JPH05344930A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JPH05344930A
JPH05344930A JP5029296A JP2929693A JPH05344930A JP H05344930 A JPH05344930 A JP H05344930A JP 5029296 A JP5029296 A JP 5029296A JP 2929693 A JP2929693 A JP 2929693A JP H05344930 A JPH05344930 A JP H05344930A
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heater
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pipe
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Takeshi Matsumoto
武司 松本
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容器を、これに接続した内容液注出路を形
成する揚液管とともに、ヒータを有する器体に出し入れ
して単独で取り扱えるようにする。 【構成】 内容器7を器体1およびヒータ14と分離す
るとともに、ヒータ14を器体1の側に設け、内容器7
に内容液注出路9、20の揚液部分を形成する揚液管9
を接続してこの内容器7を揚液管9とともに器体1に出
し入れできるように収容したことを特徴とする電気ポッ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は器体内に内容器と内容器
内の内容液を加熱するヒータと内容液を外部に注出する
内容液注出路とを備えた電気ポットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気ポットは外装体内に内容器を
一体に収容して器体を形成し、内容器内の内容液を加熱
するヒータおよび内容液注出路をも器体に同体的に組込
んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで電気ポットは
貯湯しておくだけでも水あかや湯あかが付着するし、コ
ーヒーや茶等の抽出液を保温しておくような場合は臭い
や色が残る。このため定期的に、あるいは再使用の都
度、内容器内を洗うことが行われている。
【0004】しかし上記したように電気ポットはヒータ
およびこれの制御回路と云った電気まわりを濡らさない
ように配慮しなければならないので、洗浄するのが困難
である。
【0005】本発明は電気ポットの従来構造の考え方を
大きく改め、内容器を取扱い易い形で内容液注出路とと
もに取り外せるようにすることによって前記のような問
題点を解消した電気ポットをより便利な構造で提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、器体内に内容器と内容器内の内容液
を加熱するヒータと、内容液を外部に注出する内容液注
出路とを備えた電気ポットにおいて、内容器を器体およ
びヒータと分離するとともに、ヒータを器体の側に設
け、内容器に内容液注出路の揚液部分を形成する揚液管
を接続してこの内容器を揚液管とともに器体に出し入れ
できるように収容したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の上記構成によれば、内容器は内容液注
出路を形成する揚液管とともに器体に収容して、器体の
側に設けられているヒータによって加熱され、湯沸かし
や保温を行えるし、自身に接続された揚液管が形成する
内容液注出路を通じて、前記湯沸かしや保温されている
内容液を外部に注出することもできるが、内容器は前記
ヒータおよびこれの制御回路等の電気まわり品を備える
器体に対し前記揚液管とともに出し入れできるので、揚
液管と内容器との間に分離自在な接続構造を必要としな
いで内容器を必要に応じ取出し、器体およびこれに備え
る電気まわり品から独立したものとして、内容器および
溶液管を取り扱うことができる。
【0008】
【実施例】図1から図4に示す本発明の一実施例は、エ
アポンプ式の卓上電気ポットの場合を示している。
【0009】本実施例では、内容器7を出し入れできる
ように収容する器体1は、外装体2と内壁3とからなる
二重構造になっている。これら外装体2と内壁3とは上
端部で合成樹脂製の肩部材4によって、また下端部で連
結金具36及び合成樹脂製の底部材5と金属製底板28とに
よって夫々連結されている。
【0010】肩部材4には外蓋6がヒンジピン135 と、
これを前方への開放によって同方向にのみ着脱自在に軸
受する軸受136 とによって、開閉及び着脱自在に枢着さ
れている。この外蓋6の下面には器体1内に収容される
内容器7の口部7aに施される内蓋8が取付けられ、外蓋
6と一体的に開閉される。外蓋6内にはベローズポンプ
15が設けられ、それに対する外蓋6の押圧板による押動
操作により内容器7内の内容液を加圧するようになって
いる。
【0011】内容器7の前面には上下端部を残して、凹
部7bが設けられており、この凹部7b内に前記加圧される
内容液を注出するために揚液を行う揚液管9が収容され
る。
【0012】この揚液管9は前記凹部7b内の下端部の開
口7cにエルボ13を介して接続し、上端を内容器7の凹部
7bの上端にあるフランジ部7dに設けられた開口に溶接し
ている。このように揚液管9は内容器7の凹部7bに嵌め
込まれた形になるので、洗浄等の際に内容器7と一体に
取扱う場合に引っ掛かりなく邪魔にならない。また揚液
管9は、その立ち上がり部を透明管9aで構成し、外装体
2の上端から前部にかけて嵌め付けた肩部材4に延設し
た樹脂パネル10の透明窓11から透視できるようにするこ
とで液量表示を可能にしている。
【0013】図1、図3に示すように、外蓋6の前部内
には揚液管9と離接可能につながる吐出通路管20が設け
られている。吐出通路管20は途中に転倒時止水弁18を内
蔵しており、一端が内蓋8に設けられたシリコンゴム製
の口パッキン16に接続されている。口パッキン16は内蓋
8の開口8aに挿通して嵌め付けられて内容器7側の揚液
管9と対向し、内蓋8が閉じられることによって下端が
揚液管9の上端に圧接して揚液管9と吐出通路管20とを
離接自在に通じ合うようにする。
【0014】吐出通路管20の他端は外蓋6の前部の嘴状
突出部6aから下向きに突出され、外蓋6が閉じられたと
き器体1の肩部材4の前部に設けられたパイプカバー4a
内の注液ガイド管21と対向し、揚液管9から注出されて
くる内容液を大気への開放状態で注液ガイド管21への流
し込み安定して注液できるようにする。
【0015】かくして、内容液の注出通路を主構成する
揚液管9、吐出通路管20及び注液ガイド管21のうち、吐
出通路管20が蓋側に一体となり、また注出ガイド管21は
器体側に残り、そして揚液管9は内容器7と一体となっ
て図4に示すように器体1の内壁3に対し出し入れ自在
となる。そして吐出通路管20は外蓋6とともに、器体
1に対し着脱自在となる。
【0016】なお内容器7側周面の上端部2箇所には把
手33、33が取付けられ、器体1のそれらに対向する箇所
には切欠き34、34が設けられている。
【0017】14は器体1の側に設けられるヒータであ
り、器体1内の底部に設けられ、器体1に収容される内
容器7を受載して、これの内容液を加熱する。
【0018】このヒータ14は図2に要部を拡大して示し
てあるように、アルミニウム製の浅皿型ヒータケース35
内に、上マイカ12a 、保温ヒータ線と湯沸しヒータ線と
を巻付けたマイカヒータ基板12b 、下マイカ12c を順次
重ねたマイカヒータ部12、そしてその下にアルミ放熱板
36および遮熱板37を嵌込んで、前記ヒータケース35の中
央の透孔口35a で折返してカシメ付けたドーナツ状円盤
型をなしている。
【0019】前記遮熱板37はマイカヒータ部12の直径よ
りも外方に長く延設されると共に、その3箇所で切起こ
し片37a が下方に突出するように形成される。一方それ
に対応して器体1の内壁3にも切起こし片3aないしその
切起こしによって開設される穴3bが形成されており、そ
れらを利用してスプリング38の端を引っ掛けてヒータ14
を上動位置に弾性支持するようにしてある。よって内容
器7が器体1内に収容されたときにヒータ14を少し沈ま
せながら分離可能なように密着状態で着座する。
【0020】これによって内容器7内の内容液はヒータ
14からの熱により効率よく加熱される。なおスプリング
38の1つはヒータ14のリード線39の引出し部まわりに設
けられ、リード線39がアルミ放熱板36及び遮熱板37に夫
々設けられた孔からスプリング38内を通って、必要位置
に延びるようになっている。また内容器7はヒータ14と
の接触部をそれが嵌り込む凹部7eとすることによって器
体1から取出した単独での取扱い時に変形されてヒータ
14との密着が悪くなるようなことを回避する。
【0021】さらにヒータ14は遮熱材12を有すること
で、内容器7底部の凹部7e内に嵌まったとき遮熱材12が
下から蓋をする状態になり、内容液をより効率よく加熱
することができる。
【0022】内容器7の底面で器体1内の底部中央には
ヒータ14の透孔14a を利用して温度センサ23が設けら
れ、これもそれに働かせたばね17によって内容器7の底
面に圧接し内容液の温度を正確に検出できるようにして
いる。また器体1の内壁3前面には面には前記透明管9a
による液量表示のための縦長の開口25が設けられてい
る。
【0023】器体1の内壁3の温度センサ23の設置部に
は防水カバー24を施して器体1の2重壁内への浸水を防
止し電気まわりの安全を図っている。また内壁3の底部
の温度センサ23設置部の両側には排水筒孔26が2箇所開
設されており、器体1内に万一水が入っても自然に抜け
るようにしている。
【0024】器体1の外装体2の底部後方には外部電源
との接続プラグ27が取付けられており、底板28には、前
記2つの排水筒孔26の外部への開口26a を臨出させるた
めの開口28a が設けられている。 本発明は上記実施例
に示す外、種々の態様に構成することができる。例え
ば、上記実施例では器体を二重構造にし、内容器を器体
の内壁に対し着脱自在としたが、外装体に直接内容器が
収容されているものではその外装体に対して着脱自在と
してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、内容器をヒータおよび
これの制御回路等の電気まわり品を備える器体に対し内
容液注出路を形成する揚液管とともに、器体の側のヒー
タとも分離して取り出して独立に取り扱えるので、前記
電気まわり品には関係なしに、内容器の丸洗いやこれに
接続されている内容液注出路を形成する揚液管内の洗浄
も同時にでき、衛生面に有利であり、かつ取扱いやすい
ものとなる。
【0026】また前記内容器を、内容液注出路の揚液管
とともに、器体に対し取り出せるので、内容器と揚液管
との接続部に分離構造を持つ必要がないので、接続構造
が簡略化し、かつ内容液注出路として安全性の高いもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての電気ポットの全体の
概略構成を示す縦断側面図である。
【図2】図1の電気ポットのヒータの一部を拡大して示
す縦断側面図である。
【図3】図1の電気ポットの一部の断面図である。
【図4】図1の電気ポットの内容器を器体から分離した
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 7 内容器 9 揚液管 14 ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体内に内容器と内容器内の内容液を加
    熱するヒータと、内容液を外部に注出する内容液注出路
    とを備えた電気ポットにおいて、 内容器を器体およびヒータと分離するとともに、ヒータ
    を器体の側に設け、内容器に内容液注出路の揚液部分を
    形成する揚液管を接続してこの内容器を揚液管とともに
    器体に出し入れできるように収容したことを特徴とする
    電気ポット。
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JP2010233755A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ポット
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