JPS5846748Y2 - 電気調理器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、すきやき、水炊き等の鍋料理に使用される電
気調理器に関し、さらに詳しくは、電気調理器における
電源コンセント相愛はカバーの取付構造に関するもので
ある。

以下、添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる電
気調理器を説明する。

この電気調理器は、内ケース３と外ケース４とからなる
本体ケース１内底部にヒータ９を埋設してなる放熱板５
を配設し、この本体ケース１内には、放熱板５上に載置
する如くして内鍋２を着脱自在に収納し得るように構成
されている。

符号７は内鍋２の蓋、８は把手である。

前記放熱板５は、内ケース３の底部３ａ中央に一体に形
成された凹部６内に収納されており、その下面に突設せ
る脚部１３．１３・・・・・・を前記凹部６の底面に対
してビス１９．１９・・・・・・で関着することによっ
て固定されている。

このビス１つは内外ケース３，４を連結する支持具１５
をも共線めしている。

この放熱板５はアルミ等の軽合金材で円盤状に形成され
ており、その外周縁適宜個所には、ヒータ９の端子１７
．１７の臨出部となる突部２０．２０と該突部２０．２
０の中間位置に電源コンセント２１の感温棒２２を挿入
するための孔１１を有する筒体１０とが一体に突設され
ている。

前記突部２０ 、２０と筒体１０との間にはそれぞれ凹
部２４，２４が形成されている。

該凹部２４，２４には、電源コンセン）・２１の受孔２
３．２３に挿入される電源端子１８．１８を有する取付
部材１２後端の取付片２５．２５がビス２６．２６で固
着されている。

これら筒体１０及び電源端子１８．１８は、内ケース３
の凹部６に形成され窓穴１６から内外ケース３，４の空
所に突出せしめられている。

更に、外ケース４の下部角隅部２７には、前記電源端子
１８．１８の臨出部位となる開口２８が形成されている
。

該開口２８は、断面路り字形の電源コンセン１〜用の受
はカバー１４で覆蓋されている。

該受はカバー１４は、開口２８より若干大きく形成され
ており、その水平辺１４ａには、その後端に突起２９．
２９と、その下面に本体ケース１を支持するための脚体
３０が一体に突設される一方、垂直片１４ｂには、その
下部に電源コンセント２１の先端部に挿入するための凹
所３１と、その上部にビス孔３２ 、３２とが形成され
ている。

又、前記凹所３１の奥底部３１ ａには、電源端子１８
．１８を挿通するための孔３３．３３と該孔３３．３３
の中間位置に電源コンセント２１の感温棒２２を挿入す
るための孔３４とが形成されている。

更に、該孔３４の裏面側孔縁には感温棒２２を案内する
ための案内筒３５が一体に突設されている。

符号３６は外ケース４における開口２８の側面側周縁２
８ ｂに形成されたビス孔、３７はビスである。

尚、脚体３０は外ケース４底面の他所に取付けられた他
の脚体３８とともに本体ケース１を支持している。

この受はカバー１４は、その水平辺１４ ａ後端の突起
２９ 、２９を開口２８の底面側周縁２８ ａに係合し
た後、その垂直辺１４ ｂのビス孔３２．３２と開口２
８の側面側周縁２８ ｂのビス孔３６．３６とを一致せ
しめてビス３７ 、３７で固定することによって取付け
られる。

この時、電源端子１８．１８は孔３３．３３に挿通され
る一方、筒体１０と案内筒３４とは同軸上に対向するよ
うにされる。

このようにすると、受はカバー１４の凹所３１に電源コ
ンセント２１の先端部を挿入すると、電源端子１８．１
８は受孔２３．２３に挿入されるとともに、感温棒２２
は案内筒３４に案内されて筒体１０の孔１１に正確に誘
導挿入される。

続いて本考案の電気調理器の効果を以下に列記する。

即ち、本考案によれば、 （１）本体ケース１の下部角隅部２７に形成した電源端
子臨出部となる開口２８を覆蓋する電源コンセンＩ・用
の受はカバー１４を断面路り字形となし、該受はカバー
１４の水平辺１４ ａの後端を前記開口２８の底面側周
縁２８ ａに係合せしめる一方、前記受はカバー１４の
垂直辺１４ｂを前記開口２８の側面側周縁２８ ｂにビ
ス３７．３７で固着するようにしたので、受はカバー１
４の組付作業及び補修点検の際の取り外しが容易となる
とともに、取付状態が確実となる、 （２）前記受はカバー１４の水平辺１４ａ下面に本体ケ
ース１を支持するための脚体３０を一体に形成したので
、受はカバー１４が本体ケース１の脚の一部を兼用する
こととなり、コストダウンを計り得る、 （３）受はカバー１４は断面路り字形に形成されている
ので、補強部材を兼用することとなり、強度が増大する
、 等の実用的な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例にかかる電気調理器の斜視図、
第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は第２図のＢ−
Ｂ部分断面図、第４図は第１図の電気調理器の要部分解
斜視図である。 １・・・・・・本体ケース、１４・・・・・・受はカバ
ー、１４ａ・・・・・・水平辺、１４ ｂ・・・・・・
垂直辺、２７・・・・・・下部角隅部、２８・・・・・
・開口、２８ａ・・・・・・底面側周縁、２８ ｂ・・
・・・・側面側周縁、３０・・・・・・脚体、３７・・
・・・・ビス。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体ケース１の下部角隅部２７に形成した電源端子臨出
   部位となる開口２８を電源コンセント用の受はカバー１
   ４で覆蓋するに当って、該受はカバー１４を断面路り字
   形となし且つその水平辺１４３下面に前記本体ケース１
   を支持するための脚体３０を一体に形成するとともに、
   前記受はカバー１４の水平辺１４ａの後端を前記開口２
   ８の底面側周縁２８ ａに係合する一方、前記受はカバ
   ー１４の垂直辺１４ｂを前記開口２８の側面側周縁２８
   ｂにビス３７ 、３７で固着するようにしたことを特
   徴とする電気調理器。