JP2531199Y2 - バックル - Google Patents
バックルInfo
- Publication number
- JP2531199Y2 JP2531199Y2 JP1990100894U JP10089490U JP2531199Y2 JP 2531199 Y2 JP2531199 Y2 JP 2531199Y2 JP 1990100894 U JP1990100894 U JP 1990100894U JP 10089490 U JP10089490 U JP 10089490U JP 2531199 Y2 JP2531199 Y2 JP 2531199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buckle
- tongue
- plate member
- receiving
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案はベルト部材を取付けて使用する掛止め式のバ
ックルの構造に関する。
ックルの構造に関する。
第3図に参照番号1で示されるような代表的な従来形
式の掛止め式のバックルは、ばね部材3等で付勢される
掛止め具5を具備する受け部材7に、差し込み部材9に
固着され平鋼等によって形成した舌材11を差し込み、該
舌部材11に設けた開口(図示せず)に前記掛止め具5の
掛止め部分13を係合させるようになっている。
式の掛止め式のバックルは、ばね部材3等で付勢される
掛止め具5を具備する受け部材7に、差し込み部材9に
固着され平鋼等によって形成した舌材11を差し込み、該
舌部材11に設けた開口(図示せず)に前記掛止め具5の
掛止め部分13を係合させるようになっている。
解決しようとする問題点は、従来からのバックルでは
差し込み部材の舌部材と受け部材の掛止め部分との相対
的な接触面積が大きく、従って両部材の接触時の摩擦抵
抗が大きく、スムーズな掛止めがしにくい点である。
差し込み部材の舌部材と受け部材の掛止め部分との相対
的な接触面積が大きく、従って両部材の接触時の摩擦抵
抗が大きく、スムーズな掛止めがしにくい点である。
本考案に従えば、 受け部材(12)及び差し込み部材(14)が夫々バック
ルの半分体を構成し、前記受け部材(12)が、ベルト通
し穴(16)を設けた第1の板部材(18)と、該第1の板
部材(18)に揺動自在に枢着され先端に掛止め部分(3
4)を具備する掛止め部材(24)とから構成され、前記
差し込み部材(14)が、ベルト通し穴(16)を設けた第
2の板部材(26)及び該第2の板部材(26)に一体的に
固着された舌部材(28)と、前記掛止め部分(34)を係
止する係止穴(29)と から構成されるバックル(10)であって、 前記掛止め部分(34)には、差し込み部材(14)の舌
部材(28)を円滑に受入れるための1つ以上の突起(3
6)が形成されているバックルが提供される。
ルの半分体を構成し、前記受け部材(12)が、ベルト通
し穴(16)を設けた第1の板部材(18)と、該第1の板
部材(18)に揺動自在に枢着され先端に掛止め部分(3
4)を具備する掛止め部材(24)とから構成され、前記
差し込み部材(14)が、ベルト通し穴(16)を設けた第
2の板部材(26)及び該第2の板部材(26)に一体的に
固着された舌部材(28)と、前記掛止め部分(34)を係
止する係止穴(29)と から構成されるバックル(10)であって、 前記掛止め部分(34)には、差し込み部材(14)の舌
部材(28)を円滑に受入れるための1つ以上の突起(3
6)が形成されているバックルが提供される。
本考案のバックルは上記構成によって、差し込み部材
の舌部材と受け部材の掛止め部分との相対的な接触面積
が前記突出部分によって著しく低減され、それによって
前述の如き従来からの同等形式のバックルの欠点が解消
される。
の舌部材と受け部材の掛止め部分との相対的な接触面積
が前記突出部分によって著しく低減され、それによって
前述の如き従来からの同等形式のバックルの欠点が解消
される。
以下に、第1図及び第2図を参照して本考案を詳しく
説明する。第1図には本考案に従うバックルが全体を参
照番号10で示されている。該バックル10は受け部材12及
び差し込み部材14を夫々半分体として構成される。前記
受け部材12はその後方部分にベルト通し用の開口16を設
けた金属製の第1の板部材18と、該第1の板部材18を覆
って配設される掛止め部材24とから構成される。該掛止
め部材24は、前記第1の板部材18の側方折立て部分20に
形成した角穴22に於て前記第1の板部材18に揺動自在に
枢着される。一方、差し込み部材14は従来通り、金属製
の第2の板部材26と、該第2の板部材26に固着されその
先端に係止穴29を具備する舌部材28とから構成される。
説明する。第1図には本考案に従うバックルが全体を参
照番号10で示されている。該バックル10は受け部材12及
び差し込み部材14を夫々半分体として構成される。前記
受け部材12はその後方部分にベルト通し用の開口16を設
けた金属製の第1の板部材18と、該第1の板部材18を覆
って配設される掛止め部材24とから構成される。該掛止
め部材24は、前記第1の板部材18の側方折立て部分20に
形成した角穴22に於て前記第1の板部材18に揺動自在に
枢着される。一方、差し込み部材14は従来通り、金属製
の第2の板部材26と、該第2の板部材26に固着されその
先端に係止穴29を具備する舌部材28とから構成される。
前記第1の板部材18及び掛止め部材24に以下の如き構
造部分が形成される。即ち、前記差し込み部材14の係止
穴29に嵌合し得る前記掛止め部材24の掛止め部分34に
は、前記舌部材28との接触面積を低減させそれによって
挿脱を容易化するための、本考案に従う複数の突起36が
形成される。該突起36は前記接触面積の低減効果をもた
らし得る任意の形状、例えば半球形状、三角形状、溝形
状その他を有し得るものであり、プレス成形等によって
前記掛止め部分34から突出する状態に於て形成され得
る。
造部分が形成される。即ち、前記差し込み部材14の係止
穴29に嵌合し得る前記掛止め部材24の掛止め部分34に
は、前記舌部材28との接触面積を低減させそれによって
挿脱を容易化するための、本考案に従う複数の突起36が
形成される。該突起36は前記接触面積の低減効果をもた
らし得る任意の形状、例えば半球形状、三角形状、溝形
状その他を有し得るものであり、プレス成形等によって
前記掛止め部分34から突出する状態に於て形成され得
る。
また、前記第1の板部材18の平坦部分30には好ましく
は、差し込み部材14の舌部材28の先端部分を嵌合させ且
つバックル表側方向への前記舌部材の運動を押え付ける
ための支持部分32(図面では2つの支持部分が例示され
る)が図示の如く切り起こされる。該支持部分32は、差
し込み部材14及び受け部材12とを合着させた状態に於
て、前述の如く舌部材28を、第4図に於て各矢印で示さ
れる如き方向の力に対する有効な支持を提供し得る。
は、差し込み部材14の舌部材28の先端部分を嵌合させ且
つバックル表側方向への前記舌部材の運動を押え付ける
ための支持部分32(図面では2つの支持部分が例示され
る)が図示の如く切り起こされる。該支持部分32は、差
し込み部材14及び受け部材12とを合着させた状態に於
て、前述の如く舌部材28を、第4図に於て各矢印で示さ
れる如き方向の力に対する有効な支持を提供し得る。
掛け止め部材24の掛け止め部分34に複数の特記36を設
けたことにより、差し込み部材の舌部材と受け部材の掛
止め部分との相対的な接触面積が大きく、従って両部材
の接触時の摩擦抵抗が大きく、スムーズな掛止めがしに
くいと言った従来からのバックルに於ける欠点を解消し
たバックルが提供される。
けたことにより、差し込み部材の舌部材と受け部材の掛
止め部分との相対的な接触面積が大きく、従って両部材
の接触時の摩擦抵抗が大きく、スムーズな掛止めがしに
くいと言った従来からのバックルに於ける欠点を解消し
たバックルが提供される。
以上本考案を具体例を参照して説明したが、本考案の
内で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
内で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
第1図は本考案のバックルの分解斜視図である。 第2図は本考案のバックルの差し込み部材14を矢印c方
向から見た平面図である。 第3図は、従来のバックルの第1図と同様の分解斜視図
である。 第4図はバックルの合着状態での力の掛かり具合を例示
する側面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 10:バックル 12:受け部材 14:差し込み部材 16:ベルト通し用の開口 18:第1の板部材 24:掛止め部材 20:側方折立て部分 22:角穴 26:第2の板部材 28:舌部材 29:係止穴 30:平坦部分 32:支持部分 34:掛止め部分1 36:突起 38:凹部 40:後方部分
向から見た平面図である。 第3図は、従来のバックルの第1図と同様の分解斜視図
である。 第4図はバックルの合着状態での力の掛かり具合を例示
する側面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 10:バックル 12:受け部材 14:差し込み部材 16:ベルト通し用の開口 18:第1の板部材 24:掛止め部材 20:側方折立て部分 22:角穴 26:第2の板部材 28:舌部材 29:係止穴 30:平坦部分 32:支持部分 34:掛止め部分1 36:突起 38:凹部 40:後方部分
Claims (1)
- 【請求項1】受け部材(12)及び差し込み部材(14)が
夫々バックルの半分体を構成し、前記受け部材(12)
が、ベルト通し穴(16)を設けた第1の板部材(18)
と、該第1の板部材(18)に揺動自在に枢着され先端に
掛止め部分(34)を具備する掛止め部分(24)とから構
成され、前記差し込み部材(14)が、ベルト通し穴(1
6)を設けた第2の板部材(26)及び該第2の板部材(2
6)に一体的に固着された舌部材(28)と、前記掛止め
部分(34)を係止する係止穴(29)と から構成されるバックル(10)であって、 前記掛止め部分(34)には、差し込み部材(14)の舌部
材(28)を円滑に受入れるための1つ以上の突起(36)
が形成されているバックル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100894U JP2531199Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バックル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100894U JP2531199Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バックル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458105U JPH0458105U (ja) | 1992-05-19 |
JP2531199Y2 true JP2531199Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31843900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990100894U Expired - Lifetime JP2531199Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バックル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531199Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163509U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP1990100894U patent/JP2531199Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458105U (ja) | 1992-05-19 |
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