JPS627227Y2 - - Google Patents

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JPS627227Y2
JPS627227Y2 JP5278183U JP5278183U JPS627227Y2 JP S627227 Y2 JPS627227 Y2 JP S627227Y2 JP 5278183 U JP5278183 U JP 5278183U JP 5278183 U JP5278183 U JP 5278183U JP S627227 Y2 JPS627227 Y2 JP S627227Y2
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JP
Japan
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annular rib
knob
pot
liquid
pot body
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JP5278183U
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JPS59157622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば電気ポツト等の通電制御用の
回転型つまみの取付装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の電気ポツト等のつまみ取付装置
においては、水利用の電気器具であるにもかかわ
らず、水の侵入についてはほとんど対策が施され
ておらず、その結果、縁縁が低下して感電した
り、金属部が腐触したりするという問題があつ
た。
以下、図面を参照しながら、前述した従来の電
気ポツトのつまみ取付装置について説明する。
第1図、第2図において、1は水を収容する有
底円筒状の容器で、この容器1の底部外周にはヒ
ータ2を備えている。3は前記容器1、ヒータ2
を収納するポツト本体で、このポツト本体3の側
壁下部には水平外周上に摺動する温度調節器等の
レバー4を設け、その先端につまみ5を備えてい
る。6はつまみ5の摺動範囲を囲うように外方に
突出させ、かつ略円弧状に形成した枠体で、この
枠体6の略中央部のつまみ5が摺動する摺動部の
内方には前記レバー4が摺動する長孔7を備えて
いる。なお、8はポツト本体3の下部のはかまを
示す。
しかしながら、上記した構成では、枠体6に横
方向の開口(長孔7)が形成されているため、容
器1からポツト本体3の上端を超えてポツト本体
3の外周壁に達した水、または直接ポツト本体3
の外周壁に達した水は枠体6で多少の水切りはさ
れるものの、長孔7から侵入することになるもの
であり、したがつてポツト本体3へ水をくみ入れ
るとき、またはポツト本体3からコツプ等にくみ
取るとき等は、多大な注意を要するものである。
さらにこの温度調節器等のつまみ5はポツト本体
3の正面に配置することが、操作性、またはデザ
イン的にも望ましいが、上記の理由から実施でき
ないものであつた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、簡単な構成で
水の侵入を防ぐことができる電気ポツト等のつま
み取付装置を提供することを目的とするものであ
る。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案のつまみ取付
装置は、電気ポツト等のポツト本体の外周壁に凹
状部を設け、この凹状部の略中央部に設けた透孔
の周囲に少なくとも2個の環状リブを形成し、か
つつまみは、裏面に前記2個の環状リブ間に若干
の隙間を有して嵌め込まれる環状リブを形成し
て、回動自在に取付けたもので、この構成によれ
ば、ポツト本体の外周壁から凹状部に侵入した水
は外側の環状リブに達するが、外側の環状リブの
外周を伝わつてポツト本体の下方に流出するた
め、外側の環状リブ内には侵入しないものであ
る。しかし前記凹状部に侵入した水がある程度多
いときは、その水は外側の環状リブの外周を伝い
ながら、この外側の環状リブ内にその水の一部が
侵入することになるもので、この場合、水は内側
の環状リブにより環状リブの外周を伝わつて流出
するため、ポツト本体への水の侵入を確実に防ぐ
ことができるものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
第3図〜第5図は本考案の一実施例の電気ポツ
トにおけるつまみ取付装置を示したものである。
第3図、第4図において、11は有底円筒状に構
成され、かつ水等の被加熱液体を収容する容器
で、この容器11の底部外周にはバンド状のヒー
タ12を備えている。13は前記容器11および
ヒータ12を収納するポツト本体で、このポツト
本体13の外周の正面下部には表示枠14を設け
ている。第4図および第5図において、15は表
示枠14に設けた凹状部で、この凹状部15に
は、略中央部に設けた透孔16の周囲を囲んで第
1の環状リブ17と第2の環状リブ18を形成し
ている。ここで第2の環状リブ18の先端は第1
の環状リブ17の先端より前方に突出している。
また第2の環状リブ18の外周部19はリブ高さ
を低くして表示枠14の成型性を高めている。2
0は前記透孔16から回転軸21を突出させたタ
イムスイツチで、このタイムスイツチ20はスイ
ツチ取付板22を介して表示枠14に立設したボ
ス14aに取付けられ、前記ヒータ12への通電
時間を制御する働きを行う。23はつまみバネ2
4によりタイムスイツチ20の回転軸21に圧入
されたつまみで、このつまみ23の表面の略中央
部にローレツト等を施したつまみ部25を形成す
るとともに、その外周には銘板26aを有する表
示部26を形成し、かつ裏面には略中央部に前記
回転軸21およびつまみバネ24を挿入するボス
部27と、このボス部27の周囲に位置し、かつ
前記表示枠14の第1の環状リブ17に若干の隙
間を有して内接する複数個の放射状リブ28と、
この放射状リブ28の外周に位置し、かつ前記第
1の環状リブ17および第2の環状リブ18の間
に遊嵌される環状リブ29とを、合成樹脂等で一
体的に構成している。また表示枠14の凹状部1
5の内周壁30と、第2の環状リブ18との間に
は、前記つまみ23の裏面から突出したボス状の
ストツパー31を位置させている。
なお、32は表示枠14の開口窓に設けられた
ランプ窓であり、前記タイムスイツチ20の動作
状態を示す。また33はポツト本体13の外周に
設けられた表示板で、この表示板33は、蓋体3
4内に収納されたポンプ装置(図示せず)により
吐出された被加熱液体を導く吐出パイプ(図示せ
ず)を内装して吐出口35から被加熱液体を排出
させる。さらに36はポツト本体13の下部のは
かまを示す。
以上のように構成された電気ポツトのつまみ取
付装置について、以下その作用について説明す
る。
吐出口35から直接、またはカツプ等の被加熱
液体の受け容器から、さらには容器11の上端を
超えて表示枠14の表面に達した被加熱液体は、
凹状部15の内周壁30を伝わつて第2の環状リ
ブ18の外周に達する。ここで被加熱液体は第2
の環状リブ18の外周に沿つて下方に伝わるが、
流入した被加熱液体が多いと第2の環状リブ18
の外周を伝わる間にその先端まで達し、第2の環
状リブ18内に侵入する。そしてこの第2の環状
リブ18を超えて第1の環状リブ17の外側に達
した被加熱液体は第1の環状リブ17の外周に沿
つて下方に伝わる。しかし第1の環状リブ17に
おいては侵入する被加熱液体はさほど多くなく、
したがつて第1の環状リブ17を超えてその内側
に侵入することなく、第2の環状リブ18の内側
下方にたまり、徐々に表示枠14の下方に流出す
るものである。
このように本考案の一実施例においては、表示
枠14の凹状部15の略中央部に設けた透孔16
の周囲を囲んで第1および第2の環状リブ17,
18を形成するとともに、つまみ23は、裏面に
前記第1の環状リブ17と第2の環状リブ18間
に遊嵌される環状リブ29を形成し、回動自在に
取付けているため、表示枠14から凹状部15に
流入した被加熱液体は、第1および第2の環状リ
ブ17,18でポツト本体3内への侵入が防がれ
る。これにより、被加熱液体による電気ポツトの
絶縁劣化、金属部の腐触を未然に防止することが
できるものである。
また特に大容量の電気ポツトにおいては、運般
時にテーブルの角にポツト本体をぶつけることが
多々発生するが、その際の衝撃力はポツトの容量
に比例して大きな力となるものである。しかる
に、本考案の一実施例においては、表示枠14に
設けた第1および第2の環状リブ17,18に対
し、つまみ23は放射状リブ28および環状リブ
29を若干の隙間を有して遊嵌させているため、
万一、つまみ23に衝撃が加わつてもその衝撃力
は吸収され、したがつて回転軸21の折れ等の問
題は生じないものである。
なお、上記一実施例においては、被加熱液体の
容量を約2〜3、容器11の開口の展開長さが
約400〜500mmのとき、第1の環状リブ17の高さ
を約2〜5mm、第2の環状リブ18の根元からの
高さを約7〜10mm、つまみ23の環状リブ29と
の隙間を約0.5mm程度にするという実験値を得た
が、器体の寸法により、また流入する水の量によ
り表示枠14に形成する環状リブの形状、寸法、
数は適宜設定できる。
また本考案の一実施例ではつまみ23による回
転制御部材として、ヒータ12の通電時間を制御
するタイムスイツチで説明したが、自動温度調節
器であつても、あるいは電子回路を制御する回転
型の可変抵抗器であつても良く、つまり電気部品
であれば良いことは言うまでもない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、電気ポツト等の
ポツト本体の外壁に凹状部を設け、この凹状部の
略中央部に設けた透孔の周囲には、少なくとも2
個の環状リブを形成し、かつつまみは、裏面に前
記2個の環状リブ間に若干の隙間を有して嵌め込
まれる環状リブを形成して、回動自在に取付けて
いるため、前記凹状部に流入する被加熱液体は、
前記複数個の環状リブでその侵入が阻止され、ま
たつまみに加わる衝撃力等はつまみの裏面に形成
した環状リブと本体側の環状リブとを当接させて
その力を吸収するようにしているため、回転軸の
折れ等も防止することができるものであり、その
実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気ポツトの斜視図、第2図は
同部分断面図、第3図〜第5図は本考案に係る電
気ポツトに用いたつまみ取付装置の一実施例を示
し、第3図は同電気ポツトの斜視図、第4図は同
つまみ取付部の破断側断面図、第5図は同要部の
拡大断面図である。 11……容器、12……ヒータ、13……ポツ
ト本体、15……凹状部、16……透孔、17…
…第1の環状リブ、18……第2の環状リブ、2
3……つまみ、29……環状リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加熱液体を収容する有底円筒状の容器と前記
    被加熱液体を加熱するヒータとを収納するポツト
    本体の外周壁に凹状部を設け、この凹状部の略中
    央部に設けた透孔の周囲には、少なくとも2個の
    環状リブを形成し、かつつまみは、裏面に前記2
    個の環状リブ間に若干の隙間を有して嵌め込まれ
    る環状リブを形成して、回動自在に取付けてなる
    電気ポツト等のつまみ取付装置。
JP5278183U 1983-04-08 1983-04-08 電気ポツト等のつまみ取付装置 Granted JPS59157622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278183U JPS59157622U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 電気ポツト等のつまみ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278183U JPS59157622U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 電気ポツト等のつまみ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157622U JPS59157622U (ja) 1984-10-23
JPS627227Y2 true JPS627227Y2 (ja) 1987-02-19

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ID=30183126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5278183U Granted JPS59157622U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 電気ポツト等のつまみ取付装置

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JPS59157622U (ja) 1984-10-23

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