JPS624102B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS624102B2
JPS624102B2 JP53004797A JP479778A JPS624102B2 JP S624102 B2 JPS624102 B2 JP S624102B2 JP 53004797 A JP53004797 A JP 53004797A JP 479778 A JP479778 A JP 479778A JP S624102 B2 JPS624102 B2 JP S624102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oats
porridge
instant
style
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53004797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5498354A (en
Inventor
Shintaro Inuzuka
Tatsuo Takezawa
Hiroshi Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP479778A priority Critical patent/JPS5498354A/ja
Publication of JPS5498354A publication Critical patent/JPS5498354A/ja
Publication of JPS624102B2 publication Critical patent/JPS624102B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、即席洋風粥の製造法に関する。 燕麦から調理される代表的なものとしてオート
ミルがある。オートミルは加熱により独特ののり
的な食感とうま味とを有し、脂肪含量も他の穀物
に比し多く、栄養的にも優れている。しかしなが
ら我が国では馬の飼料としての利用が多く、人間
はオートミルとして牛乳等と共に供する程度で、
その利用価値は健康食品的意識で利用されている
場合がほとんどであつた。本発明者等は燕麦を日
本人的嗜好、食べ易さの面から各種の検討を行な
つた結果米との併用により、我が国古来から食べ
られている、かゆ、ぞうすいへの利用を考えた。 従来即席粥の製造法としては例えば水分含量約
50〜70%程度に煮熱あるいは蒸熱した炊飯と、水
分含量約60〜80%程度に煮熱あるいは蒸熱し、磨
砕してコロイド化したものとを混合するかあるい
はそれぞれ別々に一定間隙を有する金属ローラ間
に強通して圧扁し、水分含量15%以下に乾燥する
方法が知られている(特公昭46―21770号公報参
照)。該方法で調製された即席粥はいわゆる昔か
らあるところの米のみからなるものである。 本発明者は燕麦を主原料とした新しい味覚を有
する食品について種々検討を加えた結果新規な即
席洋風粥を製造することに成功した。 すなわち本発明に係る即席洋風粥は蒸熱圧扁燕
麦50〜70重量%好ましくは55〜65重量%と見かけ
比重0.15〜0.45の膨化米30〜50重量%好ましくは
35〜45重量%とを混合する。この膨化米の見かけ
比重が0.45より大きい場合は本発明の目的とする
粥状になり難く、また0.15より小さいと調理した
場合に重湯状となるので好ましくない。蒸熱圧扁
燕麦と膨化米との混合割合は蒸熱圧扁燕麦が膨化
米に対し50%以下になると、得られる即席洋風粥
を調理した場合に粘稠な重湯状となり本発明の目
的とする製品は得られない。 前記蒸熱圧扁燕麦と膨化米とを混合したものは
次いで粉末スープ、粉末しよう油、粉末味噌、香
辛料等の調味料を加えた後副資材を調合して即席
洋風粥を調製する。得られた即席洋風粥の水分含
量は品質劣化防止および保存性の点から8%以下
であることが必要である。 ここで、本発明における「蒸熱圧扁処理した燕
麦」とは、「荒く割砕した燕麦に生蒸気を噴射
し、冷却後に圧扁処理した燕麦」を意味する。 そして、本発明の即席洋風粥の製造において使
用する蒸熱圧扁処理した燕麦としては、具体的に
は次のような処理を施したものが好適である。 即ち、脱して精選した燕麦を研砕式搗精機に
かけて3〜10%剥皮したものを2.5:1の回転数
の目立ロールにかけ荒く割砕し(この目立ロール
は速度の速いロールを縦の目立とし、速度の遅い
ロールを横目の目立としたものを使用することが
効果的である)、この割砕した燕麦に1〜5分間
生蒸気を噴射後冷却し、圧扁ロールで圧扁する。
さらにこの圧扁物を120℃以下の温度で乾燥して
水分を8%以下に調整する。 また膨化米としては精白米を約5分間水で洗米
し、40〜60分間水浸漬する(水分含量28〜32
%)。水切後ジヤケツト付き回転加圧釜に投入し
1.4〜1.8Kg/cm2の蒸気をジヤケツトおよび釜内部
に投入し加熱する。その後さらに必要により5〜
15分間蒸らす。蒸煮した米(水分含量28〜35%)
は回転釜から排出し常温近くまで冷却した後回転
ロール機にて0.05〜0.15mmに圧扁する。圧扁物は
速やかに250〜300℃に維持された回転ドラム式加
熱機に連続的に移送し1〜2分間滞流させて膨化
させる。膨化米の標準的水分含量は20〜30%であ
る。この膨化米はさらにバンド式乾燥機に連続的
に移送して80〜100℃で10〜20分間乾燥し膨化米
の水分含量を6%以下に調整する。 さらに副資材としては例えばえび、とうもろこ
し、グリーンピース、人蔘、ねぎ等の具材を熱風
乾燥あるいは凍結乾燥処理して水分含量を5〜6
%に調整する。 本発明に係る即席洋風粥は前記した特定の原料
を特定の範囲で混合することによつて、これに水
を加えて沸騰させれば蒸熱圧扁燕麦、膨化米およ
び副資材がいずれも好ましい食感となるように復
元される。 次に本発明をさらに具体的に説明するために実
施例を挙げるが、本発明は以下の開示例に限定さ
れるものではない。 実施例 1 蒸熱圧扁処理した燕麦65重量%と、見かけ比重
0.15の膨化米35重量%の割合で混合した後調味料
を添加する。次いでえび、ねぎ、人蔘、コーン、
グリーンピースの副資材を混合する。得られた即
席洋風粥の水分含量は8%以下である。このもの
をアルミ箔で密封包装する。 実施例 2 蒸熱圧扁処理した燕麦55重量%と、見かけ比重
0.45の膨化米45重量%の割合で混合した後調味料
を添加する。次いでえび、ねぎ、人蔘、コーン、
グリーンピースの副資材を混合する。得られた即
席洋風粥の水分含量は8%以下である。このもの
をアルミ箔で密封包装する。 実施例 3 蒸熱圧扁処理した燕麦50重量%と、見かけ比重
0.3の膨化米50重量%の割合で混合した後調味料
を添加する。次いでえび、ねぎ、人蔘、コーン、
グリーンピースの副資材を混合する。得られた即
席洋風粥の水分含量は8%以下である。このもの
をアルミ箔で密封包装する。 実施例 4 蒸熱圧扁処理した燕麦70重量%と、見かけ比重
0.4の膨化米30重量%の割合で混合した後調味料
を添加する。次いでえび、ねぎ、人蔘、コーン、
グリーンピースの副資材を混合する。得られた即
席洋風粥の水分含量は8%以下である。このもの
をアルミ箔で密封包装する。 実施例 5 蒸熱圧扁処理した燕麦と膨化米の混合比率の臨
界的意義を示す試験例を以下に示す。 試験方法は蒸熱圧扁処理した燕麦と膨化米の混
合比率を表1のように変えた以外は実施例1と同
様に即席洋風粥を得、この即席洋風粥40gと水
300mlを鍋に入れ加熱し沸騰してから1分間後に
火を止めて官能検査を行なつた。パネラーの数は
10人とした。結果を表1に示す。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸熱圧扁処理した燕麦50〜70重量%と見かけ
    比重0.15〜0.45の膨化米30〜50重量%とを混合し
    た後調味料を添加し、次いで副資材を混合するこ
    とを特徴とする、即席洋風粥の製造法。
JP479778A 1978-01-21 1978-01-21 Production of instant european styl gruel Granted JPS5498354A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP479778A JPS5498354A (en) 1978-01-21 1978-01-21 Production of instant european styl gruel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP479778A JPS5498354A (en) 1978-01-21 1978-01-21 Production of instant european styl gruel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5498354A JPS5498354A (en) 1979-08-03
JPS624102B2 true JPS624102B2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=11593754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP479778A Granted JPS5498354A (en) 1978-01-21 1978-01-21 Production of instant european styl gruel

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5498354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63159807U (ja) * 1987-04-08 1988-10-19
JPH0542918U (ja) * 1991-11-13 1993-06-11 シヤープ株式会社 電気暖房機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63159807U (ja) * 1987-04-08 1988-10-19
JPH0542918U (ja) * 1991-11-13 1993-06-11 シヤープ株式会社 電気暖房機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5498354A (en) 1979-08-03

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