JPH11112924A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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Publication number
JPH11112924A
JPH11112924A JP27242897A JP27242897A JPH11112924A JP H11112924 A JPH11112924 A JP H11112924A JP 27242897 A JP27242897 A JP 27242897A JP 27242897 A JP27242897 A JP 27242897A JP H11112924 A JPH11112924 A JP H11112924A
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JP
Japan
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data
video data
karaoke
music
dvd
Prior art date
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Pending
Application number
JP27242897A
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English (en)
Inventor
Takuro Sone
卓朗 曽根
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1台のDVDチェンジャ31でBGVの同期し
た切り換えや楽曲データの事前読み出しができ、且つ、
配信センタからダウンロードされハードディスク17に
記憶されている映像データを上記DVDチェンジャ31
と同じMPEGデコーダ19で再生できるようにする。 【解決手段】DVDチェンジャ31は、DVDに書き込
まれている映像データを読み出すのみの機能を有してお
り、MPEGデコーダ19はカラオケ装置本体に設けら
れている。映像データは高速に読み出されてハードディ
スク17の映像データバッファに一体バッファされ、カ
ラオケ演奏と並行してMPEGデコーダ19に入力され
る。DVDチェンジャ31の読み出し動作は間欠的にな
るため、この間を利用して映像データの切り換えや次の
楽曲データの読み出しなどができる。また、ハードディ
スク17にも別の映像データが記憶されており、これを
再生する場合にもMPEGデコーダ19を使用すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮して記憶さ
れている動画を背景映像として再生するカラオケ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及しているカラオケ装置の多く
は、カラオケ曲の演奏と並行して背景映像(BGV:バ
ックグラウンドビデオ)を表示する機能を備えている。
BGVに用いられる動画の映像データは、DVDやCD
−ROMにMPEGなどの圧縮方式で圧縮して記憶され
ており、カラオケ曲の演奏と並行してこのデータを読み
出し、伸長してモニタに表示するようになっている。
【0003】一般的に、カラオケ装置のDVDドライブ
やCD−ROMドライブは、カラオケ装置本体とは別体
の装置として構成され、内部にMPEGデコーダ(伸長
回路)を備えていた。そして、カラオケ装置本体の指示
に応じてDVDやCD−ROMから所定の映像データを
読み出し、伸長して映像信号として出力するように構成
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のカラオ
ケ演奏におけるBGVの表示は、複数のBGVを途中で
切り換えながら表示するなど複雑になってきている。B
GVを途切れなく切り換えるためには、前後の映像デー
タの読み出しを同期させて切り換える必要があるが、1
個のDVD(CD−ROM)ドライブでは、トラックの
移動やディスクチェンジが間に合わないためこれが不可
能であった。また、楽曲データの一部はDVDやCD−
ROMに記憶されているが、BGVの再生にドライブが
使用されている間は次の予約曲の楽曲データをDVDや
CD−ROMから読み出すことができないため、次の曲
のスタートに時間がかかるという問題点もあった。
【0005】また、衛星通信など高速の配信手段を用い
ることにより、動画の映像データも配信センタからダウ
ンロードすることが可能になるが、従来のカラオケ装置
では、MPEGを伸長するデコーダはDVDドライブや
CD−ROMドライブに内蔵されていたため、上記ダウ
ンロードされた映像データをカラオケ装置本体のハード
ディスクなどに記憶した場合、上記ドライブ内蔵のもの
とは別にMPEGデコーダが必要になり、機器が重複し
て無駄になるという欠点もあった。
【0006】この発明は、1台のDVDドライブまたは
CD−ROMドライブでBGVの同期した切り換えや楽
曲データの事前読み出しができ、且つ、配信センタから
ダウンロードするなどしてハードディスクに記憶されて
いる映像データを再生できるようにした場合でも、MP
EGデコーダが重複しないカラオケ装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、圧縮された動画の映像データを記憶した記憶手段
と、カラオケ演奏時に再生する映像データの一部または
全部をバッファする前記記憶手段よりも高速なアクセス
が可能なバッファメモリと、カラオケ演奏時に前記記憶
手段から再生速度よりも高速に該カラオケ演奏時に再生
する映像データを前記バッファメモリに読み出すバッフ
ァ手段と、カラオケ演奏と並行して前記バッファメモリ
から映像データを読み出し伸長して表示するカラオケ演
奏制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この出願の請求項2の発明は、圧縮された
動画の映像データが予め記憶されている第1の記憶手段
と、圧縮された動画の映像データが書き込まれる第2の
記憶手段と、前記第1または第2の記憶手段から映像デ
ータを入力し伸長して再生する再生手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項1の発明では、記憶手段に圧縮され
た動画の映像データを記憶し、これをバッファメモリに
一旦読み出す(バッファ手段)。記憶手段は、たとえば
DVDやCD−ROMおよびそのドライブなどであり、
圧縮方式としては、MPEG方式などを用いればよい。
バッファメモリは上記DVDやCD−ROMよりも高速
アクセスが可能なものであり、たとえば、ビデオ信号の
フレーム単位で同期がとれる程度のアクセス速度であれ
ばよい。前記バッファ手段は、再生速度よりも高速にバ
ッファメモリに映像データを読み出す。たとえば、DV
DドライブやCD−ROMドライブの場合、所定のデー
タにアクセスして読み出しを開始するまでのシークタイ
ムは最大0.3秒必要になるが、データをシーケンシャ
ルに読み出すデータ転送速度は通常の再生速度に比べて
数倍の速度で行うことができる。このバッファメモリへ
の読み出しを(再生とは同期せずに)高速に行う。これ
により、記憶手段に時間的な余裕ができる。映像を切り
換える場合、この余裕時間を利用して次の映像データを
検索すればよい。すなわち、DVDドライブやCD−R
OMドライブであればヘッドを移動して次の映像データ
のトラックをシークしたり、チェンジャであればディス
クを交換して次の映像データが記憶されているディスク
をセットするなどの動作を行えばよい。そして、バッフ
ァメモリに蓄積されているデータが読み尽くされる前
に、次の映像データをバッファメモリに読み出すことで
切れ目のない同期した映像の切り換えが可能になる。ま
た、映像を切り換えない場合でも、次に演奏するカラオ
ケ曲の楽曲データがディスクに記憶されている場合に
は、これを予め読み出しておくこともできる。
【0010】請求項2の発明では、圧縮された動画の映
像データを伸長して再生する再生手段を、映像データが
予め記憶されている第1の記憶手段と映像データが後か
ら書き込まれる第2の記憶手段とで共通にし、どちらか
から映像データを入力して伸長・再生する。第1の記憶
手段は、たとえばDVDドライブやCD−ROMドライ
ブを用いればよく、第2の記憶手段は、ハードディスク
を用いればよい。第2の記憶手段に書き込まれる映像デ
ータは、配信センタからダウンロードしたものでもDV
Dなどからキャッシュとして読み込まれるものでもよ
い。これにより、再生手段を双方に備える必要がなくな
り無駄がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
カラオケ装置のブロック図である。このカラオケ装置
は、音源や音声データをデコードするPCMデコーダな
どを含むカラオケ演奏部21を有し、このカラオケ演奏
部21が楽曲データに基づいてカラオケ演奏音を発生す
る。また、このカラオケ演奏と同期して歌詞や背景映像
がモニタ32に表示される。カラオケ曲演奏のための楽
曲データは、新しい曲がハードディスク17に記憶さ
れ、古くからある定番の曲はDVDチェンジャ31にセ
ットされているディスクに記憶されている。背景映像再
生のための映像データは、MPEG圧縮されてDVDチ
ェンジャ31内のディスクに記憶されている。DVDチ
ェンジャ31には複数枚のDVDをセットすることがで
き、CPU10の指示に応じてディスクを交換し、所定
のトラックからデータをを読み出す。楽曲データと映像
データとを別々のDVDに記憶してもよく、ジャンルが
近似した楽曲データと映像データとを同じDVDに記憶
しディスクチェンジの回数を少なくするようにしてもよ
い。装置本体とDVDチェンジャ31とはSCSIまた
はIEEE1394などの高速インタフェースで接続さ
れている。
【0012】図1において、カラオケ装置全体を制御す
るCPU10には、ROM11,RAM12、ハードデ
ィスク17,通信制御部16、コマンダ受信部13,操
作部14、表示部15、パターン展開部18、MPEG
デコーダ19、表示制御部20、カラオケ演奏部21な
どが接続されている。また、上記高速インタフェースを
介して前記DVDチェンジャ31も接続されている。
【0013】ROM11にはこのカラオケ装置を起動す
るためのプログラムなどが記憶されている。ハードディ
スク17には上記楽曲データ,映像データなどが記憶さ
れているほか、図2に示すように、システムプログラ
ム,カラオケ演奏プログラム,ローダなどのプログラム
および文字パターンデータが記憶されている。システム
プログラムは、この装置の基本動作を制御するプログラ
ムであり、カラオケ装置の起動時にRAM12に読み込
まれる。カラオケ演奏プログラムは、楽曲データに基づ
いてカラオケ演奏部21を制御するためのプログラムで
ある。ローダは配信センタから楽曲データや背景映像用
の映像データをダウンロードするためのプログラムであ
る。文字パターンデータはコード情報として与えられる
歌詞,曲名などのテキスト情報などを文字パターンに展
開するためのデータである。RAM12には上記プログ
ラムを読み込むエリアや現在演奏中の楽曲データおよび
次に演奏する楽曲データを読み出すための楽曲データバ
ッファが2エリア設定される。
【0014】通信制御部16は通信回線を介して配信セ
ンタと交信し、楽曲データ,映像データなどをダウンロ
ードするためのコントローラである。通信制御部16は
DMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲デ
ータや映像データをCPU10を介さずに直接ハードデ
ィスク17に書き込むことができる。
【0015】コマンダ受信部13はコマンダ30から送
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。コ
マンダ30は、曲番号を入力するためのテンキーや曲番
号をセットするためのセットキーなど複数のキースイッ
チを備えている。利用者がこれらのキースイッチを操作
すると、コマンダ30は操作されたキースイッチに対応
する赤外線のコード信号を送信する。コマンダ受信部1
3はこの赤外線のコード信号を受信してデータに復元
し、CPU10に入力する。CPU10はこのデータに
基づいてカラオケ曲の予約やキーチェンジなど種々の処
理を実行する。操作部14はカラオケ装置本体のフロン
トパネルに設けられており、上記コマンダ30と同様の
キースイッチを備えている。表示部15も上記操作部1
4と同様カラオケ装置本体のフロントパネルに設けられ
ており、現在演奏中の曲番号や予約曲数などを表示する
LEDマトリクス表示器を含んでいる。
【0016】カラオケ演奏部21は、楽曲データに基づ
いてカラオケ演奏音を発生する回路部であり、音源,P
CMデコーダ,効果用DSPなどを含み、音源は楽曲デ
ータ中の楽音トラックに基づいて楽音を発生し、PCM
デコーダは楽曲データの音声データに基づいてバックコ
ーラスなどの音声を再生する。効果用DSPは発生され
た楽音や再生された音声に対してエコー・リバーブなど
の効果を付与する。またカラオケ演奏部にはマイク34
が接続されており、このマイク34から入力される歌唱
音声信号と前記カラオケ演奏音とをミキシングしてスピ
ーカ33から出力する。
【0017】一方、パターン展開部18はVRAMを有
し、楽曲データの歌詞トラックから読み出された歌詞表
示データに基づいて文字パターンを展開して映像信号化
する回路部である。MPEGデコーダ19はカラオケ曲
の演奏時に、後述の映像データバッファ174から入力
されたMPEG圧縮の映像データを伸長してNTSCの
映像信号に再生する。
【0018】図2は前記ハードディスク17の構成を示
す図である。ハードディスク17には上述したように、
システムプログラム,アプリケーションプログラムなど
のプログラム170、新曲の楽曲データ171、新たな
映像データ172、歌詞を表示するための文字パターン
データ173などが記憶されている。楽曲データ記憶エ
リア171は、定期的に配信センタからダウンロードさ
れてくる新曲の楽曲データを記憶するエリアである。古
くからある曲の楽曲データはDVDに書き込まれ、DV
Dチェンジャ31にセットされている。映像データ記憶
エリア172は、配信センタからダウンロードされてき
た新たな動画の映像データを記憶するエリアである。こ
の映像データもMPEG圧縮されている。また、映像デ
ータバッファ174は、DVDに記憶されている映像デ
ータを所定量まとめて高速に読み出してバッファリング
するエリアである。
【0019】図3は同カラオケ装置で用いられる楽曲デ
ータの構成を示す図である。楽曲データは、ヘッダ、楽
音トラック、歌詞トラック、音声制御トラック、効果制
御トラックおよび音声データ部からなっている。ヘッダ
は、この楽曲データに関する種々のデータが書き込まれ
る部分であり、曲番号,曲名,ジャンル,発売日,曲の
演奏時間などのデータを含んでいる。各楽曲データは曲
番号で識別される。
【0020】楽音トラック,歌詞トラック,音声制御ト
ラック,効果制御トラックの各トラックは全てMIDI
フォーマットで記述されている。MIDIフォーマット
は、本来楽音トラックのような楽音制御用のデータを記
述するためのフォーマットであるが、全データを統一し
たフォーマットで記述し、インプリメントを容易にする
ため、楽音以外のトランクもMIDIフォーマットで記
述している。MIDIフォーマットのトラックは複数の
イベントデータと各イベントデータの読み出しタイミン
グを指示するタイミングデータからなっている。カラオ
ケ曲の演奏時には、上記複数のトラックが並行して読み
出される。各トラックにおいて、所定のテンポクロック
により前記タイミングデータの値をカウントし、この値
がカウントアップしたとき、該タイミングデータが指示
するイベントデータが読み出される。読み出されたイベ
ントデータは所定の動作部に出力され、該動作部におい
て対応する処理が実行される。
【0021】楽音トラックは、メロディトラック,リズ
ムトラックなど複数パートのトラックからなっている。
楽音トラックのイベントデータは楽音の発音を指示する
ノートオンイベントデータや楽音の消音を指示するノー
トオフイベントデータなどであり、これらのイベントデ
ータはカラオケ演奏部21の音源に出力される。
【0022】歌詞トラックのイベントデータは、モニタ
32上に表示する歌詞の文字コード,表示座標,表示色
などを指示するデータからなっており、このデータが読
み出されるとCPU10はハードディスク17から対応
する文字パターンデータを読み出してパターン展開部1
8に展開する。
【0023】音声制御トラックのイベントデータは、音
声データ部の音声データを指示するデータであり、この
イベントデータが読み出されたとき、該データに指示さ
れる音声データがカラオケ演奏部21のPCMデコーダ
に入力される。音声データは、音源で合成しにくいバッ
クコーラスなどの人声をディジタル化したデータであ
る。
【0024】効果制御トラックのイベントデータは、カ
ラオケ演奏部21に含まれる効果用DSPの動作を制御
するためのデータであり、カラオケ演奏音やマイク34
から入力される歌唱音声信号に対して付与する効果の種
類や程度を指示するデータからなっている。このデータ
は効果用DSPに入力される。
【0025】上記構成のカラオケ装置において、利用者
がコマンダ30などを操作してカラオケ曲を選曲したと
き、まず、その曲の楽曲データを読み出してRAM12
の楽曲データバッファに書き込む。楽曲データはハード
ディスク17またはDVDチェンジャ31から読み出さ
れる。読み出された楽曲データのヘッダからジャンルデ
ータを読み出し、このジャンルデータに基づいて背景映
像を選択する。選択された背景映像がDVDに記憶され
ているものである場合、事前に一定量の映像データをハ
ードディスク17の映像データバッファ174に読み出
したのちカラオケ演奏をスタートする。この映像データ
の読み出しは通常の再生の数倍の速度で行う。一定量の
データが映像データバッファ174にバッファされると
カラオケ演奏をスタートする。CPU10はカラオケ演
奏中に、楽曲データをテンポクロックにしたがって読
み出し、イベントデータをカラオケ演奏部21などの動
作に入力する動作、映像データバッファにバッファさ
れている映像データをMPEGデコーダ19に入力する
動作、上記動作の空き時間を利用してDVDチェンジ
ャ31から映像データバッファ174へ映像データを高
速に読み込む動作を並行して実行する。そして、もし十
分な空き時間があれば、次に演奏するカラオケ曲の楽曲
データをRAM12の楽曲データバッファに読み込む処
理も行う。
【0026】図4は同カラオケ装置の動作を示すフロー
チャートである。まず、利用者によってカラオケ曲が選
曲された否かを判断する(s1)。選曲された場合には
その楽曲データをRAM12の楽曲データバッファに読
み込み、カラオケ曲の演奏を準備を行い(s2)、この
楽曲データのヘッダに書き込まれているジャンルデータ
などに基づいて背景映像(BGV)を選択する(s
3)。この選択された背景映像の映像データがDVDに
記憶されているものか、配信センタからダウンロードさ
れてハードディスク17に記憶されているものかを判断
する(s4)。DVDに記憶されているものであればs
5に進む。
【0027】s5では、DVDチェンジャ31に指示を
送って該当のDVDをセットし、このDVDから映像デ
ータを事前に読み出してハードディスク17の映像デー
タバッファ174にこれをバッファする。CPU10が
種々の処理を並行して処理できる程度にデータがバッフ
ァされたらs6の判断でカラオケ演奏をスタートする。
カラオケ演奏は、楽曲データをテンポクロックに従って
読み出し、読み出された演奏データ(楽音トラックのイ
ベントデータ,音声制御トラックのデータに従って読み
出された音声データ,効果制御トラックのイベントデー
タなど)をカラオケ演奏部21に入力して、カラオケ曲
の演奏を実行する動作(s7)、歌詞トラックのイベン
トデータである歌詞データに基づいて文字パターンを読
み出し、これをパターン展開部18の所定アドレスに展
開する動作(s8)、および、映像データバッファ17
4にバッファされている映像データをMPEGデコーダ
19に入力して背景映像を再生する動作(s9)などで
ある。CPU10はこれらを並行して処理するととも
に、映像データバッファ174にバッファしているデー
タ量とタスクの負荷とを勘案して合間にDVDチェンジ
ャ31から映像データバッファ174に続きの映像デー
タを読み込む(s10)。ここで、背景映像を切り換え
る場合には、次の映像データをシークしてそのデータを
映像データバッファ174に読み込めばよい。そして、
さらに余裕がある場合は、次に演奏するカラオケ曲が予
約されているかを判断し(s11)、予約されている場
合には、この予約された曲がハードディスク17に記憶
されているか、または、DVDチェンジャ31で現在映
像データ読み出しのためにセットされているDVDに記
憶されているかを判断する(s12)。これらのディス
クに記憶されている場合には次のカラオケ曲の演奏を速
やかにスタートするため、タスクの合間にこの楽曲デー
タを事前にRAM12の楽曲バッファに読み込んでおく
(s13)。以上の動作を曲が終了するまで(s14)
並行して行い、曲が終了すると上記動作を終了する。
【0028】なお、予約された曲の楽曲データがハード
ディスク17または現在映像データ読み出しのためにセ
ットされているDVDに記憶されていない場合、すなわ
ち、現在セットされていないDVDに記憶されている場
合には、映像データのバッファリングが終了した時点で
DVDをチェンジし、上記次の楽曲データを読み出すよ
うにすればよい。
【0029】一方、背景映像の映像データがハードディ
スク17に記憶されている場合には、改めてハードディ
スク17へバッファリングすることが不要であるため、
直ぐにカラオケ演奏をスタートする。カラオケ演奏は、
楽曲データをテンポクロックに従って読み出し、読み出
された演奏データをカラオケ演奏部21に入力して、カ
ラオケ曲の演奏を実行する動作(s20)、歌詞トラッ
クのイベントデータである歌詞データに基づいて文字パ
ターンを読み出し、これをパターン展開部18の所定ア
ドレスに展開する動作(s21)、および、映像データ
バッファ174にバッファされている映像データをMP
EGデコーダ19に入力して背景映像を再生する動作
(s22)などである。CPU10はこれらを並行して
処理するとともに、余裕がある場合は、次のカラオケ曲
の予約があるかを判断し(s23)、予約がある場合に
は、この予約された曲を事前にRAM12の楽曲データ
バッファに読み込む(s24)。次の曲の楽曲データが
ハードディスク17に記憶されている場合にはこれを書
き込み、DVDに記憶されている場合には、DVDチェ
ンジャ31にこのディスクをセットするように指示し
て、このディスクから楽曲データを転記する。以上の動
作を曲が終了するまで(s25)並行して行い、曲が終
了すると上記動作を終了する。
【0030】上記実施形態では映像データを記憶する記
憶媒体をDVDとしたがCD−ROM,PD,MOなど
他の記憶媒体を用いてもよい。また、チェンジャは1台
に限らず複数台設けてもよい。
【0031】また、上記実施形態では、MPEGデコー
ダ19を1個備えた構成としたが、MPEGデコーダを
2個設けることにより、より自由なタイミングで映像を
同期して切り換えることができる。また、これにエフェ
クト装置とを組み合わせて設けることにより、切り替え
時にエフェクトをつけることができ、より効果的な映像
の切り換えが可能になる。
【0032】また、ハードディスク17に記憶する映像
データは配信センタからダウンロードしたもののみなら
ず、DVDに記憶されているが頻繁に用いるものをキャ
ッシュとして記憶しておくようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、映像データを
DVDチェンジャなどの記憶手段からハードディスクな
どのバッファメモリに一旦読み出しておき、カラオケ演
奏と並行してこのバッファされたデータに基づいて背景
映像を再生するようにしたことにより、記憶手段の動作
を間欠的にすることができ、背景映像の切り換えや次の
楽曲データの読み出しなど時間をセーブした動作が可能
になる。
【0034】請求項2の発明によれば、予め映像データ
が記憶されている第1の記憶手段と、あとから映像デー
タが書き込まれる第2の記憶手段とで圧縮を伸長する再
生手段を共有化したことにより、機能の重複がなくなり
コストダウンにつながる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態であるカラオケ装置のブ
ロック図
【図2】 同カラオケ装置のハードディスクの構成を示
す図
【図3】 同カラオケ装置で用いられる楽曲データの構
成を示す図
【図4】 同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
17…ハードディスク、174…映像データバッファ、 16…通信制御部、19…MPEGデコーダ、 31…DVDチェンジャ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H04N 7/24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮された動画の映像データを記憶した
    記憶手段と、 カラオケ演奏時に再生する映像データの一部または全部
    をバッファする、前記記憶手段よりも高速なアクセスが
    可能なバッファメモリと、 カラオケ演奏時に、前記記憶手段から再生速度よりも高
    速に該カラオケ演奏時に再生する映像データを前記バッ
    ファメモリに読み出すバッファ手段と、 カラオケ演奏と並行して前記バッファメモリから映像デ
    ータを読み出し、伸長して表示するカラオケ演奏制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 圧縮された動画の映像データが予め記憶
    されている第1の記憶手段と、 圧縮された動画の映像データが書き込まれる第2の記憶
    手段と、 前記第1または第2の記憶手段から映像データを入力
    し、伸長して再生する再生手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223939A (ja) * 2005-03-07 2005-08-18 Yamaha Corp 映像再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223939A (ja) * 2005-03-07 2005-08-18 Yamaha Corp 映像再生装置

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