JPH107059A - 防塵プレート付きスクータ型車両 - Google Patents

防塵プレート付きスクータ型車両

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JPH107059A
JPH107059A JP8158705A JP15870596A JPH107059A JP H107059 A JPH107059 A JP H107059A JP 8158705 A JP8158705 A JP 8158705A JP 15870596 A JP15870596 A JP 15870596A JP H107059 A JPH107059 A JP H107059A
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Shigeki Yamaguchi
茂樹 山口
Takehide Ishii
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が複雑化したり、また大型化することな
く、エアクリーナやVベルト伝達機構への泥水・粉塵等
の侵入を確実に防止できる防塵プレート付きスクータ型
車両を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る防塵プレート付きスクータ
型車両は、ハンドルとシートとの間に低床な足載せ台を
有し、このシート下方にエアクリーナを備えたユニット
スイング式エンジンを車体フレームに対して揺動可能に
配設し、前記エンジンとシートとの間を車体カバーで覆
ったスクータ型車両において、前記車体カバーの前下部
にエンジン前方を覆う防塵プレートを設け、前記防塵プ
レートを可撓性材料で成形している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットスイング
式エンジンをシート下方の車体フレームに揺動可能に支
持するスクータ型車両における防塵構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両は、ハンドルを回動可能
に支持するヘッドパイプと、ヘッドパイプから一度斜め
下方に車体後方に向けて延びた後、屈曲して車両後方に
延びるダウンチューブと、先端がダウンチューブに連結
され、ダウンチューブから車体後方に略水平に延びたあ
と、車両上方に向けて立ち上がり、さらに屈曲して車両
後方に延びる左右一対の後部フレームとから成る車体フ
レームを有し、前記後部フレームの前記立上がり部分
に、上方にエアクリーナを備え、内部にVベルト伝達機
構を備えたユニットスイング式エンジンの先端を揺動可
能に支持し、このエンジン上方にシートを配置して構成
されており、シート下縁からエンジン上部にかけては車
体カバーで覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように構成さ
れたスクータ型車両は、そのシート下縁からエンジン上
部にかけてが車体カバーで覆われているので、エンジン
上部及びエアクリーナの周囲が車体カバーの内側に位置
しているが、車体カバーは下方が開放されているので、
走行中前輪が巻き上げた泥水や粉塵等が、足載せ台の下
方を通って該車体カバー内に侵入し、エアクリーナ及び
スイングユニット式エンジンのVベルト伝達機構内へ、
この泥水や粉塵等が侵入する恐れがある。これを解決す
るために、エアクリーナやVベルト伝達機構の外気吸入
口をラビリンス構造にする等して、防塵対策を施すこと
が考えられるが、この様にすると、構造の複雑化や大型
化を招く。特に該エンジンは揺動するため、大型化によ
る他部品との干渉が問題となる。また、この様にして
も、車体カバー内には、泥水や粉塵等が舞っているので
防塵効果が確実とは言えない。本発明は、上記した問題
を解決し、構造が複雑化したり、また大型化することな
く、エアクリーナやVベルト伝達機構への泥水・粉塵等
の侵入を確実に防止できる防塵プレート付きスクータ型
車両を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る防塵プレート付きスクータ型車両
は、ハンドルとシートとの間に低床な足載せ台を有し、
このシート下方にエアクリーナを備えたユニットスイン
グ式エンジンを車体フレームに対して揺動可能に配設
し、前記エンジンとシートとの間を車体カバーで覆った
スクータ型車両において、前記車体カバーの前下部にエ
ンジン前方を覆う防塵プレートを設け、前記防塵プレー
トを可撓性材料で成形したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る防塵プレート
付きスクータ型車両を添付図面に示した一実施例を参照
しながら説明する。図1は、本発明に係る車体フレーム
を採用したスクータ型自動二輪車の概略左側面図、図2
は、図1に示したスクータ型車両の車体カバーを外した
状態での概略左側面図、図3は、図1に示したスクータ
型車両の車体フレーム及び車体カバーの一部の概略上面
図を各々示している。
【0006】(車両全体の簡単な説明)図中1は、ハン
ドル3とシート5との間に低床な足載せ台7で下方が画
定された足載せ空間Sを形成したスクータ型車両を示し
ている。このスクータ型車両は、シート5にドライバー
シート部5aとタンデムシート部5bを形成し、二人乗
車が可能とされている。このスクータ型車両1は、ヘッ
ドパイプ9と、ヘッドパイプ9から下方に延びた後、車
体後方に向けて屈曲する一本の管材から成るダウンチュ
ーブ11と、先端がダウンチューブ11に連結され、車
体後方に向けて略水平にのび、途中で一度立ち上がった
後、さらに屈曲して車体後方に向けて延びる二つの管材
から成る左右一対の後部フレーム13とから成る車体フ
レーム15を有する。前記ヘッドパイプ9は、上端にハ
ンドル3が設けられた操舵軸17を回動自在に支持して
おり、操舵軸17の下端には、前輪19を回転可能に支
持する左右一対のフロントフォーク21が固定されてい
る。
【0007】(ダウンチューブと後部フレームとの取付
部分の説明)前記ダウンチューブ11は、その後端が、
左右一対の後部フレーム13を連結する前部クロスパイ
プ23に溶接等の適当な手段で固定され、また、その屈
曲している部分11a(以下、屈曲部11aと称す
る。)には、後部フレーム13を接続するための取付ブ
ラケット25が下方に延びるように取り付けられてい
る。この取付ブラケット25は、平らな板金を平面視コ
字状にプレス加工したもので、図4(a)に示すように
略三角形状の左右の側板25R,25Lとこれらの側板
25R,25Lを連結する連結板25Mから成り、その
側板25R,25Lの端縁がダウンチューブ11の屈曲
部全体に渡って固定されている。また、前記取付ブラケ
ット25の左右の側板25R,25Lには、後部フレー
ム13が貫通し得る寸法の開口27が穿設されている。
また、左方の側板25Lには、さらに後述するシートロ
ック機構41の解除ワイヤ43が通過する案内孔28も
穿設されている。前記左右一対の後部フレーム13は、
各々ダウンチューブ11の屈曲部11aを越えて車両前
方まで延びており、その前部が各々車体内側、即ち、前
記取付ブラケット25の両側板25R,25L側に向け
て屈曲され、各々対応する側板25R,25Lに穿設さ
れた開口27に挿入された後、前記取付ブラケット25
に溶接等の適当な手段で固定されている(図4(b),
(c)参照、図4(b)、(c)は各々、ダウンチュー
ブと後部フレームとの連結部分の拡大側面図及び拡大上
面図である。)。このように、ダウンチューブ11の屈
曲部11aに下方に延びる取付ブラケット25を設け、
この取付ブラケット25に後部フレーム13を連結する
ことにより、ダウンチューブ11の屈曲部11aに係る
曲げ応力を分散することができる。また、前記取付ブラ
ケット25の側板25R,25Lを図4(a)に示すよ
うに略三角形状に形成し、図4(b)に示すようにダウ
ンチューブ11の屈曲部11a全体に渡って溶接等で取
り付けることにより、取付ブラケット25自体がダウン
チューブ11aの補強部材としても作用する。さらに、
取付ブラケット25を下方に延長し、係る延長部に後部
フレーム13を取り付けているので、図1に示すように
足載せ台7を狭めることはない。
【0008】(後部フレームに関する説明)この左右の
後部フレーム13は、前記前部クロスパイプ23、中部
クロスパイプ29、及び後部クロスプレート31により
三カ所で相互に連結され、その剛性が保持されている。
尚、図2に示すように、左右の後部フレーム13は左右
対称形状ではなく、中間の立ち上がる部分では、右側の
後部フレーム13Rが左側の後部フレーム13Lより側
面視下方を通るように形成されており、これにより、こ
の中間の立ち上がる部分において、車両右前方から見た
時の左右の後部フレームの間の間隔が広くなる。この左
右一対の後部フレーム13の立ち上がっている部分に
は、ユニットスイング式エンジン35がリンク機構を介
して揺動可能に取り付けられている。このユニットスイ
ング式エンジン35は、その後部に後輪33を支持し、
また、その後端部が車体左側に設けられた後輪権が装置
37を介して後部フレーム13の後部に支持されてい
る。図15はユニットスイング式エンジン35の概略上
面図である。図面に示すように、前記ユニットスイング
式エンジン35は、エンジン35cと、このエンジン3
5cの動力を後輪33に伝達するVベルト(図示せず)
を収容した伝動ケース35dとを一体化したもので、伝
動ケース35dは、その側面全体が保護カバー35bで
覆われている。また、前記保護カバー35bは、その前
部が伝動ケース35dの前端よりさらに車両前方に突出
するように形成されており、該突出部35eから、保護
カバー35bと伝動ケース35dとの間の空間に冷却風
を取り入れ、伝動ケース35dに形成されたVベルト冷
却風吸込口35aを介してVベルト(図示せず)の冷却
が行えるようにしている。また、図面に示すように、エ
ンジン35cの排気孔に連結された排気管は車体右側に
向かって延び、その後部にマフラ装置38が連結されて
いる。伝動ケース35dの上にはエアクリーナ36が設
けられており、このエアクリーナ36はその前端に車体
斜め前方に向いた吸込口36aが設けられ、また、この
吸込口36aの車体内側を覆うように吸込口保護カバー
36bが設けられている。このエアクリーナ36に吸い
込まれた空気はキャブレタ装置35fを介してエンジン
35cの吸気口からエンジン35cに送られる。尚、図
中34は後輪33の上部を覆うリアフェンダを示してお
り、このリアフェンダ34は、伝動ケース35dとマフ
ラ装置38とで支持されている。このリアフェンダ34
の後部には車幅方向に延びる泥除けフラップ34a,3
4bが設けられており、この泥除けフラップ34a,3
4bにより後輪33に付着した泥等が、後輪33の側面
から伝動ケース35dの上部空間に侵入することが防止
できるように構成されている。
【0009】(後部フレームと収納ボックスとの関係)
後部フレーム13の前記後部クロスプレート31は、板
金を車両前面視コ字状にプレス加工したもので、図3、
図5、及び図6に示すように、左右の側板31R,31
Lと、これら側板31R,31Lを連結する支持板31
aとから成り、後部フレーム13から車体上方に立ち上
がるように、両側板31R,31Lの端部が後部フレー
ム13の上面に溶接されている(尚、図5は、後部フレ
ームにおける後部クロスプレート付近の拡大側面図、図
6は、車体カバー及びシートを外した状態での車両後部
の拡大上面図である。)。また、前記後部クロスプレー
ト31の両側板31R,31Lの前部には車両内側に向
けて折り曲げられた支持部31bが各々形成されてい
る。後部フレーム13における中部クロスパイプ29の
上部中央付近にはコ字状の板材から成る取付ブラケット
29aが溶接等の適当な手段で固定されており(図2及
び図3参照)、この取付ブラケット29a及び前記後部
クロスプレート31の支持板31a上には、収納ボック
ス39がボルト等の適当な手段で固定され、前記収納ボ
ックス39は、シート5の荷重受けとして機能してい
る。また、前記収納ボックス39は、取付時に後部クロ
スプレート31における前記左右の支持部31b上に載
る脚部39aを備え、これにより、後部クロスプレート
31の前側支持板31bでも支持されている(図3、図
5、及び図6参照)。前記収納ボックス39は図2に示
すように、上面に開口39bを有し、上方に開放された
箱形形状であり、その下部が左右一対の後部フレーム1
3間に落ち込むヘルメット等の収納部39cになってい
る。また、収納ボックス39はその開口39bの前端で
シート5の前端を回動可能に支持することで、シート5
を収納部39cの蓋部材としても機能させる。
【0010】(シートロック機構に関する説明)後部フ
レーム13における前記後部クロスプレート31の下側
には、前記シート5を、閉じた状態で施錠し得るシート
ロック機構41が設けられている。このロック機構41
は、後部クロスプレート31における後側の支持板31
aの下側に位置し、シート5を閉めた時に、後側支持板
31aに形成された開口32から挿入するシート5の裏
面に設けられたロックバー5cを前記後側支持板31a
の下側でロックするように構成されている。また、この
ロック機構41は、車体前部に設けられた解除スイッチ
の操作により解除ワイヤ43を介して解錠できるように
構成されている。前記解除スイッチはヘッドパイプ9に
固定され車体カバー(レッグシールド63)から露出し
ているメインスイッチに設けられ、不図示のキーによっ
て操作できるように構成されている。前記解除ワイヤ4
3は、ヘッドパイプ9及びダウンチューブ11の周囲を
巻回しながら車体下方に向かって延び、ダウンチューブ
11の屈曲部11aに設けられた取付ブラケット25の
左板25Lに形成された案内孔28を左板25Lの外側
から内側に向かって通過し、その後、右板25Rに貫通
連結された右側の後部フレーム13Rの前側開放端から
後部フレーム13R内に入り、後部フレーム13R内を
通って、後部フレーム13Rの後側開放端から後部フレ
ーム13Rの外に出て、前記後部クロスプレート31に
設けられたロック機構まで延びている(図2、図3及び
図6参照)。これにより、解除ワイヤ43のほとんどの
部分が後部フレーム13内を通って延びるようになるの
でワイヤ切断等の悪戯を防止できるようになり、収納部
39cに収納された荷物等の盗難防止性をさらに高める
ことができるようになる。また、後部フレーム13を管
材で構成し、さらにこの後部フレーム13をダウンチュ
ーブ11に設けられた取付ブラケット25に貫通接続し
ているので、悪戯防止のために後部フレーム13に解除
ワイヤ43(必要に応じてその他のワイヤ類)を通すに
際して、後部フレーム13に孔開け加工を施す必要がな
く、従って、後部フレームの剛性を保持したまま、容易
に、後部フレーム13をワイヤの通路として使用するこ
とが可能になっている。
【0011】(後部フレームにおける後部クロスプレー
トと他の構成部材との関係)また、図2、図5、及び図
6に示すように左右一対の後部フレーム13間における
前記収納ボックス39の後方には燃料タンク44が配置
されている。後部フレーム13における前記後部クロス
プレート31には、略U字状の保護フレーム45の両端
部が、燃料タンク45を覆うように取り付けられてお
り、これにより、燃料タンク44は、前記保護フレーム
45により後部が、また、前記後部クロスプレート31
により前方が保護されている。前記後部クロスプレート
31における保護フレーム45の取り付け面には、燃料
タンク44の合面フランジ44aが共締めされている。
さらに、図6に示すように、前記後部クロスプレート3
1における後側支持板31aの車幅方向両端部には、略
U字状のスタンディングハンドル47が取付ボルト47
aの位置で取り付けられており、このスタンディングハ
ンドル47は、その中間部分で保護フレーム45にも固
定されている。
【0012】(防塵プレートに関する説明)また、図2
に示すように、左側の後部フレーム13における立上が
り部分の略中間部分には、車体幅方向に延びるブラケッ
ト49が取り付けられており、このブラケット49に
は、可撓性の防塵プレート51が取り付けられている。
図7に、車両における防塵プレートの取り付け部分の部
分拡大図を、又、図8に前記防塵プレートの概略正面図
を各々示す。図8に示すように、防塵プレート51の上
端には、車体正面から見て右側に二本、左側に一本の取
付用帯状体51a,51b,51cが各々一体に成形さ
れており、防塵プレート51における各取付用帯状体5
1a,51b,51cの下方には各々対応する取付孔5
1d,51e,51fが穿設されている。また、各取付
用帯状体51a,51b,51cは各々先端に、前記取
付孔51d,51e,51fの直径より大きい幅の係止
部が一体に形成されている。これにより、取付ブラケッ
ト49に形成された取付孔49a,49b,49c,4
9dに各帯状体51a,51b,51cを通した後、各
帯状体51a,51b,51cの先端部を防塵プレート
51自身の取付孔51d,51e,51fに通すことで
防塵プレート51は取付ブラケット49に着脱可能に取
り付けられる。また、図1、2及び図7に示すように前
記取付ブラケット49は、左側の後部フレーム13Lか
ら一度車体後方に向かって延び、その後部が車幅方向に
屈曲され、後述するフフロアカバー65の足掛け部65
aの下方を通る。この取付ブラケット49に取り付けら
れた防塵プレート51は、ユニットスイング式エンジン
35における伝動ケース35dの前側部を覆い、伝動ケ
ース35dのVベルト冷却風吸込孔35aに冷却風を取
り込むための保護カバー35bの空気取入用突出部35
eや、エンジン35の上方に設けられたエアクリーナ3
6の吸込口36aの粉塵や跳ね水等の吸い込みを防止で
きるような形状に形成されている。防塵プレート51
は、取付ブラケット49に取り付けられた時に、好まし
くは、その復元力によりエンジン35の表面と接触する
ようにされ、これにより、エンジン35が走行中に揺動
した場合でも、エンジン35の動きに追従して常にエン
ジン35の表面と接触した状態を保ち、防塵、防水効果
をより一層高めることが可能になる。この防塵プレート
51は、可撓性部材で形成されているため、隙間の少な
い空間でも適当に変形して設けることが可能であり、ま
た、着脱も簡単であるため定期的に取り外して洗浄する
ことが可能である。また、一体に形成された帯状体51
a,51b,51cと帯状体の下方に穿設された取付孔
51d,51e,51fとでブラケットに取り付けるよ
うに構成しているので、特別な固定部材がなくても容易
に取り付けることが可能である。尚、前述したようにエ
アクリーナ36は、独自に吸入口保護カバー36bを備
えているが、この防塵プレート51を設けることによ
り、特に車両前側部からの泥はね等による泥の吸込やそ
の他の粉塵の吸込の防止効果をより一層高めることがで
きるようになる。
【0013】(車体カバーに関する説明)以上説明した
ように構成されたスクータ型車両1における車体フレー
ム15は、図1に示すようにその周囲が車体カバー60
によって覆われている。車体カバー60は、ヘッドパイ
プ9の前方を覆うフロントカバー61と、ヘッドパイプ
9の後方とダウンチューブ11の後方を覆い、足載せ空
間Sの前端を画定すると共に、その下部で足載せ台7の
一部を構成するレッグシールド63と、レッグシールド
63の下端に連なり左右一対の後部フレーム13におけ
る略水平な前側部分の上方を覆い、足載せ空間Sの下端
を画定し、前記レッグシールド63と共に足載せ台7を
構成するフロアカバー65と、フロアカバー65の両側
縁から下方に延び、フロアカバー65の下方の空間の側
部を覆う左右一対のアンダーカバー66と、フロアカバ
ー65の後端部からシート5の前部の下方を覆うように
上方に向かってシートの前部下端まで立上がり、足載せ
空間Sの後端を画定するシート前下カバー67と、シー
ト前下カバー67の後端からシート5とエンジン35と
の間の領域を覆うように車体後方に向かって延びる左右
一対のサイドカバー69等とから構成されている。
【0014】(フロントカバー及びレッグシールドに関
する説明)前記フロントカバー61は、前輪19の上方
を覆う位置まで車両前方に延び、その先端部は、車体前
方に向かって平面視先細になるように成形されており、
ヘッドパイプ9等に固定されたレッグシールド63に固
定される。このフロントカバー61の先端部には、工具
等の小物類を収納できる収納部61aが形成されてお
り、この収納部61aには、閉じた時にフロントカバー
61の表面と面一になる蓋部材61bが開閉可能に設け
られている。尚、この収納部61aは、工具等の小物類
を収納するだけでなく、フラッシャ62のバルブ交換等
にも利用できるように構成され得る(図1参照)。ま
た、レッグシールド63は、ハンドル3の下方から一度
車両斜め前方に向かって傾斜しながら下方に延び、ヘッ
ドパイプ9に対するダウンチューブ11の取付け部分に
対応する高さ付近で側面視略く字状に湾曲して斜め後方
に向かって傾斜しながらさらに下方に延び、ダウンチュ
ーブ11に取り付けられた後部フレーム用取付ブラケッ
ト25の両側を通過してフロアカバー65の前端部に至
る板材63bの中央部63aをヘッドパイプ9及びダウ
ンチューブ11の形状に合わせて凸状に後方に膨らませ
た形状に成形され、その上部がヘッドパイプ9に固定さ
れたブラケット9aにボルト64bの位置で固定され、
かつ、その下部が後部フレーム13に固定されたブラケ
ット(図示せず)に固定されており、フロントカバー6
3と最中状に組み合わされて、前記フロントカバー63
にボルト64aの位置で固定される(図9及図10
(a)参照、図9はレッグシールド63を車体後方から
見た図、図10(a)は図9におけるA−A断面図であ
る。)。図9に示すように、前記凸状に膨らんだ凸状部
63aの上部は、ヘッドパイプ9に対応してレッグシー
ルド63の略全域にわたって形成されており、また、そ
のダウンチューブ11に対応する下部は、幅広の上部か
ら下方に向けて先細になる形状に成形され、その両側部
に比較的幅広の平面部63bが形成され、この平面部6
3bは足載せ台7の一部を形成する。これにより、足載
せ空間におけるダウンチューブ11を挟んだ左右の空間
が車体前方に向かって広がり、運転者がシートに着座し
た時にダウンチューブ11を挟んだ左右の空間に足を伸
ばせるようにしている。
【0015】(フロントトランクに関する説明)このレ
ッグシールド63における凸状部63aの上部にはフロ
ントトランク70が形成されている。フロントトランク
70は、車幅方向に広い浅い凹部71と、この凹部71
の底面71aに形成された左右の収納凹部73,74と
から成る。前記左右の収納凹部73,74は、ヘッドパ
イプ9を避けるようにヘッドパイプ9の両側の位置し、
凹部71の底面71aから車両前方に向かって深く凹ん
でいる。図10(b)は、車体カバーのフロントトラン
クに対応する部分の部分断面図、図10(c)は、図1
0(b)におけるB−B断面図を各々示している。図面
に示すように、車体左側の収納凹部71には、ヘッドパ
イプ9側の側壁74aに沿ってP型ロック部材75の収
納部76が形成されている。前記P型ロック部材は車両
駐車時に車輪の回り止めをして盗難防止を図るロック部
材である。この収納部76は、P型ロック部材75のア
ーム部75aを収納するアーム収納空間76aと、アー
ム収納空間76aの前端壁76bの下方をさらに車両前
方に凹ませた、P型ロック部材75のシリンダ部75b
を収納するシリンダ収納空間76cとから成る。このロ
ック部材収納部76の前端壁76bには、ロック部材7
5のアーム部75aを把持する二つの把持爪から成るロ
ック部材把持手段77が一体に成形されている。尚、こ
のロック部材把持手段77は、必ずしも本実施例のよう
に一体成形である必要はなく、例えば、図10(d)に
示すロック部材把持手段90のように、断面C字状の変
形可能な把持部90と、径の大きい変形可能な係止部を
先端に備えた取付部90bとから成る、フロントトラン
ク70と別体に形成されたものでもよい。尚、図10
(d)中、符号91は、フロントトランクにおけるロッ
ク部材収納部の前端壁である。上記した構成により、使
用者が、P型ロック部材75を、そのシリンダ部75b
が車両前方に向くように立てた状態で、左側フロントト
ランク74のヘッドパイプ側の側壁74aに沿って挿入
すると、P型ロック部材75は、ロック部材把持手段7
7により把持されてロック部材収納部76に収納把持さ
れる。ロック部材75は、収納時にロック把持手段77
により把持されるので、ロック部材75が車両走行中に
バタツクことはない。また、ロック部材収納部76は、
レッグシールド63のヘッドパイプ9への取付部分に近
いヘッドパイプ9側の側壁74aに沿って形成されてい
るので剛性が高く、補強部材を設けたり材質を変更する
等してフロントトランクの剛性を高める必要なしに、P
型ロック部材75のような重量物を収納することが可能
である。また、このレッグシールド63における凹部7
1には、蓋部材78が開閉可能に取り付けられている。
この蓋部材78は、閉めた状態でレッグシールド63の
凸状部63aの表面と面一になって、当該凸状部63a
の一部を構成する形状に成形されており(図1参照)、
その下端が凹部71の下端に位置する左右一対の蝶番部
71bにより回動可能に支持されている。前記蓋部材7
8にはシリンダ錠80が設けられており、フロントトラ
ンク70における前記シリンダ錠80に対応する部分に
は、下方に向かって延びる係止部79と、シリンダ支持
部79aとが一体に成形されている。前記シリンダ支持
部79aは、蓋部材78を閉めたときにシリンダ錠80
の側部をガイドするように略U字状の形に形成されてい
る。これにより、蓋部材78を閉めた後、不図示のキー
操作でシリンダ錠80を回転させるとシリンダ錠80の
フックが前記係止部79に係止して蓋部材78が施錠さ
れる。また、例えば、施錠後に他人が蓋部材78を無理
矢理左右方向にずらしてシリンダ錠80のフックを係止
部79から外そうとしても、蓋部材78を閉めた状態
で、シリンダ支持部79aがシリンダ錠80の側部をガ
イドしているため蓋部材78を左右方向にずらすことが
できずシリンダ錠80のフックを係止部79aから外す
ことはできない。このようにフロントトランク70の蓋
部材78を施錠できるように構成することによって、フ
ロントトランク704内の収納物の盗難防止性を高める
ことができ、P型ロック部材75を常設することが可能
になる。尚、前記フロントトランク73,74に収納す
べきロック部材は、上記したP型ロック部材75に限定
されるものではなく、従って、ロック部材収納部76
も、例えば、多関節式のサイクルロック等、様々な種類
のロック部材に応じた形状に形成され得る。また、ロッ
ク部材把持手段77も収納するロック部材に応じた形状
に形成され得る。
【0016】(フロアカバーに関する説明)前記フロア
カバー65は、前記レッグシールド63の後端から、後
部フレーム13における前側の略水平に延びる部分の上
方に沿って車体後方に延び、その後部は、後部フレーム
13における立ち上がり部分を避けるようにU字状に切
り欠かれ、左右に分かれてさらに車両後方に延びている
(図3参照)。図11は、フロアカバー65の後部とシ
ート前下カバー67とを車両斜め前方から見た部分拡大
図を示している。図11、図1、及び図3に示すよう
に、このフロアカバー65における左右に分かれた後端
部には、各々側面視台形状に突出した足掛け部65aが
成形されている。この足掛け部65aはシート5におけ
るタンデムシート5bに着座した搭いる。この足掛け部
65aはシート5におけるタンデムシート5bに着座し
た搭乗者が足を掛けるために使用される。フロアカバー
65は、その中央部分に左右一対の後部フレーム13間
に落ち込むバッテリ収納ケース65bが一体に成形され
ており、この収納ケース65bの周囲にはカバー81を
はめ込む浅い凹部65c(以下、カバー装着部65cと
称する。)が成形されている。尚、この浅い凹部65c
には、図示していないがリード線等の策配溝が形成され
得る。前記カバー81は、後述するシート前下カバー6
7のメンテナンス用開口67aを閉鎖する上部閉鎖部8
1aと、前記収納ケース65bを閉鎖する下部閉鎖部8
1bとを一体に成形した側面視略逆L字状に成形されて
おり(図12参照、図12(a),(b)は各々カバー
81の上面図、及び側面図である。)、取り付けた状態
で、フロアカバー65及びシート前下カバー67の表面
と面一になって、それらのカバー65,67の表面の一
部を構成するような形状に成形されている(図1及び図
3参照)。また、このカバー81の裏面における収納ケ
ース65bに対応する部分には、斜め後方に向かって傾
斜された変形可能な保持用リブ81cが複数枚一体に成
形されており、カバー81を取り付けた時に、前記保持
用リブ81cがバッテリ収納ケース65bに収納された
バッテリ82の上面に押し当てられて変形し、その復元
力によってバッテリの収納物を収納ケース65b内に固
定できるように構成されている(図13参照、図13
(a),(b)は、各々カバーを取り付ける前の状態、
及びカバーを取り付けた後の状態を示すカバー及びロア
ケースの概念図である。)。この保持用リブ81cは変
形し易いように斜めに傾斜して成形されるのが好ましい
が、必ずしも本実施例のように斜め後方に傾斜させる必
要はなく、斜め側方又は斜め前方に傾斜させてもよい。
また、保持用リブ81cは、例えば、弾性部材等の他の
保持手段に変更することも可能である。本実施例のよう
に保持用リブ81cが斜め後方に傾斜するような形状で
あると、成形時に図12(b)の矢印A方向に型抜きが
できるので、二つの型で成形することが可能になり、製
造上好ましい。
【0017】(足置き面と足置きマットに関する説明)
上記したように構成されたレッグシールド63における
平面部63bと、フロアカバー65には、その上面に各
々、足置きマット8を装着するための浅い凹部63c及
び65dが成形されており、一枚の足置きマット8が係
るマット装着用凹部63c,65dに装着される。この
足置きマット8は、足置き台7上の足置き面全体を覆っ
ている。
【0018】(シート前下カバーのメンテナンス用開口
に関する説明)図11に示すように、シート前下カバー
67の中央部に形成されたメンテナンス用開口67a
は、エンジンヘッドより広く形成され、カバー81を外
すだけで、プラグ交換等のメンテナンス作業を容易に行
えるようにしている。また、前記したように左右一対の
後部フレーム13は、その右側の後部フレーム13Rの
中間の立ち上がり部分が左側の後部フレーム13Lの中
間の立上がり部分より側面視後方を通るように構成され
ているので、メンテナンス時に後部フレーム13が邪魔
になることがなく、メンテナンス作業が非常に行い易
い。
【0019】(シート前下カバーの空気取入面に関する
説明)また、シート前下カバー67は、図11に示すよ
うに、シート5の前部の下方を覆うように略U字状に湾
曲されており、その両側部は、一度車幅方向に向けて屈
曲され、さらにその後、再度車両後方に向けて屈曲さ
れ、車両前方を向く面67b(以下、この面を空気取入
面67bと称する。)を形成している。図14は、シー
ト前下カバーの側面図を示している。この空気取入面6
7bは、フロアカバー65の左右の後端部に設けられた
足掛け部65a(即ち、足置き面)に繋がり、そこから
フロアカバー65の形状に沿って一度斜め上方に向けて
後方に延び、その後斜め上方に車両前方に向かって延び
るように鋭角に湾曲してシート5の下端に至るような形
状に成形されている。また、この左右の空気取入面67
bにおける前記斜め上方に車両前方に向かって延びる部
分には、各々二つの空気取入孔83及び85が穿設され
ている。前記左右の空気取入面67bは左右の後部フレ
ーム13の外側に位置し、かつ空気取入面67bに穿設
された空気取入孔83及び85は、エンジン35及びエ
アクリーナ36より上方に位置する(図1参照)。これ
により、車両走行中に前記空気取入孔83及び85か
ら、リアカバー69で囲まれた空間内に取り入れられる
走行風は、前記収納ボックス39における左右の後部フ
レーム13間に落ち込む収納部39bとリアカバー69
との間を通過して後方に流れて、エンジン35によって
暖められた空気を車両方向に逃がすように作用する。ま
た、前記空気取入孔83及び85は、各々エアクリーナ
36より上方に位置しているので、これら空気取入孔8
3及び85から取り入れた走行風がエアクリーナ36の
吸入口36aに悪影響を及ぼすことはない。上記シート
前下カバー67は、その両側部を段付き形状にして車両
前方を向く空気取入面67bを形成し、この空気取入面
67bが、カバー組立時に足置き面に繋がるようにして
いるので、足置き空間Sを、シート前下カバー67の中
央を挟んで左右後方に広くとれる。
【0020】(車体カバーの材質に関する説明)以上説
明したように構成した車体カバー60は、好ましくはフ
ロントカバー61、レッグシールド63、及びリアカバ
ー69が塗装カバーで構成され、また、フロアカバー6
5及びシート前下カバー67が着色樹脂で構成され得
る。このようにフロアカバー65及びシート前下カバー
67を着色樹脂で構成すると、シート前下カバー67の
両側部の空気取入面67bが足置き面からシート5の下
端まで延びているので、運転者や搭乗者の足によって傷
つきやすい足置き空間Sの後方全体を傷つきにくい着色
樹脂によって覆えるようになり(図1参照)、使用時の
車体の傷つきが少なくなる。
【0021】(実施例効果)以上説明した本実施例によ
れば、防塵プレート51の上端に、右側に二本、左側に
一本の取付用帯状体51a,51b,51cを各々一体
に成形し、かつ各取付用帯状体51a,51b,51c
の下方には各々対応する取付孔51d,51e,51f
が穿設して、取付ブラケット49に形成された取付孔4
9a,49b,49c,49dに各帯状体51a,51
b,51cを通した後、各帯状体51,51b,51c
の先端部を防塵プレート51自身の取付孔51d,51
e,51fに通すことで防塵プレート51を取り付けら
れるように構成しているので、取付が容易で、また、既
存の車両にも容易に取り付けることができるという効果
を奏する。また、本実施例では、防塵プレート51を、
可撓性部材で形成されているため、隙間の少ない空間で
も適当に変形して設けることが可能であり、また、着脱
も簡単であるため定期的に取り外して洗浄することが可
能である。さらに、本実施例では、エンジン35及びエ
アクリーナ36は各々独自に吸込口保護カバー35b,
36bを備えているが、防塵プレート51により泥はね
等による泥の吸込やその他の粉塵の吸込の防止効果をよ
り一層高めることができるようになる。
【0022】(その他の適用)本実施例では、防塵プレ
ート51に帯状部材を一体に設け、かつ帯状部材の下方
に帯状部材を通す取付孔を形成しているが、防塵プレー
トの構造は本実施例に限定されることなく、任意の形状
でよいことはもちろんである。さらに、本実施例では、
後部フレームの立上がり部分に車幅方向に延びる取付ブ
ラケットを設け、この取付ブラケットに防塵プレートを
取り付けるように構成されているが、防塵ブラケットを
取り付ける部分は取付ブラケットに限定されるものでは
なく、取り付けた状態でエンジン前部下方を覆うことの
できる部分であれば任意の位置に取り付けることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように構成された本発明に
係る防塵プレート付きスクータ型車両によれば、ハンド
ルとシートとの間に低床な足載せ台を有し、このシート
下方にエアクリーナを備えたユニットスイング式エンジ
ンを車体フレームに対して揺動可能に配設し、前記エン
ジンとシートとの間を車体カバーで覆ったスクータ型車
両において、前記車体カバーの前下部にエンジン前方を
覆う防塵プレートを設け、前記防塵プレートを可撓性材
料で成形しているので、車体カバー内への泥・水・粉塵
等の侵入そのものを阻止でき、エアクリーナやVベルト
伝達機構への侵入を確実に防止することができるという
効果を奏する。また、前記防塵プレートを可撓性材料で
構成しているので他の構成部品との干渉を問題とせず
に、最適な位置に防塵プレートを設けることが可能にな
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車体フレームを採用したスクー
タ型自動二輪車の概略左側面図である。
【図2】 図1に示したスクータ型車両の車体カバーを
外した状態での概略左側面図である。
【図3】 図1に示したスクータ型車両の車体フレーム
及び車体カバーの一部の概略上面図である。
【図4】 (a)は取付ブラケットの概略斜視図、
(b)はダウンチューブと後部フレームとの連結部分の
拡大側面図、(c)はダウンチューブと後部フレームと
の連結部分の拡大上面図である。
【図5】 後部フレームにおける後部クロスプレート付
近の拡大側面図である。
【図6】 車体カバー及びシートを外した状態での車両
後部の拡大上面図である。
【図7】 車両における防塵プレートの取り付け部分の
部分拡大図である。
【図8】 防塵プレートの概略正面図。
【図9】 レッグシールドを車両後方から見た図であ
る。
【図10】 (a)は図9におけるA−A断面図、
(b)は車体カバーのフロントトランクに対応する部分
の部分断面図、及び(c)は、図10(b)におけるB
−B断面図である。
【図11】 フロアカバー65の後部とシート前下カバ
ー67とを車両斜め前方から見た部分拡大図である。
【図12】 (a),(b)はカバー81の上面図、及
び側面図である。
【図13】 (a),(b)はカバーを取り付ける前の
状態、及びカバーを取り付けた後の状態を示すカバー及
びロアケースの概念図である。
【図14】 シート前下カバーの側面図である。
【図15】 ユニットスイング式エンジン35の概略上
面図
【符号の説明】
1 スクータ型車両 3 ハンドル 5 シート 5a ドライバーシート部 5b タンデムシート部 7 足載せ台 8 足置きマット 9 ヘッドパイプ 9a ブラケット(レッグシールド取付用) 11 ダウンチューブ 11a 屈曲部 11b 支持フランジ 13 後部フレーム 15 車体フレーム 17 操舵軸 19 前輪 21 フロントフォーク 23 前部クロスパイプ 25 取付ブラケット 25R 側板(右) 25L 側板(左) 25M 連結板 27 連結用開口 28 案内孔 29 中部クロスパイプ 29a ブラケット(シート受け部材支持用) 31 後部クロスプレート 31R 側板(右) 31L 側板(左) 31a 後側の支持板 31b 前側の支持板 32 開口 33 後輪 34 リアフェンダ 34a 泥除けフラップ 34b 泥除けフラップ 35 スイングユニットエンジン 35a Vベルト冷却風吸込口 35b 保護カバー 35c エンジン 35d 伝動ケース 35e 空気取入用突出部 35f キャブレタ装置 36 エアクリーナ 36a 吸込口 36b 吸込口保護カバー 37 後輪懸架装置 38 マフラ装置 39 収納ボックス 39a 脚部 39b シート受け部 39c 収納部 41 ロック機構 43 解除ワイヤ 44 燃料タンク 45 保護フレーム 46 ナンバープレート取付用の支持プレート 47 スタンディングハンドル 47a 取付ボルト 49 ブラケット(防塵プレート取付用) 51 防塵プレート 60 車体カバー 61 フロントカバー 61a 収納部 61b 蓋部材 62 フラッシャ 63 レッグシールド 63a 凸状部 63b 平面部 63c マット装着用凹部 64a 取付ボルト(前側レッグシール) 64b 取付ボルト(ヘッドパイプのブラケット) 65 フロアカバー 65a 足掛け部 65b バッテリ収納ケース 65c カバー装着部 65d マット装着用凹部 66 アンダーカバー 67 シート前下カバー 67a メンテナンス用開口 67b 空気取入面 69 サイドカバー 70 フロントトランク 71 凹部 71a 底面 71b 蝶番部 73 収納凹部(右側) 74 収納凹部(左側) 74a ヘッドパイプ側の側壁 75 P型ロック部材 75a アーム部 75b シリンダ部 76 ロック部材収納部 76a アーム収納空間 76b 前端壁 76c シリンダ収納空間 76d 取付孔 77 ロック部材把持手段 78 蓋部材 79 係止部 79a シリンダ支持部 80 シリンダ錠 81 逆L時状のカバー 81a 上部閉鎖部 81b 下部閉鎖部 81c 保持用リブ 82 バッテリ 83 空気取入孔 85 空気取入孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとシートとの間に低床な足載せ
    台を有し、 このシート下方にエアクリーナを備えたユニットスイン
    グ式エンジンを車体フレームに対して揺動可能に配設
    し、 前記エンジンとシートとの間を車体カバーで覆ったスク
    ータ型車両において、 前記車体カバーの前下部にエンジン前方を覆う防塵プレ
    ートを設け、 前記防塵プレートを可撓性材料で成形したことを特徴と
    する防塵プレート付きスクータ型車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011051484A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の吸気構造

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