JP2870498B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

Info

Publication number
JP2870498B2
JP2870498B2 JP20404096A JP20404096A JP2870498B2 JP 2870498 B2 JP2870498 B2 JP 2870498B2 JP 20404096 A JP20404096 A JP 20404096A JP 20404096 A JP20404096 A JP 20404096A JP 2870498 B2 JP2870498 B2 JP 2870498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
box
microcomputer
hot water
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20404096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09224830A (ja
Inventor
洋一 日高
武司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP20404096A priority Critical patent/JP2870498B2/ja
Publication of JPH09224830A publication Critical patent/JPH09224830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2870498B2 publication Critical patent/JP2870498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、内容液を加熱するヒ
ータを下端部に有した器体と、これが定置されるときの
座部となる底体とを備え、この底体にプラグ接続口が設
けられた電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種電気貯湯容器は第2図に示すよう
に、回路基板ターミナルと云った回路基体aは回路ボッ
クスh内に収容され、器体b側にあるヒータdや温度ヒ
ューズc等の各種電気装備品と接続される器体b側部品
として装備され、電源との接続口eは器体bの回転に支
障ないよう使用上不動となる器体bが定置されるときの
座部となる底体fの側に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため上記従来例の
底体fは側周面に電源との接続口eを設けるに充分な高
さを要し、器体b側に設けられる回路基体aとそれぞれ
独立したスペースを占めることになり、電気貯湯容器の
全高が容量の割に高いものになっている。
【0004】以上示した従来例は、器体bと底体fとが
相対回動するものであり、例えば底体fを器体bから取
り外す構造にすると器体bの下端部内に設置した回路ボ
ックスh内の回路基体を露出させ易く、補修に便利であ
るが、これらが相対回動しない一体型のものとする場
合、従来のような位置に回路ボックスがあると、これを
露出させにくいし、奥深い部分に位置しているので補修
に不便である。さらに、器体b内の上方位置から前記ヒ
ータ等のリード線を通じてこのヒータdに近く回路ボッ
クスh内に電子部品を収容するような場合にこれの熱的
保護を図りにくい問題と、器体bが流し台に置かれるよ
うな際の溜り水等により基体bの下部から侵入しても、
この水が回路ボックス内に入り込むのを避け難い問題と
がある。
【0005】そこで本発明は、これらの問題を解消する
ことができる底部構造を持った電気貯湯容器を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような目
的を達成するために、内容液を加熱するヒータを下端部
に有した器体と、これが定置されるときの座部となる底
体とを備え、この底体にプラグ接続口が設けられた電気
貯湯容器において、前記プラグ接続口を設けるのに必要
な高さに対応してできる底体内の空間に、下向きに開口
した電装ボックスを設け、この電装ボックス内に上方位
置から前記ヒータ等のリード線を通じてこのヒータの通
電制御等を行う回路基体を収納して、この回路基体を電
装ボックス天板に間隙を置いて取付け、電装ボックス天
板の上にこれと間隙を置いて位置し電装ボックスとヒー
タを隔てる遮熱板を設けるとともに、電装ボックスの前
記下向きの開口を下方から密に閉塞したことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明の上記の構成では、電装ボックスの天板
と電装ボックス天板の上にこれと間隙を置いて位置し電
装ボックスとヒータを隔てる遮熱板とによりヒータの通
電制御等のために必要な回路基体にヒータからの熱が及
ぶのを遮断し、かつ天板と回路基体との間に設けた間隙
とで遮熱するので、回路基体をヒータの熱から十分に保
護する安全性の高いものとなる。また、プラグ接続口を
設けるのに必要な高さに対応してできる底体内の既存の
空間に電装ボックスを設けたから、器体の底部空間共通
の設置部として有効利用できるし、器体のヒータから遠
ざけ易く前記熱的安全をさらに図ることができる。しか
も、電装ボックス内に上方位置から前記ヒータ等のリー
ド線を通じてこのヒータの通電制御等を行う回路基体を
収容し、電装ボックスは密に閉塞されているので、流し
台への載置に際し溜り水等により基体底部内に水が侵入
しても、この水が電装ボックス内に入り込むのを防止す
るので、回路基体を前記侵入水からも保護することがで
きる上、前記閉塞は下方から行われており、これを解く
ことによって電装ボックスが下向きにしかも底体の底面
近くに開口するのを利用して、この下向きの開口を通じ
底体下方から補修できるので、回路基体を上下から覆っ
て上方のヒータの熱からも、下方から侵入する水からも
保護する構造でありながら、補修が容易となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1図に示す代表的な一実施例
に基づき具体的に説明する。
【0009】底面にヒータ1と感温制御器5を取付けた
内容器2が外装体3に収容保持され器体4を形成してい
る。内容器2の上部に枢着される蓋体6内には図示しな
いベローズポンプが設けられ、その押圧操作により、内
容器2の内容液を加圧し、内容器2の底部に連通されて
いる導出管7を通して注出口8より外部へ注出するよう
にしている。
【0010】器体4の下端部を構成する底体9は、外装
体3の下端に取付けられる環状の底本体10と、その内
周縁に取付けられる環状の中底板11と、底本体10お
よび中底板11とに、単独で回動できるように下方から
装着される回動底盤14とで構成され、底本体10およ
び中底板11とを内容器2の底面に溶接により固定され
ている支持金具12にビス13で締付けて底本体10を
外装体3下面に押着けることにより固定している。
【0011】回転底盤14は環状の外壁15と内装壁1
6とが下端部どうしでつながって一体形成された環体を
なし、中底板11の端部に設けられた掛止部11aとの
間で回動可能に保持されている。回転底盤14は器体4
を受載して支持する座体となり、器体4が定着されたと
き外壁15の内周に多数立設された突起25の上端で底
本体10の突部を滑動可能に受けて器体4が軽く回転で
きるようにする。掛止部11aには中底板11の取付片
11eを片成形するための切欠き11fが設けられてい
る。
【0012】回転底盤14の内装壁16が形成している
窓には蓋板17が施されるが、この蓋板17の中央が突
出されることにより回路基体としてのマイコン基板18
を収容する電装ボックスとしてのマイコンボックス19
が一体形成されている。マイコン基板18は、回転底盤
14側の外部電源との接続口となるプラグ接続口20を
器体4側の感温制御器5やヒータ1等の電気装備品との
双方に中底板11の開口11bを通じマイコンボックス
19内に上方位置からヒータ1等のリード線24で結線
されている。前記マイコンボックス19は下向きの開口
Cを有し、プラグ接続口20をその外壁15に設けたこ
とで形成される回転底盤14内部のデッドスペース21
を利用して設置される。マイコンボックス19の下方に
はボックスカバー22がビス23により取着けられてい
る。マイコンボックス天板19aの上にはこれと間隙B
を置いて位置しマイコンボックス19とヒータ1を隔て
る遮熱板となる前記中底板11を設けてあるとともに、
マイコンボックス19の前記下向きの開口Cを前記ボッ
クスカバー22にて下方から閉塞した構造となってい
る。なお回路基体は前記マイコン基体18の外、ハード
基体にも適用できる。
【0013】要するに本実施例では、マイコンボックス
19の天板19aと、マイコンボックス天板19aの上
にこれと間隙Bを置いて位置しマイコンボックス19a
とヒータ1を隔てる遮熱板となる中底板11とにより、
ヒータ1の通電制御等のために必要な回路基体であるマ
イコン基体18にヒータ1からの熱が及ぶのを遮断し、
かつ天板とマイコン基板18との間に設けた間隙とで遮
熱するので、マイコン基板18をヒータの熱から十分に
保護する安全性の高いものとなる。
【0014】また、プラグ接続口20を設けるのに必要
な高さに対応してできる底体9内の既存の空間21にマ
イコンボックス19を設けたから、器体4の底部空間共
通の設置部として有効利用できるし、器体4のヒータ1
から遠ざけ易く前記熱的安全をさらに図ることができ
る。
【0015】しかも、マイコンボックス19はボックス
カバー22によって密に閉塞されているので、流し際へ
の載置に際し溜り水等により基体4底部内に水が侵入し
ても、この水がマイコンボックス19内に入り込むのを
防止するので、マイコン基板18を前記侵入水からも保
護することができる上、前記閉塞は下方から行われてお
り、これをビス23を取外し解くことによってマイコン
ボックス19が下向きにしかも底体9の底面近くに開口
する下向きの開口Cを利用し、この下向きの開口Cを通
じ底体9下方から補修できるので、マイコン基板18を
上下から覆って上方のヒータの熱からも、下方から侵入
する水からも保護する構造でありながら、補修が容易と
なる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、電装ボックスの天板と
電装ボックス天板の上にこれを間隙を置いて位置し電装
ボックスとヒータを隔てる遮熱板とによりヒータの通電
制御等のために必要な回路基体にヒータからの熱が及ぶ
のを遮断し、かつ天板と回路基体との間に設けた間隙と
で遮熱するので、基体をヒータの熱から十分に保護する
安全性の高いものとなる。また、プラグ接続口を設ける
のに必要な高さに対応してできる底体内の既存の空間に
電装ボックスを設けて、器体の底部空間共通の設置部と
する有効利用により電気貯湯容器の全高を低く抑えられ
るし、器体のヒータから回路器体を遠ざけ易く前記熱的
安全をさらに図ることができる。しかも、電装ボックス
内に上方位置から前記ヒータ等のリード線を通じてこの
ヒータの通電制御等を行う回路基体を収容し、電装ボッ
クスは密に閉塞されているので、流し台への載置の際に
溜り水等により基体底部内に水が侵入しても、この水が
電装ボックス内に入り込むのを防止するので、回路基体
を前記侵入水からも保護することができる上、前記閉塞
は下方から行われており、これを解くことによって電装
ボックスが下向きにしかも底体の底面近くに開口するの
を利用して、この下向きの開口を通じ底体下方から補修
できるので、回路基体を上下から覆って上方のヒータの
熱からも、下方から侵入する水からも保護する構造であ
りながら、補修が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1はヒータ、4は器体、9は底体、11は中底板(遮熱
板)、18はマイコン基板(回路基体)、19はマイコ
ンボックス(電装ボックス)、19aは天板、20はプ
ラグ接続口、21はデッドスペース(空間)、22はボ
ックスカバー、23はビス、A、Bは間隙、Cは下向き
の開口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を加熱するヒータを下端部に有し
    た器体と、これが定置されるときの座部となる底体とを
    備え、この底体にプラグ接続口が設けられた電気貯湯容
    器において、前記プラグ接続口を設けるのに必要な高さ
    に対応してできる底体内の空間に、下向きに開口した電
    装ボックスを設け、この電装ボックス内に上方位置から
    前記ヒータ等のリード線を通じてこのヒータの通電制御
    等を行う回路基体を収容して、この回路基体を電装ボッ
    クス天板に間隙を置いて取付け、電装ボックス天板の上
    にこれと間隙を置いて位置し電装ボックスとヒータを隔
    てる遮熱板を設けるとともに、電装ボックスの前記下向
    きの開口を下方から密に閉塞したことを特徴とする電気
    貯湯容器。
JP20404096A 1996-06-27 1996-06-27 電気貯湯容器 Expired - Lifetime JP2870498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20404096A JP2870498B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 電気貯湯容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20404096A JP2870498B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 電気貯湯容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09224830A JPH09224830A (ja) 1997-09-02
JP2870498B2 true JP2870498B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=16483767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20404096A Expired - Lifetime JP2870498B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 電気貯湯容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2870498B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5611668B2 (ja) * 2010-05-24 2014-10-22 パナソニック株式会社 電気ケトル
CN103815786A (zh) * 2014-03-02 2014-05-28 赵夫超 一种节能电水壶

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09224830A (ja) 1997-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7209360B1 (en) Leak-tight system for boxes containing electrical and electronic components
JP2870498B2 (ja) 電気貯湯容器
JP2758119B2 (ja) 電気接続箱
JPH0614690Y2 (ja) 電気貯湯容器
CN209419072U (zh) 一种电气设备机箱及变频器
CN211177001U (zh) 一种防水控制盒组件及电暖器
JPH054310Y2 (ja)
JP3351026B2 (ja) 電気湯沸かし器
FR2676885A1 (fr) Appareil electronique de commande pour installation dans le compartiment-moteur d'un vehicule automobile.
JP2000307276A (ja) 放熱板付き構造体並びに電子機器用筐体構造
JP3421262B2 (ja) 飲料ディスペンサ
JPH06350267A (ja) 電子機器筐体
JP2581127Y2 (ja) 電気加熱容器の防水構造
JPH0828585B2 (ja) 屋外用通信機器の取付け装置
JP3010620B2 (ja) 開閉器の回路基板取付構造
CN216819102U (zh) 一种输变电工程配电箱
CN214148167U (zh) 散热防水的多联机室外机电控盒装置
JPS6357628B2 (ja)
JP3392685B2 (ja) 電気湯沸かし器
JPS6040174Y2 (ja) 電気調理器
JPH11178345A (ja) インバータ装置
JPH0440594Y2 (ja)
JP5133217B2 (ja) 加熱機器
JP3054983B2 (ja) 電気湯沸器
JPS622917Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

EXPY Cancellation because of completion of term