JPH05502017A - 10,11―メチレンジオキシ―20(rs)―カンプトテシン及び10,11―メチレンジオキシ―20(s) ―カンプトテシン類似体 - Google Patents

10,11―メチレンジオキシ―20(rs)―カンプトテシン及び10,11―メチレンジオキシ―20(s) ―カンプトテシン類似体

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 10.11−メチレンジオキシ−20(R3)−カンプトテシン及び10.11 −メチレンジオキシ−20(S)−カンプトテシン類似体本発明は1989年9 月15日に提出した米国特許出till O7/407.779号の一部継続出 願及び、放棄された米国特許出願07103B、 157号の継続出願である米 国特許出願071511,953号の一部継続出願であり、それらがともにそっ くりそのま−参照される。
技術分野 本発明は抗腫瘍剤として有用であるカンプトテシン類似体に関する。より特定的 には、本発明は10.11−メチレンジオキシ−20(R3)−カンブトテノン 及び10.11−メチレンジオキシ−20(S)−カンプトテシンの水不溶性及 び水溶性誘導体を指向する。これらの化合物は、全体として、以下に10゜11 、−MDOP CTとして示される。
背景技術 カンブトテノンは、初めにウオール(Wa I t )ほか(M、 E、會a1 1. 丸C,Wa旧、C,E、 Cook、 K、 )1. Palmer、  A、 T門cPhall and G、 A、 Sim ) 、J、 Am、  C■■香B Soc、、94 : 388 (+966):lによりカンレンボク(Camp totheca acuminaLa)の木材及び樹皮から分離された五環式ア ルカロイドである。
カンプトテシンは非常に生物学的に活性であり、核酸の生合成に対して強い阻害 活性を示す。さらに、カンプトテシンは実験的に移植した癌腫例えばマウス中の 白血病L−i210またはう、ト中のウメ−カー(Walker) 256腫瘍 に対し強力な抗腫瘍活性を示す。
カンプトテシン及びカンプトテシン類似体の合成に対する若干の方法が知られて いる。これらの合成法には(1)天然に存在するカンプトテシンを合成的に変性 して多くの類似体を製造する方法及び(2)全合成法が含まれる。
米国特許第4,604.463号、第4,545,880号及び第4.413. 692号;並びに欧州特許出願第0074256号は合成方策の前者の型の例で ある。この方策の他の例は日本特許84 /46.284号; 84151,2 87号;及び82 /116.015号中に見いだすことができる。これらの方 法は分離が困難である天然存在カンプトテシンを必要とし、従って、これらの方 法は多量のカンプトテシン又は類似体の製造に適しない。
カンプトテシン及びカンプトテシン類似体に対する種々の全合成経路の例は下記 文献中に見いだすことができる:Sci、 Sin、(Engl、 Ed、 ) 、21(1)、87〜98 (1978) ; FitoLerpapia、4 5(3)、87〜101(1974);薬学雑誌、92 (6) 、743〜6  (1972);J、OrgChei、、40 (14)、2140〜1 (1 975) ;Hua)isuehtlsuehPao、39(2)、171〜8 (1981) ;J、 Chei、 Soc、、 Perkin Trans  1、(5) 1563〜8 (1981) ;Hetsrocycles、14 (7)、951〜3 (+980) ;J、 Amer、 CheIl、 So c、。
94 (10)、3631〜2 (1972);J、Cham、Soc、D、( 7)、404(1970)及び米国特許第4,031,098号。
カンプトテシン類似体を指向した合成研究はまた本発明者により行なわ演例えば J、 Med、 Chem、、23 (5) 、554〜560 (1980)  ; J、 Med。
Chera、、 29 (8)、1553〜1555 (1986)及びJ、  Med、 Chelll、、29(11)、2358〜2363 (1986) 中に開示されている。
水溶解度は薬学的に使用される潜在的抗腫瘍性化合物の開発における重要な特徴 である。該技術において知られた多くのカンプトテシン類似体は比較的貧弱な水 溶解度をもつ。高い抗腫瘍活性を示す他のカンプトテシン化合物並びに水溶性カ ンプトテシン類似体及びそれらを製造する方法に対する要求が存在する。
発明の開示 従って、本発明の目的の1つは10.11−メチレンジオキシ部分をもつカンプ トテシン類似体を提供することである。
他の目的は高細胞毒活性を示し、容易に製造できるカンプトテシン類似体を提供 することである。
下記の詳細な記載から明らかになるこれら及び他の目的は本発明の方法及びそれ により製造された化合物により達成された。
より特定的には、本発明は非常に活性なカンプトテシン類似体である10゜11 −メチレンジオキシ−20(R3)−力ンプトテシン(また10.11−MDO −20(R3)−CPTと称される)及び10.11−メチレンジオキシ−20 (S)−カンプトテシン(また10.11−MDO−20(S)−CPTと称さ れる)の誘導体である化合物を指向する。
図面の簡単な説明 図面とともに考察すると、以下、の詳細な記載の参照により一層よく理解される ので、本発明及びその多くの付随利点のより完全な評価が得られるであろうニス 1はCPT及びその誘導体の構造を示す。
発明を実施する最良の形態 10.11−MDO−20(S>−CPTは強力なカンプトテシン類似体であり 、既知酵素トポイソメラーゼIの最も強力な阻害剤の1つである。10.11− MDO−20(S)−CPTは9KB及び9PS試験のような試験管内細胞毒性 試験で非常に活性であり、カンプトテシン自体に等しいか又はそれより強力なE  Dl、値を示す。10.11−MDO−20(S)−CPTはまたL−121 0白血病生体内生命持続検定山re prolongation assay  )において非常に強力である。10.11−MDO−20(R5) −CPTの 合成は知られ、ワニ(Wani)ほか、J、 Med、 Chem、、29 ( 11) 、2358〜2363 (1986)及び米国特許第4.894.45 6号中に記載されている。
カンプトテシンの新規類似体が製造さね、そのすべてが10.11−メチレンジ オキシ部分を含む。これらの化合物の構造は以下に示される。
上に示した構造中、RはNO,、)IH,、L、水素、ハロゲン(F、CCBr S I>、C00II、O)l、 O−(C,〜C,)アルキル、5H−5S− (C,〜C,)アルキル、CN、 C1l、I18.、NH−(C,〜C3)ア ルキル、[:H,−NH−(C,〜C,>アルキル、NCCC,〜C,)アルキ ル) 、 、C)12N [(C,〜C,)アルキル〕7、〇−1NH−及び5 −C112CH,N (C11,(:11,011)2.0−1NH−及びS  −CH,C1,CIl、N(CH,C)1.OH)、、0−5II)I−及びS  −C)I2CH2N (CH,C1l、C1+20)1) 、、0−1NH− 及びアルキル)2.0−5NH−及び5−CIl、CIIzC)1.11 [( C,〜C,)アルキル〕2、CHO又は(C+〜C,)アルキルである。好まし い化合物はRがハロゲン、ニトロ又はアミノであるものである。Rが塩素原子で ある化合物が殊に好ましい。
上に示した構造中のZはH又は(C+ ””’Cg )アルキルであるが、しか しRとZとはともに水素であることはない。好ましくはZはHである。
上に示した構造は示した化学構造をもつすべての異性体を表わすと理解される。
上に示した構造は従って10.11−MDO−20(S)−CPT及び10゜1 1−MDO−20(R3)−CPT化合物の両方を表わす。
上に示した構造をもつ化合物は一般に、初めにZが水素又は(C+ −C++  )アルキルである10.11−MDO−20(S)−CPT又は10.11−M DO−20(R3)−CPTを合成することにより製造される。Zが水素又は( C1〜C,)アルキルである1 0.11−MDO−20(R3)−’CPT化 合物の合成は、カンプトテシン構造の環C,D及びEを表わす適当に置換された 二環化合物と0−アミノベンズアルデヒド又はケトンとの間のフリートレンダ− (Fried−1ander)縮合反応により可能である。0−アミノベンズア ルデヒドとのフリートレンダ−縮合はZが水素である化合物を生ずる。相当する 0−アミノケトンを用いる縮合はZが(C,−C,)アルキルである化合物を生 ずる。10.11−MDo−20(R3)−CPTの合成は米国特許第4.89 4,456号中に十分記載され、この出発化合物の合成の完全な記載のために参 照される。10.11−MDO−20(s)−CPTの合成は米国特許出[il o 71511,953号中に記載されている。この出願はZが水素又は(C, 〜Ca)アルキルである10,11.−MDO−20(S)−CPT出発化合物 の合成の完全な記載を与えるために参照される。
本発明の9−置換−10,11−MDO−20(R3)−CPT及び9−置換− 10,11−MDO−20(S)−CPT化合物は9位においてジアゾニウム、 塩を製造することにより上記10.11−MDOCPT出発物質から合成できる 。
ジアゾニウム塩を製造するため、10.11−MDO−20(S)=CPT又は 10.11−MDO−20(R3)−CPTをニトロ化して相当する9−ニトロ 化合物を形成する。次いでこのニトロ化合物を還元して相当する9−アミノ化合 1(、SO,とHNO,の既知混合物及びカンプトテシン(CPT)そのものの ニトロ化に対し標準ニトロ化反応条件を用いると12−ニトロ−及び9−ニトロ −カンプトテシン類似体の混合物が得られ〜 12−二トロ類似体がかなり過剰 に存在する。
10.11−MDO−20(S)−CPT及び10.11−MDO−20(R3 )−CPTの構造分析は9−及び12位がニトロ化に利用でき、lo、、11− メチレンジオキシ基が9及び12−位の両方に類似の電子的影響を示すと思われ ることを示す。10.11の潜在的ニトロ化位置に対する電子的及び立体的環境 の分析は10,11.−MDO−20(S)−CPT及び10.11−MDO− 20(R3)−CPTの両方がカンプトテシン自体に類似する方法でニトロ化さ れ、過剰の12−二トロI(11体を与えることを予期させる。全(意外にも、 10゜11−MDO−20(S)−CPT及び10.11−MDO−20(R5 )−CPTのニトロ化が実質的に9−ニトロ−1,0,11−MDO!似体と単 に痕跡量の12−ニトロ−10,11−MDOi(D体を与えることが認められ た。この方法は従って、9−ニトロ−10,11−MDOCPTi似体をレギオ 特異的に高い収率で製造するための驚くほど有効な操作を与える。
ニトロ化反応は芳香族化合物のニトロ化に対する標準条件を用いて行なうことが でき、−Sに10.11−MDOCPTを濃硫酸中に冷却し、かくはんしながら 溶解/懸濁させ、次いでわずかに過剰の濃硝酸を添加することにより行なわれる 6反応が実質的に終るに足る時間の間かくはんした後、溶液を水、氷又は水/水 混合物に注加すると所望の9−二トロー10.11−MDOCPT化合物が得ら れる。精製は標準抽出及び再結晶操作により行なうことができる。
9−ニトロ−10,11−MDOCPTは次いで水素及び水素化触媒例えば白金 、パラジウムなど、又は他の普通の水素化反応を用いて接触的に還元することが できる。好ましくは、水素化触媒は不活性担体例えば炭素粉上に存在する。9− 二トロ類似体の9−アミノ類似体への還元は標準水素化溶媒及び水素圧条件を用 いて行なわれる。一般に、ニトロ化合物はエタノール中に溶解/懸濁され、水素 雰囲気に接触される。溶媒中の触媒及びニトロ化合物の濃度は臨界的ではない。
の不活性溶媒を使用することができる。
水素化反応は一般に室温で行なわれるが、しかし室温より高いか又は低い温度を 、カンプトテシンLI(111体が分解されない限り使用できる。水素化反応時 間は水素化されるニトロ化合物の量で変化し、当業者により容易に決定すること ができる。一般に、2〜30時間の範囲内の反応時間が9−二トロー10.11 −MDOCPTの水素化に十分である。
接触水素化が好ましい還元法であるけれども、他の既知化学還元例えばFe50 .’/NH40)1 、 Sn/1((4などもまたニトロ基のアミノ基への還 元にイ吏用できる。
ジアゾニウム塩の形成は酸?8液中の亜硝酸ナトリウムによる処理で第一級芳香 族アミンにより行なわれる一般的反応である。従って、9−アミノ−10,11 −MDOCPTを酸溶液中の亜硝酸ナトリウムで処理して相当するジアゾニウム 塩を形成することができる。これらのジアゾニウム塩を次に核剤又は遊離基と反 応させると窒素ガス(N2)及び所望の9〜置換−10,1,1−MDOCPT 化合物が発生する。総括反応列は図式I中に示される。図式中、ジアゾニウム塩 は対陰イオンXが酸HXから誘導される構造■として示される。
■ 図式 I 種々の9−置換−10,11−MDOCPT化合物の製造に通ずる酸及び反応条 件の非制限例が表A中に示される。
表A 2 1 Her CuBr 80’CBr他の10.11−MDOCPT化合物 は表A中に示される化合物上の他の反応により、又は類似の反応により製造する ことができる。例えば、Rがエチル(CZ+S)又はプロピル(C3H7)であ る化合物は試薬(CzHs)−5n又は(CJJ asnを(C)Iユ)、Sn の代りに用いて実施例14に類似する反応により製造することができる6RがC Nである化合物は容易に接触水素化により還元さ娠上記9−ニトロ−1,0,1 1−MDOCPTの9−アミノ−10,11−MDOCPTへの水素化に類イ以 する水素化操作又は他の既知還元反応によりRカ’CHJHzである化合物を得 ることができる。
RがOH,Sl(、N11.又はC)lJHzである化合物のアルキル化反応は RがO(C+〜C3)アルキル、S−(C,〜ci)アルキル、NH−(CI  −Cff )アルキル又はC)IZNH−(c+〜C3)アルキルである化合物 を生ずる。窒素含存置換基のジアルキル化はまたRとしてN ((C,〜C3) アルキル〕2及びC)1.N [(C。
〜C3)アルキル]2置換基を生ずることができる。アルキル化は、例えば(C 。
〜C3)アルキルハライド又はトシラート(OTs )を用いて行なうことがで きる。
好ましいハロゲン化アルキルは塩化又は臭化(CI −C* )アルキルである 。望むならば、塩基例えば第三級アミンをアルキル化反応の促進のために添加で きる。
他の窒素及び酸素原子を置換基R中ヘアルキル化反応により組込むことができる 。例えば、式、C(CI −C3)アルキル] 2N−C)1.CI(z−X又 は〔(C4〜C3)アルキル) Z N C[IzC1hGH2X (式中、X はハロゲン又はOTsである)をもつ試薬によるアルキル化はジー(c+ −C ff )アルキルアミノエチル又はジー (C,−C3)アルキルアミノプロピ ル基を含む相当するアルキル化生成物を生ずる。類似の方法で、酸素原子の導入 は式、(HOCHzCl(z)zN−(C1(Jz−* X及びCHOCH2C H2CH2) tN−(CHl) z−3−Xをもつアルキル化剤を用いて相当 するジェタノールアミノエチル、ジェタノールアミノプロピル、ジブロバノール アミノエチル及びジブロバノールアミノプロピル基を与えることができる。標準 ヒドロキシル保護基例えばTHPO−を用いてこれらの後者のアルキル化剤のヒ ドロキシル基を保護することが必要であろう、これらのヒドロキシル保護基はア ルキル生後温和な物のラクトン環を開くことにより水溶性塩を形成することによ り製造できることもまた見いだされた。これらの断読導体は実質的に改善された 水溶解度を示し、高レベルの細胞毒性を保持する。
薬学的化合物と生物系との相互作用は非常に特異的であり、化合物の三次元構造 及び薬学的化合物上に存在する化学的官能性に密接に関連する0反対鏡像異性体 の使用のような暦単な構造変化が生物学的活性の完全な喪失及び若干の場合に、 反対の生物学的活性さえ生ずることができることはよく知られている。意外にも 、10.1.1−MDOCPTのラクトン環を加水分解し、しがもなお実質的な 生物学的活性を保持し、また水溶解度を高めることができることが見いだされた 。
本発明の開ラクトン化合物は下記に示される構造をもち、R及びZは閉ラクトン 化合物に対して上に与えたと同様の定義を有し、さらにZ及びRはともに水素で あることができる。
本発明の水溶性類似体は10.11−MDOCPT又は9−置換−10,11− MDOCPTのラクトン環を1当量の水性アルカリ金属水酸化物の使用により加 水分解することにより製造される。加水分解は好ましくは水溶液中で行なわれる 。生ずる生成物は、下記に示すように、ラクトン環が開いて相当するヒドロキシ ル及びカルボキノラード官能基を形成した、M゛がm個金属陽イオンである10 .11−MDOCPT又は9−置換−10,11−MDOCPT(7)フルカリ 金属塩である。
好ましいアルカリ金属水酸化物は水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムであり、 水酸化ナトリウムが殊に好ましい。
明らかに、1当量より高いか又は低いアルカリ金属水酸化物濃度をこの操作にお いて使用できる。1当量より低い濃度は金属塩の不完全な形成を生ずる。
カンブトテノン塩の不完全な形成は便利な精製法を与える。未反応カンプトテシ ン(閉ラクトン形態)は水に単にわずかに溶性であり、溶液中にカンプトテシン ナトリウム塩を含む水溶液から濾去することができる。これはカンプトテシン塩 を分離し精製する便利な方法を与える。
加水分解反応は、温度が出発物質の分解を防ぐに足るだけ低い限り10.11− MDOCPTとアルカリ金属水酸化物との適当な反応を可能にする任意の温度で 行なうことができる。適当な温度は約5〜50°Cであり、好ましい温度は約室 温である。
加水分解反応において、10.11−MDOCPTは一般に、しかし必然的でな く、適当な溶媒例えばメタノール又は水性メタノール中に懸濁さ娠水性アルカリ 金属水酸化物で処理される。反応の速度を高めるため、反応混合物を穏やかに加 熱することができる。冷却後、10.11−MDOCPT金属塩を、メタノール 及び水溶媒の除去後に標準再結晶又はクロマトグラフ操作により分離することが できる。カンプトテシン類似体で従来使用される任意の水混和性溶媒をメタノー ルの代りに使用することができる。
他の10.11−MDOCPT類像体例えば9〜置換−10,11−MDOCP T化合物のアルカリ金属塩(開ラクトン化合物)もまた類似の反応により製造で きる。例えば9−−Z)C7−10,11−MDOCPT、9−アミ/−10, ll−MDOCPT、9−クロロ−10,11−MDOCPT、9−アミド−1 0゜11〜MDOCPT又は任意の他の9−置換−10,11−MDOCPT誘 導体もまた10.11.−MDOCPTに対する前記方法に類似する方法により 加水分解してこれらの誘導体の相当する一価金属塩を得ることができる。
1.0.11−MDOCPTの水溶性誘導体はまた9−アミノ−10,11−M DOCPTのアミノ基と適当に保護されたアミノ酸及びペプチド、(C,〜ン化 l!!’JeA導体との反応により製造することができる0例えば、9−アミノ −10゜1.1−MDOCPTをα−アミノ酸のカルボン酸と反応させて下記構 造をもつ化合物を与えることができる; 式中、Zは前記のとおりであり、Rは−NHCOCHR’NR”R’ (式中、 R1はα−アミノ酸の側鎖、好ましくは天然に存在するアミノ酸の1つ、好まし くは20の普通に生ずるアミノ酸の1つ、のD又はL−異性体の側鎖であり、R 2及びR3は独立に、水素又は1〜6個の炭素原子をもつ低級アルキル基である )である、さらに、R3はペプチド結合により窒素原子に結合した1〜3個のア ミノ酸をもつペプチド単位であることができる。従ってこれらの水溶性類似体は ペプチド結合により9−アミノ窒素原子に結合した1〜4個のペプチド単位を含 む、明らかに、天然に存在しないアミノ酸もまた、アミノ酸がカルボン酸、酸ハ ロゲン化物又は9−アミノ−10,11−MDOCPTの9−アミノ基と所要ペ プチド結合を形成する他の反応性アシル官能性をもつ限り、水溶性9−アミド− 10,11−FIDOcPT誘導体の製造に使用できる。他の好ましい側tXR ’は2〜20個、好ましくは2〜10個の炭素原子をもつアルキル及びアラルキ ル基である。
−Sに、これらのアミノ酸及びペプチドを含む誘導体は反応性官能基例えばアミ ノ基及びカルボン酸基が標準アミノ酸及びカルボキシル保護基を用いて保護され るアミノ酸及びペプチドを用いて製造される0例えば、アミノ酸例えばグリシン から誘導体を製造するとき、グリシンのアミノ基をtBOcクロリドとの反応に より保護して反応性tBOc保護アミノ酸を製造することができる。適当に保護 されたアミノ酸はまた市販されている。保護されたアミノ酸を9−アミノ−10 ,11−MDOCPTと反応させ、次いでtBOc基を除去すると、例えば9− グリシンアミド誘導体の水溶性塩が得られる。
望むならば、アミノ酸又はペプチド上の遊離アミノ基を既知窒業アルキル化反応 、すなわちハロゲン化アルキルとの反応、により誘導体化して前記モノ又はジア ルキルアミノ酸アミド誘導体(R2及び(又は)R3=アルキル〕を与えること ができる。好ましくは遊離アミン基は誘導体化して(C,〜Ct)モノ又はジア ルキルアミン基を形成させる。
二塩基アミノ酸例えばアルギニン、ヒスチジン、リジンなど及びジカルボキシル アミノ酸例えばアスパラギン酸、グルタミン酸などは上記アミノ酸又はペプチド 誘導体中に、1つ又はそれ以上のアミノ酸の代りに使用できる。望むならば、標 準付加塩をアミノ酸の遊離アミノ基と鉱酸例えばHCl、HBr 、 )l*P Oa又は有機酸例えばリンゴ酸、マレイン酸又は酒石酸との反応により製造でき る。同様に、アミノ酸上の遊離カルボン酸基は一価金属水酸化物、アンモニア又 はアミンの付加によるm個金属陽イオン塩、アンモニウム塩又は第四級アンモニ ウム塩の形成によりTM”X体化することができる。第四級アンモニウム塩は、 アミンの窒素原子が1.2又!、t3個の低級アルキル又は1換された低級アル キル基をもつ第一級、第二級又は第三級アミンで形成できる。、1個又はそれ以 上のヒドロキシル基をもつ置換低級アルキル基が好ましい。ナトリウム塩、トリ エチルアンモニウム及びトリエタノールアンモニウム塩が殊に好ましい。
他の水溶性誘導体もまた9−アミノ−10,11−MDOCPTを(C,=C1 ゜)飽和又は不飽和酸無水物、相当するエステル−酸ハロゲン化物、又は他の反 応性アシル誘導体と反応させて、RがNHCO(C2〜C6〕アルキレン−X及 びNHCO(Cz 〜Cs )アルケニレン−X(式中、X =C0OHである 〕である構造Iをもつ類恨体を与えることにより製造できる。反応は場合により 適当な溶媒中で行なわれ、相当する土酸を生ずる。例えば9−アミノ−10,1 1−MDOCPTとグルタル酸無水物との反応は9−グルタルアミド土酸を与え る。同様に9〜アミノ−10,11−MDOCPTとグルタル酸無水物に相当す る(C,−C,)エステル−酸ハロゲン化物との反応は9−グルタルアミド半酸 エステルを生ずる。
該エステルの普通の加水分解は土酸を生ずる。水溶解度はそれぞれの場合に前記 塩基1当量との反応により与えることができる。
9−アミノ−10,11−MDOCPTと酸無水物又は他の反応性アシル化合級 アミンの存在下に行なわれる。適当なアミンには環式アミン例えばピリジン並び に低級アルキル第三級アミンが含まれる。
アミド土酸の遊離酸基はさらに適当なアルキレンジアミン(NHR’−(C1( ア)n−NR”R’1と結合させて、構造I中のR基が−Nl(−A’ −NR ’−(CI(t)、−NR”R’ (式中、n−1〜]0、好ましくは2〜6で あり、A′は(C,〜C1゜)アシル−アルキレン−アシル又は(C,〜C1゜ )アシル−アルケニレン−アシル基である〕である、すなわちRがNt+co− (Ct −Cm )アルキレン−χ又はIIHCO−(Cよ〜C,)アルケニレ ン−χ(式中、XはC00Hである)又はC0NI!”−(CHl)l、−Nl i”l?コであるアミノアミドを与えることができる0例えば、9−グルタルア ミド−10,11−MDOCPTと適当なジアミン例えば3−(ジメチルアミノ if−プロピルアミンとの反応は下記のように相当するアミノ酸アミドを与える 。
これらの誘導体の酸及び塩基付加塩はまた上記に類似する方法で製造できる。
他のtillにおいて、水溶性尿素及びウレタン類似体は、9−アミノ−10゜ 11−MDOCPTをホスゲンと反応させ、次いで適当なジアミン又は第三級ア ミノアルコールと反応させてRがN1(CO−B−(CHz) 、、−NR”R ’ (式中、Bは酸素又はNHである)式Iをもつ化合物、及びRが (式中、m+y−3〜6であり、n、、R”及びR3は前記のとおりである)で ある化合物を与えることにより製造できる。
適当なジアミノは3〜15個の炭素原子をもつ第−級及び第二級直鎖、枝分又は 環式ジアミンである。直鎖及び枝分れジアミンの例にはジアミノエタン、I。
2−及び1.3−ジアミノプロパン、1. 4〜ジアミノブタンなどが含まれる 。
環式ジアミンの例にはピラゾリジン、イミダゾリジン、ピペラジンなどが含まれ る。好ましいジアミンはアミノ基の1つが誘導体化されてジ低級アルキルアミノ 基を形成したジアミン例えばNHzClbC)lzcLN(CLCL)zである 。9−アミノ=10.11−MDOCPTとホスゲン次いでジアミンとの反応は 次に示される。
9−amino−10,11−MDOCPT + C0(Cj!、) →10. 11−MDOCPT−9−N−C=0ウレタン類似体の製造のための第三級アミ ノアルコールには2〜lO個の炭素原子をもつ直鎖又は枝分れアミノアルコール から製造されるN、 N−ジー(C。
〜Ca)アルキルアミノアルカノール例えばN、N−ジエチル−アミノエタノー ルが含まれる。
水溶性の標準的酸及び塩基付加塩は尿素及びウレタン誘導体から、他のアミノ及 びカルボン酸基含有類似体に対して前記した方法に類似する方法で製造できる。
本発明の範囲内の好ましい誘導体はグリシンアミド、スクシンアミド、グルタル アミド、(4−メチルピペラジノ)カルボニルアミノ、N、N−ジメチルアミノ プロピルアミド−グルタルアミド、及び(N、N−ジエチルアミノエトキシ)カ ルボニルアミノ置換基を9位にもつI O,11−MDOCPT類僚体及びそれ らの水溶性塩である。
本発明の塩は従来のカンプトテシン類似体に比較して実質的に改善された水溶解 度を示し、常法により固体及び水性薬学的組成物に配合することができる。本発 明の化合物はI!j細胞毒性試験で活性であり、トポイソメラーゼIの阻害物質 である。
10.11−メチレンジオキシ(MDO)基は、殊に抗腫瘍活性に間してカンプ トテシン分子において認められた試験管内及び生体内活性に対し著しい、予想外 の改良を与える。例えば、ジャク−セル(Jaxel )ほか、Cancer  Res、 、 49.1465−1.469 (1989)、及びンヤン(tl siang)ほか、Cancer Res、。
49.4385〜4389 (1989)は10.11−MDO−20(R3) −CPTがトポイソメラーゼ■の阻害においてカンプトテシンの3〜5倍の効力 をもつことを示した。この酵素の阻害はジャクセル(Jaxel )はか(上記 )により生体内抗l@瘍及び抗白血病活性と非常によく相関することが示された 。
対照的に、全り類恨する構造をもつ化合物、10.11−ジメトキシ−20(R 3)−CPTは全く不活性である、ワニ(Wani)ほか、J、 Med、 C hew、、 29 :2360 (1986)、10.11−ジメトキシ−20 (R3)−CPTと異なり、10.11−MDO部分はCPTの環Aの面中に強 く保持され(図1中の構造参照)、これがこれらの化合物のすべてで予想外に認 められた追加の生物学的活性に寄与すると思われる。
表Bは本発明の化合物の強力なトポイソメラーゼ夏阻害活性を示す、開裂可能複 合体検定(C1eavable complex assay )はシャン(H siang、 Y−H,)ほか、J、Biol、Chw、、260 : 148 73〜14878 (1985)中に記載された方法に従って行なった。開裂可 能複合体検定はカンプトテシン類イ以体に対する動物モデル中の生体内抗Ll蕩 活性とよく相関する、シャン(Hsiang)ほか、CancerResear ch、49 : 4385−4389 (1989)及びジャクセル(Jaxe l )はカンプトテシン及び類似体の開裂可能複合体検定1 9−7ミノー10 .11−MDO−20(S)−CPT 〜、01 μg/□22 10.11− 一〇〇−20(S) −CPT 〜、01μg/m43 10、11−M[1O −20(175) −CPT 〜、02μg/cnj!4 9−アミ/−10, 11−MDO−20(R5)−CPT 〜、02 ug/ml。
5 9−ニトロ−10,11−門〇〇−20(R5)−CPT 〜、09 μg /m1L6 10.11−MDO−20(S)−CPT 、 Na十塩 〜0. 1 ug/me7 9−GLA−10,11−?ID0−20(R5)−CPT 、 HC4〜0.I IIg/nF!8 10.11−MDO−20(RS)− CPT 、 Na十塩 〜0.2 μg/1alL9 20(S)−CPT 〜 0.2μg/田i10 20(R5)−CPT 〜0.8 pg/mf111  20(R5)−CPT、 Na十塩 〜0.9 ttg/me13 9.10− 門Do−20(R5)−CPT 〜2 ug/mE15 9−アミノ−10,1 1−MDO−20(R)−CRT >1.0 μg/m116 20(R)−C PT >10 ug/m!!傘 略号 CPT=カンプトテシン MDO=メチレンジオキシ GLA−グリシンアミド ** ECs。は開裂可能複合体形成により示された50%トポイソメラーゼI 阻害を与える化合物の濃度である。すべてのEC,。値は若干の独立の検定の平 均を表わし、すべての値は常に対照として検定した#9.20(S) −CPT に関して標準化される。
本化合物はマウスlII瘍例えばリンパ球臼血病L−1210,RAW117− H10リンパ肉腫及びに1735−M2黒色腫に対して活性である。これらの腫 瘍試験の1つ又はそれ以上における活性がヒトにおける抗腫瘍活性を示すことが 報告されたCゴルディン(A、 Golclin )ほか、癌研究の方法(Me thods in CancerResearch) 、デビタほか(ν、 T 、 Devita Jr、 and H,Busch ) 曙、16:165、 アカデミンク・フ゛レス(八cademic PressSNew York) 、1979)。
外科又は生検により得られたヒト癌を用いる腫瘍組織培養研究(表C参照)にお いて、本発明の化合物は、本発明の化合物による処理の間の腫瘍細胞増殖の阻害 として測定して有意な活性を示す、こ\に用いた「癌」という語は「悪性1tf lt」、より一触的には「腫JLという語と同義である。表C中に示されるデー タは、化学療法に対し非常に耐性の癌であることがよく知られているヒト結腸癌 に対するこれらの化合物の活性を示す、ディビス(H,Davis) 、大腸癌 の化学療法〜2646 (1982);ニーフエほか(J、 R,Neefe  and P、 S、 5hein )、43章:播種性大腸癌の管理、「癌治療 の原理(Principals of Cancer (Treat−ment ) J、402頁、カークほか(S、 K、 Carter、 E、 Glas tein and R,B。
Livingston) ”1M、マグロ−・ヒル(McGraw−14i11  Co、 )、1982 ;メカイルーイサク(K、 Mekhail−1sh ak) 、Cancer Re5earch 、 49 : 4866〜486 9(1989)、及びファーグソンほか(P、 J、 Ferguson an d Y、 C,Cheng)、Cancer Re5earch、49 :11 48〜1153 (1989)参照。
表−二 竺上結腸腫逼組織接秀 細胞増殖の阻害 20(S)−CPT 〜0.02 10、11−門Do−20(S)−CPT 〜0.00310、IIJIDO− 20(R5)−CPT、 Na十塩 〜0.0059−NH,−10.11−M DO−20(S) −CPT 〜0.002IQ、1]、−7100−20(1 7s)−CPT 〜0.00510、il−門Do−20(R5)−CPT 、  Na”塩 〜0.00310)1.−10.11−MDO−20(R5)−C PT 〜0.00594Hz−10,11−MDO−20(PS)−CPT、  Na’塩 〜0.01* 略号 CPT−カンプトテシン MDO=メチレンツオキシ * * I Cs o: D N A中への3[H〕チミジンの取込みの50% 阻害に要する化合物の濃度 腫瘍細胞増殖の阻害はベノオ(Vescio)ほか(Proc、 Nat’[、 Acad、 Sci、 LISA、84−5029〜5033.1987)によ り記載されたように、外科又は生検により得られたヒト結腸直腸腫瘍に対し試験 管内で下記変形で行なった:腫瘍を薬物添加の1日前に培養し:腫瘍を化合物に 24時間暴露し、洗浄し、次いで” (H)チミジンに3日間暴露した。
本発明の化合物は、初めから薬物耐性を示し、従って化学療法的に治療すること が困難であることが知られているヒト結IJ!癌に対する抗腫瘍活性を示す、従 って、本化合物が哺乳動物(ヒトを含む)癌、例えば口腔及び咽頭(唇、舌、口 腔、咽頭)、食道、胃、小腸、大腸、直腸、肝臓及び胆汁流路、膵臓、喉頭、肺 臓、骨、結合組織、皮膚、胸、頚、子宮、子宮内膜体、卵巣、前立腺、精巣、膀 胱、腎臓及び他の泌尿組織、眼、脳及び中枢神経系、甲状腺及び他の内分泌腺、 白血病(リンパ性、顆粒球性、単球性)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、多 発性骨髄腫などの癌の広域スペクトルに対して活性である思われる。明らかに、 これらの化合物は、抗腫瘍活性がこれらの化合物により特定の癌において示され る限り、特定的に挙げなかった他の癌の治療に使用することができる。
本発明はまた、本発明のカンプトテシン誘導体を含む薬学的組成物を包含する。
それには組成物の1部として薬学的に許容できる結合剤、担体および(又は)ア ジュバント物質が含まれることができる。活性物質はまた所望の作用を損なわな い、及び(又は)所望の作用を補足する他の活性物質と混合することができる。
本発明による活性物質は任意の経路例えば経口、非経口、静脈内、皮肉、皮下又 は局所により液体又は固体形態で投与することができる。
非経口治療通用のために、活性成分は溶液又は懸濁液に混合することができる。
I8a又は懸濁液はまた次の成分を含むことができる:無菌希釈剤例えば注射用 水、塩溶液、不連発性油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレング リコール又は他の合成溶剤;抗菌剤例えばベンジルアルコール又はメチルパラベ ン;酸化防止剤例えばアスコルビン酸又は重亜硫酸ナトリウム;キレート剤例え ばエチレンジアミン四酢酸;緩衝剤例えば酢酸塩、クエン酸塩又はリン酸塩及び 張度の調整用試剤例えば塩化ナトリウム又はデキストロース。非経口調製物はガ ラス又はプラスチック製のアンプル、使い捨て注射器又はバイアルびん中に封入 することができる。
本発明の化合物の投与の他の方法は経口である。経口組成物は一般に不活性希釈 側又は食用担体を含むであろう。それらはゼラチンカプセル中に封入するか又は 錠剤に圧縮することができる。経口治療投与のために、前記化合物は賦形剤とカ シェ剤、チューインガムなどの形態で使用できる。
錠剤、丸剤、カプセル剤、トローチなどは次の成分を含むことができる;結合剤 例えばミクロクリスタリンセルロース、トラガカントゴム又はゼラチン;賦形剤 例えばデンプン又はラクトース、崩壊剤例えばアルギン酸、ブリモゲル(Pri mogel )、コーンスターチなど;滑沢剤例えばステアリン酸マグ茅ンウム 又はステロート (5terotes ) ;グライダント(glidant  )例えばコロイド二酸化ケイ素;また甘味剤例えばスクロース又はサッカリンあ るいは着香剤例えばペパーミント、サリチル酸メチル又はオレンジ玉味を添加で きる。投与単位形態がカプセル剤であるとき、それは上記の型の物質に加えて、 液体担体例えば脂肪油を含むことができる。他の投与単位形態は投薬単位の物理 的形態を変形する他の種々の物質を、例えばコーティングとして含むことができ る。例えば錠剤又は丸剤は垢、七ランク又は池の腸溶コーティング荊でコートす ることができる。シロップ剤は活性化合物に加えて、甘味剤としてのスクロース 、並びに一定の保存剤、染料及び着色剤並びに着香刑を含むことができる。これ らの種々の組成物の製造に使用される物質は薬学的に純粋で、使用される量で非 毒性であるべきである。
この部門において知られるように、投薬値は処理される特定の癌、腫瘍発達の段 階、腫瘍の位置、治療される愚者の体重及び物理的条件で変化するであろう。
良好な結果は、こ\に記載した化合物がそのような治療を必要とする被検者に約 0.1〜約1.00mg毎日毎患者に有効経口、非経口又は静脈内用量として投 与されるときに達成されるであろう。しかし、個々の被検者に対して特定用法を 、薬物による治療に対する患者の応答、及び前記化合物を投与するか又はその投 与を管理する人の専門的判断にかんがみて個々の要求に対して言周整されること を理解すべきである。さらに、示した投薬量は単に適例であり、それらが発明の 範囲又は実施を制限しないことを理解すべきである。上記範囲以上又は以下の投 薬量は本発明の範囲内にあり、個々の愚者に対して望まれ、必要であれば投与す ることができる。該投薬量は一度に投与することができ、又は種々の時間間隔で 投与するため多数の小用量に分割することができる。
い下記の好ましい態様の記載から明らかになろう。
実施例 実施例19−アミノ−10,11−MDOCPTの合成10.11−MDO−2 0(R3)−CPT及び10.11−MDO−20(S)−CPTを、ワニ(讐 an工)ほか、J、 Med、 CheII+、、29.2358(1986) 及び米国特許出[071511,953号に開示された方法に従って製造した。
10.11−MDOCPTの9−ニトロ−10,11,MDOCPTへの転化1 0.11−MDOCPT (332mg、0.847mmol)を濃)12So 、 (5mffi)中に溶解/懸濁させ、かくはんし、0°Cに冷却し、濃HN O,(25滴)を5分間にわたり加えた。1時間後、褐色溶液を氷/H,o ( 50m l )に注加すると黄−橙色沈殿が住じ、それを濾過により捕集した( 292mg)。溶液をCI(CJ23(2X50mj2)で抽出するとさらに物 if(83mg)が得られ、全収量は375mg (100%)であった。Me al(/ CHCl )から再結晶すると黄色粉末として表題化合物が759A 回収された。mp(255℃以上で黒ずみ、350”C未満で融解しない) :  IRI’、Iax (KBr) 3430 (br)、 2920.1741  (ラクトン)、1654 (ピリドン) 、1596 (芳香族) 、1.5 25 (No□) 1450.1343.1242.1191゜1154、 1 043.928.785及び565 am−’ ; ’HNMR(DMSOda ) δ0.87 (t、 3. J=7)12. 8−18)、 1.85 ( m、 2. H−19)、 5.21 (s、 2. H−5)、 5.41  (s、 2. g− 17)、 6.52 Cs、 2.−0CH20−)、 7.24 (s+ 1 + H−14)、 7.78 (s、 1. H−12)、@8.96 (s、 1. H−7)。
9−ニトロ−10,11−MDOCPTの9−アミノ−10,11,MDOCP Tへの転化 上に製造されたニトロ化合’!(139mg)及び10%Pd/C(75mg) の無水EtOH(40mA)中の懸濁液を室温で1気圧H2下に20時間かくは んした。混合物を濾過(セライト)シ、パッドをMeOH/ CHCl i及び HCj2で十分に洗浄した。溶媒を遺発させると粗アミンが橙−褐色固体として 得られた(125mg、97%)。MeOH/ CHCムから再結晶すると表題 化合物が黄褐−橙色粉末1B)、 1.87 (m、 2. H19)、 5. 22 Cs、 2. H5)、 5.41 (s、 2. H−−17)、5. 74(s、 2.−N旦z )16.18 (s、 2. 0CHzO)、 6 .47 (s、 1.0)I) 6.91 (s、 1゜H−14)、 7.2 3 (s、 i、 H−12)、 8.14 (s、 1. H−7)。
実施例29−ブ0モーio、11−MDO−20(S)−CPT (I[I、R =Br)の合成 9−7ミ/−10,11−MDO−20(S)−CPT (10,0mg、25 .5μmo j2)の48%水性HBr (0,5mj2)中のo’cにおける かくはん混合物にNaN0z (2,1m g−30,6μmof)の)lxo (25μ!り中の溶液を加えた。冷却源を除き、CuBr (4,0m g、3 5μmojりを加えた後、褐色混合物を80’Cで20分間加熱した。混合物を 冷却し、氷(3g)に江別した。生じた!!、/IA液をCHClz 10mj !数部で抽出し、抽出物を乾燥(NazSO4) シ、減圧下に蒸発させると王 に表題化合物m (R”Br )及び小程度の化合物II[(R=H)を含む撞 −黄色固体(10mg)が得られた。精製をフラスコカラム(230〜400メ ノシz 5i(h 1 g、CHCNz中0.25〜1%MeOH)により行な い、9−ブ0モ化合物m (R−Br )を淡黄色固体(3,8mg)として、 及び後の画分中に化合511Jm (R=H)をりυ−五色固体(2,0mg) として得た。300 MHz ’WMRCrm5O−d、)60.84 (t、  3. J=IHz、 H−18)、 1.82 (m、 2. H−19)、  5.244s、 2. H−5)、 5.39 (s、 2. l(1,7) 、 6.36 (s、 2. 0CHtO)、 6.49 (s、 1.0旦) 、 7.2S (s、 1. K−14)、 7.54 (s、 I、 H−12)及び8.6 3 (s、 1. H−7) : )IRMS :計算値(Cz+)llsNz OaBr ) 470.O]、14 ;測定値、470.0115゜実施例3  9−1oロー1.0. 1.1−MDO−20(S) −CPT (III、R −Cf!、)の合成 中間体ジアゾニウムクロリドII (X=(J)が実施例2におけるように製造 され、しかし39%水性HCj2が使用される。同様にCuCβに置換されクロ マトグラフィー後に予期9−クロロ化合物I[1(R=Cj2)を生しる。
実施例49−カルボキノ−10,11−MDO−20(S)−CPT (1、R = COz H)の合成 ジアゾニウム塩II (X=Cj2)を実施例2におけるように製造する。HC 1水溶液の濾過後、水性HBF、を加えるとジアゾニウム塩II (X=BF、 )の沈殿が得られる。この塩を圧力反応器中でMeCN中のPd (OAc)  を及びNa0Acと混合する。
−酸化炭素(1〜2気圧)を導入し、混合物を室温で1時間放置する。混合物を 蒸発により濃縮し、1Izo中に再構成する。粗9−カルボキシ化合物Iff  (R=C0J)をCHClz中への抽出により分離し、さらに冷水性Na)lc O*中に抽出し次いで酸により沈殿させることにより精製する。
実施例5 9−#ルミルー1.0.11−MDO−20(S)−CPT (m、 R=CHO)の合成 ジアゾニウム塩n (X=Cf)を実施例2におけるように製造する。塩溶液に 室温で、Cu5O,及びNa、SO3を含むホルムアルドキソムの水溶液を加え る。1時間後にfiHtlを加え、中間体オキシムを捕集し、濃HCN中の還流 により生成物アルデヒドI[[(R=CH○)に加水分解する。
実施例69−ヒドロキシ−10,11−MDO−20(S) −CPT (I[ [、R=OH)の合成 中間体ジアゾニウム塩■(χ−H5O4)を、実施例2に類似する方法で、水性 HBrの代わりに水性H2SO,の使用により製造する。次いで混合物を80’ Cで1時間加熱すると、それにより加水分解が生ずる。冷却後CHCl35中へ の抽出により生成物Iff (R=OH)が分離される。
実施例79−シアノ−10,11〜MDO−20(S)−CPT (lI[、R −CN) ジアゾニウムクロリド■(χ−C2)を実施例2におけるように製造し、Naz CO3でpHを7に調整した後20゛cでCuCNを加える。2時間後、反応混 合物をCHC2,で抽出する。CHCム抽出物を用いてクロマトグラフィーによ り表題化合物I![(R=CN)を分離する6実施例89−アジド−10,11 −MDO−20(S) −CPT (III、R−N3) ジアゾニウムクロリドn (X=(J)を実施例2中に記載したように製造する 。
生した混合物にNaN3の水溶液を加え、室温で15分後にアジドlI[(R= N3)カラムクロマトグラフィーにより精製する。
実施例99−フルオロ−10,11−MDO−20(S) −CPT (III 、R−=F) ジアゾニウムクロリドn (X=CiV、)を前記(実施例2)のように製造し 、濾過後かくはん溶液にO′Cでわずかに過剰の1(BF、を加えると塩TI  (X=BF、)が沈殿する。捕集し、乾燥した後、この塩を1時間にわたり熱分 解(≧120’C)するとフロオロ生成物I[[(R=F)が得られる。暗着色 不純物はフラノツユカラムグラフィーにより除去できる。
実施例109−ヨード−10,11−MDO−20(S) −CPT (I[[ 、R−■) クロリドf[(X=lll、前記実施例2のように製造)の水性HCl中の溶液 に水性Klを加え、1時間加熱する。冷却すると混合物をCHCj! zで抽出 し、抽出物を′a縮し、カラムクロマトグラフィーにかけると9−ヨード化合物 I[1(R=I)が得られる。
実施例119−ニトロ−10,11−MDO−20(S)−CPT (III、 R=NCh) 塩It (X=BF、)を実施例4におけるように分離し、25゛Cで水性Na N0□溶液を加え、次いで銅粉末を加える。1時間後、混合物をCHCN ff で抽出し、それを暴発させると粗9−二トロ化合物III (R=NO,)が得 られる。カラムクロマトグラフィーにより純9−ニトロ化合物IIf (R=N O□)が得られる。
実施例12 10.21−MDO−20(S)−CPT (III、R=)() 実施例6におけるように製造したジアゾニウムスルフアートn (X= )Is O,)の溶液を一10〜0゛Cに維持し、過剰の次亜リン酸(H3P0□)を加 える。1時間後、不置換生成物Iff (R=F()をCEPs数部による抽出 によりほぼ純粋な形態で分離できる。
・ 実施例139−メルカプト−10,11−MDO−20(S)−CPT ( III、R=SH) 実施例2におけるように製造したジアゾニウムクロリドn <x=cp、)溶液 を40°Cでエチルキサントゲン酸カリウム(KC5xOEt )を加える。中 間体エチルキ中のKOHで加水分解する。溶液を14H(J!で中和し、チオー ルI[(R−5H)をC)Ic E xによる抽出により分離する。
実施例14 9−メチル−10,11−MDO−20(S)−CPT (II[ 、R=Me) 実施例4におけるように製造したジアゾニウムテトラフルオロホウ酸塩I[(X −BF、)を腕CNに加え、生したかくはん混合物にMeaSn及びPd (O Ac) zを室温で加える。2時間後、MeCNを蒸発させ、残留物をH,0と CHCl zとの間に分配させる。咳CHCA sを留保し、水性部分をさらに 2回CHCN 、で抽出する。この抽出物から9−メチル化合物m (R=Me  )が分離される。
実施例159−エチル−10,11−MDO−20(S)−CPT (I[r、 R=Et) 実施例4におけるように製造したジアゾニウムテトラフルオロホウ酸塩11(X =BF4)をMeCNに加え、生したかくはん混合物に室温でEtsSn及びP d (OAc) 2を加える。2時間後、MeCNを7発させ、残留物をH,O とCHCN ffとの間に分配させる。 咳CHCE 3を留保し、水性部分を さらに2回CI(Cl yで抽出する。この抽出物から9−エチル化合物m ( R=Et )が分離される。
実施例169−アミノ−10,11−MDOCPTの9−グリシンアミド−10 ,11−MDOCPT塩酸塩への転化9−アミノ化合物(186mg、0.45 7m mol)及びBOC−グリシン(150mg、 0.85m mol)の ピリジン(1mj2)及びDMF (15ml中)のかくはん混合物をo’cに 冷却し、DCC(200mg、0.971m mol)を加えた。混合物を室温 に温め、65時間かくはんした。溶媒を蒸発させ、残留物を而OH/ CHCl 35f中に融解した。セライ) (3g)を加え、混合物を1発させ、セライト 分散試料をシリカゲルカラム(20g)上に置いた。?g離(CHCJ2゜20 0mff1.5%MeOH/ CHCl35500mj!、12%MeOH/  CHCl3500mf)L、適当な画分を蒸発させると中間体BOC保護誘導体 (98mg、38%)が得られた。誘導体に冷製HCN/ジオキサン(1:9. 5m1)を加え、透明黄色溶液を凍結乾燥するとこはく色ガム状固体が得られ、 それをEtOHで摩砕するとグリシンアミド塩酸塩が黄色微結晶固体として得ら れた(57mg、73%)、mP(230°C以上で黒ずみ、340°C未満で 明らかな融解がない)。
IRv 、、、 (KBr> 3680−2300 ;極大値:3220.29 90及び2920 (Of(、アミドH,アミン)ICjり 、1740 (ラ クトン) 、1700 (アミド’) 、1655 (ピリドン) 、15B5 .1492゜1447、139(1,1249,116(1,1108,107 5,1041,933及び845 cm−’ ; lHNMI?(DMSO−d 、)60.89 (t、 3. J=IHz、 H−18)、 1.87 Cm 、 2. H19)、 4.02 (d。
(br S、 3.−NHz)、 8.59 (s、 1. !(−7>、 1 075 (s、 1.アミド旦)。
実施例179−グルタミルアミド−10,11−MDOCPT)リエタノールア ミン塩の合成 9−グルタミルアミド誘導体を下記の方法により9−アミノ−10,11−MD OCPTから合成した: 9−グルタミルアミド−10,11−MDOCPT9−アミノ−10,11−M DOCPT及びグルタル酸無水物のピリジン中の窒素下にかくはんした懸濁液を 95°Cで2時間加熱した。溶媒を褐色溶液から高真空蒸留により除去すると粗 アミドが褐色ガムとして得られた。精製は5%メタノール/クロロホルム〜50 %メタノール/クロロホルムの溶媒勾配を用いるシリカゲルを通すクロマトグラ フィーにより行なった。適当な画分を蒸発させ9−グルタルアミド土酸を得た。
あるいは、9−グルタルアミド誘導体を次の一般法により製造したそのエチルエ ステルの加水分解により製造することができる:ピリジンを含む乾燥N、 N− ジメチルホルムアミド中の9−アミノ−10,11−MDOCPTを0〜10° CでN、N−ジメチルホルムアミド溶液中のわずかに過剰のエチルグルタリルク ロリドと反応させる。処理し、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた後、 9−(エチル)グルタルアミド誘導体が得られる。
表題化合物は9−アミノ−10,11−MDOCPTがら下記の方法で製造した : 9−(4−メチルピペラジノ)カルボニルアミノ−10,11−MDOCPT9 −アミノ−10,11−MDOCPTを、トリエチルアミンを含むクロロホルム (アルミナで処理してヒドロキシル成分を除去した)に加えた。生じた溶液をホ スゲンガスで処理し、111通して固体を除去した。中間体カルバモイルクロリ ドを含む濾液に窒素下にN−メチルビペラジンを加え、−夜放置した。濁った混 合物を重炭酸ナトリウム水?8?aで数回洗浄し、乾燥し、蒸発させると粗表邪 化合物が得られた。シリカゲルカラム上でクロマトグラフィーにかけ9−(4− メチルピペラジノ)カルボニルアミノ−10,11−MDOCPTを得た。
9−(4−メチルピペラジノ)カルボニルアミノ−10,11−MDOCPT塩 酸塩 上に得た遊離塩基尿素をメタノール中に懸濁し、希水性塩酸1当量を加えた。
メタノールを蕉発させ、水性残留物をメンブランフィルタ−を通して濾過した。
試料を凍結乾燥して表題化合物を得た。
実施例199−(N、N−ジエチルアミノエトキシ)カルボニルアミノ−10゜ 11−MDOCPTの合成 中間体9−カルバモイルクロリドを前記実施例におけるように製造した。生した クロロホルム溶液に、窒素下にN、N−ジエチルアミノエタノールを加えた。
−夜放置した後混合物を重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥し、蒸発させる と粗カルバメートが得られた。シリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると 純粋な表題カルバメートが遊離塩基として得られた。
実施例209−(N、N−ジエチルアミノエトキシ)カルボニルアミノ−10゜ 11−MDOCPT塩酸塩 実施例19の遊離塩基をメタノール中に懸濁させ、希水性塩酸1当量を加えた。
メタノールを蒸発させ、水?g?eを濾過(メンプラン)した。凍結乾燥すると 水溶性の表題カルバメートが得られた。
実施例21 10.11−MDO−20(R3)−カンプトテシンナトリウム塩 (Want>ほか、J、 Mad、 Cheffl、、29.235B (19 86))から水酸化ナトリウムの加水分解作用により製造した。従って10.1 1−MDO−20(R3)−CpT(77mg、0.194mmo l)を90 %水性メタノール(30mA)中に懸濁させ、0.IN水性水酸化ナトリウム( 1,94mj!、0.194mmol)を加えた。窒素下に50〜60°Cで1 時間加熱すると透明溶液が生し、それを室温に冷却させ、蒸発乾固させた。残留 物を1留水(2mA)中に溶解させ、濾過(0,45ミクロンメンプラン)し、 生じた溶液を蒸発させた。残留物をエタノール/エーテルから再結晶させると表 題化合物が淡黄色固体(53mg、65%)として得られた、rlp>300° C;IRν、、、 (KBr) 3400 (br)、 2970.2920. 1640.1610.1560−1580.1497.1466K 1370、1246.1225.1.183.1030.1000.947.8 55.810.761.708及び560−580;’HN?lR(DI’l5 O−d、) 60.85 (t、 3. J=7Hz、 I(−18)、 2. 09 (m、 2. H−19)B 4.74 (ABq、 2.Δシ=68 Hz、 J=12.4Hz、 H17 )、 5.12 (s、 2. H−5)、 5.64(dd、 I、 J=4 .7Hz、 17−0H)、 6.17 (s、 1.2O−0)1)、 7. 47 (s、 1. H−14)。
7.54 (s、 1. H−9)、 7.62 (s、 1. ll−12) 、 8.41 (s、 1. H−7)。
実施例229−アミノ−] 0,11−MDO−20(R3)−力ンブトテシン ナトリウム塩 表題化合物は前記のように製造された9−アミノ−10,11−MDO−20( R3)−CPTの蕪似のアルカリ加水分解により製造した。従って、9−アミノ −10,11,−MDO−20(R3)−CPTの水性メタノール中の懸濁液を 水性水酸化ナトリウム1当量とともに温めると透明溶液が得られた。上記のよう に分離すると水溶性の表題化合物が橙黄色固体として得られた。
実施例1のための出発物質、10.11−MDO−20(S)−CPTの合成は J、 Med、 Chem、、1987.30:231T中に開示されている。
カンプトテシン(CPT) 20 (R8)−CPT 塩酸塩 10.11.−MDO−20(RS)−CPT−ナトIJ7ム塩FIG、1 国際調査報告

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは水素又は(C1〜C8)アルキルであり、RはNO2、NH2、N 3、水素、ハロゲン、COOH、OH、O−(C1〜C3)アルキル、SH、S −(C1〜C3)アルキル、CN、CH2NH2、NH−(C1〜C3)アルキ ル、CH2−NH−(C1〜C3)アルキル、N〔(C1〜C3)アルキル〕2 、CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、O−、NH−又はS−CH2CH2 H(CH2CH2OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N(CH 2CH2OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2N(CH2CH2CH2 OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N(CH2CH2CH2O H)2、O−、NH−又はS−CH2CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、 O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、C HO、(C1〜C3)アルキル又はNHCOCHR1NR2R3(式中、R1は α−アミノ酸の側鎖であり、R2及びR3は独立に、水素又は低級アルキル基で あり、又はR3はペプチド結合により窒素に結合した1〜3個のアミノ酸単位を もつペプチド単位である);NHCO−(C2〜C6)アルキレン−X又はNH CO−(C2〜C6)アルケニレン−X〔式中、XはCOOHである);CON R2−(CH2)n−NR2R3(式中、nは1〜10であり、R2及びR3は 前記のとおりである);NHCO−B−(CH2)n−NR2R3(式中、Bは 酸素又はNHである);あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、m+y=3〜6である)であり、しかしRとZとはともに水素であるこ とはない〕をもつ20(S)又は20(RS)−カンプトテシン及びその塩。
  2. 2.RがNHCOCHR1NR2R3である、請求項1に記載のカンプトテシン 。
  3. 3.R1が、天然に存在するα−アミノ酸の側鎖である、請求項2に記載のカン プトテシン。
  4. 4.R2及びR3が独立に、水素又は1〜6個の炭素原子をもつ低級アルキル基 である、請求項2に記載のカンプトテシン。
  5. 5.R3が1〜3個のアミノ酸単位をもつペプチド単位である、請求項2に記載 のカンプトテシン。
  6. 6.R1が(C2〜C20)アルキル又はアラル基である、請求項2に記載のカ ンプトテシン。
  7. 7.RがNHCO−(C2〜C6)アルキレン−X又はNHCO−(C2〜C6 )アルケニレン−Xである、請求項1に記載のカンプトテシン。
  8. 8.XがCOOHである、請求項7に記載のカンプトテシン。
  9. 9.XがCONR2−(CH2)n−NR2R3である、請求項7に記載のカン プトテシン。
  10. 10.RがNHCO−B−(CH2)n−NR2R3又は▲数式、化学式、表等 があります▼ (式中、Bは酸素又はNHであり、m+y=3〜6である〕である、請求項1に 記載のカンプトテシン。
  11. 11.Bが酸素であり、m+y=3〜4である、請求項10に記載のカンプトテ シン。
  12. 12.BがNHであり、m+y=3〜4である、請求項10に記載のカンプトテ シン。
  13. 13.塩が鉱酸又は有機酸の付加塩である、請求項1に記載のカンプトテシン。
  14. 14.塩が一価金属陽イオン塩、アンモニウム塩又は第四級アンモニウム塩であ る、請求項1に記載のカンプトテシン。
  15. 15.RがClであり、ZがHである、請求項1に記載のカンプトテシン。
  16. 16.RがNH2又はNO2であり、ZがHである、請求項1に記載のカンプト テシン。
  17. 17.カンプトテシンが20(S)−カンプトテシンである、請求項1に記載の カンプトテシン。
  18. 18.請求項1に記載のカンプトテシン及び薬学的に許容できる担体を含む薬学 的組成物。
  19. 19.塩が下記構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは水素又は(C1〜C8)アルキルであり、RはNO2、NH2、N 3、水素、ハロゲン、COOH、OH、O−(C1〜C3)アルキル、SH、S −(C1〜C3)アルキル、CN、CH2NH2、NH−(C1〜C3)アルキ ル、CH2−NH−(C1〜C3)アルキル、N〔(C1〜C3)アルキル〕2 、CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、O−、NH−又はS−CH2CH2 N(CH2CH2OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N(CH 2CH2OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2N(CH2CH2CH2 OH)2、O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N(CH2CH2CH2O H)2、O−、NH−又はS−CH2CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、 O−、NH−又はS−CH2CH2CH2N〔(C1〜C3)アルキル〕2、C HO、(C1〜C3)アルキル又はNHCOCHR1NR2R3(式中、R1は α−アミノ酸の側鎖であり、R2及びR3は独立に、水素又は低級アルキル基で あり、又はR3はペプチド結合により窒素に結合した1〜3個のアミノ酸単位を もつペプチド単位である);NHCO−(C2〜C8)アルキレン−X又はNH CO−(C2〜C8)アルケニレン−X〔式中、XはCOOHである);CON R2−(CH2)n−NR2R3(式中、nは1〜10であり、R2及びR3は 前記のとおりである〕;NHCO−B−(CH2)n−NR2R3(式中、Bは 酸素又はNHである);あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、m+y=3〜6である)であり、M+は一価金属陽イオンである〕をも つ20(S)又は20(RS)−カンプトテシン塩及びその塩。
  20. 20.M+がナトリウム陽イオンである、請求項19に記載のカンプトテシン塩 。
  21. 21.RがNO2である、請求項19に記載のカンプトテシン塩。
  22. 22.RがNH2である、請求項19に記載のカンプトテシン塩。
  23. 23.RがHであり、ZがHである、請求項19に記載のカンプトテシン塩。
  24. 24.塩が20(S)−カンプトテシン塩である、請求項19に記載のカンプト テシン塩。
  25. 25.請求項19に記載のカンプトテシン塩及び薬学的に許容できる担体を含む 薬学的組成物。
  26. 26.10,11−メチレンジオキシ−20(S)−又は20(RS)−カンプ トテシンを濃硫酸と濃硝酸の混合物と反応させて実質的に9−ニトロ−10,1 1−メチレンジオキシ−20(S)−又は20(RS)−カンプトテシンを含む 生成物を得ることを含む、9−ニトロ−10,11−メチレンジオキシ−20( S)又は20(RS)−カンプトテシンを製造する方法。
  27. 27.10,11−メチレンジオキシ20(S)又は20(RS)−カンプトテ シンをニトロ化して9−ニトロ−10,11−メチレンジオキシ−20(S)又 は20(RS)−カンプトテシンを得る段階、次いで前記9−ニトロ−10,1 1−メチレンジオキシ−20(S)又は20(RS)−カンプトテシンの9−ニ トロ基を還元して9−アミノ−10,11−メチレンジオキシ−20(S)又は 20(RS)−カンプトテシンを得る段階を含む9−アミノ−10,11−メチ レンジオキシ−20(S)又は20(RS)−カンプトテシンを製造する方法。
  28. 28.還元段階が接触水素化により行なわれる、請求項27に記載の方法。
  29. 29.下記構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは水素又は(C1〜8)アルキルであり、RはNHCOCHR1NR 2R3; (式中、R1はα−アミノ酸の側鎖であり、R2及びR3は独立に、 水素又は低級アルキル基であり、又はR3はペプチド結合により窒素に結合した 1〜3個のアミノ酸単位をもつペプチド単位である);NHCO−(C2〜C8 )アルキレン−X又はNHCO−(C2〜C8)アルケニレン−X〔式中、Xは COOHであり、n=1〜10である)である〕をもつ20(S)又は20(R S)−カンプトテシンを製造する方法であって、9−アミノ−又は9−アミノ− 7−(C1〜C5)アルキル−10,11−メチレンジオキシ−20(S)又は 20(RS)−カンプトテシンを、アミノ基保護アミノ酸又は1〜4個のアミノ 酸単位をもつペプチド、(C4〜C10)飽和又は不飽和カルボン酸無水物と反 応させるかあるいはホスゲンと反応させ次いで第一級又は第二級直鎖、枝分れ又 は環状ジアミンあるいは第三級アミノアルコールと反応させることを含む方法。
  30. 30.請求項1に記載のカンプトテシン中のラクトン環を一価金属水酸化物の水 溶液で加水分解することを含む、下記構造▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、M+は一価金属陽イオンである)をもつ20(S)又は20(RS)− カンプトテシン塩を製造する方法。
  31. 31.酵素を阻害量の請求項1に記載のカンプトテシンに接触させることを含む 、酵素トポイソメラーゼIを阻害する方法。
  32. 32.酵素を阻害量の請求項19に記載のカンプトテシンに接触させることを含 む、酵素トポイソメラーゼIを阻害する方法。
  33. 33.治療の必要な哺乳動物に、有効量の請求項1に記載のカンプトテシンを投 与;することを含む、癌を治療する方法。
  34. 34.癌がヒト結腸癌である、請求項33に記載の方法。
  35. 35.治療の必要な哺乳動物に、有効量の請求項19に記載のカンプトテシン塩 を投与することを含む、癌を治療する方法。
  36. 36.癌がヒト結腸癌である、請求項35に記載の方法。
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