JPS6230299Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230299Y2 JPS6230299Y2 JP11010579U JP11010579U JPS6230299Y2 JP S6230299 Y2 JPS6230299 Y2 JP S6230299Y2 JP 11010579 U JP11010579 U JP 11010579U JP 11010579 U JP11010579 U JP 11010579U JP S6230299 Y2 JPS6230299 Y2 JP S6230299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- relay
- heating element
- circuit
- series
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 44
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 101000668170 Homo sapiens RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 2 Proteins 0.000 description 3
- 102100039690 RNA-binding motif, single-stranded-interacting protein 2 Human genes 0.000 description 3
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は線状発熱体を使用した暖房器具に係
り、特に発熱体の異常加熱を防止する異常加熱防
止回路の改良に関する。
り、特に発熱体の異常加熱を防止する異常加熱防
止回路の改良に関する。
線状発熱体を使用した暖房器具は従来第1図に
示すように構成されている。即ち発熱体1への通
電制御が、温度制御回路2によりSCR等の半導
体制御素子3の導通を制御することにより、リレ
ー4を制御しリレー接点5,5の開閉制御で行な
われ所定温度を維持するよう構成されている。し
たがつて例えばリレー接点5,5が溶着すると
か、あるいはSCR3が常時導通状態になる等の
故障が発生した場合、発熱体1には温度制御回路
2の制御に無関係に常時通電されることになり、
発熱体1が異常加熱され危険となる為、これを防
止すべく異常加熱防止回路6が設けられている。
この異常加熱防止回路6は、線状発熱体の発熱体
1に所定温度以上で溶融する絶縁層7を介して巻
装された短絡用導体8と、発熱抵抗9,10と、
ダイオード11,12と、一方のダイオード12
に並列接続され、リレー接点5,5とは逆接点の
リレー接点13で構成され、リレー4が不動作状
態であるにも拘らずリレー接点5,5が溶着した
場合には、ダイオード11→発熱抵抗9,10→
リレー接点13の経路で電流が流れることによ
り、発熱抵抗9,10の発熱で、発熱体1の主回
路に設けられた温度ヒユーズ14を溶融し発熱体
1への通電を遮断して異常加熱を防止している。
又SCR3あるいは温度制御回路2等の故障で常
時発熱体1に通電された場合には、発熱体1の加
熱で絶縁層7が溶融されることにより、発熱体1
と短絡用導体8が短絡され、ダイオード12→発
熱抵抗10→短絡用導体8→発熱体1あるいはダ
イオード11→発熱抵抗9→短絡用導体8→発熱
体1の経路で電流が流れ、前述と同様に発熱抵抗
9,10の発熱で温度ヒユーズ14が溶断され、
発熱体1への通電を遮断し異常加熱を防止してい
る。
示すように構成されている。即ち発熱体1への通
電制御が、温度制御回路2によりSCR等の半導
体制御素子3の導通を制御することにより、リレ
ー4を制御しリレー接点5,5の開閉制御で行な
われ所定温度を維持するよう構成されている。し
たがつて例えばリレー接点5,5が溶着すると
か、あるいはSCR3が常時導通状態になる等の
故障が発生した場合、発熱体1には温度制御回路
2の制御に無関係に常時通電されることになり、
発熱体1が異常加熱され危険となる為、これを防
止すべく異常加熱防止回路6が設けられている。
この異常加熱防止回路6は、線状発熱体の発熱体
1に所定温度以上で溶融する絶縁層7を介して巻
装された短絡用導体8と、発熱抵抗9,10と、
ダイオード11,12と、一方のダイオード12
に並列接続され、リレー接点5,5とは逆接点の
リレー接点13で構成され、リレー4が不動作状
態であるにも拘らずリレー接点5,5が溶着した
場合には、ダイオード11→発熱抵抗9,10→
リレー接点13の経路で電流が流れることによ
り、発熱抵抗9,10の発熱で、発熱体1の主回
路に設けられた温度ヒユーズ14を溶融し発熱体
1への通電を遮断して異常加熱を防止している。
又SCR3あるいは温度制御回路2等の故障で常
時発熱体1に通電された場合には、発熱体1の加
熱で絶縁層7が溶融されることにより、発熱体1
と短絡用導体8が短絡され、ダイオード12→発
熱抵抗10→短絡用導体8→発熱体1あるいはダ
イオード11→発熱抵抗9→短絡用導体8→発熱
体1の経路で電流が流れ、前述と同様に発熱抵抗
9,10の発熱で温度ヒユーズ14が溶断され、
発熱体1への通電を遮断し異常加熱を防止してい
る。
而してこのような異常加熱防止回路6では、リ
レー接点5,5の溶着による異常加熱防止を、同
じリレーの逆接点13を使用し行なつている為、
このリレー接点13が故障した場合には、直ちに
温度ヒユーズ14が溶断されず、絶縁層7が溶融
される迄発熱体1が加熱された後、前述のように
温度ヒユーズ14が溶断し異常加熱が防止される
為、リレー接点5,5,13の故障のみで暖房器
全体が使用出来なくなる欠点があつた。
レー接点5,5の溶着による異常加熱防止を、同
じリレーの逆接点13を使用し行なつている為、
このリレー接点13が故障した場合には、直ちに
温度ヒユーズ14が溶断されず、絶縁層7が溶融
される迄発熱体1が加熱された後、前述のように
温度ヒユーズ14が溶断し異常加熱が防止される
為、リレー接点5,5,13の故障のみで暖房器
全体が使用出来なくなる欠点があつた。
従つて本考案はこの欠点を解消すべくなされた
もので、機械的接点を使用せず電子回路で構成し
たことにより、信頼性を向上させた異常加熱防止
回路を提供するものである。
もので、機械的接点を使用せず電子回路で構成し
たことにより、信頼性を向上させた異常加熱防止
回路を提供するものである。
以下本考案の一実施例を第2図と共に説明す
る。尚第1図と同一構成要素については同一図番
で示し説明は省略する。
る。尚第1図と同一構成要素については同一図番
で示し説明は省略する。
15が本案により改良された電子スイツチ回路
で、アノード及びカソード電極がダイオード11
に逆並列接続されたSCR16と、リレー4と
SCR3のアノード電極の接続点Aに接続された
ゲート制御回路17で構成されている。したがつ
てSCR3が不導通でリレー4は不動作状態であ
るにも拘らず、リレー接点5,5が溶着し発熱体
1に常時通電された場合には、SCR3が不導通
である為、接続点Aは高電位にありゲート制御回
路17で整流平滑されたゲート信号の発生で
SCR16が導通されることによりダイオード1
2→発熱抵抗10,9→SCR16の経路で電流
が流れ、発熱抵抗10,9の発熱で温度ヒユーズ
14が溶断され、発熱体への通電が遮断される。
尚正常動作の時SCR3は負の半サイクルで不導
通となり接続点Aの電位は高電位に上昇するが、
リレー4に並列接続した抵抗18及びコンデンサ
ー19の遅延回路と、ゲート制御回路17のコン
デンサー20の遅延回路により、SCR16は導
通されることはなく、温度ヒユーズ14が溶断さ
れることはない。
で、アノード及びカソード電極がダイオード11
に逆並列接続されたSCR16と、リレー4と
SCR3のアノード電極の接続点Aに接続された
ゲート制御回路17で構成されている。したがつ
てSCR3が不導通でリレー4は不動作状態であ
るにも拘らず、リレー接点5,5が溶着し発熱体
1に常時通電された場合には、SCR3が不導通
である為、接続点Aは高電位にありゲート制御回
路17で整流平滑されたゲート信号の発生で
SCR16が導通されることによりダイオード1
2→発熱抵抗10,9→SCR16の経路で電流
が流れ、発熱抵抗10,9の発熱で温度ヒユーズ
14が溶断され、発熱体への通電が遮断される。
尚正常動作の時SCR3は負の半サイクルで不導
通となり接続点Aの電位は高電位に上昇するが、
リレー4に並列接続した抵抗18及びコンデンサ
ー19の遅延回路と、ゲート制御回路17のコン
デンサー20の遅延回路により、SCR16は導
通されることはなく、温度ヒユーズ14が溶断さ
れることはない。
本考案は上記の如く、発熱抵抗の通電を半導体
制御素子により行うため回路の信頼性が一段と向
上する。そして、第1の半導体制御素子の非導通
時に於いて前記リレー接点が閉じている時、発熱
抵抗に通電するものであり、リレー接点の溶着時
後直ちに温度ヒユーズを溶断できる。
制御素子により行うため回路の信頼性が一段と向
上する。そして、第1の半導体制御素子の非導通
時に於いて前記リレー接点が閉じている時、発熱
抵抗に通電するものであり、リレー接点の溶着時
後直ちに温度ヒユーズを溶断できる。
第1図は異常加熱防止回路の従来例を示す図、
第2図は本考案の異常加熱防止回路を示す図であ
る。 1……発熱体、2……温度制御回路、3……
SCR(第1の半導体制御素子)、4……リレー、
6……異常加熱防止回路、15……電子スイツチ
回路、16……SCR(第2の半導体制御素子)、
17……ゲート制御回路。
第2図は本考案の異常加熱防止回路を示す図であ
る。 1……発熱体、2……温度制御回路、3……
SCR(第1の半導体制御素子)、4……リレー、
6……異常加熱防止回路、15……電子スイツチ
回路、16……SCR(第2の半導体制御素子)、
17……ゲート制御回路。
Claims (1)
- 発熱体と、該発熱体に直列接続したリレー接点
を開閉するリレーと、該リレーに直列接続した第
1の半導体制御素子と、前記発熱体に直列接続し
た温度ヒユーズに近接配置した発熱抵抗と、該発
熱抵抗に直列接続した第2の半導体制御素子と、
前記第1の半導体制御素子の非導通時に於いて前
記リレー接点が閉じている時、前記第2の半導体
制御素子を導通せしめるゲート制御回路とからな
ることを特徴とする異常加熱防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010579U JPS6230299Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010579U JPS6230299Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5626890U JPS5626890U (ja) | 1981-03-12 |
JPS6230299Y2 true JPS6230299Y2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=29342665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11010579U Expired JPS6230299Y2 (ja) | 1979-08-09 | 1979-08-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230299Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5233018B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2013-07-10 | アズビル株式会社 | 床暖房用制御装置 |
-
1979
- 1979-08-09 JP JP11010579U patent/JPS6230299Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5626890U (ja) | 1981-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6230299Y2 (ja) | ||
US3493727A (en) | Temperature control device | |
JP3545134B2 (ja) | 電気加熱具の保安装置 | |
JPH0357076Y2 (ja) | ||
KR890002161Y1 (ko) | 전동기의 기동장치 | |
JPS6327207Y2 (ja) | ||
JPS615319A (ja) | 温度制御装置 | |
JPH0219595B2 (ja) | ||
JPH017986Y2 (ja) | ||
JPS6035184Y2 (ja) | 発熱装置の温度制御回路 | |
JPS6138482B2 (ja) | ||
JPS6340873Y2 (ja) | ||
JP2522498B2 (ja) | 温度制御装置 | |
JPS62222311A (ja) | 温度制御装置 | |
JPH05159863A (ja) | 凍結防止装置 | |
JPS643313B2 (ja) | ||
JPS592570Y2 (ja) | セイギヨソウチ | |
JP2004087375A (ja) | 電熱線制御装置 | |
JPH0896928A (ja) | 温度制御回路 | |
JPS61256584A (ja) | 温度過昇防止回路 | |
JPS61231830A (ja) | 車両の充電発電機用制御装置 | |
JPS6333350Y2 (ja) | ||
JP2517004B2 (ja) | 温度制御装置 | |
JPH087463Y2 (ja) | On−off制御装置 | |
JPS61256583A (ja) | 温度過昇防止回路 |