JPH078893Y2 - 締結装置 - Google Patents

締結装置

Info

Publication number
JPH078893Y2
JPH078893Y2 JP4594991U JP4594991U JPH078893Y2 JP H078893 Y2 JPH078893 Y2 JP H078893Y2 JP 4594991 U JP4594991 U JP 4594991U JP 4594991 U JP4594991 U JP 4594991U JP H078893 Y2 JPH078893 Y2 JP H078893Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
groove
nut
fastened
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4594991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04129913U (ja
Inventor
茂 佐渡友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IAI Corp
Original Assignee
IAI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IAI Corp filed Critical IAI Corp
Priority to JP4594991U priority Critical patent/JPH078893Y2/ja
Publication of JPH04129913U publication Critical patent/JPH04129913U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH078893Y2 publication Critical patent/JPH078893Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、機器据付基台
を組み立てる際に使用する枠材を相互に締結・固定する
締結装置に係り、特に、締結時の過大応力による「座面
陥没現象」を防止するとともに、簡単な作業で強固な締
結状態を提供できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場等にあっては、各種機器を
取付けるために、各種の機器据付基台を使用する。この
種の機器据付基台は、各種形鋼材、或いは、軽金属(例
えば、アルミニウム)よりなる各種枠材を所定の長さに
切断して、それらをボルト・ナットにより締結・固定し
たり、溶接したりして、所定の大きさ、形状に組み立て
られるものである。
【0003】ところで、枠材同士、又は、枠材に別の部
材をボルト・ナットによって締結する場合であるが、例
えば、図17ないし図19に示すような方法により行
う。まず、図17に示すように、枠材101の所定場所
にT溝103が形成されている。このT溝103は、開
口部105と、この開口部105に連続して形成され開
口部105より大幅な開口部107とから形成されてい
る。一方、図18に示すように、ナット109が設けら
れている。このナット109は、上記開口部105に対
応する小幅部111と、この小幅部111に連続して形
成され、上記開口部107に対応する大幅部113とか
ら構成されている。又、雌ねじ部115が形成されてい
る。
【0004】上記構成において、まず、枠材101のT
溝103内に、ナット109を、例えば、枠材101の
端部よりスライドさせるようにして所定位置に挿入・配
置する。そして、図19に示すように、枠材101の上
に別の枠材117を配置して、ボルト119をねじ込ん
でいき、それによって、枠材101と117とを締結・
固定するものである。
【0005】上記構成をなす締結装置の場合には、枠材
101のT溝103の所望の場所にナット109を配置
するために、ナット109を枠材101の端部より挿入
しなければならないという問題があった。これは、ナッ
ト109がT溝103に直接挿入できない構成になって
いるからである。そこで、このような問題を解決する手
段として、例えば、図20及び図21に示すような構成
が考えられている。
【0006】すなわち、図20に示すナット121は、
大幅部123と小幅部124とを備えていて、上記大幅
部123の短手方向寸法(H)は、T溝103の開口部
105の幅(h)に対して、若干小さくなっている。よ
って、このようなナット121を、図21に示すような
方向からT溝103内に挿入して、挿入した後、90°
だけ回転させることにより、T溝103からの抜けを防
止するものである。このようにすれば、枠材101の任
意の場所にナット121を直接挿入・配置することがで
きる。
【0007】又、同じような趣旨から、図22に示すよ
うな構成も考えられている。これは、ナット131を薄
くすることにより、T溝103への直接の挿入・配置を
可能にしたものである。又、図23及び図24に示すよ
うな構成も考えられている。これは、図22に示したナ
ット131が薄過ぎるために機械的強度が低下すること
を懸念して、若干厚くしたナット141を使用するもの
であり、そのために、T溝103側に、ナット141の
回転を許容するための空間143を開口部107に連続
して形成したものである。
【0008】さらに、図25及び図26に示すような構
成も考えられている。これは、ナット151を蒲鉾状に
形成し、この蒲鉾状のナット151の回転を許容するた
めにT溝103の開口部107の形状を図に示すように
変更したものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、図17ないし図19
に示した構成のものは、既に述べたように、ナット10
9をT溝103の端部よりスライドさせて挿入しなけれ
ばならず、作業が煩雑であった。又、組立の関係上、枠
材101の両端が既に閉塞されてしまっている場合に
は、ナット109のT溝103への挿入・配置が不可能
になってしまうことになる。
【0010】これに対して、上記問題を解決するべく考
えられた構成の場合には、次のような問題があった。ま
ず、図20及び図21に示したものにあっては、ナット
121の大幅部123の短手方向寸法(H)が小さいた
めに、全体として、枠材101に対する締結時の受圧面
積が小さくなってしまい、強固な締結状態を得る上で問
題があった。又、図22に示す構成の場合には、前述し
たように、ナット131が薄いために、機械的強度が低
下してしまうという問題があった。
【0011】又、図23及び図24に示す構成の場合に
は、締結時に何ら機能しない空間143が必要になって
しまうとともに、該空間143を形成したことにより、
枠材101側のT溝103の近傍の機械的強度が低下し
てしまうことになる。さらに、図24及び図25に示す
構成の場合には、ナット151がT溝103に対して、
比較的大きな隙間をもって配置されることになるので、
ボルト119をねじ込んで回転する場合に、ナット15
1が回転することがある。この際は、回転時に、ナット
151の稜線とT溝103との接触部という極めて限ら
れた部分で回転力を受けることになるので、T溝103
側に傷がつき易いという問題もあった。
【0012】本考案はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、被締結部材側に形成さ
れた溝の任意の場所にナットを挿入・配置できるととも
に、充分な受圧面積を確保して強固な締結状態を得るこ
とができ、ナットはもとより被締結部材側の機械的強度
を充分に確保できる締結装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願考案による締結装置は、被締結部材と、上記被締結
部材の端部に締結部材の長手方向に延長して形成され第
1開口部及び該第1開口部の反端部側に連続して形成さ
れ第1開口部よりその幅が大きい第2開口部及び該第2
開口部の反端部側に連続して形成され第2開口部よりそ
の幅が大きい第3開口部とからなる溝と、締結時に上記
第1開口部に位置する小幅部及び締結時に上記第2開口
部及び第3開口部に位置し上記小幅部より幅が大きな大
幅部よりなり上記溝内に上記第1開口部を介して回転し
ながら挿入可能に形成されたナットと、上記被締結部材
に別の被締結部材を対置させた状態で上記別の被締結部
材に形成された孔等を介して挿入されるとともに上記溝
内に挿入・配置されたナットにねじ込まれるボルトと、
を具備したことを特徴とするものである。
【0014】その際、上記溝の第3開口部の幅を、反端
部側に向かって狭めるようにテーパ状に形成することが
考えられる。又、上記溝内に挿入・配置されたナットの
底部に、ばね力を備えたスペーサを挿入して、ナットを
溝の端部方向に押圧・付勢することが考えられる。又、
上記溝の第3開口部の反端部側にボルトの逃げ空間とし
ての第4開口部を形成することが考えられる。
【0015】
【作用】まず、ナットを立てた状態で溝の第1開口部よ
り溝内に挿入していき、徐々に回転させながら、溝内に
挿入・配置する。次に、被締結部材に別の被締結部材を
対置させて、該別の締結部材に形成された孔等にボルト
を通して、上記溝内に挿入・配置されたナットにねじ込
んでいく。又、第3開口部をテーパ状にした場合には、
ナットを挿入して回転させる場合の回転中心の大きなず
れを防止できる。又、スペーサの挿入により、溝内にあ
って締結前のナットの不必要な移動を規制することがで
きる。さらに、第4開口部を形成した場合には、ボルト
の逃げ空間を提供できる。
【0016】
【実施例】以下、図1ないし図13を参照して本考案の
第1実施例を説明する。図1は被締結部材としての枠材
1を使用するとともに、本考案による締結装置を使用し
て組立てた機器据付基台3を示す上面図であり、図2は
同上の正面図、図3は同上の側面図である。図に示すよ
うに、枠材1同士を直接締結したり、或いは、連結部材
5を使用して締結することにより、機器据付基台3を組
立てている。
【0017】上記枠材1は、図4及び図5に示すような
形状をなすものである。その横断面形状は図5に示すよ
うなものであり、その4辺側には、溝7がそれぞれ形成
されている。この溝7は、枠材1の長手方向に延長して
形成されている。そして、例えば、枠材1、1を直角に
当接配置してこれを締結・固定する場合には、図6に示
すような方法により行う。すなわち、一方の枠材1の任
意の溝7内にボルト9の頭部11を挿入・配置する。そ
して、この一方の枠材1に形成された貫通孔13に図示
しない工具(例えば、ドライバ)を挿入し、上記ボルト
9を他方の枠材1に形成された雌ねじ部15にねじ込ん
でいくものである。
【0018】又、枠材1に既に述べた連結部材5を締結
・固定する場合には、図7に示すように、枠材1の任意
の溝7内にナット17を挿入・配置しておく。その状態
で、連結部材5を枠材1に当接させて、連結部材5に形
成された貫通孔19にボルト9を挿入し、上記ナット1
7にねじ込んでいくものである。それによって、枠材1
と連結部材5とを締結・固定するものである。
【0019】ここで、枠材1に形成された溝7とナット
17との関係について詳細に説明する。まず、溝7とナ
ット17との関係を図8ないし図12を参照して説明す
る。まず、溝7は、第1開口部21と、この第1開口部
21の反端部側に連続して形成され第1開口部21より
幅が広い第2開口部23と、この第2開口部23の反端
部側に連続して形成され第2開口部23より幅が広いと
ともに反端部側に向かってその幅を除々に狭めてテーパ
状とした第3開口部25とから構成されている。
【0020】一方、ナット17は、次のような構成にな
っている。すなわち、図9にも示すように、小幅部27
があり、この小幅部27には大幅部29が連続して形成
されている。又、雌ねじ部30を備えている。上記小幅
部27は、溝7の第1開口部21の幅(a1)と深さ
(b1)とにより、その幅(a2)と深さ(b2)を決
定されている。又、大幅部29はその外形が略円弧状を
なしていて略蒲鉾状に形成されている。その略円弧状の
形状は次のような制約の基に決定されている。
【0021】まず、図9に示すように、大幅部29の図
中右側に示す角31を中心として、溝7側の第2開口部
23と第3開口部25の深さの合計(b3+b4)を半
径として円弧33を描く。上記円弧33と小幅部27の
線分との交点35を中心にして、第2開口部23と第3
開口部25の深さの合計(b3+b4)を半径として円
弧37aを描く。この円弧37aの外側を含まないよう
に、大幅部29の図中右側部分の外形を決定する。同様
に、図中左側部分についても同じような理屈によりその
形状を決定し、図中左右両側に示された円弧37a、3
7bを直線37cで結ぶことにより、図中実線で示すよ
うな外径を得るものである。
【0022】上記のように、大幅部29の外形を決定し
たのは、本実施例の場合には、溝7において、第2開口
部23と第3開口部25の深さの合計(b3+b4)
が、第1開口部21の幅(a1)より小さいからであり
、そのような場合であっても、ナット17を溝7内に
挿入することができるようにしたからである。又、この
場合には、上記交点35と大幅部29の反対側端面との
距離39が、第1開口部21の幅(a1)より小さい必
要がある。又、以上の説明を別の角度から図で示すと、
図10に示すようになる。尚、図9及び図10中で実線
で示す外径は、上記理屈の基に許容される最大の大きさ
のものである。
【0023】上記構成をなすナット17を溝7に挿入・
配置する場合には、図11に示すように、まず、ナット
17を立てた状態で挿入する。次に、図12に示すよう
に、ナット17を回転させながら、その全体を溝7内に
挿入していき、図13に示すような状態とする。後は、
挿入したナット17を溝7内において所定位置に配置さ
せ、連結部材5を当接してボルト9をねじ込んでいけば
よい。
【0024】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、ナット17を枠材1の溝7の
任意の位置に容易に挿入・配置することができ、従来の
ように溝7の端部よりスライドさせる必要はなく、又、
枠材1の両端が既に閉塞されているような場合にも、枠
材1の任意の場所に別の部材を締結・固定することがで
きる。これは、溝7とナット17を前述したような条件
の下に形成したからである。その際、ナット17の大幅
部29によって充分な受圧面積を確保することができ
る。
【0025】又、溝7側の第1開口部21の部分にナッ
ト17の小幅部27が位置しているので、締結時に生じ
る回転力を、この小幅部27によって安定して受けるこ
とができる。よって、ナット17が不必要に回転してし
まったり、或いは、溝7側に傷をつけてしまうこともな
い。又、上記小幅部27の部分も、充分な肉厚を有して
いるので、雌ねじ部30が形成されても、その機械的強
度が低下することはない。
【0026】溝7側の第3開口部25がボルト9の先端
部の逃げ空間として効果的に機能するので、ボルト9の
長さに対する制限が緩和され、例えば、市販の規格品の
ボルトの使用が充分に可能である。又、溝7において
は、不必要な空間の形成を極力抑えていてその肉厚も充
分であるので、締結部の剛性が高くて荷重が作用しても
変形するようなことはない。
【0027】又、溝7の第3開口部25がテーパ状にな
っているので、ナット17を溝7内に挿入して回転させ
る際、図11に示すように、ナット17の回転中心のず
れを小さくすることができ、ナット17の回転ひいては
挿入性を向上させることができる。よって、ナット17
の挿入作業も簡単である。又、第3開口部25をテーパ
状にすることにより、他の3個の溝7との干渉を防止で
きるので、溝7の大きさに対する寸法自由度が高いとい
う利点もある。
【0028】次に、図14及び図15を参照して本考案
の第2実施例を説明する。この実施例の場合には、溝7
内に挿入したナット17の締結前の不必要な移動を規制
するために、ばね力を備えたスペーサ41を挿入したも
のである。上記スペーサ41は、図14に示すように、
L字状をなしており、底片43は上方に向かって凸にな
るように湾曲形成されている。この底片43を下方に変
形させながらナット17の下に挿入していき、上記変形
により生じた弾性復帰力によって、ナット17を溝7に
適当な押圧力で押し付け、それによって、ナット17の
不必要な移動を規制するものである。
【0029】尚、上記底片43には、ボルト9が通るた
めの貫通孔45が形成されている。よって、前記第1実
施例の場合と同様の効果を奏することができるととも
に、ナット17の締結前の不必要な移動を規制して、締
結作業の作業性を向上させることができる。
【0030】次に、図16を参照して本考案の第3実施
例を説明する。この実施例の場合には、ナット17の形
状を変えたものである。すなわち、第2開口部23と第
3開口部25の深さの合計(b3+b4)が、第1開口
部21の幅(a1)より大きい場合には、図に示すよう
なナット17でよい。つまり、小幅部27の中心位置5
1を中心にして、溝7の第1開口部21の幅(a1)を
半径する円弧53を描く。この円弧53の外側を含まな
いように、ナット17の外形を決定したものである。よ
って、この場合にも、前記各実施例と同様の効果を奏す
ることができる。
【0031】
【考案の効果】以上詳述したように本考案による締結装
置によると、受圧面積の減少、機械的強度の低下を来す
ことなく、溝の任意の場所にナットを挿入・配置するこ
とができるので、締結作業が簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図で機器据付基台の
上面図である。
【図2】本考案の第1実施例をし示す図で機器据付基台
の正面図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す図で機器据付基台の
側面図である。
【図4】本考案の第1実施例を示す図で枠材の正面図で
ある。
【図5】本考案の第1実施例を示す図で枠材の側面図で
ある。
【図6】本考案の第1実施例を示す図で枠材相互の締結
状態を示す図である。
【図7】本考案の第1実施例を示す図で枠材と連結部材
との締結状態を示す図である。
【図8】本考案の第1実施例を示す図で溝とナットとの
関係を示す図である。
【図9】本考案の第1実施例を示す図でナットの構成を
示す正面図である。
【図10】本考案の第1実施例を示す図で溝とナットと
の関係を示す図である。
【図11】本考案の第1実施例を示す図でナットの溝へ
の挿入作業を示す図である。
【図12】本考案の第1実施例を示す図でナットの溝へ
の挿入作業を示す図である。
【図13】本考案の第1実施例を示す図でナットの溝へ
の挿入作業を示す図である。
【図14】本考案の第2実施例を示す図で溝にナットと
スペーサを挿入した状態を示す斜視図である。
【図15】本考案の第2実施例を示す図でスペーサの斜
視図である。
【図16】本考案の第3実施例を示す図でナットの構成
を示す正面図である。
【図17】従来例を示す図でT溝の断面図である。
【図18】従来例を示す図でナットの斜視図である。
【図19】従来例を示す図で締結状態を示す断面図であ
る。
【図20】従来例を示す図でナットの斜視図である。
【図21】従来例を示す図でナットと溝との関係を示す
斜視図である。
【図22】従来例を示す図でナットとの溝との関係を示
す断面図である。
【図23】従来例を示す図で溝の断面図である。
【図24】従来例を示す図でナットとの溝との関係を示
す断面図である。
【図25】従来例を示す図でナットと溝との関係を示す
断面図である。
【図26】従来例を示す図でナットと溝との関係を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 枠材(被締結部材) 7 溝 9 ボルト 21 第1開口部 23 第2開口部 25 第3開口部 17 ナット 27 小幅部 29 大幅部 41 スペーサ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被締結部材と、上記被締結部材の端部に
    締結部材の長手方向に延長して形成され第1開口部及び
    該第1開口部の反端部側に連続して形成され第1開口部
    よりその幅が大きい第2開口部及び該第2開口部の反端
    部側に連続して形成され第2開口部よりその幅が大きい
    第3開口部とからなる溝と、締結時に上記第1開口部に
    位置する小幅部及び締結時に上記第2開口部及び第3開
    口部に位置し上記小幅部より幅が大きな大幅部よりなり
    上記溝内に上記第1開口部を介して回転しながら挿入可
    能に形成されたナットと、上記被締結部材に別の被締結
    部材を対置させた状態で上記別の被締結部材に形成され
    た孔等を介して挿入されるとともに上記溝内に挿入・配
    置されたナットにねじ込まれるボルトと、を具備したこ
    とを特徴とする締結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の締結装置において、上記
    溝の第3開口部はその幅を、反端部側に向かって狭める
    ようにテーパ状に形成されたものであることを特徴とす
    る締結装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の締結装置において、上記
    溝内に挿入・配置されたナットの底部に、ばね力を備え
    たスペーサを挿入して、ナットを溝の端部方向に押圧・
    付勢するようにしたことを特徴とする締結装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の締結装置において、上記
    溝の第3開口部の反端部側にボルトの逃げ空間としての
    第4開口部を形成したことを特徴とする締結装置。
JP4594991U 1991-05-22 1991-05-22 締結装置 Expired - Lifetime JPH078893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4594991U JPH078893Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 締結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4594991U JPH078893Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 締結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04129913U JPH04129913U (ja) 1992-11-30
JPH078893Y2 true JPH078893Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=31925659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4594991U Expired - Lifetime JPH078893Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 締結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078893Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4572636B2 (ja) * 2004-09-10 2010-11-04 ムラテックオートメーション株式会社 棚装置
KR101341285B1 (ko) * 2005-11-11 2013-12-12 가부시기가이샤 우찌다요우고우 슬라이드 연결 장치
JP5235386B2 (ja) * 2007-11-09 2013-07-10 株式会社内田洋行
US9016972B2 (en) * 2011-10-14 2015-04-28 Blanking Systems, Inc. Mechanically interlocking frame assemblies
JP6110795B2 (ja) * 2012-01-20 2017-04-05 株式会社内田洋行 スライド連結装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04129913U (ja) 1992-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0714650Y2 (ja) ボルト
JPH078893Y2 (ja) 締結装置
US7503584B2 (en) Positioning type steering column device
US5020678A (en) Structural rack
JPS6113604Y2 (ja)
JPH0719224A (ja) ナット固定装置
JPH0626727Y2 (ja) 車両用メンバ構造
JP3285133B2 (ja) 軸支構造および自動二輪車のエンジン軸支構造
JPH1088719A (ja) 窓枠支持装置
JPH0545297Y2 (ja)
JP3002207U (ja) 取付芯の調整可能な金属板及びその取付装置
JPH0754664Y2 (ja) ヨークのボルト締結構造
JP2503968Y2 (ja) 長尺体連結金具
JPH0225466U (ja)
JPH0122737Y2 (ja)
JPH0625696Y2 (ja) ナット
JP2542058Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JP2001271820A (ja) 緩み止めナット
JP3399293B2 (ja) 微調整装置を備えた電動工具
JP2516510Y2 (ja) 長尺体取付金具
JPH0352903Y2 (ja)
JPH0642091Y2 (ja) ボルト
JP2545703Y2 (ja) デッキプレート用天井吊り金具
JP4198407B2 (ja) 構造材
JP2598702Y2 (ja) ガイド部材固定装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term