JPH0542918U - 電気暖房機 - Google Patents

電気暖房機

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JPH0542918U
JPH0542918U JP9281191U JP9281191U JPH0542918U JP H0542918 U JPH0542918 U JP H0542918U JP 9281191 U JP9281191 U JP 9281191U JP 9281191 U JP9281191 U JP 9281191U JP H0542918 U JPH0542918 U JP H0542918U
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JP
Japan
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temperature
electric heater
electric
heat
control unit
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Pending
Application number
JP9281191U
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English (en)
Inventor
裕泰 山下
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は電気暖房機の異常温度により通電を
遮断する温度ヒューズを用いて、サージ電圧吸収素子の
レアショートによる発熱時に電気暖房機への通電を遮断
して電気暖房機の安全性を向上させることを目的とす
る。 【構成】 カーペット本体1に発熱体及び感熱体を配設
し、発熱体への通電を制御して電気カーペットの温度を
制御する制御回路を有したコントロール部2を設け、コ
ントロール部2に温度ヒューズ5を配設し、温度ヒュー
ズ5に熱伝的にバリスタ6を接触させて配設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暖房機本体に通電により発熱する発熱体を配設するとともに、該発 熱体の温度を検出する感熱体を配設し、該感熱体の検出信号により上記発熱体へ の通電を制御して電気暖房機の温度を設定温度に制御する制御回路を有したコン トロール部を設け、該コントロール部の制御回路に、電気暖房機の温度や当該コ ントロール部の温度が異常温度になったときに上記発熱体への通電を遮断する温 度ヒューズを備えた電気暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気暖房機の一例を電気カーペットを例に挙げ図5乃至図9とともに説 明する。 従来の電気カーペットは、フェルト等で形成された裏生地21と、タクト或い はニードルパンチ等で形成された表生地22とでカーペット本体23を形成し、 該裏生地21と表生地22との間に通電により発熱する発熱体24を配設すると ともに、該発熱体24に近接させて当該発熱体24の温度を検出する感熱体25 を配設して接着していた。
【0003】 上記カーペット本体23の隅部に上記感熱体25の検出信号により上記発熱体 24への通電を制御して電気カーペットの暖房温度を設定温度に制御する制御回 路を有したコントロール部26を設けていた。
【0004】 該コントロール部26は、内部に上記制御回路の電子部品27を配設したプリ ント基板28を設け、該プリント基板28に電気カーペットの温度や該コントロ ール部26内の温度が異常温度になったときに電気カーペットへの通電を遮断す る温度ヒューズ29を配設するとともに雷や外部機器のスイッチング等によるサ ージ電圧を吸収するサージ電圧吸収素子であるバリスタ30を配設していた。
【0005】 上記コントロール部26の外側の側部に摺動自在に暖房温度設定用の操作ツマ ミ31を設け、該操作ツマミ31により操作される可変抵抗32を上記プリント 基板28に配設していた。
【0006】 そして、上記電気カーペットは、温度ヒューズ29がカーペット本体23の異 常発熱やコントロール部26内の温度が異常温度になったときに溶断し、電気カ ーペットへの通電を遮断して電気カーペットの安全をはかっていた。
【0007】 また、バリスタ30が雷によるサージ電圧や外部機器のスイッチング等による サージ電圧が電源電圧に入ったときに、このサージ電圧を吸収してサージ電圧に よる制御回路の電子部品27の破壊や誤動作を防止していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の電気カーペットにおいては、バリスタ30は電気カーペットの安全 性を考慮する上では必ず必要なものであるが、長期間使用していると経時変化( サージ電圧吸収の繰り返し)によりバリスタ30内でレアショートする虞れがあ り、バリスタ30がレアショートしてしまうと、バリスタ30自身が発熱しコン トロール部26の成形品(外壁)が変形したり、プリント基板28が焦げる等電 気カーペットが故障したり、発熱状態が長時間続くと発火する虞れがあった。
【0009】 本考案の電気暖房機は上記の問題に鑑みなされてものであり、電気暖房機の異 常温度により発熱体への通電を遮断する温度ヒューズを用いて、サージ電圧吸収 素子のレアショートによる発熱時に電気暖房機への通電を遮断して電気暖房機の 安全性を向上させることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案の電気暖房機は、 暖房機本体に通電により発熱する発熱体を配設するとともに、該発熱体の温度 を検出する感熱体を配設し、 該感熱体の検出信号により上記発熱体への通電を制御して電気暖房機の暖房温 度を設定温度に制御する制御回路を有したコントロール部を設け、 該コントロール部の制御回路に、電気暖房機の温度や当該コントロール部の温度 が異常温度になったときに電気暖房機への通電を遮断する温度ヒューズを設け、 上記制御回路に、当該温度ヒューズに熱伝的に接触させてサージ電圧を吸収す るサージ電圧吸収素子を配設している。
【0011】
【作用】
上記構成の電気暖房機は、電気暖房機の温度またはコントロール部の温度が異 常になったときに温度ヒューズが溶断して電気暖房機への通電を遮断させて電気 暖房機の安全をはかる。 また、サージ電圧吸収素子が経時変化によりレアショートして発熱すると、こ の熱が温度ヒューズに伝わり、該温度ヒューズが溶断して通電を電気暖房機への 遮断させて電気暖房機の安全をはかる。
【0012】
【実施例】
本考案の電気暖房機の一実施例を電気カーペットを一例に挙げ図1乃至図3と ともに説明する。 本考案の電気カーペットは、フェルト等で形成された裏生地と、タクト或いは ニードルパンチ等で形成された表生地とでカーペット本体1を形成し、該裏生地 と表生地との間に発熱体を配設するとともに、該発熱体に近接させて当該発熱体 の温度を検出する感熱体を配設して接着している。
【0013】 上記カーペット本体1の隅部に上記感熱体の検出温度により上記発熱体への通 電を制御して電気カーペットの暖房温度を設定温度に制御する制御回路を有した コントロール部2を設けている。
【0014】 該コントロール部2は、内部に上記制御回路の電子部品3を配設したプリント 基板4を設け、該プリント基板4に電気カーペットの温度や該コントロール部2 内の温度が異常温度になったときに上記発熱体への通電を遮断(電気カーペット 全体への通電を遮断)する温度ヒューズ5を配設するとともに、雷や外部機器の スイッチング等によるサージ電圧を吸収するサージ電圧吸収素子であるバリスタ 6を配設している。
【0015】 該バリスタ6は上記プリント基板4に半田付けにより固着し、プリント基板4 に横倒しにした状態に配設し、このように配設したバリスタ6の上に上記温度ヒ ューズ5を熱伝的に接触させて配設している。
【0016】 上記コントロール部2の外側の側部に暖房温度設定用の操作ツマミ7を摺動自 在に設け、該操作ツマミ7により操作される可変抵抗8を上記プリント基板4に 配設している。
【0017】 上記構成の電気カーペットの動作を説明する。 まず、操作ツマミ7を摺動させて可変抵抗8を操作することにより電気カーペ ットの暖房温度を設定すると、該可変抵抗8の値に応じた電流を発熱体へ通電し て暖房を開始し、感熱体が該発熱体の温度を検出する。
【0018】 該感熱体の検出温度が設定温度より一定温度高くなると制御回路が上記発熱体 への通電を遮断し、該感熱体の検出温度が設定温度より一定温度低くなると制御 回路が上記発熱体へ再度通電を行い、このような動作を繰り返して電気カーペッ トの暖房温度が設定温度に一定になるように制御している。
【0019】 このとき、電源電圧に雷や外部機器のスイッチングによりサージ電圧が入ると 、このサージ電圧をバリスタ6が吸収して該サージ電圧により制御回路の電子部 品3の故障や制御回路の誤動作を防止している。 そして、上記発熱体の温度若しくは上記コントロール部2内の温度が異常温度 になると、上記温度ヒューズ5が溶断して電気カーペットへの通電を遮断して電 気カーペットの安全をはかる。
【0020】 また、長期間の使用により上記バリスタ6が経時変化し、レアショートを起こ し発熱すると、この熱が該バリスタ6に熱伝的に接触されている上記温度ヒュー ズ5に伝導され、該温度ヒューズ5が溶断して電気カーペットへの通電を遮断し 電気カーペットの安全をはかる。
【0021】 上記構成では、バリスタ6をプリント基板4の上に横倒しに配設し、そのバリ スタ6の上に温度ヒューズ5を熱伝的に接触させて配設しているが、図4に示す ようにプリント基板4に開口部9を設け、この開口部9に上記バリスタ6を位置 するように横倒しにして配設し、その上に温度ヒューズ5を接触させることによ り、バリスタ6と温度ヒューズ5による厚みを極力薄くすることができ、コント ロール部2の厚みを従来と同様にすることができる。
【0022】 また、バリスタ6の上に接触させて温度ヒューズ5を配設しているが、該バリ スタ6と温度ヒューズ5とを熱伝導率の良好な伝熱板により接続して、バリスタ 6の熱を温度ヒューズ5に伝えるように構成してもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案の電気暖房機は、電気暖房機の温度やコントロール部の温度が異常にな ったときに電気暖房機への通電を遮断して安全をはかる温度ヒューズに、サージ 電圧を吸収するサージ電圧吸収素子を熱伝的に接触させているので、サージ電圧 吸収素子が長期間の使用により経時変化してレアショートを起こし発熱しても、 該サージ電圧吸収素子の熱により温度ヒューズが溶断して電気暖房機への通電を 遮断し、コントロール部の変形や発火を他の部品を追加することなく確実に防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気暖房機の一実施例を示すコントロ
ール部の断面図である。
【図2】本考案の電気暖房機の要部拡大側面図である。
【図3】本考案の電気暖房機の要部拡大平面図である。
【図4】本考案の電気暖房機の他の実施例を示す要部拡
大側面図である。
【図5】従来の電気暖房機の一例を示す全体斜視図であ
る。
【図6】従来の電気暖房機の本体の断面図である。
【図7】従来の電気暖房機のコントロール部を示す断面
図である。
【図8】従来の電気暖房機の部分拡大側面図である。
【図9】従来の電気暖房機の部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 カーペット本体 2 コントロール部 3 電子部品 4 プリント基板 5 温度ヒューズ 6 バリスタ 7 操作ツマミ 8 可変抵抗 9 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房機本体に通電により発熱する発熱体
    を配設するとともに、該発熱体の温度を検出する感熱体
    を配設し、 該感熱体の検出信号により上記発熱体への通電を制御し
    て電気暖房機の暖房温度を設定温度に制御する制御回路
    を有したコントロール部を設け、 該コントロール部の制御回路に、電気暖房機の温度や当
    該コントロール部の温度が異常温度になったときに電気
    暖房機への通電を遮断する温度ヒューズを備えた電気暖
    房機において、 上記制御回路に、上記温度ヒューズに熱伝的に接触させ
    てサージ電圧を吸収するサージ電圧吸収素子を配設した
    ことを特徴とする電気暖房機。
JP9281191U 1991-11-13 1991-11-13 電気暖房機 Pending JPH0542918U (ja)

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JP9281191U JPH0542918U (ja) 1991-11-13 1991-11-13 電気暖房機

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JP9281191U JPH0542918U (ja) 1991-11-13 1991-11-13 電気暖房機

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JPH0542918U true JPH0542918U (ja) 1993-06-11

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ID=14064800

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148337A (ja) * 1984-01-06 1985-08-05 日本電気株式会社 複合形保護素子
JPS624102B2 (ja) * 1978-01-21 1987-01-28 Nisshin Flour Milling Co
JPS6235482A (ja) * 1985-08-06 1987-02-16 松下電器産業株式会社 温度制御装置

Patent Citations (3)

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