JP2009240581A - ベッドにおける取付品支持位置可変機構 - Google Patents

ベッドにおける取付品支持位置可変機構 Download PDF

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Abstract

【課題】床幅の異なるボトムにおいてもサイドレール等の付属品をベッドフレームの所定位置に取り付けられようにするために、従来は、例えば床幅の異なるボトム毎に、幅の異なるベッドフレームを構成している。このため、コスト高となっている。
【解決手段】本発明では、ボトムを支持するベッドフレームに溝形支持部材を設置し、取付品支持部材に突設した支持用棒状体を前記溝形支持部材の溝部に摺動可能に嵌合する構成とし、溝形支持部材には、その開口側に、支持用棒状体を押圧する押圧支持機構と、その回転操作部材を設けた取付品支持位置可変機構により、上記課題を解決する。本発明では上記付属品の他、ベッドの長手方向端部側に取り付けるボードの取付位置を可変とすることもできるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベッドにおける取付品、例えばベッドの長手方向端部側に取り付けるボード(ヘッドボード、フットボード)や、ベッドの幅方向端部側に取り付けるサイドレールやIVポール等の付属品を支持する位置を変更可能とすることにより、ベッドの床長または床幅の変更に適用できるようにしたベッドにおける取付品支持位置可変機構に関するものである。
例えば、病院や在宅において老人や病人等が使用するベッドの床長は、短いと使い勝手が悪く、また必要以上に長いと所要スペースが大きくなってしまう。そこで製造者側では、標準的な床長のベッドに加えて、それよりも短いベッドや長いベッドを提供可能としている。
床長の異なったベッドを構成するための従来の方法としては、床長毎に異なるベッドフレームを設ける方法、ベッドの頭側又は足側に延長フレームを後付けして床長を延長する方法や、ベッドの足側のフレームをスライド式に延長可能とする方法等が行われている。
その他、特許文献1では、ベッドのボトムを支持する支持台を、ヘッド支持台、フット支持台及び中間支持台とから構成し、それらの間の間隔を調整可能に構成することにより、床長を調節可能に構成している。
また特許文献2では、ベッドフレームを、ヘッドフレームとフットフレームと、それらの間の伸縮自在のサイドフレームと、ヘッド側サイドフレームと連結されたインナー及びアウタージョイントとから構成し、これらのインナー及びアウタージョイントに対してフット側サイドフレームを進退させて固定することにより、床長を調節可能に構成している。
そして、以上のようなベッドにおいては、その側部にサイドレールやIVポール等の付属品を取り付けて支持するための支持機構を設けている。この支持機構としては、例えば特許文献3に示すように、ボトムを支持するベッドフレームの長手方向部材に取付孔を設けて付属品支持部材を取り付ける機構が多く用いられている。
一方、ベッドにおいて、床幅、即ち、ボトムの幅は、例えば830mmのものと910mmのものの2種類が多く用いられている。
このような床幅の異なるボトムを用いる場合においても、サイドレール等の付属品をベッドフレームの所定位置に取り付けられるようにするために、従来は、幅の異なるボトム毎に、異なる幅のベッドフレームを構成している。
その他、特許文献4では、中枠を交換せずに頭枠と足枠を変更するだけでベッドフレームの幅をボトムの床幅に対応させるようにしている。
特開2004−298530号公報 特開2005−204992号公報 特開2000−166703号公報 特開平10−85081号公報
以上の従来の技術においては、まず床長に関して次のような課題がある。
1.床長毎に異なるベッドフレームを設ける方法では、床長の種類分のベッドフレームが必要となり、製造コストや管理コストが増大する。
2.延長フレームを後付けする方法では、それ自体が比較的大きくなってしまうので、保管や移動性が悪い。
3.フレームをスライド式に延長可能とする方法では、機構部品が大掛かりとなり、部品点数の増加や製造コストの増大につながる。
4.特許文献1に示されるような方法では、ベッドの構成に制約があり、また特許文献2に示されるような方法では、床長の変更に際してはベッドフレームを分解しなければならず、面倒である。
また、以上の従来の技術において、床幅に関しては次のような課題がある。
1.付属品をベッドフレームの所定位置に取り付けられるようにするために、幅の異なるボトム毎に異なったベッドフレームを構成するのでは、コスト高となってしまう。
2.特許文献2のように、異なったボトムの幅に対して、ベッドフレームの一部、即ち中枠を共通化しているが、一部の共通化であるのでコストの低減効果は比較的小さく、組立も面倒である。
本発明は、以上のような課題を解決することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、ボトムを支持するベッドフレームに溝形支持部材を設置し、取付品支持部材に突設した支持用棒状体を前記溝形支持部材の溝部に摺動可能に嵌合する構成とし、溝形支持部材には、その開口側に、支持用棒状体を押圧する押圧支持機構と、その回転操作部材を設けたベッドにおける取付品支持位置可変機構を提案する。
また本発明では上記の構成において、支持用棒状体に突起を設け、溝形支持部材に、上記突起に係合する係合部を、長さ方向に複数設けることを提案する。
また本発明では上記の構成において、溝形支持部材に突起を設け、支持用棒状体に、上記突起に係合する係合部を、長さ方向に複数設けることを提案する。
また本発明では以上の構成において、押圧支持機構は、溝形支持部材の開口側の縁部間に架設し、一端側にナットを設けると共に、他端側に回転操作部材を設けたボルトと、ボルトに係合し、傾斜面により滑り可能に当接する第1、第2の作動部材とから構成し、第1の作動部材は、ボルトに対して実質的に遊び無く係合して軸方向に移動可能な構成とすると共に、第2の作動部材は前記傾斜面に沿って移動可能とするように遊びを持ってボルトに係合し、回転操作部材の操作により第1の作動部材を第2の作動部材に圧接させた際に、傾斜面に沿って第2の作動部材が移動する側に支持用棒状体を配置している構成とすることを提案する。
また本発明では、上記押圧支持機構において、ボルトは段付ボルトとし、段部により第1の作動部材を押動する構成とすることを提案する。
また本発明では、上記の構成において、押圧支持機構は、溝形支持部材の開口側の縁部間に架設し、一端側に回転軸受を設けると共に、他端側に回転操作部材を設けたボルトと、ボルトに係合し、傾斜面により滑り可能に当接する第1、第2の作動部材とから構成し、第1の作動部材は、ボルトに螺合して軸方向に移動可能な構成とすると共に、第2の作動部材は前記傾斜面に沿って移動可能とするように遊びを持ってボルトに係合し、回転操作部材の操作により第1の作動部材を第2の作動部材に圧接させた際に、傾斜面に沿って第2の作動部材が移動する側に支持用棒状体を配置することを提案する。
また本発明では、上記押圧支持機構において、第1の作動部材には、開口側の縁部の縁に当接する回動防止部を設けることを提案する。そして本発明では、この構成において、第1の作動部材と第2の作動部材に、相対的回動を防止する係合部を設けることを提案する。
また本発明では、以上の押圧支持機構において、第1の作動部材を第2の作動部材の両側に設けることを提案する。
更に本発明では、以上の構成において、取付品支持部材に取り付ける取付品はベッドの側部に取り付ける付属品であり、溝形支持部材は、ベッドフレームの幅方向に突設することを提案する。
更に本発明では以上の構成において、取付品支持部材に取り付ける取付品はベッドの長手方向端部側に取り付けるボードであり、溝形支持部材はベッドフレームの長手方向に突設することを提案する。
本発明では、ベッドフレームに設置した溝形支持部材の溝部に、取付品支持部材の支持用棒状体を摺動可能に嵌合し、そして支持用棒状体を摺動させることにより、取付品支持部材をベッドフレームに対して適宜の位置にもたらした後、回転操作部材を手動操作して押圧支持機構により支持用棒状体を押圧する。こうして支持用棒状体は溝形支持部材の溝部に摺動不能に固定され、従って取付品支持部材をベッドフレームに対して取付状態とすることができる。
この取付状態において、回転操作部材を手動操作して第1の作動部材を第2の作動部材から離すと、第2の作動部材による支持用棒状体への押圧が解除されるので、支持用棒状体は溝形支持部材の溝部内において摺動可能となり、取付位置を調節することができる。
第1の作動部材に回動防止部を設ければ、第2の作動部材による支持用棒状体への押圧を解除した際に、第1の作動部材が回動してしまうことを防止することができるので、次の取付操作が容易である。第1の作動部材の回動防止部に加え、第1の作動部材と第2の作動部材に、相対的回動を防止する係合部を設ければ第2の作動部材の回動も防止できるので、取付操作が更に容易となる。
本発明では、支持用棒状体に突起又は係合部を設けると共に、溝形支持部材に、係合部又は突起を設け、係合部を長さ方向に複数設けた構成とすれば、押圧支持機構により押圧された状態では、突起と係合部との係合により溝形支持部材に対しての支持用棒状体の摺動が不能となるので、溝形支持部材に対しての支持用棒状体の取り付け、従って取付品支持部材の取り付けを、より一層確実に、強固に行うことができると共に、取付位置が段階的に変更可能であるので、位置決めも容易である。
本発明において、押圧支持機構としては、回転操作部材を設けたボルトに係合させ、傾斜面により滑り可能に当接する第1と第2の作動部材を要素とした構成とし、回転操作部材によりボルトを回転させて第1の作動部材を移動することにより、第2の作動部材を押動し、この際、第2の作動部材を、傾斜面に沿った滑りにより支持用棒状体方向に移動させることにより、支持用棒状体に対しての押圧支持を確実に行うことができる。
この機構において、第1の作動部材を第2の作動部材の両側に設ける場合には、部品点数は多くなるものの、第2の作動部材を傾斜面に沿って支持用棒状体方向に滑らせるための第1の作動部材からの押圧力を、第2の作動部材の左右側から均等に加えることができるので、より円滑な動作が可能となる。
取付品支持部材に取り付ける取付品を、サイドレールやIVポール等の、ベッドの側部に取り付ける付属品とした場合には、共通のベッドフレームに対して、支持するボトムの幅を変更した場合にも、取付品支持部材を適切な位置に支持することができる。
また取付品支持部材に取り付ける取付品を、ベッドの長手方向端部側に取り付けるボードとした場合には、このボード、即ちヘッドボード又はフットボードの支持位置を変更することにより、ベッドフレームの床長の変更に対応させることができる。
次に本発明のベッドにおける取付品支持位置可変機構の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
まず図1〜図9に示す実施の形態を説明する。図1は本発明を適用するベッドをボトムを省略して示す斜視図であり、符号1はベッドフレームで、2がその長手方向部材である。まず、この実施の形態は、後述する取付品支持部材4に取り付ける取付品を、サイドレールやIVポール等の、ベッドの側部に取り付ける付属品とした場合のものであり、本発明の取付品支持位置可変機構は、図1に示すようにベッドの頭側及び足側の両側の個所、即ち、4個所に設置するものである。
符号3は溝形支持部材であり、この溝形支持部材3は、その溝部の長さ方向を、ベッドフレーム1の幅方向の外側に向けて長手方向部材2に設置している。符号4は取付品支持部材であり、5はその両側の横方向に突設した支持用棒状体である。この実施の形態では、この支持用棒状体5も枠部材により構成しており、溝形支持部材3の溝部に嵌合可能な構成である。
次に符号6は押圧支持機構を概観的に示すもので、この押圧支持機構6は、溝形支持部材3の開口側の縁部7a,7bに架設し、一端側にナット8を設けると共に、他端側に回転操作部材9を設けたボルト10と、このボルト10に係合した第1の作動部材11と第2の作動部材12とから構成している。符号13、14は夫々第1、第2の作動部材11、12の係合孔を示すものである。図に示すように、ボルト10は段付ボルトで、先端側にのみ雄ねじ部15を形成している。そして、第1の作動部材11は、係合孔13の内径をボルト10の外径よりも僅かに大きく形成しているので、実質的に遊び無くボルト10に係合して移動可能であり、段部16が図中左側に当接して右方向に駆動されるように構成している。一方、第2の作動部材12の係合孔14は、その上下方向においてボルト10の外径よりも大きくして遊びが形成されている。更にこれらの第1の作動部材11と第2の作動部材12は傾斜面17により滑り可能に当接する形状としている。この傾斜面17は、上側に第1の作動部材11、下側に第2の作動部材12が配置される構成である。
図に示すように第1の作動部材11には、開口側の縁部7aの上方に位置して、当接する回動防止部18が形成されている。尚、この実施の形態とは異なり、図5、図6に示すように回動防止部18を省略した構成とすることもできる。
次に符号19は支持用棒状体5の先端下側に設けた突起であり、この突起19に係合する係合部20a,20b,20c、この場合、係合孔を、長さ方向に複数設けている。
尚、図中符号21はベッドフレーム1により支持されるボトム、22は取付品支持部材4に設けた取付孔、23は支持用棒状体5に設けた補強リブを示すものである。また図1において、符号24はベッドの長手方向端部側に取り付けるボード、この場合、フットボードを示すもので、25はフットボード24を着脱可能に取り付けるボード受けである。このボード受け25には支持用棒状体26を突設して、この支持用棒状体26をベッドフレーム1の長手方向部材2に伸縮可能に取り付ける構成としており、27が支持用棒状体26を長手方向部材2に着脱するための回転操作部材である。
以上の構成において、本発明では、取付品支持部材4に突設した支持用棒状体5を溝形支持部材3の溝部に嵌合し、そして嵌合した支持用棒状体5を溝部に沿って摺動させて取付品支持部材4をボトム21の床幅に応じた適切な位置にもたらした後、回転操作部材9を手動操作して押圧支持機構6を支持用棒状体5に押圧することにより、支持用棒状体5を摺動不能として取付状態とすることができる。
即ち、図3は回転操作部材9を、押圧を緩む方向に回転してボルト10を後退させた状態を示すもので、この状態では、第1の作動部材11は第2の作動部材12に圧接していないので、この場合には、支持用棒状体5は溝形支持部材3の溝に沿って移動が可能である。尚、この状態において、第1の作動部材11には回動防止部18が設けられていて、これが開口側の縁部7aに当接するため、第1の作動部材11が、その重量バランスにより回動してしまうのを防止することができる。しかしながら押圧を緩めた程度によっては第2の作動部材12によって第1の作動部材11の回動を防ぐことができるので、図5に示すように回動防止部を設けないことも可能である。
上述したとおり、支持用棒状体5の先端下側には突起19が設けられており、この突起19に係合する係合部20a,20b,20cが溝形支持部材3の長さ方向に複数設けられているので、支持用棒状体5は、突起19が各係合部20a,20b,20cに対応する毎に位置決めが可能である。
こうして支持用棒状体5の突起19をいずれかの係合部20a,20b,20cに係合した後、回転操作部材9によりボルト10をナット8に螺合して行くと、ボルト10の段部16に押されて第1の作動部材11が図中右方向に移動して行く。そして移動により第1の作動部材11と第2の作動部材12が傾斜面17を介して当接する。この状態において更に回転操作部材9を操作して第1の作動部材11を図中右方向に移動すると、第1の作動部材11は傾斜面17を介して第2の作動部材12を滑らせて下方に移動させる。このため第2の作動部材12の下面は、図4に示すように、突起19がいずれかの係合部20a,20b,20cに係合している状態の支持用棒状体5を、その係合方向と同方向に押圧するため、支持用棒状体5を溝形支持部材3の溝部にガタ無く強固に固定することができる。
こうして取付品支持部材4に設けた取付孔22にサイドレールの支柱やIVポール等を差し込んで支持し、ベッドの側部に取り付けて使用状態とすることができる。
図7〜図9は、支持用棒状体5の突起19を夫々係合部20a,20b,20cに係合させた場合の取付品支持部材4の支持位置を示すものである。尚、これらの図においては、押圧支持機構6は、符号のみを指示して具体的な構成の図示は省略している。
まず図7はベッドフレーム1により、床幅830mmのボトム21を支持している場合において、突起19を係合部20aに係合させて固定した状態を示すものである。この状態では、取付品支持部材4はボトム21の端縁よりも内側に位置しており格納状態である。
次いで図8は図7と同様にベッドフレーム1により、床幅830mmのボトム21を支持している場合において、突起19を係合部20bに係合させて固定した状態を示すものである。この状態では、取付品支持部材4はボトム21の端縁よりも適宜外側に位置しており、したがって上述したように取付品支持部材4に設けた取付孔部材22の取付孔にサイドレールの支柱やIVポール等を差し込んで支持し、ベッドの側部に取り付けて使用状態とすることができる。
次に、図8のボトム21に代えて、ベッドフレーム1により図中2点鎖線で示す床幅910mmのボトム21’を支持して床幅の広いベッドを構成している場合には、取付品支持部材4はボトム21の端縁よりも内側に位置してしまうため、使用することができない。
そこで本発明では、図9に示すように、突起19を係合部20bに代えて、係合部20cに係合させて、押圧支持機構6により固定する。この位置で固定すると、床幅の長いボトム21’の場合にも取付品支持部材4はボトム21’の端縁よりも適宜外側に位置するため、使用状態とすることができる。
尚、以上の実施の形態では、第1の作動部材11はボルト10との螺合により進退させるのではなく、ボルト10を段付きとして、その段部16により押動する構成としているが、ボルトとの螺合により進退させるように構成することもできる。この場合には、上記ナット8に代えて、回転軸受を設ければ良い。
また以上の実施の形態では、支持用棒状体5に突起19を設けると共に、溝形支持部材3に係合部20a,20b,20cを設けているが、これと逆に、支持用棒状体に係合部、溝形支持部材に突起を設けても良い。
更に突起と係合部に代えて、溝形支持部材3と支持用棒状体5の双方に、係合する多数の凹凸を設けたり、凹凸に代えて摩擦面とすることも可能である。
次に図10〜図13は本発明の他の実施の形態を示すものである。
この実施の形態は、以上の実施の形態の構成に加えて、第1の作動部材11と第2の作動部材12に、相対的回動を防止する係合部を設けたことを特徴とするもので、その他の構成要素は同様であるので、対応する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
即ち、この実施の形態では、第1の作動部材11に設けた断面矩形状突出部29と、この断面矩形状突出部29を上下動可能に係合させる切欠部28とにより係合部を構成しており、これと上記回動防止部18を設けていることにより、第2の作動部材による支持用棒状体への押圧を解除した際に、第1の作動部材11及び第2の作動部材12が回動してしまうことを防止することができるので、次の取付操作が容易である。
次に図14は本発明の更に他の実施の形態を示すものである。
この実施の形態は、第1の作動部材11を第2の作動部材12の両側に設けたことを特徴とするもので、その他の構成要素は同様であるので、対応する構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
この実施の形態では、第2の作動部材12の左右側の傾斜面17は、山形に配置されており、いずれの側においても、上側に第1の作動部材11、下側に第2の作動部材12が配置される構成である。
このように第1の作動部材11、11’を第2の作動部材12の両側に設けた場合には、部品点数は多くなるものの、第2の作動部材12を傾斜面17に沿って支持用棒状体3方向に滑らせるための第1の作動部材11、11’からの押圧力を、第2の作動部材12の左右側から均等に加えることができるので、より円滑な動作が可能となる。
次に図15は本発明の更に他の実施の形態を示すものである。
この実施の形態では、以上の実施の形態と異なり、取付品支持部材に取り付ける取付品はベッドの長手方向端部側に取り付けるボード24であり、この場合には取付品支持部材は図1に示すようなボード受け25である。このボード受け25には支持用棒状体26を突設している。
一方、以上の実施の形態と同様な溝形支持部材3は、ベッドフレーム1の長手方向部材2に、その長手方向に突設しており、この溝形支持部材3に、以上の実施の形態と同様な押圧支持機構が設けられている。
以上の構成においては、ボード受け25によってベッドの長手方向端部側に取り付けるボード24の支持位置を変更することにより、ベッドフレーム2の床長の変更に対応させることができる。
以上のとおり、本発明では、以下に示すような利点があり、病院や在宅等において使用されるベッドに適用して、産業上の利用可能性が大である。
本発明では、ベッドの床幅に関して次の利点がある。
1.共通のベッドフレームに対して、支持するボトムの床幅を変更した場合にも、付属品取付用部材を適切な位置に支持することができる。
2.従ってベッドフレームを共通化することができるので、コストの低減を図ることができる。
3.付属品取付用部材の位置の変更は、特別な工具を必要とせずに行うことができ、また非常に堅固にガタ無く支持することができる。
本発明では、ベッドの床長に関して次の利点がある。
1.ボトムを外したり、ボードを外すという作業の他は、ベッドフレームを分解せずに、その長さを変更することができ、非常に作業性が良い。
2.異なった床長のベッドフレームを共通化することができるので、製造性が良く、製造コスト、管理コスト、購入コストの低減を図ることができる。
3.棒状部材に対して独立して構成したボード受けを、溝形部材により遊び無く強固に棒状部材に取り付けることができ、ベッドとしての使用性を悪化させない。
本発明を適用したベッドをボトムを省略して示すもので斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、要部斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、要部横断面図である。 図3とは異なった局面において示す要部横断面図である。 本発明の他の実施の形態を示すもので、要部横断面図である。 図5とは異なった局面において示す要部横断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、要部縦横断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、図7とは異なった局面において示す要部縦横断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、図7、図8とは異なった局面において示す要部縦横断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。 図10に示す実施の形態の構成要素を示す拡散図である。 図11の拡散図に示す第2の作動部材を別の角度から見た斜視図である。 本発明の他の実施の形態を示す断面図である。 本発明の更に他の実施の形態の断面図である。 本発明の更に他の実施の形態の斜視図である。
符号の説明
1 ベッドフレーム
2 長手方向部材
3 溝形支持部材
4 取付品支持部材
5 支持用棒状体
6 押圧支持機構
7a,7b 開口縁
8 ナット
9 回転操作部材
10 ボルト
11 第1の作動部材
12 第2の作動部材
13、14 係合孔
15 雄ねじ部
16 段部
17 傾斜面
18 回動防止部
19 突起
20a,20b,20c 係合部(係合孔)
21 ボトム
22 取付孔部材
23 補強リブ
24 ボード(フットボード)
25 ボード受け
26 支持用棒状体
27 回転操作部材
28 切欠部
29 断面矩形状突出部

Claims (11)

  1. ボトムを支持するベッドフレームに溝形支持部材を設置し、取付品支持部材に突設した支持用棒状体を前記溝形支持部材の溝部に摺動可能に嵌合する構成とし、溝形支持部材には、その開口側に、支持用棒状体を押圧する押圧支持機構と、その回転操作部材を設けたことを特徴とするベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  2. 支持用棒状体に突起を設け、溝形支持部材に、上記突起に係合する係合部を、長さ方向に複数設けたことを特徴とする請求項1に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  3. 溝形支持部材に突起を設け、支持用棒状体に、上記突起に係合する係合部を、長さ方向に複数設けたことを特徴とする請求項1に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  4. 押圧支持機構は、溝形支持部材の開口側の縁部間に架設し、一端側にナットを設けると共に、他端側に回転操作部材を設けたボルトと、ボルトに係合し、傾斜面により滑り可能に当接する第1、第2の作動部材とから構成し、第1の作動部材は、ボルトに対して実質的に遊び無く係合して軸方向に移動可能な構成とすると共に、第2の作動部材は前記傾斜面に沿って移動可能とするように遊びを持ってボルトに係合し、回転操作部材の操作により第1の作動部材を第2の作動部材に圧接させた際に、傾斜面に沿って第2の作動部材が移動する側に支持用棒状体を配置していることを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  5. ボルトは段付ボルトとし、段部により第1の作動部材を押動する構成としたことを特徴とする請求項4に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  6. 押圧支持機構は、溝形支持部材の開口側の縁部間に架設し、一端側に回転軸受を設けると共に、他端側に回転操作部材を設けたボルトと、ボルトに係合し、傾斜面により滑り可能に当接する第1、第2の作動部材とから構成し、第1の作動部材は、ボルトに螺合して軸方向に移動可能な構成とすると共に、第2の作動部材は前記傾斜面に沿って移動可能とするように遊びを持ってボルトに係合し、回転操作部材の操作により第1の作動部材を第2の作動部材に圧接させた際に、傾斜面に沿って第2の作動部材が移動する側に支持用棒状体を配置していることを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  7. 第1の作動部材には、開口側の縁部の縁に当接する回動防止部を設けたことを特徴とする請求項4〜6までのいずれか1項に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  8. 第1の作動部材と第2の作動部材に、相対的回動を防止する係合部を設けたことを特徴とする請求項7に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  9. 第1の作動部材を第2の作動部材の両側に設けたことを特徴とする請求項4〜8までのいずれか1項に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  10. 取付品支持部材に取り付ける取付品はベッドの側部に取り付ける付属品であり、溝形支持部材は、ベッドフレームの幅方向に突設することを特徴とする請求項1〜9に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
  11. 取付品支持部材に取り付ける取付品はベッドの長手方向端部側に取り付けるボードであり、溝形支持部材はベッドフレームの長手方向に突設することを特徴とする請求項1〜9に記載のベッドにおける取付品支持位置可変機構。
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