JP2516961Y2 - 自動車の表示装置付バツクドアハンドル - Google Patents

自動車の表示装置付バツクドアハンドル

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JP2516961Y2
JP2516961Y2 JP1988115921U JP11592188U JP2516961Y2 JP 2516961 Y2 JP2516961 Y2 JP 2516961Y2 JP 1988115921 U JP1988115921 U JP 1988115921U JP 11592188 U JP11592188 U JP 11592188U JP 2516961 Y2 JP2516961 Y2 JP 2516961Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の表示装置付バツクドアハンドルに
関する。
〔従来の技術〕
従来から,軽自動車等のバツクドアに取付けられるバ
ツクドアハンドルは第7図に示すように、車体の識別性
および意匠上等の要請からマークを表示している。すな
わち、1は車体、2は車体後部に取付けられたスイング
式のバツクドア、3はバツクドアハンドル、4はバツク
ドアハンドル3の表示マーク,5はキーシリンダである。
表示マーク4は、バツクドアハンドル3を構成するカバ
ーの裏面に蒸着、塗装等の手段によつて表示され、夜間
時には一般にバツクドアハンドル3内に組込まれた光源
によつて照明されるように構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のバツクドアハンドル
においては該バツクドアハンドルのカバーに設けた取手
部の強度が弱く,バツクドア2を開閉操作する際、大き
な操作力を取手部に加えると、該取手部が弾性変形した
り、破損するといつた問題があつた。
このような問題を解決する方法としてはカバー自体の
板厚を厚くし、剛性を増大させればよいわけであるが、
そうすると、カバーの重量増加をきたし、またバツクド
アハンドルの内部空間が狭くなり、マークプレートラン
プの収納に設計的制約を受けるという問題が発生する。
したがつて、本考案は上述したような従来の問題点を
解決し,簡単な構成でカバーの取手部を補強し、その強
度、剛性を増大させ得るようにした自動車の表示装置付
バツクドアハンドルを提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、バツクドアの表
面に取付けられるボデイ本体と,このボデイ本体を被う
カバーとでバツクドアハンドルを形成し、前記カバーの
表面に開口部を設け、表示マークが設けられた透光性を
有する前面レンズで前記カバーの開口部を被い,前記バ
ツクドアハンドルの内部に前記表示マークを照明する光
源を配設し、かつ前記ボデイ本体に取手補強部を一体に
延設し、該取手補強部を前記カバーに設けた取手部の裏
面に重合密接し、操作部を形成したものである。
〔作用〕
本考案においてカバーの取手部は、ボデイ本体に延設
した取手補強部が重合密接されることにより補強され、
操作部を形成する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本考案に係るバツクドアハンドルの一実施例
を示す第2図I−I線断面図、第2図は正面図、第3図
は底面図、第4図は第2図IV−IV線断面図,第5図は第
2図V−V線断面図、第6図は第2図VI−VI線断面図で
ある。これらの図において、全体を符号10で示すバツク
ドアハンドルは、バツクドア2の所定箇所に3本のスタ
ツドボルト11(11A,11B,11C)によりシートパツキン12
を介して強固に固定されたボデイ本体13およびカバー14
とからなり、内照式のマークプレートランプ15を内蔵し
ている。
前記ボデイ本体13は白色のABS樹脂等によつて車体幅
方向に長い浅箱形に形成されることにより、前面に開放
する導光板収納凹部16を有し、左端にはねじ取付部17
(第4図)が一体に延設され、このねじ取付部17の表面
に前記カバー14の左端部および中央部裏面に突設された
ボス部18(第4図,第5図)がタツピングねじ19によつ
て強固に固定されている。またボデイ本体13の左端部裏
面には左端のスタツドボルト11Aの頭部が加熱圧入され
るボルト取付用筒部20が一体に突設されている。さらに
ボデイ本体13の背面幅方向中央部には中央のスタツドボ
ルト11Bの頭部が加熱圧入される筒部21(第1図)が一
体に突設されている。一方、右端のスタツドボルト11C
は、第4図に示すように前記カバー14の裏面右端部に突
設された円筒部22に加熱圧入されている。そしてこれら
のスタツドボルト11A,11B,11Cは前記シートパツキン12
およびバツクドア2に形成されたボルト挿通孔(図示せ
ず)に挿通され、ナツト23が螺着されることにより、前
記ボデイ本体13およびカバー14を共締固定している。
前記シートパツキン12はソリツドゴム等によつて前記
カバー14と略同じ大きさに形成されて、表面周縁部に突
条体24が全周に亘つて一体に突設されており、この突条
体24の内側に前記カバー14の周縁部が嵌合している。さ
らにシートパツキン12の裏面周縁部にも背の低い突条体
25(第6図)が全周に亘つて一体に突設され、この突条
体25は前記バツクドア2の表面に圧接されることによ
り、雨水が該バツクドア2とシートパツキン12の間に侵
入するのを防止している。
前記カバー14は光不透過樹脂によつて一体に形成され
ることにより、左右方向に長い前面板14Aと、上面板14B
と、底面板14Cとからなり、前面板14Aの両端部が後方に
緩やかな曲率を以つて湾曲され、また該前面板14Aの中
央には左右方向に長い矩形の開口部26が前記ボデイ本体
13の導光板収納凹部16に対応して開設されている。前記
底面板14Cの中央部後端縁にはバツクドア2の開閉操作
時に指先が下方から挿入される切欠部27(第3図)が形
成されており、この切欠部27に対応する前記前面板14A
の中央部下方部分は取手部28(第1図)を形成してい
る。また、前記ボデイ本体13の前面下部で左右方向中央
部分には前記取手部28の裏面に重合密接される舌片状の
取手補強部29が下方に向つて一体の延設されることによ
り、これらによってバックドアハンドルの操作部31を形
成しており、さらにこの取手補強部29の下端部背面には
半円柱状の突部30が全長に亘つて一体に突設され、これ
によりバツクドア2の開閉操作時における指先の怪我を
防止すると同時の指を引掛けた時の感触並びに引掛りを
良くしている。なお、操作部31を形成する前記取手部28
と取手補強部29は超音波溶着等により一体に接合されて
いる。
前記マークプレートランプ15は、前記カバー14の内側
より前記開口部26に嵌合された前面レンズ32と、前記ボ
デイ本体13の導光板収納凹部16内に収納配置された光源
34および導光板35等で構成されている。前記前面レンズ
32は透明樹脂によつて板状に形成されて周縁部に抜け防
止用鍔部33が一体に設けられ、裏面にはスクリーン印刷
等により例えば「FIA」の文字からなる表示マーク36が
形成されている。表示マーク36の印刷に際しては、先ず
マーク部以外の部分、すなわち地色部をグレーメタリツ
クで印刷し、次にこの地色部を光が透過しないよう同一
範囲を黒色インクで印刷する。そして、マーク部を白色
インクで印刷した後、発光色のフイルタ印刷(例グリー
ン)を行つている。これにより表示マーク36は光源34の
非点灯時に白となり、点灯時にはグリーン発光する。前
記前面レンズ32はその周縁部裏面が前記ボデイ本体13の
前面周縁部に超音波溶着等により接合されており、この
接合面には防水性を高めるためV字状の水切山38を水切
溝39(第1図)が形成されている。
前記導光板35は平面視略楔形に形成されることによ
り、左端の板厚が最も薄く右端に向うにしたがつて徐々
に厚くなるよう背面が前面に対して適宜角度で傾斜し、
肉厚の最も大きい右端面に半円形の溝からなる入光部40
(第4図)が高さ方向全長に亘つて形成され、さらに背
面には小さな円錐状凹部からなる多数の点刻41が形成さ
れている。点刻41は前記入光部40より導光板35内に入射
した前記光源34からの光42を前方に反射させるもので、
光源34から遠ざかるにしたがつて点刻密度が増大し、単
位面積当りの照射量が各部一定になるようにしている。
なお、前記ボデイ本体13の底面板43は前記導光板35の背
面と同一角度で傾斜し、導光板35からその背面側に漏れ
る光を前方に反射し導光板35内に再入射させることによ
り、光42の有効利用を計つている。
前記光源34は管球バルブからなり、ソケツト44(第4
図)により光軸がバツクドア2と略平行になるよう保持
されている。ソケツト44はゴム製で、前記ボデイ本体13
の右側壁45に開設されたソケツト取付用孔46に外側から
嵌合され、かつセツトプレート48とタツピングねじ49
(第4図,第6図)により固定されている。ソケツト44
と右側壁45との間の防水は、該右側壁45に突設した水切
山(図示せず)にソケツト44を喰い込ませることによつ
て達成される。前記ソケツト44の前端面、すなわち前記
導光板35の入光部40と対向する面には、前記光源34を収
納保持する略半円形の収納凹部50が凹設されている。前
記導光板収納凹部16の内底面右端部で前記光源34に対応
する部分には金属製のリフレクタ51が配設されており、
このリフレクタ51により光源34から出た後方に向う光を
前方に反射させると同時に光源34の発熱によりボデイ本
体13の底面板43が溶けるのを防止している。前記光源34
のコード52は、前記バツクドア2に設けたプツシング53
を通つて車体内に導入され、電気回路に接続されてい
る。
第4図において、54はギボシコネクタ、55はアースコ
ード、56はクワ型ターミナル、57は空気流通孔、58は導
光板35の薄肉端部を係止する係止部である。前記空気流
通孔57はボデイ本体13の底面板43に形成され、導光板収
納凹部16をボデイ本体13の背面側に連通させることによ
り、光源34の点、消灯による前記導光板収納凹部16内の
圧力変化を防止する。空気流通孔57を設けないと、圧力
変化によりソケツト44とコード52,55との隙間やコード
芯線内を通つて外部に付着している水滴を導光板収納凹
部16内に吸い込む虞れがあるが、本考案においては空気
流通孔57を設けているので、その心配がない。空気流通
孔57の形成位置としては、該流通孔57からの水の侵入を
防止するためバツクドア2から離れた処が望ましい。こ
の場合、本実施例は前記係止部58を形成するための金型
抜孔を前記空気流通孔57として利用している。
なお、前記導光板35は薄肉端部が前記係止部58に係止
され、厚肉端部(上下2箇所)がボデイ本体13にランス
固定される。
かくしてこのような構成からなるバツクドアハンドル
10においては、カバー14の取手部28をボデイ本体13に延
設した取手補強部29によつて補強し、これらによって操
作部31を形成しているので、操作部31を持って開閉操作
する際に操作部31が2重構造であり強度が高いため、破
損したり変形する虞れがなく、またバックドアハンドル
のカバー14の表面に歪みが生じる虞れもなく、バツクド
アハンドル10の耐久性を向上させることができる。ま
た、マークプレートランプ15の光源34を管球バルブで構
成し、その光軸がバツクドア2と略平行になるよう組込
んでいるので、バツクドアハンドル10の薄型化も実現し
得る。
なお、上記実施例は表示装置の一種としてマークプレ
ートランプ15をバツクドアハンドル10に組込んだ場合に
ついて説明したが、本考案はこれに限らず、ストツプラ
ンプ等であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る自動車の表示装置付
バツクドアハンドルによれば,カバと共にバツクドアハ
ンドルを構成するボデイ本体に取手補強部を一体に延設
し、これをカバーの取手部に重合密接して操作部を形成
したので、カバー自体の板厚を厚くすることなく、取手
部の強度を増大させ得、バツクドアの開閉操作時の取手
部の破損事故およびバックドアハンドル表面(表示マー
ク)の歪みを防止し得る。また、カバーの板厚を厚くす
る必要がないので、バツクドアハンドルの内部空間を広
く利用でき、該内部空間内に組込まれる表示装置の設計
的自由度を増大させるという効果も期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバツクドアハンドルの一実施例を
示す第2図I−I線断面図、第2図は正面図、第3図は
底面図,第4図は第2図IV−IV線断面図、第5図は第2
図V−V線断面図、第6図は第2図VI−VI線断面図、第
7図は従来のバツクドアハンドルを備えた軽自動車の要
部斜視図である。 2……バツクドア、3,10……バツクドアハンドル、12…
…シートパツキン、13……ボデイ本体、14……カバー、
15……マークプレートランプ、26……開口部、28……取
手部、29……取手補強部、31……操作部、32……前面レ
ンズ、34……光源、35……導光板、36……表示マーク。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアの表面に取付けられるボデイ本
    体と、このボデイ本体を被うカバーとでバックドアハン
    ドルを形成し、前記カバーの表面に開口部を設け、表示
    マークが設けられた透光性を有する前面レンズで前記カ
    バーの開口部を被い、前記バックドアハンドルの内部に
    前記表示マークを照明する光源を配設し、かつ前記ボデ
    イ本体に取手補強部を一体に延設し、この取手補強部を
    前記カバーに設けた取手部の裏面に重合密接し、操作部
    を形成したことを特徴とする自動車の表示装置付バック
    ドアハンドル。
JP1988115921U 1988-09-05 1988-09-05 自動車の表示装置付バツクドアハンドル Expired - Lifetime JP2516961Y2 (ja)

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