JPH0328846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328846Y2 JPH0328846Y2 JP18885585U JP18885585U JPH0328846Y2 JP H0328846 Y2 JPH0328846 Y2 JP H0328846Y2 JP 18885585 U JP18885585 U JP 18885585U JP 18885585 U JP18885585 U JP 18885585U JP H0328846 Y2 JPH0328846 Y2 JP H0328846Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- hot water
- frame
- heater
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 48
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、容器の外側壁にヒーターを巻装し容
器の外側の上方に開口した給湯パイプより給湯す
る様にした電気湯沸し器に関する。
器の外側の上方に開口した給湯パイプより給湯す
る様にした電気湯沸し器に関する。
(ロ) 従来の技術
容器内の湯を給湯パイプより給湯する様にした
ものは実公昭59−31148号公報により知られてい
る。
ものは実公昭59−31148号公報により知られてい
る。
又、前記容器は有底円筒状に形成すると共にそ
の外側壁にヒーターを巻装し、円筒状に形成した
金属製のフレーム内に収納固定し、給湯パイプは
一端を容器内に挿入し他端を容器の外側の上方に
開口せしめている。
の外側壁にヒーターを巻装し、円筒状に形成した
金属製のフレーム内に収納固定し、給湯パイプは
一端を容器内に挿入し他端を容器の外側の上方に
開口せしめている。
ところが、前述の様にフレームを円筒状に形成
しているためにこのフレームの外側面と給湯パイ
プの開口の中心とその直下のテーブル面とを結ぶ
線までの距離が短かくなり湯がコツプの周縁に落
下して飛び散ると共に大きい口径を有するコツプ
等の場合には湯がコツプの外側に落下する欠点が
あつた。
しているためにこのフレームの外側面と給湯パイ
プの開口の中心とその直下のテーブル面とを結ぶ
線までの距離が短かくなり湯がコツプの周縁に落
下して飛び散ると共に大きい口径を有するコツプ
等の場合には湯がコツプの外側に落下する欠点が
あつた。
因みに、前述の欠点を改良する手段として、容
器の上方に位置する給湯パイプをフレームの外方
向に延設してその開口をフレームの外側面より大
きく離すことが考えられるが、この場合はフレー
ムより外方向に延設した給湯パイプが他の器物に
当たり破損したり梱包体積が大きくなると共に給
湯パイプの寸法が長くなつて給湯した湯温が低下
する欠点がある。
器の上方に位置する給湯パイプをフレームの外方
向に延設してその開口をフレームの外側面より大
きく離すことが考えられるが、この場合はフレー
ムより外方向に延設した給湯パイプが他の器物に
当たり破損したり梱包体積が大きくなると共に給
湯パイプの寸法が長くなつて給湯した湯温が低下
する欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、給湯パイプの給湯用の開口が位置す
るフレームの一側面に、容器側にへこませて弧状
部を形成し給湯パイプの開口とフレームの外側面
間の距離を大きくしてコツプ等への湯の落下を確
実にしたものである。
るフレームの一側面に、容器側にへこませて弧状
部を形成し給湯パイプの開口とフレームの外側面
間の距離を大きくしてコツプ等への湯の落下を確
実にしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は筒状のフレームと、フレーム内に固定
した容器と、該容器内と連通し容器の外側の上方
に開口した給湯パイプと、該給湯パイプから給湯
せしめるポンプ装置と、容器の外側壁に巻装した
帯状のヒーターと、からなり、前記給湯パイプの
開口が位置する中央部を容器側にへこませて弧状
部を形成し、該弧状部とヒーターとの間で且フレ
ームとヒーター両者に接触しないように遮熱板を
容器に取付けたものである。
した容器と、該容器内と連通し容器の外側の上方
に開口した給湯パイプと、該給湯パイプから給湯
せしめるポンプ装置と、容器の外側壁に巻装した
帯状のヒーターと、からなり、前記給湯パイプの
開口が位置する中央部を容器側にへこませて弧状
部を形成し、該弧状部とヒーターとの間で且フレ
ームとヒーター両者に接触しないように遮熱板を
容器に取付けたものである。
(ホ) 作用
フレームに弧状部を形成することにより、フレ
ームを容器側に接近せしめ給湯パイプの開口とフ
レームの側壁間の距離を大きくする。又、遮熱板
によりフレームの温度上昇を防止する。
ームを容器側に接近せしめ給湯パイプの開口とフ
レームの側壁間の距離を大きくする。又、遮熱板
によりフレームの温度上昇を防止する。
(ヘ) 実施例
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は一側面の上下方向に切欠部2を有した略円筒
状の金属製のフレーム、3は該フレーム内に収納
固定した有底円筒状の容器、4は該容器の下部外
側壁に巻装した帯状のヒーターで、両端をネジ5
により螺合固定し側壁に密着せしめている。6は
上部に外方向に突出した給湯カバー7を形成し、
その下部の中央側に弧状部8を形成すると共に該
弧状部に隣接する側縁に縦孔9を設けた合成樹脂
製の化粧板で、両側縁を前記フレーム1の切欠部
2に係合し弧状部8をフレーム1の構成部品の一
部として使用するものである。従つて弧状部8は
容器3に接近され、即ちフレーム1を容器3側に
へこませた状態となる。前記弧状部8はその中央
部が後述する給湯パイプ21の開口23に位置せ
しめ該開口の中心とその直下のテーブル面Tと結
ぶ線Pから弧状部8までの距離lを大きく形成す
るものである。10は前記縦孔9に係合した透明
カバー、11は前記フレーム1の下端周縁と化粧
板6の下端の夫々を嵌合固定する裏板、12は前
記フレーム1の上端周縁と化粧板6の上端の夫々
を嵌合固定するフレームカバー、13は前記化粧
板6の給湯カバー7の下部を閉塞する給湯口14
を有した裏カバー、15は前記容器3の底壁に固
定した取付金具16は取付片17を前記取付金具
15に螺合固定し遮熱片18を前記ヒーター4と
化粧板6の弧状部8間に介在した遮熱板で、前記
遮熱片18はその両側の上下部に所定間〓H(第
4図参照)を存して容器3側に折曲せしめた折曲
片19,19,20,20を設けている。前記遮
熱板16は取付片17を前記取付金具15に固定
した時にヒーター4が所定間〓H内に位置しヒー
ター4が上下方向に移動するのを防止すると共に
折曲片19,19,20,20の夫々が容器3の
側壁に当つて遮熱片18とヒーター4との離間距
離Gを一定にする。即ち遮熱板16は弧状部8と
ヒーター4両者に接触しないようになつている。
21は一端を前記容器3の底壁に連結して連通せ
しめ他端を容器3の外側の比較的上方で連結パイ
プ22を介して給湯口14に連結して開口23し
た給湯パイプ、24は前記容器3の底壁と裏板1
1間の空間内に収納固定した電動式のポンプ装置
で、送気パイプ25を介して容器3の上部に連通
している。26は下端を前記容器3の底壁に連通
し上端を容器3の上部側壁に連通せしめたガラス
パイプで、前記化粧板6と容器3間に立設し縦孔
9に臨ませている。27は前記容器3の上部の開
口部を覆う蓋体、28はフレームカバー12の上
面に設けた前記ポンプ装置24の駆動用のスイツ
チ(図示せず)を作動する操作釦、29,30は
湯沸し、保温等の表示ランプである。
1は一側面の上下方向に切欠部2を有した略円筒
状の金属製のフレーム、3は該フレーム内に収納
固定した有底円筒状の容器、4は該容器の下部外
側壁に巻装した帯状のヒーターで、両端をネジ5
により螺合固定し側壁に密着せしめている。6は
上部に外方向に突出した給湯カバー7を形成し、
その下部の中央側に弧状部8を形成すると共に該
弧状部に隣接する側縁に縦孔9を設けた合成樹脂
製の化粧板で、両側縁を前記フレーム1の切欠部
2に係合し弧状部8をフレーム1の構成部品の一
部として使用するものである。従つて弧状部8は
容器3に接近され、即ちフレーム1を容器3側に
へこませた状態となる。前記弧状部8はその中央
部が後述する給湯パイプ21の開口23に位置せ
しめ該開口の中心とその直下のテーブル面Tと結
ぶ線Pから弧状部8までの距離lを大きく形成す
るものである。10は前記縦孔9に係合した透明
カバー、11は前記フレーム1の下端周縁と化粧
板6の下端の夫々を嵌合固定する裏板、12は前
記フレーム1の上端周縁と化粧板6の上端の夫々
を嵌合固定するフレームカバー、13は前記化粧
板6の給湯カバー7の下部を閉塞する給湯口14
を有した裏カバー、15は前記容器3の底壁に固
定した取付金具16は取付片17を前記取付金具
15に螺合固定し遮熱片18を前記ヒーター4と
化粧板6の弧状部8間に介在した遮熱板で、前記
遮熱片18はその両側の上下部に所定間〓H(第
4図参照)を存して容器3側に折曲せしめた折曲
片19,19,20,20を設けている。前記遮
熱板16は取付片17を前記取付金具15に固定
した時にヒーター4が所定間〓H内に位置しヒー
ター4が上下方向に移動するのを防止すると共に
折曲片19,19,20,20の夫々が容器3の
側壁に当つて遮熱片18とヒーター4との離間距
離Gを一定にする。即ち遮熱板16は弧状部8と
ヒーター4両者に接触しないようになつている。
21は一端を前記容器3の底壁に連結して連通せ
しめ他端を容器3の外側の比較的上方で連結パイ
プ22を介して給湯口14に連結して開口23し
た給湯パイプ、24は前記容器3の底壁と裏板1
1間の空間内に収納固定した電動式のポンプ装置
で、送気パイプ25を介して容器3の上部に連通
している。26は下端を前記容器3の底壁に連通
し上端を容器3の上部側壁に連通せしめたガラス
パイプで、前記化粧板6と容器3間に立設し縦孔
9に臨ませている。27は前記容器3の上部の開
口部を覆う蓋体、28はフレームカバー12の上
面に設けた前記ポンプ装置24の駆動用のスイツ
チ(図示せず)を作動する操作釦、29,30は
湯沸し、保温等の表示ランプである。
次に動作について述べる。蓋体27を取外して
容器3内に水を入れ施蓋してヒーター4に通電し
容器3側壁を加熱して湯沸し動作を行なう。この
湯沸し時にヒーター4の輻射熱がフレーム1及び
化粧板6側を加熱するが、フレーム1は金属製で
ありヒーター4との離間距離も大きいことからそ
れほど高温とならず、又化粧板6は遮熱片18に
よつて熱遮蔽され高温とならない。
容器3内に水を入れ施蓋してヒーター4に通電し
容器3側壁を加熱して湯沸し動作を行なう。この
湯沸し時にヒーター4の輻射熱がフレーム1及び
化粧板6側を加熱するが、フレーム1は金属製で
ありヒーター4との離間距離も大きいことからそ
れほど高温とならず、又化粧板6は遮熱片18に
よつて熱遮蔽され高温とならない。
斯して、コツプCをテーブルTの上面に置く
と、コツプの端縁は弧状部8による湾曲分だけ容
器3側に入いり込みコツプの略中央部の直上部に
給湯口14が位置する。即ち、前記コツプCの端
縁は第3図の破線で示す従来の位置より距離Qだ
け容器3側に載置することができる。
と、コツプの端縁は弧状部8による湾曲分だけ容
器3側に入いり込みコツプの略中央部の直上部に
給湯口14が位置する。即ち、前記コツプCの端
縁は第3図の破線で示す従来の位置より距離Qだ
け容器3側に載置することができる。
そして、操作釦28を操作しポンプ装置24を
駆動し空気を送気パイプ25を介して容器内に送
入し該容器の内圧を高め湯を給湯パイプ21を介
して給湯口14より流出せしめコツプC内に溜め
る。
駆動し空気を送気パイプ25を介して容器内に送
入し該容器の内圧を高め湯を給湯パイプ21を介
して給湯口14より流出せしめコツプC内に溜め
る。
尚本考案は、ポンプ装置として電動式のものを
用いたが、ベローズ式ポンプを蓋体内に収納し機
械的にベローズを伸縮するものであつてもよい。
用いたが、ベローズ式ポンプを蓋体内に収納し機
械的にベローズを伸縮するものであつてもよい。
(ト) 考案の効果
本考案は、給湯パイプの開口が位置するフレー
ムを容器側にへこませて弧状部を形成し、該弧状
部とヒーターとの間で且フレームとヒーター両者
に接触しないように遮熱板を設けたものであるか
ら、給湯パイプの開口とフレーム外側壁の距離が
大きくなり種々の異なる口径のコツプであつても
湯を正確に注ぐことができる。又、前記弧状部は
遮熱板によつてヒーターからの熱が遮蔽されるの
で、ヒーターに接近しても極度に高温となること
がない。
ムを容器側にへこませて弧状部を形成し、該弧状
部とヒーターとの間で且フレームとヒーター両者
に接触しないように遮熱板を設けたものであるか
ら、給湯パイプの開口とフレーム外側壁の距離が
大きくなり種々の異なる口径のコツプであつても
湯を正確に注ぐことができる。又、前記弧状部は
遮熱板によつてヒーターからの熱が遮蔽されるの
で、ヒーターに接近しても極度に高温となること
がない。
更に弧状部を合成樹脂により形成すれば色彩、
形状等を任意に設定して外観美を奏することがで
きると共に仮に手が化粧板に触れても金属材と較
べて熱感覚が異なり危険感がない。
形状等を任意に設定して外観美を奏することがで
きると共に仮に手が化粧板に触れても金属材と較
べて熱感覚が異なり危険感がない。
第1図は本考案の電気湯沸し器の外観斜視図、
第2図は側面部分断面図、第3図は第2図のX−
X断面図、第4図は遮熱板の取付構造を示す分解
斜視図である。 1……フレーム、3……容器、4……ヒータ
ー、8……弧状部、16……遮熱板、21……給
湯パイプ、23……開口。
第2図は側面部分断面図、第3図は第2図のX−
X断面図、第4図は遮熱板の取付構造を示す分解
斜視図である。 1……フレーム、3……容器、4……ヒータ
ー、8……弧状部、16……遮熱板、21……給
湯パイプ、23……開口。
Claims (1)
- 筒状のフレームと、該フレーム内に固定した有
底筒状の容器と、該容器内と連通せしめ容器の外
側の上方に開口した給湯パイプと、該給湯パイプ
から給湯するためのポンプ装置と前記容器の下部
外側壁に巻装した帯状のヒーターとからなり、前
記給湯パイプの開口が位置するフレームを容器側
にへこませて弧状部を形成し、該弧状部とヒータ
ーとの間で且フレームとヒーター両者に接触しな
いように遮熱板を容器に取付けた電気湯沸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885585U JPH0328846Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885585U JPH0328846Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296319U JPS6296319U (ja) | 1987-06-19 |
JPH0328846Y2 true JPH0328846Y2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=31140608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18885585U Expired JPH0328846Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328846Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP18885585U patent/JPH0328846Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6296319U (ja) | 1987-06-19 |
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