JPH10243880A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
- Publication number
- JPH10243880A JPH10243880A JP9051880A JP5188097A JPH10243880A JP H10243880 A JPH10243880 A JP H10243880A JP 9051880 A JP9051880 A JP 9051880A JP 5188097 A JP5188097 A JP 5188097A JP H10243880 A JPH10243880 A JP H10243880A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- inner container
- cover member
- exterior body
- water heater
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御ユニットの設置に工夫を加えて、電気湯
沸かし器のコンパクト化を図ることである。 【解決手段】 制御ユニット15を、外装体1内周面と
内容器2の外周面との間のスペースに設置した構成とし
た。
沸かし器のコンパクト化を図ることである。 【解決手段】 制御ユニット15を、外装体1内周面と
内容器2の外周面との間のスペースに設置した構成とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気ポットのよう
な電気湯沸かし器に関するものである。
な電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気ポットの発熱体やポンプに対する通
電制御を行うためにマイコンを搭載した、いわゆるマイ
コン式電気ポットが従来から知られている。
電制御を行うためにマイコンを搭載した、いわゆるマイ
コン式電気ポットが従来から知られている。
【0003】図6はその一例であり、この電気ポットは
外装体1の中に内容器2を収納し、上記外装体1に上記
内容器2の開口部3を開閉する蓋4をヒンジ5により取
付け、上記内容器2の下面に薄板状の発熱体6を装着
し、内容器2の底に連通させた通水管7の途中にポンプ
8を設け、その通水管7を内容器2と外装体1の間に立
上げ、安全弁装置9を経て吐出管11に導くようにして
いる。
外装体1の中に内容器2を収納し、上記外装体1に上記
内容器2の開口部3を開閉する蓋4をヒンジ5により取
付け、上記内容器2の下面に薄板状の発熱体6を装着
し、内容器2の底に連通させた通水管7の途中にポンプ
8を設け、その通水管7を内容器2と外装体1の間に立
上げ、安全弁装置9を経て吐出管11に導くようにして
いる。
【0004】上記外装体1の底に取付け用ボックス12
が設けられ、その取付け用ボックス12に嵌合される制
御ユニットカバー部材13の下面に、発熱体6及びポン
プ8の通電制御を行う制御ユニット15が取付けられ
る。この制御ユニット15は、プリント基板16とこれ
に搭載されたマイコンなどの電子部品17により構成さ
れる。
が設けられ、その取付け用ボックス12に嵌合される制
御ユニットカバー部材13の下面に、発熱体6及びポン
プ8の通電制御を行う制御ユニット15が取付けられ
る。この制御ユニット15は、プリント基板16とこれ
に搭載されたマイコンなどの電子部品17により構成さ
れる。
【0005】上記の制御ユニットカバー部材13の上面
に遮熱板18が取付けられ、更にその遮熱板18の上に
前記の発熱体6が取付けられる。発熱体6は内容器2の
底面に密着される。また、遮熱板18に取付けられた温
度センサー21が発熱体6の開口を通して内容器2の下
面に押し当てられる。
に遮熱板18が取付けられ、更にその遮熱板18の上に
前記の発熱体6が取付けられる。発熱体6は内容器2の
底面に密着される。また、遮熱板18に取付けられた温
度センサー21が発熱体6の開口を通して内容器2の下
面に押し当てられる。
【0006】一方、外装体1の上部において、吐出口1
1部分を囲むくちばし部22に操作ユニット23が取付
けられる。この操作ユニット23は、プリント基板24
とこれに取付けられた操作スイッチなどの部品25とか
ら成る。これらの上面にはパネルシート26が装着さ
れ、またプリント基板24の下面は操作ユニットカバー
部材27によりカバーされる。このカバー部材27はく
ちばし部22の上面壁に取付けられる。
1部分を囲むくちばし部22に操作ユニット23が取付
けられる。この操作ユニット23は、プリント基板24
とこれに取付けられた操作スイッチなどの部品25とか
ら成る。これらの上面にはパネルシート26が装着さ
れ、またプリント基板24の下面は操作ユニットカバー
部材27によりカバーされる。このカバー部材27はく
ちばし部22の上面壁に取付けられる。
【0007】上記の操作ユニット23と制御ユニット1
5との間のリード線29の束が、外装体1と内容器2の
間の間隙に通される。
5との間のリード線29の束が、外装体1と内容器2の
間の間隙に通される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき従来のマ
イコン式電気湯沸かし器において、制御ユニット15に
対する発熱体6からの熱影響を避けるため、発熱体6と
制御ユニット15との間の距離Aは、遮熱板18を用い
てもなお10〜30mm程度以上の熱絶縁距離を確保す
る必要があった。
イコン式電気湯沸かし器において、制御ユニット15に
対する発熱体6からの熱影響を避けるため、発熱体6と
制御ユニット15との間の距離Aは、遮熱板18を用い
てもなお10〜30mm程度以上の熱絶縁距離を確保す
る必要があった。
【0009】また、上記の電気湯沸かし器に水を入れた
り、或いは掃除などの手入れをする場合に、これをキッ
チンのシンクに置くことも考慮し、制御ユニット15の
防水対策として外装体1の底と制御ユニット15との間
に15mm程度以上の距離Bを確保する必要があった。
り、或いは掃除などの手入れをする場合に、これをキッ
チンのシンクに置くことも考慮し、制御ユニット15の
防水対策として外装体1の底と制御ユニット15との間
に15mm程度以上の距離Bを確保する必要があった。
【0010】その制御ユニット15自体の厚さをC(5
mm程度)、発熱体6の厚さをD(3mm程度)とする
と、外装体1の底から内容器2の底面までの距離E(=
A+B+C+D)は40〜60mm以上必要となり、こ
のことが電気湯沸かし器の高さを一定以下に低くするこ
とができない(又は高さを一定とすると内容器の容量を
大きくすることができない)一つの原因となっていた。
mm程度)、発熱体6の厚さをD(3mm程度)とする
と、外装体1の底から内容器2の底面までの距離E(=
A+B+C+D)は40〜60mm以上必要となり、こ
のことが電気湯沸かし器の高さを一定以下に低くするこ
とができない(又は高さを一定とすると内容器の容量を
大きくすることができない)一つの原因となっていた。
【0011】また、前記の通水管7を通す外装体1と内
容器2の間隙は、内容器2のまわりの他の部分より大き
くとる必要があり、図7に示すように、平面的に見て外
装体1の一部に上下方向の膨出部28を設ける必要があ
った。上記の通水管7は水位管を兼用しているので外部
から水位が見えるようにするため、前記の膨出部28は
外装体1の前面に設けられ、しかもデザイン上の観点か
ら、左右対称形にもう一つの膨出部28’を設けたり、
図7に二点鎖線で示すように通水管7の部分及びその近
傍の外装体2の径を大きく設計するなど、膨出部28だ
けが目立つことのないようなデザイン的配慮がなされて
いた。
容器2の間隙は、内容器2のまわりの他の部分より大き
くとる必要があり、図7に示すように、平面的に見て外
装体1の一部に上下方向の膨出部28を設ける必要があ
った。上記の通水管7は水位管を兼用しているので外部
から水位が見えるようにするため、前記の膨出部28は
外装体1の前面に設けられ、しかもデザイン上の観点か
ら、左右対称形にもう一つの膨出部28’を設けたり、
図7に二点鎖線で示すように通水管7の部分及びその近
傍の外装体2の径を大きく設計するなど、膨出部28だ
けが目立つことのないようなデザイン的配慮がなされて
いた。
【0012】しかし、上記の膨出部28’や、膨出部2
8近傍の大径部分のように、専らデザイン的な観点から
設けられた部分の内側は、無駄なスペースとなってお
り、このようなスペースの存在が電気ポット全体として
のコンパクト性を損う一つの原因となっていた。
8近傍の大径部分のように、専らデザイン的な観点から
設けられた部分の内側は、無駄なスペースとなってお
り、このようなスペースの存在が電気ポット全体として
のコンパクト性を損う一つの原因となっていた。
【0013】また、操作ユニット23からリード線29
を取出す部分に安価な防水対策を施すことが困難であっ
たため、リード線29とその取出し口の部分は外部に露
出した状態にあった。このため、外装体1内に水が浸入
したとき、水がリード線29を伝って制御ユニット15
及び操作ユニット23の内部に入り込みやすく、誤動作
や故障の原因となっていた。
を取出す部分に安価な防水対策を施すことが困難であっ
たため、リード線29とその取出し口の部分は外部に露
出した状態にあった。このため、外装体1内に水が浸入
したとき、水がリード線29を伝って制御ユニット15
及び操作ユニット23の内部に入り込みやすく、誤動作
や故障の原因となっていた。
【0014】そこで、この発明は制御ユニットやポンプ
の配置位置に工夫を加えることにより電気湯沸かし器の
コンパクト化を図ること、及び制御ユニットと操作ユニ
ット間のリード線に防水手段を施して制御ユニットへの
水の浸入を防止することなどを目的としている。
の配置位置に工夫を加えることにより電気湯沸かし器の
コンパクト化を図ること、及び制御ユニットと操作ユニ
ット間のリード線に防水手段を施して制御ユニットへの
水の浸入を防止することなどを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のコンパクト化の目
的を達成するために、この発明は外装体の中に内容器を
収納し、上記外装体に上記内容器の開口部を開閉する蓋
を取付け、上記内容器の下面に発熱体を装着すると共
に、該発熱体の通電制御を行う制御ユニットを設けてな
る電気湯沸かし器において、上記制御ユニットを、上記
内容器外周面と外装体内周面との間のスペースに設置し
た構成とした。
的を達成するために、この発明は外装体の中に内容器を
収納し、上記外装体に上記内容器の開口部を開閉する蓋
を取付け、上記内容器の下面に発熱体を装着すると共
に、該発熱体の通電制御を行う制御ユニットを設けてな
る電気湯沸かし器において、上記制御ユニットを、上記
内容器外周面と外装体内周面との間のスペースに設置し
た構成とした。
【0016】また、上記内容器の底部から上記外装体の
所要の高さにわたる範囲に通水管の設置スペースを設
け、上記設置スペースに関連してデザイン的配慮から生
じるデッドスペースに、上記の制御ユニットを設置した
構成や、上記内容器内周面と外装体外周面との間に、内
容器内の液体を外部へ供給するポンプの全部又は一部を
設置した構成を採用することができる。
所要の高さにわたる範囲に通水管の設置スペースを設
け、上記設置スペースに関連してデザイン的配慮から生
じるデッドスペースに、上記の制御ユニットを設置した
構成や、上記内容器内周面と外装体外周面との間に、内
容器内の液体を外部へ供給するポンプの全部又は一部を
設置した構成を採用することができる。
【0017】また、前記のリード線が原因となる制御ユ
ニットへの水の浸入を防止するという目的を達成するた
めに、上記外装体の上端部分に設置した操作ユニット
に、上記外装体の内側から操作ユニットカバー部材を被
せると共に、上記制御ユニットにも制御ユニットカバー
部材を被せ、上記操作ユニットと制御ユニットとの間の
リード線にリード線カバー部材を被せた構成や、上記の
リード線カバー部材を、上記操作ユニットカバー部材と
制御ユニットカバー部材のいずれか一方又は両方と一体
化した構成を採用することができる。
ニットへの水の浸入を防止するという目的を達成するた
めに、上記外装体の上端部分に設置した操作ユニット
に、上記外装体の内側から操作ユニットカバー部材を被
せると共に、上記制御ユニットにも制御ユニットカバー
部材を被せ、上記操作ユニットと制御ユニットとの間の
リード線にリード線カバー部材を被せた構成や、上記の
リード線カバー部材を、上記操作ユニットカバー部材と
制御ユニットカバー部材のいずれか一方又は両方と一体
化した構成を採用することができる。
【0018】
【実施の形態】図1から図3に示すように、実施形態の
電気ポットは、従来の場合と同様に外装体1の中に内容
器2を収納し、上記外装体1に上記内容器2の開口部を
開閉する蓋4をヒンジ5により取付けている。
電気ポットは、従来の場合と同様に外装体1の中に内容
器2を収納し、上記外装体1に上記内容器2の開口部を
開閉する蓋4をヒンジ5により取付けている。
【0019】外装体1の底面には、ブラケット31が設
けられ、そのブラケット31に遮熱板18が取付けられ
る。そのブラケット31に取付けられた薄板状のマイカ
ヒーター等の発熱体6が内容器2の下面に密着される。
また、上記遮熱板18に支持された温度センサー21を
上記発熱体6の中央部分の開口を通して内容器2の下面
に押し当てる。
けられ、そのブラケット31に遮熱板18が取付けられ
る。そのブラケット31に取付けられた薄板状のマイカ
ヒーター等の発熱体6が内容器2の下面に密着される。
また、上記遮熱板18に支持された温度センサー21を
上記発熱体6の中央部分の開口を通して内容器2の下面
に押し当てる。
【0020】上記内容器2の底に吐出短管32を連通せ
しめ、その吐出短管32に継手33を介して水位管を兼
ねた通水管7を接続している。この通水管7は外装体1
と内容器2の間の間隙内に上下方向に配置され、その下
端部分にポンプ34の一部を構成するスクリューインペ
ラ35が挿入される。スクリューインペラ35の回転軸
36の下端は通水管7に設けた軸受け37により支持さ
れる。また上記回転軸36の上端は通水管7の上端まで
延びており、その上端外部に取付けたモーター38の駆
動軸に連結される。上記の通水管7の上端部は安全弁装
置9を経て吐出管11に接続される。
しめ、その吐出短管32に継手33を介して水位管を兼
ねた通水管7を接続している。この通水管7は外装体1
と内容器2の間の間隙内に上下方向に配置され、その下
端部分にポンプ34の一部を構成するスクリューインペ
ラ35が挿入される。スクリューインペラ35の回転軸
36の下端は通水管7に設けた軸受け37により支持さ
れる。また上記回転軸36の上端は通水管7の上端まで
延びており、その上端外部に取付けたモーター38の駆
動軸に連結される。上記の通水管7の上端部は安全弁装
置9を経て吐出管11に接続される。
【0021】なお、上記のごときポンプ34に代えて、
外装体1と内容器2との間の通水管7の下端部に通常の
遠心ポンプや、ベローズタイプのポンプを設置した構成
を採用することができる。
外装体1と内容器2との間の通水管7の下端部に通常の
遠心ポンプや、ベローズタイプのポンプを設置した構成
を採用することができる。
【0022】上記の通水管7の収納部分は、図3、図
4、図5(a)に示すように電気ポットの正面から見て
右側に片寄っており、その部分の外装体1に膨出部28
が形成され、これにより通水管7を挿通するスペースを
確保している。またその膨出部28に水位窓39が設け
られる。
4、図5(a)に示すように電気ポットの正面から見て
右側に片寄っており、その部分の外装体1に膨出部28
が形成され、これにより通水管7を挿通するスペースを
確保している。またその膨出部28に水位窓39が設け
られる。
【0023】上記の外装体1には、前記の膨出部28と
同様の形状の膨出部28’が左右対称形に設けられ、両
方の膨出部28、28’の相互間は、正面側では滑らか
な円弧面で連続し、両側面から背面にわたる範囲におい
ては、内容器2と同様の円筒面となっている(図5
(a)参照)。
同様の形状の膨出部28’が左右対称形に設けられ、両
方の膨出部28、28’の相互間は、正面側では滑らか
な円弧面で連続し、両側面から背面にわたる範囲におい
ては、内容器2と同様の円筒面となっている(図5
(a)参照)。
【0024】上記の膨出部28’の内部には、図2に示
すように、制御ユニット15が設けられる。この制御ユ
ニット15は、プリント基板16とそれに搭載されたマ
イコンなどの電子部品17により構成され、上下方向に
配置した制御ユニットカバー部材13の前面に取付けら
れる。上記の制御ユニットカバー部材13は前面側が開
放されたケース状をなし、その上端部がビス41により
くちばし部22の内部に固定される。
すように、制御ユニット15が設けられる。この制御ユ
ニット15は、プリント基板16とそれに搭載されたマ
イコンなどの電子部品17により構成され、上下方向に
配置した制御ユニットカバー部材13の前面に取付けら
れる。上記の制御ユニットカバー部材13は前面側が開
放されたケース状をなし、その上端部がビス41により
くちばし部22の内部に固定される。
【0025】また、くちばし部22には従来と同様に操
作ユニット23が取付けられる。この操作ユニット23
は、プリント基板24とこれに取付けられた操作スイッ
チなどの部品25とから成る。これらの上面にはパネル
シート26が装着され、またプリント基板24の下面は
操作ユニットカバー部材27によりカバーされる。この
カバー部材27はくちばし部22の上面壁に取付けられ
る。
作ユニット23が取付けられる。この操作ユニット23
は、プリント基板24とこれに取付けられた操作スイッ
チなどの部品25とから成る。これらの上面にはパネル
シート26が装着され、またプリント基板24の下面は
操作ユニットカバー部材27によりカバーされる。この
カバー部材27はくちばし部22の上面壁に取付けられ
る。
【0026】上記の制御ユニットカバー部材13の上端
部には、前記の操作ユニットカバー部材27に向けて延
び出したリード線カバー部材42が一体に設けられ、そ
の先端が操作ユニット23のリード線引出し口に接触又
は接近している。
部には、前記の操作ユニットカバー部材27に向けて延
び出したリード線カバー部材42が一体に設けられ、そ
の先端が操作ユニット23のリード線引出し口に接触又
は接近している。
【0027】上記のリード線カバー部材42は、断面形
状が下向きコの字形をなしており、その中に操作ユニッ
ト23と制御ユニット15間に配線されるリード線29
が収納される。
状が下向きコの字形をなしており、その中に操作ユニッ
ト23と制御ユニット15間に配線されるリード線29
が収納される。
【0028】なお、上記のリード線カバー部材42は、
操作ユニット23側に一体に設けてもよく、また両方の
ユニット15、23と一体に設けてもよい。
操作ユニット23側に一体に設けてもよく、また両方の
ユニット15、23と一体に設けてもよい。
【0029】以上の実施形態は、図5(a)に示すよう
に、電気ポットの正面から見て外装体1の左右対称位置
に膨出部28、28’を設け、その一方の膨出部28に
通水管7、他方の膨出部28’に制御ユニット15を設
置するようになっているが、これ以外にも図5(b)〜
(g)に示すごとき配置をとることができる。
に、電気ポットの正面から見て外装体1の左右対称位置
に膨出部28、28’を設け、その一方の膨出部28に
通水管7、他方の膨出部28’に制御ユニット15を設
置するようになっているが、これ以外にも図5(b)〜
(g)に示すごとき配置をとることができる。
【0030】即ち、図5(b)、図5(c)の場合は、
内容器2に対して外装体1を正面側へ偏心させ、図5
(b)の場合は正面中央に通水管7を配置するとともに
その一側方に制御ユニット15を配置し、図5(c)の
場合は、両者を左右対称位置に配置している。
内容器2に対して外装体1を正面側へ偏心させ、図5
(b)の場合は正面中央に通水管7を配置するとともに
その一側方に制御ユニット15を配置し、図5(c)の
場合は、両者を左右対称位置に配置している。
【0031】図5(d)は外装体1が四角形をなし、そ
の4つのコーナ部43にアールがつけられている。そし
て、前面側の2つのコーナ部の一方に通水管7、他方に
制御ユニット15が配置される。
の4つのコーナ部43にアールがつけられている。そし
て、前面側の2つのコーナ部の一方に通水管7、他方に
制御ユニット15が配置される。
【0032】図5(e)(f)は、外装体1の前面両側
に2つのコーナ部43を有し、後半部は各コーナ部43
に連続した円弧形をなし、図5(e)の場合は一方のコ
ーナ部43に通水管7、他方のコーナ部43により制御
ユニット15を配置している。また、図5(f)の場合
は、一つのコーナ部43に通水管7、正面に制御ユニッ
ト15を配置している。図5(g)の場合は、外容器1
のプラグ受けの部分に膨出部28aを設け、その内側に
制御ユニット15を配置している。
に2つのコーナ部43を有し、後半部は各コーナ部43
に連続した円弧形をなし、図5(e)の場合は一方のコ
ーナ部43に通水管7、他方のコーナ部43により制御
ユニット15を配置している。また、図5(f)の場合
は、一つのコーナ部43に通水管7、正面に制御ユニッ
ト15を配置している。図5(g)の場合は、外容器1
のプラグ受けの部分に膨出部28aを設け、その内側に
制御ユニット15を配置している。
【0033】上記のように、制御ユニット15の設置ス
ペースは、通水管7の設置スペースとして、外装体1に
何らかの形状の膨出部が生じるが、その膨出部28が目
立ちすぎないようにするなどのデザイン的な配慮から、
該膨出部28の存在が不自然でない程度に他の膨出部分
28’等と融合させるなどのデザインを採用した場合
に、当該他の膨出部28’、28a等によって生じるデ
ッドスペースを利用するものである。
ペースは、通水管7の設置スペースとして、外装体1に
何らかの形状の膨出部が生じるが、その膨出部28が目
立ちすぎないようにするなどのデザイン的な配慮から、
該膨出部28の存在が不自然でない程度に他の膨出部分
28’等と融合させるなどのデザインを採用した場合
に、当該他の膨出部28’、28a等によって生じるデ
ッドスペースを利用するものである。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明は、従来内容器
の底面と外装体の底面との間に取付けられていた制御ユ
ニットを、内容器と外装体との間のスペースに設置した
ことにより(請求項1)、内容器の底面と外装体の底面
との間隙を従来より小さく設定して電気湯沸かし器の高
さを低くすることができる。またその高さを従来どおり
に設定するとすれば、内容器の容量を増すことができ
る。
の底面と外装体の底面との間に取付けられていた制御ユ
ニットを、内容器と外装体との間のスペースに設置した
ことにより(請求項1)、内容器の底面と外装体の底面
との間隙を従来より小さく設定して電気湯沸かし器の高
さを低くすることができる。またその高さを従来どおり
に設定するとすれば、内容器の容量を増すことができ
る。
【0035】また、上記制御ユニットの設置位置を通水
管の設置スペースに関連して外観上生じるデッドスペー
スを利用することにより(請求項2)、外装体の大きさ
に影響を与えることがない。
管の設置スペースに関連して外観上生じるデッドスペー
スを利用することにより(請求項2)、外装体の大きさ
に影響を与えることがない。
【0036】また、上記の設置スペースに制御ユニット
のみならず、ポンプの全部又は一部を設置することによ
り(請求項3)、ポンプの設置スペースを内容器の底と
外装体の底との間に設ける必要がなく、これも全体の高
さを低くする(或いは容量を増大する)効果を奏する。
のみならず、ポンプの全部又は一部を設置することによ
り(請求項3)、ポンプの設置スペースを内容器の底と
外装体の底との間に設ける必要がなく、これも全体の高
さを低くする(或いは容量を増大する)効果を奏する。
【0037】更に、制御ユニットを上記の設置スペース
に設けることにより、制御ユニットと操作ユニットが接
近するので、両ユニット間のリード線にリード線カバー
部材を被せることも容易になり(請求項4、5)、リー
ド線を通じて制御ユニットに水が浸入するおそれをなく
することができる。
に設けることにより、制御ユニットと操作ユニットが接
近するので、両ユニット間のリード線にリード線カバー
部材を被せることも容易になり(請求項4、5)、リー
ド線を通じて制御ユニットに水が浸入するおそれをなく
することができる。
【図1】実施形態の一部省略断面図
【図2】同上の他の部分の一部省略断面図
【図3】同上の斜め上方から見た斜視図
【図4】同上の斜め下方から見た斜視図
【図5】(a)〜(g)同上の概念図
【図6】従来例の一部省略断面図
【図7】同上の概念図
1 外装体 2 内容器 3 開口部 4 蓋 5 ヒンジ 6 発熱体 7 通水管 8 ポンプ 9 安全弁装置 11 吐出管 12 取付け用ボックス 13 制御ユニットカバー部材 15 制御ユニット 16 プリント基板 17 電子部品 18 遮熱板 21 温度センサー 22 くちばし部 23 操作ユニット 24 プリント基板 25 部品 26 パネルシート 27 操作ユニットカバー部材 28、28’ 膨出部 28a 膨出部 29 リード線 30 プラグ受け 31 ブラケット 32 吐出短管 33 継手 34 ポンプ 35 スクリューインペラ 36 回転軸 37 軸受 38 モーター 39 水位窓 41 ビス 42 リード線カバー部材 43 コーナ部
Claims (5)
- 【請求項1】 外装体の中に内容器を収納し、上記外装
体に上記内容器の開口部を開閉する蓋を取付け、上記内
容器の下面に発熱体を装着すると共に、該発熱体の通電
制御を行う制御ユニットを設けてなる電気湯沸かし器に
おいて、上記制御ユニットを、上記内容器と外装体との
間のスペースに設置したことを特徴とする電気湯沸かし
器。 - 【請求項2】 上記内容器の底部から上記外装体の所要
の高さにわたる範囲に通水管の設置スペースを設け、上
記設置スペースに関連してデザイン的配慮から生じるデ
ッドスペースに、上記の制御ユニットを設置したことを
特徴とする請求項1に記載の電気湯沸かし器。 - 【請求項3】 上記内容器と外装体との間のスペース
に、内容器内の液体を外部へ供給するポンプの全部又は
一部を設置したことを特徴とする請求項1又は2に記載
の電気湯沸かし器。 - 【請求項4】 上記外装体の上端部分に設置した操作ユ
ニットに、上記外装体の内側から操作ユニットカバー部
材を被せると共に、上記制御ユニットにも制御ユニット
カバー部材を被せ、上記操作ユニットと制御ユニットと
の間のリード線にリード線カバー部材を被せたことを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電気湯沸か
し器。 - 【請求項5】 上記のリード線カバー部材を、上記操作
ユニットカバー部材と制御ユニットカバー部材のいずれ
か一方又は両方と一体化したことを特徴とする請求項4
に記載の電気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05188097A JP3392685B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05188097A JP3392685B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電気湯沸かし器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243880A true JPH10243880A (ja) | 1998-09-14 |
JP3392685B2 JP3392685B2 (ja) | 2003-03-31 |
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ID=12899203
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---|---|---|---|
JP05188097A Expired - Fee Related JP3392685B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3392685B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007056877A (ja) * | 2006-09-01 | 2007-03-08 | Nidec Sankyo Corp | 小型ポンプ装置及び電気湯沸かしポット |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0490729A (ja) * | 1990-08-04 | 1992-03-24 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 液体容器の電動注出装置 |
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JPH07289426A (ja) * | 1994-04-26 | 1995-11-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP05188097A patent/JP3392685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP3392685B2 (ja) | 2003-03-31 |
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