JPH0547714U - 床暖房装置 - Google Patents
床暖房装置Info
- Publication number
- JPH0547714U JPH0547714U JP9660591U JP9660591U JPH0547714U JP H0547714 U JPH0547714 U JP H0547714U JP 9660591 U JP9660591 U JP 9660591U JP 9660591 U JP9660591 U JP 9660591U JP H0547714 U JPH0547714 U JP H0547714U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- floor heating
- overheat prevention
- prevention element
- heating panel
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床暖房パネル内での結線を少なくして製作を
容易にする。 【構成】 スイッチング素子とサーマルスイッチと温度
ヒューズとをチップ内に内蔵して温度過昇防止素子5を
形成する。温度過昇防止素子5を発熱抵抗線6に接続し
てヒーター7を作成する。このヒーター7を床暖房パネ
ル8内に組み込む。ヒーター7には温度過昇防止素子5
が一体に設けられており、床暖房パネル8内でヒーター
7に温度過昇防止素子5を結線するような必要がなくな
る。
容易にする。 【構成】 スイッチング素子とサーマルスイッチと温度
ヒューズとをチップ内に内蔵して温度過昇防止素子5を
形成する。温度過昇防止素子5を発熱抵抗線6に接続し
てヒーター7を作成する。このヒーター7を床暖房パネ
ル8内に組み込む。ヒーター7には温度過昇防止素子5
が一体に設けられており、床暖房パネル8内でヒーター
7に温度過昇防止素子5を結線するような必要がなくな
る。
Description
【0001】
本考案は、室内の床面に敷設して床において室内を暖房できるようにした床暖 房装置に関するものである。
【0002】
床暖房パネル内にニクロム線等の発熱抵抗線で形成されるヒーターを組み込ん で作成される床暖房装置には、スイッチング素子とサーマルスイッチと温度ヒュ ーズから形成される温度過昇防止装置が組み込まれている。 図5はその回路図を示すものであり、スイッチング素子1とサーマルスイッチ 2と温度ヒューズ3をそれぞれプリント配線板10に実装して温度過昇防止装置 11を作成し、ニクロム線等の発熱抵抗線6を絶縁フィルム等でラミネートして ヒーター7を作成し、このヒーター7と温度過昇防止装置11を床暖房パネル内 に組み込むと共に床暖房パネル内でヒーター7と温度過昇防止装置11の各リー ド線12を接続するようになっている。
【0003】
このように、床暖房装置を製作するにあたって床暖房パネル内でヒーター7と 温度過昇防止装置11の各リード線17を結線する必要があり、製作上非常に手 間がかかるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、床暖房パネル内での結線を少 なくして製作が容易になる床暖房装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案に係る床暖房装置は、スイッチング素子1とサーマルスイッチ2と温度 ヒューズ3とをチップ4内に内蔵して温度過昇防止素子5を形成し、温度過昇防 止素子5を発熱抵抗線6に直列に接続してヒーター7を作成し、このヒーター7 を床暖房パネル8内に組み込んで成ることを特徴とするものである。
【0005】
スイッチング素子1とサーマルスイッチ2と温度ヒューズ3とをチップ4内に 内蔵することによって温度過昇防止素子5を小さな部品として作成することがで き、この温度過昇防止素子5を発熱抵抗線6に接続することによって温度過昇防 止素子5を一体に組み込んだヒーター7を作成することができる。このために床 暖房パネル8内でヒーター7に温度過昇防止素子5を結線するような必要がなく なる。
【0006】
以下本考案を実施例によって詳述する。 図4はスイッチング素子1とサーマルスイッチ2と温度ヒューズ3とを樹脂モ ールディングしてチップ4内に内蔵することによって、上下に薄く且つ小型に作 成した温度過昇防止素子5を示すものであり、温度過昇防止素子5内でスイッチ ング素子1とサーマルスイッチ2と温度ヒューズ3は図3に示すような回路構成 で接続してあり、この回路の両端はチップ4の両側端から端子12として突出さ せてある。従来のようにスイッチング素子1とサーマルスイッチ2と温度ヒュー ズ3をプリント配線板にバラバラに実装する場合にはまとまりが悪くなるが、こ のように樹脂モールディングしてチップ4内に内蔵することによって、まとまり を良くすることができるものである。
【0007】 またニクロム線などの発熱抵抗線6を図2のように蛇行させて配置すると共に この発熱抵抗線6を紙などのシート13の表面に貼って固定し、これを絶縁フィ ルム14で上下からラミネートすることによって面状のヒーター7を形成するこ とができるが、上記のスイッチング素子1とサーマルスイッチ2と温度ヒューズ 3とをチップ4内に内蔵して作成した温度過昇防止素子5を発熱抵抗線6の途中 に接続し、このように発熱抵抗線6に温度過昇防止素子5を接続した状態で発熱 抵抗線6と温度過昇防止素子5を共に絶縁フィルム14でラミネートすることに よって面状のヒーター7を形成するようにしてある。温度過昇防止素子5は上下 に薄く且つ小型に作成されているためにヒーター7に一体化することができるも のであり、ヒーター7内での温度過昇防止素子5の取付け位置や個数は自由に設 計することができる。温度過昇防止素子5を一体に設けることによってヒーター 7内の回路構成は図3のようになっている。温度過昇防止素子5と発熱抵抗線6 の接続は端子12に発熱抵抗線6を半田付け等することによって容易におこなう ことができる。
【0008】 上記のように作成される面状のヒーター7を床暖房パネル8内に組み込むこと によって図1に示すような床暖房装置を製作することができる。床暖房パネル8 は基板15と表面板16とで形成してあり、基板15と表面板16との間にヒー ター7を挟み込むことによってヒーター7を床暖房パネル8内に組み込むことが できる。このとき、ヒーター7内には発熱抵抗線6に接続した状態で温度過昇防 止素子5が一体化して設けてあるために、床暖房パネル8内でヒーター7と温度 過昇防止素子5とを結線したりして接続するような必要がなくなるものである。 また、図1のように複数のヒーター7を床暖房パネル8内に組み込んで床暖房装 置を形成するにあたって、温度過昇防止素子5はヒーター7内に設けられている ために、各ヒーター7毎に温度過昇防止素子5で温度制御することができ、部分 的に昇温しても床暖房装置の全てのヒーター7が切れることなく昇温した一部の ヒーター7のみが切れるというように部分的な温度調整ができるものである。
【0009】
上記のように本考案は、スイッチング素子とサーマルスイッチと温度ヒューズ とをチップ内に内蔵して温度過昇防止素子を形成し、温度過昇防止素子を発熱抵 抗線に接続してヒーターを作成し、このヒーターを床暖房パネル内に組み込むよ うにしたので、スイッチング素子とサーマルスイッチと温度ヒューズとをチップ 内に内蔵して小さな部品として作成した温度過昇防止素子を発熱抵抗線に接続す ることによって、温度過昇防止素子を一体に組み込んだヒーターを作成すること ができるものであり、床暖房パネル内でヒーターに温度過昇防止素子を結線する ような必要がなくなって、床暖房パネル内での結線を少なくして製作を容易にお こなうことができるものである。
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】同上のヒーターの平面図である。
【図3】同上のヒーターの回路図である。
【図4】同上の温度過昇防止素子を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は斜視図である。
(a)は平面図、(b)は斜視図である。
【図5】従来例の回路図である。
1 スイッチング素子 2 サーマルスイッチ 3 温度ヒューズ 4 チップ 5 温度過昇防止素子 6 発熱抵抗線 7 ヒーター 8 床暖房パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング素子とサーマルスイッチと
温度ヒューズとをチップ内に内蔵して温度過昇防止素子
を形成し、温度過昇防止素子を発熱抵抗線に直列に接続
してヒーターを作成し、このヒーターを床暖房パネル内
に組み込んで成る床暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9660591U JPH0547714U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9660591U JPH0547714U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 床暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547714U true JPH0547714U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14169503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9660591U Pending JPH0547714U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547714U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139938A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 床暖房パネルの安全装置 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP9660591U patent/JPH0547714U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139938A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 床暖房パネルの安全装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981110 |