JP2004231052A - 車両用サイドハンドルランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用サイドハンドルランプ10は、ドアのボディーパネル2に設けられ、かつサイドハンドル1が上方に位置する凹部3に取り付けられた光源本体11と、凹部3の表面および光源本体11を覆う導光体12とを備え、光源本体からの光(放射光束R´)が、この光源本体11を覆う導光体12に入射し、導光体12の反射部12dにより導光体12内に導かれ、導光体12内で内面反射を繰り返し、導光体12の外周端部12eがこの放射光束R´により発光し、サイドハンドル1の周囲を照明する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のドアの開閉を行うサイドハンドル付近を照明する車両用サイドハンドルランプに関し、更に詳しくは、光源本体からの光により発光する導光体を用いた車両用サイドハンドルランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車、トラック、自動二輪などの車両のドアの開閉を行うアウトサイドハンドルやインサイドハンドル(以下、サイドハンドルと称する)は、夜間あるいは暗い時や場所において、その存在が確実に認識および視認されることが重要である。従来においては、サイドハンドル(ドアハンドル)に照明装置を設け、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルの存在を認識および視認することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この車両用サイドハンドルランプは、ドアハンドル本体(11)とこのドアハンドル本体(11)に装着されたドアノブ(12)とを備え、ドアハンドル本体(11)に照明灯を設けると共に、ドアノブ(12)にノブ位置表示灯(16)を設けたものである。また、この照明灯(14)の光源光により、導光手段(18)を介してノブ位置表示灯(16)、あるいは鍵穴位置表示灯(17)を点灯させるものである。この車両用サイドハンドルランプは、照明灯(14)が点灯することにより運転者などが車両に乗車する際に、この運転者などの足元付近を照明し、ノブ位置表示灯(16)や鍵穴位置表示灯(17)が点灯することによりノブ位置および鍵穴位置を簡単かつ的確に確認することができるものである。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルの存在を認識および視認することができるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−318783
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用サイドハンドルランプでは、照明灯(14)とノブ位置表示灯(16)を同時に点灯する。従って、光源光である照明灯(14)は、導光手段(18)を介して、この照明灯(14)の光源光により点灯するノブ位置表示灯(16)は、照明灯(14)と比較してその光量が小さくなる。つまり、照明灯(14)が点灯することで、夜間あるいは暗い時や場所において車両に乗車する運転者などのノブ位置表示灯(16)に対する認識性および視認性が低下する恐れがある。
【0006】
また、上記従来の車両用サイドハンドルランプにおいては、ノブ位置表示灯16を点灯させるための光源として、照明灯(14)の光源光が必要となる。ここで、車両用サイドハンドルは、車両外観を構成するため、車両全体のデザイン設計上重要な要素となる。従って、光源である照明灯(14)を車両に乗車する運転者などに視認されることは、車両外観の意匠性を損なう恐れがある。
【0007】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下を防止するとともに、車両外観の意匠性を損なうことがない車両用サイドハンドルランプを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明では、車両のドアの開閉を行うサイドハンドル付近を照明する車両用サイドハンドルランプにおいて、ドアのボディーパネルに設けられ、かつサイドハンドルが上方に位置する凹部に取り付けられた光源本体と、凹部の表面および光源本体を覆う導光体とを備え、導光体は、反射部を有し、光源本体からの光により反射部を介して当該導光体の外周端部が発光することを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、光源本体からの光(放射光束)は、この光源本体を覆う導光体に入射し、導光体の反射部により導光体内、すなわち導光体周囲方向に導かれ、導光体内で内面反射を繰り返し、導光体の外周端部がこの放射光束により発光することとなるので、光源本体からの光は凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明する。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下を防止することができる。
【0010】
また、光源本体からの光は凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明するので独自の意匠性が発生する。さらに、導光体が凹部の表面を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、ドアのボディーパネルの凹部の損傷を防止することができる。
【0011】
また、この発明では、請求項1に記載の車両用サイドハンドルランプにおいて、導光体の反射部と外周端部との間に、拡散反射手段が設けられていることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、光源本体からの光(放射光束)は、この光源本体を覆う導光体に入射し、導光体の反射部により導光体内、すなわち導光体周囲方向に導かれ、この導光体内で内面反射を繰り返す放射光束の一部が拡散反射手段により、導光体の表面から出射、すなわち導光体の反射部と外周端部との間の表面が面発光し、凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明する。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。ここで、拡散反射手段は、高い屈折率を有するセグメントや白色系の印刷、塗装あるいは白色系の色と他色との2色で成形する拡散反射層などをいう。
【0013】
また、この発明では、請求項1または2に記載の車両用サイドハンドルランプにおいて、光源本体は、凹部の中央部に取り付けられていることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、凹部の中央部に取り付けられた光源本体からの光(放射光束)は、反射部により導光体内に導かれ、この放射光束が略均等に導光体の外周端部に分配される。これにより、この導光体の外周端部の発光輝度が略均等となり、照明品質が向上し、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。
【0015】
また、サイドハンドルが凹部の中央部の上方に位置している際に、このサイドハンドルを車両側面から見た場合には、光源本体がこのサイドハンドルにより隠されるため、光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性を損なうことがない。
【0016】
また、この発明では、請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両用サイドハンドルランプにおいて、少なくとも前記導光体の光源本体を覆う表面に遮光性カバーが取り付けられていることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、このサイドハンドルを車両側面から見た場合には、車両用サイドハンドルランプのうち最も車両外観の意匠に影響を及ぼす光源本体が遮光性カバーにより隠れるので、光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性を損なうことがない。
【0018】
また、遮光性カバーが光源本体を覆う導光体の表面を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、光源本体および光源本体を覆う導光体の損傷を防止することができる。
【0019】
また、この発明では、請求項4に記載の車両用サイドハンドルランプにおいて、遮光性カバーは、導光体の外周端部近傍まで延在していることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、導光体内に入射した光源本体からの光、すなわち放射光束は、そのすべてがこの導光体内で内面反射せずにその一部が導光体から漏光するが、遮光性カバーを導光体の外周端部近傍まで延在させることで、この導光体からの漏光を遮断することができる。また、導光体の経年劣化や車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーによる導光体の損傷による漏光を遮断することができる。これにより、この導光体の外周端部の発光を鮮やかにすることができ、照明品質がさらに向上し、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。
【0021】
また、遮光性カバーが導光体の表面の略全域を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、導光体の損傷をさらに防止することができる。さらに、遮光性カバーが導光体の表面の略全域を覆うので、例えば、この遮光性カバーの色をドアのボディーパネルと同色とすることで、このサイドハンドルを車両側面から見た場合に、導光体や光源本体が遮光性カバーにより隠れるので、導光体や光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性をさらに損なうことがない。
【0022】
また、この発明では、請求項4または5に記載の車両用サイドハンドルランプにおいて、導光体と遮光性カバーが一体に形成されていることを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、導光体と遮光性カバーが一体に形成されることで、遮光性カバーと導光体との段差がなくなり、埃などが導光体の表面に溜まることを防止することができるので、照明品質の低下を防止でき、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。また、遮光性カバーと導光体との段差がなくなることで、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、遮光性カバーが導光体から剥がれることを防止でき、導光体の損傷をさらに防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0025】
〔第一実施形態〕
図1はこの発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第一の実施の形態を示す要部の一部平面図であり、図2は図1のA−A断面図である。サイドハンドル1は、図1および図2に示すように、ドアのボディーパネル2に設けられた略楕円形状の凹部3を跨ぐように設けられている。また、車両用サイドハンドルランプ10は、光源本体11と、凹部3の表面とこの光源本体11を覆う導光体12とから構成されている。なお、サイドハンドル1は、棒形状をなし、凹部3の長軸方向に取り付けられており、その一方の端部にはキー穴4が設けられている。
【0026】
光源本体11は、光源としてのLED13と光源取付板14とから構成されている。このLED13は、プリントサーキットボード15の表面に実装された表面実装タイプ(SMD)のものであって、その厚みが小さくコンパクトである。光源取付板14は、合成樹脂あるいは金属板などからなり、その表面と後述する導光体12の中央端部12aとの間で、上記プリントサーキットボード15を挟み固定するものである。なお、プリントサーキットボード15には、その表面に実装されたLED13に電源を供給するリード線16が取り付けられている。
【0027】
導光体12は、透明なアクリル樹脂で成形されており、その形状はボディーパネル2の凹部3の形状と略同一の楕円形状である。すなわち、凹部3の表面を覆うことのできる形状である。この導光体12の中央部の裏面には、中央端部12aが突設されている。この中央端部12aの外形は、後述するボディーパネル2の取付孔5あるいは取付ブラケット6の内径と略同一である。また、中央端部12aには、上記光源本体11のLED13およびプリントサーキットボード15を挿入できる空間部12bが設けられている。
【0028】
また、導光体12の中央部には、円錐形状の切欠部12cが設けられており、この切欠部12cの切欠面が光源本体11の光源であるLED13からの光を導光体12の内部に出射させる反射部12dを形成している。一方、この導光体12の外周端部12eは、ホーニング加工等により拡散処理が施されており、この外周端部12eを高視野角で視認できるようになっている。
【0029】
次に、車両用サイドハンドルランプ10のドアのボディーパネル2への取り付けについて説明する。図3は、光源本体をボディーパネルに取り付けた状態を示す詳細図であり、同図(a)はスクリューにより光源本体を取り付けた状態、同図(b)は光源取付板を取付孔に圧入して光源本体を取り付けた状態、同図(c)は導光体と取付ブラケットとを螺合して光源本体を取り付けた状態を示す図である。ここで、凹部3のほぼ中央部のボディーパネル2には、取付孔5が設けられている。この取付孔5の周縁で、かつボディーパネル2の裏面には、取付ブラケット6が固定されている。この取付ブラケット6は、有底円柱形状であり、その空間部6aに光源本体11が挿入されるようになっている。
【0030】
まず、車両用サイドハンドルランプ10の光源本体11のボディーパネル2の凹部3への取り付けは、同図(a)に示すように、この光源本体11をボディーパネル2の表面側から取付孔5内および取付ブラケット6の空間部6a内に挿入し、取付ブラケット6を介して光源本体11の光源取付板14にスクリュー7を羅合することにより行う。つまり、光源本体11をボディーパネル2に取り付けられている取付ブラケット6に、スクリュー7により固定する。
【0031】
次に、図2に示すように、導光体12の裏面の所定位置に設けられた爪部12fをボディーパネル2の凹部3に設けられた取付穴3aに挿入し、この爪部12fがボディーパネル2の裏面を係止することで、導光体12をボディーパネル2の凹部3に取り付ける。ここで、導光体12の中央端部12aは、ボディーパネル2の取付孔5内および取付ブラケット6の空間部6a内に挿入し、固定される。このとき、ボディーパネル2に取り付けられた光源本体11のLED13およびプリントサーキットボード15は、この導光体12の中央端部12aの空間部12b内に配置される。つまり、光源本体11のプリントサーキットボード15は、光源取付板14の表面と導光体12の中央端部12aとの間で挟まれ、固定される。なお、上記空間部12bに段差部12gを設け、この段差部12gに光源本体11のプリントサーキットボード15を当接させることが好ましい。これにより、プリントサーキットボード15およびLEDの導光体12に対する位置決めが容易に行え、またこのプリントサーキットボード15に実装されたLED13が導光体12の中央端部12aの空間部12bの底面に接触することを防止でき、車両用サイドハンドルランプ10をボディーパネル2に取り付ける際に、LED13が損傷することを防止することができる。
【0032】
なお、光源本体11のボディーパネル2への取り付けは、上記スクリュー7により行うものに限られない。例えば、同図(b)に示すように、同図(a)に示す取付ブラケット6および光源本体11の光源取付板14のかわりに、導光体12の中央端部12aを覆う有底円柱形状の光源取付板14´を用いても良い。この場合は、この光源取付板14´の空間部14aの外周の取付板端部14bの外径とボディーパネル2の取付孔5の内径を略同一、あるいは取付板端部14bの外径を取付孔5の内容よりも若干大きくし、光源取付板14´を取付孔5に圧入あるいは挿入した後接着剤などで固定することで、光源本体11をボディーパネル2の凹部3に取り付けても良い。なお、14cはボディーパネル2の凹部3に対する光源取付板14´、すなわち光源本体11の位置決めを行うための突起部である。
【0033】
また、同図(c)に示すように、同図(a)に示す取付ブラケット6の空間部6aの側面にネジ溝6bを設け、導光体12の中央端部12aの外周面にこのネジ溝6bに羅合するネジ12hを設けても良い。この場合は、まず、導光体12をボディーパネル2の凹部3の表面に配置する。すなわち導光体12の中央端部12aがボディーパネル2の取付孔5からこのボディーパネル2の裏面に突出させる。次に、予め光源本体11を空間部6a内に配置した取付ブラケット6のネジ溝6bをボディーパネル2の裏面から導光体12の中央端部12aのネジ12hに羅合することで、光源本体11をボディーパネル2の凹部3に取り付けても良い。
【0034】
次に、この車両用サイドハンドルランプ10の動作について説明する。図4は、この発明に係る車両用サイドハンドルランプの動作説明図である。まず、同図に示すように、リモートコントロールキーやノーマルキーなどによりドアの開錠、閉錠を行う際、あるいは車両の所有者(運転者以外も含まれる)が車両に接近した際に光源本体11のLED13が点灯あるいは点滅する。つまり、ドアの開錠、閉錠に連動、あるいは図1および図2に示すドアのボディーパネル2に設けられた赤外線センサなどの出力信号により、リード線16からLED13に電源が供給される。この光源本体11の光源であるLED13が点灯すると、LED13からの光Rは、光源本体11を覆う導光体12の中央端部12aからこの導光体12に入射する。導光体12に入射した光Rは、導光体12の反射部12dで略全反射し、放射光束R´として導光体12内、すなわち図1に示すように導光体周囲方向に導かれる。
【0035】
この放射光束R´は、図2および図4に示すように、導光体12内でスネルの法則により内面反射を繰り返し、導光体12の外周端部12eまで導かれる。この導光体12の外周端部12eまで導かれた放射光束R´によりこの外周端部12eが発光する。つまり、光源本体11からの光R(放射光束R´)は、ドアのボディーパネル2の凹部3の上方に位置するサイドハンドル1の周囲を照明する。ここで、導光体12の外周端部12eは、上述したようにホーニング加工などにより、拡散処理が行われているため、この外周端部12eの発光は、図2に示すように、拡散した発光となる。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下を防止することができる。また、光源本体11はドアのボディーパネル2の凹部3の中央部に設けられているため、光源本体11の光源であるLED13からの光R、すなわち導光体12の反射部12dからの放射光束R´は、略均等に導光体12の外周端部12eに分配される。これにより、この導光体12の外周端部12eの発光輝度が略均等となり、照明品質が向上する。
【0036】
図5は、この発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第一の実施の形態の変形例を示す要部の一部平面図であり、図6は図5のB−B断面図である。図5および図6に示す車両用サイドハンドルランプ10は、導光体12の表面に遮光性カバー17を取り付けたものである。この遮光性カバー17は、合成樹脂や金属板などからなり、その形状は導光体12の表面形状と略同一の楕円形状である。すなわち、導光体12の表面を覆うことのできる形状である。ここで、この遮光性カバー17は、導光体12の表面の略全面を覆うが、光源本体11からの光R(放射光束R´)で発光する外周端部12eを覆うものではない。遮光性カバー17の導光体12の表面への取り付けは、接着剤などで行う。なお、導光体12と遮光性カバー17は、合成樹脂などで一体に成形しても良い。
【0037】
遮光性カバー17には、導光体12内に導かれる放射光束R´が透過しないように、着色されている。着色される色は、特に限定されるものではないが、車両外観の意匠性を損なわないために、ドアのボディーパネル2と同色であることが好ましい。導光体12内、すなわち図5に示すように導光体周囲方向に導かれた放射光束R´は、導光体12のみではそのすべてが内面反射せずにその一部が導光体12から漏光する。しかし、導光体12の表面から放射光束R´が透過しないように着色されている遮光性カバー17を取り付けることで、導光体12内の放射光束R´が導光体12から漏光することを遮断することができる。これにより、この導光体12の外周端部12eの発光を鮮やかにすることができ、照明品質がさらに向上することができる。また、導光体12の経年劣化や車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、導光体12が損傷し、導光体12内の放射光束R´がこの導光体12から漏光することを遮断することができる。
【0038】
なお、図5および図6に示す遮光性カバー17は、導光体12の表面の略全面を覆うが、本発明はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、少なくとも、導光体12の光源本体11を覆う表面に遮光性カバー17を取り付けても良い。ここで、図4に示す光源本体11からの光Rは、導光体12の反射部12dで全反射するはずであるが、例えば切欠き部12cが損傷し、この反射部12dにより光Rが全反射しないと、導光体12の外周端部12eの発光の照明品質が低下する恐れがある。しかし、少なくとも遮光性カバー17が導光体12の光源本体11を覆う表面に取り付けられていれば、導光体12の反射部12dの損傷を防止でき、外周端部12eの発光の照明品質を確保することができる。また、車両用サイドハンドルランプ10のうち最も車両外観の意匠に影響を及ぼす光源本体11が遮光性カバー17により隠れるので、光源本体11を視認することができず、光源本体11により、車両外観の意匠性を損なうことがない。
【0039】
〔第二実施形態〕
図8はこの発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第二の実施の形態を示す要部の一部平面図であり、図9は図8のC−C断面図である。図8および図9に示す車両用サイドハンドルランプ10´が、図1および図2に示す車両用サイドハンドルランプ10と異なる点は、導光体12´が面発光することである。ここで、光源本体11およびこの光源本体11をドアのボディーパネル2に取り付ける方法は、上記第一実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0040】
導光体12´の反射部12dと外周端部12aとの間には、ボディーパネル2の凹部3の長軸方向に帯状な拡散反射手段18が等間隔で配置されている。図10は、導光体の拡散反射手段を示す図であり、同図(a)はシリンドリカル型セグメント、同図(b)はクサビ形セグメント、同図(c)は拡散反射層を示す図である。拡散反射手段18には、同図(a)または(b)に示すシリンドリカル型セグメント18a、クサビ形セグメント18bや拡散反射層18cなどがある。
【0041】
同図(a)に示すシリンドリカル型セグメント18aは、断面形状が半球状で導光体12´内に導かれた放射光束R´の一部が照射される。このシリンドリカル型セグメント18aは、高い屈折率を有しているため照射された放射光束R´を略全反射するため、シリンドリカル型セグメント18aの上方に位置する導光体12´の表面が発光する。この発光は、シリンドリカル型セグメント18aの断面形状が半球状であるため拡散発光となる。一方、同図(b)に示すクサビ型セグメント18bは、断面形状が三角形状で導光体12´内に導かれた放射光束R´の一部が照射される。このクサビ型セグメント18bは、高い屈折率を有しているため照射された放射光束R´を略全反射するため、クサビ型セグメント18bの上方に位置する導光体12´の表面が発光する。この発光は、クサビ型セグメント18bの断面形状が三角形状であるため指向性を有する発光となる。
【0042】
同図(c)に示す拡散反射層18cは、合成樹脂などからなり、導光体12´の反射部12dと外周端部12eとの間の全面に設けられており、その所定個所に反射率の高く、好ましくは拡散反射に好適な白色系の印刷あるいは塗装による拡散反射部18dが形成されている。導光体12´内に導かれた放射光束R´の一部はこの拡散反射層18cの拡散反射部18dに照射され、拡散反射部18dは照射された放射光束R´を略全反射するため、拡散反射部18dの上方に位置する導光体12´の表面が発光する。この発光は、拡散反射層18cの拡散反射部18dを形成する印刷あるいは塗装の色によって異なるが指向性を有する発光あるいは拡散発光となる。なお、拡散反射層18cの拡散反射部18dは、印刷や塗装により形成されているが、白色系の色と他色との2色で拡散反射層18cを成形しても良い。
【0043】
次に、この車両用サイドハンドルランプ10´の動作について説明する。まず、リモートコントロールキーやノーマルキーなどによりドアの開錠、閉錠を行う際、あるいは車両の所有者(運転者以外も含まれる)が車両に接近した際に光源本体11のLED13が点灯するあるいは点滅する。つまり、ドアの開錠、閉錠に連動、あるいは図8および図9に示すドアのボディーパネル2に設けられた赤外線センサなどの出力信号により、リード線16からLED13に電源が供給される。この光源本体11の光源であるLED13が点灯すると、LED13からの光Rは、光源本体11を覆う導光体12´の中央端部12aからこの導光体12に入射する。導光体12´に入射した光Rは、導光体12´の反射部12dで略全反射し、放射光束R´として導光体12´内、すなわち図8に示すように導光体周囲方向に導かれる(図4参照)。
【0044】
この放射光束R´は、図9に示すように、導光体12´内でスネルの法則により内面反射を繰り返し、導光体12´の外周端部12eまで導かれる。この外周端部12eに向かって導かれる放射光束R´の一部は、図10に示す拡散反射手段18により略全反射し、拡散反射手段18の上方に位置する導光体12´の表面が発光する。この拡散反射手段18に照射されない放射光束R´は、導光体12の外周端部12eまで導かれ、この導かれた放射光束R´によりこの外周端部12eが発光する。つまり、車両用サイドハンドルランプ10´は、光源本体11からの光R(放射光束R´)により、拡散反射手段18の上方に位置する導光体12´の表面と導光体12の外周端部が発光することで、導光体12´が面発光することとなる。ここで、拡散反射手段18は、図8ではボディーパネル2の凹部3の短軸方向に等間隔で帯状に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図11に示すように、ボディーパネル2の凹部3の形状、すなわち略楕円形状に等間隔に設けても良い。なお、ボディーパネル2の凹部3の長軸方向に帯状な拡散反射手段18が等間隔で配置されているが、この間隔を狭めることで導光体12´の表面は連続した面発光となり、この間隔を広げることで導光体12´の表面は帯状の面発光となる。
【0045】
以上により、光源本体11からの光R(放射光束R´)は、ドアのボディーパネル2の凹部3の上方に位置するサイドハンドル1の周囲を面で照明する。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下を防止することができる。
【0046】
なお、上記第二実施形態において、図7に示すように、少なくとも、導光体12´の光源本体11を覆う表面に遮光性カバー17を取り付けても良い。また、導光体12´の表面は面発光するので、この導光体12´の表面のうち発光させたくない部分に遮光性カバー17を取り付けることで、導光体12´の表面の発光を任意に選択することができる。図12はこの発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第二の実施の形態の変形例を示す要部の一部平面図であり、図13は図12に示す車両用サイドハンドルランプの要部断面図を示す図であり、同図(a)は導光体と遮光性カバーと別体の場合、同図(b)は導光体と遮光性カバーが一体の場合を示す図である。
【0047】
図12に示すように、遮光性カバー17´を拡散反射手段18の上方に位置する導光体12´の表面に取り付けても良い。この場合は、導光体12´の表面は、楕円形状の外周が発光するとともに、その内部で複数本の帯状に発光する。つまり、遮光性カバー17´を導光体12´の表面に取り付けることで、この導光体12´の表面を任意に発光させることができ、夜間あるいは暗い時や場所における車両外観の意匠性を向上させることができる。
【0048】
ここで、導光体12´の表面の遮光性カバー17´は、図13(a)に示すように別体でも、同図(b)に示すように、一体でも良い。遮光性カバー17´が別体で導光体´12の表面に取り付けられている場合は、この遮光性カバー17´により、導光体12´の表面を損傷することを防止することができる。一方、遮光性カバー17´が導光体12´と一体の場合は、遮光性カバー17´と導光体12´との段差がなくなり、埃などが導光体12´の表面に溜まることを防止することができるので、照明品質の低下を防止できる。また、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、遮光性カバー17´が導光体12´から剥がれることを防止でき、導光体12´の損傷を防止することができる。
【0049】
なお、上記第一および第二実施形態では、光源がプリントサーキットボード15の表面に実装された表面実装タイプ(SMD)のLED13の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出射する光の指向性が高い砲弾タイプのLEDであっても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、光源本体からの光(放射光束)は、この光源本体を覆う導光体に入射し、導光体の反射部により導光体内、すなわち導光体周囲方向に導かれ、導光体内で内面反射を繰り返し、導光体の外周端部がこの放射光束により発光することとなるので、光源本体からの光は凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明する。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下を防止することができる。
【0051】
また、光源本体からの光は凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明するので独自の意匠性が発生する。さらに、導光体が凹部の表面を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、ドアのボディーパネルの凹部の損傷を防止することができる。
【0052】
また、請求項2に記載の発明によれば、光源本体からの光(放射光束)は、この光源本体を覆う導光体に入射し、導光体の反射部により導光体内、すなわち導光体周囲方向に導かれ、この導光体内で内面反射を繰り返す放射光束の一部が拡散反射手段により、導光体の表面から出射、すなわち導光体の反射部と外周端部との間の表面が面発光し、凹部の上方に位置するサイドハンドルの周囲を照明する。これにより、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。
【0053】
また、請求項3に記載の発明によれば、凹部の中央部に取り付けられた光源本体からの光(放射光束)は、反射部により導光体内に導かれ、この放射光束が略均等に導光体の外周端部に分配される。これにより、この導光体の外周端部の発光輝度が略均等となり、照明品質が向上し、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。また、サイドハンドルが凹部の中央部の上方に位置している際に、このサイドハンドルを車両側面から見た場合には、光源本体がこのサイドハンドルにより隠されるため、光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性を損なうことがない。
【0054】
また、請求項4に記載の発明によれば、このサイドハンドルを車両側面から見た場合には、車両用サイドハンドルランプのうち最も車両外観の意匠に影響を及ぼす光源本体が遮光性カバーにより隠れるので、光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性を損なうことがない。また、遮光性カバーが光源本体を覆う導光体の表面を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、光源本体および光源本体を覆う導光体の損傷を防止することができる。
【0055】
また、請求項5に記載の発明によれば、導光体内に入射した光源本体からの光、すなわち放射光束は、そのすべてがこの導光体内で内面反射せずにその一部が導光体から漏光するが、遮光性カバーを導光体の外周端部近傍まで延在させることで、この導光体からの漏光を遮断することができる。また、導光体の経年劣化や車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーによる導光体の損傷による漏光を遮断することができる。これにより、この導光体の外周端部の発光を鮮やかにすることができ、照明品質がさらに向上し、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。
【0056】
また、遮光性カバーが導光体の表面の略全域を覆うので、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、導光体の損傷をさらに防止することができる。さらに、遮光性カバーが導光体の表面の略全域を覆うので、例えば、この遮光性カバーの色をドアのボディーパネルと同色とすることで、このサイドハンドルを車両側面から見た場合に、導光体や光源本体が遮光性カバーにより隠れるので、導光体や光源本体を視認することができない。従って、光源本体により、車両外観の意匠性をさらに損なうことがない。
【0057】
また、請求項6に記載の発明によれば、導光体と遮光性カバーが一体に形成されることで、遮光性カバーと導光体との段差がなくなり、埃などが導光体の表面に溜まることを防止することができるので、照明品質の低下を防止でき、夜間あるいは暗い時や場所におけるサイドハンドルに対する認識性および視認性の低下をさらに防止することができる。また、遮光性カバーと導光体との段差がなくなることで、車両を乗降する運転者などの爪やドアの開閉の際に用いられるキーにより、遮光性カバーが導光体から剥がれることを防止でき、導光体の損傷をさらに防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第一の実施の形態を示す要部の一部平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】光源本体をボディーパネルに取り付けた状態を示す詳細図であり、同図(a)はスクリューにより光源本体を取り付けた状態、同図(b)は光源取付板を取付孔に圧入して光源本体を取り付けた状態、同図(c)は導光体と取付ブラケットとを螺合して光源本体を取り付けた状態を示す図である。
【図4】この発明に係る車両用サイドハンドルランプの動作説明図である。
【図5】この発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第一の実施の形態の変形例を示す要部の一部平面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】遮光性カバーの他の構成例を示す図である。
【図8】この発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第二の実施の形態を示す要部の一部平面図である。
【図9】図9は図8のC−C断面図である。
【図10】導光体の拡散反射手段を示す図であり、同図(a)はシリンドリカル型セグメント、同図(b)はクサビ形セグメント、同図(c)は拡散社葬反射層を示す図である。
【図11】拡散反射手段の他の配置例を示す図である。
【図12】この発明にかかる車両用サイドハンドルランプの第二の実施の形態の変形例を示す要部の一部平面図である。
【図13】図12に示す車両用サイドハンドルランプの要部断面図を示す図であり、同図(a)は導光体と遮光性カバーと別体の場合、同図(b)は導光体と遮光性カバーが一体の場合を示す図である。
【符号の説明】
1 サイドハンドル
2 ボディーパネル
3 凹部
3a 取付穴
4 キー穴
5 取付孔
6 取付ブラケット
6a 空間部
6b ネジ溝
7 スクリュー
10、10´ 車両用サイドハンドルランプ
11 光源本体
12、12´ 導光体
12a 中央端部
12b 空間部
12c 切欠部
12d 反射部
12e 外周端部
12f 爪部
12g 段差部
12h ネジ
13 LED
14、14´ 光源取付板
14a 空間部
14b 取付板端部
14c 突起部
15 プリントサーキットボード
16 リード線
17 遮光性カバー
18 拡散反射手段
18a シリンドリカル型セグメント
18b クサビ形セグメント
18c 拡散反射層
18d 拡散反射部
R 光
R´ 放射光束
Claims (6)
- 車両のドアの開閉を行うサイドハンドル付近を照明する車両用サイドハンドルランプにおいて、
前記ドアのボディーパネルに設けられ、かつ前記サイドハンドルが上方に位置する凹部に取り付けられた光源本体と、
前記凹部の表面および光源本体を覆う導光体と、
を備え、
前記導光体は、反射部を有し、前記光源本体からの光により反射部を介して当該導光体の外周端部が発光することを特徴とする車両用サイドハンドルランプ。 - 前記導光体の反射部と外周端部との間に、拡散反射手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドハンドルランプ。
- 前記光源本体は、前記凹部の中央部に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用サイドハンドルランプ。
- 少なくとも前記導光体の光源本体を覆う表面に遮光性カバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両用サイドハンドルランプ。
- 前記遮光性カバーは、導光体の外周端部近傍まで延在していることを特徴とする請求項4に記載の車両用サイドハンドルランプ。
- 前記導光体と前記遮光性カバーが一体に形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用サイドハンドルランプ。
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- 2003-01-30 JP JP2003022337A patent/JP2004231052A/ja active Pending
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