JP3035860B2 - 字光式ナンバープレート - Google Patents

字光式ナンバープレート

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JP3035860B2
JP3035860B2 JP9082129A JP8212997A JP3035860B2 JP 3035860 B2 JP3035860 B2 JP 3035860B2 JP 9082129 A JP9082129 A JP 9082129A JP 8212997 A JP8212997 A JP 8212997A JP 3035860 B2 JP3035860 B2 JP 3035860B2
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の特に軽自動車
に取り付けられる字光式ナンバープレートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、字光式ナンバープレートとして
は、図6に示すものが知られている。このナンバープレ
ートは、扁平な長方形の容器状に形成されたケース51
と、このケース51の正面側を覆う文字基板52を有
し、ケース51内には照明灯53が所定位置に配置して
固定され、ケース51の正面側には長方形状の取付枠5
4が開閉可能に取り付けられている。
【0003】文字基板52は金属板で形成され、その内
周部を局部的に打ち抜くことにより所定の文字に対応す
る文字孔55が形成されている。また、文字基板52の
表面(正面)52aには所定色の塗料が塗布され、文字
孔55には透光性のプラスチック材によって所定の肉厚
に形成された肉文字56が固着されている。この肉文字
56は、その文字主体57の線幅W4を文字基板52に
形成した文字孔55の線幅W5よりも若干小寸に、かつ
基部57aから頂部57bに向かって等幅となる断面矩
形状に形成されている。
【0004】また、肉文字56は、その文字主体57の
基部57aに広幅なフランジ58が一体的に形成され、
この文字主体57を文字基板52の裏面52b側から文
字孔55に嵌合させて、その頂部を文字基板52の表面
52aから外方に突出させると共に、フランジ58を文
字基板52の裏面52bに当接させて接着することによ
り、文字基板52に固着されている。
【0005】このナンバープレートは、夜間等において
照明灯53が点灯されると、その光線が文字孔55から
肉文字56を透過して外部に照射され、肉文字56が光
ることになる。また、昼間において照明灯53が消灯さ
れた際には、肉文字56が太陽光線を受けて反射色を放
ち、肉文字56が緑色、黄色、赤色等の色彩の場合に
は、昼夜において同じ系統の色彩を外部に放つことがで
きる。
【0006】ところが、文字基板52の塗装色が黄色で
肉文字56が黒色の軽自動車のナンバープレートにおい
ては、昼間では肉文字56が太陽光線を受けて黒色を外
部に放つが、夜間等において照明灯53を点灯した場
合、その光線が肉文字56を透過せずに外部に照射され
ないか、あるいは光線が肉文字56を透過して外部に照
射されたとしても、肉文字56が白色を帯びた色になっ
て昼間とは異なり、軽自動車としての認識ができなくな
る。
【0007】そこで、当出願人は、軽自動車のナンバー
プレートを夜間でも視認し得るように、肉文字を透光性
資材により、その線幅を基部から頂部に向かって次第に
小幅となる断面台形状に形成して、肉文字の外側面に傾
斜面を形成すると共に、肉文字の頂部を不透明な黒色の
膜材によって被覆したナンバープレートを出願した(特
開平8−87239号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このナ
ンバープレートにあっては、夜間肉文字の傾斜面から外
部に照射される光線により肉文字の輪郭部分が光るた
め、肉文字が目視では認識され得るものの、例えば高速
道路等に設置されている車両番号認識装置による夜間の
認識が困難であるという問題点があった。
【0009】すなわち、上記車両番号認識装置20は、
一般的に、例えば図5(特公平5−86600号参照)
に示すように、電子シャッタ付きのCCDカメラ21a
が接続された端末装置21と、CCDカメラ21aで撮
影された画像データを処理する中央処理装置22等で構
成されている。そして、この車両番号認識装置20で夜
間軽自動車のナンバープレートの肉文字を認識しようと
すると、肉文字はその傾斜面から照射される光線で幅の
狭い輪郭部分が光るのみであるため、この輪郭部分の撮
影データを中央処理装置22が画像処理する場合にノイ
ズとして認識してしまう。
【0010】これは、中央処理装置20が撮影データを
2値化して、例えばテンプレートマッチング法で認識す
ることに起因し、昼間においては、黒色の肉文字がその
全幅の画像データで認識されるものの、夜間において
は、肉文字の中央部分が文字基板と同一色と認識され、
文字の輪郭部分が光って肉文字としては認識できなくな
り文字認識が困難になる。その結果、夜間走行中の軽自
動車のナンバープレートが正確に認識されず、例えば的
確な交通情報を表示板23等に表示させることができな
い。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、請求項1ないし5記載の発明の目的は、昼夜に係
わらず肉眼及び車両番号認識装置によってナンバープレ
ートの肉文字が正確に認識され得る、字光式ナンバープ
レートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の発明は、不透明な文字基板を局部的
に打ち抜いて所定の文字に対応する文字孔を形成し、該
文字孔に所定の肉厚を有する透光性資材からなる肉文字
を外方に向けて突出固定してなる字光式ナンバープレー
トにおいて、肉文字に赤外線を透過させる赤外線透過フ
ィルターを配設したことを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、不透明な文
字基板を局部的に打ち抜いて所定の文字に対応する文字
孔を形成し、文字孔に所定の肉厚を有する透光性資材か
らなる肉文字を外方に向けて突出固定してなる字光式ナ
ンバープレートにおいて、肉文字の文字の線幅を基部か
ら頂部に向かって次第に小幅となる断面台形状に形成す
ると共に、肉文字の頂部に赤外線を透過させる赤外線透
過フィルターを配設したことを特徴とする。
【0014】そして、赤外線透過フィルターの好ましい
形態としては、赤外線を選択的に透過させる染料が配合
された、アクリル系樹脂(請求項3)、このアクリル系
樹脂と樹脂透光性資材を形成する樹脂との二色形成(請
求項4)、印刷インキの印刷(請求項5)、熱転写箔の
ホットスタンピング法(請求項6)によって形成され
る。
【0015】このように構成することにより、肉文字の
頂部、裏面、内部等に配設された例えば黒色の赤外線透
過フィルターは、可視光の透過を阻止し赤外線のみを透
過させて外部に放ち、この赤外線透過フィルターを透過
した赤外線は、車両番号認識装置のCCDカメラで撮影
されて、その画像データが中央処理装置で画像処理され
る。
【0016】この時、赤外線は肉文字の略全幅から照射
されているため、この赤外線が照射されている部分を中
央処理装置が文字基板とは異なるデータ、すなわち肉文
字として認識する。また、昼間においては、赤外線透過
フィルターが太陽光線の可視光を受けて所定の文字を外
部に放ち、肉文字として認識されることになり、昼夜に
係わらず車両番号認識装置での肉文字の正確な認識が可
能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1〜図4は、本発明に係
わる字光式ナンバープレートの一実施例を示し、図1が
その正面図、図2が図1の要部拡大正面図、図3が図2
のIII−III線断面図、図4が図3の要部拡大図で
ある。
【0018】図1〜図4おいて、字光式ナンバープレー
ト1は、鈑金製により扁平な容器状でかつ正面視長方形
状に形成されたケース2と、このケース2の正面側を覆
う文字基板3を有している。ケース2は、その底壁2a
にブラケット4を介して2個の照明灯5(一方のみ示
す)が所定の間隔をおいて固定されると共に、正面側に
ケース2の周縁に沿う長方形状の取付枠6が開閉可能に
取り付けられている。
【0019】文字基板3は、金属板からなる不透明な板
材によって長方形状に形成され、この文字基板3には内
周部を局部的に打ち抜くことにより所定の文字に対応す
る数字、漢字等の文字孔7が形成されている。また、文
字基板3は、その表面3aに黄色の塗料が塗布され、そ
の文字孔7には透明あるいは半透明なプラスチック材に
より所定の肉厚に成形された肉文字8が固着されてい
る。
【0020】この肉文字8は、内部に凹部10(図3参
照)を有する文字主体9が、基部9aから頂部9bに向
かって次第に小幅となる断面台形状に形成されて、その
外側面に傾斜面8aが形成されると共に、基部9aの線
幅W2が文字基板3に形成した文字孔7の線幅W1より
も広幅に、また頂部9bの線幅W3が文字孔7の線幅W
1と略等幅に形成されている。本例では、例えば文字主
体9の基部9aの線幅W2が13mm、頂部9bの線幅W
3が12mmに設定され、文字主体9の高さHは1.7mm
に設定されている。
【0021】また、肉文字8の文字主体9の頂部9bに
は、その全面に亘って黒色の赤外線透過フィルター13
が配設されている。この赤外線透過フィルター13は、
後述する如くアクリル系樹脂の二色成形、シルクスクリ
ーン用インキによる印刷、あるいは熱転写箔のホットス
タンプ等によって、文字主体9の頂部9bに一体的に形
成されている。この赤外線透過フィルター13によっ
て、照明灯5から照射される光線のうち、可視光及び紫
外線をカット(阻止)して赤外線のみ透過させて外部に
照射する。
【0022】この肉文字8は文字基板3に次のようにし
て固着される。すなわち、文字主体9の基部9a側に文
字孔7の線幅W1よりも若干小幅の脚部11を一体的に
形成し、この脚部11を文字基板3の表面3a側から文
字孔7内に嵌合させて、脚部11の端部を加熱して軟化
させると共に、文字基板3の裏面3b方向に押圧して広
幅なフランジ12を形成する。
【0023】これにより、フランジ12と文字主体9の
基部9aとで文字孔7の周縁部が挾持され、肉文字8が
文字基板3に固着される。そして、この肉文字8が固着
された文字基板3を、上記取付枠6の正面に当接させ、
ねじ14(図1参照)によって固定することにより、字
光式ナンバープレート1が形成される。
【0024】この字光式ナンバープレート1は、照明灯
5からの光線のうち赤外線が、図4の矢印イの如く、肉
文字8の凹部10から文字主体9内及び赤外線透過フィ
ルター13を透過して外部に照射される。また、光線の
うち可視光の一部は、矢印ロの如く文字主体9内を透過
した後に赤外線透過フィルター13により反射され、こ
の反射光が例えば文字基板3で反射されて肉文字8の傾
斜面8aから外部に照射される。
【0025】また、可視光は矢印ハの如く傾斜面8aか
ら直接外部に照射され、この傾斜面8aから照射される
可視光によって、黒色の赤外線透過フィルター13の輪
郭部分、すなわち肉文字8の輪郭部分が光ることにな
る。
【0026】したがって、この字光式ナンバープレート
1を、図5に示す車両番号認識装置20で認識する場
合、CCDカメラ21aが可視光から赤外線までの感度
を有することから、夜間においては、肉文字8の輪郭部
分(可視光透過部分)と肉文字8内(赤外線透過部分)
とが共に光って例えば白色と判定されて、黒色と判定さ
れる文字基板3とは異なるデータとなり、肉文字8が認
識される。
【0027】また、昼間においては、肉文字8部分を黒
色と判定し黄色の文字基板3を白色と判定して、肉文字
8が車両番号認識装置20で認識される。なお、夜間の
目視では、肉文字8の輪郭部分が光り肉文字8の内部は
黒く見えることになる。
【0028】ここで、上記赤外線透過フィルター13の
各種材料及び加工方法に対する実験結果を下記表1に示
す。なお、材料及び加工方法としては、透過波長が異な
る2種類のアクリル系樹脂の二色成形(A、B)と、印
刷方法が異なる3種類のシルクスクリーン用インキの印
刷(C、D、E)、及び熱転写箔のホットスタンピング
法(F)を用い、また、評価項目としては、昼間の目視
状態(a)と、夜間の目視状態(b)及び夜間のCCD
カメラ21aによる認識状態(c)と、耐候性(d)に
ついて行った。
【0029】
【表1】
【0030】この表1から明らかなように、透過波長が
720nm以上のアクリル系樹脂の二色成形(A)と、
シルクスクリーン用インキの二回印刷(D)と、熱転写
箔のホットスタンピング法の3つの形態において、夜間
におけるCCDカメラ21aでの認識が良好となり、こ
の3つの形態が最も好ましいことが判明した。
【0031】なお、上記実験におけるシルクスクリーン
用インキの印刷では、2回印刷が総合判定でOKであり
1回印刷ではNGであるが、これは印刷によるインクの
厚さの違いによるものであり、シルクスクリーン以外の
他の印刷方法を採用した場合、印刷されたインキが所定
の厚さを有するものであれば、上記2回印刷と同等の結
果が得られることが確認されている。また、材料がアク
リル系樹脂の場合は二色成形に限らず、例えば接着や溶
着等の方法で赤外線透過フィルター13を形成しても、
二色成形と同等の効果が得られることが確認されてい
る。
【0032】このように、上記実施例の字光式ナンバー
プレート1によれば、肉文字8の文字主体9の頂部9b
に赤外線透過フィルター13を設けることにより、照明
灯5の点灯による光線のうち赤外線のみが赤外線透過フ
ィルター13を透過して外部に照射されるため、この赤
外線を車両番号認識装置20が文字と明確に認識するこ
とができ、夜間であっても文字基板3の肉文字8が正確
に認識される。
【0033】その結果、文字基板3が黄色で肉文字8が
黒色の軽自動車のナンバープレートであっても、従来不
可能とされていた車両番号認識装置20による夜間の肉
文字8の認識を正確に行うことができて、例えば表示板
23に的確な交通情報を表示させることが可能になる。
【0034】また、赤外線透過フィルター13は、例え
ばアクリル系樹脂の二色成形やシルクスクリーン用イン
キの所定厚さの印刷、あるいは熱転写箔のホットスタン
ピング法等の一般的な材料及び加工方法によって肉文字
8の頂部9bに形成することができるため、赤外線透過
フィルター13の成形加工を容易に行うことができて、
安価な字光式ナンバープレート1を得ることが可能にな
る。
【0035】さらに、肉文字8の外側面が、文字主体9
の基部9a側から頂部9b側に向けてテーパー状に縮小
する傾斜面8aで形成されているため、夜間において照
明灯5が点灯されると、その光線が文字孔7から肉文字
8を透過し、肉文字8の傾斜面8aから外部に照射され
る。これにより、赤外線透過フィルター13の輪郭部
分、すなわち肉文字8の輪郭部分から正面方向に光線が
照射されて、赤外線透過フィルター13による黒色の文
字が浮かび上がる。
【0036】また、昼間において照明灯5が消灯された
際には、赤外線透過フィルター13が太陽光線を受けて
上記と同様の黒色の文字を外部に放つことになり、昼夜
に係わらず肉文字8の目視による認識が良好となる。特
に、肉文字8の内部に凹部10を設けているため、照明
灯5の光線を効果的に傾斜面8aから外部に照射するこ
とができ、目視による認識がより良好となる。
【0037】またさらに、黒色の文字を形成する赤外線
透過フィルター13は、肉文字8の頂部9bの全面に一
体的に設けられているため、黒色の文字の形成が容易と
なり、この場合、肉文字8の頂部9bの線幅W3を文字
基板3に形成した文字孔7の線幅W1と略等幅に形成す
れば、赤外線透過フィルター13による文字の線幅を大
きくしながら、夜間時における赤外線透過フィルター1
3の周囲からの輪郭光を良好に照射することができる。
【0038】なお、上記実施例においては、赤外線透過
フィルター13を、その表面が外部に露出する状態で肉
文字8の頂部9bに一体的に形成したが、本発明はこれ
に限定されるものでもなく、例えば赤外線透過フィルタ
ー13の表面を透明な樹脂等によって覆うようにしても
良い。
【0039】また、上記実施例においては、肉文字8を
断面台形状に形成してその頂部9bに赤外線透過フィル
ター13を配設したが、本発明に係わる肉文字とは、断
面台形状に限定されるものでもなく、例えば断面方形
状、断面楕円形状等の適宜の形状を採用し得るし、赤外
線フィルター13の配設位置も肉文字8の頂部9bに限
定されず、例えば肉文字8の内部に肉文字とサンドイッ
チ状に配設したり、あるいは肉文字の裏面に埋め込むか
突出した状態で配設する等、適宜位置に配設することが
できる。
【0040】さらに、上記実施例における肉文字8の線
幅W2、W3や高さH及び凹部10等の形状、照明灯5
の取付位置等は一例であって、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1ないし6
記載の発明によれば、肉文字に赤外線透過フィルターを
配設することにより、夜間の目視では例えば文字が黒く
輪郭部分が明るく認識され、夜間のCCDカメラでは文
字も輪郭部分も明るく認識される字光式ナンバープレー
トが得られ、昼夜に係わらず車両番号認識装置によるナ
ンバープレートの認識を正確に行うことができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる字光式ナンバープレートの一実
施例を示す正面図
【図2】同図1の要部拡大正面図
【図3】同図2のIII-III線断面図
【図4】同図3の要部拡大図
【図5】車両番号認識装置の一実施例を示す概略構成図
【図6】従来の字光式ナンバープレートを示す図3と同
様の断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・字光式ナンバープレート 2・・・・・・・ケース 3・・・・・・・文字基板 3a・・・・・・表面 3b・・・・・・裏面 5・・・・・・・照明灯 7・・・・・・・文字孔 8・・・・・・・肉文字 8a・・・・・・傾斜面 9・・・・・・・文字主体 9a・・・・・・基部 9b・・・・・・頂部 10・・・・・・凹部 13・・・・・・赤外線透過フィルター 20・・・・・・車両番号認識装置 21・・・・・・端末装置 21a・・・・・CCDカメラ 22・・・・・・中央処理装置 23・・・・・・表示板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−123342(JP,A) 特開 平8−169277(JP,A) 特開 平8−87239(JP,A) 特開 平9−30325(JP,A) 特開 平3−186446(JP,A) 実開 昭63−202544(JP,U) 実公 昭26−1642(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/10 B60Q 1/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不透明な文字基板を局部的に打ち抜いて所
    定の文字に対応する文字孔を形成し、該文字孔に所定の
    肉厚を有する透光性資材からなる肉文字を外方に向けて
    突出固定してなる字光式ナンバープレートにおいて、前
    記肉文字に赤外線を透過させる赤外線透過フィルターを
    配設したことを特徴とする字光式ナンバープレート。
  2. 【請求項2】不透明な文字基板を局部的に打ち抜いて所
    定の文字に対応する文字孔を形成し、該文字孔に所定の
    肉厚を有する透光性資材からなる肉文字を外方に向けて
    突出固定してなる字光式ナンバープレートにおいて、前
    記肉文字の線幅を基部から頂部に向かって次第に小幅と
    なる断面台形状に形成すると共に、該肉文字の頂部に赤
    外線を透過させる赤外線透過フィルターを配設したこと
    を特徴とする字光式ナンバープレート。
  3. 【請求項3】前記赤外線透過フィルターが、赤外線を選
    択的に透過させる染料を配合したアクリル系樹脂で形成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の字光式ナンバープレート。
  4. 【請求項4】前記赤外線透過フィルターが、前記透光性
    資材を形成する樹脂と、赤外線を選択的に透過させる染
    料を配合したアクリル系樹脂との二色成形で形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の字光
    式ナンバープレート。
  5. 【請求項5】前記赤外線透過フィルターが、赤外線を選
    択的に透過させる染料を配合した印刷インキの印刷によ
    って形成されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の字光式ナンバープレート。
  6. 【請求項6】前記赤外線透過フィルターが、赤外線を選
    択的に透過させる染料を配合した熱転写箔のホットスタ
    ンピング法で形成されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の字光式ナンバープレート。
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