JPH0643830Y2 - 字光性ナンバープレート - Google Patents

字光性ナンバープレート

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JPH0643830Y2
JPH0643830Y2 JP1989051683U JP5168389U JPH0643830Y2 JP H0643830 Y2 JPH0643830 Y2 JP H0643830Y2 JP 1989051683 U JP1989051683 U JP 1989051683U JP 5168389 U JP5168389 U JP 5168389U JP H0643830 Y2 JPH0643830 Y2 JP H0643830Y2
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light
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dispersion plate
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Inventor
雅昭 松岡
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ワールドオートプレート株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は字光性ナンバープレート、さらに詳細には、従
来に比較して均一に文字部分が光り、耐久性が良好で、
製造するに際しても簡便な字光性ナンバープレートに関
する。
(従来技術) 字光性ナンバープレートは第1図及び第2図に示すよう
に、偏平なケース1の前面に取り付けられた開閉枠2
に、規定の地色に着色され、かつ文字3部分を打ち抜
き、その文字3部分に透明な合成樹脂板を貼着したナン
バープレート4を固定すると共に、ケース1内部に照明
灯5を設けて成るものであり、夜間などにナンバープレ
ート4の文字を前記照明灯5により光るようにしたもの
である。
このような字光性ナンバープレートは文字3を光らせる
ことにより、遠距離からナンバープレートを識別しうる
ようにしたものであるが、照明灯5の真上は強く光り、
一方照明灯5より遠い文字3は暗くなるというように、
文字3部分の光り方にむらを生じるという欠点があっ
た。
このため、現在においては、ナンバープレート4と照明
灯5間に、照明灯5に相当する部分に黒色塗料6を周囲
に行くにしたがって薄くなるように焼付けた乳白色半透
明の光線分散板7(第3図)を介在させ、照明灯5真上
ないし近傍における光量を減少せしめることにより、文
字3が均等に光るようにしている(実公昭53-16308
号)。そして、この光線分散板7としては、現実には乳
白色半透明のポリプロピレン板が用いられている。この
ポリプロピレンを使用する理由は、照明灯5(電球)の
発する熱によって、変色したり、溶融しないような融点
の高い合成樹脂を用いなければならないからである。し
かしながら、ポリプロピレンは周知のように接着性が悪
く、焼き付けは極めて困難である。
このような欠点を避けるため、照明灯5に相当する部分
に、周囲に行くに従いしだいに薄くなる黒色に印刷した
シール6′を用い、これを貼着した光線分散板も用いら
れている。しかしながら、剥離強度が低く、照明灯の熱
の作用によってシールは徐々に劣化し、剥離してしまう
という欠点があった。
さらにこのような光線分散板を使用したとき、前記黒色
塗料6及びシール6′の焼き付けないし貼着部分と、非
塗料ないし非貼着部分との境界8が文字にすじとして浮
き上がる欠点もあった。
(考案の目的) 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、従来に比
較して製造が簡単で、耐久性に優れ、かつ文字の光りむ
らの生じない字光性ナンバープレートを提供することを
目的とする。
したがって、本考案による字光性ナンバープレートは文
字部分を打ち抜き、透明ないし半透明の合成樹脂板を前
記文字部分に貼着したナンバープレートと、前記文字部
分を光らせるための照明灯を有する字光性ナンバープレ
ートにおいて、前記ナンバープレートと照明灯間に、頂
角が光を透過しにくい角度の四角錐状の突起を多数設け
た湾曲光線分散板と、頂角が光を透過しやすい角度の四
角錐状を多数設けた湾曲光線分散板とを接続した光線分
散板を介在させたことを特徴とするものである。
(実施例) 本考案による字光性ナンバープレートの一実施例を図面
に基づき説明する。
本考案によるナンバープレートは、基本的には、第1図
及び第2図に示すような構造を有している。すなわち、
ケース1の全面に取り付けられた開閉枠2に、規定地色
に着色され、かつ文字部分3を打ち抜き、その文字3に
透明な合成樹脂文字、数字を貼着したナンバープレート
4を固定し、さらにケース1内部に前記文字3を光らせ
るための照明灯5が適当な位置に取り付けられた構造を
有するものである。
本考案による字光性ナンバープレートによれば、第4図
に示すように照明灯5とナンバープレート4との間に光
を分散させるための光線分散板7が介在されている。
前記光線分散板7は3つの湾曲光線分散板71、71、72と
よりなり、それぞれの湾曲分散板は湾曲していると共に
相互に接続した構造になっている。そして前記湾曲分散
板71、72の裏面、すなわち照明灯5の側には、第5図に
示すように四角錐状の散乱突起9が設けられている。こ
のように光線分散板7を湾曲せしめているのは、このよ
うに光線分散板7が湾曲していない場合、散乱突起9が
影となって文字3部分に浮き上がる恐れがあるからであ
る。このように光線分散板7を湾曲せしめることによっ
て、文字部分3に散乱突起9の影が浮き上がることはな
くなる。
第5図よりも明らかなように、前記四角錐状の散乱突起
9は第6図に部分的に示すように、相互に規則的に整列
しているが、この隣接する散乱突起9の錐を構成する面
91a及び91bの接触角Θ、すなわち第7図に示すような四
角錐の頂角Θは、湾曲光線分散板71および72によって異
なっている。すなわち、照明灯5が下に存在する湾曲光
線分散板71の場合は光線透過率が劣悪になるように、一
方照明灯5が下にない部分を覆う湾曲光線分散板72は光
線の透過率が良好になるように、前記Θを定めている。
本考案者の研究によれば、前記散乱突起が四角錐状であ
る場合、前記頂角Θが100°の場合透過率が最低であ
り、一方頂角90°の場合透過率が最高であることを見い
だした。したがって、湾曲分散板72の散乱突起9の頂角
Θは90°前後であるのが好ましく、一方、照明灯上部を
覆う湾曲光線分散板71の頂角Θは100°前後であるのが
好ましい。
上記湾曲光線分散板72は第4図および第7図から明らか
なように、湾曲光線分散板71と接続される端部にフラン
ジ721が形成されており、一方前記湾曲光線分散板71は
前記接続側端部に支持脚711が設けられた構造になって
いる。そして前記フランジ721に前記支持脚711を立設す
る形で相互に接続した構造になっている。このため、そ
れぞれの支持脚711間に窓712が形成されることになり、
この窓712を通って前記照明灯5よりの光線が湾曲光線
分散板72の上面に漏れるようになっている。湾曲光線分
散板71の頂上部Sは湾曲光線分散板72の頂上部Saより高
くなっており、このため窓712より漏れる光が前記湾曲
光線分散板72の上面に漏洩しやすいようになっている。
上述のような光分散板を使用することによって、前記ナ
ンバープレートの文字は均一に、かつ理想的な光度で光
るようになり、夜間における文字の視認性が向上する
が、第4図に示すように、ケース1の内底面に表面がエ
ンボス仕上げの散乱シート10が敷置されている。この散
乱シート10は前記散乱突起9と相俟って、照明灯5の光
を散乱させ、文字3を均一に光らせる作用を営むもので
あるが、実験の結果、特に白色であるのが好ましいこと
がわかった。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案による字光性ナンバープレ
ートによれば、湾曲した湾曲光線分散板を複数接続する
と共に、前記照明灯上部を覆う湾曲光線分散板に光線透
過率の悪い四角錐状の散乱突起を、照明灯が下にない光
線分散板に光線透過率の良好な四角錐状の散乱突起を設
けたため、全体として光線分散板が均一に光るという利
点がある、このためも字が均一に光り、かつ適度な暗さ
となるという利点がある。また前記接続部分に窓を設
け、ケースの内表面にエンボス仕上げのシートを敷置す
ることによって、さらに光線の均一性が増加する。また
上記光線分散板は一体成形で製造することが可能である
ため、従来のようにシールを貼着したり、塗料を焼き付
けたりする作業を省略することができる。加えて、熱な
どによって塗料ないしシールが剥離することはなく、耐
久性が良好であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は字光性ナンバープレートの正面図、第2図は開
閉枠を開いたときの正面図、第3図は従来の光線分散板
の正面図、第4図は本願考案による光線分散板の断面
図、第5図は光線分散板の一部の拡大裏面図、第6図は
散乱突起の斜視図、第7図は光線分散板の接続状態を示
す断面図である。 1……ケース、2……開閉枠、3……文字部分、4……
ナンバープレート、5……照明灯、6……塗料(シー
ル)、7……光分散板、71、72……湾曲光線分散板、9
……散乱突起。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字部分を打ち抜き、透明ないし半透明の
    合成樹脂板を前記文字部分に貼着したナンバープレート
    と、前記文字部分を光らせるための照明灯を有する字光
    性ナンバープレートにおいて、前記ナンバープレートと
    照明灯間に、頂角が光を透過しにくい角度の四角錐状の
    突起を多数設けた湾曲光線分散板と、頂角が光を透過し
    やすい角度の四角錐状を多数設けた湾曲光線分散板とを
    接続した光線分散板を介在させたことを特徴とする字光
    性ナンバープレート。
  2. 【請求項2】前記光を透過しにくい角度は約100°であ
    り、光を透過しやすい角度は約90°であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項による字光性ナンバ
    ープレート。
  3. 【請求項3】照明灯上部を覆う湾曲光線分散板と照明灯
    が下に存在しない湾曲光線分散板は、前記照明灯が下に
    存在しない光線分散板上面に、照明灯の光線が漏れるよ
    うになっていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の字光性ナンバープレート。
  4. 【請求項4】前記ケースの内表面にエンボス仕上げの散
    乱シートを敷置したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項〜第3項記載のいずれかの字光性ナンバー
    プレート。
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JPS6084709A (ja) * 1983-10-14 1985-05-14 松下電器産業株式会社 光源装置
JPS6323249U (ja) * 1986-07-31 1988-02-16

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