JP3171192B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

音楽再生装置

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JP3171192B2 JP2000068527A JP2000068527A JP3171192B2 JP 3171192 B2 JP3171192 B2 JP 3171192B2 JP 2000068527 A JP2000068527 A JP 2000068527A JP 2000068527 A JP2000068527 A JP 2000068527A JP 3171192 B2 JP3171192 B2 JP 3171192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、MIDI
データに代表される符号化データに基づく主たる楽音情
報再生音と、PCM等のサンプリング処理によるサンプ
リングデータに基づくバックコーラス等の補助的な楽音
情報再生音とを併せて再生する音楽再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の音楽再生装置では、例えば、MI
DIデータによる主たる楽器再生音に併せて再生される
バックコーラス音等の補助的な再生音は、サンプリング
処理によりデジタル符号に変換されてバックコーラスデ
ータとして記憶手段等に保存されており、これが使用者
による選曲に従って、制御手段により読み出されて復号
化され、バックコーラス音に合成される。また、同様
に、記憶手段等より読み出された演奏データから演奏音
声が再生される。そして、これらのバックコーラス音と
演奏音声とを混合して楽音再生を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の音楽再生装置では、バックコーラス再生音は、その
キーを変えることなく、テンポを変化させることはでき
なかった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、自
分の好みのテンポで曲の再生を行うに際して、キーを変
えずにテンポを変えることが可能な音楽再生装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の音楽再生装置は、演奏データおよびサン
プリングデータを読み出して再生音を生成する音楽再生
装置であって、演奏データやサンプリングデータを曲番
号と関連付けて記憶する記憶手段と、希望する曲を前記
曲番号を介して設定するとともに、その再生のテンポを
設定する設定手段と、設定された曲の演奏データを、設
定された再生テンポに基づき、演奏信号に変換する演奏
データ再生手段と、設定された曲のサンプリングデータ
を、設定された再生テンポに基づいた音程の再生信号に
変換するサンプリングデータ復号手段と、前記サンプリ
ングデータ復号手段からの再生信号を、設定された再生
テンポに基づき、音程を復元するように音程変換する音
程変換手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】上記構成の音楽再生装置によれば、演奏デ
ータ再生手段は、設定された再生テンポに基づいて演奏
データを演奏信号に変換する。さらに、サンプリングデ
ータ復号手段は、設定された再生テンポに基づいてサン
プリングデータを再生信号に変換する。音程変換手段
は、前記サンプリングデータ復号手段からの再生信号
を、設定された再生テンポに基づき、音程変換する。
れにより、キーを変えずにテンポを変えることが可能と
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を用いて説明する。
【0008】図1は、本実施例による音楽再生装置のブ
ロック構成図である。図2は、演奏データのフォーマッ
トを示す図であり、図3はサンプリングデータのフォー
マットを示す図である。
【0009】まず、図2、図3を用いてデータ構成を説
明しておくと、演奏データは、その一曲分が曲毎に設定
された曲番号データ(ND)と複数の演奏データ(E
D)とで構成されている。サンプリングデータは、その
一曲分が曲毎に設定された曲番号データ(ND)と複数
のサンプリングデータ(SD)とで構成されている。曲
番号データ(ND)は、曲の開始位置も示している。ま
た、複数の演奏データ(ED)と複数のサンプリングデ
ータ(SD)とは、対を成した構造となっている。
【0010】次に、図1に基づいて説明する。同図にお
いて、入力手段1は、希望する曲の曲番号および再生テ
ンポの設定を行うものである。この再生テンポの設定は
後述するように、0,±1,±2という予め決められた
ステップで行うようにしている。制御手段2は、カラオ
ケ装置全体の制御を行うもので、入力手段1により設定
された曲番号のサンプリングデータ(SD)を記憶媒体
であるサンプリングデータ記憶手段4から順次読み出
し、サンプリングデータ復号手段7へ転送する機能と、
設定された曲番号の演奏データ(ED)を曲記憶手段3
から順次読み出し、設定されたテンポ(0,±1,±
2)に従ってMIDI再生手段5へ転送する機能と、設
定されたテンポを音程調整手段6および復号クロック発
生手段8へ指示する機能を有している。
【0011】サンプリングデータ復号手段7は、受け取
ったサンプリングデータ(SD)を一時蓄えて、復号基
準クロックに基づいてサンプリングデータ(SD)を復
号してゆき、DA変換を行いサンプリング音声信号に変
換する。復号クロック発生手段8は、サンプリングデー
タ復号手段7の再生音がMIDI再生手段5からの再生
音と同期をとって再生できるような周波数の復号基準ク
ロックを発生させる。サンプリング周波数(fs)でサ
ンプリングされたサンプリングデータ(SD)をサンプ
リング周波数(fs)のクロックで再生すると、サンプ
リング時の音をそのまま再生する。fsに2の12乗根
を乗じた周波数のクロックで再生すると、再生音は基準
クロックで再生した音より、半音上がった再生音にな
る。
【0012】また、fsに2の12乗根の逆数値を乗じ
た周波数のクロックで再生すると、再生音は基準クロッ
クで再生した音より、半音下がった再生音になる。上述
したことから、テンポ指示の値をn(n=0,±1,±
2)とすると、復号クロック発生手段5は、fsに2の
12乗根のn乗を乗じた周波数のクロックを発生するこ
とになる。
【0013】制御手段2は、MIDI再生手段5への演
奏データ(ED)を転送する標準のテンポをTBとし、
テンポ設定の値をn(n=0,±1,±2)とすると、
テンポ設定時のMIDI再生手段5への演奏データの転
送のテンポは、TBに2の12乗根のn乗を乗じたもの
となるよう制御する。
【0014】音程調整手段6は、制御手段2からのテン
ポ指示に従って、サンプリングデータ復号手段7から出
力されるサンプリング音声信号の音程の変換を行う。ミ
キサ9は、サンプリング音声信号と演奏音声信号を混合
してアンプ10へ出力する。アンプ10は、前記音声信
号を増幅してスピーカ11へ出力する。
【0015】図4は、入力手段1に設けられたテンポ指
示部の構成例を示す。このテンポ指示部を操作すること
で、制御手段2によりテンポが設定される。例えば、テ
ンポを「1」に設定すると、サンプリングデータ復号手
段7から出力されるサンプリング音声信号は、制御手段
2から出力される指示信号に基づいて、半音上がった再
生音に変換される。
【0016】次に、本実施例による音楽再生装置の動作
について説明する。
【0017】ユーザが入力手段1により所望の曲番号を
設定すると共に、再生のテンポを設定すると、制御手段
2は設定した曲番号に基づいて曲記憶手段3およびサン
プリングデータ記憶手段4を検索し、対応する曲データ
を曲記憶手段3から、サンプリングデータをサンプリン
グデータ記憶手段4から順次読み出し、サンプリングデ
ータをサンプリングデータ復号手段7へ転送する。演奏
データ(ED)をテンポの設定に従ってMIDI再生手
段5へ転送する。また、設定されたテンポを復号クロッ
ク発生手段8および音程調整手段6へ指示する。復号ク
ロック発生手段8は、指示されたテンポに従って対応す
る周波数のクロックを発生する。音程調整手段6は、指
示されたテンポに従ってサンプリングデータ復号手段7
からのサンプリング音声信号の音程の調整を行う。すな
わち、サンプリングデータに基づく音声信号は、そのキ
ー変化を標準テンポで再生したときと同じキーになるよ
うに調整される。
【0018】なお、本発明は上記実施例構成に限られる
ものではなく、種々の変更が可能である。
【0019】例えば、演奏データを再生するための構成
として、実施例ではMIDI再生手段を用いたが、他の
再生手段を使用してもよい。
【0020】また、上述のような本発明の好ましい実施
例として、サンプリングデータの復号・再生は、指定さ
れたテンポに基づいて制御手段より制御された復号基準
クロック発生手段からの復号基準クロックに基づいて行
われ、MIDI等再生手段から出力される所定テンポの
楽音信号と同期をとるようにされているが、本発明の要
旨は何らこれに限定されるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の音楽再生装置に
よれば、自分の好みのテンポで曲の再生を行うに際し
て、キーを変えずにテンポを変えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による音楽再生装置のブロック構成図
である。
【図2】演奏データのフォーマットを示す図である。
【図3】サンプリングデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図4】本実施例による入力手段に設けられたテンポ指
示部の例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 制御手段 3 曲記憶手段 4 サンプリングデータ記憶手段 5 MIDI再生手段 6 音程調整手段 7 サンプリングデータ復号手段 8 復号クロック発生手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏データおよびサンプリングデータを
    読み出して再生音を生成する音楽再生装置であって、演奏データやサンプリングデータを曲番号と関連付けて
    記憶する記憶手段と、 希望する曲を前記曲番号を介して設定するとともに、そ
    再生のテンポを設定する設定手段と、設定された曲の 演奏データを、設定された再生テンポに
    基づき、演奏信号に変換する演奏データ再生手段と、設定された曲の サンプリングデータを、設定された再生
    テンポに基づいた音程の再生信号に変換するサンプリン
    グデータ復号手段と、 前記サンプリングデータ復号手段からの再生信号を、設
    定された再生テンポに基づき、音程を復元するように
    程変換する音程変換手段とを備えたことを特徴とする音
    楽再生装置。
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