JPH0544386Y2 - - Google Patents

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JPH0544386Y2
JPH0544386Y2 JP1985180408U JP18040885U JPH0544386Y2 JP H0544386 Y2 JPH0544386 Y2 JP H0544386Y2 JP 1985180408 U JP1985180408 U JP 1985180408U JP 18040885 U JP18040885 U JP 18040885U JP H0544386 Y2 JPH0544386 Y2 JP H0544386Y2
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JP
Japan
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winch
mounting
frame
fixed
gear case
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JP1985180408U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はゴンドラの如き昇降する作業台に取り
付けて使用するウインチを昇降に限らず、横引、
斜め引き等にも使用するためのウインチの取付架
台に関するものである。
〔従来の技術〕
ウインチの取付方法としては、たとえば、従来
ウインチのシヤツクル等で固定台に取付ける方法
がある。
かかる固定台に取り付けられて使用されるウイ
ンチとしては、たとえば、第7図及び第8図の如
き構成のものがある。すなわち、ギヤケース11
に内蔵したシーブ12をギヤケース11外の図示
しないモータの出力軸に連結し、上記シーブ12
に1回巻くためのワイヤロープ13を一方の上端
から垂直方向にギヤケース11内に導入し反対側
の下端から垂直方向に繰り出させるためのロープ
ガイド14と15をギヤケース11内に設け、且
つワイヤロープ13の引き込み、繰り出し側とは
反対側において、シーブ12にかけられたワイヤ
ロープ13を確実にシーブ12に押し付けて沿わ
せるようにするチエンローラ16又はベルトを配
設している。更に、上記チエンローラ16又はベ
ルトの自由端は、ギヤケース11に枢着したレバ
ー17の先端に連結し、レバー17の基端部に
は、ばね18を介してばね調整装置19に連結
し、常時ばね18によりレバー17を介してチエ
ンローラ16又はベルトを引張つているようにし
てある。又、ギヤケース11には、上端部に2個
所のウインチ取付用の孔20が設けてあり、レバ
ー17の枢着軸21はギヤケース11外に突出し
てあり、図示しないモータの駆動でシーブ12が
回転してワイヤロープ13を一方から引き込み反
対側から繰り出すことによりウインチ10自体が
ワイヤロープ13に沿つて変位できるようにして
ある。
従来、かかるワイヤロープ13の引き込み方向
と繰出方向とが同一方向としてあるウインチ10
を固定台に取り付ける場合は、前記レバー17の
枢着軸21にリンクを取り付け、該リンクをシヤ
ツクル等を介して固定台に取り付けるとか、直接
固定台に取り付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ウインチのリンクをシヤツクル等で固
定台に取り付ける方式でもウインチの使用はでき
るが、取付の各確実性に欠け、安全性にも欠ける
という問題があり、ウインチを直接取り付ける場
合は、ワイヤロープの方向性に限界があつた。
そこで、本考案は、ウインチを壁面に安定良く
且つ確実で取り付けることができ、安全にウイン
チの使用ができ、更に壁面のどの位置にもウイン
チを安全確実に取り付けることができてワイヤロ
ープの方向を任意に選定できるウインナチの取付
架台を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために講じた本考案の手
段は、水平部と垂直部とからなる少なくとも一つ
の断面L字状のフレームと、水平部と垂直部とに
それぞれ張り出して設けた二つの取付面と、水平
部の端部に垂直方向に一体に起立させたブラケツ
トと、該ブラケツトに枢着した補助架台とからな
り、垂直部に設けたウインチ取付孔と取付ボルト
とによつてギヤケースをフレームに固着し、前記
取付面の一つ又は補助架台を壁面に固定して、ウ
インチを壁面に固定することである。
〔作用〕
ウインチの使用時の姿勢に応じてフレームの任
意の取付面を固定台、床面等の壁面に固定するこ
とができる。壁面への取付面は二つ形成してあり
且つ補助架台を有するため、壁面へのウインチの
取付位置が固定されず、任意の個所へ安全確実に
ウインチを取り付けて使用できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す。
これは、第7図に示す如きギヤケース11内のロ
ープガイド14,15に沿つてワイヤロープ13
を一方から引き込み、反対側から繰り出すウイン
チ10の取付架台を示す。この取付架台は水平部
と垂直部とからなる少なくとも一つの断面L字状
のフレーム1と、水平部と垂直部とにそれぞれ張
出して設けた二つの取付面1a,1bと、水平部
の端部に垂直方向に一体に起立させたブラケツト
3と、ブラケツトに枢着した補助架台4とからな
り、垂直部に設けたウインチ取付孔2,2と、取
付ボルトとによつてギヤケース11をフレーム1
に固着し、前記取付面1a,1bの一つ又は補助
架台4を壁面に固定して、ウインチを壁面に固定
するものである。
ボルト孔たるウインチ取付孔2はウインチ10
のギヤケース11のウインチ取付用孔20に一致
させている。ブラケツト3の端には補助架台4が
取り付けられると共にウインチ10のギヤケース
11のレバー枢着軸21に連結するリンク5の端
を枢着できるようにする。又、上記フレーム1の
取付面1a,1b又は補助架台4には壁面たる固
定台への固定用アンカーボルト7等(第3図参
照)のボルト挿通用孔6を適数個設け、フレーム
1の任意の取付面1a又は1b、あるいは補助架
台4が固定台等に取り付けられるようにする。
本考案の取付架台は、上記構成の2個のフレー
ム1からなり、2個1組としたフレーム1の対を
ウインチ10のギヤケース11を両端面から挾む
ように配し、このフレーム1の取付面1a側のボ
ルト孔2とギヤケース11の取付用孔20に取付
ボルトを螺合すると共に、ギヤケース11のレバ
ー枢着軸21に連結したリンク5をブラケツト3
に取り付けることにより、ウインチ10を本考案
の取付架台に取り付けるようにする。
次に、ウインチ10を固定台に取り付けるとき
の本考案の取付架台の使用例を説明する。
今、ウインチ10を、水平方向にワイヤロープ
13を巻込んで水平方向に繰出す、いわゆる水平
引きとして使用するため、壁面たる固定台の床面
8aに固定するときは、前記したようにフレーム
1の取付面1aを取付ボルトにてギヤケース11
に固定し且つリンク5にブラケツト3を取り付け
た状態で第3図に示す如く本考案の架台における
取付面1bを固定台の床面8a上に載置し、上記
取付面1bのアンカーボルト挿通用孔6を利用し
て取付ボルトたるアンカーボルト7にて床面8a
に固定する。これによりウインチ10は堅固に固
定床面8aに固定され、ウインチ10を水平引き
として安全に使用できることになる。又、この状
態で他の壁面たる固定台側壁にウインチ10を取
り付ける場合は、第3図で垂直方向に延びている
取付面1aを固定台側壁アンカーボルトで固定す
ることにより、ウインチ10を固定台床面8a以
外の個所への水平引きに適用する姿勢で固定する
ことができる。
次に、ウインチ10を垂直方向にワイヤロープ
13を巻込んで垂直方向に繰り出す、いわゆる垂
直吊りに適用するときは、たとえば、第4図乃至
第6図のように本考案の架台を固定台に固定する
ことにより固定台の任意の位置にウインチ10を
取り付けることができる。すなわち、壁面たる固
定台側壁8bにウインチ10を取り付けるとき
は、第4図の如く取付面1bをアンカーボルト7
にて固定台側壁8bに固定すればよく、固定台上
面8cにウインチ10を取り付けるときは、第5
図の如く取付面1aをアンカーボルト7にて固定
台上面8cに固定すればよく、又、固定台床面8
aにウインチ10を取り付けるときは、第6図の
如くブラケツト3に補助架台4を取り付け、該補
助架台4を固定台床面8aにアンカーボルト7に
て固定すればよい。
上記第6図の取付例によると、図示の垂直吊り
のほかに、補助架台4がブラケツト3との取付部
を中心に回動できることから如何なる角度の斜め
引きにも対応させることができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、第1図及び第2図の実施例のもので
は第3図乃至第6図の使用例以外に取付面1aを
固定台床面8aに固定する等、他の適用例もある
こと、又、本考案の取付架台は、少なくとも一つ
のL字状に屈曲させたフレーム1からなる場合を
示したが、これを組み合わせて固定台への取付面
を4面形成した四角形状、あるいは多角形状とす
る等、任意の形状とすることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次の効果がある。
ワイヤロープを水平方向に繰り出す、いわゆ
る水平引きとして使用する場合には、水平部又
は垂直部の取付面を被取付体の壁面位置に対応
して固定すればよい。同じくワイヤロープを垂
直方向に繰り出す、いわゆる垂直吊りとして使
用する場合にも水平部又は垂直部の取付面を被
取付体の壁面位置に対応して固定すればよい。
要するにフレームを断面L字状に成形したこと
により、ウインチをどの方向にも対応して設置
できる。
補助架台を被取付体の壁面に固定する場合に
は、この補助架台がブラケツトに枢着されてい
ることにより、フレームの角度を任意に調節で
き、ワイヤロープの斜め引きにも対応できる。
一度ギヤケースをフレームに固定すれば、そ
れ以後はギヤケースに対するフレームの取り付
け位置を変更したり、フレームを回転して取り
付け角度を変更させる必要がなく、作業性が著
しく向上し、汎用性がある。
取付架台は被取付体の壁面にボルト孔を介し
て確実に固定でき、作業の安全性が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付架台の一実施例を示す側
面図、第2図は第1図の平面図、第3図乃至第6
図はいずれも使用状態を示す側面図、第7図は本
考案の取付架台を適用するウインチの一例の内部
構造を示す側面図、第8図は第7図の平面図であ
る。 1……フレーム、1a,1b……取付面、2…
…ウインチ取付孔、3……ブラケツト、4……補
助架台、6……ボルト挿通用孔、7……取付ボル
トたるアンカーボルト、10……ウインチ、11
……ギヤケース、13……ワイヤロープ、14,
15……ロープガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤケース内のロープガイドに沿つてワイヤロ
    ープを一方から引き込み、反対側から繰り出すウ
    インチの取付架台において、水平部と垂直部とか
    らなる少なくとも一つの断面L字状のフレーム
    と、水平部と垂直部とにそれぞれ張り出して設け
    た二つの取付面と、水平部の端部に垂直方向に一
    体に起立させたブラケツトと、該ブラケツトに枢
    着した補助架台とからなり、垂直部に設けたウイ
    ンチ取付孔と取付ボルトとによつてギヤケースを
    フレームに固着し、前記取付面の一つ又は補助架
    台を壁面に固定して、ウインチを壁面に固定する
    ウインチの取付架台。
JP1985180408U 1985-11-22 1985-11-22 Expired - Lifetime JPH0544386Y2 (ja)

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JPS6289292U JPS6289292U (ja) 1987-06-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5296926U (ja) * 1976-01-20 1977-07-20

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JPS6289292U (ja) 1987-06-08

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