JPH0545208U - 部材の係止装置 - Google Patents

部材の係止装置

Info

Publication number
JPH0545208U
JPH0545208U JP10176291U JP10176291U JPH0545208U JP H0545208 U JPH0545208 U JP H0545208U JP 10176291 U JP10176291 U JP 10176291U JP 10176291 U JP10176291 U JP 10176291U JP H0545208 U JPH0545208 U JP H0545208U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
locked
piece
locking piece
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10176291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0754645Y2 (ja
Inventor
豊 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP1991101762U priority Critical patent/JPH0754645Y2/ja
Publication of JPH0545208U publication Critical patent/JPH0545208U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0754645Y2 publication Critical patent/JPH0754645Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二つの部材同士を係止するときに、部材同士
にがたつきが生じず、部材同士を確実に係止できる部材
の係止装置を提供する。 【構成】 係止面20D,22D同士を相互に係合させ
ることにより、第1の部材である被係止部材24と第2
の部材である被係止部材26とを係止させる部材の係止
装置であって、この第1及び第2の係合片20,22の
少なくとも一方に、係止面20D,22D同士を相互に
係合する方向に押圧付勢する弾性当接片21を設け、係
合時に係止部22Aの先端に弾性当接片21が当接して
係合方向に押圧することにより、係止面20A,20B
を相互に接触させ、その係合位置を保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部材の係止装置に係り、特に二つの部材同士を係止する場合に好適 な部材の係止装置に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、部材同士を簡易に係止することのできる係止装置が使用されるようにな り、部品点数の削減、生産効率の向上に寄与している。 図7は、二つの部材同士を係止する際に使用される従来の係止装置を示した斜 視図、図8は、図7の係止装置を使用して部材同士を係止する場合の作用を示し た説明図である。
【0003】 図7の係止装置は、一対の係止片10,12とからなり、係止片10,12は 、それぞれ、主に係止部10A,12A、起立部10B,12B、固定部10C ,12C等から構成される。 係止部10A,12Aは、起立部10B,12Bに対して鋭角状に形成され、 その先端には、相互に係合する係止面10D,12Dがそれぞれ形成されている 。また、係止面10D,12Dの裏面側は、係止片10,12同士を係合する時 に相互に当接するガイド面10E,12Eが形成されている。更に、係止片10 ,12の後端には、係止片10,12を被係止部材14,16に固定する固定部 10C,12Cが、起立部10B,12Bに対して直角に形成されている。
【0004】 被係止部材14,16を係止する場合は、先ず、図7に示すように、固定部1 0C,12Cをねじ止め等して係止片10,12を被係止部材14,16に取付 ける。次いで、被係止部材14を固定したまま、被係止部材16を係止片12と ともに矢印A方向へ徐々に移動し、ガイド面10Eとガイド面12Eとを当接さ せる。そうすると、ガイド面10E,12Eは、それぞれ対向する係止片10, 12を矢印A方向と略直交する方向に弾性変形させていく。
【0005】 そして、更に被係止部材16を移動していくと、ガイド面10E,12E同士 の当接が解除され、図8に示すように、係止片10,12がそれぞれ、互いに接 近する方向に弾性復帰し、つまり、係止面10A,12Aが相互に挿入されるよ うにして係合する。係止面10Aと係止面12Aとが係合すると、被係止部材1 4と被係止部材16とは、係止片10,12を介して相互に係止されることにな る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の係止装置によって被係止部材14,16同士を係止した場合、 係止後に係止面10Aと係止面12Aとの間に、係合方向、即ち矢印A方向への がたつきが生じ、被係止部材14,16同士を確実に係止できないという欠点が ある。
【0007】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、二つの部材同士を係止す るときに、がたつきが生じることなく、部材同士を確実に係止できる部材の係止 装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第1の部材側に設けられた第1の係止片と、第2の部材側に設けら れ前記第1の係止片と係合する第2の係止片とを有し、前記第1の係止片及び第 2の係止片同士を係合させるときに、係合方向と直交する方向に前記第1及び第 2の係止片のうち、いずれか一方を弾性変形させるガイド面を前記第1の係止片 及び第2の係止片のうち少なくとも一方に形成するとともに、前記第1の係止片 及び第2の係止片のうちいずれか一方が弾性復帰したとき相互に係合する係止面 を前記第1の係止片及び第2の係止片に形成し、前記第1及び第2の係止片が相 互に係合したときに、この第1及び第2の係合片の少なくとも一方を前記係止面 同士が係合する方向に押圧付勢する弾性当接片を前記第1の係止片及び第2の係 止片のうち、少なくとも一方に設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案では、第1の係止片及び第2の係止片の少なくとも一方に弾性当接片を 設け、第1の係止片及び第2の係止片の係止面同士が係合したときに、この弾性 当接片によって第1及び第2の係合片の少なくとも一方を押圧付勢し、係止面同 士を接触させて係合位置を保持している。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面に従って、本考案に係る部材の係止装置の実施例を詳説する。
【0011】 図1は、本考案の一実施例に係る部材の係止装置の概略を示した斜視図、図2 〜図4は、図1の部材の係止装置を使用して部材を係止する場合の作用を示した 説明図である。
【0012】 図1に示すように、本実施例に係る部材の係止装置は、第1の係止片である係 止片20,第2の係止片である係止片22等からなり、係止片20,係止片22 は、主に係止部20A,22A、起立部20B,22B、固定部20C,22C 、係止面20D,22D、ガイド面20E,22E等から構成される。 係止部20A,22Aは、それぞれ板材を折曲げ加工して形成され、起立部2 0B,22Bに対して鋭角的に形成されている。係止部20A,22Aの内側に は、係合時に相互に当接する係止面20D、22Dがそれぞれ形成されている。
【0013】 一方、係止面20D、22Dの裏面側には、係合方向に対して一定の傾斜角を 有するガイド面20E,22Eが形成されている。ガイド面20E,22Eは、 係止片22を矢印B方向に移動したときに、このガイド面20B,22Bが相互 に当接し、その傾斜によって係止部20A,22Aをそれぞれ、矢印B方向と略 直交する方向に弾性変形させ、係止部20Aと係止部22Aとの係合をガイドす る役割がある。 尚、ガイド面20B,22Bは、図1の実施例では、平面的に形成しているが 、円弧状に形成する等、係止部20A,22Aを弾性変形させることができれば 、その形状は問わない。
【0014】 また、係止片20、22には、係止片20,22自身を被係止部材24,26 に固定するための固定部20C,22Cが、起立部20B,22Bに対して直角 に設けられている。 更に、起立部20Bには、起立部20Bの一部を切り欠くことにより形成した 弾性当接片21が起立部20Bに対して略直角の角度で延出している。弾性当接 片21は、係止部20Aの端面の方向に弾性付勢され、通常、係止部20Aの端 面と当接している。
【0015】 前記の如く構成した図1の実施例に係る部材の係止装置の作用は、以下の通り である。
【0016】 先ず、被係止部材24(第1の部材),26(第2の部材)同士を係止する場 合は、図2に示すように、係止片20のガイド面20Eに係止片22のガイド面 22Eを当接させ、この状態のまま、被係止部材24を矢印B方向に徐々に移動 する。そうすると、ガイド面20E,22E同士の当接によって係止部20A及 び係止部22Aが矢印Bと略直交する方向に弾性変形するとともに、図3に示す ように弾性当接片21が係止部22Aの先端によって押圧されて弾性変形し弾性 当接片21と係止部20Aとの間に、係止部22Aが嵌まりこむ開口28が形成 される。
【0017】 更に、被係止部材26を矢印Bの方向に移動させると、ガイド面20E,22 E同士の当接が解除され、係止部20A及び係止部22Aが弾性復帰し、図3に 示すように、開口28から係止部22Aが弾性当接片21と係止面20Dとの間 に嵌まりこむ。この後、矢印B方向の力を解除すると、係止部22Aの先端に弾 性当接片21が当接し、弾性当接片21の弾性力によって係止面20A,20B を相互に接触させ、その係合位置を保持する。
【0018】 このように、本実施例によれば、弾性当接片21によって係止部22Aの先端 を押圧して、係合時に係止面20Dと係止面22Dとを相互に接触させている。 これにより、係合時に係止面20Dと係止面22Dとの間に生じる矢印B方向、 即ち係合方向のがたつきを解消することができ、係止時の安定性を高めることが できる。
【0019】 尚、図1の実施例では、弾性当接片21は、係止片20のみに設けているが、 係止片20及び係止片22の双方に設けてもよい。これによれば、更に係止面2 0D,22D同士を確実に接触させて、その係合位置を保持できるため、係止時 の安定性が向上する。 また、図1の実施例では、係止部20A,22Aを弾性変形させるガイド面2 0E,22Eを係止片20,22の双方に設けたが、係合をスムーズにガイドで きれば、一方に設けてもよい。 更に、係止部20A,22Aは、起立部20B,22Bに対して鋭角状に形成 したが、部材同士を確実に係止できれば、一方を直角に形成する等、その形状は 、問わない。
【0020】 次いで、図1の実施例に係る部材の係止装置を使用して住宅等の内装に使用さ れる仕上げ材を躯体側に係止する場合について説明する。 図5及び図6は、図1の実施例に係る部材の係止装置によって住宅等の内装に 使用される仕上げ材(第1の部材)を躯体(第2の部材)に係止する場合の作用 を示した説明図である。尚、ここで前述した実施例と同一の部材については、同 一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0021】 図5に示すように、躯体30には、前述した二つの係止片20,20が取付け られ、一方、仕上げ材34には、二つの係止片22,22が取付けられている。 仕上げ材34を躯体30に係止する場合は、図6に示すように、仕上げ材34 を躯体30側に移動し、係止片20と係止片22とをそれぞれ相互に係合させる 。係合後、弾性当接片21は、その弾性力によって係止部22Aの先端を押圧し 、係止面20Aと係止面22Aとを接触させ、その係合位置を保持する。このた め、係合後に、係止片20と係止片22との間に生じる係合方向のがたつきが解 消され、仕上げ材34を躯体30にワンタッチで確実に係止することができる。
【0022】 尚、図5及び図6の実施例では、内装等の仕上げ材を建築物の躯体に係止する 場合について説明したが、係止する部材の種類は、限定されず、あらゆる部材間 の係止に本考案を適用することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、第1の係止片と第2の係止片とを係合 させたときに、これらの係止面同士を常に接触させておくことができるため、第 1及び第2の係止片との間に生じる係合方向のがたつきを防止することができ、 二つの部材を確実に係止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る部材の係止装置の概略
を示した斜視図である。
【図2】図1の部材の係止装置を使用して部材同士を係
止する場合の作用を示した説明図である。
【図3】図1の部材の係止装置を使用して部材同士を係
止する場合の作用を示した説明図である。
【図4】図1の部材の係止装置を使用して部材同士を係
止する場合の作用を示した説明図である。
【図5】図1の部材の係止装置によって住宅等の内装に
使用される仕上げ材を躯体に係止する場合の作用を示し
た説明図である。
【図6】図1の部材の係止装置によって住宅等の内装に
使用される仕上げ材を躯体に係止する場合の作用を示し
た説明図である。
【図7】二つの部材間の係止に使用される従来の係止装
置を示した斜視図である。
【図8】図7の係止装置を使用して部材同士を係止する
場合の作用を示した説明図である。
【符号の説明】
20 22 係止片 20D 22D 係止面 20E 22E ガイド面 21 弾性当接片 24 被係止部材(第1の部材) 26 被係止部材(第2の部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材側に設けられた第1の係止片
    と、第2の部材側に設けられ前記第1の係止片と係合す
    る第2の係止片とを有し、 前記第1の係止片及び第2の係止片同士を係合させると
    きに、係合方向と直交する方向に前記第1及び第2の係
    止片のうち、いずれか一方を弾性変形させるガイド面を
    前記第1の係止片及び第2の係止片のうち少なくとも一
    方に形成するとともに、前記第1の係止片及び第2の係
    止片のうちいずれか一方が弾性復帰したとき相互に係合
    する係止面を前記第1の係止片及び第2の係止片に形成
    し、前記第1及び第2の係止片が相互に係合したとき
    に、この第1及び第2の係合片の少なくとも一方を前記
    係止面同士が係合する方向に押圧付勢する弾性当接片を
    前記第1の係止片及び第2の係止片のうち、少なくとも
    一方に設けたことを特徴とする部材の係止装置。
JP1991101762U 1991-11-14 1991-11-14 部材の係止装置 Expired - Lifetime JPH0754645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991101762U JPH0754645Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 部材の係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991101762U JPH0754645Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 部材の係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545208U true JPH0545208U (ja) 1993-06-18
JPH0754645Y2 JPH0754645Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=14309247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991101762U Expired - Lifetime JPH0754645Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 部材の係止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754645Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108424A1 (ja) * 2010-03-04 2011-09-09 信越ポリマー株式会社 基板収納容器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5571299B2 (ja) * 2008-08-27 2014-08-13 朝日ウッドテック株式会社 木質パネルの取付構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619491U (ja) * 1979-07-24 1981-02-20
JPS6282406U (ja) * 1985-11-12 1987-05-26
JP3108921U (ja) * 2004-06-22 2005-04-28 武男 佐々木 ベビーカー、ベルト式車輪装置。

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619491U (ja) * 1979-07-24 1981-02-20
JPS6282406U (ja) * 1985-11-12 1987-05-26
JP3108921U (ja) * 2004-06-22 2005-04-28 武男 佐々木 ベビーカー、ベルト式車輪装置。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108424A1 (ja) * 2010-03-04 2011-09-09 信越ポリマー株式会社 基板収納容器
JP2011181867A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0754645Y2 (ja) 1995-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4644614A (en) Plastic fastener for spacing and supporting two plates
JPH0545208U (ja) 部材の係止装置
US5479682A (en) Clamp for paper sheets
JP2000205211A (ja) クランプのロック機構
JPH0517211U (ja) ロツク装置
JP4828362B2 (ja) 差込側コネクタ
JP2899780B2 (ja) カセットホルダ装置
JPH0312297Y2 (ja)
JP3025886B1 (ja) コネクタのロック解除機構
JPH0622577Y2 (ja) 自動車ドアのベルトモール用クリップ
JP3861482B2 (ja) スイッチ
JPH08104089A (ja) 紙挟み
JP2003065307A (ja) 部材間の仮止め構造
JP4132263B2 (ja) ディスクブレーキのブレーキパッドの支持機構
JPH0560130A (ja) 直動転がり案内ユニツトのストツパ
JPH0662387U (ja) 連結構造
JPH0235212U (ja)
JPS6226134Y2 (ja)
JPH0436375Y2 (ja)
JP2847748B2 (ja) テープカートリッジ
JPH0610059Y2 (ja) スライダの取付け装置
JP2562007Y2 (ja) ベルトの中間調整金具
JP4318190B2 (ja) 棒状体連結具
JP2531199Y2 (ja) バックル
JP3041078U (ja) 額用裏板押え具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960611