JPH09224830A - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH09224830A
JPH09224830A JP20404096A JP20404096A JPH09224830A JP H09224830 A JPH09224830 A JP H09224830A JP 20404096 A JP20404096 A JP 20404096A JP 20404096 A JP20404096 A JP 20404096A JP H09224830 A JPH09224830 A JP H09224830A
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JP
Japan
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heater
box
microcomputer
connection port
plug connection
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JP20404096A
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Yoichi Hidaka
洋一 日高
Takeshi Matsumoto
武司 松本
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】底体は側周面に電源との接続口を設けるに充分
な高さを要し、器体側に設けられる回路基体とそれぞれ
独立したスペースを占めることになり、電気貯湯容器の
全高が容量の割に高いものになっている。 【解決手段】電装ボックスの天板と電装ボックス天板の
上にこれと間隙を置いて位置し電装ボックスとヒータを
隔てる遮熱板とによりヒータの通電制御等のために必要
な回路基体にヒータからの熱が及ぶのを遮断し、かつ天
板と回路基体との間に設けた間隙とで遮熱するので、二
重の遮断と二重の遮熱によって回路基体をヒータの熱か
ら十分に保護する安全性の高いものとなる。また、プラ
グ接続口を設けるのに必要な高さに対応してできる底体
内の既存の空間に電装ボックスを設けたから、器体の底
部空間共通の設置部として有効利用できるし、器体のヒ
ータから遠ざけ易く前記熱的安全をさらに図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、内容液を加熱するヒ
ータを下端部に有した器体と、これが定置されるときの
座部となる底体とを備え、この底体にプラグ接続口が設
けられた電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種電気貯湯容器は第2図に示すよう
に、回路基板ターミナルと云った回路基体aは回路ボッ
クスh内に収容され、器体b側にあるヒータdや温度ヒ
ューズc等の各種電気装備品と接続される器体b側部品
として装備され、電源との接続口eは器体bの回転に支
障ないよう使用上不動となる器体bが定置されるときの
座部となる底体fの側に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため上記従来例の
底体fは側周面に電源との接続口eを設けるに充分な高
さを要し、器体b側に設けられる回路基体aとそれぞれ
独立したスペースを占めることになり、電気貯湯容器の
全高が容量の割に高いものになっている。
【0004】以上示した従来例は、器体bと底体fとが
相対回動するものであり、例えば底体fを器体bから取
り外す構造にすると器体bの下端部内に設置した回路ボ
ックスh内の回路基体を露出させ易く、補修に便利であ
るが、これらが相対回動しない一体型のものとする場
合、従来のような位置に回路ボックスがあると、これを
露出させにくいし、奥深い部分に位置しているので補修
に不便である。さらに、器体b内のヒータdに近く回路
ボックスh内に電子部品を収容するような場合にこれの
熱的保護を図りにくい問題と、器体bが流し台に置かれ
るような際の溜り水等により基体bの下部から侵入して
も、この水が回路ボックス内に入り込むのを避け難い問
題とがある。
【0005】そこで本発明は、これらの問題を解消する
ことができる底部構造を持った電気貯湯容器を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような目
的を達成するために、内容液を加熱するヒータを下端部
に有した器体と、これが定置されるときの座部となる底
体とを備え、この底体にプラグ接続口が設けられた電気
貯湯容器において、前記プラグ接続口を設けるのに必要
な高さに対応してできる底体内の空間に、下向きに開口
した電装ボックスを設け、この電装ボックス内にヒータ
の通電制御等を行う回路基体を収納して、この回路基体
を電装ボックス天板に間隙を置いて取付け、電装ボック
ス天板の上にこれと間隙を置いて位置し電装ボックスと
ヒータを隔てる遮熱板を設けるとともに、電装ボックス
の前記下向きの開口を下方から閉塞したことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明の上記の構成では、電装ボックスの天板
と電装ボックス天板の上にこれと間隙を置いて位置し電
装ボックスとヒータを隔てる遮熱板とによりヒータの通
電制御等のために必要な回路基体にヒータからの熱が及
ぶのを遮断し、かつ天板と回路基体との間に設けた間隙
とで遮熱するので、二重の遮断と二重の遮熱によって回
路基体をヒータの熱から十分に保護する安全性の高いも
のとなる。また、プラグ接続口を設けるのに必要な高さ
に対応してできる底体内の既存の空間に電装ボックスを
設けたから、器体の底部空間共通の設置部として有効利
用できるし、器体のヒータから遠ざけ易く前記熱的安全
をさらに図ることができる。しかも、電装ボックスは閉
塞されているので、流し台への載置に際し溜り水等によ
り基体底部内に水が侵入しても、この水が電装ボックス
内に入り込むのを防止するので、回路基体を前記侵入水
からも保護することができる上、前記閉塞は下方から行
われており、これを解くことによって電装ボックスが下
向きにしかも底体の底面近くに開口するのを利用して、
この下向きの開口を通じ底体下方から補修できるので、
回路基体を上下から覆って上方のヒータの熱からも、下
方から侵入する水からも保護する構造でありながら、補
修が容易となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1図に示す代表的な一実施例
に基づき具体的に説明する。
【0009】底面にヒータ1と感温制御器5を取付けた
内容器2が外装体3に収容保持され器体4を形成してい
る。内容器2の上部に枢着される蓋体6内には図示しな
いベローズポンプが設けられ、その押圧操作により、内
容器2の内容液を加圧し、内容器2の底部に連通されて
いる導出管7を通して注出口8より外部へ注出するよう
にしている。
【0010】器体4の下端部を構成する底体9は、外装
体3の下端に取付けられる環状の底本体10と、その内
周縁に取付けられる環状の中底板11と、底本体10お
よび中底板11とに、単独で回動できるように下方から
装着される回動底盤14とで構成され、底本体10およ
び中底板11とを内容器2の底面に溶接により固定され
ている支持金具12にビス13で締付けて底本体10を
外装体3下面に押着けることにより固定している。
【0011】回転底盤14は環状の外壁15と内装壁1
6とが下端部どうしでつながって一体形成された環体を
なし、中底板11の端部に設けられた掛止部11aとの
間で回動可能に保持されている。回転底盤14は器体4
を受載して支持する座体となり、器体4が定着されたと
き外壁15の内周に多数立設された突起25の上端で底
本体10の突部を滑動可能に受けて器体4が軽く回転で
きるようにする。掛止部11aには中底板11の取付片
11eを片成形するための切欠き11fが設けられてい
る。
【0012】回転底盤14の内装壁16が形成している
窓には蓋板17が施されるが、この蓋板17の中央が突
出されることにより回路基体としてのマイコン基板18
を収容する電装ボックスとしてのマイコンボックス19
が一体形成されている。マイコン基板18は、回転底盤
14側の外部電源との接続口となるプラグ接続口20を
器体4側の感温制御器5やヒータ1等の電気装備品との
双方に中底板11の開口11bを通じリード線24で結
線されている。前記マイコンボックス19は下向きの開
口Cを有し、プラグ接続口20をその外壁15に設けた
ことで形成される回転底盤14内部のデッドスペース2
1を利用して設置される。マイコンボックス19の下方
にはボックスカバー22がビス23により取着けられて
いる。マイコンボックス天板19aの上にはこれと間隙
Bを置いて位置しマイコンボックス19とヒータ1を隔
てる遮熱板となる前記中底板11を設けてあるととも
に、マイコンボックス19の前記下向きの開口Cを前記
ボックスカバー22にて下方から閉塞した構造となって
いる。なお回路基体は前記マイコン基体18の外、ハー
ド基体にも適用できる。
【0013】要するに本実施例では、マイコンボックス
19の天板19aと、マイコンボックス天板19aの上
にこれと間隙Bを置いて位置しマイコンボックス19a
とヒータ1を隔てる遮熱板となる中底板11とにより、
ヒータ1の通電制御等のために必要な回路基体であるマ
イコン基体18にヒータ1からの熱が及ぶのを遮断し、
かつ天板とマイコン基板18との間に設けた間隙とで遮
熱するので、二重の遮断と二重の遮熱によってマイコン
基板18をヒータの熱から十分に保護する安全性の高い
ものとなる。
【0014】また、プラグ接続口20を設けるのに必要
な高さに対応してできる底体9内の既存の空間21にマ
イコンボックス19を設けたから、器体4の底部空間共
通の設置部として有効利用できるし、器体4のヒータ1
から遠ざけ易く前記熱的安全をさらに図ることができ
る。
【0015】しかも、マイコンボックス19はボックス
カバー22によって閉塞されているので、流し際への載
置に際し溜り水等により基体4底部内に水が侵入して
も、この水がマイコンボックス19内に入り込むのを防
止するので、マイコン基板18を前記侵入水からも保護
することができる上、前記閉塞は下方から行われてお
り、これをビス23を取外し解くことによってマイコン
ボックス19が下向きにしかも底体9の底面近くに開口
する下向きの開口Cを利用し、この下向きの開口Cを通
じ底体9下方から補修できるので、マイコン基板18を
上下から覆って上方のヒータの熱からも、下方から侵入
する水からも保護する構造でありながら、補修が容易と
なる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、電装ボックスの天板と
電装ボックス天板の上にこれを間隙を置いて位置し電装
ボックスとヒータを隔てる遮熱板とによりヒータの通電
制御等のために必要な回路基体にヒータからの熱が及ぶ
のを遮断し、かつ天板と回路基体との間に設けた間隙と
で遮熱するので、二重の遮断と二重の遮熱によって回路
基体をヒータの熱から十分に保護する安全性の高いもの
となる。また、プラグ接続口を設けるのに必要な高さに
対応してできる底体内の既存の空間に電装ボックスを設
けて、器体の底部空間共通の設置部とする有効利用によ
り電気貯湯容器の全高を低く抑えられるし、器体のヒー
タから回路器体を遠ざけ易く前記熱的安全をさらに図る
ことができる。しかも、電装ボックスは閉塞されている
ので、流し台への載置の際に溜り水等により基体底部内
に水が侵入しても、この水が電装ボックス内に入り込む
のを防止するので、回路基体を前記侵入水からも保護す
ることができる上、前記閉塞は下方から行われており、
これを解くことによって電装ボックスが下向きにしかも
底体の底面近くに開口するのを利用して、この下向きの
開口を通じ底体下方から補修できるので、回路基体を上
下から覆って上方のヒータの熱からも、下方から侵入す
る水からも保護する構造でありながら、補修が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1はヒータ、4は器体、9は底体、11は中底板(遮熱
板)、18はマイコン基板(回路基体)、19はマイコ
ンボックス(電装ボックス)、19aは天板、20はプ
ラグ接続口、21はデッドスペース(空間)、22はボ
ックスカバー、23はビス、A、Bは間隙、Cは下向き
の開口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を加熱するヒータを下端部に有し
    た器体と、これが定置されるときの座部となる底体とを
    備え、この底体にプラグ接続口が設けられた電気貯湯容
    器において、前記プラグ接続口を設けるのに必要な高さ
    に対応してできる底体内の空間に、下向きに開口した電
    装ボックスを設け、この電装ボックス内にヒータの通電
    制御等を行う回路基体を収容して、この回路基体を電装
    ボックス天板に間隙を置いて取付け、電装ボックス天板
    の上にこれと間隙を置いて位置し電装ボックスとヒータ
    を隔てる遮熱板を設けるとともに、電装ボックスの前記
    下向きの開口を下方から閉塞したことを特徴とする電気
    貯湯容器。
JP20404096A 1996-06-27 1996-06-27 電気貯湯容器 Expired - Lifetime JP2870498B2 (ja)

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JP2870498B2 JP2870498B2 (ja) 1999-03-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244877A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Panasonic Corp 電気ケトル
CN103815786A (zh) * 2014-03-02 2014-05-28 赵夫超 一种节能电水壶

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011244877A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Panasonic Corp 電気ケトル
CN103815786A (zh) * 2014-03-02 2014-05-28 赵夫超 一种节能电水壶

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