JPH087463Y2 - On−off制御装置 - Google Patents

On−off制御装置

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JPH087463Y2
JPH087463Y2 JP1985035677U JP3567785U JPH087463Y2 JP H087463 Y2 JPH087463 Y2 JP H087463Y2 JP 1985035677 U JP1985035677 U JP 1985035677U JP 3567785 U JP3567785 U JP 3567785U JP H087463 Y2 JPH087463 Y2 JP H087463Y2
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JPS6214512U (ja
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勝郎 深沢
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータやヒータ等の負荷電流をON-OFF制御
するために用いられるON-OFF制御装置に関する。
〔従来の技術〕
最近、モータやヒータ等の負荷電流をON-OFF制御する
場合に、トライアツクやリレーを単独で用いるON-OFF制
御装置がある。従来、トライアツクを使用する場合に
は、負荷電流によりトライアツクが発熱することがあ
る。このトライアツクは、それ自身を正常に動作される
には、放熱させて規定の温度以下に保ち使用する必要が
ある。そこでトライアツクの放熱手段としては、放熱フ
インやフアンによる強制空冷、又は水冷手段が用いられ
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のトライアツクの放熱手段又は水
冷手段によれば、非常に大きな構造を必要とし、コスト
高となる問題がある。またリレーを使用する場合は、接
点のON時やOFF時に発生するアークで接点の表面が溶け
て、接点が摩耗しやすかつたり、接触不良や溶着等の不
具合が発生することもある。その結果、リレーの動作回
数を制限したり、定期的にリレーを交換する必要があり
寿命が短かいという問題がある。さらには、実開昭51-1
00833に、リレーとトライアックを並列に接続し、制御
回路からの制御信号をトライアックの制御電極に印加す
るとともに、その制御信号を遅延回路を経てリレーのコ
イルに印加する方式が開示されているが、この方式はリ
レー接点の投入時のアーク防止の対策のみを示すもので
あり、さらにリレー接点開放時のアーク防止の検討が必
要であった。
それ故に、本考案の目的は、小型で大容量且つ、安価
で長寿命のON-OFF制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によれば、コモン接点、常開接点、常閉接点と
を有するリレーを含むON-OFF制御装置において、上記コ
モン接点にトライアツクの第1アノードを接続し、上記
常開接点に第2アノードを接続し、該第2アノードと上
記常閉接点との間に抵抗とコンデンサとの直列回路を接
続し、上記トライアツクのゲートと上記常閉接点との間
に、双方向性スイッチング素子を接続し、トライアック
に負荷電流が流れる期間を常閉接点が開き常開接点が閉
るあいだ、及び常開接点が開き常閉接点が閉るあいだと
したことを特徴としたON-OFF制御装置が得られる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、本考案のON-OFF制御装置におけ
る一実施例を示す。
コモン渉点、(2)は常開接点、(9)は制御するた
めの負荷、(11)は交流電源であり、これらが直列に接
続されている。一方、(4)はトライアツクで第1アノ
ードがコモン接点(1)に接続されている。トライアツ
ク(4)の第2アノードは常用接点(2)に接続されて
負荷(9)の電流を常開接点(2)と共にON-OFFするメ
イン電流回路を構成している。また(6)はコンデン
サ、(5)は抵抗であり、それらは直列に接続されてい
る。(3)は常閉接点で、その常閉接点(3)とトライ
アツク(4)の第2アノード間に抵抗(5)とコンデン
サ(6)の直列回路を接続している。(7)は第3図に
示した電気特性を有する双方向性スイツチング素子で、
トライアツク(4)のゲートと常閉接点(3)との間に
接続している。(8)はリレーコイルで、(10)はリレ
ーコイル(8)の電流をON-OFFする制御回路である。
以上の回路において、制御回路(10)の出力がOFFの
時、リレーコイル(8)に電流が流れていないときは、
常開接点(2)が開いている。常閉接点(3)は、その
とき閉じている。
このときに、コンデンサ(6)と抵抗(5)から電流
は、常閉接点(3)がバイパスして双方向性スイツチン
グ素子(7)に電圧がかからないのでトライアツク
(4)のゲート電流が発生しない。この状態では、トラ
イアツク(4)は、OFFしていて負荷電流は流れない。
次に制御回路(10)の出力がONして、リレーコイル
(8)に電流が流れると、まず常閉接点(3)が開き、
その時の交流電圧が双方向性スイツチング素子(7)の
スイツチ電圧以上であれば、スイツチし、トライアツク
(4)のゲートにパルス電流が流れる。その結果、トラ
イアツク(4)はONし、負荷電流が流れ、その後、常開
接点(2)が閉じられると、負荷電流は、全部常閉接点
(2)に流れトライアツク(4)がOFFする。したがつ
て、トライアツク(4)は、ONしてから常開接点(2)
が閉じられるので、接点間にアークが発生しない。又、
常開接点(2)が閉じると、トライアツク(4)に負荷
電流が流れないので、トライアツク(4)は発熱しな
い。また常閉接点(3)が開いた時から常開接点(2)
が閉じるまでの期間が双方向性スイツチング素子(7)
のスイツチ電圧以下の交流電圧の期間であれば、双方向
性スイツチング素子(7)は、スイツチせずトライアツ
ク(4)がOFFで、常開接点(2)が閉じたとき、負荷
電流が常開接点(2)に直接流れるが、この時は、交流
電圧は低いので負荷電流も少さい。例えば、実施例で
は、双方向性スイツチング素子(7)のスイツチ電圧は
8Vのものを使用していて、負荷が100V,1000Wのヒータを
ON-OFF制御している。100V,1000Wの負荷の抵抗は、10Ω
であるから双方向性スイツチング素子(7)がスイツチ
しない最大の交流電源電圧8Vの場合、常開接点(2)が
閉じたとき流れる負荷電流は8/10=0.8Aであるので常開
接点(2)の負担はきわめて小さい。
一方、制御回路(10)の出力がOFFになつてリレーコ
イル(8)の電流が流れなくなり、常開接点(2)が開
くと、トライアツク(4)に電圧が印加された場合、同
時に、コンデンサ(6)、抵抗(5)によつて双方向性
スイツチング素子(7)にも、電圧が印加されスイツチ
し、トライアツク(4)にゲート電流が流れ、トライア
ツク(4)がONする。次に常閉接点(3)が閉じられる
と、コンデンサ(6)、抵抗(5)の直列回路からの電
流をバイパスし、双方向性スイツチング素子(7)をOF
Fにするために、トライアツク(4)がOFFし負荷電流が
流れなくなる。この時も常開接点(2)は、開くと同時
にトライアツク(4)がONし接点間電圧を下げるので、
アークの発生が少く常開接点(2)の負担はきわめて小
さくなる。トライアツク(4)の負荷電流が流れる期間
は、常開接点(2)が開いてから、常閉接点(3)が閉
じるまでの時間のきわめて短時間であるため、トライア
ツク(4)は発熱しない。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のON-OFF制御装置にリレー接
点の投入時、開放時の両状態のときの接点間に発生する
アークを防止でき、またトライアックの負荷電流通電時
間を連続1サイクル以下とすることで使用しようとする
トライアックの電流容量をきわめて小さなものにするこ
とが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のON-OFF制御装置における一実施例を
示す回路図、第2図は第1図の回路に用いられた双方向
性スイツチング素子の電気特性図、第3図は、第1図の
ON-OFF制御装置の波形図である。 (1)……リレーのコモン接点、(2)……常開接点、
(3)……常閉接点、(4)……トライアツク、(5)
……抵抗、(8)……リレーコイル、(10)……制御回
路、(11)……交流電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コモン接点、常開接点と常閉接点とを有す
    るリレーを含むON-OFF制御装置において、上記コモン接
    点にトライアックの第1アノードを接続し、上記常開接
    点に第2アノードを接続し、該第2アノードと上記常閉
    接点との間に抵抗とコンデンサとの直列回路を接続し、
    上記トライアックのゲートと上記常閉接点との間に双方
    向性スイッチング素子を接続し、トライアックに負荷電
    流が流れる期間を、常閉接点が開き常開接点が閉じるあ
    いだ及び常開接点が開き常閉接点が閉じるあいだとした
    ことを特徴としたON-OFF制御装置。
JP1985035677U 1985-03-13 1985-03-13 On−off制御装置 Expired - Lifetime JPH087463Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985035677U JPH087463Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13 On−off制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985035677U JPH087463Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13 On−off制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6214512U JPS6214512U (ja) 1987-01-28
JPH087463Y2 true JPH087463Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=30845377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985035677U Expired - Lifetime JPH087463Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13 On−off制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH087463Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51100833U (ja) * 1975-02-10 1976-08-13

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JPS6214512U (ja) 1987-01-28

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