JPH05505417A - 無水の硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとを含む熱可塑性組成物 - Google Patents

無水の硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとを含む熱可塑性組成物

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JPH05505417A JP91513038A JP51303891A JPH05505417A JP H05505417 A JPH05505417 A JP H05505417A JP 91513038 A JP91513038 A JP 91513038A JP 51303891 A JP51303891 A JP 51303891A JP H05505417 A JPH05505417 A JP H05505417A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 無水の硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとを含む熱可塑性組成物 晟1土星Ω皿1 本出願は1990年6月22日に出願された出願番号筒542,915号の米国 特許出願「無水の硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとを含む熱可塑性組成物 」の部分継続出願である。
λ肛二丘! 本発明は一般的に、例えば航空機内装部材を製造するのに有用な熱可塑性組成物 、なかでも無水の硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとを含むポリエーテルイ ミド熱可塑性組成物に関する。
及監ユl旦 航空機の内装の多くの構成部材、例えば壁パネル、上部荷物戸棚、給仕トレー、 座席背板、キャビン隔壁及び種々のダクト等には種々のエンジニャリングプラス チックが広く用いられている。
各種のエンジニャリングプラスチックは押出し、熱成形、射出成形及びブロー成 形によって経済的にそれらの構成部材に形成される。
連邦条例性表題14、第25部−堪航空性の規格−の輸送部門航空機の1986 年改訂規定に、航空機内装に用いられる構造材料の耐炎性についての米国政府基 準が示されている(1986 年7月21日の51連邦記録第26206 号及 び1986年8月7日の51連邦記録第28322 号参照)。これらの燃焼性 基準はオハイオ州立大学において展開された熱量測定試験法(“oSU試験法” )に基づ(ものである。この試験法は上記の14 CPR第25部の改訂規定に 記述されており、これは本文において参考文献として採用される。これらの試験 では被検材料を一連の特定条件のもとで燃焼させたときの最初の5分間の間に2 分間全放熱量(表面積1平方メートル当りのキロワット・分、KW−min/m ”で表わす)及び最高放熱速度(表面積1平方メートル当りのキロワット数KW /m”で表わす)を測定する。この1986年基準は各エンジニャリングプラス チックについてこれら両方の放熱測定値がともに100 以下であることを要求 した。新しい1990年実行基準はこれら2つの放熱測定値について最高65を 許容することになろう。従って改善された燃焼性能を有しながら同時になお、例 えば靭性、耐薬品、耐溶剤及び耐洗剤の抵抗性及び完成構成部材の製造の容易性 のような所望の特徴を示す新しい熱可塑性組成物を開発する必要がある。
一般に低い燃焼性を有する燐酸トリフェニルやアルミニウム1〜リヒドラートの ような難燃剤が従来熱可塑性樹脂の燃焼性を低下させるために種々のエンジニャ リングプラスチックに添加されてきた。しかしながらこのような低い燃焼性の添 加剤と高性能熱可塑性エンジニャリングプラスチックとの混合物はしばしば使用 可能な耐炎性組成物を与えない。例λば低燃焼性添加剤は相容性がなく、すなわ ち確実な耐炎性に達するのに充分な濃度でその熱可塑性エンジニャリングプラス チックと混合しないか、又はその添加剤がその熱可塑性エンジニャリングプラス チックの加工温度において不安定な場合がある。更にまた成る特別な熱可塑性エ ンジニャリングプラスチックと相客する低燃焼性添加剤がしばしばその熱可塑性 プラスチックの燃焼性又は熱放出を効果的に低下できないことがある。燃焼性に 対する作用が稀釈による低下のみであるときは燃焼性の所望の低下を達成するの に必要な低燃焼性添加剤の量はその熱可塑性エンジニャリングプラスチックの物 理的性質や加工性に悪影響を及ぼし得る。
ポリ(アリールエーテルスルホン)か又はポリ(アリールエーテルケトン)のい ずれかを含むフルオロカーボンポリマーよりなるいくつかの物質が塗装として有 用であることが開示されている(Vary:米国特許第3,992,347 号 、Attwood: 米国特許第4.131,711号、Vasta: 米国特 許第4.169.117 号及び5ait。
等:米国特許第4,578,427 号参照)。これらの文献は難燃性熱可塑性 プラスチックを対象とするものではない。0.1ないし30.0 重量%の弗化 ビニリデン/ヘキサフルオルプロペン共重合物を含むポリアリーレンポリエーテ ルの混合物がBarth によって米国特許第3.400.065 号に開示さ れている。このBarth の混合物において用いられるポリアリーレンポリエ ーテルの例としていくつかの型のポリ(アリールエーテルスルホン)が開示され ているe Barthは硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとの難燃性熱可塑 性プラスチック組成物は開示していない。フルオロカーボンポリマー、例えばポ リテトラフルオルエチレン、過弗化ポリ(エチレン−プロピレン)コポリマー又 はポリ(弗化ビニリデン)を、ポリ(アリールエーテルスルホン)を包含する多 くのエンジニャリングポリマーとともに含む混合物がヨーロッパ特許第106. 764号に開示されている。ポリ(アリールエーテルケトン)類とテトラフルオ ルエチレンの非結晶性コポリマーとの混合物がPetersenの米国特許第4 ,777.214 号に開示されている。ポリ(アリールエーテルスルホン)と 、フルオロカーボンポリマーと、及び炭素繊維との混合物よりなる、又はポリ( アリールエーテルケトン)と、フルオロカーボンポリマーと及びチタン酸カリウ ム繊維との混合物よりなる複合材料が日本特許881065,227 B及び8 91029,379 Bに成形物として有用であると開示されている。
Rock 等はヨーロッパ特許出願第307.670 号に、 10重量%のバ ーフールオロカーボンポリマーとポリスルホン又はポリエーテルスルホン或いは ポリエーテルケトンとの混合物が改善された放熱性を有すると記述している。R ockはまたそのパーフルオロカーボンポリマー、細分割された二酸化チタン又 はパーフルオロカーボンと二酸化チタンとの混合物をポリエーテルイミドのポリ エーテルイミド/シロキサンブロック共重合物との混合物の燃焼特性を改善する ために使用することも記述している。Rock はこれらのポリエーテルイミド 配合物の難燃性に対する二酸化チタンの好都合な影響を、この配合物のTiOx とブロック共重合物のシロキサン部分との間の相互作用に起因するものとしてい る。Rockは硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとからなる難燃性組成物は 開示していない。
硼酸亜鉛や種々の硼素化合物は各種の熱可塑性プラスチック組成物中で用いられ ているe Ce1la 等は米国特許第4,833.190号において水和硼酸 亜鉛をシリコーン含有組成物中で煙抑制剤及び難燃剤として用いることを開示し ている。Anderso口は米国特許第4,049.619 号においてポリス ルホンと、難燃性ビス−フェノキシ化合物と、及び多くの金属酸化物や他の化合 物のいずれかであってもよいと開示されいる促進剤との熱可塑性組成物を開示し ている。促進剤の可能な一つとして硼酸亜鉛が示されている。
Buchert等は米国特許第4,981,895 号において硼素含有化合物 をポリアミド類、ポリエーテルイミド類、液晶ポリマー類、ポリエーテルスルホ ン類及びポリエーテルケトン類を含む種々の高温用熱可塑性プラスチックにおい て単一の難燃剤として使用することを記述している。Lohmeijer等はヨ ーロッパ特許第0.364,729号において硼素含有化合物とフルオロカーボ ン化合物とを種々の熱可塑性プラスチックの難燃剤として使用することを開示し ている。これらの文献のいずれも無水の硼酸亜鉛と非フイブリル化フルオロカー ボンポリマーとを含む難燃性ポリエーテルイミド組成物は開示していない。
本発明の一般的な目的は、改善された放熱特性を有する熱可塑性組成物を提供す ることである0本発明の特別な目的の一つは、航空機内装部材のための米国の指 定された試験法によって測定して、改善された燃焼特性を有する熱可塑性組成物 を提供することである。本発明のもう一つの特別な目的は射出成形法及びシート 押出し法のいずれによっても容易に加工できる組成物を提供することである。更 にもう一つの特別な目的は薬剤及び溶剤に対する抵抗性を有するそのような組成 物を提供することである。他の諸目的は以下において現れるであろう。
本発明の上記一般的な目的は、少な(とも1種類のポリエーテルイミドと、無水 の硼酸亜鉛と、及び非フイブリル化フルオロカーボンポリマーよりなる熱可塑性 組成物によって達成することができる。本発明の組成物は優れた化学的諸性質と 、化学的抵抗性と及び低い燃焼性との組み合わせを示す。その上にそれらは溶融 製造することが容易であって、滑らかで審美的に好ましい表面特性を有する成形 品をもたらす。本発明の組成物は多数の用途、なかでも航空機内装用の種々のパ ネルや部材類を構成するために有用である。上にあげた参照文献のいずれもポリ エーテルイミド組成物中での硼酸亜鉛と非フイブリル化フルオロカーボンポリマ ーとの組み合わせを開示も示唆もしていない。
1且立1尤 本発明は少なくとも1種類のポリエーテルイミドと、無水の硼酸亜鉛と、及び非 フイブリル化フルオロカーボンポリマーよりなる改善された放熱特性を有する熱 可塑性組成物を対象とする。本発明の組成物はO8U試験で測定してこのものか らの放熱特性に対する改善された作用を示す(本文において用いる組成物の「燃 焼性能」及び[放熱特性jの語はO8U試験によって測定されたそれである)0 本発明の組成物中で用いられる硼酸亜鉛及びフルオロカーボンポリマーの量はそ のような添加剤を含まない同じ材料に比べてその組成物からの放熱量を低下させ るのに充分な量である。この量は好ましくはポリエーテルイミドの100 重量 部当り硼酸亜鉛とフルオロカーボンポリマーとの組み合わせ重量で好ましくは約 3.0 ないし約12.0部である。
本発明の組成物は改善された放熱特性を示し、かつ優れた機械的加工性を有する 。硼酸亜鉛及びフルオロカーボンポリマーはその組成物に必要な加工温度におい て分解しない。それらの組成物は容易に溶融製造して審美的に好ましい表面を有 する成形品をもたらす0本発明の好ましい組成物はポリエーテルイミド及びポリ (アリールエーテルケトン)よりなり、そして優れた耐溶剤性を示す。
ましい の言゛I・ 本発明の組成物は放熱抑制剤としての無水の硼酸亜鉛と、及び低分子量の非フイ ブリル化フルオロカーボンポリマーと混合された少なくとも1種類のポリエーテ ルイミドを含む。これらの組成物は上記ポリエーテルイミドに加えて、例えばポ リ(アリールエーテルケトン)又はポリ(フェニレンエーテルスルホン)のよう な他の熱可塑性プラスチックを含むことができる。本出願人は本発明の組成物中 で硼酸亜鉛及びフルオロカーボンポリマーを使用することにより改善された放熱 特性を有する材料がもたらされることを見出した。本発明の好ましい組成物は下 記、すなわちa)少なくとも1種類のポリエーテルイミド、b’)少なくとも1 種類のポリ(アリールエーテルケトン)、c)100重量部のポリエーテルイミ ド当り約3.0 ないし約7.0重1部の無水の硼酸亜鉛、 d)loo部のポリエーテルイミド当り約1.0 ないし約5.0重量部の、約 100.000 以下の分子量を有する非フィブリル化フルオロノJ−ボンポリ マー及び e)loo重量部のポリエーテルイミド当り約3.0 ないし約12.0 !I i二部の二酸化チタン よりなる。
TiO□ を含まない本発明の組成物も優れた性質を有するけれども、好ましい 組成物は良好な放熱特性と色合わせとの可能性のために好ましい組成物はTiO □を包含する。
ポリエーテルイミド成 本発明の配合物において用いられるポリエーテルイミド類はよく知られた射出成 形可能な熱可塑性樹脂である。ポリエーテルイミドは高い衝撃強さ、高温抵抗性 及び良好な加工性によって特徴づけられる。
本発明の配合物を調製するのに用いられるポリエーテルイミドは下記式、すなわ ち の繰り返し単位を含んでおり、この式においてaはlよりも大きな整数mr、t ば10から10,000まで、又はそれ以上である。Tは一〇−又は下記式の基 、すなわち を表わし、その際この式において一〇−2−0の基の一〇−の2価の結合の手は その3,3.3,4 、4.3又は4.4 位置に存在する。Zは(A)下記、 すなわち 及び(B)下記の一般式の2価の有機残基、すなわち〔但しこの式においてXは 下記式の2価の残基、すなわちよりなる群から選ばれる1つであって、但しこの 式においてyは1から約5までの整数を表わ甲、そしてRはa)6かも約20個 までの炭素原子を有する芳香族炭化水素残基及びそれらのハロゲン化誘導体、b )2から約20個までの炭素原子を有するアルキレン残基、3から約20個まで の炭素原子を有するシクロアルキレン残基及びC)下記一般式、すなわち(但し ここでQは下記、すなわち よりなる群から選ばれる1つであって、但しXは1から約5までの整数である) よりなる群から選ばれる2価の有機残基である1よりなる群の1つを表わす。
具体例の1つにおいてポリエーテルイミドは上述したエーテルイミド単位に加え て更に下記式のポリイミド繰り返し単位、すなわち を含む共重合物であってもよく、但しこの式においてRは前に定義したと同じ意 味を有し、そしてMは下記式の基よりなる群から選ばれ、但しここでBは−S− 又はC・0 である。
これらのポリエーテルイミド共重合物及びそれらの調製方法はWilliams  等によって米国特許第3,983,093 号に記述されている。
これらのポリエーテルイミド類はこの技術分野において習熟した者に公知のいか なる方法によっても作ることができ、それらには1989年3月22日に広告さ れたヨーロッパ特許出願第EPO307670Al に記述されている方法が含 まれる。
好ましいポリエーテルイミドの1つは上記の一般式においてRがメタフェニレン であり、そしてTが下記式、すなわちであるものであり、そしてこれはGene ral Electric Company社からULTEM (登録商標)と して入手できる。
2f!1類又はそれ以上のポリエーテルイミドの混合物又はポリエーテルイミド と他の熱可塑性樹脂との混合物も本発明の組成物において使用することができる 。例えばポリエーテルイミドはポリ(アリールエーテルケトン)と、又はポリ( アリールエーテルスルホン)と混合することができる。混合物を使用するときは この組成物中で用いられる添加物の量はそのポリエーテルイミドと他の熱可塑性 樹脂との合計重量の100 部について計量される。
ポリ アリールエーテルケトン 成 木発明の組成物に適当な結晶性のポリ(アリールエーテルケトン)は下記式のう ちの1つ以上の繰り返し単位を含むが、但しこれらの式においてArは独立にフ ェニレン、ビフェニレン又はナフチレンから選ばれた2価の芳香族残基を表わし 、Xは独立に0、C・0又は直接結合を表わし、nはOかも3までの整数であり 、b、c、d及びeは0又は1であって、bが1のときは好ましくはdは0であ り、fは工ないし4の整数であり、そして上記式[IV+ と m とにおいて は少なくとも1つのXがc=o である。
このようなポリ(アリールエーテルケトン)の例は下記式の1つ以上の繰り返し 単位を有するものを含む:を有するもの、及び下記式の繰り返し単位、すなわち を有するポリ(アリールエーテルケトン)を含む。
これらのポリ(アリールエーテルケトン)はこの技術分野においてよく知られた いかなる方法によっても作られる。このような方法の1つは少な(とも1種類の ビスフェノールと少な(とも1種類のジハロベンゼノイド化合物又はカナダ特許 第847,963 号に記述されているような少な(とも1種類のへロフェノー ル化合物との実質的に等モル混合物を加熱することよりなる。個のような方法に 用いられる好ましいビスフェノールは下記、すなわちヒドロキノン 4,4′−ジヒドロキシビフェニル及び4.4“−ジヒドロキシジフェニルエー テルを含む。個のような方法に用いられる好ましいハロー及びジハロ−ベンゼノ イド化合物は下記、すなわち4−(4−クロロベンゾイル)フェノール4.4° −ジフルオロベンゾフェノン 4.4゛−ジクロロベンゾフェノン 4−り四ロー4゛−フルオロベンゾフェノン及び ポリ(アリールエーテルケトン)はまた米国特許第4,176.222号に記述 されている方法によっても作ることができる。この方法は(1)実質的に等モル のa)少なくとも1種類のビスフェノールと、b)少なくともl ffft類の ジハロベンゼノイド化合物との混合物を100℃ないし400℃の)品度範囲に おいて加熱し、及び/又は(2)ジハロベンゼノイド化合物又はハロフェノール においてハロゲン原子がそれらに対してオルソ又はバラ位置の−C〇−基によっ て活性化されているような少なくともl fl類のハロフェノールを、炭酸ナト リウム又は重炭酸ナトリウムとナトリウムの原子番号よりも原子番号を有する第 2のアルカリ金属の炭酸塩又は重炭酸塩2よりなり、その際この第2のアルカリ 金属の炭酸塩又は重炭酸塩の1は、ナトリウムの1グラム原子当り上記高い原子 番号のアルカリ金属が0001 ないし0.5 グラム原子の量で存在ような皿 であって、またアルカリ金属の炭酸塩又は重炭酸塩の合計量は、その存在する各 フェノール基について少なくとも1個のアルカリ金属原子が存在するような二に なっている混合物とともに100°Cないし400℃の御時範囲において加熱し 、そしてその後でそのポリマーをアルカリ金属ハロゲン化物より分離することよ りなる。
下記式、すなわち の繰り返し単位を含むポリ(アリールエーテルケトン)は例えば米国特許第3, 593,400 号に記述されているように、弗化水素−トリ弗化硼素の触媒を 用いてフリーデルクラフッ反応によって作ることができる。
下記式、すなわち の繰り返し単位を含むポリ(アリールエーテルケトン)は例えば米国特許第3, 441,538 号、同第3,442,857 号及び同第3.516,966 号に記述されているように、弗化硼素−弗化水素触媒を用いてフリーデルクラフ ッ反応により作ることができる。
ポリてアリールエーテルケトン)はまた、米国防護公報第7103.703号及 び米国特許第4,396,755 号に記述されているような方法に従って作る こともできる。この場合には各反応剤、例えばa)芳香族モノカルボン酸、又は b)少なくとも1fmBの芳香族ジカルボン酸と芳香族化合物との混合物或いは C)上記a)とb)との組み合わせのような反応剤をポリフルオロアルカンスル ホン酸、特にトリフルオロメタンスルホン酸の存在のもとに反応させる。
下記式、すなわち の繰り返し単位を含むポリ(アリールエーテルケトン)は例えば米国特許第4, 398,020 号に記述されているような方法に従って作ることができる。こ のような方法においてはa)実質的に等モル量の a−i1下記式、すなわち YOC−Ar4−COY の少なくとも1種類の芳香族ジアシルハライドにおいてAraが2価の芳香族残 基を、YがハロゲンをそしてCOYは上記ジアシルハライドが少なくとも1つの 下記a −1i1 に記述する芳香族化合物と重合可能であるような芳香族的に 結合されたアシルハライド基を表わすものと、及びa −1i1 下記式、すな わち H−Ar’−0−Ar’−H の式の少なくとも1種類の芳香族化合物であって、−Ar’−が2価の芳香族残 基を、そしてHは芳香族的に結合した水素原子を表わし、そしてこの化合物は上 記a−i)にあげた少なくとも1つのジアシルハライドと共重合可能であるよう なものと の混合物か、又はb)下記式、すなわちH−Ar’−C:OY において−Ar”−が2価の芳香族残基を表わし、そしてHは芳香族的に結合さ れている水素原子であり、Yはハロゲンであり、モしてCOY は芳香族的に結 合されているアシルハライド基であるような少なくとも1種類の芳香族性モノア シルハライドであって自己重合可能であるものか、或いはC)上記a)とb)と を組み合わせたものかを、フルオロアルカンスルホン酸の存在のもとに反応させ る。
本文において用いる「ポリ(アリールエーテルケトン)」はホモポリマー、コポ リマー、ターポリマー、ブロックコポリマー及びグラフトコポリマーを包含する 。例えば繰り返し単位fI+ ないし (v) のいかなる1つ以上も組み合わ せて種々の共重合物等を形成させることができる。
本発明の好ましい組成物において用いるための好ましいポリ(アリールエーテル ケトン)は下記式 の繰り返し単位を有する。
このようなポリ (アリールエーテルケトン)はImperialChemic al Industries、 Ltd、社から商標VICTREX (登録商 標)PEEKのもとに市販において入手できる。
それらポリ(アリールエーテルケトン)類は優れた加工性を有する組成物を提供 するために、好ましくは大気圧のもとて25℃において濃硫酸中で測定して約0 .5 から約1.8 di/gの範囲の還元粘度を有するのがよい。射出成形に 用いるためには出願人はVICTREX (登録商標)PEEKの等級150P  のような、400℃において40 g/10 rnin 以上のメルトフロー を有するポリ(アリールエーテルケトン)を使用したい。シートに用いるために は例えばVICTREX (登録商標)PEEKの等級150Pのような、40 0℃において約8.0 g/10 minのメルトフローを有するようなポリ( アリールエーテルケトン)が好ましい。
使用に際しては本発明の組成物中に存在するポリ(アリールエーテルケトン)の 量はいかなる量であってもよいけれども、好ましくはそのポリ(アリールエーテ ルケトン)とポリエーテルイミドとの合計重量100 部当り約20.0重量部 から約60.0重量部までである。20.0 部よりも少ないポリ(アリールエ ーテルケトン)を含むポリエーテルイミドの配合組成物は改善の程度の低い耐溶 剤性を示すが、これは若干の用途にはなお受け入れることができ、また60,0 部よりも多いケトンをものはより劣った衝撃特性を示す。より特別にはポリ(ア リールエーテルケトン)の量は約20.0部から約50.0部までであり、とい うのはこのような量を含む組成物が諸性質の優れた組み合わせを有するからであ る。
l毀皿短威玉 用いられる硼酸亜鉛は無水のものであって、その硼酸亜鉛の重量の0.2 重量 %よりも低い水分含有量を有し、水和硼酸亜鉛やより多量の水分を含む硼酸亜鉛 は加工不可能な組成物をもたらす場合がある。いかなる適当な無水の硼酸亜鉛も 使用することができる。測定可能な水分含量を含まず、そして11.8ミクロン の粒度を有する2Zn0・3B、0.の式の無水の硼酸亜鉛はU、S、 Bor ax社からXPI−187として入手することができ、そして硼酸亜鉛を500 ℃において熱的に脱水することによって製造することができる。硼酸亜鉛の量は 低い放熱量に達するのに有効な量であって、一般に最初の熱可塑性物質の合計重 量100 部当り約2.0 から約8.0 重量部である。約8.0 部を越え る量の硼酸亜鉛はそれ以上の燃焼性の改善をもたらさず、一方2.0 部以下の 量は不適当な放熱抑制しかもたらさないことがある。本発明の好ましい組成物に おいては約3.0 から約7.0 部までの硼酸亜鉛が用いられる。硼酸亜鉛の 全ての適当な粒度のものを用いることができるけれども、約3.0 ミクロン± 1.0 ミクロンよりも小さな粒度を有する硼酸亜鉛が好ましく、そして約6. 0 ミクロンよりも大きな粒子のものは好ましくなく、と言うのは比較的小さな 粒度のものを用いた組成物が良好な放熱特性及び衝撃特性を有するからである。
フルオロカーボンポリマー 本発明の組成物において用いられる非フイブリル化フルオロカーボンポリマーは 本質的に結晶性構造を有し、そして約120℃を越える融点を有する熱可塑性の 弗素化されたポリオレフィンである。それらは好ましくは一つ以上の過弗素化さ れたエチレン性不飽和モノマーであり、そして場合によっては他の1つ以上のエ チレン性不飽和化合物であってもよい。適当なモノマーは例えばヘキサフルオロ プロピレン又はテトラフルオロエチレンのような過弗素化されたモジオレフィン 類及びアルキル基が6個までの炭素原子を含むパーフルオロアルキルビニルエー テル類、例えばパーフルオロ(メチルビニルエーテル)を包含する。モノオレフ ィンは好ましくは末端二重結合を有して6個よりも少ない、そしてより好ましく は2ないし3個の炭素原子を含む直鎖状又は分岐鎖状化合物である。フルオロカ ーボンポリマーはまたそれら弗素原子の位置が塩素又は臭素のような他のハロゲ ン原子によって置き換えられているようなものも包含する。好ましいフルオロカ ーボンポリマーはポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレ ン、ポリプロモトリフルオロエチレン及びそれらの共重合物を含む。他の好まし い弗素化ポリオレフィンはポリパーフルオロブタジェン、ポリヘキサフルオロプ ロピレン、弗素化されたエチレンプロピレン共重合物及びパーフルオロアルコキ シ樹脂を含む。特に好ましい弗素化されたポリエチレンはポリテトラフルオロエ チレン(以下°“PTFE”と表わす)であり、と言うのはこのものが本発明の 組成物中で良好な作用をもたらし、しかも市販で入手できるからである。約78 重量%の弗素を含むようなポリテトラフルオロエチレンは基本的化学式f−(: F2−CF、−1,の完全弗素化されたポリエチレである。
比較的低分子量のフルオロカーボンポリマー(非フイブリル化ポリマーと呼ばれ る)はそれらの性能のために用いられ、より高分子量のフルオロカーボンポリマ ー(これはフィブリル化ポリマーと呼ばれる)を含む組成物はより劣った性質、 特に劣った衝撃抵抗性をもたらす場合がある。好ましいフルオロカーボンポリマ ーの分子量は一般に100.000 以下である。最適の分子量はフルオロカー ボンポリマー毎に変化し、そして例えば融点の測定によって実験的にめることが できる。適当な非フイブリル化フルオロカーボンポリマーはニューシャーシー州 MorristownのAusimont 社から入手できるポリテトラフルオ ロエチレンであるPOLIMIST (登録商標) F5Aである。
フルオロカーボンポリマーは好ましくは約5.0 ミクロンよりも小さな粒度を 有する美細分割された固体の形で用いるのが好ましく、と言うのはこのような固 体がより容易に分散されて良好な耐衝撃特性をもたらすからである。フルオロカ ーボンポリマーは熱可塑性プラスチック母材中に高度に分散されて低燃焼性の生 成物をもたらす必要がある。分散性はそのフルオロカーボンポリマーの分子量及 び/又は粒度に関係する。フルオロカーボンポリマーの分散の均一性はモールド 成形した成品又は試験片の物理的外観の観測及びその成品の破断延びの度合いを 測定することによってめることができる。伸びの低い値は劣った分散性を示すも のであろう。
フルオロカーボンポリマーは好ましくは最初の熱可塑性物質の100重量部につ いて約1.0 から約5.0 重量部までの量で用いられる。使用することはで きるけれども、約5.0 重量部以上のフルオロカーボンポリマーの濃度は望ま しくなく、と言うのはそのような量は成形性に悪影響を与える場合があり、そし てパーレッセント効果を生じて色合わせに問題が現れるからである。
ニ イチタン 。
TiO□ を用いることは特別な最終用途に対して色合わせ能力を高めるけれど も、TiO□ は黒色着色の種々の用途には用いるべきでない。
本発明の組成物中で用いられる二酸化チタンは市販において入手でき、そしてい かなるTi1tも使用することができる。TiO□の粒度は好ましくは5ミクロ ン息子であるのが好ましく、と言うのはそれよりも高い粒度は組成物の物理的諸 性質に有害な影響を与λることがあるからである。二酸化チタンのいかなる入手 可能な結晶型のものも使用することができるけれども、ルチル型のものがその優 れた顔料特性のために好ましい。
用いるTi1tの合計量は好ましくは配合や加工の困難を避けるためにその最初 の熱可塑性材料の100 重量部当り約12.0重量部以下であるのがよい。好 ましい組成物においては約3.0 から約7.0 重量部までの硼酸亜鉛、約1 .0 から約4.0 重量部までのフルオロカーボンポリマー及び約3.0 か ら約7.0 重量部までのTiO□が最初の熱可塑性樹脂材料の100 重量部 当り使用される。
組滅11凶1食 本発明の組成物を混合するにはいかなる適当な方法も用いることができ、そして 各固体成分はいかなる所望の順序ででも互いに混合することができる。存在する 全ての固型分の所望の量を配合し、次いでその得られた混合物を、その混合物中 の最も高い溶融温度を有するポリマーの融点以上に加熱することが好ましい。次 にこの溶融混合物をいかなる適当な時間にわたってでも混合してその添加剤の完 全な分散と、存在する各ポリマーの混合とを達成させ、次いで押し出し、冷却し て所望のどのような形に模する個とができる。このような方法はBerstor ff Tire Corporation社から入手できるような市販の押出し 機を用いて好都合に実施することができる。Ti0zを含む本発明に従う組成物 においてはこの酸化物を最初から添加する必要はない。例えば硼酸亜鉛を含む組 成物を最初に混合し、そして所望量のTiChを後で混合することができる。
本発明の組成物の中に他の種々の添加剤を含むことができる。
これらの添加剤は可塑化材、顔料、酸化防止剤、例えばガラス繊維のような補強 剤、熱安定剤、耐紫外線安定剤、衝撃性改質剤、離型剤等を含む。
前に述べたように、本発明の組成物は優れた生産性を示す。それらはい゛かなる 所望の形状のもの、すなわちモールド成形品、フィルム、繊維等に加工すること ができる。それらは特に航空機内装用の種々のパネルや部材の構造用として適し ている。
泗 以下にあげる諸例は本発明の種々の実施態様を説明するものであるが、それらは 本発明の技術的範囲になんら制限をもたらすことを意図するものではない。
下記の諸例において以下の記号を用いるが、これらそれぞれ下記の意味を有する ・ P E I : General Electric Company 社から 市販されている、同じ一般式で表わされるけれども異なった溶融粘度を有するポ リエーテルイミド成品ULTEM (登録商標) 1000 又はULTEM( 登録商標) 1010゜ P K : Imperial Chemical Industries、  Ltd、社から市販されている、商標VICTREX (登録商標)PEEK、 等級150Pの、400℃における溶融粘度が0.11−0.19 KNS/m ”の下記式0式%) F 5 A : Ausimont 社から商標POLYMISTF5A (登 録商標)のもとに入手できる低分子量(非フイブリル化)ポリテトラフルオロエ チレン。
Z n B : U、S、 Borax 社からのX P I −187の無水 の硼酸亜鉛。
1扶方ユ 全ての材料はまず最初機械的混合機(両端交互転倒式)を用いてそれら各成分を 乾式混合することによって予備調製した。次にそれらを一緒に回転する25 m ro のダブルスクリユー押出し機Berstorff ZE25 を用いて混 合した。押出し機中の各帯域温度は供給帯域: 290−300℃、帯域2及び 3 : 340−365℃、帯域4及び5 : 340−355℃、帯域6 :  330−355℃及び帯域7(押出しダイス) : 335−355℃であっ た。溶融温度は350℃から395℃の範囲であった。スクリュー回転速度は1 70 ないし25Orpmであり、そしてヘッド圧力はそれら混合される材料に 従い変化して180−700 psi の範囲であった。
oSU試験のテストピースは例1についてはその混合された混合物を5outh  Bendブレスの中で圧縮成形することによって作った。モールド圧力は70 0°Fにおいて500 psi 5分間、そして次の3分間は30,000 p siに上昇させた。モールドは圧力を下げる前に10分間冷却した。80ミルの 厚さの6×6インチのテストピースをモールド成形された材料から切断した。例 2及び例3に用いた試験片は1”Sterling 押出し機の中でその樹脂と 添加剤とを押し出すことによって作った。少量、すなわち樹脂13ボンド当り3 グラムのステアリン酸カルシウムを加工助剤として加えた。溶融温度は660  ’Fであった。押し出された60ミルの厚さのシートをそれぞれの試験片に切断 した。
O,S、U、放熱試験は14 (、FR、第25部、堪航空性規格−輸送部門航 空機に記載されている通りに実施した。放熱データは試料の3つの試験の平均値 である。
工ないし6 び 1ない 5 試験の試料組成と結果とを含む試験の細目を表1にあげる。例1においてはUL TEM (登録商標) 1000 を用い、そして例2及び例3においてはUL TEM (登録商標) 1010 を用いた。例2においてはPEIとPKとの 合計重量100 部当り50重量部のPEIと50重量部のPKとを用いたが、 一方例4においてはPEIとPHとの合計重量100 部当り40重量部のPE Iと60 重量部のPKとを用いた。
IPεI 4 2 11.8 44.2 −2 PEI/PK 4 2 41  50.3 −I PEI 0 0 69 上にあげたZnBとF1aとの量はPEI又はPEI/PKfi合物の100  重量部当りの重量部の値である。
各側において硼酸亜鉛及びフルオロカーボンポリマーの使用はそれぞれのポリマ ーの放熱性に比して改善された放熱挙動を示した。
以上は本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の技術的範囲は以下にあげるその特許請求の範囲に示されるものである。
要約書 少なく・とも1種類のポリエーテルイミドと、放熱抑制剤としての無水の硼酸亜 鉛と、及び非フイブリル化フルオロカーボンポリマーとを含む熱可塑性組成物が 開示されている。この組成物は改善された放熱特性を示す。
国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記成分、すなわち a)少なくとも1種類のポリエーテルイミド、b)放熱性を改善するのに有効な 量の無水の硼酸亜鉛、及びc)放熱性を改善するのに有効な量の非フィブリル化 フルオロカーボンポリマー を含む耐炎性熱可塑性組成物。
  2. 2.下記成分、すなわち a)少なくとも1種類のポリエーテルイミド、b)少なくとも1種類のポリ(ア リールエーテルケトン)、c)放熱性を改善するのに有効な量の無水の硼酸亜鉛 、及びd)放熱性を改善するのに有効な量の非フィブリル化フルオロカーボンポ リマー を含む耐炎性熱可塑性組成物。
  3. 3.ポリエーテルイミド100重量部当り約1.0ないし約5.0部のフルオロ カーボンポリマー及び約2.0ないし約8.0部の硼酸亜鉛を含む請求の範囲1 の組成物。
  4. 4.フルオロカーボンポリマーが約100,000よりも低い分子量を有してい る、請求の範囲2の組成物。
  5. 5.フルオロカーボンポリマーがポリテトラフルオロエチレンである、請求の範 囲1の組成物。
  6. 6.ポリ(アリールエーテルケトン)が少なくとも下記の単位の少なくとも1つ の繰り返し単位を含んでいる、請求の範囲2の組成物: (I)▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学式、表等があり ます▼(III)▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学式、 表等があります▼(V)▲数式、化学式、表等があります▼但しこれらの式にお いてArは独立にフェニレン、ビフェニレン又はナフチレンか)ら選ばれた2価 の芳香族残基を表わし、Xは独立に0、c=0又は直接結合を表わし、nは0か ら3までの整数であり、b、c、d及びeは0又は1であって、bが1のときは 好ましくはdは0であり、fは1ないし4の整数であり、そして上記式(IV) と(V)とにおいて少なくとも1つのXがc=0である。
  7. 7.a)下記の繰り返し単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリエーテルイミドと、 b)下記の下記の繰り返し単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリ(アリールエーテルケトン)と、c)ポリエーテルイミド及びポリ (アリールエーテルケトン)の100重量部当り約2.0ないし約8.0重量部 の無水の硼酸亜鉛と、及び d)ポリエーテルイミド及びポリ(アリールエーテルケトン)の100重量部当 り約1.0ないし約5.0重量部の非フィブリル化フルオロカーボンポリマーと を含む、熱可塑性組成物。
  8. 8.ポリエーテルイミド及びポリ(アリールエーテルケトン)の100重量部当 り更に約3.0ないし12.0重量部の二酸化チタンを含む、請求の範囲7の組 成物。
  9. 9.フルオロカーボンポリマーがポリテトラフルオロエチレンよりなる、請求の 範囲7の組成物。
  10. 10.連邦条例法表題14、第25部−堪航空性の規格−輸送部門航空機の規格 に記載されているオハイオ州立大学の熱量測定試験により測定して、2分間全放 熱量が表面積1平方メートルにつき約65.0キロワット・分よりも少なく、そ して初期5分間の最高放熱速度が表面積1平方メートルにつき約65.0キロワ ツトよりも少ない熱可塑性組成物において、これが少なくとも1種類のポリエー テルイミドと、少なくとも1種類のポリ(アリールエーテルケトン)と、無水の 硼酸亜鉛と、及び非フィブリル化フルオロカーボン化合物とを含んでいる、上記 熱可塑性組成物。
  11. 11.ポリエーテルイミドが下記一般式▲数式、化学式、表等があります▼ を有するものであり、その際この式においてaは10よりも大きな整数であり、 Tは−O−又は下記式の基、すなわち−O−Z−O− を表わし、その際この式において−O−Z−Oの基の−O−の2価の結合手はそ の3,3、3,4、4,3又は4,4位置に存在し、Zは(A)下記、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があります▼及び(B)下記の一 般式の2価の有機残基、すなわち▲数式、化学式、表等があります▼ [但しこの式においてXは下記式の2価の残基、すなわち▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があ ります▼,▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があり ます▼よりなる群から選ばれる1つであって、但しこの式においてyは1から約 5までの整数を表わし、そしてRはa)6から約20個までの炭素原子を有する 芳香族炭化水素残基及びそれらのハロゲン化誘導体、b)2から約20個までの 炭素原子を有するアルキレン残基、3から約20個までの炭素原子を有するシク ロアルキレン残基及びc)下記一般式、すなわち▲数式、化学式、表等がありま す▼ (但しここでQは下記、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,及び▲数 式、化学式、表等があります▼よりなる群から選ばれる1つであって、但しxは 1から約5までの整数である)よりなる群から選ばれる2価の有機残基である〕 よりなる群の1つを表わす、請求の範囲9の組成物。
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