JPH055027U - 電気加熱容器の防水構造 - Google Patents

電気加熱容器の防水構造

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JPH055027U
JPH055027U JP5288191U JP5288191U JPH055027U JP H055027 U JPH055027 U JP H055027U JP 5288191 U JP5288191 U JP 5288191U JP 5288191 U JP5288191 U JP 5288191U JP H055027 U JPH055027 U JP H055027U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体がコンパクトになり、安価で組立性のよ
い防水構造にする。 【構成】 電気加熱容器は、液体を収容する容器1と、
該容器1内の液体を加熱する加熱体6と、容器1の下部
に加熱体6を制御する部品等が実装されたプリント基板
14とを有する。プリント基板14は、下方に開口する
箱状の基板ケース12に収容され、当該基板ケース12
にはその開口部を覆う基板カバー15が取り付けられて
いる。容器1の上方に設けられたパネル16には、内部
にスイッチ、ランプ等を収容する凹部17が形成されて
いる。この凹部17の底面に形成したリード線19等の
引出し穴20の周囲には、下方に垂下する筒状壁21が
形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般家庭で使用される電気ポット、コーヒー製造器等の電気加熱容器 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気ポット等の電気加熱容器には、本体底部にプリント基板が設けられている 。また、容器を支持する肩部等の本体上部にはパネルが設けられ、このパネルの 内側にはスイッチ,ランプ等を収容する凹部が形成されている。 この種の電気加熱容器を流し台の上に置いて洗ったり、給排水を行なうと、本 体底部より水が侵入してプリント基板にかかり、回路が部分的に短絡して誤動作 を起こし、機能上の支障が生じる。また、この容器を洗った後に乾燥のため逆さ にすれば、内部に侵入した水が上部まで流れ込み、凹部に形成したリード線引出 し用穴からその凹部内に入ってスイッチ,ランプ等の電気部品に接触し、それら の電気部品が短絡したり、絶縁不良になったりする。
【0003】 そこで、従来、図3に示すように、床面30と底カバー31との間に、一定の 隙間Cを設け、この隙間Cまで本体が水に浸かっても、本体内部に水が入らない ようにしていた。また、プリント基板32に絶縁防水塗料を塗布し、水がかかっ ても回路の短絡等が生じないようにしていた。さらに、図4に示すように、肩部 33のパネル34内部の凹部35に形成されたリード線36の引出し用穴37に は、水の侵入を防止するために、パッキン38を取り付けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の防水構造のうち、床面30と底カバー31との間に隙間 Cを設ける構造では、本体の背が高くなって大型化し、またプリント基板32に 絶縁防水塗料を塗布するものでは高価となっていた。さらに、凹部35のリード 線引出し用穴37にパッキン38を設ける構造では、組立作業性が悪いという問 題があった。 本考案はかかる問題点を解決するのを課題とし、本体がコンパクトになり、安 価で組立性の良い電気加熱容器の防水構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1考案は、液体を収容する容器と、該容器内の液 体を加熱する加熱体と、前記容器の下方に加熱体を制御する部品等が実装された プリント基板とを有する電気加熱容器において、下方に開口する箱状の基板ケー スに前記プリント基板を収容し、当該基板ケースにその開口部を覆う基板カバー を取り付けたものである。 また、第2考案は、液体を収容する容器と、該容器内の液体を加熱する加熱体 と、前記容器の上方に設けられたパネルと、該パネルの内側に形成されたスイッ チ、ランプ等を収容する凹部とを有する電気加熱容器において、前記凹部の底面 に形成されたリード線等の引出し穴の周囲に、下方に垂下する筒状壁を形成した ものである。
【0006】
【実施例】
図1は本考案にかかる構造を備えた電気ポットを示し、1は容器、2は容器1 を収容する外装体、3は外装体2の下端に嵌着された底体、4は外装体2の上端 に嵌着された肩体、5は肩体4に開閉可能に取り付けられた蓋体である。 容器1の底外面には、容器1内の水を加熱する加熱ヒータ6と、容器1内の水 の温度を検出するサーミスタ7とが取り付けられるとともに、加熱ヒータ6の下 方に遮熱板8が取り付けられている。外装体2と容器1に間には水位管を兼用す る揚水管9が立設され、該揚水管9の下端は容器1に接続され、上端は注口10 に導設されている。 底体3の底は、底カバー11によって蓋されている。底体3には、下方に開口 する基板ケース12がねじ13によって前記底カバー11とともに取り付けられ ている。
【0007】 基板ケース12内には、トランス等の電源回路部品が実装されたプリント基板 14が収容固定されている。また、この基板ケース12には、その開口部及び側 壁の外側を覆う箱状の基板カバー15が嵌合して取り付けられている。 肩体4の前側の傾斜面には、パネル16が設けられ、このパネル16の内側に は斜め上方に開口する凹部17が形成されている。凹部17内には、スイッチ、 ランプ等が実装されたプリント基板18が収容され、凹部17の底には、プリン ト基板18に接続されたリード線19を引き出して前記底部のプリント基板14 まで導設するためのリード線引出し用穴20が形成されている。このリード線引 出し用穴20の周囲には下方に垂下する筒状壁21が突設されている。
【0008】 蓋体5は、ヒンジピン22により肩体4に着脱可能に取り付けられ、内部には ベローズポンプ23と、押蓋24が設けられるとともに、蒸気通路25が形成さ れている。また、蓋体5の前端には肩体4に係脱するフック26と、該フック2 6と肩体4との係合を解除するレバー27とが設けられている。
【0009】 以上の構成からなる電気ポットでは、底部のプリント基板14は基板ケース1 2に収容され、またその基板ケース12は基板カバー15によって覆われている ため、洗浄や給排水時に図1中Aで示す基板カバー15の上端まで水に浸かって も、基板カバー15及び基板ケース12内に水が侵入してプリント基板14が水 に濡れることはない。従って、従来のように、底カバー11と床面の間に水侵入 防止用の隙間を設ける必要がなくなり、本体の高さが低くなっている。また、プ リント基板14自体に絶縁防止塗料を塗布する必要がなく、安価である。
【0010】 また、洗浄中に本体内部に水が侵入し、図2に示すように、逆さにした時にそ の水が肩体4まで流れ込んでプリント基板18を収容する凹部17の回りに溜ま ったとしても、凹部17のリード線引出し用穴20には筒状壁21が水面Bより 突出した状態になるため、そのリード線引出し用穴20より水が凹部17内に侵 入することはない。なお、この本体内に侵入した水は、本体を正立状態にすれば 底カバー11と底体3の隙間から流出する。 なお、前記実施例においては、基板ケース12は独立した部材としているが、 底体3に一体的に形成してもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1の考案によれば、プリント基板を基 板ケースに収容してその基板ケースを基板カバーで覆っているので、基板カバー の上端まで水に浸かっても、プリント基板が水に濡れる虞れはなく、確実に防水 される。このため、床面と底カバーの間に水侵入用の隙間を設ける必要がなく、 高さを低くしてコンパクトにすることができる。また、プリント基板に絶縁防止 塗料を塗布する必要もなくなり、安価となる。 また、請求項2の考案によれば、電気部品を収容する肩体の凹部のリード線引 出し用穴に筒状壁を形成したので、容器を逆さにしても、内部に侵入した水が凹 部に侵入することはなく、確実に防水される。したがって、リード線引出し用穴 をパッキンで封水する必要がなくなり、構造が簡単で、組付性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる構造を適用した電気ポットの
断面図である。
【図2】 洗浄中に逆さにした電気ポットの一部破断部
分正面図である。
【図3】 従来の防水構造を備えた電気ポットの底部の
断面図である。
【図4】 従来の防水構造を備えた電気ポットのパネル
部の断面図である。
【符号の説明】
1…容器、 6…加熱ヒータ(加熱体)、12…
基板ケース、14…プリント基板、15…基板カバー、
16…パネル、17…凹部、 19…リ
ード線、 20…リード線引出し用穴、21…
筒状壁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、該容器内の液体
    を加熱する加熱体と、前記容器の下方に加熱体を制御す
    る部品等が実装されたプリント基板とを有する電気加熱
    容器において、下方に開口する箱状の基板ケースに前記
    プリント基板を収容し、当該基板ケースにその開口部を
    覆う基板カバーを取り付けたことを特徴とする電気加熱
    容器の防水構造。
  2. 【請求項2】 液体を収容する容器と、該容器内の液体
    を加熱する加熱体と、前記容器の上方に設けられたパネ
    ルと、該パネルの内側に形成されたスイッチ、ランプ等
    を収容する凹部とを有する電気加熱容器において、前記
    凹部の底面に形成されたリード線等の引出し穴の周囲
    に、下方に垂下する筒状壁を形成したことを特徴とする
    電気加熱容器の防水構造。
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