最上段に装填して
おけば、一括収納箱2Cからの紙幣繰出しは金種
別収納箱2A,2Bだだけですむ。
とき、金種Cの紙幣ブロツクを最上段に装填して
おけば、一括収納箱2Cからの紙幣繰出しは金種
別収納箱2A,2Bだだけですむ。
また一括収納箱2Cに予め装填した各金種A、
Bの枚数が金種別収納箱2A,2Bに準備金とし
て収納する設定枚数より多いときは、その設定枚
数を繰出して各金種別収納箱2A,2Bに収納し
た後、残りの金種A、Bの紙幣は再び一括収納箱
2Cに収納し金種Cのブロツクを最下段にして繰
出しを終了すればよい。
Bの枚数が金種別収納箱2A,2Bに準備金とし
て収納する設定枚数より多いときは、その設定枚
数を繰出して各金種別収納箱2A,2Bに収納し
た後、残りの金種A、Bの紙幣は再び一括収納箱
2Cに収納し金種Cのブロツクを最下段にして繰
出しを終了すればよい。
つぎに支払いのためた紙幣を繰出す出金処理に
ついて説明すると、この繰出しは入力された支払
い金額および指定された金種に基づいて各金種別
収納箱2A,2Bおよび一括収納箱2Cより金種
A、B、Cの紙幣が所定枚数繰出される。
ついて説明すると、この繰出しは入力された支払
い金額および指定された金種に基づいて各金種別
収納箱2A,2Bおよび一括収納箱2Cより金種
A、B、Cの紙幣が所定枚数繰出される。
すなわち、各繰出しローラ27が各金種毎にそ
れぞれ駆動されて順次一枚ずつ紙幣を繰出し、繰
出された紙幣は各長さ異常検知器39A〜39C
でそれぞれ計数されると共に、二枚連れ出しをチ
エツクし、また二枚重なり検知器38で二枚重な
りをチエツクし、さらに紙幣再鑑部37で金種を
再鑑する。
れぞれ駆動されて順次一枚ずつ紙幣を繰出し、繰
出された紙幣は各長さ異常検知器39A〜39C
でそれぞれ計数されると共に、二枚連れ出しをチ
エツクし、また二枚重なり検知器38で二枚重な
りをチエツクし、さらに紙幣再鑑部37で金種を
再鑑する。
繰出された紙幣は一旦プール枠18Dにプール
されるが、所定枚数の繰出し途中で前述のチエツ
クによつて異常繰出しが認められたときは、繰出
しを中止し、一旦プール枠18Dの紙幣は回収収
納箱2Dに回収され、再び最初から繰出しが行な
われる。
されるが、所定枚数の繰出し途中で前述のチエツ
クによつて異常繰出しが認められたときは、繰出
しを中止し、一旦プール枠18Dの紙幣は回収収
納箱2Dに回収され、再び最初から繰出しが行な
われる。
所定の枚数が正常に繰出されたときは一旦プー
ル枠18Dが上昇し、出金口26に繰出し紙幣が
供ぜられ、これより取出され、その後一旦プール
枠18Dは元の位置に復帰される。
ル枠18Dが上昇し、出金口26に繰出し紙幣が
供ぜられ、これより取出され、その後一旦プール
枠18Dは元の位置に復帰される。
なお、前述の各収納箱2A〜2Cからの紙幣繰
出しにおいて、たとえば収納箱2Aより金種Aを
繰出しているとき、二枚連れ出しあるいは二枚重
なりが検知されたときは、このときの紙幣を元の
収納箱2Aに回収すべく一旦プール枠18Aにプ
ールするようにすることもできる。なぜならば収
納箱2Aの紙幣は金種Aであるため、繰出しが異
常であつても金種Aであることが判つているから
である。勿論他の収納箱2B,2Cについても同
様である。
出しにおいて、たとえば収納箱2Aより金種Aを
繰出しているとき、二枚連れ出しあるいは二枚重
なりが検知されたときは、このときの紙幣を元の
収納箱2Aに回収すべく一旦プール枠18Aにプ
ールするようにすることもできる。なぜならば収
納箱2Aの紙幣は金種Aであるため、繰出しが異
常であつても金種Aであることが判つているから
である。勿論他の収納箱2B,2Cについても同
様である。
つぎに預金のための紙幣の入金処理について説
明すると、入金のための紙幣1は入金口3に投入
される。紙幣1の投入を取込み空センサ65が検
知すると、取込みローラ5が駆動されて、紙幣1
は内部に取込まれる。
明すると、入金のための紙幣1は入金口3に投入
される。紙幣1の投入を取込み空センサ65が検
知すると、取込みローラ5が駆動されて、紙幣1
は内部に取込まれる。
取込まれた紙幣は長さ異常検知器11で取込み
枚数を計数すると共に、二枚連れ込みをチエツク
し、また二枚重なり検知器12で二枚重なりをチ
エツクし、紙幣判別部15で紙幣の真偽判別、金
種判別を行なう。
枚数を計数すると共に、二枚連れ込みをチエツク
し、また二枚重なり検知器12で二枚重なりをチ
エツクし、紙幣判別部15で紙幣の真偽判別、金
種判別を行なう。
上述のチエツクにおいて異常が認められたとき
は各振分け板17A〜17Dは動作されず、異常
紙幣は一旦プール枠18Dにプールされ出金口2
6より返却される。
は各振分け板17A〜17Dは動作されず、異常
紙幣は一旦プール枠18Dにプールされ出金口2
6より返却される。
また紙幣判別部15で不良紙幣と判定された場
合も、上述の一旦プール枠18Dにプールされて
返却される。しかし読取り不良と判定された場合
は第4振分け板17Dが振分け駆動されて、紙幣
は回帰搬送径路を介して再度読取りが行なわれ
る。
合も、上述の一旦プール枠18Dにプールされて
返却される。しかし読取り不良と判定された場合
は第4振分け板17Dが振分け駆動されて、紙幣
は回帰搬送径路を介して再度読取りが行なわれ
る。
紙幣の取込みが正常に行なわれ、紙幣の金種が
判定されると、その判定に基づいて各収納箱2
A,2B,2Cに対応して振分けられる。
判定されると、その判定に基づいて各収納箱2
A,2B,2Cに対応して振分けられる。
すなわち金種Aであれば第1振分け板17Aが
振分け駆動されて一旦プール枠18Aにプールさ
れ、金種Bであれば第2振分け板17Bが振分け
駆動されて一旦プール枠18Bにプールされ、金
種Cであれば第3振分け板17Cが振分け駆動さ
れて一旦プール枠18Cにプールされる。
振分け駆動されて一旦プール枠18Aにプールさ
れ、金種Bであれば第2振分け板17Bが振分け
駆動されて一旦プール枠18Bにプールされ、金
種Cであれば第3振分け板17Cが振分け駆動さ
れて一旦プール枠18Cにプールされる。
そしてこのプール状態は次の入金処理まで維持
され、そのとき各収納箱2A〜2Cにプール紙幣
は収納される。その結果金種別収納箱2A,2B
にはそれぞれ金種A、Bが収納され、一括収納箱
2Cには金種Cが収納されることになる。
され、そのとき各収納箱2A〜2Cにプール紙幣
は収納される。その結果金種別収納箱2A,2B
にはそれぞれ金種A、Bが収納され、一括収納箱
2Cには金種Cが収納されることになる。
つぎに終業時の紙幣回収処理について説明する
と、金種別収納箱2A,2Bおよび回収収納箱2
Dに収納されている紙幣は一括収納箱2Cに回収
される。
と、金種別収納箱2A,2Bおよび回収収納箱2
Dに収納されている紙幣は一括収納箱2Cに回収
される。
まず金種別収納箱2Bの金種Bが繰出されるべ
く収納箱2Bの繰出ローラ27が駆動され、紙幣
は検知器39Bで計数されながら繰出される。
く収納箱2Bの繰出ローラ27が駆動され、紙幣
は検知器39Bで計数されながら繰出される。
第3、第4の振分け板17C,17Dは振分け
駆動され、繰出された紙幣は一旦プール枠18C
にプールされる。そしてこのプール枚数がプール
限度の枚数に達すると、繰出しは一旦中止され
て、一旦プール枠18C内の紙幣を一括収納箱2
Cに収納し、再び紙幣の繰出しが行なわれる。
駆動され、繰出された紙幣は一旦プール枠18C
にプールされる。そしてこのプール枚数がプール
限度の枚数に達すると、繰出しは一旦中止され
て、一旦プール枠18C内の紙幣を一括収納箱2
Cに収納し、再び紙幣の繰出しが行なわれる。
このような金種Bの回収が順次行なわれてこれ
が終了すると、ついで同様にして金種別収納箱2
Aの金種Aが回収され、さらに回収収納箱2Dの
混合金種Dがそれぞれ一括収納箱2Cに回収され
る。
が終了すると、ついで同様にして金種別収納箱2
Aの金種Aが回収され、さらに回収収納箱2Dの
混合金種Dがそれぞれ一括収納箱2Cに回収され
る。
なお上述の回収中に満杯センサ41Cによつて
収納紙幣1が満杯になつたことを検知されたとき
は一括収納箱2Cを取外し、新たな空の一括収納
箱2Cを装着して紙幣の回収を行なう。
収納紙幣1が満杯になつたことを検知されたとき
は一括収納箱2Cを取外し、新たな空の一括収納
箱2Cを装着して紙幣の回収を行なう。
そして収納箱2A,2B,2Dの全紙幣が一括
収納箱2Cに回収し終ることによつてこの収納箱
2Cは取外される。
収納箱2Cに回収し終ることによつてこの収納箱
2Cは取外される。
なお収納箱2A,2B,2Dが空になつたこと
は空センサ43A,43B,43Dによつて検知
される。
は空センサ43A,43B,43Dによつて検知
される。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は循
環式入出金装置の機構側面図、第2図イ〜ハは一
括収納箱の着脱手段を示す概略側面図、第3図は
収納箱の断面側面図、第4図はその正面図であ
る。 1……紙幣、2A,2B……金種別収納箱、2
C……一括収納箱、3……入金口、5……取込み
ローラ、15……紙幣判別部、17……振分け
板、27……繰出しローラ、37……紙幣再鑑
部。
環式入出金装置の機構側面図、第2図イ〜ハは一
括収納箱の着脱手段を示す概略側面図、第3図は
収納箱の断面側面図、第4図はその正面図であ
る。 1……紙幣、2A,2B……金種別収納箱、2
C……一括収納箱、3……入金口、5……取込み
ローラ、15……紙幣判別部、17……振分け
板、27……繰出しローラ、37……紙幣再鑑
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入金口から受入れた入金紙幣を搬送路中に介
設した判別手段で金種判別して、搬送路に沿設し
た金種毎に対応する複数の金種別収納箱のそれぞ
れに金種判別に基づく振分け手段の振分け制御を
介して金種毎に収納し、各金種別収納箱に収納の
紙幣を出金紙幣として搬送路を介して出金口に放
出する循環式入出金装置であつて、 前記複数の金種別収納箱の内、特定される収納
箱を着脱可能に装着し、 上記特定収納箱と他の金種別収納箱との相互の
繰出し側を相互の収納側に前記搬送路および振分
け手段を介して接続し、 前記特定収納箱から繰出される紙幣の搬送路中
に、該紙幣の金種を鑑別する鑑別手段を設け、 前記特定収納箱に収納した装填用紙幣を繰出し
て上記鑑別手段で金種を鑑別し、振分け手段で金
種別に振分けて、該当金種の金種別収納箱および
特定収納箱に収納制御し、各金種別収納箱から繰
出される紙幣を振分け手段を介して特定収納箱に
回収制御する装填回収制御手段を設けた 循環式入出金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15574879A JPS5679388A (en) | 1979-12-01 | 1979-12-01 | Circulationntype money receiving and paying device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15574879A JPS5679388A (en) | 1979-12-01 | 1979-12-01 | Circulationntype money receiving and paying device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5679388A JPS5679388A (en) | 1981-06-29 |
JPS6367226B2 true JPS6367226B2 (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=15612553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15574879A Granted JPS5679388A (en) | 1979-12-01 | 1979-12-01 | Circulationntype money receiving and paying device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5679388A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739487A (en) * | 1980-08-18 | 1982-03-04 | Glory Kogyo Kk | Money note sorter |
JPS59175277A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-04 | Hitachi Ltd | 転極検知を備えた自動応答制御方式 |
JPS60171592A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-05 | グローリー工業株式会社 | 循環式自動入出金機 |
JPS621094A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-07 | 沖電気工業株式会社 | 窓口取引装置 |
JPS6237371U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-03-05 | ||
JPH0298796A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-11 | Omron Tateisi Electron Co | 紙幣処理装置 |
JP2020194386A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置及び貨幣処理方法 |
-
1979
- 1979-12-01 JP JP15574879A patent/JPS5679388A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5679388A (en) | 1981-06-29 |
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