JPS5929625Y2 - ミキサ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はミキサーに関するもので、その目的とするとこ
ろはミキサーのコツプ上端開口部を覆う外ブタに設けた
内ブタから、ミキサーの使用時にジュース等の内容物が
流出するのを防止しようとするものである。

ミキサーに内ブタを設け、これに空気孔を形成した場合
、ミキサーの使用時にジュースが飛びだす危険性がある
。

寸た内ブタには穴がなく、この内ブタが外ブタを取外し
可能に係合されている構造の場合には、内ブタと外ブタ
との隙間からジュースが流れ出るという問題があった。

本考案は上記のような問題を解消したもので、以下、実
施例として示した図面に従ってその横取を説明する。

１はモータを内蔵した基台、２はモータ、３はコツプ台
、４はコツプ台３上に取付けられたコツプで内部にモー
タ２と係合して回転するカッター５を有している。

６はコツプ４の上端開口部を覆う外ブタ、７は外ブタに
着脱自在に設けた内ブタ、８は外ブタ６の凹部、９は内
ブタ７に設けた突起で、外ブタ６への取付げに使用され
ている。

１０は内ブタ７の平面部より垂下した複数のリブで、平
面状の壁１１を支持している。

この壁によりジュースの飛び上りを防止する。

１２はリブ１０と壁１１との間に形成された隙間である
。

１３は基台に設けたスイッチである。尚内ブタの周辺に
おいて、点線で示した矢印は空気の流れ、実線の矢印は
ジュース等の流れである。

本考案は上記のような構成をとったので、スイッチ１３
をＯＮにすると、基台１に内蔵されたモータ２が回り始
め、それによりモータ軸を介してコツプ台３中に設けら
れているカッター５が回す始める。

従って、コツプ４に入れられたジュース等の材料が回り
始め固体が液体化して飛びばねが生じるが（実線矢印）
、ジュース等が上にあがっても内ブタ７に設けた壁１１
に衝突して下へ戻る。

この液体の移動飛びはねによって空気が振動するが、内
部圧が変らないように隙間（２から空気が出入できるよ
うになっている。

上記のように本考案では、内ブタに設けた隙間により使
用中の空気圧の大きい変化がないので、ジュース等がこ
の隙間から流れ出るようなことが防止できるようになっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図はミキサーの全体正面図、第２図は本考案要部の
拡大断面図、第３図は内ブタの拡大平面図。 ４・・・コツプ、５・・・カッター、６・・・外ブタ、
７・・・内ブタ、１０・・・リブ、１１・・・カベ、１
２・・・隙間。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. モータにより回転するカッターを内部に有するコツプと
   、このコツプの上端開口部を覆う着脱自在な外ブタを備
   え、この外ブタに着脱自在に内ブタを設けこの内ブタの
   平面部より垂下した複数のリブによって平面状の壁を支
   持すると共に、前記リブとリブの間に隙間を設けたこと
   を特徴とするミキサー。