JPH0546530Y2 - - Google Patents

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JPH0546530Y2
JPH0546530Y2 JP13008586U JP13008586U JPH0546530Y2 JP H0546530 Y2 JPH0546530 Y2 JP H0546530Y2 JP 13008586 U JP13008586 U JP 13008586U JP 13008586 U JP13008586 U JP 13008586U JP H0546530 Y2 JPH0546530 Y2 JP H0546530Y2
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door
hole
outer panel
cover plate
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、不使用時の自動車の盗難をより確
実に防止できるようにした自動車の盗難防止装置
に関する。
(従来の技術) 自動車用ドアにはこのドアを開閉操作するドア
ハンドル装置が設けられる。このドアハンドル装
置には、従来、次のように構成されたものがあ
る。即ち、ドアの板金製アウタパネルの外面側
で、このアウタパネル側にドアハンドルが枢支さ
れ、このドアハンドルが有するアームが同上アウ
タパネルに形成した貫通孔を通してドア自体の内
部にまで延出されている。一方、ドアを閉じた状
態にロツク可能とするドアロツク手段が同上ドア
自体の内部に設けられ、このドアロツク手段が上
記アームの延出端に連動させられるようになつて
いる。
ところで、上記構成では、貫通孔において上記
アームを貫通させた部分以外の余剰開口は開放さ
れたままになつているため、この余剰開口を通し
て第三者によりドアロツク手段が解錠操作される
可能性がある。
そこで、上記ドアハンドルがどのように操作さ
れた場合でも、上記余剰開口が常に閉じられるよ
う上記貫通孔を覆うカバー板が設けられている。
このカバー板は同上貫通孔近傍のアウタパネルに
沿つて可動となるように同上貫通孔の孔縁に摺動
自在に嵌合し、このカバー板に形成した嵌合孔に
上記アームの長手方向中途部が貫通させられてい
る。
そして、ドアハンドルを操作したとき、そのア
ームの回動に伴つて上記カバー板が上記孔縁を摺
動して、上記カバー板が上記余剰開口を常に閉じ
るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来構成によると、カバー板は貫
通孔の孔縁に摺動自在に嵌合しているが、この貫
通孔を形成したアウタパネルは板金製であつて、
通常、塗装されているため、上記貫通孔の孔縁に
対しカバー板を摺動させると、上記塗装がはげ落
ちてドアの見栄えが低下し、かつ、発錆し易くな
るという問題がある。
また、上記したようにアウタパネルは板金製で
あるため、このアウタパネルに形成される貫通孔
の孔縁を平滑に仕上げることは困難である。この
ため、上記したような孔縁に対してアウタパネル
を摺動自在に嵌合させたとき、この摺動を円滑に
させることができないおそれがある。
そこで、同上孔縁に対するカバー板の嵌合部
に、少しの隙間を設けて上記摺動を円滑にさせる
ことも考えられるが、このようにすると、カバー
板ががたつくおそれを生じる。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ドアハンドルのアームがドアのアウ
タパネルに形成した貫通孔を貫通しており、この
貫通孔において、上記アームを貫通させた部分以
外の余剰開口を閉じるカバー板を設け、このカバ
ー板を上記ドアハンドルの操作に基づくアームの
回動に連動させた場合において、上記アームに対
するカバー板の連動によつてアウタパネルの塗装
がはげ落ちるという不都合が生じないようにし、
かつ、上記カバー板の連動が円滑に、かつ、がた
つきなくされるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、貫通孔近傍のアウタパネル側に樹脂
製の支持体を取り付け、上記カバー板を同上貫通
孔近傍のアウタパネルに沿つて可動となるように
上記支持体に摺動自在に嵌合させた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、1は自動車で、その車体2の後面
にはバツクドア3が設けられる。このバツクドア
3はその上端が車体2に枢支され、下端が上下回
動自在となつている。そして、このバツクドア3
の上方回動で車体2の後面に形成されたドア開口
が開閉される。
上記バツクドア3は板金製のドア本体5と、こ
のドア本体5の上方に形成されるドア窓6とで構
成されている。上記ドア本体5は所定間隔をあけ
て互いに対面するアウタパネル7と、図示しない
インナパネルとを有し、これらアウタパネル7と
インナパネルの端縁は互いに接合されている。
一方、上記ドア窓6は同上ドア本体5に一体成
形された窓枠8を有し、同上ドア本体5の上端と
この窓枠8とで形成された窓開口を窓ガラス9で
覆つている。また、上記ドア本体5の上下方向中
途部でアウタパネル7の外面には、車幅方向に沿
つて延びるモール11が取り付けられている。更
に、上記アウタパネル7とモール11との間の空
間にバツクドア3の開閉操作用のドアハンドル1
2を設けてある。
第1図及び第3図と第4図において、上記アウ
タパネル7には、上下方向に長いほぼ矩形状の貫
通孔14が形成される。一方、上記モール11に
はブラケツト15がねじ止めされ、軸心が車幅方
向に延びる枢支軸16によりこのブラケツト15
に上記ドアハンドル12が枢支されている。
上記ドアハンドル12は板金製であつて、第3
図で示すように平面視でほぼL字状をなしてい
る。このドアハンドル12は、枢支軸16側から
上記貫通孔14を貫通してドア本体5の内部に向
つて延びるアーム17と、このアーム17の基部
側に一体成形され車幅方向に沿つて延びる取手板
18とで構成される。また、上記アーム17は第
1図中実線で示すように上方回動する方向へ付勢
されている。一方、上記ドア本体5の内部にはバ
ツクドア3を閉じた状態にロツクするドアロツク
手段20が配設され、このドアロツク手段20は
上記アーム17の延出端に連動する。
上記ドアロツク手段20の操作をする場合に、
取手板18を把持して第1図中二点鎖線と矢印H
で示す方向にドアハンドル12を回動させる。す
ると、同図中矢印Lで示す方向へのアーム17が
回動し、これにドアロツク手段20が連動する。
そして、バツクドア3を閉じた状態に保持するド
アロツク手段20の動作が解除され、バツクドア
3を開くことができる。
また、図示しないキーによりアウタパネル7の
外部からドアロツク手段20を施錠操作すれば、
このドアロツク手段20は第1図中実線で示すよ
うに上方に回動した状態でロツクされる。よつ
て、ドアハンドル12を回動させようとしてもこ
のドアハンドル12にドアロツク手段20が連動
することはなく、ドアロツク手段20の施錠状態
が保持され、バツクドア3は閉状態に保たれる。
上記構成において、アウタパネル7の貫通孔1
4を覆うカバー板22と、このカバー板22を上
記貫通孔14に沿つて移動自在に支持する支持体
23とが設けられる。
即ち、上記カバー板22は樹脂製でほぼ矩形状
をなし、このカバー板22の上部には嵌合孔25
が形成されている。そして、この嵌合孔25に上
記アーム17の長手方向中途部が相対摺動自在に
貫通している。一方、上記支持体23は樹脂製で
ほぼU字状をなし、この支持体23は上記貫通孔
14の縁部に嵌着されている。この支持体23の
内面にはアウタパネル7の内部側でこのアウタパ
ネル7に対してほぼ平行な案内溝28を形成して
ある。そして、この案内溝28に上記カバー板2
2が上下摺動自在に嵌入され、つまり、上記カバ
ー板22は上記貫通孔14近傍のアウタパネル7
に沿つて上下に可動とされている。
前記したようにドアロツク手段20を施錠操作
したとき、ドアハンドル12のアーム17は上方
回動しており、従つて、貫通孔14において上記
アーム17を貫通させた部分以外の余剰開口たる
下部側がアウタパネル7の内外を連通させてい
る。しかし、上記カバー板22がこの貫通孔14
の下部側を覆つているため、アウタパネル7の内
外が貫通孔14により連通状態となることは防止
されている。
(考案の効果) この考案によれば、ドアハンドルのアームがド
アのアウタパネルに形成した貫通孔を貫通してお
り、この貫通孔において、上記アームを貫通させ
た部分以外の余剰開口を閉じるカバー板を設け、
このカバー板を上記ドアハンドルの操作に基づく
アームの回動に連動させた場合において、貫通孔
近傍のアウタパネル側に樹脂製の支持体を取り付
け、上記カバー板を同上貫通孔近傍のアウタパネ
ルに沿つて可動となるように上記支持体に摺動自
在に嵌合させたため、上記カバー板は、アウタパ
ネルに形成した貫通孔の孔縁を直接的に摺動する
ことなく、上記余剰開口を常時閉じることとな
る。よつて、アームにカバー板を連動させた場合
にアウタパネルの塗装がはげ落ちるということが
防止され、つまり、ドアの見栄えが良好に保たれ
ると共に、上記孔縁における発錆も防止される。
しかも、上記支持体は樹脂製であつて、これは
板金製に比べて精度よく成形できるものであるた
め、上記カバー板の摺動は円滑に、かつ、がたつ
きなくされることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の−線矢視拡大断面図、第2図は自動車後部
の斜視図、第3図は第1図の−線矢視断面
図、第4図は展開斜視図である。 1……自動車、3……バツクドア、7……アウ
タパネル、12……ドアハンドル、14……貫通
孔、17……アーム、20……ドアロツク手段、
22……カバー板、23……支持体、25……嵌
合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの板金製アウタパネルの外面側で、このア
    ウタパネル側にドアハンドルを枢支し、このドア
    ハンドルが有するアームを同上アウタパネルに形
    成した貫通孔を通してドア自体の内部にまで延出
    し、一方、ドアを閉じた状態にロツク可能とする
    ドアロツク手段を同上ドア自体の内部に設け、こ
    のドアロツク手段を上記アームの延出端に連動さ
    せ、上記貫通孔を覆うカバー板を設けると共に、
    このカバー板に形成した嵌合孔に上記アームの長
    手方向中途部を貫通させた自動車の盗難防止装置
    において、上記貫通孔近傍のアウタパネル側に樹
    脂製の支持体を取り付け、上記カバー板を同上貫
    通孔近傍のアウタパネルに沿つて可動となるよう
    に上記支持体に摺動自在に嵌合させたことを特徴
    とする自動車の盗難防止装置。
JP13008586U 1986-08-25 1986-08-25 Expired - Lifetime JPH0546530Y2 (ja)

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JP13008586U JPH0546530Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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JP13008586U JPH0546530Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS6334761U JPS6334761U (ja) 1988-03-05
JPH0546530Y2 true JPH0546530Y2 (ja) 1993-12-06

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516961Y2 (ja) * 1988-09-05 1996-11-13 株式会社小糸製作所 自動車の表示装置付バツクドアハンドル
JPH0623658Y2 (ja) * 1989-01-31 1994-06-22 株式会社アルファ 自動車用ドアハンドル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223956B2 (ja) * 1981-07-20 1987-05-26 Pairotsuto Mannenhitsu Kk

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248591Y2 (ja) * 1985-07-26 1990-12-20

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JPS6223956B2 (ja) * 1981-07-20 1987-05-26 Pairotsuto Mannenhitsu Kk

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