JP2811320B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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満興 前田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として一般家庭やオフィス等で使用され
る電気湯沸かし器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電気湯沸かし器は例えば第4図に示す
ように、筒状のボディー(31)に内装された液体収容容
器(32)の底部に発熱体(33)を配設し、容器(32)下
方のボディー(31)内空間部に回路基板(34)を配設す
ると共に、この回路基板(34)の上面および周囲を合成
樹脂製の基板カバー(35)で囲繞して、この基板カバー
(35)に回路基板(34)をビス(36)等により取付ける
一方、前記容器(32)の上端開口周縁の外側に設けたフ
ランジ部(37)をボディー(31)の上端開口部に固着さ
れた注口部材(38)上に載置し、更に、容器(32)の外
底部に取付金具(39)を固着すると共に、ボディー(3
1)を支持する基台(40)の外底部に裏板(41)を配設
して、この裏板(41)と前記取付金具(39)とをねじ
(42)によって締結することにより、ボディー(31)を
容器(32)を介して上下から挟持する状態で組立られて
いた。
また、前記回路基板(34)には発熱体(33)による湯
沸かし状態を検知し保温状態を制御する制御回路部の一
部を構成するマイクロコンピュータ(43)や、電源部、
リレー発振器等の電気部品が取付けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来構成では、回路基板
(34)は基板カバー(35)により上面側と周囲のみが覆
われているだけで、下方側は開放状態となっているた
め、例えば容器(32)内に水等を注入する際に誤ってオ
ーバーフローさせてしまった場合、溢れた水はボディー
(31)の外壁を伝わって垂れ、ボディー(31)と基板と
の接合部や裏板(41)と基台(40)との接合部に生じた
隙間からボディー(31)内部に水滴が浸入して、ボディ
ー(31)に内装された回路基板(34)を濡らし、制御回
路部の例えばマイクロコンピュータ(43)の端子間をリ
ークさせて誤動作を引起こしたり、連続沸騰等の不安全
モードとなるなどの問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、外部からの水滴等の浸入による回路基板の誤
動作の虞れをなくした電気湯沸かし器の提供を目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明の電気湯沸か
し器は、筒状のボディー内に収容した有底筒状の容器
と、ボディーの下端開口部に嵌着した基台及びこの基台
の開口底部を閉塞した裏板と、前記容器の底部に設けら
れてこの容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の
下方空間部に配設された基板カバーとを有し、前記基板
カバーの下方にこの基板カバーによって上面及び周囲が
囲繞された回路基板を配設し、この回路基板に配設され
ているマイクロコンピュータを有する制御回路部を前記
基台とこの基台から上方に突設した縦壁とによって密閉
状に覆って前記回路基板に配設されている電源部側と隔
離していることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成によると、回路基板上に設けられた制御回路
部は、基板カバーにより上面と周囲を覆われ、下面側を
基台底壁とこの底壁に立設した縦壁により覆われるの
で、注水時に誤ってオーバーフローさせた場合や、流し
台等で給水中にボディー外壁に水がかかってボディーと
基台間あるいは裏板と基台間の接合部からのボディー内
部へ水が浸入した場合にも、水滴は基板カバー、基台の
底部および縦壁によって制御回路部への浸入を阻止さ
れ、これによって制御回路部を構成する電気部品等がリ
ークするのを防止できるものであり、その上、回路基板
にはマイクロコンピュータを有する前記制御回路部や電
源部等が配設されているが、この制御回路部を電源部側
と遮断するように前記基台とこの基台から上方に突設し
た縦壁とによって隔離させているので、電源部等からの
発熱が制御回路部に悪影響を及ぼすのを確実に防止する
ことができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。第3図に示したこの実施例に係る電気湯沸かし器
は、上下端が開口する円筒状のボディー(1)内に有底
筒状の容器(2)を収納すると共に、この容器(2)の
内底部に容器(2)内に収容された液体を加熱する発熱
体(3)を設ける一方、ボディー(1)の上端開口部に
容器(2)の上端開口部を覆う蓋体(4)を開閉自在に
装着し、更に、ボディー(1)の前面側に容器(2)内
の液体を吐出する吐出部(5)を配設してあり、蓋体
(4)に設けた機械式の操作部(6)を操作することに
より、発熱体(3)に加熱された容器(2)内の熱湯等
が吐出部(5)から吐出されるものである。(7)は持
ち運び用の把手であって、ボディー(1)の外面上部に
回動自在に取付けられている。
このような基本構成を有する電気湯沸かし器におい
て、前記ボディー(1)の上端開口部には円環状の合成
樹脂製注口部材(8)が装着され、また、容器(2)の
上端開口縁外周にはフランジ部(9)が水平に張出して
形成されており、ボディー(1)に容器(2)を収納し
た状態において、注口部材(8)の内周部に設けた内フ
ランジ部(10)の上面に容器パッキン(11)を介して容
器(2)のフランジ部(9)が載置されるものである。
第1図において、(12)はボディー(1)を支持する
基台であって、前記ボディー(1)の下端開口部に嵌着
してあり、この基台(12)とボディー(1)とにより構
成される容器(2)下方の空間部には単一の回路基板
(13)およびこの回路基板(13)の上面および周囲を囲
繞する基板カバー(17)を配設してある。
この回路基板(13)の下面側には第2図に示すよう
に、発熱体(3)による湯沸かし状態や保温状態を表示
する表示回路部(14)、容器(2)中の湯を再沸騰させ
る再沸騰スイッチ部(15)および発熱体(3)による湯
沸かし状態を検知し、保温状態を制御するマイクロコン
ピュータ(20)を有する制御回路部(26)、さらには電
源が配設されている。
前記基台(12)の底壁(18)は中央に大径の開口部を
有しており、かつ、この底壁(18)上面の開口端縁から
縦壁(19)を垂直に立設してある。この縦壁(19)の上
端面は回路基板(13)の下面における制御回路部側と電
源部側との間の部分に当接してこの縦壁(19)と前記底
壁(18)とにより電源部側を覆うことなく、マイクロコ
ンピュータ(20)やリレー発振器(21)等の弱電流が流
れる回路部品で構成された制御回路部(16)、表示回路
部(14)および再沸騰スイッチ部(15)等の操作回路部
分を密閉状に覆って、同制御回路部(16)側への水滴の
浸入を防止していると共に電源部から発生する熱による
制御回路部(16)の誤動作等を防止している。なお、基
台(12)の底壁(18)と縦壁(19)および基板カバー
(17)により覆われる回路基板(13)はほぼ密閉状態に
なりやすいように配線パターン並びに部品の配置レイア
ウトを基台(12)における基板カバー(17)が当接する
部分(22)にこれら配線や部品が位置しないように配慮
することが好ましい。
前記基台(12)の底壁(18)開口部には外側から裏板
(23)を嵌め込むことにより、この底壁(17)の開口部
を閉塞してある。
一方、前記容器(2)の底部には断面コ字状の取付金
具(24)を固着してあり、この取付金具(24)の下端水
平板部と、前記裏板(23)とを取付ねじ(25)で締結す
ることにより、裏板(23)を容器(2)の底部に固着し
てあり、これによりボディー(1)の上端開口部を注口
部材(8)および容器パッキン(11)を介して容器
(2)のフランジ部(9)により下方に付勢すると共
に、ボディー(1)の下端開口部を取付金具(24)、裏
板(23)および基台(12)を介して上方に付勢してい
る。したがって、ボディー(1)は容器(2)を介して
上下から挟持された状態で組立てられるものである。
なお、基台(12)の底壁(18)から立設した縦壁(1
9)は基台(12)と一体であっても、別体であっても同
様の効果が得られるものである。
更に、前記実施例では、第2図に示すように、表示回
路部(14)と再沸騰スイッチ部(15)等の操作回路部分
とを制御回路部(16)の近傍に集中配置しているが、こ
れら表示回路部(14)や操作回路部分と電源部および制
御回路部(16)を別々に離れた位置に配設しておいても
よく、要は、マイクロコンピュータ(20)を有する制御
回路部(16)側と電源部側とを前記縦壁(19)によって
遮断して制御回路部(16)を前記基台(12)とこの基台
(12)から上方に突設した前記縦壁(19)により密閉状
に覆っておけばよい。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明の電気湯沸かし器によれ
ば、筒状のボディー内に収容した有底筒状の容器と、ボ
ディーの下端開口部に嵌着した基台及びこの基台の開口
底部を閉塞した裏板と、前記容器の底部に設けられてこ
の容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器の下方空
間部に配設された基板カバーとを有し、前記基板カバー
の下方にこの基板カバーによって上面及び周囲が囲繞さ
れた回路基板を配設し、この回路基板に配設されている
マイクロコンピュータを有する制御回路部を前記基台と
この基台から上方に突設した縦壁とによって密閉状に覆
っているので、万一、注水時に誤ってオーバーフローさ
せ、ボディーと基台間の接合部から水滴が浸入したり、
あるいは流し台等で給水中にボディー外壁に水がかかっ
て裏板の成形歪み等により裏板と基台間の接合部からボ
ディー内部へ水が浸入した場合にも、水滴は基板カバ
ー、基台の底壁および縦壁によって制御回路部への浸入
を阻止され、したがって、制御回路部を構成する電気部
品等がリークするのを防止できるという優れた効果を発
揮するものとなった。さらに、回路基板にはマイクロコ
ンピュータを有する前記制御回路部や電源部等が配設さ
れているが、この制御回路部を電源部側と遮断するよう
に前記基台とこの基台から上方に突設した縦壁とによっ
て隔離させているので、電源部等からの発熱によって制
御回路部が誤動作することも確実に防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示しており、第1
図は要部拡大断面図、第2図は回路基板の底面図、第3
図は全体構造を示す一部切欠断面図である。第4図は従
来例の全体構造を示す一部切欠断面図である。 (1)……ボディー、(2)……容器、(3)……発熱
体、(4)……蓋体、(8)……注口部材、(9)……
フランジ部、(12)……基台、(13)……回路基板、
(14)(15)……電気部品類、(16)……制御回路部、
(17)……基板カバー、(18)……基台の底壁、(19)
……縦壁、(23)……裏板、(24)……取付金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−86929(JP,U) 実開 昭62−204518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/21 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のボディー内に収容した有底筒状の容
    器と、ボディーの下端開口部に嵌着した基台及びこの基
    台の開口底部を閉塞した裏板と、前記容器の底部に設け
    られてこの容器内の液体を加熱する発熱体と、前記容器
    の下方空間部に配設された基板カバーとを有し、前記基
    板カバーの下方にこの基板カバーによって上面及び周囲
    が囲繞された回路基板を配設し、この回路基板に配設さ
    れているマイクロコンピュータを有する制御回路部を前
    記基台とこの基台から上方に突設した縦壁とによって密
    閉状に覆って前記回路基板に配設されている電源部側と
    隔離していることを特徴とする電気湯沸かし器。
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