JPH0547693Y2 - - Google Patents

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JPH0547693Y2
JPH0547693Y2 JP1471687U JP1471687U JPH0547693Y2 JP H0547693 Y2 JPH0547693 Y2 JP H0547693Y2 JP 1471687 U JP1471687 U JP 1471687U JP 1471687 U JP1471687 U JP 1471687U JP H0547693 Y2 JPH0547693 Y2 JP H0547693Y2
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JP
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radiator
bracket
outer panel
panel
cross member
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JP1471687U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用ラジエータの車体への取付構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来の車両用ラジエータ取付け構造としては、
第4,5図に示すようなものがあり、第4図はそ
の要部を示す断面図、第5図はそのラジエータ支
持用ブラケツトとリンフオースとを示す斜視図で
ある。
第4図中の符号1は車体前端部に配設されるク
ロスメンバを示しており、このクロスメンバ1
は、アウタパネル1aとインナパネル1bとで構
成されている。
インナパネル1bには、これに沿つてラジエー
タ支持用ブラケツト2が取り付けられ、またリン
フオース3が、アウタパネル1aの下側からラジ
エータ支持用ブラケツト2の下側に沿つて延在す
るように取り付けられている。
ブラケツト2については、第5図に示すよう
に、インナパネル1bに沿つて取り付けられるブ
ラケツト前端部2aが、インナパネル1bの高さ
の半分程度を覆うようにして、ブラケツト2がイ
ンナパネル1bだけによつて支持されて形成され
ている。
そして、このブラケツト2がインナパネル1b
に取り付けられると、ブラケツト2自体の強度に
は問題はないが、インナパネル1bの強度に問題
があるため、ブラケツト2をその下側から支持す
るように、リンフオース3が設けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のような従来の車両用ラジエー
タ取付け構造では、ラジエータ支持用ブラケツト
2を補強するためのリンフオース3が、別体のも
のとして取り付けられているため、部品点数が増
加して、コストアツプを招くという問題点があ
る。
本考案は、上述のような問題点の解決をはかろ
うとするもので、部品点数を減らしてコストの低
減をはかれるようにした、車両用ラジエータ取付
け構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の車両用ラジエータ取付構造
は、車体前端部に、前側のアウタパネルと後側の
インナパネルとからなるクロスメンバをそなえ、
上記のアウタパネルとインナパネルとの上部また
は下部の重合部に開口部が形成され、同開口部を
通つて延在するラジエータ支持用ブラケツトが、
上記アウタパネルの内側壁に結合されるととも
に、上記重合部にも結合されたことを特徴として
いる。
〔作用〕
上述の本考案の車両用ラジエータ取付構造で
は、ラジエータ支持用ブラケツトが、アウタパネ
ルの内側壁との結合部と、上部または下部の重合
部との結合部とで支持される。
これにより、クロスメンバのラジエータ支持用
ブラケツト取付け剛性が向上し、ブラケツトを補
助的に支持するリンフオース等の部材が不要とな
る。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての車
両用ラジエータ取付構造について説明すると、第
1図はその要部を示す分解斜視図、第2図はその
縦断面図、第3図は車体の前部を示す概略斜視図
である。なお、本実施例において、従来例と同様
の部材に対しては、同様の符号が付されている。
本考案は第3図に示すように、車両の前端部に
位置するクロスメンバ1へのラジエータ5の取付
け構造に関するものである。
クロスメンバ1は、第1,2図に示すように、
前側のアウタパネル1aと、後側のインナパネル
1bとで構成されており、これらのアウタパネル
1aとインナパネル1bとの下部重合部6には、
開口部7が形成されている。
この開口部7は、アウタパネル1aの下側縁部
8に上方へ隆起して形成された凸部9と、インナ
パネル1bの下側縁部10のうち凸部9に対応す
る位置に凸部9の高さより僅かに深く窪ませて形
成された凹部11とで構成されている。
ラジエータ支持用ブラケツト2は、開口部7を
通りアウタパネル1aの内側壁上方まで延在して
形成されており、その長手方向の全長に亘つて補
強のための隆起部2bが形成されている。そし
て、この隆起部2bが凸部9と凹部11とに挟ま
れた状態で、ブラケツト2の中央部2cが下部重
合部6にスポツト溶接やボルト締め等で結合され
るとともに、ブラケツト2の前端部2dがアウタ
パネル1aの内側壁上方にスポツト溶接やボルト
締め等で結合される。
このラジエータ支持用ブラケツト2がクロスメ
ンバ1に取り付けられるときは、まず、アウタパ
ネル1aの内側壁にブラケツト2の前端部2dが
結合される。ついで、インナパネル1bがアウタ
パネル1a内に装着され、これらの上部重合部1
2が結合されるとともに、下部重合部6がブラケ
ツト2と共に結合される。そして、ブラケツト2
のラジエータ取付け穴13にラジエータ5の下部
取付け用ピン14が嵌合されて、ラジエータ5の
下部がブラケツト2に支持されることになる。
以上のように、ラジエータ支持用ブラケツト2
が、アウタパネル1aの内側壁上方と下部重合部
6とに結合されるので、クロスメンバ1のラジエ
ータ支持用ブラケツト取付け剛性が向上し、ブラ
ケツト2を補助的に支持するリンフオース等の部
材が不要となる。
なお、本実施例では、ブラケツト2がアウタパ
ネル1aの内側壁上方と下部重合部6とに結合さ
れて設けられたが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、ブラケツト2がアウタパネル1aの
内側壁下方と上部重合部12とに結合されて設け
られても上記同様の効果を得ることができる。さ
らに、ブラケツト2が、アウタパネル1aの内側
壁下方と下部重合部6とに、あるいはアウタパネ
ル1aの内側壁上方と上部重合部12とに結合さ
れた場合でも、上記と同様の効果を得ることがで
きる。
また、ブラケツト2が、上部あるいは下部の重
合部6,12の一方を通り、アウタパネル1aの
内側壁に結合され、さらに他方の重合部へ延在さ
れて、アウタパネル1aと上部および下部の重合
部6,12の3ケ所で結合されることも考えられ
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の車両用ラジエー
タ取付構造によれば、車体前端部に、前側のアウ
タパネルと後側のインナパネルとからなるクロス
メンバをそなえ、上記のアウタパネルとインナパ
ネルとの上部または下部の重合部に開口部が形成
され、同開口部を通つて延在するラジエータ支持
用ブラケツトが、上記アウタパネルの内側壁に結
合されるとともに、上記重合部にも結合されると
いう簡素な構造で、クロスメンバのラジエータ支
持用ブラケツト取付け剛性が大幅に向上するよう
になり、これによりブラケツトを補助的に支持す
るリンフオース等の部材が不要となる。この結
果、部品点数が減少して、コストの低下をもたら
す利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の一実施例としての車両用
ラジエータ取付構造を示すもので、第1図はその
要部を示す分解斜視図、第2図はその縦断面図、
第3図は車体の前部を示す概略斜視図であり、第
4,5図は従来の車両用ラジエータ取付構造を示
すもので、第4図はその要部を示す断面図、第5
図はそのラジエータ支持用ブラケツトとリンフオ
ースとを示す斜視図である。 1……クロスメンバ、1a……アウタパネル、
1b……インナパネル、2……ラジエータ支持用
ブラケツト、2b……ラジエータ支持用ブラケツ
ト2の隆起部、2c……ラジエータ支持用ブラケ
ツト2の中央部、2d……ラジエータ支持用ブラ
ケツト2の前端部、5……ラジエータ、6……下
部重合部、7……開口部、8……アウタパネル1
aの下側縁部、9……凸部、10……インナパネ
ル1bの下側縁部、11……凹部、12……上部
重合部、13……ラジエータ取付け穴、14……
ラジエータ5の下部取付用ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前端部に、前側のアウタパネルと後側のイ
    ンナパネルとからなるクロスメンバをそなえ、上
    記のアウタパネルとインナパネルとの上部または
    下部の重合部に開口部が形成され、同開口部を通
    つて延在するラジエータ支持用ブラツトが、上記
    アウタパネルの内側壁に結合されるとともに、上
    記重合部にも結合されたことを特徴とする、車両
    用ラジエータ取付構造。
JP1471687U 1987-02-03 1987-02-03 Expired - Lifetime JPH0547693Y2 (ja)

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JP1471687U JPH0547693Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JP1471687U JPH0547693Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63122125U JPS63122125U (ja) 1988-08-09
JPH0547693Y2 true JPH0547693Y2 (ja) 1993-12-16

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