JPH0515938U - 折畳み式側柵の固定金具 - Google Patents

折畳み式側柵の固定金具

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JPH0515938U
JPH0515938U JP7158391U JP7158391U JPH0515938U JP H0515938 U JPH0515938 U JP H0515938U JP 7158391 U JP7158391 U JP 7158391U JP 7158391 U JP7158391 U JP 7158391U JP H0515938 U JPH0515938 U JP H0515938U
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screw receiving
screw
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JP7158391U
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正幸 市地
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パラマウントベツド株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折畳み式側柵を三分割したねじ受け部材によ
って、がたつくかないように固定する。 【構成】 サイドフレーム12に、補強パイプ14を介
してねじ受け部材11を嵌合する。ねじ受け部材11
を、分割面が傾斜面18、19となるように取付部1
5、中間部16、ナット部17に三分割し、それぞれ、
中心軸に締め付けねじ20の貫通穴21、長円状の穴2
2、ねじ穴23を穿設する。また、取付部15に凸部2
4、中間部16側に凹部25、傾斜面19において、中
間部16側に凹部26、ナット部17側に凸部27を形
成してもよい。 【効果】 様々な方向からの加重が加わっても、横方向
への力が荷重に応じて、補強パイプを押圧支えることが
できるので、がたつきを効果的に抑制することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は折畳み式側柵の固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ベッドのサイドフレームに設けられる側柵は患者サポート用としての 機能を有することは周知の通りである。この側柵としては、サイドフレームに差 し込むだけの柵や、折り畳み式、回転して下降する柵等、種々の構造を有するも のがある。 前記した側柵のうち、折り畳み式側柵1は、図6に示すように、ベッドのサイ ドフレーム上に固定金具2を介して固定された下部横桟3と、折畳み自在な支柱 4と、上部横桟5と、立位保持機構6とから構成されたもので、必要に応じて、 折り畳んだり、立位保持機構6によって柵として機能させたりすることができ、 使い勝手に優れるものである。
【0003】 かかる折り畳み式側柵1において、サイドフレーム上に固定するための固定金 具2は、図7に示されるように、サイドフレーム内に設けられた取付穴7に嵌合 する補強パイプPと、補強パイプP内に嵌合させたねじ受け部材8とから構成さ れたもので、ねじ受け部材8は、取付部8aと、ナット部8bとに斜め状に分割 構成されている。このねじ受け部材にねじ9をねじこみ、折り畳み式側柵はサイ ドフレーム上に締め付け固定されるようになっている(図8参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の折り畳み式側柵1において、柵には、様々な方向からの 加重が加わり、また、ねじ受け部材8と、補強パイプPとは、ある程度のゆるみ を持たせて形成されているので、がたつきが生じてしまうことがある。 本考案はこのような課題を解決するためになされたものであって、がたつきの 少ない折畳み式側柵の固定金具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本考案は、ベッドのサイドフレームに取り付 けられる折畳み式側柵において、サイドフレームに取付用穴を穿設し、この取付 用穴に補強パイプを嵌合し、この補強パイプに、折畳み式側柵に取り付けられた ねじ受け部材を嵌合し、このねじ受け部材は、折畳み式側柵に取り付ける部位、 中間部、ナット部に三分割されたものであり、中心軸に締め付けねじの貫通穴ま たはねじ穴が穿設されたものであることを特徴とする。 また、前記ねじ受け部材において、三分割された分割面は傾斜面を構成するも のであることを特徴とする。 また、前記ねじ受け部材において、三分割されたもののうち、折畳み式側柵に 取り付けた部位には真円を、中間部には長円状の穴を、下端部には、ねじ穴を形 成することを特徴とする。 さらに、前記ねじ受け部材において、三分割されたものの分割面にそれぞれ、 ずれ止め用の噛み合わせ部を設けることを特徴とする。
【0006】
【作用】
ねじ受け部材を構成する折畳み式側柵に取り付ける部位、中間部、ナット部は それぞれ、分割面が斜め状に構成されているので、様々な方向からの加重が加わ っても、斜め状の分割面によって、横方向への力をそれぞれの部分におよぼすこ ととなり、補強パイプを押圧するので、がたつきを効果的に抑制することができ る。 また、ねじ受け部材を構成する中間部は、長円状の孔が穿設されているので、 中間部は必要以上に位置ずれを起こすこともない。 さらに、ねじ受け部材構成する部材にずれ止め用の噛み合わせ部を形成するこ とにより、必要以上のずれを生ずるのを防止することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具について、一実施例を挙げ、添 付の図面を参照しながら以下説明する。 図1に、ベッドに取り付けられる折畳み式側柵の固定金具10を構成するねじ 受け部材11を示す。前記固定金具10はサイドフレーム12に穿設された取付 穴13に、補強パイプ14を嵌合し、この補強パイプ14に、前記ねじ受け部材 11を嵌合するようにしたものである。すなわち、ねじ受け部材11は、折畳み 式側柵に取り付ける取付部15、中間部16、ナット部17に三分割されたもの で、三分割された分割面は傾斜面18、19を有する構成である(図2参照)。
【0008】 前記取付部15、中間部16、ナット部17は、それぞれ、中心軸に締め付け ねじ20の貫通穴21、長円状の穴22、ねじ穴23が穿設されている(図3a 、図3b、図3c参照)。
【0009】 本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具10は以上のように構成されているの で、ねじ受け部材11に締め付けねじ20を取付部15の貫通穴21、中間部1 6の長円状の穴22、そしてナット部17のねじ穴23に螺入して締め付け固定 する。その際、取付部15、中間部16、ナット部17はそれぞれ、分割面が傾 斜面18、19になっているので、様々な方向からの加重が加わっても、傾斜面 18、19によって、横方向への力が取付部15、中間部16、ナット部17に 及ぼされ、荷重のかかる方向に応じて、補強パイプ14を押圧して支えることが できるので、がたつきを効果的に抑制することができる。
【0010】 例えば、図2に示すように、左方向の荷重には、取付部15およびナット部1 7が補強パイプ14の左内壁に当接することによって対応することができ、右方 向の荷重に対しては、中間部16が補強パイプ14の右内壁に当接することによ って対応することができる。この場合、分割面が傾斜面18、19になっている ので、分割面を水平面とした場合に比較して、取付部15およびナット部17と 補強パイプ14との接触面積を大きくとることができる。また、同様に、中間部 16と補強パイプ14との接触面積を大きくとることができ、がたつきを抑える ことができるのである。 さらに、前記中間部16は、長円状の穴22が穿設されているので、中間部1 6は必要以上に位置ずれを起こすこともなく、締め付けねじ20のゆるみを防止 することができる。
【0011】 以上、本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具10について、一実施例を挙げ て説明したが、固定金具10のねじ受け部材11を次の如き構成とすることもで きる。 すなわち、ねじ受け部材11を三分割したことによる、位置ずれ防止対策とし て、図4、図5a〜図5dに示すように、取付部15、中間部16が相対する傾 斜面18において、取付部15に半径方向に沿って、凸部24、中間部16側に 前記凸部24に噛み合う凹部25を形成し、さらに、中間部16、ナット部17 が相対する傾斜面19においても、中間部16側に凹部26、ナット部17側に 、凹部26に噛み合う凸部27を形成する構成とする。 かかる構成によれば、前記実施例同様、三分割したことによる、中間部16の 必要以上に位置ずれを抑制して、締め付けねじ20のゆるみを防止することがで きる。
【0012】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、ねじ受け部材を、折畳み式側柵に取り付ける部 位、中間部、ナット部に分割すると共に、分割面を傾斜面とした構成であるので 、様々な方向からの加重が加わっても、横方向への力が荷重に応じて、補強パイ プを押圧支えることができるので、がたつきを効果的に抑制することができる。 また、ねじ受け部材を構成する中間部は、長円状の孔が穿設されているので、 三分割による不具合は除去することができ、必要以上に位置ずれを起こすことも ない。さらに、ねじ受け部材構成する部材にずれ止め用の噛み合わせ部を形成す ることにより、同様の効果を奏する。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具の一実
施例を示す斜視説明図である。
【図2】第1図に示すねじ受け部材の断面説明図であ
る。
【図3a】図1に示すA−A線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図3b】図1に示すB−B線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図3c】図1に示すC−C線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図4】本考案にかかる折畳み式側柵の固定金具の別の
実施例を示す斜視説明図である。
【図5a】図4に示すA−A線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図5b】図4に示すB−B線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図5c】図4に示すC−C線に沿って切断して見た切
断矢視図である。
【図6】従来における折畳み式側柵の全体図である。
【図7】図6に示すねじ受け部材の断面説明図である。
【図8】従来の固定金具の斜視説明図である。
【符号の説明】
10 固定金具 11 ねじ受け部材 12 サイドフレーム 13 取付穴 14 補強パイプ 15 取付部 16 中間部 17 ナット部 18、19 傾斜面 20 締め付けねじ 21 貫通穴 22 長円状の穴 23 ねじ穴 24、27 凸部 25、26 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドのサイドフレームに取り付けら
    れる折畳み式側柵において、サイドフレームに取付用穴
    を穿設し、この取付用穴に補強パイプを嵌合し、この補
    強パイプに、折畳み式側柵に取り付けられたねじ受け部
    材を嵌合し、このねじ受け部材は、折畳み式側柵に取り
    付ける部位、中間部、ナット部に三分割されたものであ
    り、中心軸に締め付けねじの貫通穴またはねじ穴が穿設
    されたものであることを特徴とする折畳み式側柵の固定
    金具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のねじ受け部材におい
    て、三分割された分割面は傾斜面を構成するものである
    ことを特徴とする折畳み式側柵の固定金具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のねじ受け部材におい
    て、三分割されたもののうち、折畳み式側柵に取り付け
    た部位には真円を、中間部には長円状の穴を、下端部に
    は、ねじ穴を形成することを特徴とする折畳み式側柵の
    固定金具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のねじ受け部材におい
    て、三分割されたものの分割面にそれぞれ、ずれ止め用
    の噛み合わせ部を設けることを特徴とする折畳み式側柵
    の固定金具。
JP7158391U 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具 Granted JPH0515938U (ja)

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JP7158391U JPH0515938U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具

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JP7158391U JPH0515938U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 折畳み式側柵の固定金具

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Publication Number Publication Date
JPH0515938U true JPH0515938U (ja) 1993-03-02
JPH0545297Y2 JPH0545297Y2 (ja) 1993-11-18

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08196577A (ja) * 1995-01-24 1996-08-06 Paramount Bed Co Ltd ベッド等における付属品の取付け機構
JP2009240581A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Paramount Bed Co Ltd ベッドにおける取付品支持位置可変機構
KR200496974Y1 (ko) * 2022-05-11 2023-06-21 김용성 자전거 하이킹 보조 핸들

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JPH0545297Y2 (ja) 1993-11-18

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