JP3526925B2 - 字光性ナンバープレート - Google Patents

字光性ナンバープレート

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JP3526925B2
JP3526925B2 JP26186294A JP26186294A JP3526925B2 JP 3526925 B2 JP3526925 B2 JP 3526925B2 JP 26186294 A JP26186294 A JP 26186294A JP 26186294 A JP26186294 A JP 26186294A JP 3526925 B2 JP3526925 B2 JP 3526925B2
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雅昭 松岡
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ワールドオートプレート株式会社
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は字光性ナンバープレート、
さらに詳細には、従来に比較して合成樹脂製の文字にひ
び割れ、亀裂などを生じない字光性ナンバープレートに
関する。
【0002】
【従来技術および問題点】字光性ナンバープレートは図
4及び図5に示すように、偏平なケース1の全面に取り
付けられた開閉枠2に、文字部分3を打ち抜き、その文
字部分に規定の地色に着色さた透明な合成樹脂製文字4
を貼着したナンバープレート本体5を固定すると共に、
ケース1内部に照明灯6を設けて成るものであり、夜間
などにナンバープレート本体5の文字4を前記照明灯6
により光るようにしたものである。
【0003】このような字光性ナンバープレートは前記
合成樹脂製文字4を光らせることにより、遠距離からナ
ンバープレートを識別しうるようにしたものであるが、
照明灯6の真上は強く光り、一方照明灯6より遠い文字
4は暗くなるというように、文字4の光り方にむらを生
じるという欠点があった。
【0004】このため、現在においては、ナンバープレ
ート本体5と照明灯6間に、照明灯6に相当する部分に
黒色塗料7を周囲に行くにしたがって薄くなるように焼
付けた乳白色半透明の光線分散板8(図6)を介在さ
せ、照明灯6真上ないし近傍における光量を減少せしめ
ることにより、文字4が均等に光るようにしている(実
公昭53−16308号)。そして、この光線分散板8
としては、現実には乳白色半透明のポリプロピレン板が
用いられている。
【0005】上述のようなナンバープレート本体5を製
造する場合、従来、図7に示すように、ナンバープレー
ト本体5に穿設された文字部分3に透明又は半透明の合
成樹脂製文字4を嵌め合わせ、上部および下部より圧力
Pを負荷すると共に、加熱して熱圧着するものであっ
た。すなわち、たとえば実公平2−19832号公報が
開示するような熱圧着装置を使用し、上部の圧着板は冷
却し(文字部41が崩れないように)、下部の圧着板を
加熱して、圧力を負荷することにより、図8に示すよう
に文字4の足部42が潰れて、文字3はナンバープレー
ト本体5に熱圧着される。このとき、文字4は上部に傾
斜した係止部分43を有しているが、この係止部分43
を設けることによって、下方の光源からの光が、前記文
字部分3と文字4との間から漏れないようになってい
る。
【0006】上述のような文字4を熱圧着する場合、前
記文字4の足部42は熱圧着によって潰されることにな
り、前記圧力および熱によって前記文字4に歪みが生じ
ることは明らかである。このような歪みを生じるため
に、文字4を取付けたナンバープレートは、ひび割れあ
るいは亀裂を生じることがあり、歩留りが悪いという欠
点があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述の点に鑑みなされたもので
あり、従来に比較して合成樹脂製の文字にひび割れ、亀
裂などを生じない字光性ナンバープレートを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】したがって本発明によ
る字光性ナンバープレートは、文字部分を打ち抜き、透
明ないし半透明の合成樹脂文字を前記文字部分に貼着し
たナンバープレート本体と、前記文字を光らせるため、
前記ナンバープレート本体の裏面側に配置された照明灯
を有する字光性ナンバープレートにおいて、前記文字は
所定の文字形状を呈する文字部とこの文字部に接続し前
記文字部分に挿入した足部を有し、前記足部はナンバー
プレート本体表面側より挿入されて、ナンバープレート
本体の裏面に若干突出するようにし、かつ前記突出した
足部部分を接着剤層で覆ったことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明による字光性ナンバープレートの一
実施例を図面に基づき説明する。
【0010】本発明によるナンバープレートは、基本的
には、図4から図6に示すような構造を有している。す
なわち、ケース1の全面に取り付けられた開閉枠2に、
文字部分3を打ち抜き、その文字部分3に規定地色に着
色された透明な合成樹脂文字4を貼着したナンバープレ
ート5を固定し、さらにケース1内部に前記文字4を光
らせるための照明灯6が適当な位置に取り付けられた構
造を有している。
【0011】本発明による字光性ナンバープレートに使
用される文字4は、図1あるいは図3に示されるよう
に、文字4は、所定の文字形状を示す文字部41と前記
ナンバープレート本体5の文字部分3に挿入されて固定
される足部42を有しており、さらに前記文字部分3に
足部42が挿入されたときに係止し、かつ文字部分3と
文字4の透き間より照明灯6の光が漏れないようにする
ための係止部分43が備えられている。
【0012】このような文字4をナンバープレート本体
5の文字部分3に前記足部42をナンバープレート本体
5の表面側より挿入すると、前記係止部分43によって
文字4はナンバープレート本体5に係止される。この場
合、足部42はナンバープレート本体5の裏面に若干突
出する。この突出量は熱圧着により潰し、固定するため
のものではないので、前記従来の場合に比較して少なく
てよい。
【0013】このように前記文字4を文字部分3に挿入
した後、接着剤9を設けて前記文字3とナンバープレー
ト本体5を接着する。この場合、図2に示すように、接
着剤9としてはプリプレグシート状の接着剤9を用い、
たとえば、「ろ 23−45」部分全体に貼着し(破線
として接着剤シートを示す)、図1に示すように上方よ
り押さえ板10で押さえ、下方より加熱板11で接着剤
9を加熱して接着するようにするのがよい。この図2に
おいては、「品川56」部分全体も接着剤9で接着され
た状態を示している。この図において、接着剤9は便宜
的に不透明で示されているが、実際上は透明なものを使
用する。
【0014】上述のような接着剤としては、前記文字4
が耐候性、耐ガソリン性、耐汚染性などを考慮して酢酸
セルロース系樹脂を用いているために、さらに透明性な
どを考慮しポリウレタン系接着剤であるのが好ましい。
【0015】
【作用】本発明による字光性ナンバープレートによれ
ば、文字4をナンバープレート本体5に固着するに際し
て、文字部分3に文字4の足部42を挿入し、裏面に接
着剤を設けて前記文字をナンバープレーと本体に固着す
る。この接着の際に、押さえ板、加熱板によって、圧
力、熱が負荷されることもあるが、この場合において
も、単なる押さえ程度の圧力であり、また熱は接着剤の
硬化のためであるために、合成樹脂製の文字に歪みが残
留することはない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による字光
性ナンバープレートによれば、文字4をナンバープレー
ト本体5に固着するに際して、従来のように大きな圧力
と熱を負荷して熱圧着により足部42を潰さず、接着剤
によって固着するため合成樹脂製の文字に歪みを残留さ
せることがない。このため、運搬時の振動などにより文
字がひびが入り、また亀裂を生じたりすることがなくな
るという利点を生じ、歩留りが向上するという長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の字光性ナンバープレートの
断面図。
【図2】本発明の一実施例の裏面図。
【図3】本発明の一実施例の一部拡大断面図。
【図4】従来の字光性ナンバープレートの正面図。
【図5】開閉枠を開いたときの正面図。
【図6】従来の光分散板の正面図。
【図7】従来の文字を固着するときの断面図。
【図8】従来の文字が固着されたときの状態を示す断面
図。
【符号の説明】
1 ケース 2 開閉枠 3 文字部分 4 文字 41 文字部 42 足部 43 係止部分 5 ナンバープレート本体 6 照明灯 7 塗料(シール) 8 光分散板 9 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/10 B60Q 1/56 G09F 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字部分を打ち抜き、透明ないし半透明の
    合成樹脂文字を前記文字部分に貼着したナンバープレー
    ト本体と、前記文字を光らせるため、前記ナンバープレ
    ート本体の裏面側に配置された照明灯を有する字光性ナ
    ンバープレートにおいて、前記文字は所定の文字形状を
    呈する文字部とこの文字部に接続し前記文字部分に挿入
    した足部を有し、前記足部はナンバープレート本体表面
    側より挿入されて、ナンバープレート本体の裏面に若干
    突出するようにし、かつ前記突出した足部部分を透明な
    接着剤で覆ったことを特徴とする字光性ナンバープレー
    ト。
  2. 【請求項2】前記接着剤はシート状のプリプレグを硬化
    せしめたものであることを特徴とする請求項1記載の字
    光性ナンバープレート。
JP26186294A 1994-09-30 1994-09-30 字光性ナンバープレート Expired - Fee Related JP3526925B2 (ja)

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