JPH0547162A - 音楽データの記録・再生方法 - Google Patents
音楽データの記録・再生方法Info
- Publication number
- JPH0547162A JPH0547162A JP3226453A JP22645391A JPH0547162A JP H0547162 A JPH0547162 A JP H0547162A JP 3226453 A JP3226453 A JP 3226453A JP 22645391 A JP22645391 A JP 22645391A JP H0547162 A JPH0547162 A JP H0547162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- score
- music
- recording
- music data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕従来のディジタルオーディオ・システムやコン
ピュータミュージック・システムでは実現不能な新規な
機能を備えた音楽データの記録・再生方法を提供する。 〔構成〕記録段階では、図1のデータフォーマットに例
示するように、歌唱や演奏をディジタル化した音声デー
タと、この音声データに対応する楽譜をコード化した楽
譜データのそれぞれを1小節ごとにタイムコードを付加
し時間軸上に離散させながら混在させたものを音楽デー
タとして光ディスクに記録する。再生段階では、光ディ
スクから読出した音楽データを音声データと楽譜データ
とに分離しながら音声データについては直ちに再生する
と共に、楽譜データについてはタイムコードに基づき音
声データとの同期をとりながら自動演奏装置や楽譜表示
装置に転送する。
ピュータミュージック・システムでは実現不能な新規な
機能を備えた音楽データの記録・再生方法を提供する。 〔構成〕記録段階では、図1のデータフォーマットに例
示するように、歌唱や演奏をディジタル化した音声デー
タと、この音声データに対応する楽譜をコード化した楽
譜データのそれぞれを1小節ごとにタイムコードを付加
し時間軸上に離散させながら混在させたものを音楽デー
タとして光ディスクに記録する。再生段階では、光ディ
スクから読出した音楽データを音声データと楽譜データ
とに分離しながら音声データについては直ちに再生する
と共に、楽譜データについてはタイムコードに基づき音
声データとの同期をとりながら自動演奏装置や楽譜表示
装置に転送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用のオーディオ・
システムなどに利用される音楽データの記録・再生方法
に関するものである。
システムなどに利用される音楽データの記録・再生方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、CDなどの光ディスクに歌唱や演
奏などの音声信号をディジタル化して記録し再生する高
品質のディジタルオーディオ(DA)システムや、パソ
コンとシンセサイザーとをMIDIインタフェースを介
して組合わせたコンピュータミュージック・システムな
どが普及しつつある。
奏などの音声信号をディジタル化して記録し再生する高
品質のディジタルオーディオ(DA)システムや、パソ
コンとシンセサイザーとをMIDIインタフェースを介
して組合わせたコンピュータミュージック・システムな
どが普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のDAシステ
ムでは、コンピュータミュージック・システムのような
楽器の種類や音程の変更などができず、また、コンピュ
ータミュージック・システムではDAシステムのような
多量かつ良質のオーディオデータを記録し再生すること
ができないという問題がある。
ムでは、コンピュータミュージック・システムのような
楽器の種類や音程の変更などができず、また、コンピュ
ータミュージック・システムではDAシステムのような
多量かつ良質のオーディオデータを記録し再生すること
ができないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の音楽データの記
録・再生方法は、歌唱と演奏の少なくとも一方をディジ
タル化した音声データと、この音声データに対応する楽
譜をコード化した楽譜データのそれぞれを1小節ごとに
タイムコードを付加し時間軸上に離散させながら混在さ
せたものを音楽データとして光ディスクに記録する記録
段階と、この光ディスクから読出した音楽データを音声
データと楽譜データとに分離しながら音声データについ
ては直ちに再生し、楽譜データについては上記タイムコ
ードに基づき音声データとの同期をとりながら自動演奏
装置と楽譜表示装置の少なくとも一方に転送する再生段
階とから成り、従来のDAシステムやコンピュータミュ
ージック・システムでは実現できない新規な機能を実現
するように構成されている。
録・再生方法は、歌唱と演奏の少なくとも一方をディジ
タル化した音声データと、この音声データに対応する楽
譜をコード化した楽譜データのそれぞれを1小節ごとに
タイムコードを付加し時間軸上に離散させながら混在さ
せたものを音楽データとして光ディスクに記録する記録
段階と、この光ディスクから読出した音楽データを音声
データと楽譜データとに分離しながら音声データについ
ては直ちに再生し、楽譜データについては上記タイムコ
ードに基づき音声データとの同期をとりながら自動演奏
装置と楽譜表示装置の少なくとも一方に転送する再生段
階とから成り、従来のDAシステムやコンピュータミュ
ージック・システムでは実現できない新規な機能を実現
するように構成されている。
【0005】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる音楽デー
タの記録・再生方式の記録段階において作成される音楽
データの構成の一例を示すデータフォーマット図であ
る。
タの記録・再生方式の記録段階において作成される音楽
データの構成の一例を示すデータフォーマット図であ
る。
【0006】図1の上段に示すように、歌唱や演奏ある
いは伴奏付き歌唱をディジタル化した音声データがCD
ーROMのメイン領域に記録されると共に、このCDー
ROMのサブコード領域には対応の楽譜データがコード
化されて記録される。音楽データは、図1中段に示すよ
うに、音声データは1小節ごとにタイムコード(TC)
が付加されてメイン領域に記録される。同様に、対応の
楽譜コードも1小節ごとにタイムコードが付加されてサ
ブ領域に記録される。1小節分の楽譜データは図1の下
段に例示するように、その小節の先頭からの経過時間を
示すオフセット時間T1 ,T2 ,T3 ・・・と各オフセ
ット時間に出現する音譜の種類と演奏に使用する楽器の
種類などから構成されている。
いは伴奏付き歌唱をディジタル化した音声データがCD
ーROMのメイン領域に記録されると共に、このCDー
ROMのサブコード領域には対応の楽譜データがコード
化されて記録される。音楽データは、図1中段に示すよ
うに、音声データは1小節ごとにタイムコード(TC)
が付加されてメイン領域に記録される。同様に、対応の
楽譜コードも1小節ごとにタイムコードが付加されてサ
ブ領域に記録される。1小節分の楽譜データは図1の下
段に例示するように、その小節の先頭からの経過時間を
示すオフセット時間T1 ,T2 ,T3 ・・・と各オフセ
ット時間に出現する音譜の種類と演奏に使用する楽器の
種類などから構成されている。
【0007】図2は、上記データフォーマットに従って
CDーROMに記録された音楽データの再生段階で使用
される再生装置の構成を示すブロック図であり、1はC
Dドライバ、2はCDデコーダ、3は音声データ再生装
置、4は楽譜データデコーダ、5はタイムコード比較
部、6はメモリ、7はプロセッサ、8はタイムコードレ
ジスタ、9はMIDIコントローラ、10は表示コント
ローラ、11はシステムバス、12はシンセサイザ、1
3は表示装置、14は入力装置である。
CDーROMに記録された音楽データの再生段階で使用
される再生装置の構成を示すブロック図であり、1はC
Dドライバ、2はCDデコーダ、3は音声データ再生装
置、4は楽譜データデコーダ、5はタイムコード比較
部、6はメモリ、7はプロセッサ、8はタイムコードレ
ジスタ、9はMIDIコントローラ、10は表示コント
ローラ、11はシステムバス、12はシンセサイザ、1
3は表示装置、14は入力装置である。
【0008】CDーROMに記録された音楽データは、
CDドライバ1を介してCDデコーダ2に読出され、誤
り訂正などの処理を受けながら、音声データと楽譜デー
タとに分離される。分離された音声データは音声データ
再生装置3に転送されて直ちに再生され、楽譜データは
楽譜データデコダ4に転送される。音声データの各小節
の先頭に付加されているタイムコードは、CDデコーダ
2からタイムコード比較部5に転送される。
CDドライバ1を介してCDデコーダ2に読出され、誤
り訂正などの処理を受けながら、音声データと楽譜デー
タとに分離される。分離された音声データは音声データ
再生装置3に転送されて直ちに再生され、楽譜データは
楽譜データデコダ4に転送される。音声データの各小節
の先頭に付加されているタイムコードは、CDデコーダ
2からタイムコード比較部5に転送される。
【0009】楽譜データデコーダ4は、CDデコーダ2
から受取った楽譜データをデコードして小節単位でメモ
リ6に書込む。プロセッサ7はメモリ6に書込まれた最
も古い未処理の楽譜データのタイムコードを読出し、こ
れをタイムコードレジスタ8に設定する。タイムコード
比較部5は、CDデコーダ2から転送されてくるタイム
コードとタイムコードレジスタ8に設定中のタイムコー
ドとを比較し、比較結果が一致するとプロセッサ7に割
込みをかける。
から受取った楽譜データをデコードして小節単位でメモ
リ6に書込む。プロセッサ7はメモリ6に書込まれた最
も古い未処理の楽譜データのタイムコードを読出し、こ
れをタイムコードレジスタ8に設定する。タイムコード
比較部5は、CDデコーダ2から転送されてくるタイム
コードとタイムコードレジスタ8に設定中のタイムコー
ドとを比較し、比較結果が一致するとプロセッサ7に割
込みをかける。
【0010】この割込みを受けたプロセッサ7は、メモ
リ7から最も古い未処理の楽譜データを読出し、各オフ
セット時間に同期して対応の音譜の種類や楽器の種類な
どをMIDIコントローラ9と表示コントローラ10に
転送する。MIDIコントローラ9の制御のもとにシン
ゼサイザー12から音が発生され、表示コントローラ1
0の制御のもとに表示装置13に譜面などが表示され
る。
リ7から最も古い未処理の楽譜データを読出し、各オフ
セット時間に同期して対応の音譜の種類や楽器の種類な
どをMIDIコントローラ9と表示コントローラ10に
転送する。MIDIコントローラ9の制御のもとにシン
ゼサイザー12から音が発生され、表示コントローラ1
0の制御のもとに表示装置13に譜面などが表示され
る。
【0011】この再生装置のユーザーは、演奏に使用さ
れている楽器の種類の変更や追加、あるいは音程の変更
などを入力装置4を介してプロセッサ7に指令すること
ができる。プロセッサ7は、メモリ6から読出した楽譜
データに上記ユーザが指定した変更や追加を施しながら
MIDIコントローラ9や表示コントローラ10に転送
する。
れている楽器の種類の変更や追加、あるいは音程の変更
などを入力装置4を介してプロセッサ7に指令すること
ができる。プロセッサ7は、メモリ6から読出した楽譜
データに上記ユーザが指定した変更や追加を施しながら
MIDIコントローラ9や表示コントローラ10に転送
する。
【0012】このように、ユーザは、弦楽器による伴奏
を管楽器による伴奏に変更したり、管楽器による伴奏に
弦楽器による伴奏に追加したり、演奏の音程を高い方や
低い方にずらしたり、多様な変更を楽しむことができ
る。
を管楽器による伴奏に変更したり、管楽器による伴奏に
弦楽器による伴奏に追加したり、演奏の音程を高い方や
低い方にずらしたり、多様な変更を楽しむことができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わる音楽データの記録・再生方法によれば、音声データ
と対応の楽譜データのそれぞれを1小節ごとにタイムコ
ードを付加して混在させながら記録しておき、再生時に
はこのタイムコードによって音声データとの同期を取り
ながら自動演奏させたり譜面として表示したりする構成
であるから、従来のDAシステムやコンピュータミュー
ジック・システムでは実現できない新規な機能を実現で
きるという効果が奏される。
わる音楽データの記録・再生方法によれば、音声データ
と対応の楽譜データのそれぞれを1小節ごとにタイムコ
ードを付加して混在させながら記録しておき、再生時に
はこのタイムコードによって音声データとの同期を取り
ながら自動演奏させたり譜面として表示したりする構成
であるから、従来のDAシステムやコンピュータミュー
ジック・システムでは実現できない新規な機能を実現で
きるという効果が奏される。
【図1】本発明の一実施例に係わる音楽データの記録・
再生方式の記録段階において作成される音楽データの構
成の一例を示すデータフォーマット図である。
再生方式の記録段階において作成される音楽データの構
成の一例を示すデータフォーマット図である。
【図2】図1のデータフォーマットに従ってCDーRO
Mに記録された音楽データの再生段階で使用される再生
装置の構成を示すブロック図である。
Mに記録された音楽データの再生段階で使用される再生
装置の構成を示すブロック図である。
TC タイムコード 1 CDドライバ 2 CDデコーダ 3 音声データ再生装置 4 楽譜データデコーダ 5 タイムコード比較部 6 メモリ 7 プロセッサ 8 タイムコードレジスタ 9 MIDIコントローラ 10 表示コントローラ
Claims (3)
- 【請求項1】歌唱と演奏の少なくとも一方をディジタル
化した音声データと、この音声データに対応する楽譜を
コード化した楽譜データのそれぞれを1小節ごとにタイ
ムコードを付加し時間軸上に離散させながら混在させた
ものを音楽データとして光ディスクに記録する記録段階
と、 前記光ディスクから読出した音楽データを音声データと
楽譜データとに分離しながら音声データについては直ち
に再生し、楽譜データについては前記タイムコードに基
づき音声データとの同期をとりながら自動演奏装置と楽
譜表示装置の少なくとも一方に転送する再生段階とから
成ることを特徴とする音楽データの記録・再生方法。 - 【請求項2】歌唱と演奏の少なくとも一方をディジタル
化した音声データと、この音声データに対応する楽譜を
コード化した楽譜データのそれぞれを1小節ごとにタイ
ムコードを付加し時間軸上に離散させながら混在させた
ものを音楽データとして光ディスクに記録することを特
徴とする音楽データの記録方法。 - 【請求項3】請求項2に従って記録された音楽データを
光ディスクから読出して音声データと楽譜データとに分
離しながら音声データについては直ちに再生し、楽譜デ
ータについては前記タイムコードに基づき音声データと
の同期をとりながら自動演奏装置と楽譜表示装置の少な
くとも一方に転送することを特徴とする音楽データの再
生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3226453A JPH0547162A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 音楽データの記録・再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3226453A JPH0547162A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 音楽データの記録・再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547162A true JPH0547162A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16845340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3226453A Pending JPH0547162A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 音楽データの記録・再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547162A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06337690A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Fujitsu Ltd | 歌声合成装置 |
JP2008286946A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Yamaha Corp | データ再生装置、データ再生方法およびプログラム |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3226453A patent/JPH0547162A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06337690A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Fujitsu Ltd | 歌声合成装置 |
JP2008286946A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Yamaha Corp | データ再生装置、データ再生方法およびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000815 |