JPH0547789Y2 - - Google Patents

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JPH0547789Y2
JPH0547789Y2 JP13901589U JP13901589U JPH0547789Y2 JP H0547789 Y2 JPH0547789 Y2 JP H0547789Y2 JP 13901589 U JP13901589 U JP 13901589U JP 13901589 U JP13901589 U JP 13901589U JP H0547789 Y2 JPH0547789 Y2 JP H0547789Y2
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はオープンカツト工法などにより造成
した高速道路や各種施設などに面する傾斜した法
面あるいは崩壊のおそれのある急傾斜地などの法
面保護工の造成の際に用いる型枠に関する。
〔従来の技術〕
第5図乃至第12図はラツプフレーム工法と称
する従来技術を示すもので、第6図はBはこの工
法に用いる型枠である。1はその左右一対の側板
で、この両側板1を複数の連結枠2により連結し
たものである。
上記の左右の側板1の材料は硬質のプラスチツ
ク板、厚紙、メタルラス、クリンプ金網などであ
る。
連結枠2は細い鋼棒などからなる上下の横棒4
間に、同材料からなる複数の縦棒6を適当間隔で
配置し、横棒4と縦棒6の交点を溶接などの手段
で結合したもので、上下の横棒4の両端を側板1
に回動自在に連結する。
第5図、第6図のように側板1が金鋼の場合は
各横棒4の両端を第8図、第9図のように輪状の
連結部7とし、この連結部7を側板1の係合部8
に回動自在に係合させる。
また、側板1が板状の場合、第10図のように
横棒4の端部9を下向きに曲げ、この端部を側板
1の内側に固定した連結具10の縦孔に回動自在
に係合させる方法のもの、第11図、第12図の
ように側板1の孔に横棒4の端部を挿入し、同横
棒4端の輪状部11に抜止部材12を係合させた
ものなどがある。
上記のような従来の型枠Bは、各連結枠2が側
板1に対して回動できるように取付けてあるか
ら、各連結枠2を側板1に沿わせると左右の側板
1が接近して扁平で嵩ばらない形状となり、運搬
などに便利である。
現場に運んだ型枠Bは第6図のように左右の側
板1を開いて目的の場所に設置するが、その前に
現場の目的の場所に鉄筋を配置しておく。
すなわち、現場の型枠設置予定個所に、下側ス
ターラツプと称する複数の上向きコ字形の下側横
筋14を適当間隔で配置し、この横筋14上に複
数の下部主鉄筋15を平行に並べる。
そして、横筋14と主鉄筋15の交点を細い針
金などの結束線18により結束し、同じく金属線
19を第7図のように横筋14と両端の主鉄筋1
5の間に斜に張つて横筋14を倒れないように、
垂直に保持せしめる。
上記のように設置した鉄筋の上方から、左右の
側板1が横筋14の外側になり、横筋14が曲が
らないように注意しながら型枠Bを設置する。
つぎに型枠Bの上部の横棒4上に複数の上部主
鉄筋16を平行に並べその上から複数の下向きコ
字形の上側スターラツプと称する上側の横筋17
を装着し、横筋14,17および主鉄筋16を結
束線により結束する。
その後、型枠B内にモルタルおよびコンクリー
トを打設する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来技術による型枠は、現場にあらかじ
め下部鉄筋15と下側横筋14を設置したのちで
ないと型枠Bを設置できないが、型枠Bの連結枠
2には複数の縦棒6が固定してあり、この縦棒6
の下端が現場に設置した下部主鉄筋15に当るこ
となく設置できるためには下部主鉄筋15の設置
間隔を正確に設置しなければならないのできわめ
て面倒であり、下側横筋14は現場取付けである
から正確な取付けは困難であるなどの問題があつ
た。
この考案の課題は上記の問題点を解決して、あ
らかじめ型枠を設置した後、鉄筋を容易に設置で
きるような型枠を得ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は左右
の側板を連結する各連結枠は、上向きコ字形の下
側横筋と、その両側辺の上下と両側板の上下を回
動自在に連結する上下一対の連結片からなり、同
じく下部横筋の両側部の上端近くの内側には、上
部主鉄筋受用の横棒をそれぞれ固定し、この各横
棒の内端は若干の開口が生じるように相対向せし
めた法面保護工造成用型枠を提供する。
また、上記下部横筋の両側辺の上下と両側板の
上下を連結する上下の各連結片の外端は両側板を
貫通して、両側板の外側上下に沿わせた長手方向
の棒材に巻き付け、同じく上下の各連結片は両側
板の内側に沿わせた縦方向の棒材に固定した型枠
を提供する。
〔作用〕
この考案の型枠は、上記の構成であり、連結枠
を側板に沿わせて両側板を接近させた状態で運搬
し、現場の型枠設置場所で両側板を開いて設置す
る。
つぎに、複数の下部主鉄筋を左右の横棒間の開
口から下側横筋内に入れてその底辺上に適当間隔
で配置し、さらに複数の上部主鉄筋を、上記左右
の横棒上に配置する。
つぎに、複数の下向きコ字形の上側横筋を、そ
の両側辺が、両端の上部主鉄筋の外側となり、各
下側横筋の両側辺と重なるように装着する。
その後、型枠内にモルタルおよびコンクリート
を打設する。
〔実施例〕
第1図、第2図に示す実施例において、Aは型
枠で、左右一対の側板21を連結枠22で連結し
たもので、側板21は従来のものと同じ材料を用
いたものであるが、図示例では板状である。連結
枠22は下側スターラツプと称する上向きコ字形
の下側横筋23の両側下端に鋼棒からなるL形の
ピン24をそれぞれ溶接などの手段で固定し、こ
のピン24および同上横筋23の両側辺の上部に
鋼棒からなる短かい上下の連結片25の内端の輪
状部26を回動自在に連結する。
各連結片25の外端は両側板21の上下を貫通
して側板21の外側に突出させ、外端の屈曲部2
8を同側板21の外側の上下に添接させた長手方
向の鋼棒などからなる棒材29に巻き付ける。
また、両側板21の内側には鋼棒からなる縦方
向の棒材30の複数の各上下の連結片25に接す
るように配置して、この棒材30と各連結片25
とを溶接などの手段で結合する。
ただし、この側板21と連結片25の連結部分
は任意の構造となし得る。
また、下側横筋23の下部辺上に、例えば鋼棒
を短かく切つた左右一対の突部31を溶接などの
手段で固定し、同横筋23の両側辺の上端近くの
内側に、内端を上方に屈曲して係止部32とした
鋼棒からなる短かい横棒33を溶接などの手段で
固定する。
前記左右の横棒33の内端は若干の開口34が
生じるように間隔をおいて対向させる。
上記の第2の実施例の型枠Aは、その連結枠2
2を側板21に沿わせて両側板21を接近させた
状態で運搬し、現場の型枠設置場所で両側板21
を開いて設置する。
つぎに、複数の下部主鉄筋35を開口34から
入れて下側横筋23の下部辺上に適当間隔で配置
するが、このとき突部31で位置決めする。さら
に複数の上部主鉄筋36を、横棒33上に配置す
る。
上記のように主鉄筋35,36を配置したの
ち、上側スターラツプと称する複数の下向きコ字
形の上側横筋37を、その両側辺が両端の上部主
鉄筋36の外側となり、各下側横筋23の両側辺
と重なるように装着する。
その後、型枠A内にモルタルおよびコンクリー
トを打設する。
〔考案の効果〕
この考案の型枠は上記のように、左右の側板を
連結する連結枠に下側横筋を用いたから、従来の
型枠のように、現場で下側横筋を配置する必要が
ない。
また、各下側横筋の両側辺上端近くに左右1対
の横棒を固定してこの両横棒の内端の間を開口と
したものであるから、型枠を設置したのち、下部
主鉄筋を開口から側板内に入れて下側横筋上に並
べることができ、上部主鉄筋も左右の上部横棒上
に装着できる。
従つて、現場の設置場所において、先に下部横
筋や下部主鉄筋を配置しておいて、そのあと型枠
を設置するものに比較して下部主鉄筋の配置はき
わめて容易である。
さらに、下側横筋は工場生産により側板に取付
けるので形状やピツチが正確である。
また、下側横筋と、左右の側板とは上下一対の
連結片を介して回動自在に連結されているから左
右の側板の接近離反が容易であり、左右の側板の
外側上下に沿わせた長手方向の棒材に上下の各連
結片の外端を巻き付け、同じく上下の各連結片は
両側板の内側に沿わせた縦方向の棒材に固定する
ことにより左右の連結片と側板の連結が強固とな
り、側板が縦横の棒材で補強されるなどの効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案型枠の実施例を示す斜視図、
第2図は同上の設置状態の縦断正面図、第3図は
同上の一部切欠拡大平面図、第4図は第2図−
線の拡大横断平面図、第5図は従来の型枠の設
置状態の縦断正面図、第6図は同上の分解斜視
図、第7図は同上一部の拡大側面図、第8図は同
上の側板と連結枠の係合部の一部切欠拡大側面
図、第9図は同上の一部横断平面図、第10図、
第11図は側板と連結枠の係合部の他の各例を示
す一部切欠拡大側面図、第12図は第11図に示
すものの一部横断平面図である。 21……側板、22……連結枠、23……下側
横筋、24……ピン、25……連結片、28……
屈曲部、29,30……棒材、31……突部、3
2……係止部、33……横棒、34……開口、3
5……下部主鉄筋、36……上部主鉄筋、37…
…上側横筋、A……型枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右一対の側板の内側に複数の連結枠を配置
    し、この各連結枠の両端を両側板に対して回動
    自在に連結した型枠において、上記各連結枠
    は、上向きコ字形の下側横筋と、その両側辺の
    上下と両側板の上下を回動自在に連結する上下
    一対の連結片からなり、同じく下部横筋の両側
    部の上端近くの内側には、上部主鉄筋受用の横
    棒をそれぞれ固定し、この各横棒の内端は若干
    の開口が生じるように相対向せしめた法面保護
    工造成用型枠。 (2) 上記下部横筋の両側辺の上下と両側板の上下
    を連結する上下の各連結片の外端は両側板を貫
    通して、両側板の外側上下に沿わせた長手方向
    の棒材に巻き付け、同じく上下の各連結片は両
    側板の内側に沿わせた縦方向の棒材に固定した
    請求項1記載の法面保護工造成用型枠。
JP13901589U 1989-11-29 1989-11-29 Expired - Lifetime JPH0547789Y2 (ja)

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