JPH0542888A - 自動二輪車のシート構造 - Google Patents

自動二輪車のシート構造

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JPH0542888A
JPH0542888A JP3224628A JP22462891A JPH0542888A JP H0542888 A JPH0542888 A JP H0542888A JP 3224628 A JP3224628 A JP 3224628A JP 22462891 A JP22462891 A JP 22462891A JP H0542888 A JPH0542888 A JP H0542888A
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Nobuyuki Kondo
信行 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート42の下方にヘルメット収納ボックス
28を設けてなる自動二輪車に於いて、前記収納箱28
の上部にヒンジ54を介してシート42を揺動自在に取
付けるとともに収納ボックス28の外カバー24と前記
シート42の間にシートアンダーカバー43を設け、前
記ヒンジ54に前記シート42とシートアンダーカバー
43を共締めするとともに該ヒンジ54の前方に前記シ
ートアンダーカバー43を配置する。 【効果】 シートをシートポストに対して揺動自在に取
付けるヒンジの前方にシートアンダーカバーを配置する
ので、このシートアンダーカバーでヒンジを隠すことが
でき、自動二輪車の外観性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のシート構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクーター等の自動二輪車にあっては、
シートポストの上部にシートを揺動自在に取付け、この
シートの下方にヘルメット収納部を設けたものがある。
このような自動二輪車ではシートの底板にヒンジの上端
側を固定し、このヒンジの下端側をシートポスト側に枢
着してシートをシートポストに対して揺動自在に取付け
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ートは前記収納部の開口を覆うために幅が大きくなり、
これによりシートとシートポストの間には隙間が生じ、
従って上述した従来のシート構造を用いた自動二輪車で
は前記ヒンジが外部から見えてしまうので車両の外観性
を損う場合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、シートの下方にヘルメット収納箱を設けてな
る自動二輪車において、前記収納箱の上部にヒンジを介
してシートを揺動自在に取付けるとともに収納箱の外カ
バーと前記シートの間にシートアンダーカバーを設け、
前記ヒンジに前記シートとシートアンダーカバーを共締
めするとともに該ヒンジの前方に前記シートアンダーカ
バーを配置したことを特徴とする。
【0005】
【作用】シートにこれよりも幅広のシートアンダーカバ
ーを設けることによりシート幅を小さくして外観性を向
上させることができ、且つシートポストに対して揺動自
在に取付けるヒンジの前方にシートアンダーカバーを配
置するので、このシートアンダーカバーでヒンジを隠す
ことができ、自動二輪車の外観性を向上させることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基
いて説明する。図1はスクーターの側面図を示す。
【0007】図1に示すように車体前部のフロントフォ
ーク1は前輪2を支持し、低床式のフロア3の前端から
起立するハンドルポスト部4の上方にはハンドル5を配
置する。フロア3の後端からはシートポスト部7を起設
し、車体後部にはパワーユニット9を揺動自在に取付
け、このパワーユニット9と車体との間には緩衝器10
を配置する。前記ハンドルポスト部4からフロア3側へ
延出するメインパイプ12は、図2に示すようにフロア
3の下側で中央部分に配置し、該メインパイプ12には
左右に延出するサイドパイプ13,13を固設する。
又、前記フロア3上面には収納部21を設け、この収納
部21内にバッテリ22を収納する。
【0008】図2はシートポスト部7の縦断面図,図3
は図2の3−3線断面図を示す。これらの図中、24は
シートポスト部7の外カバーで、シートポスト部7内に
は前記サイドパイプ13,13が下方から斜上方に挿通
し、このサイドパイプ13,13はクロスパイプ25,
26で連結される。シートポスト部7内にはヘルメット
Hを収納する収納ボックス28を設け、この収納ボック
ス28の取付けは、図3に示すように収納ボックス28
の上端に設けた突片28aを外カバー24の上部に係合
させるとともにこの突片28aとは別にビスで収納ボッ
クス28、外ケース24を締着することで行なう。前記
収納ボックス28の前部下面には取付け部29を形成
し、この取付け部29をクロスパイプ25に固設したブ
ラケット30にビス31を介して固定する。又、収納ボ
ックス28の後部には後方へ延出する平板部32を形成
し、この平板部32はサイドパイプ13に固設したブラ
ケット34にビス35を介して固定し、又この平板部3
2中央には開口33を形成する。前記収納ボックス28
の後方には燃料タンク37を設け、この後方にはリヤカ
バー41を設ける。前記燃料タンク37は中央部外周に
設けたフランジ38をクロスパイプ26に固設したブラ
ケット39にビス40を介して固定する。尚、、図中、
68はオーナーズマニュアル等の小物で、シート後方に
収納されている。
【0009】前記収納ボックス28の上方にはシート4
2とシートアンダーカバー43を設け、シート42は底
板44とクッション部45とから成る。図4はシート4
2の一部破断側面図、図5は図4の5矢視図、即ちシー
ト42の底面図、図6はシートアンダーカバー43の側
面図、図7は図6の7矢視図、即ちシートアンダーカバ
ー43の底面図を示す。シート42の底板44の中央部
分には開口47を形成し、この開口47にはクッション
部45の一部が露出していて、ヘルメット収納時のヘル
メットの押さえとして用いられる。又、底板44の底面
側には縦横のリブ48,49を形成するとともに底板4
4の底面にはストッパラバー64、64を固設し、前記
開口47の周囲には円形のリブ50を形成する。このス
トッパラバー64は収納ボックス28と一体の平板部3
2に夫々当接する。更に底板44の前部にはヒンジ取付
部51を形成し、後部にはシートロックフック56を固
設する。その後方にはオーナーズマニュアル等を入れる
凹部70を形成する。図5に示すように前記リブ50、
ストッパラバー64、シートロックフック56及び凹部
70の外側にはシートアンダーカバー取付部42aを設
ける。一方、シートアンダーカバー43の中央と後部に
は開口52、57を形成し、開口52の周囲には上方へ
起立する円形のリブ53を形成する。又、このシートア
ンダーカバー43にはリブ61、61を形成し、このリ
ブ61、61間にシールラバー62を装着する。更にシ
ートアンダーカバー43にはシートストッパラバー64
の挿入口66、シートフック56の挿入口67、ヒンジ
取付け孔68、68を形成する。前記ストッパラバー6
4、シートロックフック56は、シートアンダーカバー
43の夫々に対応する挿入口66、67を介して下方に
露出している。
【0010】前記シート42とシートアンダーカバー4
3は夫々に形成した取付け部42a…と43a…とをビ
スで締着することで固定され、この固定状態では、図2
に示すように前記円形のリブ50とリブ53が当接して
迷路を形成し、水、ごみ等が開口52から収納ボックス
28内部に侵入するのを防止する。前記シート42の底
板44とシートアンダーカバー43の前端には図2に示
すように取付け部42b,43bを形成し、これらの取
付け部42b,43bとヒンジ54の上端54aとをビ
ス56で締着する。前記ヒンジ54の下端54bは収納
ボックス28の前部上端に形成した取付部28bに枢着
し、これによりシート42とシートアンダーカバー43
は一体となり、且つ車体側に対して揺動自在となる。前
記ヒンジ54の下部にはストッパ爪54cを形成し、こ
のストッパ爪54cが取付部28bの前面に形成したス
トッパ部28cに当接することでヒンジ54の揺動が停
止する。
【0011】前記シートアンダーカバー43の外周には
下方へ延出する外周部58を形成し、この外周部58
は、図2,図3に示すようにシート42と、シートポス
ト部7の外カバー24との間を覆い、又、外周部58と
外カバー24とはほぼ連続した面となっている。又、外
周部58の周縁部にはシールラバー60を設けこのシー
ルラバー60に収納ボックス28の上端が当接するよう
にする。一方、前記外周部58の前部58aは、図2に
示すようにヒンジ54を前方から覆う。このように本実
施例によれば外周部58の前部58aがヒンジ54を覆
うので、このヒンジ54は車体外方から見えなくなり、
車体の外観性を向上させることができる。図8は別実施
例にかかるシートを車体前方より描いた図、図9は図8
の9ー9線断面図を示し、この実施例ではヒンジ54の
下端に収納ボックス28側を指向するストッパ爪54c
を形成し、又、収納ボックス28の取付部28bの上方
にはストッパ部28cを設け、ストッパ爪54cがこの
ストッパ部28cに当ってヒンジ54が止るようになっ
ている。又、外ケース24の上端には切欠き24dを形
成し、ヒンジ54の揺動時に該ヒンジ54がこの切欠き
24d内に臨むようにしている。その他の実施例は前実
施例と同様である。かかる構造により外カバー24を取
付部28bの上方まで延出することができ、外カバー2
4の内側を外から見えなくすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シー
トにこれよりも幅広のシートアンダーカバーを設けるこ
とによりシート幅を小さくして外観性を向上させること
ができ、且つシートポストに対して揺動自在に取付ける
ヒンジの前方にシートアンダーカバーを配置するので、
このシートアンダーカバーでヒンジを隠すことができ、
自動二輪車の外観性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクーターの側面図
【図2】シートポストの縦断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】シートの一部破断側面図
【図5】図4の5矢視図
【図6】シートアンダーカバーの側面図
【図7】図6の7矢視図
【図8】別実施例にかかるシートを車体正面から描いた
図。
【図9】図8の9ー9線断面図
【符号の説明】
7…シートポスト 24…外カバー 42…シート 43…シートアンダーカバー 54…ヒンジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの下方にヘルメット収納箱を設け
    てなる自動二輪車において、前記収納箱の上部にヒンジ
    を介してシートを揺動自在に取付けるとともに収納箱の
    外カバーと前記シートの間にシートアンダーカバーを設
    け、前記ヒンジに前記シートとシートアンダーカバーを
    共締めするとともに該ヒンジの前方に前記シートアンダ
    ーカバーを配置したことを特徴とする自動二輪車のシー
    ト構造。
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