JPH0542037A - ジヤー炊飯器 - Google Patents

ジヤー炊飯器

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Publication number
JPH0542037A
JPH0542037A JP20690591A JP20690591A JPH0542037A JP H0542037 A JPH0542037 A JP H0542037A JP 20690591 A JP20690591 A JP 20690591A JP 20690591 A JP20690591 A JP 20690591A JP H0542037 A JPH0542037 A JP H0542037A
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
rice cooker
partition wall
power supply
hinge
Prior art date
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Pending
Application number
JP20690591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Oshima
孝夫 大島
Eiji Kogure
栄治 小暮
Norio Ishii
寛夫 石井
Kazuhiko Takagi
和彦 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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Publication of JPH0542037A publication Critical patent/JPH0542037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 器内の配線に無駄がなく、しかも電源基板の
短絡等による故障が発生しないジャー炊飯器を実現する
ことを目的とする。 【構成】 本体の背面側に仕切壁を設け、この仕切壁に
電源基板を取付けたジャー炊飯器を構成した。また、本
体の背面側に、上方に突出するリブを有する傾斜する上
面板と側面板とからなる仕切壁を設け、この仕切壁の内
部に電源基板を取付けたジャー炊飯器を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】一般に、この種のジャー炊飯器
は、本体の底面から電源コードが引き出されてAC10
0V電源に接続される。コードを通して供給された電源
は一旦電源基板に中継され、一部はそのまま炊飯ヒータ
を加熱する。また、供給された100V電源は電源基板
上で降圧されて5v程度の直流の低電圧に変換され、蓋
体内の操作基板に供給されて半導体素子等の駆動電源に
も利用される。本発明は、ジャー炊飯器に係わり、特に
本体内に設けられる電源基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のジャー炊飯器は上述のように構成
され、普通は電源基板が電源コードに近いジャー炊飯器
本体の底部に内釜の底面に沿って水平に設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電源基板を本体の内底
部に設けると電源コードに近いのでリード線が短くなっ
て配線的に有利になるが、内釜を加熱する炊飯ヒータに
近接するので熱的な悪影響を受ける恐れが多い。熱的な
影響を少なくするためには、使用温度範囲の広い電子部
品を用いる必要があり、基板そのものにも耐熱性の樹脂
の適用が要求されるので必然的に製作費が高くなる。ま
た、電源基板と蓋体内に設けられた操作基板との距離が
遠いので、両基板を結ぶ配線が長くなってコスト高にな
るばかりか、ノイズを拾って誤動作を起こし易くなる等
の問題点があった。本発明は、このような従来のジャー
炊飯器の問題点を解決するために成されたもので、電源
基板を電源コードと操作基板の中間に当る炊飯器本体の
背面付近に設けることにより、機器内全体の接続用のリ
ード線を短くしてローコストにすると共に、炊飯ヒータ
の熱の影響を少なくしたジャー炊飯器を実現するように
したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部に取付
けた外釜の内底部に炊飯ヒータを配置して内釜が介装さ
れコードリールに接続された電源基板を設けたケース本
体と、ケース本体に一端がヒンジで支持され他端に掛金
を取り付け上面に操作部を設けてヒンジを支点に開閉さ
れる蓋体とを備えたジャー炊飯器において、本体の背面
側に仕切壁を設け、この仕切壁に電源基板を取付けたジ
ャー炊飯器を構成したものである。また、内部に取付け
た外釜の内底部に炊飯ヒータを配置して内釜が介装され
コードリールに接続された電源基板を設けたケース本体
と、ケース本体に一端がヒンジで支持され他端に掛金を
取り付け上面に操作部を設けてヒンジを支点に開閉され
る蓋体とを備えたジャー炊飯器において、本体の背面側
に、上方に突出するリブを有する傾斜する上面板と側面
板とからなる仕切壁を設け、この仕切壁の内部に電源基
板を取付けたジャー炊飯器を構成したものである。
【0005】
【作用】炊飯器の本体の背面側の空間には、上方にリブ
を突出させた上面板と側面板で形成する縦断面がほぼL
字形の仕切壁が設けられている。上面板のリブは本体の
外ケースの内側面に隙間無く接触し、上面板は本体の中
心部に向けて先下がりに僅かに傾斜している。そして、
このL字形の仕切壁の上面板と側面板に囲まれるように
して、垂直方向に電源基板が取り付けられている。ま
た、本体内部の背面側の底には、電源コードをリールに
巻き込んだコードリールが組み込まれている。コードリ
ールを通して引き込まれた100V電源は、直ぐ上の電
源基板に導入される。導入された100VのAC電圧
は、そのまま側方に引き出された短いリード線で炊飯ヒ
ータに供給される。また、電源基板上で降圧されて直流
に変換されたDCの低圧は、ヒンジ部を経由して蓋体内
部の操作基板に供給されてIC等の駆動用電源として利
用される。炊飯が開始されて内釜の水が沸騰すると、水
蒸気が発生して内蓋の内面に付着して水滴に成長する。
炊けた御飯の盛り付けで蓋体を開閉すると、ヒンジ部付
近から水滴が本体側に流れ落ちる。流れ落ちた水は仕切
壁の傾斜した上面板から本体の内部に落下して、本体の
最も低い所の脚に溜まって外に流れ出る。普通は、炊飯
に伴って発生した熱で、本体に流れ落ちた水の大部分は
上記流れ経路の途中で蒸発することが多い。
【0006】
【実施例】図1は本発明実施例の構成を示す側断面図、
図2は図1の上面図、図3は図1の底面図である。図1
乃至図3において、1はジャー炊飯器の本体である。2
は本体1の内部に取り付けられた外釜、4は炊飯ヒー
タ、5はセンサ、7は内釜である。内釜7内には米の容
量に対して適量な水量を示す標準的な水位線が刻設され
ている。内釜7は、外釜2から自由に取り出しできる。
8は掛金受けである。11は遮熱板、12はコードリー
ル、14はコードリール12に取り付けられたプラグ、
15は脚である。脚15は本体1の底面に4個設けら
れ、各脚には角型の水抜き穴16が設けられている。
【0007】20は仕切壁で、本体1の内部の背面空間
に設けられている。仕切壁20の構造が、図4と図5に
も示されている。21は上面板、22は上面板21の上
方に突出したリブ、23は側面板で、上面板21と側面
板22により仕切壁20は縦断面がほぼL字形に形成さ
れている。リブ22は図示のように、本体1における背
面側の内面の形状に合わせて複雑な形に作られている。
また、上面板21の上表面は、本体1の中心に向かって
低くなるように僅かに傾斜している。そして、リブ22
は本体1の内側面に隙間無く密着し、側面板22は遮熱
板11を介して内釜7に対設されている。24は側面板
22の内面に設けられた取付ボス、25と26は複数の
凸条、27は固定用の孔、30は電源基板である。凸条
25は取付ボス24と同じ高さに作られ、凸条26はそ
れより高く形成されている。電源基板30は仕切壁20
に包み込まれるように表面と周辺を複数の凸条25に接
触させて位置決めされながら、取付ボス24にネジで側
面板22と平行にしっかりと定位置に取り付けられてい
る。
【0008】40は本体1の上部に設けられた蓋体であ
る。41は蓋体40を開閉するヒンジ部、42はヒンジ
軸、43はヒンジバネである。45は掛金受け8に対応
する掛金、46は押し釦、47は蒸気筒、48は内蓋、
49は合成樹脂の上蓋枠である。また、50は蓋体40
に設けられた操作部、51は操作部50における操作シ
ート、52は表示窓である。操作シート51は蓋体40
上に露出していて、表示窓52を見ながら上面から炊飯
の予約やメニュー等が設定できる。53は裏蓋、54は
操作基板、55は他の回路素子と共に操作基板54上に
取り付けられた液晶のような文字や数字等の表示器、5
6は操作基板54から導出されたリード線、57は隔壁
である。裏蓋53は蓋体40の内面に形成された隔壁5
7の先端にパッキンにより圧接して、内部の操作基板5
4等を密閉して収容する。そして、操作部50から導出
されたリード線56はヒンジ部41の付近を通って、本
体1内の電源基板30に接続される。
【0009】このような構成の本発明のジャー炊飯器に
おいて、コードリール12からコードを引き出してプラ
グ14が商用電源のコンセントに差し込まれる。コード
リール12を通して引き込まれたAC100V電源は、
直ぐ上の本体1の背面に設けられた電源基板30に引き
込まれる。引き込まれた100VのAC電圧は、そのま
ま側方に引き出された短いリード線で炊飯ヒータ4に供
給されて発熱させる。また、電源基板30上の変圧器で
降圧されて直流に変換された5V程度のDCの低圧は、
ヒンジ部41を経由して蓋体40内部の操作基板54に
供給されてICや液晶表示器55等の駆動用電源として
利用される。
【0010】ここで、内釜7に磨いだ米と指示された適
量の水を入れて内蓋48を被せて蓋体40を閉める。次
に、蓋体40の表面の表示窓52等の表示を見ながら、
操作部50の操作シート51を操作して食事の時刻を予
約設定する。予約した炊飯の開始時刻になると、マイコ
ンのタイマが働いてスイッチが入り炊飯ヒータ4が通電
する。炊飯ヒータ4から放射される輻射熱は内釜7の下
部に伝えられて、内部の水と米を加熱して炊飯が始ま
る。内釜7内の水の温度が上昇して蒸気が発生し、一部
は蒸気筒47から大気に放出される。炊飯が進んで水が
沸騰し内釜7の水分が少なくなって温度が急激に上昇す
ると、センサ5が働いて炊飯ヒータ4の通電が自動的に
停止される。この結果、御飯が内釜7内で炊き上がり、
予約した時刻に食事が始められることになる。蓋体40
の上面の押し釦46を押すと、ヒンジバネ43の弾性力
によって蓋体40が自動的にヒンジ軸42を支点に回転
して本体1の上面が開放され炊きたての御飯が盛り付け
られる。
【0011】炊けた御飯の盛り付けで蓋体40を開閉す
ると、内蓋48等の表面に付着した水滴がヒンジ部41
の付近から本体1側に流れ落ちる。本体1の上に流れ落
ちた水は、仕切壁20のリブ22や傾斜した上面板21
によって流れ方向が規制される。上面板21の上に流れ
落ちた水は、上面板21の傾斜方向に向かって本体1の
内部に落下する。そして、本体1の最も低い所にある脚
15に溜まって、水抜き孔16を伝わってジャー炊飯器
の外に流れ出る。この結果、電源基板30が水を被って
絶縁不良や短絡事故等を発生させることがなくなり、電
子部品を安定に動作させることができる。
【0012】なお、上述の実施例では、シース型の電熱
線を発熱させて内釜を加熱するジャー炊飯器を例示して
説明したが、電磁誘導作用で磁性材の釜を発熱させる電
磁誘導型のジャー炊飯器にも本発明を適用することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内部に
取付けた外釜の内底部に炊飯ヒータを配置して内釜が介
装されコードリールに接続された電源基板を設けたケー
ス本体と、ケース本体に一端がヒンジで支持され他端に
掛金を取り付け上面に操作部を設けてヒンジを支点に開
閉される蓋体とを備えたジャー炊飯器において、本体の
背面側に仕切壁を設け、この仕切壁に電源基板を取付け
たジャー炊飯器を構成したまた、内部に取付けた外釜の
内底部に炊飯ヒータを配置して内釜が介装されコードリ
ールに接続された電源基板を設けたケース本体と、ケー
ス本体に一端がヒンジで支持され他端に掛金を取り付け
上面に操作部を設けてヒンジを支点に開閉される蓋体と
を備えたジャー炊飯器において、本体の背面側に、上方
に突出するリブを有する傾斜する上面板と側面板とから
なる仕切壁を設け、この仕切壁の内部に電源基板を取付
けたジャー炊飯器を構成した。
【0014】この結果、電源基板を電源コードと操作基
板の中間に当る炊飯器本体の背面付近に設けたので、機
器内全体の接続用のリード線を短くしてローコストにす
ると共に、炊飯ヒータの熱の影響を少なくすることがで
きる。また、電源基板は仕切壁で囲まれているので、譬
え蓋体に溜まった水が本体側に流れ落ちても短絡等の事
故を未然に防止することもできる。よって、本発明によ
れば、器内の配線が合理的で無駄がなく、しかも電源基
板の短絡等による故障が発生しないジャー炊飯器を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す側断面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明実施例の仕切壁の構成を示す上面図であ
る。
【図5】図4の下面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 炊飯ヒータ 7 内釜 12 コードリール 14 プラグ 15 脚 16 水抜き穴 20 仕切壁 21 上面板 22 リブ 23 側面板 30 電源基板 40 蓋体 41 ヒンジ部 48 内蓋 50 操作部 54 操作基板 56 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 寛夫 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 高木 和彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に取付けた外釜の内底部に炊飯ヒー
    タを配置して内釜が介装されコードリールに接続された
    電源基板を設けたケース本体と、該ケース本体に一端が
    ヒンジで支持され他端に掛金を取り付け上面に操作部を
    設けて前記ヒンジを支点に開閉される蓋体とを備えたジ
    ャー炊飯器において、 前記本体の背面側に仕切壁を設け、該仕切壁に電源基板
    を取付けたことを特徴とするジャー炊飯器。
  2. 【請求項2】 内部に取付けた外釜の内底部に炊飯ヒー
    タを配置して内釜が介装されコードリールに接続された
    電源基板を設けたケース本体と、該ケース本体に一端が
    ヒンジで支持され他端に掛金を取り付け上面に操作部を
    設けて前記ヒンジを支点に開閉される蓋体とを備えたジ
    ャー炊飯器において、 前記本体の背面側に、上方に突出するリブを有する傾斜
    する上面板と側面板とからなる仕切壁を設け、該仕切壁
    の内部に電源基板を取付けたことを特徴とするジャー炊
    飯器。
JP20690591A 1991-08-19 1991-08-19 ジヤー炊飯器 Pending JPH0542037A (ja)

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JP20690591A JPH0542037A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 ジヤー炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPH0542037A true JPH0542037A (ja) 1993-02-23

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ID=16531013

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JP20690591A Pending JPH0542037A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 ジヤー炊飯器

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JP (1) JPH0542037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200516A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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