JPH0628793Y2 - シート状ヒータ - Google Patents

シート状ヒータ

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JPH0628793Y2
JPH0628793Y2 JP1988087409U JP8740988U JPH0628793Y2 JP H0628793 Y2 JPH0628793 Y2 JP H0628793Y2 JP 1988087409 U JP1988087409 U JP 1988087409U JP 8740988 U JP8740988 U JP 8740988U JP H0628793 Y2 JPH0628793 Y2 JP H0628793Y2
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JP
Japan
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terminals
sheet
resistor
resistors
terminal
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JP1988087409U
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章 岡本
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシート状をしたヒータに関し、特に発熱量の可
変なシート状ヒータに関する。
〔従来の技術〕
従来のシート状ヒータは、第4図に示すように、ポリイ
ミド樹脂,シリコン樹脂等の耐熱絶縁シート11の表面
に銅ニッケル合金等の抵抗体12を帯状に延設し、この
抵抗体12の両端に端子13,14を接続形成した構成
となっている。そして、これら端子13,14に通電す
ることにより、抵抗体12を発熱させ、ヒータとして利
用している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来のシート状抵抗は、抵抗体12の幅や長さ
等によって端子13,14間の抵抗値が決定されるた
め、一定の入力電流,入力電圧では発熱量が一定のもの
に限定される。このため、異なる発熱量を得たい場合に
は、複数枚のシート状ヒータを使用するか、異なる抵抗
値に形成したシート状ヒータを使用する必要があり、シ
ート状ヒータを複数枚,多品種用意しなければならず、
管理が面倒になるとともに経済的にも不利になる。
本考案は上述した問題を解消し、1つのシート状ヒータ
で異なる発熱量を容易に得ることができるシート状ヒー
タを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のシート状ヒータは、絶縁シート上に2本の抵抗
体を帯状にかつ平行な状態で略全面にわたって均一に形
成し、この抵抗体の両端に夫々端子を形成するととも
に、抵抗体の中間位置に中間端子を形成し、これら端子
と中間端子を任意に選択して通電し得るように構成して
いる。
〔作用〕
上述した構成では、端子及び中間端子を選択して通電す
ることにより、通電端子間の抵抗値を任意に変更でき、
発熱の均一さを維持したまま発熱量を変化させる。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の平面図である。ポリイミド
樹脂,シリコン樹脂等の耐熱性絶縁シート1の表面に、
銅ニッケル合金等の抵抗体を帯状にしかも絶縁シート1
の略全面にわたって均一に延設している。ここでは、2
本の抵抗体2A,及び2Bを平行に、しかもつづら折り
状に配設している。そして、抵抗体2Aの両端に各々端
子3A,4Aを接続形成するとともに、その中間位置に
中間端子5Aを接続形成している。同様に、抵抗体2B
の両端に各々端子3B,4Bを接続形成し、かつその中
間位置に中間端子5Bを接続形成している。
したがって、この構成では、第2図に等価回路を示すよ
うに、端子3Aと4Aの間には中間端子5Aを挟んで夫
々抵抗値Rの抵抗が構成されることになる。同様に、端
子3Bと4Bの間にも中間端子5Bを挟んで夫々抵抗値
Rの抵抗が構成されることになる。
このシート状ヒータによれば、第3図(a)のように端
子3A,3Bと4A,4Bを夫々リード線(図に破線で
示す、以下同じ)を用いて短絡すれば、端子3A(3
B),4A(4B)間の抵抗値はRとなる。また、第3
図(b)のように端子4A,4Bのみを短絡すれば、端
子3A,3B間の抵抗値は4Rとなる。更に、第3図
(c)のように端子3A,3B,4A,4Bを全て短絡
し、かつ中間端子5A,5Bを短絡すれば、端子3A
(3B,4A,4B)と中間端子5A(5B)間の抵抗
はR/4となる。また、第3図(d)のように端子3Aと
端子4Aのみを選べば、両者の間の抵抗は2Rとなる。
更に、第3図(e)のように端子3Bと4Bを短絡すれ
ば、端子3B(4B)と中間端子5Bとの間の抵抗はR/
2となる。
これにより、第3図(a)乃至(e)の任意の端子接続
を採用することにより、5種の抵抗値を得ることが可能
となり、一定の入力電圧,入力電流にかかわらず5段階
の発熱量を得ることが可能となる。
また、この実施例では抵抗体2A,2Bを絶縁シート1
の全面につづら折り状に配設しているため、第3図のよ
うに抵抗体を選択的に利用する場合でも、絶縁シート1
の全面にわたって均一な発熱を得ることができる。
なお、抵抗体の本数や中間端子の数は、絶縁シートの面
積やヒータの用途に応じて適宜増加させることができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、絶縁シート上の略全面に
わたって均一に形成した2本の帯状で平行な抵抗体の両
端及び中間位置に夫々端子を形成し、これら端子を任意
に選択して通電することにより、通電端子間の抵抗値を
任意に変更でき、発熱の均一さを維持したまま1枚のシ
ート状ヒータにおける発熱量を変化させ、管理の容易化
を図るとともに、経済的にも有利になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図はその等価
回路図、第3図(a)乃至第3図(e)は異なる発熱量
を得るための異なる接続状態を示す回路図、第4図は従
来のシート状ヒータの平面図である。 1……絶縁シート、2A,2B……抵抗体、3A,3
B,4A,4B……端子、5A,5B……中間端子、1
1……絶縁シート、12……抵抗体、13,14……端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁シート上に2本の抵抗体を帯状にかつ
    平行な状態で略全面にわたって均一に形成し、これら抵
    抗体の両端に夫々端子を形成するとともに、各抵抗体の
    中間位置に中間端子を形成し、これらの端子と中間端子
    を任意に選択して通電し得るように構成したことを特徴
    とするシート状ヒータ。
JP1988087409U 1988-06-30 1988-06-30 シート状ヒータ Expired - Lifetime JPH0628793Y2 (ja)

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JP1988087409U JPH0628793Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 シート状ヒータ

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Publication Number Publication Date
JPH028894U JPH028894U (ja) 1990-01-19
JPH0628793Y2 true JPH0628793Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31312022

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JP1988087409U Expired - Lifetime JPH0628793Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 シート状ヒータ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419158A (en) * 1977-07-13 1979-02-13 Hitachi Ltd Film type adjusted parts
JPS6017591U (ja) * 1983-07-15 1985-02-06 山本 昌夫 可変型遠赤外線面発熱体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH028894U (ja) 1990-01-19

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