JPH0545297Y2 - - Google Patents

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JPH0545297Y2
JPH0545297Y2 JP7158391U JP7158391U JPH0545297Y2 JP H0545297 Y2 JPH0545297 Y2 JP H0545297Y2 JP 7158391 U JP7158391 U JP 7158391U JP 7158391 U JP7158391 U JP 7158391U JP H0545297 Y2 JPH0545297 Y2 JP H0545297Y2
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JP
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screw
screw receiving
hole
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JP7158391U
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JPH0515938U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は折畳み式側柵の
固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、ベツドのサイドフレー
ムに設けられる側柵は患者サポート用としての機
能を有することは周知の通りである。この側柵と
しては、サイドフレームに差し込むだけの柵や、
折り畳み式、回転して下降する柵等、種々の構造
を有するものがある。 前記した側柵のうち、折畳み式側柵1は、図6に
示すように、ベツドのサイドフレーム上に固定金
具2を介して固定された下部横桟3と、折畳み自
在な支柱4と、上部横桟5と、立位保持機構6と
から構成されたもので、必要に応じて、折り畳ん
だり、立位保持機構6によつて柵として機能させ
たりすることができ、使い勝手に優れるものであ
る。
【0003】 かかる折り畳み式側柵1において、サ
イドフレーム上に固定するための固定金具2は、
図7に示されるように、サイドフレーム内に設け
られた取付穴7に嵌合する補強パイプPと、補強
パイプP内に嵌合させたねじ受け部材8とから構
成されたもので、ねじ受け部材8は、取付部8a
と、ナツト部8bとに斜め状に分割構成されてい
る。このねじ受け部材にねじ9をねじこみ、折り
畳み式側柵はサイドフレーム上に締め付け固定さ
れるようになつている(図8参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしなが
ら、前述の折り畳み式側柵1において、柵には、
様々な方向からの加重が加わり、また、ねじ受け
部材8と、補強パイプPとは、ある程度のゆるみ
を持たせて形成されているので、がたつきが生じ
てしまうことがある。 本考案はこのような課題を解決するためになされ
たものであつて、がたつきの少ない折畳み式側柵
の固定金具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記した課題を
解決するために、本考案は、ベツドのサイドフレ
ームに取り付けられる折畳み式側柵において、サ
イドフレームに取付用穴を穿設し、この取付用穴
に補強パイプを嵌合し、この補強パイプに、折畳
み式側柵に取り付けられたねじ受け部材を嵌合
し、このねじ受け部材は、折畳み式側柵に取り付
ける部位、中間部、ナツト部に三分割されたもの
であり、中心軸に締め付けねじの貫通穴またはね
じ穴が穿設されたものであることを特徴とする。 また、前記ねじ受け部材において、三分割された
分割面は傾斜面を構成するものであることを特徴
とする。 また、前記ねじ受け部材において、三分割された
もののうち、折畳み式側柵に取り付けた部位には
真円を、中間部には長円状の穴を、下端部には、
ねじ穴を形成することを特徴とする。 さらに、前記ねじ受け部材において、三分割され
たものの分割面にそれぞれ、ずれ止め用の噛み合
わせ部を設けることを特徴とする。
【0006】
【作用】 ねじ受け部材を構成する折畳み式側柵
に取り付ける部位、中間部、ナツト部はそれぞ
れ、分割面が斜め状に構成されているので、様々
な方向からの加重が加わつても、斜め状の分割面
によつて、横方向への力をそれぞれの部分におよ
ぼすこととなり、補強パイプを押圧するので、が
たつきを効果的に抑制することができる。 また、ねじ受け部材を構成する中間部は、長円状
の孔が穿設されているので、中間部は必要以上に
位置ずれを起こすこともない。 さらに、ねじ受け部材構成する部材にずれ止め用
の噛み合わせ部を形成することにより、必要以上
のずれを生ずるのを防止することができる。
【0007】
【実施例】 次に、本考案にかかる折畳み式側柵
の固定金具について、一実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下説明する。 図1に、ベツドに取り付けられる折畳み式側柵の
固定金具10を構成するねじ受け部材11を示
す。前記固定金具10はサイドフレーム12に穿
設された取付穴13に、補強パイプ14を嵌合
し、この補強パイプ14に、前記ねじ受け部材1
1を嵌合するようにしたものである。すなわち、
ねじ受け部材11は、折畳み式側柵に取り付ける
取付部15、中間部16、ナツト部17に三分割
されたもので、三分割された分割面は傾斜面1
8,19を有する構成である(図2参照)。
【0008】 前記取付部15、中間部16、ナツト
部17は、それぞれ、中心軸に締め付けねじ20
の貫通穴21、長円状の穴22、ねじ穴23が穿
設されている(図3a、図3b、図3c参照)。
【0009】 本考案にかかる折畳み式側柵の固定金
具10は以上のように構成されているので、ねじ
受け部材11に締め付けねじ20を取付部15の
貫通穴21、中間部16の長円状の穴22、そし
てナツト部17のねじ穴23に螺入して締め付け
固定する。その際、取付部15、中間部16、ナ
ツト部17はそれぞれ、分割面が傾斜面18,1
9になつているので、様々な方向からの加重が加
わつても、傾斜面18,19によつて、横方向へ
の力が取付部15、中間部16、ナツト部17に
及ぼされ、荷重のかかる方向に応じて、補強パイ
プ14を押圧して支えることができるので、がた
つきを効果的に抑制することができる。
【0010】 例えば、図2に示すように、左方向の
荷重には、取付部15およびナツト部17が補強
パイプ14の左内壁に当接することによつて対応
することができ、右方向の荷重に対しては、中間
部16が補強パイプ14の右内壁に当接すること
によつて対応することができる。この場合、分割
面が傾斜面18,19になつているので、分割面
を水平面とした場合に比較して、取付部15およ
びナツト部17と補強パイプ14との接触面積を
大きくとることができる。また、同様に、中間部
16と補強パイプ14との接触面積を大きくとる
ことができ、がたつきを抑えることができるので
ある。 さらに、前記中間部16は、長円状の穴22が穿
設されているので、中間部16は必要以上に位置
ずれを起こすこともなく、締め付けねじ20のゆ
るみを防止することができる。
【0011】 以上、本考案にかかる折畳み式側柵の
固定金具10について、一実施例を挙げて説明し
たが、固定金具10のねじ受け部材11を次の如
き構成とすることもできる。 すなわち、ねじ受け部材11を三分割したことに
よる、位置ずれ防止対策として、図4、図5a〜
図5dに示すように、取付部15、中間部16が
相対する傾斜面18において、取付部15に半径
方向に沿つて、凸部24、中間部16側に前記凸
部24に噛み合う凹部25を形成し、さらに、中
間部16、ナツト部17が相対する傾斜面19に
おいても、中間部16側に凹部26、ナツト部1
7側に、凹部26に噛み合う凸部27を形成する
構成とする。 かかる構成によれば、前記実施例同様、三分割し
たことによる、中間部16の必要以上に位置ずれ
を抑制して、締め付けねじ20のゆるみを防止す
ることができる。
【0012】
【考案の効果】 以上の通り、本考案によれば、
ねじ受け部材を、折畳み式側柵に取り付ける部
位、中間部、ナツト部に分割すると共に、分割面
を傾斜面とした構成であるので、様々な方向から
の加重が加わつても、横方向への力が荷重に応じ
て、補強パイプを押圧支えることができるので、
がたつきを効果的に抑制することができる。 また、ねじ受け部材を構成する中間部は、長円状
の孔が穿設されているので、三分割による不具合
は除去することができ、必要以上に位置ずれを起
こすこともない。さらに、ねじ受け部材構成する
部材にずれ止め用の噛み合わせ部を形成すること
により、同様の効果を奏する。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具
の一実施例を示す斜視説明図である。
【図2】第1図に示すねじ受け部材の断面説明図
である。
【図3a】図1に示すA−A線に沿つて切断して
見た切断矢視図である。
【図3b】図1に示すB−B線に沿つて切断して
見た切断矢視図である。
【図3c】図1に示すC−C線に沿つて切断して見
た切断矢視図である。
【図4】本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具
の別の実施例を示す斜視説明図である。
【図5a】図4に示すA−A線に沿つて切断して
見た切断矢視図である。
【図5b】図4に示すB−B線に沿つて切断して
見た切断矢視図である。
【図5c】図4に示すC−C線に沿つて切断して見
た切断矢視図である。
【図6】従来における折畳み式側柵の全体図であ
る。
【図7】図6に示すねじ受け部材の断面説明図で
ある。
【図8】従来の固定金具の斜視説明図である。
【符号の説明】
10……固定金具 11……ねじ受け部材 12……サイドフレーム 13……取付穴 14……補強パイプ 15……取付部 16……中間部 17……ナツト部 18,19……傾斜面 20……締め付けねじ 21……貫通穴 22……長円状の穴 23……ねじ穴 24,27……凸部 25,26……凹部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベツドのサイドフレームに取り付
    けられる折畳み式側柵において、サイドフレーム
    に取付用穴を穿設し、この取付用穴に補強パイプ
    を嵌合し、この補強パイプに、折畳み式側柵に取
    り付けられたねじ受け部材を嵌合し、このねじ受
    け部材は、折畳み式側柵に取り付ける部位、中間
    部、ナツト部に三分割されたものであり、中心軸
    に締め付けねじの貫通穴またはねじ穴が穿設され
    たものであることを特徴とする折畳み式側柵の固
    定金具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のねじ受け部材にお
    いて、三分割された分割面は傾斜面を構成するも
    のであることを特徴とする折畳み式側柵の固定金
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のねじ受け部材にお
    いて、三分割されたもののうち、折畳み式側柵に
    取り付けた部位には真円を、中間部には長円状の
    穴を、下端部には、ねじ穴を形成することを特徴
    とする折畳み式側柵の固定金具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のねじ受け部材にお
    いて、三分割されたものの分割面にそれぞれ、ず
    れ止め用の噛み合わせ部を設けることを特徴とす
    る折畳み式側柵の固定金具。
JP7158391U 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具 Granted JPH0515938U (ja)

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JP7158391U JPH0515938U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具

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JP7158391U JPH0515938U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0515938U JPH0515938U (ja) 1993-03-02
JPH0545297Y2 true JPH0545297Y2 (ja) 1993-11-18

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ID=13464861

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JP7158391U Granted JPH0515938U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2670755B2 (ja) * 1995-01-24 1997-10-29 パラマウントベッド株式会社 ベッド等における付属品の取付け機構
JP5224450B2 (ja) * 2008-03-31 2013-07-03 パラマウントベッド株式会社 ベッドにおける取付品支持位置可変機構
KR200496974Y1 (ko) * 2022-05-11 2023-06-21 김용성 자전거 하이킹 보조 핸들

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JPH0515938U (ja) 1993-03-02

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