JPH0355276Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355276Y2 JPH0355276Y2 JP1985014452U JP1445285U JPH0355276Y2 JP H0355276 Y2 JPH0355276 Y2 JP H0355276Y2 JP 1985014452 U JP1985014452 U JP 1985014452U JP 1445285 U JP1445285 U JP 1445285U JP H0355276 Y2 JPH0355276 Y2 JP H0355276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- positive
- coefficient thermistor
- current
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は、ヒータの温度制御装置に関するも
のである。
のである。
［従来の技術］
第６図は従来一般に使用されているヒータの温
度制御装置を示したもので、ヒータ１にリレーコ
イルａの接点ａ−１を直列に接続し、一方この接
点ａ−１を開閉するリレーコイルａに直列に接続
したトランジスタTrを備えた構成である。ここ
でトランジスタTrは、ヒータ１の温度を検出し
制御信号を送出するセンサー部（図示せず）から
の信号を得て動作するもので、オン状態ではリレ
ーコイルａが励磁して接点ａ−１を開放してヒー
タ１への通電を停止し、オフ状態では接点ａ−１
が閉成してヒータ１への通電がなされるように動
作し、ヒータ温度を設定範囲に保つように作用す
るようにしてある。
度制御装置を示したもので、ヒータ１にリレーコ
イルａの接点ａ−１を直列に接続し、一方この接
点ａ−１を開閉するリレーコイルａに直列に接続
したトランジスタTrを備えた構成である。ここ
でトランジスタTrは、ヒータ１の温度を検出し
制御信号を送出するセンサー部（図示せず）から
の信号を得て動作するもので、オン状態ではリレ
ーコイルａが励磁して接点ａ−１を開放してヒー
タ１への通電を停止し、オフ状態では接点ａ−１
が閉成してヒータ１への通電がなされるように動
作し、ヒータ温度を設定範囲に保つように作用す
るようにしてある。
［考案が解決しようとする問題点］
前記のようなヒータ１への通電をリレー接点を
介して行なう装置の場合、制御系の故障またはリ
レー接点の溶着等によりヒータ電流が接続状態と
なつてしまうことがある。この場合、異常発熱が
起り焼損事故を招き易く危険である。
介して行なう装置の場合、制御系の故障またはリ
レー接点の溶着等によりヒータ電流が接続状態と
なつてしまうことがある。この場合、異常発熱が
起り焼損事故を招き易く危険である。
この考案は上述のような制御系にリレー回路を
設けた装置のリレー接点が閉成状態になつた場合
等にも、ヒータ電流を制御できるようにした制御
装置を提供するものである。
設けた装置のリレー接点が閉成状態になつた場合
等にも、ヒータ電流を制御できるようにした制御
装置を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］
ヒータと、このヒータへの通電を制御するリレ
ー回路とを備えたヒータ制御回路において、前記
ヒータに直列に正特性サーミスタの並列回路を接
続して成りこの正特性サーミスタは対向配置しか
つモールドしたヒータ制御装置である。
ー回路とを備えたヒータ制御回路において、前記
ヒータに直列に正特性サーミスタの並列回路を接
続して成りこの正特性サーミスタは対向配置しか
つモールドしたヒータ制御装置である。
［作用］
ヒータへの通電が正常に制御されなくなり、ヒ
ータが加熱した際にも、正特性サーミスタの発熱
に伴なう抵抗値の増加によつてヒータ電流を制御
するべく作用する。
ータが加熱した際にも、正特性サーミスタの発熱
に伴なう抵抗値の増加によつてヒータ電流を制御
するべく作用する。
［実施例］
第１図において、２は正特性サーミスタであ
り、ヒータ１に近接して直列に接続され温度ヒユ
ーズ３を介してリレー接点ａ−１に接続した構成
としてある。このリレー接点ａ−１を開放してヒ
ータ１への通電を断つ動作および閉成してヒータ
への通電を行なう動作は、リレーコイルａを駆動
するトランジスタTrの動作に基づくものであつ
て先に説明した従来装置の動作と同一である。
り、ヒータ１に近接して直列に接続され温度ヒユ
ーズ３を介してリレー接点ａ−１に接続した構成
としてある。このリレー接点ａ−１を開放してヒ
ータ１への通電を断つ動作および閉成してヒータ
への通電を行なう動作は、リレーコイルａを駆動
するトランジスタTrの動作に基づくものであつ
て先に説明した従来装置の動作と同一である。
正特性サーミスタ２は第２図、第３図にその詳
細を示すように、一対の正特性サーミスタによる
素子２ａ，２ｂを並列に接続して対向させ、ケー
ス２ｃ内に収納してモールド剤２ｄを充填した構
造としてある。正特性サーミスタ２をこのように
構成することによつて、素子２ａ，２ｂ自体の発
熱がモールド剤２ｄにて効率よく放熱され、ヒー
タ１の温度とほぼ同一の温度特性とすることがで
きる。このことは、ヒータ１の温度が高くなれば
正特性サーミスタ２の温度を上昇してその抵抗値
が増加する結果、ヒータ１への電流が制限され温
度を降下させるように作用し、一方ヒータ１の温
度が低下すれば正特性サーミスタ２の温度も降下
しその抵抗値も減少するため前記とは逆にヒータ
１への電流を増加させ温度を上昇させるように作
用する。
細を示すように、一対の正特性サーミスタによる
素子２ａ，２ｂを並列に接続して対向させ、ケー
ス２ｃ内に収納してモールド剤２ｄを充填した構
造としてある。正特性サーミスタ２をこのように
構成することによつて、素子２ａ，２ｂ自体の発
熱がモールド剤２ｄにて効率よく放熱され、ヒー
タ１の温度とほぼ同一の温度特性とすることがで
きる。このことは、ヒータ１の温度が高くなれば
正特性サーミスタ２の温度を上昇してその抵抗値
が増加する結果、ヒータ１への電流が制限され温
度を降下させるように作用し、一方ヒータ１の温
度が低下すれば正特性サーミスタ２の温度も降下
しその抵抗値も減少するため前記とは逆にヒータ
１への電流を増加させ温度を上昇させるように作
用する。
第４図、第５図はヒータ１の温度（点線）と正
特性サーミスタ２の温度（実線）の特性であり、
ヒータ１に一定時間通電した場合（第４図）、ヒ
ータ１への通電を断続させた場合のいずれでもヒ
ータ温度と正特性サーミスタ２の温度とはほぼ同
一の温度特性を示している。
特性サーミスタ２の温度（実線）の特性であり、
ヒータ１に一定時間通電した場合（第４図）、ヒ
ータ１への通電を断続させた場合のいずれでもヒ
ータ温度と正特性サーミスタ２の温度とはほぼ同
一の温度特性を示している。
なお、上記の特性は、素子２ａ，２ｂを密着さ
せた場合であるが、素子２ａ，２ｂに間隙をもた
せてモールドするとこの特性を変えることができ
る。
せた場合であるが、素子２ａ，２ｂに間隙をもた
せてモールドするとこの特性を変えることができ
る。
このように、ヒータ１の通電回路にモールド剤
２ｄにてモールドした正特性サーミスタによる一
対の素子を接続したものであるから、制御系に故
障が生じ、ヒータ１が異常過熱した等の事故があ
つても、正特性サーミスタ自身の発熱によりその
抵抗値が増加する結果、ヒータ電流を制御するこ
とができる。なお、素子を一対にしたのは、電流
容量を増大させるためであり、三個でもよい。
２ｄにてモールドした正特性サーミスタによる一
対の素子を接続したものであるから、制御系に故
障が生じ、ヒータ１が異常過熱した等の事故があ
つても、正特性サーミスタ自身の発熱によりその
抵抗値が増加する結果、ヒータ電流を制御するこ
とができる。なお、素子を一対にしたのは、電流
容量を増大させるためであり、三個でもよい。
［効果］
正特性サーミスタ２は、ヒータ温度に追従した
温度特性となるので、高温時はヒータ電流を制限
し、一方低温時には電流制限作用を示さないので
ヒータの温度立上り特性に影響を与えることがな
い。また、制御系の故障でヒータが異常加熱した
際には、ヒータ電流を制限するので、焼損等の事
故を防止できる効果がある。
温度特性となるので、高温時はヒータ電流を制限
し、一方低温時には電流制限作用を示さないので
ヒータの温度立上り特性に影響を与えることがな
い。また、制御系の故障でヒータが異常加熱した
際には、ヒータ電流を制限するので、焼損等の事
故を防止できる効果がある。
第１図乃至第５図はこの考案装置の説明図で、
内第１図は回路図、第２図、第３図は正特性サー
ミスタの製造工程図、第４図、第５図はヒータ温
度に対する正特性サーミスタの温度特性図、第６
図は従来装置の回路図である。 １……ヒータ、２……正特性サーミスタ。
内第１図は回路図、第２図、第３図は正特性サー
ミスタの製造工程図、第４図、第５図はヒータ温
度に対する正特性サーミスタの温度特性図、第６
図は従来装置の回路図である。 １……ヒータ、２……正特性サーミスタ。
Claims (1)
- ヒータと、このヒータへの通電を制御するリレ
ー回路とを備えたヒータ制御回路において、前記
ヒータに直列に正特性サーミスタの並列回路を接
続して成り、この正特性サーミスタは対向配置
し、かつモールドしたヒータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985014452U JPH0355276Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985014452U JPH0355276Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61131091U JPS61131091U (ja) | 1986-08-16 |
| JPH0355276Y2 true JPH0355276Y2 (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=30499389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985014452U Expired JPH0355276Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0355276Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421632A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-19 | Nichicon Capacitor Ltd | Heat sensitives controlled heater |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1985014452U patent/JPH0355276Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421632A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-19 | Nichicon Capacitor Ltd | Heat sensitives controlled heater |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61131091U (ja) | 1986-08-16 |
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