JPH0547963A - パツケージ - Google Patents

パツケージ

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Publication number
JPH0547963A
JPH0547963A JP23413191A JP23413191A JPH0547963A JP H0547963 A JPH0547963 A JP H0547963A JP 23413191 A JP23413191 A JP 23413191A JP 23413191 A JP23413191 A JP 23413191A JP H0547963 A JPH0547963 A JP H0547963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
heat
heat dissipation
semiconductor chip
mold layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23413191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tsuji
正博 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP23413191A priority Critical patent/JPH0547963A/ja
Publication of JPH0547963A publication Critical patent/JPH0547963A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体チップから発せられる熱を効率よく放熱
しうるようにする。 【構成】半導体チップをモールドする樹脂モールド層2
0の表面に放熱用の凹凸部を設ける。この凹凸部は、直
線状の凹部70及び凸部80を樹脂モールド層20の上
面に複数設けることにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパッケージに関するもの
である。更に詳しくは、半導体集積回路,パワートラン
ジスタ等の半導体電子部品用のパッケージに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の中には多くの素子が入
っているため、電力消費に伴う発熱も大きい。そこで、
従来より半導体集積回路からの放熱を行うために、様々
な構造のパッケージが提案されている。
【0003】なかでも、リードフレームを通じて放熱を
行うパッケージが主流となっている。最近の半導体集積
回路の小型化,高集積化に伴い、半導体集積回路の放熱
効果をより高めるために、例えば、金属製(通常、銅製)
の放熱板や放熱フィン,ヒートスプレッダ等を用いて放
熱させるパッケージが知られている。
【0004】図6に示すパッケージは、半導体チップが
搭載されたリードフレームの一部を放熱フィン90とし
て、リードピン45と同様に樹脂モールド層20外に導
出させることによって、放熱を行うものである。
【0005】また、SMD(Surface Mount Device)のパ
ッケージに関しては、図7に示すように樹脂モールド層
20の内部に設けられているアイランド50上にヒート
スプレッダという金属製の放熱板95が設けられたもの
もある。この放熱板95は、半導体チップ10が搭載さ
れた面の裏面に位置し、樹脂モールド層20から一部露
出することによって放熱効果を上げている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6及び図7
に示す従来例では、放熱板や放熱フィンとパッケージに
用いられている樹脂との熱膨張係数の差によって、内部
ストレスが発生し、放熱板等と樹脂モールド層とが界面
で剥離してしまうといった問題がある。その結果、剥離
した部分から空気中の水分が進入しやすくなるため、耐
湿性が大きく劣化してしまうことになる。
【0007】また、図7の従来例では、金属製の放熱板
やそれを製造するための特殊な金型等が必要となるた
め、大幅なコストアップとなる。更に、放熱板を取り付
ける工程も必要となるので、製造行程数が増加してしま
うといった問題もある。
【0008】このような問題点から、従来のパッケージ
によれば、パッケージの大きさ,材料,リードフレーム
の材質,形状等でパッケージパワーが決まってしまうこ
とになる。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であって、行程数の増加,コストアップ及び耐湿性の劣
化を伴うことなく、半導体チップから発せられる熱を効
率よく放熱しうるパッケージを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のパッケージは、半導体チップをモールドする樹
脂モールド層の表面に放熱用の凹凸部を設けたことを特
徴としている。
【0011】
【作用】樹脂モールド層の表面に放熱用の凹凸部が設け
られているので、外気とパッケージとの接触面積が拡大
され、熱交換がより速やかに行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1の斜視図で示す本発明の第1実施例は、リー
ドピン45が四方側面に設けられたプラスチックQFP
(Quad Flat Package)において、半導体チップ(図示せ
ず)をモールドする樹脂モールド層20の上側表面の全
面に放熱用の凹凸部を設けたものである。この凹凸部
は、凹部70と凸部80とから成っている。従来のパッ
ケージは表面が平坦な形に形成されているので、従来品
の上面に直線状の断面がコの字形状の溝を複数設けるこ
とにより、図1に示す形状に構成することができる。
【0013】尚、樹脂モールド層20を構成する樹脂と
しては、従来より一般的に用いられている溶融シリカ樹
脂等を用いることができるが、結晶シリカ樹脂等の高熱
伝導樹脂を用いることによって放熱効果を更に向上させ
ることができる。
【0014】図2は、本発明の第2実施例の縦断面を示
す端面図であり、凹部70及び凸部80から成る凹凸部
が、樹脂モールド層20の上側及び下側の面に設けられ
ているほかは、前記第1実施例と同様の構成となってい
る。樹脂モールド層20内には、リードフレームで構成
されたアイランド50上に半導体チップ10がマウント
されている。半導体チップ10は、リードフレームで構
成されたリードピン45とボンディングワイヤ30で接
続されている。また、リードピン45は、基板60上に
平面実装されている。
【0015】図3は、本発明の第3実施例の斜視図であ
り、凹凸部が波状の凹部71及び凸部81から成ってい
るほかは、前記第1実施例と同様の構成となっている。
即ち、本実施例における樹脂モールド層20の上面は、
同図に示すように曲面で構成されており、断面が波状構
造となっている。従って、温度変化や樹脂の硬化等によ
って樹脂モールド層20に生じる内部ストレスが緩和さ
れやすくなり、クラックの発生原因となる応力集中を回
避しやすくなる。
【0016】また、上記第1〜第3実施例の凹凸部を構
成する溝として、例えば断面がくの字形状の溝,断面が
台形状の溝等を用いてもよく、様々な形状の溝を組み合
わせて用いてもよい。
【0017】図4は、本発明の第4実施例の斜視図であ
り、凹凸部が平坦な樹脂モールド層20の上面に半球状
凸部85を複数設けることによって形成されているほか
は、前記第1実施例と同様の構成となっている。本実施
例における樹脂モールド層20上面の凹凸部は、前記第
1〜第3実施例と比べて樹脂モールド層20の各面に対
する機械的な方向性が小さい。従って、温度変化や樹脂
の硬化等によって樹脂モールド層20に生じる内部スト
レスが緩和されやすくなり、クラックの発生原因となる
応力集中を回避しやすくなる。
【0018】図5は、本発明の第5実施例の斜視図であ
り、凹凸部が平坦な樹脂モールド層20の上面に半球状
凹部(ディンプル構造)75を複数設けることによって形
成されているほかは、前記第4実施例と同様の構成とな
っている。
【0019】また、第4及び第5実施例の凹凸部を構成
する凹部,凸部として、例えば円錐形の凸部,三角錐形
の凸部,円錐形の凹部,三角錐形の凹部等を用いてもよ
く、それらを組み合わせたものを用いてもよい。
【0020】従来、樹脂モールド層の表面から積極的に
放熱を行おうとしたパッケージはないが、本来、半導体
集積回路においては、その構造上、半導体チップ10上
面からの発熱が最も多い。従って、樹脂モールド層20
の表面、なかでも上面を凹凸形状にすることによりパッ
ケージの表面積が拡大された上記各実施例によれば、パ
ッケージ表面からの放熱効果が高く、熱放散性に優れる
ため、パッケージパワーが向上する。これは、外気とパ
ッケージ表面との接触面積が拡大されることにより、パ
ッケージ内部の半導体チップ10からの発熱が速やかに
外気への放熱となるからである。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、半導
体チップをモールドする樹脂モールド層の表面に放熱用
の凹凸部を設けることによって、行程数の増加,コスト
アップ及び耐湿性の劣化を伴うことなく、半導体チップ
から発せられる熱を効率よく放熱しうるパッケージを実
現することができる。
【0022】その結果、パッケージの大きさ等で決定さ
れていたパッケージパワーが大幅に改善され、より高集
積化,高速化された半導体集積回路の搭載が可能とな
る。また、SMD用パッケージ等については、表面積の
大幅な増加により、製造工程における乾燥時間の短縮が
可能となる。更に、樹脂モールド層の内部応力が分散す
るので、クラックの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の外観を示す斜視図。
【図2】本発明の第2実施例の縦断面の端面図。
【図3】本発明の第3実施例の外観を示す斜視図。
【図4】本発明の第4実施例の外観を示す斜視図。
【図5】本発明の第5実施例の外観を示す斜視図。
【図6】従来例の外観を示す斜視図。
【図7】他の従来例の縦断面の端面図。
【符号の説明】
10 …半導体チップ 20 …樹脂モールド層 30 …ボンディングワイヤ 45 …リードピン 50 …アイランド 60 …基板 70 …凹部 71 …凹部 75 …半球状凹部 80 …凸部 81 …凸部 85 …半球状凸部 90 …放熱フィン 95 …放熱板(ヒートスプレッダ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップをモールドする樹脂モールド
    層の表面に放熱用の凹凸部を設けたことを特徴とする半
    導体電子部品用のパッケージ。
JP23413191A 1991-08-20 1991-08-20 パツケージ Pending JPH0547963A (ja)

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JP23413191A JPH0547963A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 パツケージ

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JP23413191A JPH0547963A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 パツケージ

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JPH0547963A true JPH0547963A (ja) 1993-02-26

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ID=16966127

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JP23413191A Pending JPH0547963A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 パツケージ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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