JPH0642091Y2 - ボルト - Google Patents

ボルト

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JPH0642091Y2
JPH0642091Y2 JP1988098551U JP9855188U JPH0642091Y2 JP H0642091 Y2 JPH0642091 Y2 JP H0642091Y2 JP 1988098551 U JP1988098551 U JP 1988098551U JP 9855188 U JP9855188 U JP 9855188U JP H0642091 Y2 JPH0642091 Y2 JP H0642091Y2
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JP
Japan
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bolt
diameter
groove
nominal
length
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JP1988098551U
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JPH0221317U (ja
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道亮 小園
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Topura Co Ltd
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Topura Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボルト、特に、円筒部を改良した締め付けボ
ルトに関するものである。
(従来の技術) 先ず、ボルトの直径について説明をする。ボルトの先端
にはねじが切られている。ねじの谷から谷までの径をお
ねじの谷径、山から山までの径をおねじの外径と呼ぶ。
有効径は、ねじ溝の幅がねじ山の幅の2分の1に等しく
なるような仮想的な円筒の直径であり、谷径と外径の中
間の値である。一方、ねじの寸法を代表する直径を呼び
径という。又、おねじ部品の長さを表す代表的な寸法
を、呼び長さといい、ボルトの場合は、円筒部長さとネ
ジ部長さとの和になる。ボルト円筒部が、呼び径である
ボルトを呼び径ボルト、有効径であるボルトを有効径ボ
ルトと呼んでいる。
締め付けボルトで2枚の板材を締め付けた状態を、円筒
部方向の直径と関連して説明する。
第4図は、呼び径ボルトで2枚の板材7、8を締め付け
た状態を図示した。2は、ねじのない円筒部で、呼び径
に加工されている。したがって、締め付け状態に問題は
ない。しかし、呼び径ボルトを製造する場合は、原材料
となる線材は、呼び径の線材を用いて、頭部を圧造加工
するとともに、ねじ部を絞り加工する。呼び径ボルトの
呼び長さは、一般的に、ねじ部長さを一定にして円筒部
長さにより決めるものである。従って、圧造加工での工
具は、呼び長さ毎の専用工具を用意しなければならな
い。又、円筒部長さを一定にして、ねじ部長さにより呼
び長さを決めると、長さの長いボルトは絞り加工部分が
長くなり製造が困難である。
第5図は、有効径ボルトで2枚の板材7,8を締め付けた
状態を図示した。2は、ねじのない円筒部で、有効径で
ある。この円筒部2は、原材料である線材のままである
から、長いボルトでも圧造の際の問題は考えられない
が、板材7の穴とボルトの円筒部との間隙が大きくなる
ため、板材7、8とが位置ずれを起こし、締め付け精度
の面で問題を生ずる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記した問題点を解決するもので、ボルトの
大部分を有効径としても、上記した問題点はなく、しか
も、ボルトの材料を少なくして、省資源と軽量化に適す
るボルトを提供することを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案は、ボルトの円筒部の座面近傍を呼び径とし、先
端ねじ部の近傍に全周にわたって凹凸の条溝を設けかつ
該条溝の凸部の外径を呼び径とし、その中間部を有効径
としたものである。凹凸の条溝は、転造加工、切削加工
等により形成できる。
第1図は、本考案の一実施例の正面図であり、図中、1
は頭部、2は頭部につづくボルト円筒部の座面近傍の呼
び径部、3は先端ねじ部、4は凹凸の条溝、5は中間部
である。凹凸の条溝は、A−A断面図を第2図に図示す
るように縦方向に形成されている。条溝の凸部の外径は
呼び径とするから、条溝の谷部の径はねじ部の谷径と等
しいか、若干大きくなる。その中間は有効径とする。ボ
ルト頭部を圧造で製造する場合は、有効径の線材を用
い、頭部1と呼び径部2を圧造し、次いで、凹凸の条溝
4を転造し、最後に、ねじ部3を転造する。中間部は線
材のままでよい。又、条溝4とねじ部3とを同時に転造
で形成してもよい。
第3図は、本考案の別の実施例である。第1図と同一部
分は、同じ参照番号としてある。4′は凹凸の条溝であ
るが、この実施例では、ピッチの粗い螺旋状としたもの
である。勿論、締め付け作用はない。製造その他、第1
図の実施例と同様である。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、締め付けに際しては、
呼び径部2と凹凸の条溝4,4′とにより締め付け公差は
保たれ、第5図で説明したような問題は生じない。そし
て、呼び径ボルトにおける締め付け公差上の利点を具備
しながら、ねじのない円筒部は有効径で足り、また、条
溝が凹凸状に形成されているから、その部分の材料が少
なくて済み、材料費を低減できると共に、ボルトの軽量
化に寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の正面図、第2図は、第1
図のA−A断面図、第3図は、本考案の他の実施例の正
面図、第4,5図は、従来例の説明図である。 1……頭部、2……呼び径部、3……先端ねじ部、4,
4′……凹凸の条溝、5……中間部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト円筒部の座面近傍を呼び径とし、先
    端ねじ部の近傍に全周にわたって凹凸の条溝を設けかつ
    該条溝の凸部の外径を呼び径とし、その中間部を有効径
    としたボルト。
  2. 【請求項2】前記凹凸の条溝が転造により形成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のボルト。
JP1988098551U 1988-07-26 1988-07-26 ボルト Expired - Lifetime JPH0642091Y2 (ja)

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JP1988098551U JPH0642091Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ボルト

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JP1988098551U JPH0642091Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ボルト

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JPH0221317U JPH0221317U (ja) 1990-02-13
JPH0642091Y2 true JPH0642091Y2 (ja) 1994-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58313U (ja) * 1981-06-26 1983-01-05 三菱重工業株式会社 電気絶縁締結構造

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JPH0221317U (ja) 1990-02-13

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