JPH0549455U - 車両のキーインタロック付きシフトロック装置 - Google Patents

車両のキーインタロック付きシフトロック装置

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JPH0549455U
JPH0549455U JP11009791U JP11009791U JPH0549455U JP H0549455 U JPH0549455 U JP H0549455U JP 11009791 U JP11009791 U JP 11009791U JP 11009791 U JP11009791 U JP 11009791U JP H0549455 U JPH0549455 U JP H0549455U
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JP
Japan
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key
plate
key interlock
select lever
lock
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JP11009791U
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Inventor
邦博 長沢
清和 中津
茂 正田
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動変速装置を装備した車両において、イグニ
ッションスイッチのキーシリンダからキープレートを抜
き取った時はセレクトレバーは必ずパーキング位置にあ
り、エンジン停止中はセレクトレバーをパーキング位置
以外の位置にシフトできないようにして、車両の安全性
を高める。 【構成】キーインタロックプレート5は、セレクトレバ
ー3をパーキング位置にシフトした時そのロックピン3
3aに係合して上方に回動する。インタロックプレート
5の回動はキーインタロックケーブル6でスライダ12
に伝達される。セレクトレバー3がパーキング位置にな
い時はローテータ11のストッパ部11a側面とスライ
ダ12との干渉でキープレート2の抜き取り位置への回
動が拘止され、パーキング位置でキープレートの抜き取
り後はストッパ部11a端面とスライダ12との干渉で
スライダ12はスライドできずセレクトレバー3はパー
キング位置にロックされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
本考案は車両のキーインタロック付きシフトロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
Vベルト式無段変速機或は流体式自動変速機等を用いた自動変速装置を装備し た自動車においては、エンジン始動時の急発進事故を防ぐために自動変速装置の セレクトレバーがパーキング位置以外のシフト位置にあるとき通電されイグニッ ションスイッチのキーシリンダからのキープレート抜き取りを拘止するソレノイ ドを設けた電気式キーインタロック付きシフトロック装置が従来より既に開発さ れている(例えば特開平3−90784号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような電気式キーインタロック付きシフトロック装置は、構造が複雑と なるだけでなく、電気回路の断線或はバッテリ上り等の電気的機能障害を起こし 易いという課題を有している。
【0004】 本考案はこのような従来の課題に対処することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ブラケットに回動可能に軸着されたセレクトレバーが、少なくとも パーキング位置ではスプリングによりロックピンが上記ブラケットのガイド穴上 縁に設けた係合溝に係合し、該セレクトレバーのノブ部に設けられている押ボタ ンの押圧操作にて上記ロックピンをスプリングに抗して押し下げ上記係合溝より 下方に離脱させることによりパーキング位置以外のシフト位置にシフトできるよ うになっている自動変速機操作装置を装備した車両において、外周部にストッパ 部を設けたローテータと該ローテータの軸方向にスライド可能なるよう支持され たスライダとを備えたイグニッションスイッチのキーシリンダと、上記セレクト レバーのロックピンが係合するかぎ形溝を有し該かぎ形溝が上記ブラケットのガ イド穴下縁のパーキング位置側端部に位置するアンロック位置と該かぎ形溝がガ イド穴の上記係合溝に一致したロック位置とに回動可能なるよう上記ブラケット に取り付けられたキーインタロックプレートと、該キーインタロックプレートを アンロック位置にばね保持するリターンスプリングと、上記スライダとキーイン タロックプレートとを連結するキーインタロックケーブルとからなり、キーイン タロックプレートがアンロック位置にあるときはスライダがローテータのストッ パ部側面に拘束されてキープレートの抜き取り位置への回動を拘止し、セレクト レバーをパーキング位置とすると上記ロックピンがキーインタロックプレートの かぎ形溝に係合した状態でブラケットの係合溝に係合してキーインタロックプレ ートはロック位置となり、スライダはローテータのストッパ部側面からはずれた 位置にスライドしてキープレートの抜き取り位置への回動が可能となり、該キー プレートの抜き取り位置ではスライダがローテータのストッパ部端面に近接対向 し該ストッパ部の端面にてスライダのスライドが拘束されキーインタロックプレ ートはロック位置に拘止されセレクトレバーがパーキング位置に拘止されるよう になっていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
上記により、ローテータのストッパ部とスライダとキーインタロックプレート とキーインタロックケーブルとからなる簡単で且つ堅牢な構成により、セレクト レバーがパーキング位置にない時はイグニッションスイッチのオフ操作及びキー プレートの抜き取りを不可能とし、セレクトレバーがパーキング位置にシフトさ れイグニッションスイッチをオフとした後はセレクトレバーの他のシフト位置へ のシフト操作を不可能とするという2つの機能を果たし、これによりエンジンを 停止させた時セレクトレバーは必ずパーキング位置にあり、次にエンジンをスタ ートさせる時もセレクトレバーは必ずパーキング位置に保持されているという所 期の目的を確実に達成できる。
【0007】 又上記構成に、パーキング位置にシフトされているセレクトレバーのロックピ ンの下部に近接対向して他の位置へのシフト操作を不可能とするシフトロックプ レートを上記ブラケットに回動可能に取り付け、該シフトロックプレートとブレ ーキペダルとをシフトロックケーブルで連結し、ブレーキペダルを踏み込むとシ フトロックプレートがロックピン下部に対向しない位置に回動するようにした構 成を組合せることにより、エンジンをスタートさせてセレクトレバーを他の位置 へシフト操作する場合は必ず制動状態となり、不用意なシフト操作によって車両 が急に動き始めるといったことを完全に防止することができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を付図を参照して説明する。
【0009】 図1はキーインタロック付きシフトロック装置の全体図を示すもので、1はイ グニッションスイッチのキーシリンダ、2は該キーシリンダ1に挿入されるキー プレート、3は図示しない車体部材に固着されたブラケット4に回動可能なるよ う軸着された自動変速機用のセレクトレバー、5は上記ブラケット4に回動可能 なるよう軸着されパーキング位置にあるセレクトレバー3に係合して回動するキ ーインタロックプレートで、該キーインタロックプレート5の回動はキーインタ ロックケーブル6を介して上記キーシリンダ1に内蔵されているスライダ12( 図3,4参照)に伝達され、該キーインタロックプレート5とスライダ12との 連結組合せにより後述するように、セレクトレバー3がパーキング位置にないと きはキープレート2を抜きとることができず、セレクトレバー3をパーキング位 置としてキープレートを抜き取った後はセレクトレバー3はパーキング位置にロ ックされるよう構成されている。
【0010】 7は上記ブラケット4に回動可能なるよう軸着されパーキング位置にあるセレ クトレバー3のロックピン下部に近接対向するシフトロックプレート、8は車体 側部材であるペダルブラケット10に回動可能なるよう軸着されたブレーキペダ ルで、上記シフトロックプレート7とブレーキペダル8とはシフトロックケーブ ル9にて連結され、キープレート2を挿し込みエンジンをスタートしたときブレ ーキペダル8を踏み込まないとセレクトレバー3をパーキング位置以外のシフト 位置にシフトできないよう構成されている。
【0011】 図2はセレクトレバー3,キーインタロックプレート5およびシフトロックプ レート7をそれぞれ回動可能に軸着するブラケット4の詳細構造を示すもので、 31はセレクトレバー3の上部に取付けられたノブ、32は該ノブ31内に嵌装 され傾斜カム面をもった押ボタン、33はスプリング34により上方にスライド するよう中空筒状のセレクトレバー3内に嵌装されその下端部にセレクトレバー 3の側外方に突出するロックピン33aを設けたロッド、41はブラケット4に 取付けられ上記ロックピン33aが嵌合案内されるガイド穴42が設けられたガ イドプレートで、上記押ボタン32を押圧操作することにより上記ロッド33は スプリング34に抗して押し下げられ該ロッド33の下端部に設けたロックピン 33aがガイド穴42の上縁に設けられた係合溝から離脱し、パーキング,ニュ ートラル,ドライビング等の各シフト位置を選択できるよう構成されている。
【0012】 5は上記ガイドプレート41に回動可能なるよう軸着される上方アーム部51 と、上記ガイドプレート41のガイド穴42の下縁にほぼ沿った案内部52aお よび該案内部52aの先端を上方に屈曲して形成したかぎ形溝52bを備えた側 方アーム部52と、キーインタロックケーブル6の一端が連結されるケーブル連 結部53aを備えた下方アーム部53とからなるキーインタロックプレート、5 4はブラケット4とキーインタロックプレート5の下方アーム部53との間にか け渡され該キーインタロックプレート5を時計回り方向に附勢するリターンスプ リング、55はキーインタロックプレート5のかぎ形溝52bがガイド穴42の パーキング位置側の下縁端部に位置するよう規制するストッパである。
【0013】 図3(A),(B)および図4(A),(B)はキーシリンダ1の詳細構造を 示すもので、11はキーシリンダ1内に回動可能なるよう嵌装されキープレート 2の回動操作により回動するローテータ、12は該ローテータ11の軸方向に所 定範囲摺動可能なるようキーシリンダ1に支持されその先端近傍に上記ローテー タ11に近接対向する爪部12aを有するスライダで、上記ローテータ11の外 周部にはストッパ部11aが設けられ、図3(A)および(B)に示すようにス ライダ12が摺動可能な所定範囲の先端部以外の位置にあるときキープレート2 の操作によるローテータ11のオフ位置(キープレート抜き取り位置)への回動 はストッパ部11aの側面とスライダ12の爪部12aとの当接によって拘止さ れ、図4(A)および(B)に示すようにスライダ12が摺動可能な所定範囲の 先端に位置し且つキープレート2の操作によりローテータ11が上記オフ位置に 回動したときはストッパ部11aの端面とスライダ12の爪部12aとの当接に よってスライダ12の軸方向の摺動が拘止されるよう構成されている。
【0014】 尚上記スプリング34のばね力はリターンスプリング54のばね力とキーイン タロックケーブル6およびスライダ12の摺動抵抗との加算値より大(各ばね力 は各レバー比を考慮した値とする)に設定されている。
【0015】 上記において、セレクトレバー3がパーキング位置以外のシフト位置にあると きは、キーインタロックプレート5は図3(C)の実線示のようにリターンスプ リング54にてストッパピン55に押しつけられたアンロック位置に保持されて いる。このアンロック位置では、側方アーム52の案内部52aはガイド穴42 の下縁にほぼ沿い、かぎ形溝52bはガイド穴42の上縁端部に形成したパーキ ング位置の係合溝42aの下方に位置している。
【0016】 上記キーインタロックプレート5がアンロック位置にあるときは、該キーイン タロックプレート5にキーインタロックケーブル6で連結されたスライダ12は 図3(A),(B)に示すように、爪部12aがローテータ11のストッパ部1 1aの側面に対向し、該ローテータ11のオフ位置への回動を拘止している。従 ってこの状態ではキープレート2をオフ位置に回動させて抜き取ることができな い。
【0017】 押ボタン32を押しロックピン33aを下降させてセレクトレバー3をパーキ ング位置に回動させると、先ず該ロックピン33aがアンロック位置にあるキー インタロックプレート5のかぎ形溝52b内に係合する。そして押ボタン32の 押圧を解除するとロックピン33aはスプリング34により上方へ移動して係合 溝42a内に係合しパーキング位置へのシフト操作が完了するが、そのときロッ クピン33aの上方への移動に引きずられてキーインタロックプレート5はリタ ーンスプリング54に抗して回動し、図4(C)に示すロック位置となる。
【0018】 このキーインタロックプレート5のアンロック位置からロック位置への回動は キーインタロックケーブル6を介してスライダ12に伝達され、該スライダ12 は図3(B)の実線示から鎖線示へとスライドし、図4(B)に示すように爪部 12aがローテータ11のストッパ部11aの側面からはずれた位置となり、ロ ーテータ11のオフ位置への回動が可能となり、キープレート2をまわしてオフ 位置として抜き取ることができる。
【0019】 ローテータ11がオフ位置になるとスライダ12の爪部12aは図4(A), (B)に示すようにストッパ部11aの端面に近接対向した位置となり、スライ ダ12のスライド移動は拘止され、該スライダ12にキーインタロックケーブル 6を介して連結されているキーインタロックプレート5はアンロック位置への回 動を拘止され、従ってローテータ11がオフ位置にあるときはセレクトレバー3 をパーキング位置以外のシフト位置にシフトすることができない。
【0020】 キープレート2を挿し込みオン操作するとローテータ11のストッパ部11a 端面がスライダ12の爪部12aに対向しない位置即ち図3(B)の鎖線示の位 置となり、スライダ12のスライドが可能となり、キーインタロックプレート5 のロック位置での拘止も解除される。
【0021】 上記のように、ローテータ11のストッパ部11aとスライダ12とキーイン タロックプレート5とキーインタロックケーブル6とからなる本考案の構成は、 セレクトレバー3がパーキング位置以外の位置にあるときは、イグニッションス イッチのオフ操作及びキープレートの抜き取りを不可能とし、セレクトレバー3 がパーキング位置にあり且つイグニッションスイッチがオフの状態ではセレクト レバーの他のシフト位置へのシフト操作を不可能とするという2つの機能を果た すものであり、これによりエンジンを停止させたときセレクトレバーは必ずパー キング位置にあり、次にエンジンをスタートさせるときもセレクトレバーが必ず パーキング位置に保持されているという所期の目的を的確に達成すことができる ものである。
【0022】 上記キーインタロックプレート5の案内部52aは、セレクトレバー3をパー キング位置にシフト操作する場合、ロックピン33aがスムーズにかぎ形溝52 bに入り込むようにするためのものである。
【0023】 即ち、ローテータ11のストッパ部11aとスライダ12とキーインタロック プレート5とキーインタロックケーブル6とからなる本考案の構成は、各構成部 品の構造及び組合せ構造が簡単で且つ堅牢であり、故障のおそれはほとんどない が、リターンスプリング54がはずれるとか切損するとかしてばねがきかなくな るというのが考えられる唯一の故障可能性である。このようにリターンスプリン グ54のばねが効かなくなっても、セレクトレバー3をパーキング位置から他の 位置にシフト操作するときは必ずロックピン33aの下降にてキーインタロック プレート5はアンロック位置に強制的に回動させられ、また一旦アンロック位置 になるとキーインタロックケーブル6及びスライダ12の摺動抵抗によってアン ロック位置に保持されるので機能上ほとんど問題はないが、万一キーインタロッ クプレート5がアンロック位置から幾分ずれた位置にあった場合はセレクトレバ ー3をパーキング位置に操作する場合ロックピン33aがかぎ形溝52b内にス ムーズに入らないといった問題が生じる。
【0024】 このようなとき上記のように案内部52aが設けてあると、パーキング位置に 操作した場合、ロックピン33aが案内部52aに当ってキーインタロックプレ ート5をアンロック位置に押し下げつつスムーズにかぎ形溝52bに係合するの で、機能上何ら問題は生じない。
【0025】 次にシフトロックプレート7について説明する。
【0026】 該シフトロックプレート7は、ブレーキペダル8を踏み込んでいないときは、 ガイド孔42の上縁に設けたパーキング位置の係合溝42aの下縁部に近接対向 し、該係合溝42aに係合しているロックピン33aが該係合溝42aより離脱 できないよう拘止し、ブレーキペダル8を踏み込むと該シフトロックプレート7 は係合溝42aの下縁部に対向しない位置に回動し、ロックピン33aが係合溝 42aより離脱できる状態とするものである。
【0027】 上記により、キープレート2をキーシリンダ1に挿し込みエンジンをスタート させた後、セレクトレバー3をパーキング位置から他の位置へシフト操作する場 合、必ずブレーキペダル8を踏み込んだ制動状態にあることになり、不注意なシ フト操作にて車体が動きだすといったことがないようにしている。
【0028】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、イグニッションスイッチのキーシリンダのロー テータに設けたストッパ部と、キーシリンダにスライド可能に支持したスライダ と、セレクトレバーを回動可能に支持するブラケットに回動可能に取付けたキー インタロックプレートと、該キーインタロックプレートとスライダとを連結する キーインタロックケーブルとからなる簡単なる構成によって、キーシリンダから キープレートを抜き取ったときセレクトレバーは必ずパーキング位置にあり、キ ープレートを抜き取った後はセレクトレバーはパーキング位置から他の位置への シフト操作ができないのでエンジンをスタートさせるときセレクトレバーが必ず パーキング位置にあり、不注意によりエンジン停止中やエンジン始動操作時車両 が動き出すことがあるといった問題を完全に防止することができる。
【0029】 また上記構成にブレーキペダルと連動するシフトロックプレートを追加するこ とにより、エンジンをスタートさせた後セレクトレバーをパーキング位置から他 のシフト位置にシフトする場合は必ず制動状態にあり、これにより車両のとび出 しを防止できるもので、全体構成が堅牢で機能を果たせなくなるような故障のお それはなく、信頼性の高いキーインタロック付きシフトロック装置を安価に提供 できるもので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車両のキーインタロック付きシフ
トロック装置の一例を示す全体斜視説明図である。
【図2】セレクトレバー及びキーインタロックプレート
をそれぞれ回動可能に支持するブラケット部の詳細構造
例を示すもので、(A)は縦断正面図、(B)は要部の
側面図である。
【図3】セレクトレバーがパーキング位置以外の位置に
ありキープレートがオン位置であるときの状態を示す動
作説明図で、(A)はキーシリンダの正面図、(B)は
キーシリンダの要部側面図、(C)はセレクトレバーと
キーインタロックプレートの関係を示す側面図である。
【図4】セレクトレバーをパーキング位置としキープレ
ートをオフ位置としたときの状態を示す動作説明図で、
(A)はキーシリンダの正面図、(B)はキーシリンダ
の要部側面図、(C)はセレクトレバーとキーインタロ
ックプレートとの関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1 キーシリンダ 2 キープレート 3 セレクトレバー 4 ブラケット 5 キーインタロックプレート 6 キーインタロックケーブル 7 シフトロックプレート 8 ブレーキペダル 9 シフトロックケーブル 11 ローテータ 11a ストッパ部 12 スライダ 33a ロックピン 34 スプリング 42 ガイド孔 42a 係合溝 52a 案内部 52b かぎ形溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットに回動可能に軸着されたセレ
    クトレバーが、少なくともパーキング位置ではスプリン
    グによりロックピンが上記ブラケットのガイド穴上縁に
    設けた係合溝に係合し、該セレクトレバーのノブ部に設
    けられている押ボタンの押圧操作にて上記ロックピンを
    スプリングに抗して押し下げ上記係合溝より下方に離脱
    させることによりパーキング位置以外のシフト位置にシ
    フトできるようになっている自動変速機操作装置を装備
    した車両において、外周部にストッパ部を設けたローテ
    ータと該ローテータの軸方向にスライド可能なるよう支
    持されたスライダとを備えたイグニッションスイッチの
    キーシリンダと、上記セレクトレバーのロックピンが係
    合するかぎ形溝を有し該かぎ形溝が上記ブラケットのガ
    イド穴下縁のパーキング位置側端部に位置するアンロッ
    ク位置と該かぎ形溝がガイド穴の上記係合溝に一致した
    ロック位置とに回動可能なるよう上記ブラケットに取り
    付けられたキーインタロックプレートと、該キーインタ
    ロックプレートをアンロック位置にばね保持するリター
    ンスプリングと、上記スライダとキーインタロックプレ
    ートとを連結するキーインタロックケーブルとからな
    り、キーインタロックプレートがアンロック位置にある
    ときはスライダがローテータのストッパ部側面に拘束さ
    れてキープレートの抜き取り位置への回動を拘止し、セ
    レクトレバーをパーキング位置とすると上記ロックピン
    がキーインタロックプレートのかぎ形溝に係合した状態
    でブラケットの係合溝に係合してキーインタロックプレ
    ートはロック位置となり、スライダはローテータのスト
    ッパ部側面からはずれた位置にスライドしてキープレー
    トの抜き取り位置への回動が可能となり、該キープレー
    トの抜き取り位置ではスライダがローテータのストッパ
    部端面に近接対向し該ストッパ部の端面にてスライダの
    スライドが拘束されキーインタロックプレートはロック
    位置に拘止されセレクトレバーがパーキング位置に拘止
    されるようになっていることを特徴とする車両のキーイ
    ンタロック付きシフトロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーインタロックプレ
    ートのかぎ形溝は、キーインタロックプレートのアンロ
    ック位置において上縁がブラケットのガイド穴下縁にほ
    ぼ沿う案内部となっている側方アーム部の先端を上方に
    かぎ形に屈曲させて形成されていることを特徴とする車
    両のキーインタロック付きシフトロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両のキーイン
    タロック付きシフトロック装置において、上記ブラケッ
    トに、該ブラケットのガイド穴の上記係合溝の下縁部に
    近接対向して該係合溝に係合しているロックピンを該係
    合溝より離脱できないよう拘止するシフトロックプレー
    トを回動可能に取り付け、該シフトロックプレートとブ
    レーキペダルとをシフトロックケーブルにて連結し、ブ
    レーキペダルを踏み込むと上記シフトロックプレートが
    係合溝の下縁部に対向しない位置に回動しロックピンの
    上記拘止を解除するようになっていることを特徴とする
    車両のキーインタロック付きシフトロック装置。
JP11009791U 1991-12-13 1991-12-13 車両のキーインタロック付きシフトロック装置 Pending JPH0549455U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135352A (ja) * 1984-03-27 1985-07-18 Isuzu Motors Ltd 変速レバーとハンドルのロック装置
JPH01197130A (ja) * 1988-02-01 1989-08-08 Mazda Motor Corp 自動変速機の操作装置
JPH01249527A (ja) * 1988-03-31 1989-10-04 Suzuki Motor Co Ltd 自動変速機のセレクトレバーロック装置

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