JPS6116467Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116467Y2 JPS6116467Y2 JP13884383U JP13884383U JPS6116467Y2 JP S6116467 Y2 JPS6116467 Y2 JP S6116467Y2 JP 13884383 U JP13884383 U JP 13884383U JP 13884383 U JP13884383 U JP 13884383U JP S6116467 Y2 JPS6116467 Y2 JP S6116467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- wax
- valve
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、フアンコイルユニツト等に用いる熱
動弁に関するものである。
動弁に関するものである。
従来フアンコイルユニツトタイプの冷暖房装置
などに用いられる安価な弁としてワツクス弁があ
る。これは、原理的には熱膨張材としてのワツク
スを加熱貿張させ、その膨張度合によつて弁開度
を制御するものであり、具体的には例えば抵抗加
熱要素をワツクスに連続し、外部サーモスタツト
の作動によつて電気エネルギーを抵抗加熱要素に
加えて弁を作動する方法がある。その消勢は、弁
の最端部の移動点を感知するリミツトスイツチに
よつて行なつているが、リミツトスイツチの感知
から消勢までの間も電気エネルギーは付勢され続
けるため、ストロークが所定に達しなかつた場合
にはワツクスが過熱されて爆発・発火の危険があ
り、この危険を防ぐために高価な保護回路を設け
なければならなかつた。
などに用いられる安価な弁としてワツクス弁があ
る。これは、原理的には熱膨張材としてのワツク
スを加熱貿張させ、その膨張度合によつて弁開度
を制御するものであり、具体的には例えば抵抗加
熱要素をワツクスに連続し、外部サーモスタツト
の作動によつて電気エネルギーを抵抗加熱要素に
加えて弁を作動する方法がある。その消勢は、弁
の最端部の移動点を感知するリミツトスイツチに
よつて行なつているが、リミツトスイツチの感知
から消勢までの間も電気エネルギーは付勢され続
けるため、ストロークが所定に達しなかつた場合
にはワツクスが過熱されて爆発・発火の危険があ
り、この危険を防ぐために高価な保護回路を設け
なければならなかつた。
他の方法として、熱源として正特性サーミスタ
を用い、これをワツクスに熱伝導関係に取付け
て、ワツクスの温度上昇により正特性サーミスタ
の温度が上昇すると低抗値が増えて電流が減るた
め、結果的にワツクスが過熱されるのを防ぐよう
にしたものもある。しかし、この方法をビルの空
調に用いるフアンコイルユニツト等に用いた場
合、一斉起動時等には特に大きな突入電流が流れ
るため、時間遅れを持たせるように制御しなけれ
ばならない不都合があつた。
を用い、これをワツクスに熱伝導関係に取付け
て、ワツクスの温度上昇により正特性サーミスタ
の温度が上昇すると低抗値が増えて電流が減るた
め、結果的にワツクスが過熱されるのを防ぐよう
にしたものもある。しかし、この方法をビルの空
調に用いるフアンコイルユニツト等に用いた場
合、一斉起動時等には特に大きな突入電流が流れ
るため、時間遅れを持たせるように制御しなけれ
ばならない不都合があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、容易に安定した制御が行なえる
熱動弁を提供することにある。
で、その目的は、容易に安定した制御が行なえる
熱動弁を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
熱源としてヒータを用い温度制御用として温度上
昇に伴つてインピーダンスが増大する特性の感温
素子をヒータに接続したものである。以下、図示
する実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
熱源としてヒータを用い温度制御用として温度上
昇に伴つてインピーダンスが増大する特性の感温
素子をヒータに接続したものである。以下、図示
する実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
第１図は、本考案の一実施例を示す断面図であ
る。図において、１はシリンダ部を有する容器、
２は熱膨張材としてのワツクスエレメント、３は
ワツクスエレメント２の膨張・収縮によりシリン
ダ内を上下動するロツドで、先端に弁体４が固定
されている。５は弁体４を弾性的に支持するば
ね、６は弁座である。上記ワツクスエレメント２
には、ヒータ７が熱的に接続、すなわち熱伝導関
係に結合されており、ヒータ７の加熱によりワツ
クスエレメント２が膨張した場合、弁体４がばね
５の弾性力に抗して下方に下がり弁座６との間隙
を通して温水や冷水が矢印のように流れる。
る。図において、１はシリンダ部を有する容器、
２は熱膨張材としてのワツクスエレメント、３は
ワツクスエレメント２の膨張・収縮によりシリン
ダ内を上下動するロツドで、先端に弁体４が固定
されている。５は弁体４を弾性的に支持するば
ね、６は弁座である。上記ワツクスエレメント２
には、ヒータ７が熱的に接続、すなわち熱伝導関
係に結合されており、ヒータ７の加熱によりワツ
クスエレメント２が膨張した場合、弁体４がばね
５の弾性力に抗して下方に下がり弁座６との間隙
を通して温水や冷水が矢印のように流れる。
ここで、ヒータ７はさらに正特性サーミスタ８
が熱的に接続されると同時に、第２図に示すよう
に電源９に対しヒータ７と電気的に直列に接続さ
れている。
が熱的に接続されると同時に、第２図に示すよう
に電源９に対しヒータ７と電気的に直列に接続さ
れている。
上記構成において、周囲温度が変化し、ワツク
スエレメント２の温度が必要以上に上昇した場合
正特性サーミスタ８の抵抗が急激に増加し、ヒー
タ７への電流を絞るために、温度は必要温度まで
減少し、ほぼ一定に保たれる。これを第３図に示
す。同図において、イが温度、ロが電流を示す。
スエレメント２の温度が必要以上に上昇した場合
正特性サーミスタ８の抵抗が急激に増加し、ヒー
タ７への電流を絞るために、温度は必要温度まで
減少し、ほぼ一定に保たれる。これを第３図に示
す。同図において、イが温度、ロが電流を示す。
また、温度制御にバイメタルを用いたものなど
を異なつて機械的接点がなく、無接点制御として
連続動作するため第４図に示すように温度ばらつ
きが少なく、また接点異常に起因する異常加熱の
心配もない。
を異なつて機械的接点がなく、無接点制御として
連続動作するため第４図に示すように温度ばらつ
きが少なく、また接点異常に起因する異常加熱の
心配もない。
さらに、正特性サーミスタは、前述したように
通電開始時に大きな突入電流（3A程度）が流れ
る不都合があるが、ヒータ７を正特性サーミスタ
８に直列に接続することで、ヒータ７の分だけ部
品点数が増加することは避けられないが、この突
入電流を防止することができる。またワツクスエ
レメント２の感熱部外周にヒータ７を装着してい
ることから、ワツクスエレメント２を均一に加熱
することができ、さらにヒータ７と正特性サーミ
スタ８とで電圧分担を行なうことから耐電性の勾
上がはかれる。
通電開始時に大きな突入電流（3A程度）が流れ
る不都合があるが、ヒータ７を正特性サーミスタ
８に直列に接続することで、ヒータ７の分だけ部
品点数が増加することは避けられないが、この突
入電流を防止することができる。またワツクスエ
レメント２の感熱部外周にヒータ７を装着してい
ることから、ワツクスエレメント２を均一に加熱
することができ、さらにヒータ７と正特性サーミ
スタ８とで電圧分担を行なうことから耐電性の勾
上がはかれる。
以上、ワツクス等の熱膨張材を含む感熱要素を
加熱する熱源としてのヒータに、温度制御用とし
て正特性サーミスタを接続した場合を例に説明し
たが、温度制御用素子は正特性サーミスタ限ら
ず、温度上昇に伴つてインピーダンスが増大する
特性の他の感温素子を用いてもよいことは言うま
でもない。
加熱する熱源としてのヒータに、温度制御用とし
て正特性サーミスタを接続した場合を例に説明し
たが、温度制御用素子は正特性サーミスタ限ら
ず、温度上昇に伴つてインピーダンスが増大する
特性の他の感温素子を用いてもよいことは言うま
でもない。
以上説明したように、本発明によれば、感熱要
素に対し熱源としてのヒータと温度制御用の温度
上昇に伴つてインピーダンスが増大する感温素子
とを直列に接続して用いたことにより容易に安定
した制御が行なえる熱動弁を得ることができる。
素に対し熱源としてのヒータと温度制御用の温度
上昇に伴つてインピーダンスが増大する感温素子
とを直列に接続して用いたことにより容易に安定
した制御が行なえる熱動弁を得ることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２
図はヒータと正特性サーミスタとの接続を示す回
路図、第３図は周囲温度とヒータに流れる電流お
よびワツクスエレメントの温度との関係を示す
図、第４図はワツクスエレメント温度の制御状態
を示す図である。 １……容器、２……ワツクスエレメント（熱膨
張材）、３……ロツド（可動部材）、４……弁体、
５……ばね、６……弁座、７……ヒータ、８……
正特性サーミスタ（感温素子）、９……電源。
図はヒータと正特性サーミスタとの接続を示す回
路図、第３図は周囲温度とヒータに流れる電流お
よびワツクスエレメントの温度との関係を示す
図、第４図はワツクスエレメント温度の制御状態
を示す図である。 １……容器、２……ワツクスエレメント（熱膨
張材）、３……ロツド（可動部材）、４……弁体、
５……ばね、６……弁座、７……ヒータ、８……
正特性サーミスタ（感温素子）、９……電源。
Claims (1)
- シリンダ部を有する容器、この容器内に配置し
た熱膨張材およびこの熱膨張材の膨縮によりシリ
ンダ内を往復運動する弁体が固定された可動部材
からなる感熱要素と、この感熱要素に熱的に接続
された熱源としてのヒータと、このヒータに熱的
に接続されるとともに電気的に直列接続された温
度上昇に伴つたインピーダンスが増大する特性を
有する感温素子とを備えた熱動弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13884383U JPS6045984U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 熱動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13884383U JPS6045984U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 熱動弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045984U JPS6045984U (ja) | 1985-04-01 |
| JPS6116467Y2 true JPS6116467Y2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=30311398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13884383U Granted JPS6045984U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 熱動弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045984U (ja) |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP13884383U patent/JPS6045984U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045984U (ja) | 1985-04-01 |
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