JPH0549421U - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH0549421U
JPH0549421U JP103462U JP10346291U JPH0549421U JP H0549421 U JPH0549421 U JP H0549421U JP 103462 U JP103462 U JP 103462U JP 10346291 U JP10346291 U JP 10346291U JP H0549421 U JPH0549421 U JP H0549421U
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temperature
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air
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正 佐山
研二 八木澤
徹夫 植木
太 新木
隆 大塚
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カルソニック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「自動車用空気調和装置」において、クール
ダウン時における車室内の冷却を自動的にかつ迅速に行
うこと。更に、自動車エンジンの遠隔始動に連動して作
動し、限られた時間内で事前冷房を十分に行い得る自動
車用空気調和装置を提供すること。 【構成】車室内温度を検出する内気センサ70と、車室
外温度を検出する外気センサ72と、雨滴を検出する雨
滴センサ73と、ウィンド類74の少なくとも1つを開
閉駆動するモータ75と、冷房空調運転を開始した場合
に、車室内温度Tiが車室外温度Taに基づく所定の温
度Ta+kよりも高く、かつ、雨滴を検出しないときに
は、モータ75を作動させてウィンド類74を開くオー
トアンプ(制御手段)65とを有する自動車用空気調和
装置である。また、自動車エンジン遠隔始動装置30の
コントローラ34にオートアンプ65を接続し、エンジ
ンが無線によって遠隔始動されるのに連動して上記自動
車用空気調和装置が作動するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車室内温度の変化を各種センサで検知し、車室内温度を設定された 温度に保つように、吹出風温度、吹出風量、空気吸込口、及び吹出口等の切り換 えを自動的に行う自動車用空気調和装置に係り、特に、クールダウン時の強制換 気を自動的に行って車室内を急速に冷却し得るようにしたものである。更に、こ の自動車用空気調和装置を、自動車のエンジンが無線によって遠隔始動されるの に連動して作動するようにし、車室内の事前冷房を十分に行い得るようにしたも のである。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動車用空気調和装置には、車室内温度を設定された温度に維持するこ とによって、乗員の快適性を向上させるようにしたオートエアコンと指称される ものがある。このオートエアコンは、外気温度、日射量の変化、あるいは乗員の 変動等による車室内温度の変化を各種センサで検知し、車室内温度を設定された 温度に保つように、吹出風温度、吹出風量、空気吸込口、及び吹出口の切り換え 等をオートアンプ(制御手段)で自動的に行うようになっている。
【0003】 自動車用空気調和装置は、周知のように、車室内空気あるいは外気を選択的に 取り込むインテークユニットと、取り込んだ空気を冷却するクーラユニットと、 空気を加熱して車室内の所定位置に吹き出すヒータユニットとを有し、これらを 連結して構成されている。クーラユニットには、冷媒が循環するエバポレータが 設けられ、このエバポレータで、冷媒と車室内に吹き出される空気との熱交換を 行って該空気を冷却するようになっている。
【0004】 また、自動車のエンジンを無線によって遠隔始動し、乗員が自動車に乗車する 前にエンジンを十分に暖機するようにした自動車エンジンの遠隔始動装置がある (実開昭61−174250号公報参照)。この自動車エンジンの遠隔始動装置 は、図7の概略ブロック図で示すように、発信者が操作する送信機10と、この 送信機10から送信されたエンジン始動指令を受信する無線機11と、自動車エ ンジン12を始動するエンジンスタータ13を前記エンジン始動指令に基づいて 作動させるコントローラ14とを有している。前記送信機10には遠隔エンジン 始動スイッチ15が設けられ、また、前記無線機11はアンテナ16と受信機1 7とを備えている。これら無線機11、エンジン12、エンジンスタータ13及 びコントローラ14は、車両に搭載されている。
【0005】 また、前記コントローラ14には、パーキングブレーキがセットされているこ とを検出するパーキングブレーキスイッチ、全てのドアが閉じられていることを 検出するドアスイッチ等のスイッチ群18が接続されている。
【0006】 この遠隔始動装置20の作動のメインフローを示すと図8の通りである。発信 者が送信機10の遠隔エンジン始動スイッチ15をオンすると、無線機11がエ ンジン始動指令を受信し、コントローラ14は、自動車エンジン12を始動する 際の安全チェックを行い(ステップS10)、始動条件が満足されていればエン ジンスタータ13を作動させてエンジン12を始動し(ステップS20)、暖機 が終了する所定時間経過後にエンジン12を停止するようになっている(ステッ プS30)。
【0007】 更に、前記公報(実開昭61−174250号公報)には、自動車エンジン1 2が無線によって遠隔始動されるのに連動して自動車用空気調和装置を作動させ て、車室内を事前に暖房したりあるいは冷房したりするようにした技術が提案さ れている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
夏期の炎天下で自動車を放置しておくと日射等の影響を受けるために、車室内 の温度は、外気温度よりも極めて高い高温度となっている。このようなときに乗 員がオートエアコンを作動させると、オートアンプは、乗員が設定した目標設定 温度と車室内温度との比較等の種々の演算を行い、吹出風温度、吹出風量、空気 吸込口、及び吹出口の切り換えを自動的に行って冷房空調運転を開始する。
【0009】 ところが、車室内が非常に高温となっているため、エバポレータで冷却された 低温の空気を車室内にいくら吹き出したとしても、車室内を迅速にクールダウン することができない。このようなときには、乗員はパワーウィンドやパワーサン ルーフ等を作動させてこれらウィンド類を開き、換気を行いつつ冷房空調運転を 継続している。これでは、ウィンド類を開く動作を乗員が行わなければならず、 乗員の操作が繁雑になるという欠点がある。
【0010】 また、自動車エンジン12が無線によって遠隔始動されるのに連動してオート エアコンを作動させて車室内を事前に冷房する場合にあっても、車室内が非常に 高温となっていることから、エンジン12が遠隔始動されて暖機後に停止される までの限られた時間内では、車室内を目標とする温度まで十分に冷却することが できないという問題があった。
【0011】 本考案者らは、夏期の炎天下で車室内が非常に高温となっている場合であって も、乗員の操作を繁雑にすることなく車室内を急速かつ確実に冷却すべく鋭意研 究した結果、本考案を完成するに至った。
【0012】 そこで、本考案の第1の目的は、クールダウン時に車室内を迅速に冷却し得る 自動車用空気調和装置を提供することにある。更に、本考案の第2の目的は、自 動車エンジンが無線によって遠隔始動されるのに連動して作動し、限られた時間 内で事前冷房を十分に行い得る自動車用空気調和装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するための本考案は、車室内温度を設定された温度に保 つように、吹出風温度を自動制御する自動車用空気調和装置であって、車室内の 温度を検出する車室内温度検出手段と、車室外の温度を検出する車室外温度検出 手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段と、パワーウィンドやパワーサンルーフ等 のウィンド類の少なくとも1つを開閉駆動するウィンド駆動手段と、冷房空調運 転を開始した場合に、前記車室内温度検出手段で検出した車室内温度が前記車室 外温度検出手段で検出した車室外温度に基づく所定の温度よりも高く、かつ、前 記雨滴検出手段で雨滴を検出しないときには、前記ウィンド駆動手段を作動させ て前記ウィンド類を開く制御手段とを有することを特徴とする自動車用空気調和 装置である。
【0014】 上記第2の目的を達成するための本考案は、前記自動車用空気調和装置は、発 信者が操作する送信機と、この送信機から送信されたエンジン始動指令を受信す る無線器と、自動車エンジンを始動するエンジンスタータを前記エンジン始動指 令に基づいて作動させるコントローラとを有する自動車エンジン遠隔始動手段に 組み込まれ、前記制御手段を前記コントローラに接続し、前記エンジンが無線に よって遠隔始動されるのに連動して作動するようにしたものである。
【0015】
【作用】
このように構成した自動車用空気調和装置にあっては、冷房空調運転を開始し た場合に、車室内温度検出手段で検出した車室内温度が車室外温度検出手段で検 出した車室外温度に基づく所定の温度よりも高く、かつ、雨滴検出手段で雨滴を 検出しないときには、制御手段によりウィンド駆動手段が作動する。これにより 、パワーウィンドやパワーサンルーフ等のウィンド類の少なくとも1つが開いて クールダウン時の強制換気が行われるため、車室内が非常に高温となっていると きであっても、乗員の操作を繁雑にすることなく車室内が急速に冷却されること になる。
【0016】 また、この自動車用空気調和装置を自動車エンジン遠隔始動手段に組み込むこ とによって、当該自動車用空気調和装置は自動車エンジンが無線によって遠隔始 動されるのに連動して作動し、冷房空調運転を開始した場合に、車室内温度が車 室外温度に基づく所定の温度よりも高く、かつ、雨滴を検出しないときには、制 御手段によりウィンド駆動手段が作動する。これにより、ウィンド類が開いてク ールダウン時の強制換気が行われるため、限られた時間内で車室内温度を目標と する温度まで冷却することができる。従って、車室内が非常に高温となっている ときであっても、エンジンの暖機に合わせて、車室内の事前冷房が十分に行われ ることになる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置を組み込んだ自動車エ ンジンの遠隔始動装置を示す概略構成図、図2は、遠隔始動装置の作動を示すメ インフロー、図3は、図2に示されるエンジン始動安全チェックのサブルーチン 、図4は、図2に示されるエンジン・オン制御のサブルーチン、図5は、図2に 示されるオートエアコン・オン・オフ制御のサブルーチン、図6は、図2に示さ れるエンジン・オフ制御のサブルーチンであり、図7に示した部材と共通する部 材には同一の符号を付して、その説明は一部省略する。
【0018】 先ず、図1に示される自動車エンジンの遠隔始動装置30について説明する。 遠隔始動装置30は、図示するように、発信者が操作する送信機10と、この送 信機10から送信されたエンジン始動指令を受信する無線機11と、自動車エン ジン12を始動するエンジンスタータ13を前記エンジン始動指令に基づいて作 動させるコントローラ34とを有している。前記送信機10には遠隔エンジン始 動スイッチ15と、エンジン12が始動した際にホーン39を鳴らすことを要求 するエンジン始動確認スイッチ35とが設けられている。
【0019】 前記コントローラ34には、パーキングブレーキがセットされていることを検 出するパーキングブレーキスイッチ、全てのドアが閉じられていることを検出す るドアスイッチ、ボンネットが閉じられていることを検出するボンネットスイッ チ、及び、オートマチック車のセレクトレバーがパーキングポジションに入って いることを検出するパーキングポジションスイッチ等のスイッチ群18が接続さ れている。これら各スイッチは、マイクロスイッチ等から構成され、所定の事項 を検出するとそれぞれオン信号を出力するようになっている。また、コントロー ラ34には、ホーン39が接続されている。
【0020】 次ぎに、自動車用空気調和装置40について説明する。図示する自動車用空気 調和装置40はいわゆるオートエアコン40であり、これに取り付けられた各種 ドア46、54、59〜61の駆動等を制御するためのオートアンプ(制御手段 に相当する)65を有し、このオートアンプ65が前記遠隔始動装置30のコン トローラ34に接続されている。そして、図示するオートエアコン40は、自動 車エンジン12が無線によって遠隔始動されるのに連動して作動し、車室内の事 前空調を行うようになっている。
【0021】 自動車用空気調和装置40は、周知のように、車室内空気あるいは外気を選択 的に取り込むインテークユニット41と、取り込んだ空気を冷却するクーラユニ ット42と、空気を加熱して車室内の所定位置に吹き出すヒータユニット43と を有し、これらを連結して構成されている。
【0022】 前記インテークユニット41には、車室内空気を取り込む内気導入口44と、 外気を取り込む外気導入口45とが形成され、これら導入口44、45を選択的 に開閉するインテークドア46が開閉自在に設けられている。例えば、このイン テークドア46を、内気導入口44を閉じ外気導入口45を開く位置に回動する と、吸気モードは外気導入モードとなる。また、取り込んだ空気をクーラユニッ ト42に送るために、ファンモータMにより駆動されるファン47が設けられて いる。ファンモータMへの印加電圧を調整することにより、ファン47をLo( 低速)運転したり、Hi(高速)運転したりできるようになっている。
【0023】 前記クーラユニット42には、冷媒が循環するエバポレータ48が内蔵され、 冷媒と空気との熱交換を行い、該空気を冷却するようになっている。このエバポ レータは、図示しないコンプレッサ、コンデンサ、膨張弁等と共に冷房サイクル を構成している。
【0024】 前記ヒータユニット43には、空気を加熱するヒータコア49がバイパス通路 50を有するように設けられている。ヒータコア49にはエンジン冷却水が循環 しており、ヒータコア49は、エンジン冷却水と空気との熱交換を行い、該空気 を加熱するようになっている。車室内に吹き出す空気の温度は、ヒータコア49 を通過する空気量と、バイパス通路50を通過する空気量との比率を変えること によってなされており、このため、ヒータコア49の前面にはミックスドア54 が開閉自在に設けられている。このミックスドア54を図中Hで示すフルホット 位置に回動すると、空気は全量ヒータコア49を通って最大暖房運転となり、図 中Cで示すフルクール位置に回動すると、空気は全量バイパス通路50を通って 最大冷房運転となる。また、ミックスドア54をフルホット位置H及びフルクー ル位置Cを除く中間位置Mに回動した場合には、クーラユニット42からの空気 はその回動位置に応じた比率でヒータコア49とバイパス通路50とを通り、所 定の温度に調整される。
【0025】 ヒータコア49の下流には、ヒータコア49を通過し加熱された温風と、バイ パス通路50を通過した冷風とを混合するミックス室55が形成されている。こ のミックス室55内の空気を取り出すために、デフロスト口56と、ベント口5 7と、フット口58とがヒータユニット43に設けられている。デフロスト口5 6からの空気は、デフダクト(図示せず)を介してウィンドの内面に向けて吹き 出され、ベント口57からの空気は、ベントダクト(図示せず)を介して乗員の 上半身に向けて吹き出され、フット口58からの空気は、フットダクト(図示せ ず)を介して乗員の足元に向けて吹き出される。また、前記各口56、57、5 8には、これらを開閉するためのデフロストドア59、ベントドア60、フット ドア61(これらを総称して「モードドア」ともいう)が開閉自在に設けられて いる。
【0026】 自動車用空気調和装置40の空調モードには、乗員の上半身に向けて空気を吹 き出すベントモード、足元に向けて空気を吹き出すフットモード、頭寒足熱空調 を行うバイレベルモード、ウィンドの曇りを除去するデフモード等の種々のモー ドがある。これらの空調モードは、前記モードドア59〜61の位置を切り替え ることにより実現されている。例えば、ベントモードの場合には、デフロストド ア59及びフットドア61はそれぞれデフロスト口56とフット口58とを閉じ 、ベントドア60はベント口57を最大に開いている。
【0027】 オートエアコン40は、外気温度、日射量の変化、あるいは乗員の変動等によ る車室内温度の変化を各種センサで検知し、車室内温度を設定された温度に保つ ように、吹出風温度、吹出風量、空気吸込口、及び吹出口の切り換えを自動的に 行うものである。前記オートアンプ65には、インテークドア46を駆動するイ ンテークドアアクチュエータ66、ファンモータMへの印加電圧を調整するファ ンコントロール回路67、ミックスドア54を駆動するミックスドアアクチュエ ータ68、モードドア59〜61を駆動するモードドアアクチュエータ69が接 続されている。また、オートアンプ65には、車室内温度を抵抗値に変換して検 出する内気センサ(車室内温度検出手段に相当する)70、外気温度を抵抗値に 変換して検出する外気センサ(車室外温度検出手段に相当する)72、ボンネッ トの上面等に設置され雨滴を検出する雨滴センサ(雨滴検出手段に相当する)7 3等のセンサ群、オートエアコン40作動時にコンプレッサを作動させるための A/Cスイッチ71等のスイッチ類が接続されている。そして、オートアンプ6 5は、内蔵されたマイクロコンピュータによって、スイッチ類やセンサ群からの 入力信号を演算処理して、各アクチュエータ66、68、69やファンコントロ ール回路67を総合的に制御している。
【0028】 また、近年の自動車には、パワーウィンドやパワーサンルーフ等のように電動 駆動されるウィンド類74が設けられており、これらウィンド類74はパワーウ ィンドモータやパワーサンルーフモータ等のモータ(ウィンド駆動手段に相当す る)75によって開閉駆動される。このモータ75は、ウィンド類74の開閉動 作を制御するためのウィンド類制御アンプ76に接続されている。
【0029】 更に、本実施例の自動車用空気調和装置40にあっては、オートアンプ65に 前記ウィンド類制御アンプ76が接続されている。このオートアンプ65は、A /Cスイッチ71がオンされて冷房空調運転を開始した場合に、内気センサ70 で検出した車室内温度Ti(℃)が外気センサ72で検出した車室外温度Ta( ℃)に基づく所定の温度(Ta+k、但しkは定数)よりも高く、かつ、雨滴セ ンサ73で雨滴を検出しないときには、モータ75を作動させてウィンド類74 を開く制御信号をウィンド類制御アンプ76に出力するように構成されている。 更にこの場合には、オートアンプ65は、吸気モードを外気導入モードに設定す る制御信号をインテークドアアクチュエータ66に出力し、ファン47をHi( 高速)運転する制御信号をファンコントロール回路67に出力し、ミックスドア 54をフルクール位置Cに回動する制御信号をミックスドアアクチュエータ68 に出力し、空調モードをベントモードに設定する制御信号をモードドアアクチュ エータ69に出力するように構成されている。
【0030】 前記所定の温度(Ta+k)を決定する定数kには所望の値を適宜選択して設 定することができるが、例えば+5℃と設定すると、雨滴センサ73で雨滴を検 出しないときつまり雨天でないときには、車室内温度Ti(℃)が車室外温度T a(℃)よりも5℃高くなっていれば、オートエアコン40による冷房空調運転 を開始するとウィンド類74が開くことになる。一方、雨天のときや、車室内温 度Ti(℃)が車室外温度Ta(℃)よりも5℃高くなっていないときには、冷 房空調運転を開始してもウィンド類74が開くことはない。また、定数kに0( ゼロ)あるいは負の値(例えば、−2℃)を設定し、車室内温度Tiが車室外温 度Taよりも高いときあるいは車室外温度Taより若干低い温度よりも高いとき にも、ウィンド類74が開き得るように構成しても良い。
【0031】 次ぎに、本実施例の自動車用空気調和装置40の作動を、図2に示すメインフ ロー、図3〜図6に示す各サブルーチンに基づいて説明する。
【0032】 図2に示すように、発信者が送信機10の遠隔エンジン始動スイッチ15をオ ンすると、無線機11がエンジン始動指令を受信し、コントローラ34は、エン ジン12を始動する際の安全チェックを開始する(ステップS10)。
【0033】 このエンジン始動安全チェック(ステップS10)のサブルーチンがスタート すると、図3に示すように、コントローラ34は、スイッチ群18の各スイッチ がオンしているか否かを判断し(ステップS11〜S14)、全ての始動条件が 満足されている場合、つまり、パーキングブレーキがセットされ(S11)、か つ、全てのドアが閉じられ(S12)、かつ、ボンネットが閉じられ(S13) 、かつ、セレクトレバーがパーキングポジションに入っている(S14)場合に のみエンジンスタート信号を出力し(ステップS15)、メインフローチャート に戻る。一方、ステップS11〜S14における始動条件のうち1つでも満足さ れない場合には、ステップS16に進んで所定のエンジン停止処理操作が行われ る。
【0034】 始動条件の全てが満足された場合には、コントローラ34は、エンジン・オン 制御を開始する(ステップS20)。
【0035】 このエンジン・オン制御(ステップS20)のサブルーチンがスタートすると 、図4に示すように、コントローラ34は、エンジンスタータ13を作動させて 自動車エンジン12を始動する(ステップS21)。ステップ22で、オルタネ ータの発電状態からエンジン12が始動したと判断した場合には、コントローラ 34に内蔵されたタイマーがスタートする(ステップS23)。エンジン始動か らt2 秒経過するまでに発信者が送信機10のエンジン始動確認スイッチ35を オンすると、無線機11がこれを受信して、コントローラ34は、ホーン39を 1秒間鳴らしてメインフローチャートに戻る(ステップS24〜26)。発信者 はホーンが鳴ったことにより、エンジン12が正常に始動したことを認識する。 また、エンジン始動からt2 秒経過するまでにエンジン始動確認スイッチ35が オンされないときには、ホーン39を鳴らさずにメインフローチャートに戻る( ステップS24)。一方、ステップ22でエンジン始動に失敗したと判断した場 合には、エンジン始動安全チェック(ステップS10)からのエンジン始動が2 回まで行われ(ステップS27、28)、3回以上失敗したときにはステップS 29に進んで所定のエンジン停止処理操作が行われる。
【0036】 エンジン12が始動した場合には、コントローラ34は、オートエアコン・オ ン・オフ制御を開始する(ステップS30)。
【0037】 このオートエアコン・オン・オフ制御(ステップS30)のサブルーチンがス タートすると、図5に示すように、コントローラ34は、オートエアコン40の オートアンプ65のリセット処理を行い、目標設定温度Tsを例えば25℃と設 定した後(ステップS31)、A/Cスイッチ71をオンしてオートエアコン4 0を作動させる(ステップS32)。ステップS33では、内気センサ70で検 出した車室内温度Tiと、前記目標設定温度Tsとの比較を行い、車室内温度T iが目標設定温度Tsよりも高い場合、つまり、冷房空調運転が必要な場合には 、ステップ34に進む。このステップ34では、車室内温度Tiと、外気センサ 72で検出した車室外温度Taに基づく所定の温度(Ta+k)との比較を行い 、日射等の影響により車室内温度Tiが車室外温度Taよりも+k℃(例えば、 5℃)高くなっているときには、ステップ35に進む。このステップ35では、 雨滴センサ73で雨滴を検出したかどうか、つまり雨天かどうかを判断し、雨滴 センサ73により雨滴を検出しない場合には、ステップ36に進む。
【0038】 このステップ36で、オートアンプ65は、吸気モードを外気導入モードに設 定する制御信号をインテークドアアクチュエータ66に出力し、ファン47をH i(高速)運転する制御信号をファンコントロール回路67に出力し、ミックス ドア54をフルクール位置Cに回動する制御信号をミックスドアアクチュエータ 68に出力し、空調モードをベントモードに設定する制御信号をモードドアアク チュエータ69に出力する。これにより、車室内よりも低温の車室外空気のみが 高速回転するファン47によってオートエアコン40に取り込まれ、この空気は エバポレータ48を通過する際に冷媒で冷却され、ベント口57から車室内に吹 き出される。更に、ステップ37で、オートアンプ65は、ウィンド類74を開 く制御信号をウィンド類制御アンプ76に出力する。これによりモータ75が駆 動してパワーウィンドやパワーサンルーフ等のウィンド類74が開かれ、車室内 に吹き出された冷風により当該車室内の熱気がウィンド類74から放出され、ク ールダウン時の強制換気が自動的に行われることになる。
【0039】 ウィンド類74を開放して強制換気を行いつつ事前冷房運転を継続すると(ス テップS33〜S38)、車室内温度Tiは、徐々に低下して所定の温度(Ta +k)よりも低くなる。ステップS34で車室内温度Tiが所定の温度(Ta+ k)よりも低いと判断すると、ステップ40に進み、オートアンプ65は、ウィ ンド類74を閉じる制御信号をウィンド類制御アンプ76に出力する。これによ りモータ75が駆動され、パワーウィンドやパワーサンルーフ等のウィンド類7 4が閉じられて強制換気が終了する。更に、ステップ41に進んで、通常のオー トエアコン制御を行うモードに移行し、オートアンプ65は、内蔵されたマイク ロコンピュータによって、スイッチ類やセンサ群からの入力信号を演算処理して 、各アクチュエータ66、68、69やファンコントロール回路67を総合的に 制御し、車室内温度Tiを目標設定温度Tsとするように、吹出風温度(ミック スドア54の回動制御)、吹出風量(ファンモータMへの印加電圧制御)、空気 吸込口及び吹出口の切り換え(インテークドア46、モードドア59〜61の回 動制御)を自動的に行う。
【0040】 また、冷房空調運転の開始時あるいはその運転途中において、ステップS35 で雨滴センサ73が雨滴を検出したときにはステップS40に進み、上述したの と同様に、ウィンド類74を閉じたままあるいは閉じて、通常のオートエアコン 制御を行う(ステップS41)。
【0041】 ウィンド類74を閉じて通常のオートエアコン制御による事前冷房運転を継続 すると(ステップS40、S41、S38)、コントローラ34は、タイマーが オートエアコン40の始動からt3 秒をカウントすると(ステップS38)、A /Cスイッチ71をオフしてオートエアコン40を停止させる(ステップS39 )。これによりオートエアコン40による事前冷房が終了して、メインフローチ ャートに戻る。
【0042】 オートエアコン40がオフされると、コントローラ34は、エンジン・オフ制 御を開始する(ステップS50)。
【0043】 このエンジン・オフ制御(ステップS50)のサブルーチンがスタートすると 、図6に示すように、コントローラ34は、ステップS23でスタートしたタイ マーがエンジン始動からt1 秒(t2 <t3 <t1 )をカウントすると(ステッ プS51)、エンジンオフ信号を出力する(ステップS52)。そして、ステッ プS53に進み、所定のエンジン停止処理操作が行われる。エンジン始動から停 止までの時間t1 は、暖機等が終了する10分〜20分程度の任意の時間が設定 されるようになっている。
【0044】 このように本実施例のオートエアコン40は、冷房空調運転を開始する場合に 、車室内温度Tiが車室外温度Taよりもk℃(例えば、5℃)高くなっており 、かつ、雨天でないときには、ウィンド類74を開いてクールダウン時の強制換 気を自動的に行うようにしたため、夏期の炎天下で車室内が非常に高温となって いる場合であっても、乗員の操作を繁雑にすることなく車室内を急速かつ確実に 冷却することができる。
【0045】 また、本実施例のオートエアコン40では、自動車エンジン12の遠隔始動に 連動して作動して車室内の事前冷房を行う場合にも、上記条件を満足するときに はウィンド類74を開いてクールダウン時の強制換気を自動的に行うようにした ため、所定時間の間に車室内を目標設定温度Tsまで確実に冷却することができ る。これにより、車室内が非常に高温となっている場合であっても、エンジン1 2の暖機に合わせて車室内の事前冷房を十分に行うことができ、その後に乗って くる乗員に対して快適な温感を与えることが可能となった。
【0046】 尚、上述した実施例では、ウィンド類制御アンプ76をオートエアコン65に 接続した場合を図示したが、ウィンド類制御アンプ76をコトローラ34に接続 し該コントローラ34でウィンド類の開閉を行うようにしても良い。また、ウィ ンド類74の開度は、微小開から全開まで適宜選択することができる。更に、ウ ィンド類74は、そのうちの少なくとも1つが電動駆動されるように構成されて いれば良い。
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自動車用空気調和装置は、車室内温度を設定さ れた温度に保つように、吹出風温度を自動制御する自動車用空気調和装置であっ て、車室内の温度を検出する車室内温度検出手段と、車室外の温度を検出する車 室外温度検出手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段と、パワーウィンドやパワー サンルーフ等のウィンド類の少なくとも1つを開閉駆動するウィンド駆動手段と 、冷房空調運転を開始した場合に、前記車室内温度検出手段で検出した車室内温 度が前記車室外温度検出手段で検出した車室外温度に基づく所定の温度よりも高 く、かつ、前記雨滴検出手段で雨滴を検出しないときには、前記ウィンド駆動手 段を作動させて前記ウィンド類を開く制御手段とを有するので、冷房空調運転を 開始した場合に、車室内温度が車室外温度に基づく所定の温度よりも高く、かつ 、雨滴検出手段で雨滴を検出しないときには、ウィンド類の少なくとも1つが開 かれてクールダウン時の強制換気が自動的に行われる。これにより、車室内が非 常に高温となっているときであっても、乗員の操作を繁雑にすることなく車室内 を急速に冷却することができるという効果を奏する。
【0048】 また、前記自動車用空気調和装置は、発信者が操作する送信機と、この送信機 から送信されたエンジン始動指令を受信する無線器と、自動車エンジンを始動す るエンジンスタータを前記エンジン始動指令に基づいて作動させるコントローラ とを有する自動車エンジン遠隔始動手段に組み込まれ、前記制御手段を前記コン トローラに接続し、前記エンジンが無線によって遠隔始動されるのに連動して作 動するようにしたので、エンジンの遠隔始動に連動して自動車用空気調和装置で 冷房空調運転を開始した場合に、車室内温度が車室外温度に基づく所定の温度よ りも高く、かつ、雨滴を検出しないときには、ウィンド類の少なくとも1つが開 かれてクールダウン時の強制換気が自動的に行われる。これにより、車室内が非 常に高温となっているときであっても、限られた時間内で車室内温度を目標とす る温度まで冷却することができ、エンジンの暖機に合わせて、車室内の事前冷房 を十分に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装
置を組み込んだ自動車エンジンの遠隔始動装置を示す概
略構成図
【図2】 図1に示される遠隔始動装置の作動を示すメ
インフロー
【図3】 図2に示されるエンジン始動安全チェックの
サブルーチン
【図4】 図2に示されるエンジン・オン制御のサブル
ーチン
【図5】 図2に示されるオートエアコン・オン・オフ
制御のサブルーチン
【図6】 図2に示されるとエンジン・オフ制御のサブ
ルーチン
【図7】 従来の遠隔始動装置を示す概略ブロック図
【図8】 図7に示される遠隔始動装置の作動を示すメ
インフロー
【符号の説明】
10…送信機 11…無線器 12…
自動車エンジン 20、30…自動車エンジンの遠隔始動装置(自動車エ
ンジン遠隔始動手段) 34…コントローラ 40…自動車用空気調和装置
(オートエアコン) 65…オートアンプ 70…内気センサ(車室内温度
検出手段) 72…外気センサ(車室外温度検出手段) 73…雨滴センサ(雨滴検出手段) 74…ウィンド類 75…モータ(ウィンド駆動手段) 76…オートアン
プ(制御手段) Ti…車室内温度 Ta…車室外温度 Ta+k…車室外温度に基づく所定の温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新木 太 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内 (72)考案者 大塚 隆 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内温度を設定された温度に保つよう
    に、吹出風温度を自動制御する自動車用空気調和装置で
    あって、 車室内の温度(Ti)を検出する車室内温度検出手段(70)
    と、 車室外の温度(Ta)を検出する車室外温度検出手段(72)
    と、 雨滴を検出する雨滴検出手段(73)と、 パワーウィンドやパワーサンルーフ等のウィンド類(74)
    の少なくとも1つを開閉駆動するウィンド駆動手段(75)
    と、 冷房空調運転を開始した場合に、前記車室内温度検出手
    段(70)で検出した車室内温度(Ti)が前記車室外温度検出
    手段(72)で検出した車室外温度(Ta)に基づく所定の温度
    (Ta+k)よりも高く、かつ、前記雨滴検出手段(73)で雨滴
    を検出しないときには、前記ウィンド駆動手段(75)を作
    動させて前記ウィンド類(74)を開く制御手段(65)とを有
    することを特徴とする自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】発信者が操作する送信機(10)と、この送信
    機(10)から送信されたエンジン始動指令を受信する無線
    器(11)と、自動車エンジン(12)を始動するエンジンスタ
    ータ(13)を前記エンジン始動指令に基づいて作動させる
    コントローラ(34)とを有する自動車エンジン遠隔始動手
    段(30)に組み込まれ、前記制御手段(65)を前記コントロ
    ーラ(34)に接続し、前記エンジン(12)が無線によって遠
    隔始動されるのに連動して作動するようにしてなる請求
    項1記載の自動車用空気調和装置。
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