JPS6340873Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340873Y2 JPS6340873Y2 JP4982382U JP4982382U JPS6340873Y2 JP S6340873 Y2 JPS6340873 Y2 JP S6340873Y2 JP 4982382 U JP4982382 U JP 4982382U JP 4982382 U JP4982382 U JP 4982382U JP S6340873 Y2 JPS6340873 Y2 JP S6340873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- resistor
- heating element
- drive device
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 23
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 8
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内部に発熱体を配した電熱カーペツト
等の電熱器具の安全装置に関するものである。
等の電熱器具の安全装置に関するものである。
従来に於て、この種の電熱器具にあつては第2
図に図示の如く一般に、交流電源1の両端に開閉
により電流制御を行うリレー接点2と温度ヒユー
ズ3と発熱体4とを直列接続してなる主回路を構
成し、極性が対向するよう2ケのダイオード6,
7を直列接続せしめた直列回路を交流電源1の両
端に接続し、前記発熱体4の外周に熱可溶樹脂層
9を介して導体10を巻き付け、導体10の両端
を接続し導体両端の接続点に前記温度ヒユーズ3
に近接した抵抗器11の一端を接続し、抵抗器1
1の他端を2ケのダイオード6,7の中点に接続
しかつ極性が対向して接続しているダイオードの
直列回路と並列にリレー装置8が接続されてなる
温度過昇防止装置を具備しており、リレー接点2
の溶着等により、電流が発熱体4に流れ続け電熱
器具本体が過熱した場合、発熱体4の外周の熱可
溶樹脂層9が溶解し、導体10と発熱体4が短絡
し、ダイオード6,7を介し抵抗器11に電流が
流れ、抵抗器が発熱し、抵抗器11に近接した温
度ヒユーズ3を溶断せしめ、発熱体4への電流を
しや断し安全を確保するよう構成されているが、
しかしながら、ダイオード6,7がサージ電圧等
により、破壊した場合、ダイオードは一時的に短
絡状態となり、ダイオードに過電流が流れ、最終
的にはダイオード6,7は過電流により過熱し、
開放状態となり、前述のような本体過熱時に動作
不能となつてしまうという欠点があつた。
図に図示の如く一般に、交流電源1の両端に開閉
により電流制御を行うリレー接点2と温度ヒユー
ズ3と発熱体4とを直列接続してなる主回路を構
成し、極性が対向するよう2ケのダイオード6,
7を直列接続せしめた直列回路を交流電源1の両
端に接続し、前記発熱体4の外周に熱可溶樹脂層
9を介して導体10を巻き付け、導体10の両端
を接続し導体両端の接続点に前記温度ヒユーズ3
に近接した抵抗器11の一端を接続し、抵抗器1
1の他端を2ケのダイオード6,7の中点に接続
しかつ極性が対向して接続しているダイオードの
直列回路と並列にリレー装置8が接続されてなる
温度過昇防止装置を具備しており、リレー接点2
の溶着等により、電流が発熱体4に流れ続け電熱
器具本体が過熱した場合、発熱体4の外周の熱可
溶樹脂層9が溶解し、導体10と発熱体4が短絡
し、ダイオード6,7を介し抵抗器11に電流が
流れ、抵抗器が発熱し、抵抗器11に近接した温
度ヒユーズ3を溶断せしめ、発熱体4への電流を
しや断し安全を確保するよう構成されているが、
しかしながら、ダイオード6,7がサージ電圧等
により、破壊した場合、ダイオードは一時的に短
絡状態となり、ダイオードに過電流が流れ、最終
的にはダイオード6,7は過電流により過熱し、
開放状態となり、前述のような本体過熱時に動作
不能となつてしまうという欠点があつた。
本考案はこの点に鑑み、交流電源の両端に、リ
レー駆動装置により電流制御を行うリレー接点と
温度ヒユーズと発熱体とを直列接続して主回路を
構成し、かつ電流ヒユーズの両端に極性が対向す
るように2ケのダイオードを直列に接続し電流遮
断回路を構成し、それらの主回路と電流遮断回路
とを並列接続せしめ、電流遮断回路の一方のダイ
オードにリレー駆動装置を並列接続し、前記発熱
体の外周に熱可溶性樹脂層を介し導体を巻き付
け、導体の両端を接続し、導体両端の接続点に前
記温度ヒユーズに近接した抵抗器の一端を接続
し、抵抗器の他端をダイオードとリレー駆動装置
の接続点に接続してなる電熱器具の安全装置を提
供するものである。
レー駆動装置により電流制御を行うリレー接点と
温度ヒユーズと発熱体とを直列接続して主回路を
構成し、かつ電流ヒユーズの両端に極性が対向す
るように2ケのダイオードを直列に接続し電流遮
断回路を構成し、それらの主回路と電流遮断回路
とを並列接続せしめ、電流遮断回路の一方のダイ
オードにリレー駆動装置を並列接続し、前記発熱
体の外周に熱可溶性樹脂層を介し導体を巻き付
け、導体の両端を接続し、導体両端の接続点に前
記温度ヒユーズに近接した抵抗器の一端を接続
し、抵抗器の他端をダイオードとリレー駆動装置
の接続点に接続してなる電熱器具の安全装置を提
供するものである。
次に本考案の一実施例を示す第1図に従つて構
成を説明する。1は交流電源であり、その交流電
源1の両端にはリレー駆動装置に連動して開閉動
作するリレー接点2と発熱体4と温度ヒユーズ3
とを直列接続して主回路を構成し、かつ電流ヒユ
ーズ5の両端に互いに極性が対向するようにダイ
オード6,7を直列接続して電流遮断回路を構成
し、それらの主回路と電流遮断回路とを並列接続
したものを前記の交流電源1の両端に接続してい
る。8はリレー駆動装置であり、その一端は交流
電源1側に接続され、他端は電流遮断回路を構成
している電流ヒユーズ5とダイオード7との中点
に接続されている。9は熱可溶樹脂層であり、発
熱体4の外周に設けられ、その熱可溶樹脂層9の
外側に導体10が巻着している。11は抵抗器で
あり、前記導体10に直列接続され、主回路を構
成している温度ヒユーズ3の近傍に熱影響を与え
る様にその抵抗器11が設けられ、その抵抗器1
1の他端は前記電流遮断回路を構成している電流
ヒユーズ5とダイオードとの中点に接続されてい
る。
成を説明する。1は交流電源であり、その交流電
源1の両端にはリレー駆動装置に連動して開閉動
作するリレー接点2と発熱体4と温度ヒユーズ3
とを直列接続して主回路を構成し、かつ電流ヒユ
ーズ5の両端に互いに極性が対向するようにダイ
オード6,7を直列接続して電流遮断回路を構成
し、それらの主回路と電流遮断回路とを並列接続
したものを前記の交流電源1の両端に接続してい
る。8はリレー駆動装置であり、その一端は交流
電源1側に接続され、他端は電流遮断回路を構成
している電流ヒユーズ5とダイオード7との中点
に接続されている。9は熱可溶樹脂層であり、発
熱体4の外周に設けられ、その熱可溶樹脂層9の
外側に導体10が巻着している。11は抵抗器で
あり、前記導体10に直列接続され、主回路を構
成している温度ヒユーズ3の近傍に熱影響を与え
る様にその抵抗器11が設けられ、その抵抗器1
1の他端は前記電流遮断回路を構成している電流
ヒユーズ5とダイオードとの中点に接続されてい
る。
次に前述した構成に於る作用を説明する。
まず正常時に於ては交流電源1から電源を供給
すると、電流遮断回路を構成している電流ヒユー
ズ5とダイオード6との直列回路及び交流電源1
側に接続されているリレー駆動装置8に電流が流
れ、主回路を構成しているリレー接点2を閉じ
る。リレー接点2が閉じることで発熱体4は発熱
され、その発熱体4が温度上昇することで、その
発熱体4の外周に設けてある熱可溶樹脂層9の抵
抗値が低下し、導体10に短絡電流が流れ、その
導体10に接続しているリレー駆動装置8を開閉
して温度制御する。次に異常時としてリレー接点
2が溶着して発熱体4に電流が通電しつぱなしと
なり熱可溶樹脂層9が溶融し、短絡電流が発熱体
4から導体10に流れることで抵抗器11が発熱
し、その近傍に設けてある温度ヒユーズ3を溶断
することで主回路を構成している発熱体4に流れ
なくなる。尚、電流遮断回路を構成している互い
に極性が対向してダイオード6,7を設け、その
ダイオード6,7間に介入されている電流ヒユー
ズ5に於て、サージ電圧が印加された場合にダイ
オード6,7が破壊して順逆導通状態となり前記
電流ヒユーズ5が溶断することでリレー駆動装置
8は開回路となり動作されないのでリレー接点2
が閉じないので発熱体4には通電されない。
すると、電流遮断回路を構成している電流ヒユー
ズ5とダイオード6との直列回路及び交流電源1
側に接続されているリレー駆動装置8に電流が流
れ、主回路を構成しているリレー接点2を閉じ
る。リレー接点2が閉じることで発熱体4は発熱
され、その発熱体4が温度上昇することで、その
発熱体4の外周に設けてある熱可溶樹脂層9の抵
抗値が低下し、導体10に短絡電流が流れ、その
導体10に接続しているリレー駆動装置8を開閉
して温度制御する。次に異常時としてリレー接点
2が溶着して発熱体4に電流が通電しつぱなしと
なり熱可溶樹脂層9が溶融し、短絡電流が発熱体
4から導体10に流れることで抵抗器11が発熱
し、その近傍に設けてある温度ヒユーズ3を溶断
することで主回路を構成している発熱体4に流れ
なくなる。尚、電流遮断回路を構成している互い
に極性が対向してダイオード6,7を設け、その
ダイオード6,7間に介入されている電流ヒユー
ズ5に於て、サージ電圧が印加された場合にダイ
オード6,7が破壊して順逆導通状態となり前記
電流ヒユーズ5が溶断することでリレー駆動装置
8は開回路となり動作されないのでリレー接点2
が閉じないので発熱体4には通電されない。
以上の如く、本考案はリレー駆動装置により開
閉するリレー接点と発熱体と温度ヒユーズとで主
回路を構成し、その主回路に並列接続して電流ヒ
ユーズの両端に互いに極性が対向してダイオード
を設けてある電流遮断回路と、その電流遮断回路
の電流ヒユーズとダイオードとの中点にリレー駆
動装置を接続することで、リレー接点の溶着等に
より電流が流れ続け発熱体が過熱した場合発熱体
の外周の熱可溶樹脂層が溶解し、導体と発熱体が
短絡し、ダイオードを介し抵抗器に電流が流れ、
抵抗器が発熱し、抵抗器に近接した温度ヒユーズ
を溶断せしめ、発熱体への電流をしや断し安全を
確保する。更に、ダイオードがサージ電圧等によ
り短絡状態となつた場合、ダイオード及び電流ヒ
ユーズに過電流が流れることで過電流により電流
ヒユーズが溶断し、リレー駆動装置への電源供給
が断たれリレー接点は開放し、発熱線への電流は
しや断され安全を確保される等有益なものであ
る。
閉するリレー接点と発熱体と温度ヒユーズとで主
回路を構成し、その主回路に並列接続して電流ヒ
ユーズの両端に互いに極性が対向してダイオード
を設けてある電流遮断回路と、その電流遮断回路
の電流ヒユーズとダイオードとの中点にリレー駆
動装置を接続することで、リレー接点の溶着等に
より電流が流れ続け発熱体が過熱した場合発熱体
の外周の熱可溶樹脂層が溶解し、導体と発熱体が
短絡し、ダイオードを介し抵抗器に電流が流れ、
抵抗器が発熱し、抵抗器に近接した温度ヒユーズ
を溶断せしめ、発熱体への電流をしや断し安全を
確保する。更に、ダイオードがサージ電圧等によ
り短絡状態となつた場合、ダイオード及び電流ヒ
ユーズに過電流が流れることで過電流により電流
ヒユーズが溶断し、リレー駆動装置への電源供給
が断たれリレー接点は開放し、発熱線への電流は
しや断され安全を確保される等有益なものであ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す電熱器具の安
全装置の回路図、第2図は従来の電熱器具の安全
装置の回路図である。 1……交流電源、2……リレー接点、3……温
度ヒユーズ、4……発熱体、5……電流ヒユー
ズ、6,7……ダイオード、8……リレー駆動装
置、9……熱可溶性樹脂層、10……導体、11
……抵抗器。
全装置の回路図、第2図は従来の電熱器具の安全
装置の回路図である。 1……交流電源、2……リレー接点、3……温
度ヒユーズ、4……発熱体、5……電流ヒユー
ズ、6,7……ダイオード、8……リレー駆動装
置、9……熱可溶性樹脂層、10……導体、11
……抵抗器。
Claims (1)
- 交流電源1の両端に、リレー駆動装置8により
開閉するリレー接点2と温度ヒユーズ3と発熱体
4とを直列接続して主回路を構成し、かつ電流ヒ
ユーズ5の両端に極性が対向するように2ケのダ
イオード6,7を直列に接続し電流遮断回路を構
成し、それらの主回路と電流遮断回路とを並列接
続せしめ、電流遮断回路の一方のダイオードにリ
レー駆動装置8を並列接続し、前記発熱体4の外
周に熱可溶性樹脂層9を介し導体10を巻き付
け、導体10の両端を接続し、導体10両端の接
続点に前記温度ヒユーズ3に近接した抵抗器11
の一端を接続し、抵抗器11の他端をダイオード
とリレー駆動装置8の接続点に接続してなる電熱
器具の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982382U JPS58154586U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電熱器具の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982382U JPS58154586U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電熱器具の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58154586U JPS58154586U (ja) | 1983-10-15 |
JPS6340873Y2 true JPS6340873Y2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=30060660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4982382U Granted JPS58154586U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 電熱器具の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58154586U (ja) |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP4982382U patent/JPS58154586U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58154586U (ja) | 1983-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6340873Y2 (ja) | ||
JPS6340872Y2 (ja) | ||
JP3545134B2 (ja) | 電気加熱具の保安装置 | |
JPS6327207Y2 (ja) | ||
JP3397985B2 (ja) | 温度制御装置及びそれを備えた電気カーペット、電気毛布 | |
JPH0824605B2 (ja) | ヘアードライヤ | |
JPH0145267Y2 (ja) | ||
JP2896941B2 (ja) | 電気採暖具 | |
JPH017986Y2 (ja) | ||
JPH0896928A (ja) | 温度制御回路 | |
JPS6230299Y2 (ja) | ||
JPS6035184Y2 (ja) | 発熱装置の温度制御回路 | |
JP2000011830A (ja) | ヒータ制御回路の接点溶着保護装置 | |
JPS58214289A (ja) | 車輛用シ−トヒ−タ−装置 | |
JPH11251036A (ja) | 電気採暖具の安全回路 | |
JPS643313B2 (ja) | ||
JPH0355276Y2 (ja) | ||
JPH05152055A (ja) | 電気カーペツト等の安全装置 | |
JPS615319A (ja) | 温度制御装置 | |
JPH0116171Y2 (ja) | ||
JPH08129945A (ja) | ヒータ制御回路の接点溶着保護装置 | |
JPH0527127B2 (ja) | ||
JPS5827245Y2 (ja) | ガス器具の過熱防止装置 | |
JP3032878U (ja) | 採暖用電気器具の安全装置 | |
JPS625253B2 (ja) |